☆・・・男(ひと)はなぜ、幼女が好きなのだろう・・・?
・・・男(ひと)はなぜ、幼女を愛さずにはいられないのだろう・・・?
私には、幼女から、愛することを許諾してもらう資格があるのだろうか・・・。
◇
「ロリコン許可証」を持つ男・・・、蘭…、ミッドナイト・蘭です(「ボンド…、ジェームス・ボンド」のノリで)。
私の本名の苗字は「中村」…、だから<ナカデミー賞>…、今年も執り行いますゾ^^
今 数えたら、今年は、ちょうど100本の映画作品を観に行ったようです。
主要なものは見ていたようでいて、『塔の上のラプンツェル』や『ブルーバレンタイン』『モテキ』『127時間』とか、
私はカンボジアには詳しいのだが、「カンボジアに学校を建てる話」の映画を見ていないのは、後悔が募ります。
私は、どうも、ベスト10を作るのが苦手なのだが、先ず、私の映画鑑賞における、何がしかの水準を、遥かに越えた魅力を放っていた作品を並べる^^
先ず100本から30本ほどを選び、更に10本まで絞りました。
うはー、超厳しい。
とても辛かったぁ・・・。
なるべく、私しか選ばないような作品を選びます^^
なお、この10本には、今年の<ナカデミー・最優秀作品賞>は入れてません。
また、後半の<美少女・愛幼女 大賞対象作品>も入れてません。
《「ミド蘭」流の、見ておくべき作品 2012'》
『あしたのジョー』・・・破綻なく実写でジョーの世界を楽しませてくれた^^
『デンデラ』・・・周囲が老婆ばかりで、老境には入りし浅丘ルリ子が小娘に見える不可思議^^
『アレキサンドリア』・・・震災前に見た最後の映画(3/10)。何らかの啓示を感じるのだ。
『忍たま乱太郎』・・・メチャクチャ笑った、底抜けに幸せだった^^
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』・・・歴史の中に、思う存分に派手な超能力バトルを織り交ぜていた。
『バーレスク』・・・パワフルでありつつ、王道のサクセスストーリー。
『スリーデイズ』・・・主人公の計算と出たトコ勝負に、ずーっとドキドキしっ放し。
『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』・・・『イナズマイレブン』とともに、トンデモスポーツ2大巨頭!
『インシディアス』・・・いかがわしさとホラー映画的な物語性の見事な融合。叫ばされた^^;
『メカニック』・・・B級アクションと思いきや、男vs男の緊張しまくるタイマン勝負へと発展していく。
◇
《ナカデミー・最優秀作品賞》
今年は、W受賞です。
そして、どちらも邦画です。
今年は、大震災が起こりました。
私にとって一番ショッキングだったのは、真夜中、冬の冷たい津波の濁流の中を、燃えながら流される気仙沼の家屋の状景でした。
暗闇で、冷たくて、燃やされて、流されるのです。
これは、・・・考えうる最悪の物理的地獄だ・・・、と思った(精神的なものは別にある)。
規模は違うが、映画での似たような状景としては、レニー・ハーリン監督の『ディープ・ブルー』を思い出す。
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遠洋の、海底から海面まで筒状に建てられた海洋研究所が、嵐の中、研究体であった知能を持った鮫に襲われる。
救出に来たヘリコプターは、研究所に落とされ、大炎上する。
研究所の、激しく浸水をはじめた底部から、主人公らが脱出しようと、建物中心の筒状のダクトを登って行くのだが、水位は上がり、知能を持った人食い鮫が自分らを虎視眈々と狙っており、遥かに見える天井は紅蓮の炎で燃え盛っているのだ・・・。
話が逸れたが、暗闇の中での破壊の炎は、震災後はじめて見た、以下の作品の、ドラえもんとのび太たちの「鉄人兵団」との戦争にダブるのだった・・・。
だが、ドラえもんは叫ぶ!
第1の最優秀作品賞・『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』
そして、後述するが、今年の<ナカデミー美少女大賞>もまた、W受賞なのだが、その一人が、この作品のヒロイン・リルルである。
最初は、地球侵略のスパイロボットとしてやってくる。
しかし・・・。
「わたし、生まれ変わって天使になるの・・・」
私は号泣したよ・・・^^;
◇
そして、震災後、「自由」「平等」「平和」「権利」など、耳障りのいい公約を掲げて与党となった民主党の体たらくがあった。
映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を見た人は思っただろう・・・、「作品」中、人格者であり非常に有能なる人物として描かれる山本五十六をして、その<コミュニケーションの不全>が、勝てたやも知れぬ決戦に敗北を喫する結果になったことを!
どんなに素晴らしい人物がいようと、結果として失敗するのは、人間が為す確率論においての「込み」なのである。
それは、人災であって、人災ではない。
誰がやっても、うまくいかないのが、人間の関係である。
その不具合を無くそうとしたのが、『エヴァンゲリオン』で語られる<人類補完計画>であった。
私は、津波の被害…、そして、福島第一原発事故の70%の原因を人災とは思わない。
しかし、福島第一原発事故の30%の原因は、菅直人と言う異常者を国家のリーダーに抱いた人災だと思っている。
私は民主党に一票を投じたバカどもを許せない。
しかし、そんな風潮の中で、自分の主張を通せなかった自分も許せない!
菅直人・・・、運動家上がりのこの男は、この国家の未曾有の惨事の前にあって、その国家元首としての行動を全て「パフォーマンス」に貶めた。
その雛形は、この作品で見られよう。
第2の最優秀作品賞・『マイ・バック・ページ』
ゾッとするような俗物を、松山ケンイチが見事に演じている。
作中、その主人公の彼女が、なし崩しに抱かれながら、「ねぇ、私たちは誰と戦っているの? 分からないよ。分からないよ」と嘆くのだが、
・・・敵など、いないのである。
世の左翼的人物は、「真の敵」を見ぬ振りして、身内(同胞)に敵などは存在しないのに、「運動の為の妄想の敵」を内に設定し、妄想の問題意識を持ってウザい仲間意識をつなぎ、
そして、真の有事に際しては、その「ゴッコ遊び」の虚飾をペロリと剥がすのである。
松山ケンイチ・・・、今年の<ナカデミー・主演男優賞>でもある。
今年のNHK大河ドラマ「平清盛」の主演みたいだし、見ようかな^^
◇
さて、<ナカデミー・最低兄弟大賞>を発表します。
こんな大賞は初めてですが、あまりにも強烈な兄弟の別作品競演だったので、特筆すべきだと思ったのです^^;
高嶋政伸(弟)(『探偵はBARにいる』の奇矯なヤクザの演技)
右の男です。
ガムをくちゃくちゃ噛みながら、非情な殺しを平然と行い、噛み終えたガムをそのままポケットに入れてまして、ゲップをしてました。
やりたい放題で、「この人、もう、まともな役は出来ないんじゃなかろうか。お兄さんが泣いているんじゃないか」と思った。
・・・と思ったら、お兄さんは、もっと強烈な役をやっていました・・・。
高島政宏(兄)(『スマグラー おまえの未来を運べ』での狂気のヤクザの演技)
中央の男です。
主人公(妻夫木聡)を徹底的に残酷な拷問にかけるのですが、
その時に、趣味丸出しで、明治時代の将校みたいな軍服に、下半身はオムツの格好で、「戦場にかける橋」のテーマを口笛で吹くのです。
この映画、母親と観に行ったのですが、あまりにもの強烈なシーンだったので、いまだに話の端々に出てきます^^;
私は、苦笑いしながら、何故か、乃木大将が冒涜されているような気がして腹が立ってきます。
◇
・・・では、<美少女・愛幼女 大賞>ノミネートをダラダラと発表していきましょう!
先ず、イバナ・バケロ(『ネスト』)であるが、う~ん、かつての『パンズ・ラビリンス』での美少女振りから、かなりの成長を経て、今回は「反抗期」の役で、私が彼女に求める魅力とは隔たりがあるなぁ。
でも、これからの彼女の演技の幅として大目に見たい。
続いて、『キック・アス』の<ヒットガール>役のクロエ・グレース・モレッツです。
今年の序盤の作品なので、当時の熱狂が冷めてもいますが、その写真を見ると、やはり、その清潔感にやられます^^
あの、「♪ラ・ラ・ラ ララララ~」と言う歌とともに、活きのいい動きが思い出されます。
胸がないのが、もう、最高です^^
んな、肉の塊はいらん。
その無垢さを汚したくなります。
続いて、『GANTZ』の夏菜です。
ファーストシーンの全裸はインパクトある素晴らしいものでした^^
私はホント、短髪の丸顔の女性が大好きなのです。
だから、今、映画館で予告編をやっている「桜蘭高校ホスト部」とか言う作品の川口春奈が可愛くて!!^^
『白夜行』は、ラッキョウ顔の堀北真希は苦手だが、その少女時代を演じた福本史織ちゃんが、その役柄もあって、色々と妄想させられて良かった^^
『ミスター・ノーバディ』では、三色の少女たちが主人公に微笑みかけます^^
なお、この作品には、私のオールタイム・フェイバリット美少女 サラ・ポーリーが中年になった姿を見ることが出来ます。
永遠に好き^^
エル・ファニングです(『SOMEWHERE』 、『スーパー8』)。
美しいと思う。
でも、美人過ぎて、幼さゆえのアンバランス(未熟)な魅力に欠ける。
他人と並んだ時や、大人のコートを着たときなどは「ああ、まだまだ子供だな・・・^^」と思わせられるが、単体では「いいオンナ」に見えちゃう。
クールに整い過ぎているんだよね。
◇
書き終わらなかったので、後編に続きます^^
(2011/12/31)