退屈について

2010-02-12 12:07:05 | Weblog
去る冬に
次の時代の
足音を
近く遠くに
耳そばだてて

今朝方雪が降っていました。
空を見上げると粒がヒゲに当たって跳ねるのが面白かったり。

日本のサービス水準は高い。
高い状態にある理由はいろいろあるわけだが、その一つとして
一人の従業員が多数の業務経験を持つ、ということが挙げられる。
簡単に言うと配置換えがあるわけだ。
全体を知り、その中で技術を伸ばすと優秀な職人になると。
ただしこの方式にはデメリットもあって、仕事に慣れるということが全体で減ることや
不慣れな人が各所に存在することから権限分担の明確さが減ることなどがあるらしい。
日本のホワイトカラーが先進国水準と比較して極端に非効率的なのは有名な話。
理由はそれだけではないだろうけど。

欧米は違うらしい。
やるべき事だけをやり、それ以外はしない。
その結果としてバカンスが必要になるのだとか。
一部分しか知らない、やらないというのは退屈だから。

日本のやり方でも時間が経てば飽きるわな。
でも長期休暇の習慣は出現しなかった。
どうなっているかというとこの国、季節の変化が激しい。
誇張して書くと月ごとに別の気候になる。
言ってみれば旅行先の方から日本にやってくるわけだ。
極端な例が桜の季節だがクリスマスには西洋のようになり、お盆の頃には昭和時代、
正月には江戸時代になる、それが日本の例年行事。

それでも人は退屈するわけだ。
多くを学び多くを任される人になるなら仕事も面白いだろうけれども
大半の人は志を持たず学ばず、結果としてさほど任されない立場に収まる。
そういった人の退屈がどこに向かうと見るか。
酒だったり賭博だったり、「政府が悪い」式のグチをまき散らすことだったり。

人は刺激を求めて良識を手放すらしい。
退屈という状態は、厄介だ。

漁船銃撃はロシアの法とのこと。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100211/erp1002112230002-n1.htm
この件に関する日本のネットの反応がおもしろい。
まあ北方領土が国境未確定地域なのは事実としてもロシア側はロシアとしての
遵法行動を取っているのだから非人道的という抗議はおかしい、との声が大多数。

注目する所は紛争地での紛争相手国国民への武器使用殺傷を明言した点か。
日本側の正しい対応は北方領土に自衛隊を送り込むなりして
そこにいるロシア人を全員拘束、抵抗するなら射殺することなわけです。
それをすることを想定している日本人は今のところいたとしても極少数のようですが。

昨日がイランの革命記念日だったとか。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100211-OYT1T00976.htm

さて問題です。
昨年夏、日本の国政選挙で民主党が勝利し与党となったわけですが
この時マスコミ業界人が推奨したのが「自民党にお灸を据える」行動。
彼らがそれを推奨した理由の裏に、自民党の政策と民主党の政策があった
とネットで囁かれています。
それらを挙げなさい。
コメント
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