梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

増税は本当に不足した時にある所から集めるべきだ

2011-10-17 10:15:09 | 雑記
政治家と言う人達は基本的に政治と言う物の目的をどう考えているのだろうか?
政治と言うものは何を最終目的として、どう言う理念で携わっているのだろうか、野田総理は毎日駅前に立ち立ち止まる人々が殆ど居なくても自分の思いを呼びかけたと言う、
菅総理も市川房江氏に傾倒し理想に燃える若い時期を過ごしていた筈だが最終時には余りに情けない終幕で終えてしまった、
恐らくは御両者とも始めは高い理想に燃えていたのだろうと思うが実際の運営になると多くの意見の相違を纏める事に翻弄され徐々にその理想から離れてしまったのだろう、
政治家全員に「政治とは何か、」を400字程度に纏めて貰ったらどんな回答が出るのだろうか、
省庁と言う組織は本来事務方である、政治をスムーズに進める為には政党が変っても実行に延滞が起こらないように国政を運営する為のプロ集団である、
政府の策定した政策をその政策方針に従って進めるのが職務である、しかし「政策のプロ集団」と言う事は「政策施行」が彼らの最終目的であり政策その物、政治の目指す理想とは関係が無い
彼らを見ているとそう思える、
政治の最終目的は国家の安定熟成だと思う、其れは国民の為に如何に政策を施行するかと言うところに有るが官僚にとっては政策を進める事が最終目的であって国民の為である事とは関係ない、だからこそ「庶民感覚」と言う様な言動が官僚自ら発せられる。
政治家は事務方が居なければ多様な政策は運営出来ない、其れを良い事に新しい大臣が来ると我が意に沿わないと真剣に尽力する事をしないと言う。
会社で社長が交代したら専務から部長クラスが社長の足を引っ張ると言う事は会社の信用を落とす、会社の信用を下げれば重役連の将来も無い筈だがそんな事は全く関係無さそうだ
一億三千万の社員が路頭に迷っても多くの報酬を蓄えた彼らは何とも思わないのだろう、しかし幾ら高級官僚でも日本が破綻に向えば他の国が雇ってくれる事は絶対にありえない事を自覚するべきだろう。