La douce vie

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フィギュアスケート女子:ショートP 荒川3位・村主4位!

2006-02-22 | figure skathing、ice show
今朝、起きましたよ~、フィギュア女子のショートプログラム。ちょうど、安藤選手の最初のジャンプの直後から見始めました。
最初のジャンプは失敗したものの、その後、のびのびとオリンピックで演じる喜びを前進で現したような躍動感あふれる演技でした。今シーズンはどんどん調子を落としていった安藤選手でしたが、今日は久々によい演技だったと思います。

村主選手は素晴らしい表現力で観客を惹きつけていましたね。正直、全日本選手権で力を出し尽くしてしまったのではないかと心配していたのですが、素晴らしい集中力でパーフェクトな演技でした。

そして私にとっての銀盤の女王荒川選手。素晴らしいイタリアン・レッドの衣装で登場しましたね。スタイルがいい彼女にはとても映えて見えるデザインです。(今回は日本人の方がスタイルがいいぞ!)
最初のジャンプこそ3回転2回転にとどまったものの、あとは完璧、ただジャンプをするだけでなく、ただ難易度の高いスピンをするだけでなく、ただ難易度の高いスパイラルの秒数を守るだけでなく、そこに優美さが存在します。満面の笑みが咲き誇りました。そして洗練された演技でパーソナルベストを大きく更新。

私は年末の全日本選手権を見た時に、日本代表はこれほどの緊迫感がある熱戦を演じぬいたなら、世界でも演じきれる、と確信しました。
荒川選手は「鳥肌の立つ演技、点数にならなくてもイナバウアーを入れたい」と点数をとるためだけでなく、フィギュアの美を目標にしました。村主選手は「情熱を表現したら幸せ」と演技力に魂を込めることを誓い、安藤選手は「成功しても失敗しても4回転を跳ぶ」と約束しました。
彼女達はオリンピックに出場するだけではなく、彼女達それぞれ自分自身のアイデンティティを明確に定め、このオリンピックのリンクに立ちました。

そしてむかえうつスルツカヤ選手はのびのびとスピーディーで躍動感あふれるミスのない完璧な演技で、コーエン選手は柔軟さを生かしたスケーティングで観客を魅了しました。正直、素人の私には60点以上の選手達の差はどこでつくのかよく分かりません。しかし、オリンピックの舞台でこれだけの選手が素晴らしい演技をしてくれたことを喜びに感じます。

そんな彼女達のショートプログラムに惜しみない拍手を贈りたいし、フリーに向けて大きな声で声援をおくりたいです。