『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『クレイジー・フォー・マウンテン』を観た]

2018-07-29 15:55:36 | 新・物語の感想

映画『クレイジー・フォー・マウンテン』7/21公開!予告編

☆・・・う~ん・・・。

 「全ての山を愛する登山家に捧ぐ」とかキャッチフレーズでの公開だけど、そういう映画じゃないなぁ^^;

 山にまつわる映像集である。

 山の自然の営みを描き、山の荘厳さを映し出し、山をエンジョイする者を追い、山に挑む者を記録し、山に無謀な賭けをする者を見守る。

 映画評論家の評価は高く、流れ続ける交響楽団の調べも格調高く、ナレーションを担当したウィリアム・デフォーの声も趣きがある。

 最初のナレーションで、「音楽なく舞う者の動きは異常だ」とか語られるのだが、ほんと、この作品は音楽とナレーションがなければ、「世界の山ショッキング映像100」みたいなものだ。

 特に、大雑把なテーマ別編集しかされていないので、なんか、かなり適当につなぎ合わされた印象がある。

 危険映像などは、ネットでたまに見られる下世話さがどうしてもつきまとう。

 昔の「ジャンク」や「カランバ」、「グレートハンティング」「世界残酷物語」などと変わらないと思う(・・・いや、そこまで酷くないが、根底は同じだ^^;)。

 それでも、なんとなくアカデミックを醸して見られるのは、もう、高速対応の高解像度のカメラや、ドローンの性能向上のおかげに他ならない。

                             (2018/07/29)

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[映画『君が君で君だ』を観た]

2018-07-28 09:57:00 | 新・物語の感想

映画『君が君で君だ』予告編 【この愛は純情か、それとも異常か】

☆・・・嫌な映画を見た。

 まあ、予備知識なくチケットを買ったのだが、初めの20分くらいは不愉快でしょうがなかった。

 日本在住の韓国人の女の子に、偏執的に恋してしまった男たちの、気持ち悪い物語。

 ストーカーと一言で言えば楽なのかもしれないが、こいつら、ストーカーを超越しているのだ。

 「男たち」「こいつら」と書いていることで分かるように、こいつら、集団で「ストーカー超越」行為をしているのだ。

 その子のアパートが見える部屋を借り、そこから、日夜 その子を、メンバーで代わる代わる監視し、もちろん盗聴もしており、日々の盗撮も日課となっている。

 彼女が食事しているときは、こちらも食事し、彼女にいいことがあると拍手する。

 彼女を「お姫様」扱いし、彼女が言った、「尾崎豊の歌が好き、ブラッド・ピットの顔が好き、坂本龍馬の性格が好き」を遵守し、メンバー三人は、そのような外見を真似る。

 彼女は、生き方が不器用で、今、ヒモのような男とつきあい、そのメジャーデビューを目指す男の生活費を稼ぐためにピンサロで働いている。

 だが、メンバーは、そんな彼女を許容し、「見守る(見・護る)」のだった。

 そんな生活を10年も続けている。

 キモいでしょ?

 話を多少は許せるようになるのは、ヒモメンの借金を取り立てに来たチンピラの向井理と、その姉御のYOUが来てからかな。

 いや、それでも、池松壮亮の顔は苦手だ。

 でも、最近は、こういう人が俳優として人気あるのだから、五十男の俺は野暮な意見は言わないよ^^;

 そして、韓国女を演じているキム・コッピだが、この役柄でなければ可愛い。

 目じりのシワの、情の深い甘い感じなど、すごく好みだ。

 しかし、3人の男に、アイドル的に崇拝されるタイプではないと思う。

 こういう役柄だと、酷くブスに見えてしまう。

 また、物語が異常なので、私は、この韓国人女性に対し、日本を恥ずかしく思った^^;

 まあ、でも、どうも、この女性は、ノリノリで演じているようにも見える、エンディングの尾崎の合唱など楽しそうだ^^;

 そもそも、異常な愛の暴走は、昨今の韓国映画の専売特許だしな^^

 しかし、こんな映画を、多くの有名な会社・著名な人物が、あたかも「これも一つのオシャレな映画」的に考えている節があるのは、なんとも不愉快だ・・・。

                                (2018/07/28)

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[『劇場版 ポケットモンスター みんなの物語』を観た]

2018-07-27 09:44:13 | 新・物語の感想

【公式】「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」予告編1

☆・・・前作から、ちょいと作風を変えてきた感のあるポケモンの映画。

 何とはなしに観に行った。

 主人公サトシと、ロケット団以外は、おなじみのメンバーは出ない。

 とある風の町に住む人々の、それぞれのポケモンとの関わりが描かれる。

 ポケモンを大好きな奴もいれば、嫌いな人もいて、疎んじてる人もいれば、ポケモンごとの頼まれごとをしている人も、気にかけつつも恐れている人もいる。

 村は、伝説ポケモンのルギアの恩恵にあずかり、繁栄している。

 そんな「みんな」がいて、それが、町を襲う災厄に、いつしか、一致協力して戦うことになる。

 意図はわかるのだが、どうも私にはグッと来なかった。

 しかし、盛況な映画館に座る子供たちは飽きることなく真剣に見ていたので、子供が見るものとしては楽しかったのだと思う^^

                        (2018/07/27)

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[映画『バーフバリ 伝説誕生』を観た]

2018-07-26 09:22:05 | 新・物語の感想

映画『バーフバリ 伝説誕生』予告編

☆・・・かなり前に公開された作品のようだが、ムービックス昭島で特別上映されていたので、その話題性に乗り遅れていたこともあり、静々と観に行く。

 激しく面白かった!

 主人公は、王国の政争に巻き込まれ、その幼少時に、おつきの女(だよね?)に連れられ避難させられる。

 だが、追っ手が迫る。

 女は、追っ手を迎え撃つが、大河を渡るときに、激流に飲まれる。

 しかし、その右手は、赤子を掲げ、自分は溺死するが、王子の命は救われる。

 そこに、川下の村人たちが通りかかり、発見の女が母親となり、王子を息子として育てるのだった。

 ・・・ベタな展開であるが、パワフルな演出なので、こっちの心は鷲掴みにされる。

 つかみはオッケー! である^^

 王子は、自分の出生を知らず、すくすくと偉丈夫に育ち、村に水を注ぎこむ大きな滝の上の世界に思いを馳せ、何度も、その登攀を試みるが、滝に拒絶されていた。

 だが、幻影の美女に誘われ、遂に王子は、滝の登頂に成功する。

 ・・・そして、自分の運命を知る!

 しかし、向こうの美女は、極上ですな、ナーガのようなうねる腰つきがたまりません^^v

 滝登りアクションは、見ていて心地良く、それは修行でもあり、「ドラゴンボール」のカリン塔や、「ジョジョ:第二部」の地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)を彷彿とさせる。

 いやはや、とにかく、アクションが見ていて心地良く、

 また、展開もスコンスコン進み、でも、情感を揺るがすシーンではゆっくりと時間が流れ、実に楽しかった。

 王国の街並みや王宮もダイナミックだ!

 ただ、二時間半の長尺、さすがに途中で、そのアクションの目白押しに、ちょいと満腹になってしまい、続編が公開されているのだが、すぐには見る気が起きてこないのが玉にキズ^^;

                             (2018/07/26)

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[映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国 』を観た]

2018-07-22 08:05:31 | 新・物語の感想

『ジュラシック・ワールド/炎の王国 』第一弾予告映像

☆・・・面白かった。
 計算された脚本だと思った。
 引き続き前作のメンバーが活躍し、ギスギスしていたヒロインが、今作ではなんか綺麗になっていた。
 主人公は、相変わらずで、無敵の頼りになり過ぎのクリス・プラット^^
 ジュラシックワールドは火山爆発で崩壊の危機、恐竜を救おうと、ハンターからも守ろうと、主人公らは奔走する。
 でも、恐竜たちは、そんな主人公らの気持ちはわからずに、好き勝手に暴れる。
 今作で活躍する恐竜の種類は多いぞ。
 肉食の「恐い竜」だけでも多数出てくる。
 話は二極分化され、話に厚みが出る。
 とある富豪の大邸宅で、悪の恐竜ビジネスの秘密を知った美少女の孤独な戦いも描かれる。
 やや、優等生が過ぎるが、美少女であり、後から、その秘密がわかるのだが、確かに、そんな容姿である^^;
 美少女は、「シャイニング」的に、大邸宅の長い廊下を走り、「ダイハード」的に大邸宅の隅から隅までを逃げ回り、
 往年のゴシックホラーのように闇夜にシルエットを大きく浮かばせる大邸宅の最上階の部屋に囚われ、最終的には、主人公らとともに、足場の悪い高所での「最後の決着」をつける。
 「ダイハード」のナカトミビルや、カリオストロの城、先日見た「未来のミライ」のクゥーちゃんの家のように、複雑な舞台を実感させるストーリー運びは、知的な興味が満たされ、心地良い。
 主人公らが美少女と合流すると、今度は、仲間の古生物学者やIT知者が別に行動し、ストーリーの二極分化の厚みを崩さない^^
 さりとて、話が二つに分かれての集中力が削がれることはない展開バランスの良さがある。
 序盤からアクションもギッチリと詰まっており、
 ダレ場と思われるハンターによる恐竜運搬船での航海中も、船に忍び込んだ主人公らは、傷ついたラプトル(心を通わせた恐竜・ブルー)に輸血するために、同じ肉食獣のティラノサウルスから血液を採取するというサスペンスフルなミッションを行なうのだ。
 いや、捕らわれのティラノサウルスではあるが、ちょいと身をくねらせるだけで、人間なんて容易に潰れちゃう可能性があるのである^^;
 悪党たちは、ちゃんと無惨に恐竜に食われて、こちとらスッキリするし、
 嗚呼、こりゃ、娯楽の殿堂だ!!^^v
 しかし、人間社会に放たれた恐竜たち、この先、どうなるのだろう?
 今作でさえ、「パーク」的な雰囲気のテーマ曲が合わなくなってきているのである、スピルバーグ印の「家族」を襲った災厄的な展開は、もう望めないぞ^^;

                             (2018/07/22)

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[映画『BLEACH』を観た]

2018-07-21 07:17:36 | 新・物語の感想

映画『BLEACH』予告編 大ファンとは言えないが、ジャンプでは欠かさず読んでいた。

☆・・・大ファンとは言えないが、ジャンプでは欠かさず読んでいた。
 私は、マンガ・アニメの実写化に、それ程の嫌悪感はなく、
 主人公を悪霊との戦いに導く、原作では人気の、女死神のルキアを杉咲花が演じていること以外は屈託なく観た^_^;
 結果として、杉咲花も、そのぶっとい足がなかなか愛しく感じる結果となった。
 膨大な原作を、大風呂敷を広げることなく、その序盤を整理整頓し、うまくまとめていた。
 原作の持ち味である多くのキャラクターを、余さず出していた。
 みんな、ちゃんと、似ていないけどなんか似ている^_^;
 主人公を福士蒼汰が演じていて、こりゃ文句なし。
 私は、主人公・一護の妹たちが可愛かったので非常に満足٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
 学園生活をないがしろにしないで、それでも激しいアクションを成立させていたのが良かった。
 ただ、和装で異相の死神たちが、公園とか町に佇んでいる姿や、マンガだと許せるが、実写での一護の巨大な刀などは、最初は凄い違和感あり^_^;
 原作は、新撰組的な死神組織を登場させてから爆発的な人気が出た。
 今作では、その死神組織の大きさが感じられないのが惜しい。
 まあ、織姫やチャドの能力ともども、続編が出来たら付け加えられる伏線はある。
 死神の恋次の刀の超能力「蛇尾丸」がちゃんと映像表現されていたのにも感心した。
 一昔前なら、映像技術的に難しく、ただのチャンバラ格闘になったはずだ^_^;
 ただ、ジャンプ漫画の映画化は、漫画の特別版とかの特典が貰えることで観客動員を増やし、続編の製作が可能だと思うのだが、映画「ジョジョ」と同じく特典無しの客席ガラガラなのが心配だ(^o^)
 その点、特典無しでヒットした『銀魂』は凄いね。

                        (2018/07/21)
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[映画『未来のミライ』を観た]

2018-07-20 12:23:46 | 新・物語の感想

「未来のミライ」予告3

☆・・・正直、この監督にしては地味な作品である。
 やや、唐突に、序盤からファンタジー要素を垣間見せ、後半で、これまた唐突に感動させる展開は、「末期」の宮崎駿のようだ(「千と千尋」「ハウル」、・・・一つ間違えれば破たん!)。
 が、なんか知らないけど、エピローグでは、その力業で、ちょいとウルってきた^^;
 一族の現在過去未来が描かれ、最終的に、一族の系譜が現われてくる。
 タイトルの「未来のミライ」ちゃんなどは、思ったよりも活躍しない。
 こんな展開の話とは思いもしなかった。
 小さな家族の一人息子・クゥちゃんの家庭に、妹・ミライちゃんが訪れることから物語が始まる。
 幼いくぅちゃんは、家族をミライちゃんに取られちゃうような気がして、癇癪を起こし駄々こねる毎日。
 これを見て、多くの方はくぅちゃんに可愛さを感じると思うが、私は、なんかイライラする^^;
 対して、赤ちゃんミライちゃんは可愛い^^
 家族の絆、一族の繋がり、を日々の生活の中で描くという…、アニメにしては硬派な展開で、しかも、主人公を幼児のくぅちゃんにして、思い切り、生活スケールを小さくしているのだが、それでも、こちらにテーマを感じさせてくれたのは凄いし、
 幼児が見ても楽しく、理解もできよう作品に仕上げたのも見事。
 ファンタジーめかしてるが、こんなことを書くのは野暮ってもんだが、全てはくぅちゃんの幼少時の空想で、実際は、建築デザイナーのお父さんの作った、一風変わった現代建築に住む、父親母親・ミライちゃんの家族、そして、たまに来訪するおじいちゃんやおばあちゃんなど、一族の言動・所作の断片から、クゥちゃんは、人として成長していき、生きるすべを学んでいくというストーリーなのだろう。

 それが教育というものだ。

                              (2018/07/20)

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[映画『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章:煉獄篇』を観た]

2018-07-19 23:31:26 | 新・物語の感想

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第五章 煉獄篇 本予告(60秒ver.)

☆・・・かなり前に観たのだが、簡単に感想を書いておく。

 「第4章」を見て、私はかなり、その物語の杜撰な雰囲気に「こんな説明不足な物語ならば、リメイクしなくても良かったんじゃないか?」などと不満をいったものだが、今「第5章」で見直した。

 デスラーの復活と来歴と、テレサの在り方が丹念に描かれ、後半の大艦隊戦と次章への引きに興奮した。

 作画も粗がほとんどなく、特に、脚本の福井晴敏にだが、やっぱ、感心せざるを得ない。

 まあ、今作はまだまだだが、今までの不満を包み込み、新たな次元に物語を導いてくれるのが分かってきた。

 思えば、原作を書いた、ガンダムの「ユニコーン」などでは、隆慶一郎の「吉原御免状」的な要素を持ってきたり、

 映画「キャプテン・ハーロック」では、たまに本格ミステリーなどで散見される叙述トリックである「全編、○○だと思っていたものが、最後になって、実はそうではないことが判明。脇役が○○であることが判明、実は、脇役が○○として成長し、誕生する物語であった」・・・、を思い切って映画で行なってしまうという、目の付けどころの素晴らしさがある。

 ただ、都市帝国の、子供が考えたような「全てを詰め込んだ」ようなデザインには驚いた^^;

 それから、波動砲艦隊vsガトランティス大艦隊戦だが、ただ、力と量のインフレにしか見えないのは残念だった。

 確か、テレビ版での<都市帝国>は、地球の海に着水した記憶があるのだが(^^;)、今作の<都市帝国>は、土星と同じくらいの大きさなんで、そりゃ無理だわな^^;

 ・・・今は、「第6章」の公開を待つのみである^^v

                             (2018/07/19)

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[その本を読む前に・・・]

2018-07-13 13:59:21 | 新・保守の一考

☆・・・私が住んでいたのは秋川市で、秋川市は五日市町と合併、あきる野市となり、はや23年が過ぎている。
 合併する前、合併の噂のあった頃、私はまだまだ高校生くらいだったけど、歴史ある五日市と合体しちゃうのは申し訳ない気がしたものだった・・・。

 さて、本屋に行ったら、こんな本があったので購入してみた。
 五日市憲法について、あきる野に住む者として概要を知っておきたかったこともある。
 1881年に起草されたこの私擬憲法は、明治維新の渦中、国民の権利などの項目において画期的な内容であったともいう。

 ・・・いや、内容について書くつもりではない。

 このような本を読むにあたっての注意事項を書いておきたい。
 簡単に言うと、「文章の事実だけを見、抜き出し、直視だけを行ない、もし、それをある方向性に向けようとする作為(思想)を感じたら、排除せよ! 事実によって導き出された思想であったならば、それこそは信頼に値する」という事だ。
 この書籍には、ちょいと懐疑が起こる。

1・出版社が岩波であるという事。
 朝日新聞と同じく、「戦後民主主義の権化」である。
 戦後、日本をミスリードしてきたマスメディアの一巨頭である。

2・作者はどうか?
 新井勝紘という人物、かなり偏った人物かも。
 巻末の作者経歴で「高麗博物館館長」とある。
 高麗とは、朝鮮半島のことである。

3・五日市憲法の起草者はどうか?
 千葉卓三郎with五日市学芸講談会。
 まだわからないけど、この方は「ノーマル」な人物だと思う。
 そもそも、日本は、天皇の下での民主主義が永く息づいていたお国柄である。
 欧米のお節介を受けなくても、民主主義が存在した。
 欧米流の民主主義の押しつけ及び、20世紀に入ってからの共産主義の誕生によって、日本の常識は歪められた。
 千葉卓三郎の時代には、欧米流民主主義も共産主義もなかったゆえに、少なくとも、他国の思想を色濃く受けた人物ではないのだろうか?

4・一次資料を素直に読む。
 新書と言うものは、所詮は解説本である。
 一次・二次資料を、ある意味、勝手に読み解いたものである。
 皆さんが論理を学び、その解説本の論理転換に疑問が感じられたら、その書籍の「事実」だけを信じることにして欲しい。
 強引な解説には、それを書いた者の「雑な思想誘導」があるはずだ。
 事実・証拠のない「思想誘導」には、どうか、引っかからないで欲しい。
 文学野の内容であっても、証拠が提示されての論理転換は、それはもはや「科学」である。
「科学」には、間違いはあっても、詐欺行為はない。

 てなわけで、それらを考えた上で、私も読み進めるのであった^^v

                                  (2018/07/13)

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[「DARPA(国防高等研究計画局)と若社長たち」の巻!]

2018-07-13 13:08:35 | 新・ふと思う

☆・・・昨夜の営業は暇で、前半にポツポツと女性お一人様が二組 来てくれた。
 最近は、暇な日があっても、あんまし気にならなくて、ひと月が終われば、ある一定の稼ぎが確保できると分かっているので、私は、本やマンガを読んだり、ファミコンでボンバーマンをやったり、それでも暇なときにはうたた寝したりするのだ。

 そう言えば、昔、小川範子が「永遠のうたた寝」っちゅう歌を歌っていたなぁ^^

 店のMTVやスペースシャワーTVで、米津玄師の歌が毎日 死ぬほどかかるのだけど、彼をバカにするつもりは全くないのだが、彼の歌は、私にはこれっぱかしも響かない。
 多分、私が老いて、今の若者が感じている感動と共感できていないのだろう…・

 ハズキルーペのCMで、菊川怜が「ハズキルーペは丈夫です」の証明として、「誤まって上に座ってしまっても壊れない」的に、ハズキルーペの上に座るシーンがあるのだが、私にとって菊川怜は特に好きでもないタレントなのだが、ミニスカで太ももをあらわにしてルーペに座るシーンは、やっぱなんか得した気分がするのだった^^;
 でも、ルーペの柄が上を向いていて、ズブズブッと玲菊川の体内に刺さってしまったらどうするのだろう、いや、体内でなくて胎内・・・^^;

 さて、そんな下らないことを考えつつうたた寝していたら、若社長軍団が来てくれた。
 ムトゥ社長から、「はい、おみやげ」とカリフォルニアワインを頂くのだった^^
 若社長たちは、いつも、更なる「ビジネスチャンス」を求めて、共同会社を設立し、喧々諤々の議論をしている。
 話し合いの時間的余裕はたっぷりあるので、古今東西の金儲けのお題をテーマに、それを金儲けの手段とした場合のシミュレーション(思考実験)の議論を繰り返している。
 脇で聞いていて、なんか面白い。
 私はいつも、アメリカのDARPA(国防高等研究計画局)という組織を思い出すのだ。
 このDARPAは、とにかく、固定観念にとらわれない自由度の高い研究をテーマにしており、例えば(適当)、透明人間になって女性更衣室に入ってブラを持って帰るとか、空中に浮く服を作るとか、鼻くそ爆弾を作るとか、そういった荒唐無稽な発想を、科学でいかに実現できるかという事を研究している。
 もちろん、インターネットやGPSの発明など有益な結果も出している。
 私は、若社長たちの、多岐に渡るお金儲けの議論を聞いていると、DARPAの研究を思い出すのだ。
 もちろん、若社長たちも、結果を出すだろう^^

                              (2018/07/13)

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[イオンシネマでの特別500円再上映『ジュラシック・ワールド』を観た]

2018-07-11 13:37:13 | 新・物語の感想

☆・・・明後日から『ジュラシック・ワールド』の新作続編が公開されるのだが、それに先立ち、イオンシネマで、前作が料金500円で特別上映されている。
 前作と言えども、もう、特撮技術が極まっている3年前の作品である。
 充分に面白いので、母親を伴い観に行く。
 先だって、うちの店のとあるお客さんが娘と、娘の友達を連れて観に行ったそうなのだが、感受性が強いのだろうか、娘の友達が途中から、あまりの怖さに、涙を流し、目を閉じ、両手で耳を塞ぎ、蹲ってしまったとのこと。
 私は、お客さんの話を聞き、思わず、苦笑い^^;
 だが、今回、私も、そういった「無垢な視線」で楽しもうと思って観た。
 すると、冒頭の、卵から孵る恐竜の姿、その目、皮膚感、確かに怖いのである。
 その視点での鑑賞であったので、3年前は流していたシーンも怖くて面白くて、嗚呼、この作品はこんなにも出来のいい作品だったのかと感心した。
 では、私が3年前に観た時の短い感想を添付しておきます^^v

   ◇   ◇   ◇

   [映画『ジュラシック・ワールド』を観た(寸評)](2015-08-05 23:58:35)

 正直、期待してなかった。
 1作目の時点で、その特殊技術はかなりの完成度を得ていたし、『2』で外部に恐竜が逃亡、暴れたものの、どうやら、基本、恐竜テーマパーク内でのアクシデントに限定され、物語の広がりの限界が見えてもいた。
 10数年ぶりの新作故に、これまた序盤は、舞台説明に終始するのが目に見えていたし、主人公が兄弟なので華やかさにも欠けていた。
 しかし、クライマックスはなかなか燃えた。
 今回、あんまし見栄えではパッとしない、DNA操作で生まれた新恐竜が暴れるのだが、それに対し、最終的に恐竜連合軍が挑む。...
 これまでのシリーズでの恐怖の対象であったラプトルは、危ういながらも人間と心を通じ合わせ、
 ティラノサウルスは、いつも通りの暴君ながらも、自分以上の暴竜を前に苦戦する。
 そして、巨大なクジラ型の海の恐竜が、DNAモンスターに止めを刺す!
 伏線が収れんされつつ、なかなか切れ味の良い終局でよかった。
 しかし、女所長に主人公兄弟の面倒を頼まれた秘書さんの死にざまは踏んだり蹴ったりであった^^;  (2015/08/05)

                                   (2018/07/11)

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[7月序盤の営業報告]

2018-07-10 17:04:45 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・7月も序盤が終了し、売り上げは好調です。

 5.6月と、売り上げ目標を大幅に超えているので、思い切って、今月から、売り上げ目標を20%アップさせます^^v

 …7/1 常連・準常連が来店し、安定。お客さんの中に、有名な酒屋さんの方がいて、今後、取引することになるかも。

 …7/2 サービスデーの持ち帰りの生ハムは完売するも、来店は暇。疲れを癒す。

 …7/3 この日もいまいちパンチがない。が、後半でタイヤメン親子が来てくれて、勝手知ったるお客さんで楽しい^^

 …7/4 コズミックがネイルさんと来てくれた。ネイルサロンは女性客が多いので、口コミを期待^^

 …7/5 タミフルさんや、リトミ軍団が来てくれて、のんびりで良し!

 …ここまで、いまいち客足が良くないが、それでも、ある一定の稼ぎはあり、お店の勢いを感じさせてくれる^^

 …7/6 期末テストを終えてお疲れ様のユッピィ、&ミッピィ、ナナコ嬢(ギャルナナではない)が来て序盤は安心^^ ナナコ嬢は、かなり大きな話を持って来てくれた。私には荷が重いが、ナナコ嬢がポツリと言った「マスターは、横の繋がりに頼らないで、店舗単体で完全独立でお店を盛況にさせてるのが凄い!」と言ってくれた言葉がなんか嬉しくて、申し出を受けるのだった^^ その後、アイプリ君が子猫ちゃんと来て、二日連続で来てくれたリトミちゃん軍団とファミコン大会となった! 「パネルでポン!」と「スーパードンキーコング」が人気あるね^^

 …7/7 この日は、看護婦軍団と保母さん軍団で完全満席なれど、直実公が来た。直実公と、息子さんの大学のアメフト部でのつながりがある保母さんがいて、会いたがっていたので受け入れる。弟も、チキンシャックで友達がライブだとかでテイクアウトしてくれて、お客さんが引いたら、な、なんと、リトミちゃん軍団が三日連続で来てくれた。この人が来続けてくれたら、お店も安泰ってもんだ! ただ、リトミちゃんが「私、ヤンキーっぽいのを払拭しようと思っている」と言ったのが、なんかツボだった^^;

 …7/8 日曜日はお昼からなのだが、イク&エツの淑女コンビが来て、お店は華やかに、そして、ミオン軍団が来た。ジージョちゃんが急速にコミュニケーション能力を増しており、小平夫婦とずーっと仲良く遊んでいた。小平夫婦は子供好きなので、ジージョちゃんと楽しそうだ。チョージョちゃんには次の月曜日発売のジャンプを読ませた。続いて、若社長軍団が来てくれて、娘々とマリーンちゃんはファミコンに夢中になった^^ 更にニャキッポファミリーが来てくれて、スノウ君はファミコンをやるのだった^^ この日は充分稼いだので、早目に店仕舞いした。駐車場で車に乗り、店の前を通ると、数人の男性が店が閉まっているので残念そうに帰っていった、すいませんし、儲けそこなった^^;

 …7/9 生ハムサービスデーで、エミリーやオノッチ、ネイルさんなど、開店前からもかなりの持ち帰りがあった。あまりにも急激だったので、パック詰めの完売が予想され、持ち帰りじゃない来店お客さんは、その場でプロシュートを切ることにした。コズミックが天海祐希似さんを連れて来た^^ この人が独身で彼氏がいないのはもったいなかぁ! 後で好みを聞いたのだが大泉洋だそうだ!^^ 我こそはという漢(おとこ)、カモン! 続いて、子猫ちゃんがクールちゃんとゲームをやりに来た。子猫ちゃんはアイプリ君の友達だが、子猫ちゃんが単独で来たのはいい傾向だ。もち、後からアイプリ君は呼び出される^_^; そこに、カマG軍団が来た。カマGは、8月5日の日本テレビ「ニノさん」に怪談トークで出演するそうだから、皆さん、チェケラ! それから、カマGとアイプリ君は、過去にわだかまりがあったので、ここらで仲良くなって欲しかったので、私はカマGに、「次回のカマGバンド出演のフェスにアイプリちゃんを招待してケロヨン」とお願いするのだった^^v

 ・・・かくして、今月の序盤も順調に推移するのだった^^

                            (2018/07/10)

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[映画『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』を観た]

2018-07-10 09:37:53 | 新・物語の感想

「トウキョウ・リビング・デッド・アイドル」予告編

☆・・・どんなタイプの映画も見る私だが、今作は、そういう訳ではなく、ちゃんと理由がある。
   1・外れなしと言われる「ゾンビ物」だから。
   2・たまには、高スペックのバディを持つグラビアアイドル(浅川梨奈)を舐めるように鑑賞したいと思い。
 残念ながら、二つの理由とも充たされない結果となった。
 今作のゾンビは、序盤以外は全くゾンビゾンビしてなくて、特撮物の怪人みたいだったことと、
 浅川梨奈が、全然 胸元をあらわにしなかったことだ。
 まあ、足のボリュームは良かったっス!^^
 私はつくづく、アイドル好きではなく、美少女が好きなのだと再認識させられた次第^^;
 ただ、戦隊物や仮面ライダーみたいなものを見ていると思えば、なかなか面白かった。
 最近 お疲れの私が、眠気に襲われずきっちりと見ましたし!
 古泉千里という美少女の存在を知れたのも収穫!!^^v

                              (2018/08/10)

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[映画『君の名前で僕を呼んで』を観た]

2018-07-09 23:58:31 | 新・物語の感想

4月27日(金)公開『君の名前で僕を呼んで』日本版本予告

☆・・・私は恋愛対象を女性にしか感じられなくて、多分、死ぬまでそうだろう。
 この作品は同性の恋愛を描いている。
 自分の恋愛をそのまま、同性に移しかえてみて観ることは出来ようが、それでゲイの恋愛を理解できるかというと、そういうものでもないのかも知れない。
 が、私は、エンディングでウルッと来た。
 親に大学の考古学教授を持つ少年エリオは、夏のバカンスで、家族と北イタリアの別荘に来ていた。
 夏の間だけの人間関係が、その田舎町にはあり、自然の色彩に彩られていた。
 そこに、父親に師事する青年オリヴァーが、ともに、ひと夏を過ごすためにやって来た。
 外見上、全く嫌みのない青年だ。
 エリオは、なんかオリヴァーが気に食わない。
 ダンスパーティーでは、エリオが懇意にしている女性にキスなんかしたりするし、言葉や行動が妙に冷たい時もある。
 が、その一挙手一投足が気になる。
 自転車で街に繰り出すオリヴァーの姿を、いつも目で追っているエリオがいた。
 反感→興味→観察→そして・・・。
 後からわかるのだが、エリオには、その素養があった。
 そして、オリヴァーも、ローマ帝国の遺物の、特に男性像を研究していたこともあろうか、男の肉体に美しさを感じるタイプのようだった。
 いや、もとからそうで、男性像云々は、オリヴァーの指向を暗喩している演出だ。
 二人は、お互いを求める。
 オリヴァーもエリオも、美青年・美少年なので、そのキスや抱擁は、普通に綺麗。
 女性が見たらたまらないのではなかろうか?^^;
 それまでの経過が、田舎町の情緒や、家族や友人とのつきあいの中で、いたって自然に描かれているので、淡々と心に響く。
 全てがリアルで、ゆえに、二人の恋も現実感をもって、見ているこちらに突き刺さってくる。
 ゆっくりと、着実に、夏の終わりは近づいていく。
 円満に別れ、恋の再開に思いをはせて生活するエリオ。
 オリヴァーから連絡が来る。
 その報告を受け、エリオはもの想う。
 カメラは、その表情の変化を長回しで捉える。
 エリオの頬を涙が伝う。
 私の目にも涙がたまった。
 このシーンは、ゲイを広言しているガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち』のラストを模しているのではなかろうか?

                          (2018/07/09)

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[歴史的な男・西野朗(渡久地東亜の言葉)]

2018-07-03 23:10:00 | 新・保守の一考

☆・・・まだ、お客さんがいるのだが、小康状態なので、ちょちょいと更新!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
 今回のW杯は、私にとっては、日本代表の、予選リーグ 最終ポーランド戦での、時間稼ぎの「パス回し」に尽きた。
 純粋で正義で真っ直ぐな日本が、あんな手を使えたことにドキドキした。
 西野監督は、日本人の、ルールに則りつつの勝負意識を、一段グレードアップさせた歴史的な男だと思う。
 西野監督は、22年前のオリンピックでブラジルに勝っていて、私は、それを生で見ていた。
 人生で2度も、私は西野監督に驚かされたな٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
 マンガ『ONE OUTS』の主人公・渡久地東亜の言葉は勉強になるのう。

『…日本のプロ野球界は、技術面だけ見ればとてもレベルが高くなりました。今や大リーグのそれと比べてもなんら遜色がありません。だが、プロ野球のペナントレースを勝負の場ととらえた時、日本のプロ野球選手は、勝負師としては三流以下です。これは、ある意味、やむを得んことです。なぜなら、プロ野球選手達は、小さい頃から野球技術はみっちり叩き込まれているのに、敵に勝つ方法…つまり、駆け引きしたり、欺いたりすることに関しては、何一つトレーニングされていないのですから……』

『…リーグ戦では敗北が許されている…ってことだ。承知の通り、トーナメント戦は負ければ、その時点で終わり。だが、リーグ戦は違う。今日勝った者が勝者ではない。最終的に、より多く勝った者が真の勝者となる。死ねるのだ、お前たちは。だから、ペナントレースでは、「いかに勝つか」と同様、「いかに死んだか」が重要なのだ…』

 西武で活躍した森祇晶監督も「何回勝つかではなく、何回負けられるかだ」云々と語っていたな。

                                 (2018/07/03)

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