梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

愚かしい大阪の橋桁反対、

2011-10-07 09:17:56 | 雑記
福島で製作された橋桁の使用を住民の反対で頓挫していると言う記事を見ました、
厳重に精査しても1マイクロの放射線も出て居ないと言う科学的証明が有っても唯「福島で製作されたから不安」と言うのはあまりに愚かしい事で此れによる被害は天災以上だと言えます
根本には「国と電力の言う事は全く信じられない」と言う土壌が出来上がってしまった事にあるのですが、この様な風潮が続けば唯でさえ疲弊している東北地方の経済に大きな打撃を与えてしまいます。
しかもこれは明らかに天災ではなく人災であり「風評被害」などと言うレベルではありません
全国で東北に援助をと言う寄付金は集まっていて世界各国からも支援の手は差し伸べられていますが本当に被災地が望んでいるのは援助金ではなく元通りに産業が復活し、今まで通りの生活を送ることでしょう、その為には安全な住環境も当然ながら経済活動が重要です、
一刻も早く一次・二次産業の復活を願っている被災地がやっと少しづつ活動を始めたと言うのに根拠の無い感情で阻害する事は絶対にしてはならないでしょう、
国が信用できないなら第三者機関でも良いから放射能と言う概念的な言葉ではなく「放射性物質と放射線被害」と言う事を解りやすく国民に説明し、今、「何が駄目で何が大丈夫か」を早急に人々に納得させて被災地域の産業を一刻も早く元に戻す事に尽力しなければならないでしょう
問題になっているのはやはり国と電力が今までその被害見積を隠し、危険の含まれる事を広報する事まで制限し、事故になってもやはり隠蔽を繰り返し其れが結果的に被害を拡大したと言うことが今になって次々と出て来る所に有ります
今更国が何を言っても信じられない上にマスコミも全く政府の御用報道となっていた事、
学会すら原子力に異論を唱える学者を「異端学者」の様な扱いで冷笑して来たようで、「産官学」が結託して居たとしか思えない状況だった事が国民の不安を増幅し科学的な根拠を出しても又嘘を言っているとしか受け取られない所にこの風評と言う物を解消する事の難しさがあります、しかし今は日本の面積の1/4が被災地となっている事を認識し、納得行くまで追及するとしても「被災地はもう大丈夫なんだ」と言う事を確認する為に行動して欲しいと切に願うものです。