『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『探偵はBARにいる』を観た]

2011-09-29 23:59:41 | 物語の感想
☆今夜は、気楽に見れる作品を求めましたら、この作品と相成りました^^

 予告編を見ていた時点で、C調ハードボイルド風な物語だと予想できた。

 その度合いによっては、傑作になり得ると思ったが、残念ながら、その期待には沿うことはなかった。

 序盤、一仕事を終えて、入り浸っているバーに相棒と戻り、カウンターに置いてきていた、やりかけのボードゲームの続きをはじめようとする。

 それが「オセロ」だったので、その、作品の目指すべきものに対しての配置すべきアイテムの致命的な選択ミスに、なんだかなぁ…と、シラけ、

 そこに掛かってきた「謎の女」からの仕事依頼に際しての、主人公のモノローグ(「この手の女は信用できない」など)がウザかった。

 なんちゅうか・・・、軟派でありつつも、締めるトコは締める主人公、すっとぼけているが頼りになる相棒、ポンコツの愛車などなど、

 見ているこっちが安心できると言うか、いわゆるステロタイプな展開に物語は終始する。

 明かされる謎解きも、予告編の時点で分かっちゃう^^;

 探偵役の主人公を演じた大泉洋も、うーん、柴田恭平風の中二病的な自意識過剰な演技だったなあ^^

 まあ、そういう演出なんだろうけど。

 ただ、物語が「ありきたり」なので、普通に楽しめはしますよ。

 配役は豪華だし。

 ヒロイン役の小雪は、私は初期の宮崎駿の作品に出てくるような「色っぽさのない女性キャラクター」に感じるのだが、まあ、脳内変換補完して魅力を感じることとした。

 かえって、主人公の行きつけの喫茶店の、エロ仕掛けをしてくる変な女のほうが魅力的だ^^

 ただ、不満は多いが、上映時間中、楽しく見れることは確かだ。

 それは、自分の住んでいる町(私は東京)と、札幌の町の、ちょっとした雰囲気の違いから来る磁場に引きつけられるからなのかもしれない。

 感心したのが、クライマックス、小樽の駅で、主人公が、全ての謎を理解する箇所だ。

 もちろん、勘のいい人は、物語の謎は分かっちゃってる。

 しかし、私が、ここが優れていると考える点は、

 このシーンにおいて、説明のセリフもモノローグもないのに、

 主人公の表情で、主人公が謎を解いたと把握したことが、観客でもある私たちに分かるところだ。

 なかなか凄いな、と思った^^

     PS.吉高由里子はどこに出ていたのか?

                                                       (2011/09/29)
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[JOJO話(1・パープルヘイズ)]

2011-09-26 21:28:52 | 物語の感想
☆私は、「ジョジョの奇妙な冒険」の既部8部作の中で、ジョルノ・ジョバァーナが主人公の第5部が一番好きでないのだが、

 最近、その第5部の後日譚が、上遠野浩平によってオリジナル小説化された。

恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-
上遠野 浩平,荒木 飛呂彦
集英社


 今、読み進めている。

 なかなか面白い。

 第5部で、ジョルノらのギャングチームが敵対するボスがあまりにも強大なので、チームから離脱した少年パンナコッタ・フーゴが主人公であり、

 いまや、新ボスとなったジョルノの信用を得るために、過酷な作戦に身を委ねる・・・、そんな物語だ。

 まだ読み終わっていないので、気に入ったセリフを記しておく。

 フーゴが、チームリーダーのブチャラティからマフィアに導かれるときの言葉だ。

・・・「君に更正の目処はない。だから組織に勧誘するんだ。君は”こちら側”でしか生きられない男だ」

 話変わるが、

 このフーゴが、ジョルノらから離脱するときは、確実に、後の両者の戦いの伏線かと思っていた。

 しかし、この後、第5部において、フーゴが登場することはなかった。

 伏線の回収が行われなかったのだ。

 知っている人は知っているだろうが、第4部での「過去の世界で丈助が出会った、血だらけの未来の丈助」の伏線が為されなかったのと同じくらいの違和感であった。

 まあ、だからこそ、こうして、オリジナル小説が生まれて良かったのだが^^

 ただ、フーゴの場合は、本当は、第5部のボス戦前にバトルが予定されていたことはわかる。

 それは、フーゴのスタンドが殺人ウィルスを発するからだ。

 ラス前の戦いにおいても、チョコラータと言う「ゲスw」のスタンドが、肉を腐らすカビを散布すると言う、フーゴと同じ能力属性だったことから分かろう。

 しかし、フーゴの再登場は、昔の仲間であることが闘いを感傷的にさせることと、その能力にルールがない無差別型殺人ウィルスだったので、バトルの展開が構想できず、その再登場が断念されたのだと、私は考えている。

 今回の小説では、その使い勝手の悪い「無差別型殺人ウィルス」の使い手を主人公に据え、

 さて、上遠野浩平、どうまとめる?^^

                                                      (2011/09/26)
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[人類は逸れていく・・・(ゴキブリ発電/人肉カプセル)]

2011-09-26 20:48:04 | 保守の一考
☆いささか旧聞だが、二つのニュースが心に残った。

 一つ目は、これだ。

   《虫を原発災害ロボに 体液で発電、ゴキブリなら1年活動(日本経済新聞)》

 <東京農工大学の秋山佳丈助教と森島圭祐准教授らは、昆虫の体液を利用して発電するバイオ燃料電池を開発した。体液に含まれる糖分のトレハロースを分解して電気を得る。昆虫に燃料電池を搭載してカメラやセンサーなどを動かし、原子力発電所事故の現場などで活躍する災害用ロボットとして実用化を目指す。
 燃料電池の大きさは縦2.5センチ横2センチ厚さ1ミリメートル。昆虫の体液に含まれるトレハロースを酵素でグルコースに...(2011年09月19日13:58)>

 ここで、私が問題とするのは、「体液で発電」の部分だ。

 この記事は、「体液で発電」の更にその先である「虫を原発災害ロボ」への実用を語っているが(記事のテーマが二つあり、おかしい!!!)、その前の段階で驚きであり、

 私は、現在の日本の「原発忌避」の風潮の中での「代替エネルギー」のあり方として、

 今、「生物からエネルギー」を得られること示していることに危険を感じる。

   ◇

 人類と言うのは、時に、とんでもないことを仕出かす。

 中国の、虐殺に代表される数百万単位の夥しい死体の山の歴史があるし、

 ナチスは、ユダヤ人を虐殺して、脂肪石鹸を作ったと言うデマもあるが、それは嘘だとしても、虐殺をシステマチックに行ったこと自体が、集団ヒステリーの極みであろう。

 魔女狩りの歴史なども言うに及ばず、

 欧米の軍人は、日本兵の頭骨を戦争のおみやげとして娘に送ったり、頭皮を剥いで壁飾りにしたり、耳をそいで故郷の母親に送ったりしていた、のは有名な話だ。

 とまあ、人間っての、たまに、常識を逸脱する。

 昨今の反原発の風潮の中で、東北産の野菜や、東北の生産物、行き交う東北ナンバーの車、最終的には、東北の人間までをも避ける同じ日本人のメンタリティたるや、ヒステリックの最高潮にある。

 原発エネルギーを不浄過ぎるものと信じて疑うことを知らない人間は、上気のニュースを知ると、遠からず、原発エネルギーを捨て去ったあと、必ず、「人間の体液で発電」の帰結に至る。

   ◇

 逸脱先進国の大陸・半島では、こんなニュースがあった。

 これと、「ゴキブリ発電」は精神野においてリンクしている。

 同根を有しているのだ。

   《「人肉カプセル」で中国人摘発 韓国、密輸の4千錠押収 (2011.9.22 19:59) 》

 <韓国関税庁は22日までに、死産した赤ん坊や乳幼児の死体からつくられた粉末入りのカプセルを中国から韓国に持ち込んだとして、朝鮮族の中国人を密輸容疑で摘発、カプセル約4千錠を押収した。SBSテレビなどが報じた。
 同テレビによると、カプセルは8月、7回にわたり国際郵便などで韓国に送られた。国立科学捜査研究所による成分分析の結果、人間のDNAと一致した。調べに対し、中国人は「自分で服用していた」などと供述しているが、関税庁は、韓国内で売りさばいていたグループがいるとみて調べている。
 韓国の有力月刊誌「新東亜」8月号が、韓国に流入した「人肉カプセル」がソウルの薬剤市場でひそかに売られていると報道。関税庁などが捜査していた。(共同)>

 ・・・断言しておく。

 この「人肉カプセル」は、死産した赤ん坊から作られたものではない。

 生きた赤ん坊から作られたのだよ。

 ・・・そんな証拠は、後から出てくる。

 かつて、ナチスが「虐殺工場」で淡々と虐殺生産を行っていたように、

 大陸や半島では、今、「赤ん坊加工工場」が稼動しているのだ。

 そして、日本では、今、「風評被害差別生産工場」が着々と築きあげられている。

 全て、人間の弱さの結果である・・・。

                                                     (2011/09/26)
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[映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』を観た(短信)]

2011-09-25 23:29:13 | 物語の感想

☆前作はいまいちだったんだけど、今回は凄く面白かった^^

 ただ、あまり書くことがないんだよなぁ。

 うひょ、面白ぇ! 面白ぇ!

 と、長尺をダレることなく見ている間に、きっちりとまとまって終わってしまった。

 脚本も、アクションもかなり練られていた。

 それぞれのカーアクションにも必然がある。

 手触りとしては、「ミッション・インポッシブル」のカーアクション編かな。

 これまでのシリーズの仲間が集って、主人公・ドムが、繰り返し「仲間の大切さを語る」のが「ワンピース」っぽくて、出てくるかっちょいい車の魅力ともども、若者の心を引きつけるのだろう。

 お客さんも、普段は映画を見に来ないような「ルーキーズ」ファンみたいな若者が多かった^^

 ところどころに、超力技のいい加減な展開があったが、それが、このシリーズの個性とも思える。

 クライマックスの展開なんて、「ルパン3世(青ジャケ)」みたいだ^^

 しかし、よくもまあ、町を破壊しまくったな^^;

 「ターミネーター3」の消防車カーチェイス以上だ。

 とまあ、色んな作品の面白いところを思い出すが、この作品をこの作品たらしめているのは、

 不器用だけど、優しいヴィン・ディーゼルの笑顔なんだと思う。

 やっぱ、頼りがいがある。

 それから、集った仲間の中にいた紅一点(ガル・ギャドット)は、可愛かったね。

 あごのラインがスッキリしていて魅力的だった^^

     …ネットで拾った写真

 でも、ビキニ姿は、それほどグッとこなかった^^;

 もちろん、その辺を歩いていたら、絶世の美を発散させることになるんだろうけど^^

                                                     (2011/09/25)

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[映画『スリーデイズ』を観た]

2011-09-23 23:50:59 | 物語の感想

☆いやはや、ずーっとドキドキしっ放しで、今もまだドキドキしてますよ^^

   

 愛する妻と子と幸せに暮らしていたジョンだったが、ある朝、突然、妻が殺人容疑で逮捕される。

 妻は否認しているのだが、あまりにも状況証拠が揃い過ぎており、有罪は避けられない状態へ。

 有能な弁護士、実の両親にまで「事実を見つめて」などと言われ、

 そして、精神が不安定になった妻にまで不満をぶつけられ、三年の月日が流れる中で、ジョンは、妻を脱獄させる決意をするに至る。

 長い時間をかけて、脱獄の作戦と準備を進めていく様に、私は次第にドキドキ感を募らせられる。

 激しいアクションをしてなんぼのラッセル・クロウが、大学教授ゆえに頭は切れるのだが、等身大の男を演じていて、

 その脱獄の作戦推考と準備進行が、「こんなにも一進一退でいいんかい」と思えるほどにリアルな描写で長~く描かれる。

 だからこそ、この作品が、私たちが考えるような都合のいいアクションでないことと、ラッセル・クロウのジョンが、スタローンみたいな活躍をするわけでないことがよーく実感できる。

 その、作戦推考と準備進行の長さは、それ自体がメインであるかのように長く、最後まで見終えると抜群なれど、その時点では、初期のキャスリン・ビグローの演出のようなバランスの悪さが感じられるほどに、過剰にドキドキさせられる。

 だが、後半には、これでもかと脱獄作戦が描かれる。

 前半とは異なった、直なドキドキに、私は画面から目が離せなかった。

 ちょっとした間に深呼吸を余儀なくさせられた。

 脱獄作戦の途中、大きなミスが生じ、息子を海外逃亡に連れて行けないという展開になったとき、妻は走行中の車から身を投げようとする。

 どうにか無事に済むが、夫婦はハイウェイの脇に車を停めてへたり込む。

 私は、この作品は、ここで終わりなのかと思った。

 そういう結末なのかと思った。

 しかし、それまでの展開で楽しんだので、これもありかと思った。

 だが、違った。

 ジョンは家族三人で、脱獄の完遂に挑むのだった。

 この後も話は何度も起伏があるのだが、

 ハッピーエンドの終局において、刑務所暮らしの母親を避けるようになっていた息子が、母親にキスをするシーンで、私はかなり感動した。

 ジョンが主軸のようでいて、同じように、母と子の関係も作品中の折々で丁寧に語られており、だからこそ、この最後のキスシーンでグッときたのだ。

                                                    (2011/09/23)

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[映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を観た]

2011-09-20 22:17:41 | 物語の感想
☆いや、面白かった~^^

 今も興奮冷めやらない。

 異星人による地球侵略を、それに反攻する(各国の)軍隊(この作品では米軍・海兵隊)の一小隊の動向を追う中で描いている。

 この作品も、私が褒め称える、『「世界全体の事件」をうまく一小隊の活躍に還元』できている稀有な作品だ。

 しかも、その軍事行動は、戦争映画のようにリアルな段取りを踏んでいる。

 最初こそは、侵略のプロローグと人物紹介に時間を割いているが、

 小隊が作戦に参加してから後はノンストップ・アクションだ。

 エイリアンも、序盤から出し惜しみされることなくスタスタと白昼のLAを人類抹殺に動く。

 二時間弱、私は画面に釘付け!

 それは、幾つかの目的(作戦)が「逃走し反撃」の大筋の間で矢継ぎ早に出されているからだろう。

 主人公・ナンツ2曹(いまいち地味な顔がいい!)が、自分らが逃走に使っていたバスが敵機から攻撃されるのを逸らすために、陽動作戦を行なうのだが、

 それがうまくいき、バスに帰ってきた後の手の震えが止まらないところなんて、良かったなぁ。

   ◇

 男ばっかの作品と思いきや、途中から他の敗残の小隊が合流し、

 その中に女の姿を見たとき、過酷な物語で、女兵士もワイルド系なのだが、私は心が癒されたし、

 後に、救った民間人の家族の中に、美少女と美幼女の姿を見たとき、

 私は、この作品の作り手は「わかってる!」と感心した。

 そして、その可愛さを堪能するためにパンフレットを買うぞ! と決めた。

 (が、パンフレットには、美少女&美幼女はタイトル写真以外は載っていなかった!^^;)

   ◇

 クライマックス・・・。

 敵の司令塔を舞台に、攻撃用のミサイルが飛んでくるので、それまで、そのマーキングライトを掲げつつ、敵からの攻撃を防戦しなくてはならない状況になる。

 3発の予定のミサイルの一発目で、司令塔のてっぺんを破壊。

 司令塔はUFO形態となって大気圏外に避難しようと空に浮上する。

 二発目は、小型UFOが盾となって司令塔にあたらなかった。

 敵の攻撃は熾烈を極める。

 そして、三発目が飛んでくる。

 やはり、盾になろうと、小型UFOが近づいてくる。

 主人公は、女兵士に「あの小型UFOをグレネードランチャーで打ち落とせ!」と言う。

 果たして、作戦は成功し、小型UFOはランチャーで打ち落とされ、ミサイルは司令塔UFOを完全に破壊する。

 私は「やったあ!」と叫んだ。

 しかし、ここ、時間の流れとしてはおかしい。

 ミサイルは市街地のビル街で、見える範囲に飛んできている。

 それを視認し、指示し、ランチャーを撃ち、小型UFOを打ち落とすなんて時間は本来はないのである。

 しかし、その時間をリアルな時間軸で再現しようとすると、「トランスフォーマー」みたいに、観ている者の目がついていかなくなってしまう。

 この『世界侵略:ロサンゼルス決戦』、最初のアクションなどはスピーディーだが、徐々に「映画的にリアル」な時間の流れが構築されていっている。

 だからこそ、「やったあ!」と共感の叫びが起こる。

 見事である^^

                                                    (2011/09/20)
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[日本教育再生機構の政治力]

2011-09-14 21:23:12 | 保守の一考
☆正直、いつの間にやら、採択をドカドカと勝ち取り、私は呆気に取られていた。

 いつも、ガヤガヤと騒ぐ私が何の活躍もしていなかったのに、だ。

 

     採択!

 8月末日の採択期間終了後、期待の地・沖縄の採択地区では、左翼的思考の教育委員の、いつものゴリ押しで採択が覆った。

   [(速報)育鵬社の公民教科書を逆転不採択 イン 沖縄(短信)]・・・クリック!

     採択!→不採択

 私は、その現実に不満を抱きつつ、沖縄の左翼勢力に批判をしつつ、

 心の片隅で、「でも、まあ、これぐらいの<揺り返し>はあるわなぁ」と諦めていた。

 保守派の運動には、いつも限界があった。

 あの保守思想ストーカーの藤岡信勝でさえ、いつも泣き寝入りしなくてはならない状況が多々あった。

 担当行政が、何も協力をしてくれず、無法を見てみぬ振りしていたのだ。

 しかし、今回、それがまた、更に覆った。

   <育鵬社不採択「無効」 文科省3教委で合意なし (2011/09/13 01:35)>

 しかも、文科省大臣まで、「無効」の後押しをしてくれた。

   <中川文科相、育鵬社逆転不採択を無効と明言 (2011/09/13 12:02)>

   採択!→不採択→再々協議

 私にとっては、・・・いや、これまでの保守運動を見てきた身にとっては、嬉しくも異例のことだった。

 うん、不正は糺される・・・、当然のことだ。

 当然のことだが、それがままならなかったのが、左翼包囲網の渦中であった。

 さて、今後、再び、沖縄で採択されるのか?

 注目である。

   ◇

 私は、今回の採択でなく、前回でもなく、前々回の採択のとき(この時は「つくる会」の一員だった^^;)、

 「今回(前々回)の採択は、もはや、高次の専門家の力が発揮されるときだ」

 と、掲示板で語ったことがあったが、それが、美しい形で、今期、結実したわけだ。

 もはや、私の出る幕がないね^^;

   ◇

 割と短期間の間に、藤岡信勝が、今日を含めて2度も産経「正論」欄に小論を発表した。

   <尖閣の地に勇気ある教科書改革 (2011/08/25 08:17)>

   <教科書採択 沖縄県教委の指導はなぜ違法か (2011/09/14 08:29)>

 自分のトコの「つくる会」が採択戦で大惨敗したのに、その総括なしに、なんか知らないが、こうして「保守vs左翼」の図式を冷静に語っているのは非常に気になるのだが、まあ、いいや・・・^^;

   ◇

 ・・・それから、ドン底にある藤岡信勝に対しての、私の「死者に鞭打つ」ような言い草を批判するバカが多いが、

 私は、過去に繰り返し、かように語っているので、熟読4649!

   [標語を疑え! 敵は中国だけ!(2005/5/28の再掲) ]・・・クリック!

 <・・・が、なんで、市井の人間が、「日本人にはいかなる死者も死んだら<仏>と見做し敬う民族性がある」、「日本人は、恨みを持続させない民族性を持つ」などと言う、<根も葉もない標語>にたぶらかされて、間接的に、宅間や氏家に殺された子どもの親御さんの無念を押さえ込もうとするのか?・・・>

 私は、私の大事な、自分の子供の如き文章の数々を、藤岡や西尾や「ロッキード」や「統一教会」に抹消された。

 藤岡が「死に体」だからと言って、その反省も、自分の為した行為の訂正も為しに、攻撃をやめっこないじゃん!

 前にも言ったが、私は、藤岡が死んだら、その墓にウンコを塗りたくりたく思っている。

 その思い、揺ぎ無い。

                                                    (2011/09/14)
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[映画『グリーン・ランタン(3D)』を観た]

2011-09-11 21:40:21 | 物語の感想
☆これは直球のヒーロー映画でしたね^^

 楽しかった。

 低予算で作られたら目もあてられなかったのでしょうが、まあ、今じゃそんなことは絶対にないのでしょうが、主役の<グリーン・ランタン>のコスチュームからして着衣(タイツ)ではなく、流麗なるかなCGでゴッテリと盛ってくれているので、とても格好いい。

 次期地球圏のヒーローに選ばれたハル・ジョーダンは、才能溢れた青年だが、観ている者が共感(理解)できる範囲の苦悩も持っている。

 しかし、至って陽性だ。

 その生き方は、その容姿も含めて、ラブコメ作品の、恋のかませ犬であるライバルのようなタイプだった^^;

 しかも、彼、やや、斜視だよね^^;

 ヒロインは、大人顔のベッピンさんでした。

 かような、ちょっとした顔のしわも魅力的に見える女性はいいね^^

    

 だが、めまぐるしい展開の中で、主人公がそんな性格だからこそ、こちらも「さもありなん」と許容できるのかも知れない。

 一度は、ヒーローになることも拒否するのだが、その理由もネガティブの割には悩まず即決なのである^^;

   ◇

 余談だが、少年ジャンプの編集者の書いた本を読んでいたら、こんな風に誌名をほめられたことがあったそうだ。

 ジャンプって名前は、マガジンやサンデー、チャンピオンやキングのように、ナンバー1と言うか決定版の名前じゃなくて、その先がある…、発展の余地のある名前でいいね、と・・・。

 私は、この「グリーン・ランタン」と言うヒーロー名と言うか(実際には組織名か)…、を、そのネーミングだけで発展途上のヒーローのイメージに変換したが、それによって、かなり、作品自体を大目に見られたので、非常に楽しめた。

 そもそも、ハル・ジョーダンは、宇宙を守るヒーロー組織<グリーン・ランタン>の、未熟な新人の一人に過ぎない。

 ある意味、決定版の名を持つ<スーパーマン>以上の能力さえ持っているのだが、組織内では、ヒヨッコに過ぎないのだ。

 それって、非常に面白い。

 「オンリー1」じゃないのだ。

 <グリーン・ランタン>メンバーは、宇宙を3600に分割した分だけのメンバーがいて、それぞれが、それぞれの惑星の知的生命体の姿をしていて、それだけでも斬新だ。

 その本部の惑星<オア>には、何やら長い歴史があり、そこには相応の文明がある。

 その「何やら」は、作品に多少なりとも深みを与えてくれていて、このヒーローをありきたりにはしていない。

 ・・・私は、この作品を見ていて、非常に『ウルトラマン』シリーズ(しかも、後期)に似ていると思った。

 いや、「パクり」「パクられ」の話をしようとしているのではない(ならば、「グリーン・ランタン」のほうがはるかに古い)。

 惑星オアが「光の国」を髣髴とさせるし、「グリーン・ランタン」メンバーはウルトラ兄弟みたいだ。

 力の継承は、光る球体によって為されるし・・・(この作品では赤ではなく緑^^)。

 さしずめ、新参者として特訓させられつつ信用されないハルの姿は、モロボシダンにしごかれるレオのようだった。

 つまり、私にとって、この作品は「緑のコスチュームのウルトラマン」なのだ。

 道理で、親しみやすい訳だ^^

                                                    (2011/09/11)
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[(緊急)バカか…、小林よしのりの「反原発」主張]

2011-09-10 18:42:04 | 保守の一考
☆これから、『グリーンランタン』のレイトショーを見に行くのだが、その前に、取り急ぎ書いておく。

 ここでは、「脱原発」が間違っていると言ってるのではない。

 小林よしのりの「脱原発」論旨はおかしいぞと言っている。

 朝、「2ちゃんねる」の、この記事を読んで、「メチャクチャだな」と思った。

   ◇

 【原発事故】 小林よしのり氏「左翼=脱原発、右翼=原発推進は思考停止。本来は、保守こそが脱原発を主導するべき」

   1 :うしうしタイフーンφ ★:2011/09/10(土) 15:44:13.47 ID:???0

★小林よしのり氏「左翼=脱原発、右翼=原発推進は思考停止」
 「保守政治家」を自認する野田佳彦・新首相が誕生した。野田氏は原発再稼働に積極的だと言われているが、「リベラル」「左翼」と評された菅政権と何が変わるのか。
 べストセラー『国防論』の著者・小林よしのり氏は、原発問題についてこう語る。
   * * *
 保守派はすぐに、サヨクは「脱原発=反核」で、保守は「原発推進=核保有」だと色分けするが、思考停止している証拠だ。
 そもそも技術への信仰とは進歩主義の思想であり、進歩主義を疑うのが保守のはず。
 本来は、保守こそが脱原発を主導するべきなのだ。
 また、保守派は原発を持つことが潜在的な核抑止力になっていると嘯くが、むしろ原発の保有によって
常にIAEA(国際原子力機関)の査察を受け、アメリカの統制下で絶対に核保有できないようになっているのが現状である。
 核兵器が必要であるなら、そういったまやかしを止め、脱原発と核保有をセットで進めるべきだとわしは考える。
 原発を廃止すると同時に、NPT(核拡散防止条約)から脱退して核兵器保有を宣言する。
 それこそ、日本が真の独立国となる道筋ではないか。
 ※週刊ポスト2011年9月16・23日号 http://www.news-postseven.com/archives/20110910_30373.html
 前スレ http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1315618801/

   ◇

 文章の全てがおかしい。

 先ず、最初の「べストセラー『国防論』」の前置きだが、この本、売れてないじゃん・・・^^;

 ・・・次に、「保守派はすぐに、サヨクは「脱原発=反核」で、保守は「原発推進=核保有」だと色分けするが、思考停止している証拠だ。」についてだが、それは、小林よしのりと左翼の頭の中だけでの定義であることは、読んでいけば分かって貰えよう。

 で、

   >>「そもそも技術への信仰とは進歩主義の思想であり、進歩主義を疑うのが保守のはず。」

 ここが一番酷い!

 この人、「進歩」と「進歩主義」の区別がついてない!

 本義での「進歩」を認めない保守派などはいない。

 若干、<磐南総研>と言う、奇矯な保守派の爺様たちに媚び諂う若手の集団(もう彼らも若くないが…。ちなみに、私は40歳にして異常な若さを保っている^^)が「縄文保守」として、旧石器時代の生活に戻る運動をしているが、

 ごく真っ当な保守派は、「進歩」の恩恵をありがたく享受している。

 ただ保守派は、「進歩」の名を掲げた、異常な人格を持つ集団たちを嫌悪し、認めないだけだ。

 左翼は、常に、本来は素晴らしい意味を持つ言葉の数々を貶める。

 「進歩」、「自由」、「平等」、「権利」・・・。

 それらに過剰な意味・運動を付加し、言葉に異常性を宿す。

 よって、

 続く、

   >>そもそも技術への信仰とは進歩主義の思想であり、進歩主義を疑うのが保守のはず。

 は、前提が間違いであるが故に、間違い・・・。

 保守派は、「伝統」指向一辺倒であるわけではない。

 私は10年前から言っているが、

 保守とは「理想と現実のバランス」であり、「リスクを受ける思想」なのである。

 科学をないがしろになどは出来ない。

 保守派は原理主義ではないのである。

 可能性は常に模索している。

   >>本来は、保守こそが脱原発を主導するべきなのだ。

 それに伴う原子力エネルギーの可能性を捨て去ることなどは、保守は絶対に出来ない!

 代替エネルギーさえないのに、左翼が言っているのは、民主党の子供手当ての「財源(埋蔵金w)」と同じだぞ!

   >>また、保守派は原発を持つことが潜在的な核抑止力になっていると嘯くが、

 「原発は潜在的な抑止力」とのたまっている人は知らないが、この小林よしのりのように、「原発=核」と短絡的に考える人にとっては、抑止力足り得るだろう。

 そもそも、それを別個に考えられたから、原発は造られ続けてきたのだ。

 だから、私の見方では、小林よしのりの、「原発=核」の考え方が不思議でしょうがない。

 この考え方が、両者の区別をつけられず、多くの風評被害を生んでいるのだろう。

   >>むしろ原発の保有によって常にIAEA(国際原子力機関)の査察を受け、
     アメリカの統制下で絶対に核保有できないようになっているのが現状である。

 だから、私には、いきなりのアメリカ批判が文章の流れとして理解できない・・・。

 つまり、じゃあ、核保有しろといっているのだろうが、それは現実的には非常に難しいし、

 ずいぶんとお気楽に言ってくれているので、

 「じゃあ、あんた、すぐに取り掛かれ!」と言いたい。

   >>核兵器が必要であるなら、そういったまやかしを止め、脱原発と核保有をセットで進めるべきだとわしは考える。
     原発を廃止すると同時に、NPT(核拡散防止条約)から脱退して核兵器保有を宣言する。
     それこそ、日本が真の独立国となる道筋ではないか。

 沖縄で、保守派の教科書を採択することさえ難しい段階に、随分と威勢良いことを言うものだ。

 一歩一歩前に進んでいる者たちに、

 ずいぶんとお気楽に言ってくれているので、

 「じゃあ、あんた、すぐに取り掛かれ!」と言いたい。

 私には、原発のある国であることよりも、核保有国であることのほうが、(それでも私は認めるが)たとえ必要悪であっても、日本(人)の環境に与える「悪い影響」は遥かに高いと考えるよ。

 てゆーか、この人の主張、都合が良過ぎる。

 都合のいい解釈で、都合のいい結論をダダ漏れさせ過ぎている。

   ◇

 小林よしのりに、お勧めの本があるよ。

 「進歩」と「伝統」のせめぎあいを、創作の中で見事に描ききった作品だ。

 『ONE PIECE』の<空島篇>だ。

ONE PIECE 31 (ジャンプ・コミックス)
尾田 栄一郎
集英社


 熟読せよ!!!

                                                    (2011/09/10)
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[与党民主党考・132 「のだ」]

2011-09-09 22:55:40 | 保守の一考
☆バイトで疲れたので、短めで・・・。

 野田新政権が誕生したが、鳩山や菅のようなガイキチではないようなので、私は静観している状態。

 前原にならなくって良かったなぁとは、朝のニュースを聞いて思った。

   《武器輸出3原則見直し…前原政調会長、米で訴え (2011年9月8日14時05分 読売新聞)》

 <【ワシントン=向井ゆう子】民主党の前原政調会長は7日午後(日本時間8日午前)、ワシントン市内で開かれた日米同盟に関するシンポジウムで講演し、日米同盟の深化や日本の国際平和協力活動の強化に向け、武器輸出3原則を見直し、自衛隊の海外派遣時の武器使用基準も緩和する必要があるとの考えを表明した。
 これを受け、藤村官房長官は8日午前の記者会見で、武器輸出3原則の見直しを検討する考えを示すなど、今後、政府・与党内で議論が進みそうだ。
 前原氏の訪米は、今月21日からニューヨークで始まる国連総会の一般討論演説にあわせて訪米する野田首相の「地ならし」の意味合いが強く、日米同盟を外交の基軸として重視する新政権の姿勢を改めてアピールする狙いがある。
 前原氏は講演で、「自衛隊の国連平和維持活動(PKO)の参加実績は改善の余地がある。法的側面の課題を解決する必要がある」と指摘。特に、武器使用基準に関して、「自衛隊とともに行動する他国軍隊を急迫不正の侵害から防衛できるように」緩和するべきだと訴え、政府・民主党内で検討を進める考えを示した。>

 内容が問題なのではない。

 党内でのコンセンサスも得てなくて、当然ながら閣議も国会も通さずに、いつもの如く、その場の思いつきで語っていることに眩暈がするのだ。

 これでは、<スキゾフレニア>の菅の「口先」と同じではないか。

   ◇

 <脱原発>や、先の参院選前の<増税>発言に代表される菅の<ピラメキ☆>が、前原が首相になっていたとしたら、バージョンチェンジして国民を困惑させていたことになる。

 いや、鳩山も、相当な<スキゾフレニア>だったよね。

  国連での、鳩山による、突発的な「温室ガス25%削減」発言は、ある意味、中国へのばら撒き政策として帰結しよう・・・。

   ◇

 今、<脱原発>を掲げた菅のせいで、日本の発電は火力に頼らざるを得なくなり、

 鳩山のせいで多額の金をばら撒くことになった「温室ガス25%削減」が実現不可能となり、

 ただでさえ、中国の排ガス権を「莫大な金で買う」ことになっていたのに、

 いつもの民主党の如く、自分で自分の首を絞めるが如く(ブーメラン現象)、

 更に、膨大な金(国民の血税)をドブ(中国)に捨てることになる。

   ◇

 さて、野田首相だが、自衛官を父に持っていることもあるのか、その歴史観を伝え聞くに、現在のところは、どうやらまともな人物のようにも思える。

 しかし、いきなり、党三役や閣僚人事で、それまでの政治的な発言からは想像がつかないような決定をした。

 目立つのが、輿石・日教組・東の幹事長就任・・・、

 山岡・外国人参政権推進派・賢次の国家公安委員長 兼 拉致問題担当相就任などだ。

 それについては、私はこう考えるしかなかった・・・。

 ・・・眠いので、後日に続きます・・・^^;

                                                      (2011/09/09)
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[(速報)育鵬社の公民教科書を逆転不採択 イン 沖縄(短信)]

2011-09-09 06:39:37 | 保守の一考
☆・・・無理を通せば道理が引っ込む。

 奴ら(左翼=北朝鮮信奉者)は、今後も、このやり方を繰り返すぞ!

 出勤前なので、とりいそぎ引用だけしておく。

   《育鵬社の公民教科書を逆転不採択 (2011/09/09 01:30)》

   《育鵬社の教科書問題 これは教科書採択制度の危機 (2011/09/09 01:32)》

   《育鵬社の教科書問題「沖縄県教委は無法状態」(2011/09/09 01:39) 》

 もはや、法治国家じゃなくなっているな、沖縄は!!!

                                                       (2011/09/09)
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[東日本大震災/東京での私の思い・54 「汚ねぇ面したヤツほど、意地汚く生きたがる」]

2011-09-08 21:49:42 | 保守の一考
☆・・・《福岡の福島応援店、放射能心配と出店中止に (2011年9月8日12時23分 読売新聞)》

 <東京電力福島第一原発事故の風評被害で苦しむ福島県の農家らを支援しようと、福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」で17日に予定されていた「ふくしま応援ショップ」の開店が、中止されることになった。
 出店を計画していた同市の市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」に、「福島からトラックが福岡に来るだけでも放射性物質を拡散する」といったメールや電話が相次いだためで、同団体は新たな出店先を探すという。
 同団体によると、農産品の宅配を行う「九州産直クラブ」(福岡市南区)と連携し、マリノアシティ内の農産品直売所「九州のムラ市場」の一角で開業する予定だった。生鮮食料品の取り扱いをやめ、福島県の生産者から仕入れたジャムや梅干し、乾めんなどの加工品を販売する計画で、放射線量が国の暫定基準の10分の1以下であることが確認されたものに限る方針だった。
 8月26日に出店を発表したところ、同団体などに「出店するなら不買運動を起こす」など、放射能に汚染された食品が福岡に持ち込まれることを不安視するメール十数件と電話が多数寄せられたという。今後、同団体は別の出店先を探し、通信販売を検討するという。
 同団体の石井洋平事務局長(31)は「出店の契約を交わしていた九州のムラ市場側から、受け入れ断念を通告された」と説明。「安全が確認されたものだけを販売する予定だっただけに残念。何とか福島の生産者を支援する方法を探したい」と話した。
 これに対し、同市場は「契約は成立しておらず、双方の話し合いで白紙に戻すことになった」と反論している。>

 ・・・このような問題が起こると、最近、私は、こう思う。

 そんなにまで、意地汚い感情をあらわにして生き続けたいのかよ、と。

 きっと、煮しめた様な顔の、サヨク運動家のババァが電話かけてんだよ。

 隕石でもあたって、こんなババァどもは死ねばいいと思うよ。

 何なんだろう?

 こうまで偏執的に不健康な精神になってまで守られなければならない「命」というのは何なんだ?

 私はつくづく、戦後民主主義の、日教組体制の下での「生命至上主義」にイライラさせられる。

 上記のニュースのような醜い感情を目の当たりにさせられてまで、尊重しなくてはならない「命」ってもんに反吐が出る。

   ◇

 ・・・偶然なのだろうが、仕事が定時で終わると、とある踏み切りで、いつも、福島ナンバーの<Fit>の後につくことが多い。

 私は、いつも、「大変かも知れんが、頑張れや」と思い、確かに、震災の影響でこちらに来たかは分からないのだが、仮に被災者だったとして、私の住んでいる地域を頼りにして来てくれたことが嬉しいのだ。

   ◇

 戦時中、沖縄では、米軍の上陸を前にして、多くの集団自決が起こった。

 これは、米軍が村を襲ったら、死ぬよりも残酷な目に遭わせられるという強迫観念が生んだ悲劇だ。

 とある家族の父親が、一人一人、自分の家族を殺していき、最後に自決しようとしたら、軍人に「はやまるな!」と止められてしまったとか、

 キズが浅くて一人生き残ってしまった子供とか、更なる悲劇を生んだ。

 それを聞いたとき、私の心は殺伐としたものになったものだった。

 教科書改善の会主催の「沖縄戦シンポジウム」に参加したとき、昨年亡くなった中村粲氏だったかな、が、「沖縄の方々には、我々とは違った生命の観念があったのではないか」と語っていた。

 私なりの解釈では、ニライカナイ(死者の魂の還る楽土)の思想が、「死が終わりではない」と言う観念を生み、それが当時の沖縄の人々の精神にあったのでは、と思った。

 だが、私には、ちょっと理解し難かった。

   ◇

 しかし、今、私には、沖縄の方の「潔さ」が少しは分かる。

   ◇

 こんな記事もある。

   《湯浅博 「放射性物質がゼロ」だなんて (2011.9.6 08:04)》

 <奥秩父の山々を逍遙(しょうよう)した登山家の木暮理太郎は、最高峰の金峰山を「百貫の貫禄を具(そな)えた山の中の山である」とたたえた。その深い山容に憧れて、主に秋や冬に幾度か登ったことがある。
 ありがたいことに、この名山に向かう本谷川ルートの起点に増富ラジウム鉱泉があった。疲れた身体を湯に浸し、山仲間と語り合うにはこのうえない。
 増富は戦国時代には武田信玄の隠し湯と知られ、いまも「ラジウム含有量世界一」として世に名高い。ラジウムが放出する低レベルの放射線が、神経痛、肝臓障害、胃腸病に効用があるとして、昔から湯治客が引きも切らない。いや、はずだった。
 「適度の放射線は、間違いなく体にいいんですが、福島第1原発事故からは、みなさん問答無用になってしまって」

 当地の財団法人みずがき山ふるさと振興財団総支配人、小山芳久さんはラジウム温泉の効用を研究している。ラジウムのガス気体は生理代謝を促進させ、体内の老廃物を取り除き、自律神経系統を復調させるという。
 ステロイドが毒にも薬にもなるように、放射線もまた温泉療養にもがん治療にも使われる。もとより、放射線は自然界にたくさん飛散しているから、微量なら少しも問題はないはずだ。
 ところが、福島第1原発から出た放射性物質をもって、放射線すべてが邪悪な「毒」にされた。だが、レントゲン写真撮影の拒否は聞かないのに、全国のラジウム温泉では客が激減した。
 そこへいくと、京都五山の送り火保存会や京都市は偉かった。8月16日の“大文字の送り火”に、大津波で倒された陸前高田市の名勝「高田松原」の松でつくった護摩木を燃やす計画を立てた。
 神事にかかわる火だから、松をナタで割ってかんなをかけ、被災者が1つずつ願いを書き込んだ。表皮を削り取っているから放射性物質は出てこない。
 でも、1人が「セシウムが」「ストロンチウムが」といえば、たちまち偽善の仮面がはげてしまう。利己の素顔が出てから、計画の撤回するまでが早かった。人はいつだって、きれいな口をききたがるものだ。
 ところが、世論の批判を浴びると、あわてて仮面をかぶりなおした。悪いことに、2度目の護摩木は表皮つきだから、微量の放射性物質が検出された。今度は遠慮なく仮面をはいだから、陸前高田の人々には無残この上ない。
 ある雑誌で、科学ジャーナリストの松永和紀さんが興味深い計算をしていた。護摩木1本の重量を1キロとして、放射性セシウムが含まれる表皮の重量を10分の1と仮定する。すると、護摩木500本にセシウムが5万6500ベクレル含まれることになる。
 これらの放射性セシウムを1人ですべて吸ったとしても、被曝(ひばく)線量はなんと0・034ミリシーベルトでしかない。ちなみに、受動喫煙している女性の発がんリスクの上乗せは、2~3%になるそうだ。こちらの方がよほど怖い。
 京都の燃やさないという決定は、「放射性物質ゼロ」でないと気が済まないのと同じだろう。自然界にある放射線は世界平均で年間2・4ミリシーベルトで、日本は1・5ミリシーベルトだから、どだい無理な話なのだ。増富温泉の小山さんが「いまは問答無用ですから」と頭を抱えるはずである。
 さてと、次の週末には、玉川温泉か、三朝温泉か、あるいは増富温泉がよいか。ラジウム入り温泉に行ってこよ。(ゆあさ ひろし)>

 この文章を書いた湯浅記者が、あえて、「ラジウム温泉に行こうっと」と宣言していると同じ気持ちが、

 私をして、四ヶ月前、福島は飯館村・浪江町・南相馬市の被災現場に赴かせた。

 そもそも、科学的には、なんら危険がない、現在の警戒区域外の放射線量である。

 「魔女狩り」みたいな「僻み・妬み・嫉み」のメンタリティで生き続けるならば、

 常軌を逸している様に見えつつ、人間としての「生」を全うしようとして集団自決に至ってしまった沖縄の方々のほうが、よっぽど「人間」として真っ当だ(「全う」と「真っ当」は駄洒落ではない)。

   ◇

 こんな事件もあった。

   《「売上義援金」の水、実は水道水…容器は使用済み 和歌山の夫婦逮捕 (2011.7.17 12:00)》

 <東日本大震災に伴う福島第1原発事故で、放射性物質が拡散し水道水に対する不安が広がった。発生直後には、東北、関東地方を中心に販売用飲料水が不足した。そんな深刻な事態に便乗し、飲料水を違法にネット販売した夫婦が5月、和歌山県警に逮捕された。売り上げを義援金として被災地に送るなどとうたい、「和歌山の天然水」と称して販売。が、中身はただの水道水だったり、使用済みの容器に入っていたりと、お粗末極まりないものだった。人の善意に漬け込んだ卑劣な犯行。もちろん、売り上げは義援金として寄付されていない。(田中俊之)>

 騙されたバカも悪い。

 水道水を飲んで、別個に義援金を送っていれば良かっただけのことだ・・・。

                                                    (2011/09/08)
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[映画『日輪の遺産』を観た]

2011-09-06 21:03:43 | 物語の感想
☆これは、予告編の時点で「名作」ですね。

 何よりも、予告編で垣間見える、敗戦に伴う、国の隠密作戦に借り出される20人の少女たちの「チンコロねーちゃん」風な顔立ちが、もう作品の成功を約束している。

 まあ、13,4歳の設定なのだから、AKBなどが演じるのは無理なんだろうけどさ、

 そこから、幼い顔立ちの子らをピックアップして、幾らでも「客寄せ」出来たろうに、それをせずに、この作品の作り手は、少女たちの外見にも「時代」を代表させていたと思う。

 いや、若干、<なでしこジャパン>風のワイルドな娘たちもいたので、一回りして現代風なのか?

   

   ◇

 ・・・最近、戦中・戦後を描いたNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」を見続けていて、楽しんでいるし、驚くほど巧みな展開にうならせられることもあるのだが、

 最近、ふと我に返り、「このドラマにはテーマがない」ということに思い至った。

 すると、なんか、面白みが全くなくなってしまったのだ。

 前作「てっぱん」、前々作「ゲゲゲの女房」にはあったものが、この作品にはなかった。

 なんか非常に器用に、多くの先行作品から、それと分からぬように「物語的な起伏」をチョイスしているような印象だ。

 土曜日だけ、主題歌(平原綾香)がかかるのだが、その「主語」が誰なのかも全く分からない。

   ◇

 まあ、それはさておき、『日輪の遺産』に話を戻す。

 『日輪の遺産』も、少女たちや、その少女たちを囲む大人たち(4人)に、それぞれ全く異なる「思想」「結末」があり、そこでテーマが拡散しそうにも思える。

 少女たちは、自分らが任された、国の機密作戦に、若さゆえの明るさでまい進する。

 少女たちの引率教師・野口(ユースケ・サンタマリア)は、平和主義者だが、(現代の日教組教師のように)国民の義務をサボタージュするような無責任さはない。

 作戦の責任者のエリート将校・真柴(堺雅人)は、作戦の遂行を坦々と進めるが、短絡的な主戦論には疑問を持っているも、実戦をいまだ知らない。

 機密作戦の主計面での責任者・小泉(福士誠治)は、経済面には強いが、作戦遂行に対しては思想的な視野は持ち合わせていない(作戦終了後、風呂に入った娘たちの背中を流すという「おいしい役」を担う^^)。

 作戦の用心棒として、叩き上げの軍人なれど、足の負傷で内地に戻ってきている曹長・望月(中村獅童)がいて、作戦を遂行しつつ、冷静に状況を見つめている。

 それぞれの考えは全く違う。

 それぞれの行動も、クライマックスに向けて、全く異なる。

 しかし、目的は一つ、「御国の未来の為」、そこで、アンサンブルが奏でられる。

 そして、それぞれの「目的合理性」が、骨太なテーマとなっている。

   ◇

 浅田次郎の初期の作ということで、ご都合主義も見える。

 特に、戦後、一般人となった真柴が、巣鴨プリズンの病棟に収監されている梅津元参謀総長に面会出来ちゃうところや、

 小泉の、マッカーサーの執務室で行なう口上や脅迫・・・、

 作戦終了後、機密保持のため少女たちの殺害命令を覆そうと、真柴が阿南陸軍大臣の元に押しかけると、偶然にも切腹している最中であったり、などなど…。

 しかし、それらは、話の簡略化として許せるかな。

 物語の初っ端のほうで、望月が主戦派を退ける大立ち回りや、

 クライマックスの、真柴による「椿三十郎」的な血飛沫殺陣も、

 唐突であり意外だったが、物語のいいアクセントになった。

     

   ◇

 はぁ…、しかし、戦後、真柴が望月に対して言うのだが、望月、「いい男」である^^

 軍人としての仕事を十全にこなし、作戦にも疑義を挟まず、

 しかし、作戦終了後、パニくって少女に銃口を向けた小泉に、「守るべき者を守らずして、どうしますか?」と、銃口を前に立ちふさがる。

 そして、戦後、訪ねてきた真柴に、「久江を嫁に貰おうと思っています」と頭を下げるのだ。

 格好いいなぁ、おい!

 久江も、童顔の癖して、戦後は、望月の横に付き添い、もう大人の仕草だぜ!(この娘、現代パートでは八千草薫が演じているが、面影がある)

 たまらんなぁ!

 俺も言いたい。「スーちゃんを、嫁に貰おうと思っています」(スーちゃん(土屋太鳳ちゃん)は20人の中で一番の美少女^^)

          

   ◇

 さて、この物語で、一番に優れていると思った箇所を記す。

 『ロミオとジュリエット』の如く、ある意味、「誤解」で、20人の少女が命を絶つ。

 だが、一見、犬死にのように思える少女たちの死こそが、真に占領軍を平伏させた点が素晴らしかった。

 戦後、機密であった「遺産」の隠匿は、あっけなく占領軍に見破られた。

 作戦自体は、それで失敗だった。

 しかし、少女たちの「誤解」による死が、その失敗を帳消しにした。

 そこには、マッカーサーの感傷的な断念がある。

 しかし、マッカーサーには…、アメリカには、そのようなメンタリティがあるので、一概に捨てて置けない結末だし、一抹のリアリティもある。

 また、少女たちの亡骸である。

 本筋では、その亡骸の描写はなく、長い長い現代パートにおいて、骨となって「遺産」を守る少女たちの図、死んだ直後の眠ったような少女たちの図…、がカットインされる。

 こちらの情緒を直撃するような段階描写である。

 そして、老境に入った久江の前に現われる、幻影の教師と少女たち・・・。

 その場では泣かなかったんだけど、それから数日立つ今、思い出すと目が潤んでくる。

                                                    (2011/09/06)
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[「新しい歴史教科書をつくる会」会長ノブカツ辞任]

2011-09-05 23:59:27 | 保守の一考
☆・・・《歴史教科書の盗用問題、藤岡信勝氏が引責辞任

 <中学校向けに自由社(東京都文京区)が編集した2012年度版「新しい歴史教科書」の年表が他社教科書からの盗用だった問題で、「新しい歴史教科書をつくる会」は5日、教科書の代表執筆者だった藤岡信勝・拓殖大客員教授(67)が8月31日付で同会会長を引責辞任したと発表した。
新会長には、杉原誠四郎・帝京平成大教授(70)が就任した。藤岡氏は理事としてとどまる。
 藤岡氏は「チェックが甘かった。不明をおわびしたい」と辞任理由を述べた。同会によると、「新しい歴史教科書」は来年度、全国の私立6校で使用されるが、国公立校での採択はなかった。(2011年9月5日19時23分 読売新聞)>

 速報がメールで来たのだが、私は残業の真っ最中であった。

 ちょうど土曜日に、その、私が本日の残業時間にやっていた作業を担当した男がミスをしたらしく、

 私は、かなり上の上司に「そいつは、この作業に入れるな!」と注意されていて、

 私は「僕には、それを決める権限がないですよぅ」と返し、

 「ならば、直属の上司に言っておいて」と言われていたときだ。

 ・・・なんとも、その藤岡信勝会長辞任には、思いが過ぎった。

 色んなことが思い出された。

 私が西尾幹二の「バカ弟子」を名乗っていた頃、「つくる会」のシンポジウムの楽屋前で、西尾幹二への挨拶を待っていたとき、藤岡信勝が通路を通り過ぎた。

 もう、かれこれ、10年ほど前だろうか・・・。

 この頃、西尾と藤岡はケンカしていた。

 この二人はいつもケンカしていたのだ。

 ケンカしていないときは、二人で共闘し、誰かに追い込みをかけているのだった・・・^^;

 それは、こちらに詳しい。

 彼らについて論じるのことは膨大な文章量を必要とするが、ともあれ、こちらを読んでいただければおおよそが分かる。

   《狂乱の春—「つくる会」会長職2ヶ月   種子島 経》・・・クリック!

 さて、話を戻す。

 私が「つくる会」シンポの楽屋で西尾幹二を待っているときに、藤岡信勝が、私に会釈をしながら通り過ぎた。

 通り過ぎたのである。

 つまり、楽屋ではなく、舞台に向かったのだ。

 しかし、私が楽屋に挨拶に来る余裕があるので、まだまだシンポジウムの幕は開かない。

 西尾幹二に至っては、仕出し弁当をモグモグ食っていた。

 高森明勅氏は、ボーッと座っていた。

 藤岡信勝の気になる行動…、その理由はすぐに合点が言った。

 つまり、西尾幹二とケンカしていたので、顔を合わせたくなくて、でも、自分も登壇者の一人なので、シンポジウムが始まるまで、ずーっと舞台袖のパイプ椅子に座って待っていたのだ。

 開幕前の暗い舞台袖、わりに大きな瞳を爛々と輝かせ、ひん曲がった口元を極限までひん曲げて、藤岡信勝は、その苦渋の小一時間を耐えていたのだ。

 彼は、耐えるのに慣れている。

 耐え続けた人生だ。

 その執念は、ここ半年の菅直人のメンタリティと同根だろう。

 信勝は、今回、辞任をした。

 しかし、この人、けしてめげることはない。

 また、一から色んなことを積み上げて、周囲の者に追い込みをかけていくのだろう。

 だから、私は、その辞任に対し、あえて言う。

     「ざまあみろ!!!」

 しかし、辞任の理由は、「つくる会」教科書が全く採択されなかったことこそが大きいと思うのだが、盗用問題で辞めるのね。

 ・・・とりあえず、今夜は、私、寝ます。

                                                    (2011/09/05)
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[映画『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』を観た]

2011-09-04 23:59:26 | 物語の感想
☆正直、『オーシャンズ』の捏造ドキュメントの流れに属するものだと思い、見るのが嫌だったのだが、いちお見たら、やや「ライフ」と言う総括的なタイトルにはふさわしくないが、気楽に見ることの出来る、普通にいいドキュメント作品であった。

 なんか、ここ数年、おそらく、キムタクかなんかがテレビで「俺はいつも、NHK深夜のドキュメントを見るのが定番なんだ」とか言ったらしく、若者の間でドキュメント番組を見てると自慢げに吹聴するのが流行っているが、いちお言っておくと、NHKのドキュメント番組(特に近代史物)なんて、捏造・思想誘導の淀みと化しているからね。

 だから、NHKのドキュメント番組を見るときは、ナレーションを消して、字幕を読まないで、映像だけを吟味することを推奨したい。

 ・・・のだが、『オーシャンズ』のように、画面作り自体を捏造したりすると、見ている者は何を信じていいか分からなくなってしまうよね。

 この作品『ライフ』は、「生きる」意味をテーマに、誕生から、育てる・食べる・狩る・守る・結ばれる・出産・繁栄と、地球に生きる多種多様な生物の生き様を描いている。

 >>誕生から、育てる・食べる・狩る・守る・結ばれる・出産・繁栄 ・・・と、書いたが、そのカテゴライズは、別にカタログ的に羅列されるわけではなく、

 割と自然な流れで語られていく。

 南極のあざらし親子に始まり、続いて、雪中のニホンザル一族の温泉浴が描かれる。

 いきなりの日本の舞台に嬉しくなるも、その高解像度で映し出されるニホンザルの顔々に、…その人間臭さに驚かされた。

 ローランドゴリラも、なんか、同僚にいそうでやばかった^^;

 シーンが変わり、次の生き物が紹介される前には、その生き物の住む土地が俯瞰されるのだが、地球上の多くの土地の風景の素晴らしさに見とれた。

 これは編集のうまさもあろう。

 雪国の次はジャングル、サバンナの次は高地、森の次は大海原と言う感じで、シーンごとに変化があるので、見ているこちらは新鮮な気分にさせられるのだ。

   ◇

 熱帯の大きな「アゴ」を持つクワガタの嫁取りのエピソードがあるのだが、

 このクワガタは、高い木の上で待つメスを手に入れるために、並み居るライバルとバトルを繰り返し、相手を木から落としめ、メスの元へ向かう。

 ジャンプマンガ…、特に車田作品みたいな設定で面白いのだが、この、主人公クワガタの連続したバトルは、連続した時系列で行なわれたものなのだろうか? の疑問が募った。

 ドキュメント作品『ミーアキャット』の時も思ったのだが、見ている分には起承転結のついた話だが、それが別個の時系列で撮られた状景ならば、ドキュメント作品として「ヤラセ編集」になってしまうと思うのだが・・・。

 それから、イルカの、頭脳的な狩りの仕方や、椰子の実を石で割る猿の知恵が描かれ、ナレーションなどで「頭がいい」と言っている。

 左翼的な方々は、それを見て、「動物は人間よりも頭がいい」と社会批判のネタにしたりする。

 いや、でも、一部分凄いからといって、それは人間でも可能だし、一種の条件反射でそれを行なっている点もあろうし、それ(一芸の非凡)を持って社会批判の理由にするのは見当違いもはなはだしい。

 イルカが小魚を狩りする姿は、ありゃ「虐殺」のようですし^^;

   ◇

 しかし、草原の真ん中で、超機能的な民族維持の社会システムを構築している蟻の一族(一千万匹とか言ってたよね)には驚いた。

 蟻の、その個々のタイプでの仕事の役割の違いも然ることながら、食用に出来ない草を巣の中に運んで、巣の中で栽培しているキノコの肥料にしていると言った「作業の重層性」…、そして、そのキノコの発する二酸化炭素を排出する換気口も、巣に備え付けている知恵にも驚かされた。

 そこには個性はなく、ただ一族の繁栄こそを、当然の至上の喜びとしているのが見て取れる。

 左翼の方々は、そのようなドキュメントからは教訓を得ようとはしない・・・。

 魚の群れを、イルカの群れやカモメの群れなどが襲うシーンは、いつも圧倒される。

 まさに、戦場だ。

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 もっと荘厳な内容と予想していたのだが、意外にさっぱりと、上映時間は一時間半ぐらいで、多くの「へーっ!^^」を抱かされつつの終幕でした^^

                                                     (2011/09/04)
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