『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『探偵はBARにいる』を観た]

2011-09-29 23:59:41 | 物語の感想
☆今夜は、気楽に見れる作品を求めましたら、この作品と相成りました^^

 予告編を見ていた時点で、C調ハードボイルド風な物語だと予想できた。

 その度合いによっては、傑作になり得ると思ったが、残念ながら、その期待には沿うことはなかった。

 序盤、一仕事を終えて、入り浸っているバーに相棒と戻り、カウンターに置いてきていた、やりかけのボードゲームの続きをはじめようとする。

 それが「オセロ」だったので、その、作品の目指すべきものに対しての配置すべきアイテムの致命的な選択ミスに、なんだかなぁ…と、シラけ、

 そこに掛かってきた「謎の女」からの仕事依頼に際しての、主人公のモノローグ(「この手の女は信用できない」など)がウザかった。

 なんちゅうか・・・、軟派でありつつも、締めるトコは締める主人公、すっとぼけているが頼りになる相棒、ポンコツの愛車などなど、

 見ているこっちが安心できると言うか、いわゆるステロタイプな展開に物語は終始する。

 明かされる謎解きも、予告編の時点で分かっちゃう^^;

 探偵役の主人公を演じた大泉洋も、うーん、柴田恭平風の中二病的な自意識過剰な演技だったなあ^^

 まあ、そういう演出なんだろうけど。

 ただ、物語が「ありきたり」なので、普通に楽しめはしますよ。

 配役は豪華だし。

 ヒロイン役の小雪は、私は初期の宮崎駿の作品に出てくるような「色っぽさのない女性キャラクター」に感じるのだが、まあ、脳内変換補完して魅力を感じることとした。

 かえって、主人公の行きつけの喫茶店の、エロ仕掛けをしてくる変な女のほうが魅力的だ^^

 ただ、不満は多いが、上映時間中、楽しく見れることは確かだ。

 それは、自分の住んでいる町(私は東京)と、札幌の町の、ちょっとした雰囲気の違いから来る磁場に引きつけられるからなのかもしれない。

 感心したのが、クライマックス、小樽の駅で、主人公が、全ての謎を理解する箇所だ。

 もちろん、勘のいい人は、物語の謎は分かっちゃってる。

 しかし、私が、ここが優れていると考える点は、

 このシーンにおいて、説明のセリフもモノローグもないのに、

 主人公の表情で、主人公が謎を解いたと把握したことが、観客でもある私たちに分かるところだ。

 なかなか凄いな、と思った^^

     PS.吉高由里子はどこに出ていたのか?

                                                       (2011/09/29)
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6 コメント

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こんばんは^^ (KLY)
2011-09-30 00:34:51
お久しぶりです。
私はこの作品結構気に入っているのですが、何と言うかそれは一重にキャラクターが好きといいますか。ハードボイルドを気取りつつ、電話口でノリツッコミをしてしまう大泉洋がほんと好きなんです(笑)
ちなみに吉高さんは写真での登場ですね。本物のコンドウキョウコの家族の写真だったかと。
KLYさんへ♪ (ミッドナイト・蘭)
2011-09-30 22:31:42
あんまりお久しぶりな気もしませんが^^;
いつも覗いているので^^

私もかなり楽しめまして、エンドロールが終わったら、「緊急告知! 2作目決定!」と出てきたので、楽しみにしてますよ^^

私、「前作はダメだったけど、今回はいい!」と書くパターンが多いので、2作目も辛口に書こうかと。

私は、「水曜どうでしょう」とか知らないので、大泉洋に思い入れは少なくて、そこが、皆と違うかも。
ははは! (sakurai)
2011-10-04 12:23:38
>柴田恭平風の中二病的な自意識過剰な演技だったなあ
ここにはまりました。
わたしが感じていたことを、ぴたりと言い当てていただきうれしいです。
とにかく尻が痛くて、一応それでも見なきゃ・・と思って行った作品。
痛さをオして見に行ったのに、その痛さに見合った映画にしていただきたかった・・というのはこっちの都合ですがね。
sakuraiさんへ♪ (ミッドナイト・蘭)
2011-10-04 23:27:36
「お尻が痛い」っちゅうのも、大層笑えますが^^

なんと言いますか、作品自体も「中2」臭い点がありましたよね^^

最近、サカナクションの『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』 という歌をラジオで聞いたのですが、

「バッハの旋律を夜に聴いた…」から、心が落ち込んだと言う内容のようでしたが、

普通、ここで「バッハ」を出すのはあまりにも当たり前で、恥ずかしいタイトル・歌詞だと思うのですが、

最近では、そんな、私の価値観もあてはまらなくなってしまっているようです。

「探偵はBARにいる」も、そんな流れにある、今撮られるに違和感のある作品でした、私には^^;
ああ。。 (sakurai)
2011-10-05 07:21:21
階段落ちして、尾てい骨にひびを入れてしまったので。。
ここ一カ月は悲惨です。

世の中全体が中二病っぽくなってるのでしょうか。
極端にどっちか!みたいかもですね。
sakuraiさんへ♪ (ミッドナイト・蘭)
2011-10-13 21:18:03
それはお見舞い申し上げます。

私も、バイトの途中で、よくコケるのですが、コケながら、もし骨折して入院でもしたら、生活がままならねぇ! と、倒れても気合でそのまま気にせずに活動を続けます。

もしかすると、いつのまにか骨が折れてて、いつのまにか直っているパターンがあるかも知れません。

私は、最近はそうでもないのですが、頭痛持ちで、これも、もしかして毛細血管が切れてて、でも、ただの頭痛と認識してやり過ごせているのかも知れません^^

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