梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

景気浮揚策などわかるはずも無い

2011-11-26 15:37:13 | 雑記
政府が景気浮揚作を発表した、新築建設に向こう3年間の減税だそうだ、
今、家を買える世帯は持ち家でない世帯の10%にも満たないだろう、その前は車減税である、
やはり車を新たに買える世帯は持たない世帯の数%だろう、精々買換え需要だ、
チデジ化の時の補助金も有ったが安いと言われても変えない世帯がかなりの世帯数になる、
この減税も補助金も出何処は全て税金だ、本当に困っている家庭は住む家もない、都内は1畳1万が平均家賃である、この景気浮揚策と言うのは一体誰を見ていっているのか、世帯数の7割が年収300万以下であり更にその内2割が150万以下の貧困層だ、
生活保護家庭が100万所帯になる、失業率が5%に近くなっている、一方でギャンブルで100億以上の金を使っても生活に支障の無い者も居る、高額資産者世界番付に名をつなれる層が居る
この層の人間には今回の減税措置は恐らく何の意味も無いだろう、
来年1年で新築を購入出来る者だけが受ける恩恵でどれだけの経済効果が有ると思っているのだろうか、
消費税を上げずにこの国家経済を乗り切るのは難しいのは充分解る、今回の減税財源の規模は消費税率で見れば予想誤差範囲にもなるまい、だとしたら「此れで経済の活性化」など期待できるわけも無い、
昭和20年代から50年代までは希望を持って働く事が出来た、頑張れば良くなると言う希望を与えなければ少子化も仕事意欲もさがり経済活動は停滞し税収は更に落ちる、
死なないだけの長命は長寿とは言わない、年金も健康保険も当てにならなければ長命は煉獄である、政治を司る人達は「貧しい、ひもじい」と言う事を痛みとして感じて欲しい物だ

本日散歩でこんな看板を見つけた、今風の若者向け「タトゥー」という奴か、体に針を刺すのは医師法に触れないんだろうか