ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第624号 「ようこそ函館へ」観光案内所のスタッフとして(前編)

2011年05月01日 | ボランティア

市役所観光振興課では、例年、大型連休中に国指定特別史跡・
五稜郭跡に移動観光案内所を設け、観光に訪れたお客様に
ご案内やパンフレットの提供
などを行い、「おもてなしの町函館」
を目指している。
今年はそこのスタッフとして2日間、お手伝いをさせてもらう
ことになった。嬉しいことである。

スタッフへの呼びかけは同課が行った。
これは昨年夏期に、全15回にわたって開講された
「まちあるきガイド入門セミナー」の受講生を対象としたもの。
エントリー者が多くて、日程調整するほどの人気ぶり。
「講座で得た知識を活かし、おもてなしをしたい」と、
私同様の考えを持たれた方が多かったからだと思う。

29日がオープン初日。
9時半に五稜郭タワーに集合したスタッフは、
市職員1名、セミナー講師1名、受講生3人の計5名。
雨の心配はあったものの、一の橋手前広場の片隅に
大型テントを設営し、約30種類の観光パンフレットを並べ
10時に開所となった。

 

当日はテレビ取材1社。新聞取材1社があった。

 

開所当初は人出が少なく心配していたが、次第に家族連れが
多くなって呼び込み、説明にも熱が入ってきた。
郭内であれば積極的に同行しご案内。
パンフには記載されていない秘話などもご披露したら、
絆が深まった。

パンフの高人気は、①市内全域のマップ ②西部地区の
教会群周辺マップ ③五稜郭周辺マップ ④クーポン券つきの
食ガイドパンフなど。
意外だったのは、「四稜郭」人気。
「行ってみたい。どうすれば?」のご夫婦連れが
数組訪れてくださった。
時間のことを考慮すれば、タクシーが妥当。なのだが・・・。

四稜郭は五稜郭の北、直線距離3㎞の丘陵地にある。
明治2年、榎本軍によって急造されたもので、その目的は
①箱館東照宮 ②五稜郭 を守備することにあった。
蝶が羽を広げたような形をしており、水堀はなく、
土塁のみで広さ約21,000㎡(五稜郭の8%)。

パンフの一部が底をついた三時に閉所。
冷たい強風が吹き、立ちっ放しではあったが、
全国各地からの
様々なお客様をお迎えし、楽しい会話に花が咲き、とても
充実した日であった。
桜の満開には数日早く、お客様はさぞかし残念だった
ことだろう。

次回のお手伝い日は5日。
晴れの暖かい日になって、桜が満開となるように祈るばかり。
お客様の笑顔に接し、楽しい会話ができるのがとても楽しみである。

「ようこそ函館へ!お待ちしております」。

 

                 






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