ここ最近、一月ほどだろうか、神様(義の側に対する創造の側)の不実さを責めていた。 ネタはメキシコ情勢。
相変わらずマフィア支配状態であり、そして人口が半減したわけでもない。 私は「そうなれ」としたがそうなっていない。 よって不実である、としたと。
対して提示が来た。 メキシコの殺人状況は他の中南米諸国のそれよりもずっとマシであると。 いや「だからどうした」と。 為されていない事に変わりはなく、またメキシコが変われば他も変わっただろう。 どうなったにせよ我々も創造神も、結果を見る方が良かったそういう主張。 もちろん、「代わりにこうした」あるいは「こうする予定だ」でも可だろう、それがあったならば不実ではない。 あったならば。
サタン政策を巡る不一致。
私の見たところでは地上の悪、天についてもさほど違いはないが、の原因は、霊たちにある。 多である事と個としての継続性から来る問題。 で霊たちに対して「お前たちは悪事を好んでする。 止めろ」と言っても止めないわけだ。 止めない理由は「そうあったから」であり「その方が楽しいから」であると。 そこでサタン政策である。 「なんでもかんでも悪魔サタンが悪い」とする、それ。 結果として「善悪を提示された上で好んで悪を為す霊たち」という構図は避けられていると。 これが猶予期間。 「悪魔サタンの正体は?」というのの簡易解に「復讐のベニヤミン」なんてのがあったりするが、これがユダヤ教側が持っている身内解、なのだろうと推測する、と。
北朝鮮情勢。 北朝鮮の核開発戦略は、アメリカの矛先が他、もっぱら中東だわな、に向いている時に核開発を進め、自分の方に向いた時に簡易的に、恭順の意を示す、というもの。 結果どうなったかというと、アメリカが「シリア情勢で脅してメンツを保った」という外交戦術勝利を得た一方で、北朝鮮側は、独裁体制の承認、核武装状態、そしておそらく北主導の統一を得た、という、外交戦略勝利を得たと。 一応「アメリカに脅されて言う事を聞いた」ってのは本当だろう。 ブッシュ氏の「悪の枢軸」時と同様に、それ以外の時にはまったくそうした態度はなく、ビビッてそうしたこの点に違いはない。 と同時に、「古代から中国相手に培った外交常識」を対米外交に適用し成功したこれもまた事実。
私が承認したのは「統一」だけである。 じゃあどうするんだと言われたとしよう、答えは、「核放棄状態の確認自体は原理的には難しくない」とすると。 つまり発電用原子炉を含めた核施設の解体である。 1990年代、「クリントン政権が認めたそれ」以前の状態に戻す。 これ実は、イスラエルや日本の核戦略の裏側、つまり「核保持可能状態の維持」であり、イラク戦争の遠因、フランスによるフセイン政権に対する核能力供与、であり、また、中国、ソ連、イギリス並びにアメリカ民主党政権による戦後対日政策、私が「ヒロシマ教」とするものの内側でもある。
要するにだ。 北朝鮮を戦犯国扱いにすればよいと。 罪状は、「平和に対する罪」だな。 核不拡散状態の終焉を招いた罪と。 これ、「平和に対する」は彼らが言い続けてきた事でもある。