狸喰うモノ牛愛でるモノ

アラフは扇動者、教育を知らない

中華人民共和国について

2008-04-30 23:17:34 | Weblog
帰り道
見る街灯の
青白さ
照らさる夜道
不安覚えず

上野動物園のパンダ「リンリン」死す、とのこと。
22歳7か月。 18年生きた実家のネコよりも長生きでしたね。 大往生。
餃子だ、騒乱だ、黄砂だ、忠国だと、色々報道されていますが、パンダに罪無し。

ダライラマ氏と対話するとかしないとかで愛国だとか売国だとか。
原油高、小麦高に雪害が重なっている現状、すぐにどうこうするのは
難しいのかも知れません。
崩壊フラグとか言っている日本人もいますが、私はそれは当分無いかと。
聖火騒動も海外では暴発気味ですが本土中国はこれから長期休暇入り。
現状の混乱は政策ミスではなくもっぱら気象と国外状況の変化によるものですし、
半世紀に一度と言われた雪害の対処は、多分的確だったのではないかと。
「愛国無罪」の再発を懸念する声もありますが、それはまあ、
中国人のうち考えの少ない人達が猛っているだけと見ます。

さて、中華人民共和国について。
相変わらず悪く言うと暴力、まあ武断傾向が強いわけですが、
なんでこうなのかなあと。
で、考えてみると、日本人も最近まで結構暴力的だったわけです。
全共闘世代とか、かなり無思慮な行動をとっていたようですし、
そもそもそれ以前は戦争やってたわけです。
最近では暴発老人なんて言われ出してます。

日本と中国、暴力傾向の違いは何か?
命の値段なんじゃないかと。

私は小さい頃は蟻の触角を毟って放ち、迷走する様を眺めたりしていた
ありきたりな糞ガキでしたが、基本的に日本の子供は「人を殺しちゃいけない」
的なことを大人になるまで延々刷り込まれ続けるわけです。
もっと言うと、「殺す」場面も、子供から見えないところへ隔離されます。
まあ自殺はもっぱら黙認されますが。

日本の戦国時代から江戸時代に入って暫くして行われた政策に「生類哀れみの令」が
ありまして、今日では悪法の代名詞の如く伝わっておりますが、なんでも
当時の日本人の人命軽視傾向を改めるために必要だったとか。

他の日本の特徴として、倫理基準の多様さが挙げられます。
仏教、儒教、人権、キリスト教、もののあわれ、もったいない、お天道様、
武道も競技や戦闘術ではなく己を律する術を学ぶ道と解釈されるなど、
いろいろあったりします。 まあマルクス教徒は暴力的ですが。
夏の定番は怪談で、恨まれることをすると呪われる祟られるといった話が定型。

要するに、一つの倫理基準でゴーサインが出たとしても、
他の倫理基準で考えるとよろしくないといった結果になったりで、
一般的な反社会行為に対して二重三重にブレーキがかかる構造になるわけです。
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チベット人問題について

2008-04-25 00:25:56 | Weblog
今ここで
日本が何を
するべきか
抗議参加か
平穏維持か

なんかいやなこと思いついてしまいました。 はい。

謝罪です。

いや私が謝罪しているのではなく、謝罪外交をするべきだというアイデアが
ふと、浮かんでしまったと。

西側諸国は全体としては「チベット人の状況を考えろ」というメッセージを
中国人に対して送っている、送ろうとしているはずなんですよ。

現時点での問題は一般中国人のフラストレーションが高すぎて、
状況を考える、議論する方向に向いていないことかと。

そこで日本が、過去の中国に対する侵略について、謝罪する。
そうすると、中国人には自らを省みる余裕が出来る、
少なくとも一部の中国人は状況の相似性に気付く、はずなんですね。

まあ気付かない人が圧倒的多数だったりすると「我々が正義だ」式の
思考停止で終わっちゃうんで、まあ賭けなんですけど。
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中東和平について

2008-04-24 23:44:14 | Weblog
歌が出ず
日々滞る
更新も
なにはなにとて
書く他は無し

さて、中東和平について。
なんでもハマスが停戦を提案中だとか。
ゴラン高原をどうするかでシリアとイスラエルが交渉中。
少しずつ、まとまりつつある?

確固たる支配地域があり、停戦交渉可能な意思決定機構を持ち、
さらに交戦中の全戦闘員に停戦遵守を徹底できるとなると、
国家ということになりますね。
イスラエルの生存権を認める、認めないでもめている感もありますが、
中間段階として「公には認めないけど攻撃しない」というのがあっても良いかと。
私の認識があっているとすると、そもそもの目的はパレスチナにパレスチナ人国家を
建国することで、近所にユダヤ人が移住してきていたとしても何の問題も無く、
近所のユダヤ人集落が自治機能を持っていたとしてもそれはそれでよくある話。
ただ、今まで「敵」として戦ってきた相手の認識をいきなり「隣人」に切り替えろ
と言われても、普通はすぐには出来ないわけで。

建設中の入植地が問題になっていたりもしますが、
家が建つことそれ自体はそう悪い話では無いわけでしょう?
借用地という扱いにして四十年後に返還するとか、パレスチナ人の居住枠を
認めた上で未確定国境問題として棚上げするとか、いろいろ出来そうな?
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ハマスについて

2008-04-18 00:02:42 | Weblog
攻撃を
止める止めぬで
何時までも
撃ち合い続き
荒む生活

私は氷河期世代の例に漏れずテポドンが嫌いなわけですが、
なんでもイランの宇宙センターがテポドン施設に酷似とかなんとか。
ヤクザが賭場を開くような話は昔からあるわけで、
その手の収奪関係は日帝時代にもあったのでしょう。
まあ、戦後は朝鮮人が収奪側、日本人が被収奪。

相変わらず日本ではイスラム原理主義組織と頭に付くハマスですが、
戦闘などで死者が出た時に規模・状況などを流すのが最近の報道傾向。

ハマスによる攻撃が止まらない理由を自分なりに考えてみる。
・イスラエルが攻撃してくるから反撃している
・イスラエルを認めたくない
・イスラエルを攻撃することで自分達の正当性を主張している
・怨恨
・政治駆け引きの一環
・支援者の意向
・失業者の怒り
・軍事訓練

何時かは攻撃を止める日が来るわけですが、
気になるのは止めると決まった時に止められるかどうか。
どうなんでしょう?
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チベット問題について

2008-04-14 03:28:46 | Weblog
エベレスト
世界の屋根と
呼ばれるが
日々積もりゆく
ゴミと空き缶

なんかハッキリしない態度で信用低下中な気がする今日この頃、
ぶっちゃけ自分でも自分がどうするべきなのか見切れていない状況。

さて、チベット問題。
歴史的に、元の支配下に入ったり、清の勢力圏に入ったりといったことは有ったらしい。
が、中華民国の実行支配を受けたことは無かったと見てます。
で1950年に人民解放軍がチベットに侵攻して以来、中華人民共和国の自治区
となっている。

中国政府が度々チベット問題は中国の国内問題であるとの発言をしているが、
まあ正しいと見ています。
国家は交戦権であり、チベットは交戦権を持たない。
また、国家承認の正当性は国連に依る所が大きく、中華人民共和国は1971年以来
国際連合安保理常任理事国であり、チベットが中国の一部であることは
国連という場において否定されていない。

私のスタンスはこうなる。
チベットは1971年から中国の一部であり、よってチベット問題は中国の国内問題である。
よって、内乱の懸念が有る場合に戒厳令などの措置をとるのは妥当である。
が、チベット人問題は国際問題であり、国際社会の一員である日本の懸念する所である。

さて、チベット人問題。
一番手っ取り早い解決方法は、チベットの独立なわけです。
現状のチベット人問題は中華人民共和国にとって足手まといに思えるし、
中華人民共和国の掲げる民族自決の理念に沿っている。
が、当の中華人民共和国国民にそれを認める意思は無さそうだと。

別の解決法として、同化があるのだが、これが進んでいる様には見えない。
Exclusive footage of Chinese soldiers shooting at Tibetan pilgrimsなんて事件も
発生している。
国民は国家選択権を潜在的に所持している。 よって、国家には入国拒否権はあっても
犯罪者以外に対し出国を拒否する権利は無いと考えます。
非武装であることが分かり切っている国民を「狩りの様に」射殺するのは
まともな軍隊・警察では無い。

犯罪を犯していないチベット人が拘束、連行されたという話を目にします。
だとすると、不当な拘束ということになる。
過去騒乱回避にどういった手段がとられたかは知りませんが、
そういった事実があるのなら私にとって気持ちの良い話では無い。

胡錦濤氏の来日時点でそういった事実が存在していないことが
ハッキリすると良いのですが。
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ジンバブエについて

2008-04-13 21:04:30 | Weblog
白と黒
黒は汚く
白綺麗
何時の時代の
イメージだろう

報道を見る限り、ボロクソですね。
が、いくつか疑問が残ります。
1 白人農家に対する強制土地収用政策から3年で飢饉発生
2 最悪の経済状況にもかかわらず、多数の人間が依然ムガベ氏を支持
3 ジョシュア・ンコモ氏の話無し?

とりあえず日本で目に付く断片情報から推測すると、
・ムガベ氏は元々、反白人思想に偏っていた
・彼の部下と、おそらく彼本人も、普通?に腐敗していた
・経済的成功が白人植民地者を増長させた

白人植民地者はここ数十年おそらく利権維持に頻々としていたのでしょう。
強制土地収容政策まで土地改革や農業技術の普及が進んでいなかったこと、
ムガベ氏の発言に出てくる白人憎悪などから推測できます。
飢饉の原因も、白人勢力によるインフラ破壊があったのではないかと思っています。

それをふまえた上で、ムガベ氏は引退するべきかと。
引退後の氏とその支持者がどうなるかは判りません。
白人主導の裁判で処刑されるかも知れませんし、元支持者や対立勢力に
暗殺されるかも知れません。
それでも、今、引退するべきと。

政変はバクチです。
バクチとして考えた場合、ジンバブエにとっておそらく今が一番、分が良い。
今なら国際社会の注目を集めていますし、一応「民主主義が機能した」
との結論の下政治的な混乱も少なくて済むかもしれません。

裏目に出ない保障はありません。
ひょっとしたら、内乱に発展した方が良いのかもしれませんが。
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聖火リレーについて

2008-04-10 02:14:16 | Weblog
願わくば
平和へ続く
祭典を
集い競うは
四年に一度

パリとかロンドンとかでお祭り騒ぎやってるなあと。
入ってくるニュースが虐殺では無いことにひとまず安心。
私の記憶がたしかなら、NHKとかが現地入りしていたはず。
人権監視団体が入ったかどうかは知らない。

過去に流血の事態があったとしてもまあ私はそれほど気にはしません。
こう言うと冷たく聞こえるかも知れませんが、当事者では無いので。
関心があるのは、どうすればこれからの流血を無くせるかです。

改めて思うのは、乱暴な統治してるなあということで、ちょっと驚いているのは
一般中国人、統治される側の人間がそれを支持しているようだということ。

チベット人には抗議する理由がある。
統治は乱暴。 すぐには変えられない。
じゃあどうするか?
地域・時間限定で抗議行動を黙認しちゃってはどうです?
チベット自治区内、事前申請、正午から一時間限定。
破った人は国外追放とか。
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ジンバブエ選挙結果について

2008-04-03 23:35:04 | Weblog
経済を
見ずの対立
インフレを
呼び込んだ先
破綻敗北

ジンバブエで与党が敗北とか。
二通りに見ることが出来ますね。
経済秩序が戻るかもしれないと、
反白人主義が処刑された、と。

イスラエルで入植地が拡大中だとか。
雇用政策としてやっているのだろうか?
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