☆これまた、新春早々、燃える映画でした^^
アメリカの片田舎からLAに出てきた少女アリ(クリスチーナ・アギレラ)が、絢爛豪華なれど傾きつつあるクラブ<バーレスク>で、経営者兼ダンサーのテス(シェール)に才能を認められ、トップを目指しつつ、多くの仲間や周囲の者との関係の中で、芸やゲイや恋にまい進し(アリはゲイじゃないけど^^;)、<バーレスク>の存続を目指す物語だ。
話は、スタローン映画的にシンプルだが、その見せ方で、作品が最高に盛り上がるのもスタローン作品的だ。
ここでの「見せ方」とは、主役を演じたクリスティーナ・アギレラの歌と踊りである。
ダンスの方は、いまいち、その上手さが私には実感として分からないのだが、
物語中盤の、ライバルの策略で音が消された舞台上で披露される、そのうなるような歌声は、とてもパワフルで、
私、ビシビシビシと全身に鳥肌を立てました。
ハスキーボイスで甘えた風に歌う舞台も良かったなぁ^^
激しい物語だが、時折、妙に静かなシーン(メイク時や舞台がはけた時)があるのも「幕間」として良かった。
また、ゲイの舞台演出家の家のエピソードや、作曲家を目指す恋人と結ばれる夜のシーンなどは、なんか、物語的にテンポがおかしく、妙に浮いているようには感じた。
でも、アリの才能を僻み、テスに追い出されたライバルのニッキが、テスに謝罪し、<バーレスク>に戻ってくるシーンと、それでも、メイク室で、アリに対し素直になれないけど、何か通じ合うものを感じさせる演出は良かったね。
アリは、<バーレスク>のトップになった後、<バーレスク>買収を画策する金持ちの男と親密になるのだが、脚本的には、アリはけして、その男と必要以上に近しい関係になることはない。
しかし、アリが作品を通してドンドン美しくなっていくので、見ているこちらは、ヒヤヒヤものなのだ。
美人は、悪に傾くからだ・・・。
それから、ニッキとテスの言い合いのシーンの台詞が気に入った。
「あんな、苦労知らずの田舎娘にみんな、引きずられてる!!」
「苦労知らずの子が、あんな風に歌えるとでも思っているの!?」
なんちゅうか、テスの才能絶対主義への真摯な思いが感じられて良かった^^
(2011/01/04)
アメリカの片田舎からLAに出てきた少女アリ(クリスチーナ・アギレラ)が、絢爛豪華なれど傾きつつあるクラブ<バーレスク>で、経営者兼ダンサーのテス(シェール)に才能を認められ、トップを目指しつつ、多くの仲間や周囲の者との関係の中で、芸やゲイや恋にまい進し(アリはゲイじゃないけど^^;)、<バーレスク>の存続を目指す物語だ。
話は、スタローン映画的にシンプルだが、その見せ方で、作品が最高に盛り上がるのもスタローン作品的だ。
ここでの「見せ方」とは、主役を演じたクリスティーナ・アギレラの歌と踊りである。
ダンスの方は、いまいち、その上手さが私には実感として分からないのだが、
物語中盤の、ライバルの策略で音が消された舞台上で披露される、そのうなるような歌声は、とてもパワフルで、
私、ビシビシビシと全身に鳥肌を立てました。
ハスキーボイスで甘えた風に歌う舞台も良かったなぁ^^
激しい物語だが、時折、妙に静かなシーン(メイク時や舞台がはけた時)があるのも「幕間」として良かった。
また、ゲイの舞台演出家の家のエピソードや、作曲家を目指す恋人と結ばれる夜のシーンなどは、なんか、物語的にテンポがおかしく、妙に浮いているようには感じた。
でも、アリの才能を僻み、テスに追い出されたライバルのニッキが、テスに謝罪し、<バーレスク>に戻ってくるシーンと、それでも、メイク室で、アリに対し素直になれないけど、何か通じ合うものを感じさせる演出は良かったね。
アリは、<バーレスク>のトップになった後、<バーレスク>買収を画策する金持ちの男と親密になるのだが、脚本的には、アリはけして、その男と必要以上に近しい関係になることはない。
しかし、アリが作品を通してドンドン美しくなっていくので、見ているこちらは、ヒヤヒヤものなのだ。
美人は、悪に傾くからだ・・・。
それから、ニッキとテスの言い合いのシーンの台詞が気に入った。
「あんな、苦労知らずの田舎娘にみんな、引きずられてる!!」
「苦労知らずの子が、あんな風に歌えるとでも思っているの!?」
なんちゅうか、テスの才能絶対主義への真摯な思いが感じられて良かった^^
(2011/01/04)