古ぼけた
慣れを引きずり
革新を
拒み先無し
受けて先無し
無年金の高齢者が問題だとか。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090729-OYT1T00815.htm
日本の公的年金制度は「糞」の一言に尽きる。
老害の、老害による、老害のための税金。
一度ご破算にして生活保護制度と一本化するべきでは。
北海道旧土人保護法というのはアメリカのドーズ法というのと似ているそうな?
ドーズ法はネイティブアメリカンを法的に合衆国国民とすること、
財産を個人所有する習慣を持たないネイティブアメリカンに対し
財産配分を行うことで市民化すること、ネイティブアメリカンの土地を
売買などによって移民開拓者らに利用可能とすることを目的としていたとか。
ドーズ法が1887年、北海道旧土人保護法が1899年、ミリアム報告が1928年だそうな。
時期的に考えるとドーズ法のコピーなんだろう。
マルキシズムやフェミニズムの興亡を見るに1899年あたりはドーズ法を
人道的に正しい法律として紹介する人も多くいたのではと推測、
もっともそれ以前の政策の結果から土地割り当ては人道的観点から見て
失敗に終わるだろうことは判っていたらしいが。
日本政府は北海道の農業化がある程度失敗を繰り返すだろうこと、
アイヌの側がより大きく失敗するだろう事を予測していただろうと。
名目上の人道と形式的な平等があれば悪政は執行される。
良くある話ではある。
その後アメリカで起きたことは迫害の恐怖や配分手続きに対する認識差・文化差
などから財産配分を受けない人、受けられない人が多数出て、多くの土地が
余剰地として政府の物になったらしい。
また土地配分を受けたネイティブアメリカンも旧来の共同生活が破壊されたこと、
たな社会環境に適応出来なかったことなどから、多くの土地が投機業者の手に落ちたとか。
北海道旧土人保護法ではアイヌの共有地を農業用地として供与し、
開墾に失敗した場合は没収となったとか。
でその後日本は北海道で起きたことは、農業の敷居の高さ、農業知識の無さ、
植民者が優先的に濃厚優良地を取得したことなどから開墾に失敗するアイヌ人が続出、
おそらく想定通りにネイティブアメリカンと同じ結果になったらしい。
資産管理能力の差が、同化政策の下では破壊的に作用する。
と思ったのだが、違うかもしれない。
賭博、売春、酒に麻薬。 各種宣伝文句につられる人達。
人には元々、資産管理能力なんて備わっていないのでは?
資本主義に適応した人間が資産管理能力と思っているのは実際には
過去の失敗経験からの類推なのではと。
仮にそうだとすると、若干違う結論を出すことも出来る。
土地という財産を新たに取得した人達にとって、最初の失敗が財産を失うものだった。
騙すのに慣れた人達は、最初の一回はほぼ確実に騙せることを知っていた。
つまりドーズ法や北海道旧土人保護法の問題は文化ミスマッチや民族差別という問題
だけではなく、商業主義主導による騙す側、騙される側という人類にとって歴史的
普遍的な問題で、騙される側が同種の集団だったから迫害問題としてのみ語られる
ようになったのだと。
この観点からハゲタカファンド問題を見るに、
アメリカ人は百年前からさほど変わっていないとなる。
http://cnn.co.jp/business/CNN200907290023.html
いよいよ政府とマフィアの差が無くなってきた感。
歴史的にはどっちも互助組織としてスタートしたものなんでしょうけれども。
悪いことをしようとしているわけでは無さそうだが。
増税よりも経費削減を主に考えるのが日本の場合は正しいかと。