梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

最近はすっかり旅に行けない、10年も前になるか伊賀上野から伊勢、熊野、那智と廻った

2011-11-08 17:34:35 | 雑記
最近はすっかり旅に行けない、10年も前になるか伊賀上野から伊勢、熊野、那智と廻った

最初の一枚は紛れ込んだ岐阜城の天守閣からの景色で長良川か揖斐川、
伊賀上野は人があまり居ない観光地だったがその分雰囲気のいい城になっている、松尾芭蕉の生地なので記念の建物がある、
あくる日熊野に寄って見たが奥の宮には行かず那智に向った、滝壺近くの車庫に止めてだらだらと坂を上り本宮まであがるが途中に土産屋と休憩所があって此れが楽しみ、恒例の珈琲カップを1つづつ買う、女房は熊野灘と言う群青色の浅いカップ、自分は那智黒と書かれた濃い海老茶と黒の流れ模様の厚手のものを買った、
上から見る那智の滝は手前にある赤い三重塔と見事にマッチしていてどうとっても「絵葉書」になってしまうのが残念だ、
紀伊半島はまだまだ見ていない所が多い、司馬遼太郎氏の「街道を行く」を読んで奈良から吉野を抜けて十津川沿いに紀ノ川に出る道も走ってみたいと思っていたが今度の災害でかなり被害が出ている様だ、
最近電子ブックの「青空文庫」と言う無料文庫で前から気になっていた「大菩薩峠」を読んでいたら机龍之介がこの街道で視力を無くしたと言う場面があったが丁度司馬遼太郎氏の街道を行くの道筋だった、十津川郷士と言うのは壬申の乱の頃から「天皇に直接使えていると言う意識があった」と言う話が司馬氏の筆に遭うとモノクロの映画のように浮かんで来る、一度この道を走ってみたいとまだ思っている、一方で最近テレビで見た日本一区間の長い乗り合いバスと言う奴もやって見たい気もしている