出発日の早朝、旅行先の関東、甲信越地区の天気予報を入念にチェック。
太平洋側には台風2号が接近中、日本海側には大陸から寒波を伴った低気圧が次から次と接近中とあってお先真っ暗となった。
しかし、「二人の好天の女神」が同伴、奇跡を信じ旅立った。
結果的には、女神のねばり勝ち。
ホテル滞在中、バスでの移動中、お土産店での買い物中は降雨、しかし、下車観光地では雨具の世話にならなかった。
でも、寒かった。寒さの本場から出かけたのに・・・。
草津温泉ホテルを出たバスは、間もなく「みぞれ」の洗礼を受けたのには「びっくらこいたー」。
ここは、標高が約1,100メートルと高いという。「なるほど」と思った。
今回の旅行主催者は、先月のハウステンボスも企画した札幌の「普門エンタープライズ」。旅のタイトルは「さわやか長瀞舟下りと草津・鬼怒川二大名湯紀行」。
函館からは我々4名、新千歳からは26名、計30名の参加であった。
羽田空港で合流、目的地へバスで移動を始めた。
初日の13日の見学地は、「長瀞の舟下り」と草津温泉の「湯畑」と「湯もみショー」。
長瀞渓谷(ながとろけいこく)
埼玉県北部の長瀞町にある渓谷で、距離は約6km。
国道140号線沿いに流れる。
東京の隅田川、荒川の上流にあたるとは・・・。あまりにも清流だ。
1876(明治11)年、地質学者・ナウマン博士によって発見され、「日本地質
学発祥の地碑」がある
(写真をクリックすると拡大できます。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/dd/f5c2a0eb54befc122962f6698e0c62b4.jpg)
船頭さんは前と後ろに2名。
船尾の方が冗談を言っては笑わせる。水しぶきをかぶったのは1箇所だけで、その時はビニールで身を守る。あっという間に20分の舟下りは終わった。
このライン下りは、秩父鉄道が経営していたとは知らなかった。
ここを出て、くねくね道を辿って着いたのが草津温泉。
群馬県吾妻郡草津町の人口は僅か8,000人ほど。
ここに年間280万人の浴客が集まるというからすごい集客力だ。
江戸時代の温泉番付では、当時の最高位であった東大関にランクされていた。
その人気をそのまま引き継いでいるよう。
泉質は、酸性泉、硫黄泉でかなり強い。
長時間の入浴は粘膜に悪く、また宝石などにもくもりの変化が見られるとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3c/3d2ff0a998972a57af7c3e8054c540fe.jpg)
もうもうと湯煙を上げるのは「湯畑」。
数本の木製樋から濁った温泉が流れ落ちる。
この湯畑を取り囲むように200本ほどの石柱の柵があり、石柱にはここを訪れた芸能人、スポーツ選手、政治家、作家などの名が刻まれていて興味深い。
町内のあちこちの旅館やホテルで行われていると思っていた「湯もみ」は、現在では湯畑そばの「草津温泉観光協会会館」の常設ステージでのみ行われている。
520円を払って入場。30分のショーが始まった。
「くさつよいとーこ♪ いちどはおいでー♪ ドッコイショー♪ おゆのなかにーもー こーりゃ♪ はながさくよ♪ チョイナーチョイナー」の曲に合わせて10人の若い昔の美女たちが湯もみを。
そのあと、見学者からの参加を募ったので手を上げ、湯をかました。
賞状と賞品をもらい感激。
ホテルでの夕食は和食膳。食べきれない量にギブアップ。
満足な一日だった。(旅レポは続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e6/a58867ae41e260425bc4e7e4a8662aa9.jpg)