『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』を観た]

2010-05-30 13:35:42 | 物語の感想
☆全く以てステロタイプの物語だが、私は、その予定調和を楽しんだ。

 私は、これも一種の、アメリカ版時代劇だと思っているので、かような作品が、現代的な技術や雰囲気をまとってコンスタントに作られているアメリカを「なかなか健全な国だなぁ」などとも思うのだ。

 何も、斬新なことばかりやるのが作品っちゅうものでもない。

 で、その中にあって、これまで、あまた繰り返されてきた展開としては、この作品、かなりきっちりとまとめてある作品だった。

 普通なら、そこに、技術面が優れたが、脚本の安易さが見えるなどと、作品の品質の一進一退が随所に見られるものだが、この作品はそつなく作られ、なおかつ、新しい点も多々見られた。

   ◇

 ペルシャの町で、横暴な兵士に絡まれた親友を救う主人公ダスタン、その勇気と正義と友情に厚い姿を偶然にも見かけた国王が、二人の王子がいるにもかかわらず、ダスタンを三男として養子に迎える。

 そんな古き良き時代を髣髴とさせる美談は、あたかも「毛利元就の三本の矢」の逸話のごとき、国王の兄弟愛を目指す志向に至る。

 いちおネタバレになるので記さないが、兄弟愛としてのテーマは、この作品内で、二つの方向性を示す。

 ダスタンは、とある都を占領する過程で、策略にはまり、都のお姫様と国を追われる。

 で、残った二人の王子の追跡を受ける。

 追われつつ、旅を続け、お姫様と心を通わせつつ、自分を嵌めた、国を傾けた敵に戦いを挑む。

 姫のいた都には、神との契約の品<時間の砂>があり、それがクライマックスで効果を生む。

 ダスタンは、逃走の中で、兄である二人の王子と戦うが、二人の王子はそれぞれ死んでゆく、だが、その前に、二人の王子は、ダスタンの無実を理解して世を去る。

 こういうトコがうまいのである。

 最終的に、<時間の砂>効果で、ダスタンは、二人の王子と再会を果たす。

 しかし、真相を理解されず、死別していたとしたら、再会のエピローグは、なんか解せない展開になっただろう。

 手塚治虫は、このような「時間逆転オチ」を何度もその作品で使用したが、そのオチを使用するときは、いつも「打ち切り」みたいなときに使うので、完成度が著しく悪かった。

 例えば、この作品でならば、ダスタンが憎まれたまま、二人の王子と死別するような展開にするのだ。

 となると、時間が遡って、あたかもハッピーエンドを迎えても、見ている者は、「兄弟愛」のテーマの成就が「時間逆転」で無理矢理なされたに過ぎないことが分かり、作品に解せなさ感がつきまとうのである。

 この作品は、三人の王子の「兄弟愛」は見事に決まり、だが、もう一つの「兄弟愛」が残念な結果を迎え、兄弟と言うものの愛憎の表裏を見事に描いている。

   ◇

 この作品の主人公は、かなりの好青年である。

 そして、お姫様は、使命感はあれど、お嬢様育ちという設定である。

 ディズニーらしく、あまり残虐なアクション(バトル)はなく、ダッタンの動きはユーモラスな展開を示す。

 お姫様は、これまでの自分の王宮の生活と、ダッタンとの逃避行の落差に戸惑う。

 この物語はステロタイプだが、もし、本当に、「観ている者が心地良いと思うステロタイプ」を目指すならば、

 ダッタンは「三枚目」の個性が付加されるべきだった。

 ユーモラスなアクションや、例えば逃走の過程で美女の集うハーレムに迷い込むのだが、そこが好青年の主人公では効果を生まないのである。

 また、お姫様が、やや分別があり過ぎて、砂漠を旅するときや、小悪党に囚われて召使みたいに使役されるときの面白みがない。

 「三枚目」と「高飛車お嬢様」の逃避行ならば、心地良きワンパターンを堪能できたはずだ。

 ただ、クライマックス…、主人公だけが時間を逆行し、全てを知り得た立場で、お姫様と出会うシーンの、お姫様の「ああ、この人、<時間の砂>を使って、冒険を繰り広げてきたのね・・・」と言う表情が実に良かった。

 テーマ「恋愛」の成就である。

 この女優、20年ほど前に、当時、人気絶頂だったデミ・ムーアの似てるけどいまいちなアンディ・マクダウェルみたいな顔をしているのだが、

 物語の経過とともに(それが物語の良さだが)、しだいに可愛く見えてくる。

 ここぞと言うときには、目に涙を浮かべる演技が素晴らしい。

 私も、エピローグで妙に感動させられた^^

   ◇

 この作品独自の面白さも随所に見られたので面白かった。

 小悪党に使われているナイフ使いの黒人がいるのだが、こいつは、後にダスタンの仲間となり、敵と重要な決闘をする。

 その男の義理堅さや正義感と言うのは、脚本の随所で垣間見られ、実に良い。

 悪の親玉が使う「ハッサンシン」とか言う忍者部隊みたいのがいるのだが、こいつらが蛇を使ったり、ワイヤーのような鞭や手裏剣状を使用したりと面白い。

 それを鮮明にリアルに見せる映像技術がいいんだよね。

 ナイフ使いなど、『男塾』の三面拳の一人みたいだし、「ハッサンシン」たちも『男塾』の格闘家みたいだし、ジェリー・ブラッカイマーが『男塾』を原作に忠実に作ったら、永遠の名作になるだろう^^

                                        (2010/05/30)
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[与党民主党考・63 「書くことがない訳ではない。あり過ぎる」]

2010-05-28 22:32:11 | 保守の一考
☆一部に、先日のエントリー[司馬遼太郎の名誉毀損と歴史・軍事誤認識(積ん読本を読む)]が、

 あたかも、私が、鳩山のバカを庇っているかのごとく読解した方がいるようだが、

 くしくも、文中でも語っているように、私は、極力、具体例と具体例を重ねないので、

 乃木大将の無能が覆されたからといって、鳩山のバカの無能を覆そうなどとは金輪際思っていません。

 抽象抽出概念を具体例にあてはめることは多々ありますけどね。

 私が「与党民主党考」シリーズを、現在の忙しない政治状況の中で書いていないのは、もう心底、鳩山、そして、鳩山の人格反映体・民主党(小沢も含める)にあきれているのです。

 あの、鳩山の人格が乗り移ったかのようなババァ議員の自作自演の転倒辺りから、絶句するしかなくなってきたのだ。

 26日の、日本の安全保障に関しての、鳩山の「この国はこの国の人々で守るという、すべての国にとって当たり前の発想が今の日本にはない」との、文面だけでは真っ当な言葉も、もはや、大気を微動させる効果もない。

 ただ、鳩山に何の考えもなく、喉から空気を出しているに過ぎないことが、誰にでも理解できるようになってしまった・・・。

 どんな真っ当な1センテンスも、それを語る資格がない者が発すと、空虚以下と化す。

 結局、普天間基地移設問題は、そもそもの日米合意案に戻ったが、この半年間の迷走は、日本の外交の世界からの信用や、国民からの政治への信頼を、回復不能なまでに貶めた。

 いや、普天間だけじゃないんだよね。

 民主党政治全てだ。

 この、高度情報化社会における「半年」の失政の大きさは、今後二十年近くの日本国の歴史ダメージに変換されるだろう。

 まだ民主党政権は続くから、失政の結果のダメージの倍々ゲームも続く。

 「バカ」とか、「キチガイ」とか、「ルーピー」とか、鳩山総理を評す言葉はたくさんありますが、私が一番、彼奴にあうと考えているフレーズは「痴呆」だと思う。

 何でこんな人を、日本は、いや、私は、総理大臣などにしてしまったのだろう。

 おそらく、山下清みたいに、鳩山にも何らかの傑出した才能があるのかも知れないが、それは政治の才能ではない。

 昨日は、米軍普天間飛行場の訓練移転への協力を呼びかけるために行なった全国知事会議の場で、鳩山は、かようにのたまった。

「・・・施政権は当然日本が有しているということでありますだけに、もし日本と中国との間で例えば衝突があったときには、米国は日本に対して安全保障条約の立場の中から行動するということである。しかしながら、帰属問題に関して言えば、これは日本と中国の当事者同士でしっかりと議論して結論を見出してもらいたいということであると私は理解しております。尖閣列島に対しては、有事ということで衝突が起きたときには、安全保障条約が適用されるという理解をしておりますが、米国にも確かめる必要があると思います・・・」

 石原慎太郎が、呆れかえった末に、こんな人間が総理大臣であることに立ち返り、憤慨していたが、私も絶句した。

 このセリフには、日本の一国としての自立を普通に考えるにあたり、国民としては当然に理解してなくてはならず、総理大臣であるにおいては戯れにも口にしてはいけないような問題発言が五つは含まれている。

 でも、本人は、発言の重大さに何も気づいていないだろう。

   ◇

 全く私と考え方が逆だが、社民党(福島瑞穂)が、今回の、普天間基地移設に関する日米合意に反対したのは当然だろう。

 社民党は、政党としての筋は通した。

 だが、民主党は、第一に主張していたこと、それを酩酊政治の果てに翻したのだ。

 これにて、民主党の存在価値は「ゼロ」となってしまった。

 でも、「ゼロ」の者どもが、筋を通した者を罷免する。

 ・・・社民党、次の参院選で、少しは議員数を増やすのじゃあないかな。

 私は、民主党が議員を増やすよりは、まだ、共産党や社民党が票を得たほうが良いと思う。

 共産党や社民党には「カタチ」がちゃんとある。

 民主党には、それがない。

 「カタチ」のないことを恥ずかしいとも思っていない。

 それ程に、民主党の、思想のない「キメラ」さは、日本を滅亡に導いていると思う。

                                        (2010/05/28) 
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[司馬遼太郎の名誉毀損と歴史・軍事誤認識(積ん読本を読む)]

2010-05-27 21:41:55 | 保守の一考
☆かなり前に購入はしていたけど、読破していなかった別宮暖朗著『旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫) 』を読んだ。

 その理論構築が、外堀(「要塞」の歴史的定義など)からゆっくりと埋めていく形式で、私には、かなり難解であったのだが、内容は面白かった。

 この本の単行本だったときのタイトルは『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』だったそうだが、

 それは、この本の内容が、国民的作家・司馬遼太郎が描いた日露戦争物語の否定だからである。

 かなり難しいので、一度読んだだけでは、そこで示された「事実」に対し、目からウロコとまではいかないのだが(と言うか、そんなケレンの文章ではない)、ジワジワと効いてくるタイプの研究書だ。

 まあ、その内容については、以前から理解していたつもりだが、ここらで、ちゃんと把握しておきたかった。

 簡単に言うと、別宮氏は「司馬遼太郎の戦争(軍事)観はデタラメだよ」と言っている。

 ところで、私は、『坂の上の雲』が大好きである。

 あんな、心を奮い立たせる物語は少ない。

 マンガ『ワンピース』を読んでいるかのような面白さだ。

 しかし、『ワンピース』はフィクションである。

 『坂の上の雲』は、歴史上の事件経過の小説である。

 そこには、最低限の物理的事実が基盤となっていなくてはならない。

 別宮氏は、冷静な人物のようで、司馬遼太郎の経験からくる感情が、旅順攻防戦の事実を歪ませているとは声を大にしては言ってないが、それを匂わせつつ、徹底的な事実提示を行なっている。

   ◇

 『ワンピース』は面白い。

 それぞれのキャラクターが味のある行動をする。

 しかし、仮に、『ワンピース』がノンフィクションであり、その中に「無能」な男として出したキャラクターがおり、だが、実際は、「無能」とされた、その人物の行動は、理にかなっていたとしたら、どうであろうか?

 司馬遼太郎は、それをやっていたわけだ。

 「無能」とされたのは、旅順攻撃戦の司令官・乃木希典大将である。

 乃木大将の第三軍は、三回に渡る総攻撃で、一万人以上の戦死者を出していた。

 そもそも、乃木大将は、前役の日清戦争で、この旅順を一日の攻撃で陥落させており、それもあって、休職中であったが招聘された。

 戦いは、最終的に、半年の期間を要した。

 上記の数字が、乃木大将の無能論の根底にある。

 だが、と、別宮氏は、要塞の定義・・・、と言うか、歴史から語り始める。

 定義は、時代によって変わるし、まさに、旅順要塞は、日清戦争時から日露戦争時に、要塞概念を全く変えている。

 だから、数字で、しかも後年の後知恵知識での乃木批判は見当違いも甚だしいと言っている。

 確かに、日清戦争の時代から激しく変貌していた旅順要塞に、乃木指導部は無知であった。

 しかし、それも、その情報収集を怠っていた、更に上層のミスでもあろうし、

 要塞の実状を把握した後の乃木は、参謀本部や海軍の、実状把握のなさや、手前勝手な方針に悩まされつつも、世界初の近代要塞の攻略にオリジナルの戦術で挑んでいた。

 別宮氏は、多くの現実的かつ具体的な事例を引き合いに出し、その証拠を示す。

 そして、司馬遼太郎が作品内で引き合いに出した事例に対しては、全く構成要素が異なることを示す(例えば、旅順要塞攻略に、秀吉の高松城水攻めを参考として批判するのはおかしい、と)。

 多少の選択肢はあれ、あの時代の戦争(旅順攻略)においては、膨大な犠牲と、ある程度の期間がどうしても必要とされたことを、知識を積み重ねて論じてくれる。

 また、乃木指令部に全てを押しつけるには、軍隊の指導系統はシンプルではないことも語っている。

   ◇

 ただ、私は、『坂の上の雲』を読んだ直後、それ程に、乃木大将に無能と言うイメージは沸かなかった。

 なんとなく、厳格なイメージに感じさせられた。

 それは、私に元々の軍人への先入観がなかったのと、私が、「前例」を信じない思考を持つことに由来する。

 私は、裁判などでのいわゆる「判例」を疑う思想を持つ。

 それは「レッテル貼り」に相違ないからだ。

 だから、日清戦争での旅順攻略を一日で成し遂げられた乃木大将を、同じく旅順攻略だからといって、時代や要塞構成物質、敵国など、多くの構成要素が異なるからといって、結果が違ってしまった乃木司令部を咎める気には全くならなかったのだ。

 それから、別宮氏は、『坂の上の雲』のほかに、司馬氏の『殉死』もセットで批判していた。

 その、明治天皇に殉じた乃木大将について描かれた物語を読めば、私も、乃木大将無能論に傾いたのだろうか?

   ◇

 乃木大将には、それ程のマイナス感情は抱かなかったのだが、私は、攻略戦時の乃木第三軍の参謀長・伊地知幸介中将には、かなりの悪い感情を抱かされた。

 その後、日露戦争を思うとき、いつも、伊地知中将を悪く思っていた。

 『二〇三高地』をビデオで見てても、伊地知役が「弾がない!」とか文句を言っていると、お前の考えた戦い方が悪い! などとぼやいたものだ。

 しかし、事実は違った。

 当時、評価もされていたのである。

 例えば、日露戦争後に、少将で爵位を授けられたのは伊地知と上原勇作の2名だけであり、その後、伊地知は同期トップで、当時の少将から中将になったそうだ(ちなみにその爵位とは「男爵」である。伊地知大将の風貌も絡めて「ヒゲ男爵」と呼ぼう)。

     
 
 司馬氏が、戦時中、戦車連隊に属し、その周囲の環境において、当時の陸軍に、兵器に、組織に幻滅し、昭和の戦争観を感情で歪ませたのは分かる。

 いや、例えば、今回の著作の冒頭に記された、別宮氏と兵頭二十八軍師の対談を読むと、司馬氏がこきおろす「三十八年式歩兵銃」などは、多くの利点を持つ名機であったことが分かる。

 だが、司馬氏の「経験」は、そのような利点に目が行かず、昭和の戦争に関わる「全て」を感情で押し流している。

 しかし、だからと言って、実在に存在した歴史上の人物を、自分の「怨念」で、事実とは異なる貶めかたをしてもいいのだろうか?

   ◇

 全然、話が変わるが、昨夜、漫☆画太郎のマンガを読んでいたら、ふと、奈良の「騒音おばさん」を思い出して、Youtubeなどで映像を見ていたら、

 ただの「狂人」に見えた「騒音おばさん」だが、色んな状況の末の「迷惑行為」だったことを知った(本当か嘘かわからないんだけど)。

   ◇

 また、週刊少年ジャンプ40周年記念出版『マンガ脳の鍛えかた』を読んでいたら、

 マンガ『国が燃える』の「南京大虐殺問題」で物議を醸した本宮ひろ志氏が、しょうこりもなく強烈なことを書いていた。

 ・・・「まず、”仮説”を立てるの。で、もうその仮説で描いちゃうんだよ。資料を集めて土台を作って、その上に建物を建てて、みたいに作ってたら時間の無駄。だいたいそれじゃ間に合わない。まず描いてから、この仮説を証明する資料”だけ”を集めてくれ、って担当に言うの。そうすると、あるんだ、必ず(笑)。資料はあとから周りを固めるために使っていく。描いたことがもっともらしく見えるように」・・・。

 本宮ひろ志氏と言ったら、それこそ、司馬遼太郎にも負けないような作家のビッグネームである。

 くしくも、小説、マンガの二大巨頭が、その動機は違えど、同じような創作姿勢なんだよな^^;

 フィクションならば、思う存分、空想でも、妄想でも、怨念でも、大風呂敷を広げればいいと思う。

   ◇

 ちなみに、本宮ひろ志氏は、そのヒット作『サラリーマン金太郎』のパロディを、漫☆画太郎が『珍入社員金太郎』としてヤングジャンプ誌で連載したら、激怒して、その連載を打ち切りに追い込んだという・・・。

 
 

 ケツの穴が小さいことよ・・・。

   ◇

 ともあれ、私は、続いて、名機「三十八年式歩兵銃」について詳しい『有坂銃―日露戦争の本当の勝因 (光人社NF文庫・兵頭二十八著)』を読み始めることにする。

 この作品、ずっと読みたかったのだが、先年、新たに発売されていたんですね^^

     

                                        (2010/05/27)
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[やるね、amazon。『ヱヴァ:破』DVD、発売日前に届いたよ!]

2010-05-25 18:40:23 | 物語の感想
☆仕事を終えて帰宅したら、明日の発売日に先駆けて、届いていましたよ、『ヱヴァンゲリオン 新劇場版:破』のDVD!!!

 嬉しいニャリン^^

 まあ、これから、楽しんで見るとして、初回生産分特典の劇場上映生フィルムコマは、シンジとアスカが襖の向こうに立っていると言う名シーンだ。

     

 『破』は、レイの「ポカポカ」発言や、マリの「痛い! でも、面白いから、いいッ!」」発言に代表されるようなシーンも良かったけど、

 やっぱ、シンジ君のド根性と、アスカの素直になっていく過程が良かったので、このツーショットは嬉しい。

 これから、見るのが楽しみDeath&リバース^^;

     (一週間の間に5回観た、公開時の感想)・・・クリック!!!

   [映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観た]

   [『ヱヴァ:破』を観た(二観目:セカンド・インパクト)]

   [『ヱヴァ:破』を観た(三観目:三角関係)]

   [『ヱヴァ:破』を観た(四観目:視姦/弛緩/史観)]

   [『ヱヴァ:破』を観た(五観目:五感を駆使して)]

 ・・・さて、DVDには、公開時の未収録シーンが結構あるらしいので楽しみです^^

 何しろ、私、何度も見たから、未収録シーンがあったら、即座に分かるぞい^^v

                                       (2010/05/25)
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[映画『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』を観た]

2010-05-24 22:32:32 | 物語の感想

☆かなり面白かった。

 伊丹十三作品に始まる「異文化カタログ」映画の、昨今、邦画の1ジャンルに定着した「ボーイ(この作品ではガールズ^^)・ミーツ・異文化」ものである。

 そもそも、成海璃子演じるところの主人公・里子は、書道部の部長だったのだが、書道に対する考え方が、「己との対決」みたいな生真面目な接し方であった。

 その筆運びも、謹厳実直で力強い。

 親友が部を去ってしまったこともあって、部全体のことを考えるよりも、自分の書道を失わなければ、結果は自ずとついてくると言うマイペース思考、と言うか、やや顰蹙的な意味もあるマイウェイ^^;

 部の和をいつも気遣っているのが親友のカナ・・・、桜庭ななみが演じているのだが、そのシンプルな性格も含めて、可愛くて可愛くてしょうがなかった^^

 正直、成海璃子は、役柄が、はじめは嫌悪していた、書道の新しい可能性<書道パフォーマンス>に目覚めるという役柄だったので、序盤は「アリス・イン・ワンダーランド」のアリスなみの眉間しわ寄せな演技だった。

 そして、成海嬢の場合は、そもそもが正統派美少女としてデビューしたので、その少女期の卒業の時期を迎え、かなり、トウが立ってきてしまっていた。

 なんか、一つ間違えれば、アマゾネスみたいに頑丈そうなのだ。

 しかし、桜庭ななみは、今! 今が可愛い盛りである。

 物語は、序盤から笑って泣けて、飽きさせない展開なのだが、私は、桜庭ななみがあまりにも魅力的なので、彼女が画面の端にでも出ているだけで、そちらに視線が向いてしまっていた。

 ・・・余談だが、壇れいには失礼な話だが、私はいつも、壇れいがもう少し若いときに知りたかったなあと思っていたのだが、桜庭ななみの魅力はまさに、それに近い。

 しかも、丸顔だ。

 私は横顔も丸い女の子が大好きだ。

 たまにアゴが見えなくなる様なふくよかさも可愛い^^

     

   ◇

 この作品は、5人の女の子が出てくるのだが、私的には、成海璃子以外はそれぞれが可愛い。

 お調子者も、気の弱い子も、クールっぽい子も魅力的だ。

 と言うと、成海璃子がダメなのかと言うと、そんな訳でもない。

 『聖闘士星矢』も、主人公の星矢より、紫龍や氷河、瞬や一輝のほうが人気あるじゃん。

 それと同じだ。

 主人公って、そんな役割なんだよね。

 でも、私、『山形スクリーム』でも同じようなことを言ってたような気がする^^;

 書道部には、男もいるのだが、影が薄い。

 でも、きっと、桜庭ななみに怒られたりして、シュンとしつつも、帰宅したら、そのときのななみ嬢の表情を思い出して、オカズにして抜いていると思う^^;

   ◇

 さて、ややすっとぼけた感じの先生が顧問になってから、書道部に変化が見られる。

 自分の書道も大事だけど、みんなと楽しむ書道があってもいい!

 この四国の町は、廃れてきているけれども、自分らの<書道パフォーマンス>で町興しをしたい!

 マイウェイの里子に、心境の変化が起こる。

 先生は、今風の、ちょっと軟派なカッコいい男なのだが、なんか掴みどころがない。

 物語が終わっても、この先生はなんか謎だった。

 また、里子にはボーイフレンドがいる。

 あくまでもボーイフレンドで、里子の憧れの対象なのだが、結構野暮ったくて好感だった。

 さて、このような物語では、肝心の対象文化ジャンルの見せ方を間違うと、瞬間にして駄作と化してしまうのだが、

 この作品での、クライマックスの「書道パフォーマンス甲子園」、その出場校の四校の<書道パフォーマンス>が、それぞれ本当に素晴らしいので驚いた。

 それが説得力となって、終盤は見ていて、確かに、「書道パフォーマンス」の本義として、楽しかった~^^v

                                       (2010/05/24)

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[映画『受験のシンデレラ』を観た(製作者トークライブ付き)]

2010-05-23 23:59:45 | 物語の感想
☆原作・監督の和田秀樹氏が、フジサンケイグループの「正論大賞・新風賞」を受賞したということもあってか、雑誌『正論』主催で、この作品の上映会が行われるということで、都内に出向く。

 主演が寺島咲なので、気にはなっていたが、機会がなくて観に行けてなかった2008年の作品。

 会場の九段会館の大ホールは満員だった。

   ◇

 いや、これ、激オモです^^

 私の大好きな「熱血」物である。

 何と言いましょうか、映画を作るのが念願だった和田秀樹氏が、その想いを観念的な方面に流されてしまうようなことなく、幾つもの深刻なテーマを内包しつつも、エンターテイメントとして突っ走った、なかなかの傑作だった。

 どのように面白かったかと言うと、

 話はコテコテで、「受験の神様」として人気・実力を誇っていた予備校の教師イガラシが癌を発病・・・、そして、自分の人生を省みたとき、今や、商業主義に堕してしまった自分の、受験指導者としての初心を思い出す。

 そんな折、遊びに夢中で夫に去られた母親との二人の暮らしを守るため、高校を中退し働いていたマキは、不遇の中でも希望としていた男にこっぴどく振られ、生きる希望をなくしていた。

 イガラシは、ひょんなことから、そんなマキと知り合い、マキの中に可能性を見出し、「人生は変えられるんだ!」と、ともに東大合格を目指すことになるのだ。

 一つ間違えれば、時代錯誤な話になったかも知れない。

 しかし、主演の二人、寺島咲と豊原功補の演技が見事なので、リアルなのである。

 寺島咲は、『櫻の園(2008)』の演技で、ナカデミー最優秀助演女優賞もとっており、その演技の自然なうまさはわかっているつもりだが、泣かされた^^;

 正直、私の好みではないのである。

 しかし、『櫻の園』と言い、『魍魎の匣』と言い、私の郷愁を誘う何かを、この子は持っている。

 豊原功補もうまい。

 私は一昨々年に、父親を癌で亡くしているので、その末期、緩和ケアにおける「だるさ」を見ているので、その点での演技も見事だと思ったが、前半の、経済的に大成し、やや傲慢になってしまった男としての所作もうまいと思った。

 何よりも、最初の空撮から、作り手の、映像の撮り方もうまかった。

 全編を通し、テレビドラマ的なちゃちさはなく、映画として良かった。

 また、「何で、ここで、この役者の表情をちゃんと捉えるのだろう、うまい!」と、思わせられる箇所が多々あった。

 話は、受験版『ロッキー』であり『あしたのジョー』、最近では『4分間のピアニスト』、ちょい『プライド』みたいな話なのだが、エンターテイメントをエンターテイメントとして成立させるためには、高度な「段階の積み重ね」が必要である。

 和田監督は、それをきっちりと行なっている。

 武田樹里さんの脚本は、散文にならざるを得ない物語を、最近では珍しい黒澤脚本的な散文として「段階の積み重ね」を行い、ちょいと洒落た言い方をさせて貰えば、バッハの対位法的な計算通りの盛り上げをしてくれている。

 で、その中にも、五十嵐のチョコボール嗜好や、マキが教えて貰う場としての喫茶店のマスターの愛想、マキが渡す次の講義のための精一杯の500円玉、五十嵐が毎度マキに渡す「受験の心得(これが、『あしたのジョー』の丹下段平の「明日のためにその1」みたいなんだ^^)」を体のひょんなトコから取り出す面白さ、五十嵐の元同級生の主治医との友情など、作品の独自性としての「こだわり」をさりげなく織り交ぜる。

 ・・・結末はもう分かっている。

 勝利(合格)である。

 マキは、イガラシを失ったショックを乗り越え、イガラシとともに勝ち取った「桜の枝(未来)」を見つめるのだった。

   ◇

 トークライブでは、『正論』の編集長・上島嘉郎氏の司会で、監督の和田秀樹氏と、脚本の武田樹里さんの話をたっぷりと聞けた。

 話を一つづつだけ書く(覚え書き)。

 武田 『・・・以前、「ナンバー1より、オンリー1」と言う歌詞の歌が流行りましたが、頑張りもしないで「自分はオンリー1」と最初から決めてしまうのは違う・・・」

 上島 『・・・私にも、マキにとってのイガラシ先生みたいな存在があった。人には、かけがいのない出会いが誰にでもある・・・』

 和田 『この物語は根性・努力の物語でもあるけど、更に、その根性・努力を活かすテクニックの重要性についても語っています。どうか、受験に限らず、努力してもうまく行かない人は、自分のやり方がおかしいのかも知れないので、自分の方法の再点検を考えてみて下さい・・・』

 ・・・映画が面白かったので、こうして語られる話にも説得力があった^^

                                       (2010/05/23)
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[映画『パーマネント野ばら』を観た]

2010-05-22 15:26:03 | 物語の感想
☆連続して映像化されている西原理恵子原作の作品。

 『いけちゃんとぼく』と同じく四国の漁港が舞台。

 離婚して、一人娘のももを伴なって実家に戻ってきたなおこは、母親の経営する美容室「野ばら」を手伝いつつ、あけすけな会話のおばさん模様の中で生きていた。

 なおこの新たなささやかな交際と、町のおばさんたちの下世話な日常が淡々と描かれるネタ物語と思いきや、物語は最後の最後で「世界の反転」が行われる。

 物語的には唐突だが、論理的には思い返すとつじつまが合う。

 大どんでん返しが、あれほどに喧伝されていた『シャッターアイランド』よりも、私には驚きだった。

 ネタバレになるので詳しく書けないが、だからと言って、色んな人物のネタを羅列してもしょうがないので(それはそれで面白いが^^;)、ちょっと書く。

   ◇

 これは、「幾つになっても女は女」の物語で、だからこそ、70近いと思われる美容院の常連のパンチパーマのおばさんの力尽くの恋が描かれ、ゴミ溜めのような家の中で男をとっかえひっかえするおばあちゃんが登場する。

 本来は、そんなおばさんの一員である主人公の母親・まさ子(夏木マリ・はまり役)だが、溜まり場の美容院の経営者であるので、それを一線置いて見つめている。

 主人公のなおこ(菅野美穂)とともこ(池脇千鶴)は、役柄的には30超えてるのだが、それぞれ、華奢・処女太り風であり、想像を絶する「少女性」を見せ、おばさん軍団を遠くに見ているようにも思える(もっとも、この二人も、穏やかならざる恋愛を経ている。が、菅野美穂の肌の繊細さは、三十路とは思えん^^;)。

 主人公の親友のみっちゃん(小池栄子・メイクするととても綺麗)は、スナックのママさんでもあり、浮気性の亭主に悩まされていて、おばさん軍団・少女軍団の狭間の仲介役でもある。

   ◇

 現在の町を横軸とし、縦軸としての時間(過去)も描かれる。

 ・・・まさ子は、かつて、次々と若い男に乗り換えるような女であった。

 なおこは、その少女期に、そんな母親の姿を見て、母親の男関係に自分の人生が翻弄されることに不満を感じていた。

 故に、成人した後、自分の離婚に際し、次の相手を選ぶことが、男性関係の「無限ループ」を生むことを恐れ、「高校生から知っている男」を恋人とすることで、自分の恋の一途を貫こうとしたのか。

 そんな母親の姿を見て、なおこの娘・ももは、なおこを愛しつつも、おそらく、なおことは異なる人生を歩むことになるだろう。

 それは、個人の人生の中での「ループ」ではなく、血統の「隔世ループ」である。

 結末も含めて、非常にサッパリとした展開で、私には好感のもてる作品でした^^

                                       (2010/05/22)
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[与党民主党考・62 「決戦は参院選!」]

2010-05-20 22:00:07 | 保守の一考
☆福田元首相がこう語っているそうだ。

   《福田元首相「輿石氏こけたら、小沢さんは、やりようなくなる」(産経 2010.5.20 20:02)》

 <自民党の福田康夫元首相は20日、党本部で開かれた憲法改正推進本部の会合で、参院の現状について「今のやりかたであるなら二院制の必要はない。参院が政争の具に使われないようなシステムにしなければいけない」と述べ、憲法改正では党派色のない参院にするように検討すべきだとの考えを示した。
 参院に党派色が強まったのは「自民党総裁選だ。参院を握った方が圧倒的有利を誇るからだ」と分析。その上で、民主党の小沢一郎幹事長の「力の源泉」についても言及し、「小沢さんが民主党で力があるのは、参院を握っているからだ。言っちゃ悪いが、輿石(東参院議員会長)さんがこけたら、小沢さんはやりようがなくなってくるんじゃないか」と述べた。>

 ・・・ふむ、何でそういう結論に達するのか釈然としない点もあるが、小沢自身が「参院選が最終戦」と語っているし、妙に腑に落ちる点もある。

 ああ! そうか、参院は国政への力はないが、党内で力を得る総裁選の集票においては、衆議院も参議院も一票の重みが一緒と言うことか^^;

 となると、次回の参院選は小沢にとって、民主党を完全に牛耳る最終決戦でもあるわけだ。

   《小沢氏、「参院選が最終戦」(産経 2010.5.20 18:54)》・・・この記事の小沢の主張は自分のため^^;

 輿石は小沢の右腕でもあるし、日本教職員組合(日教組)の代表的な政治家だ。

 それは、小沢と言うか民主党と、日教組がひいきにしている北朝鮮や中国共産党とのコネクションの形成の大きな一端を示していよう。

 ならば、七月に予定されている参院選、小沢の息の根を止める「最終決戦」の大一番になろう!

 自民党を応援するにも力が入るってもんだ^^

 なお、昨日の産経の阿比留記者のブログ記事では、イニシャルトークだが、おそらく、山梨の輿石について、こう記している。

 <・・・「五月上旬に民主党が実施した抽出世論調査では、一人区はだいたい自民党候補が民主党候補を上回っている。山梨のK氏は今のところ勝っているが、それは30対29と1ポイント差に過ぎない」
 こう言った私に、男は真剣な表情になって聞いてきた。
 「小沢幹事長は二人区に二人立てることにしていますが、共倒れもあると思いますか。民主党の議席は30台と見ていますか」・・・>

 山梨は、日教組の組織率も100%!(「山教組」と言う)

 2004年の「K氏」の参院選に対しては、校長・教頭を含む小中学校教職員らから組織的に選挙資金を集めるまでしている。

 (以下、「Wikipedia」より)

 <産経新聞は、この資金集めが山教組の9つの地域支部や傘下の校長組合、教頭組合を通じ、「カンパ」や「選挙闘争資金」の名目で、山教組の指令により、半強制的に実施されていると報じた。同紙には複数の教員による「資金は輿石東への政治献金として裏口座でプールされた」という証言が掲載された。教員組合による選挙資金集めは、教員の政治活動などを禁じた教育公務員特例法に違反する疑いもあるほか、献金には領収書も発行されておらず、政治資金規正法(不記載、虚偽記載)に抵触する可能性も指摘された。山梨県教育委員会は、山教組委員長や校長ら19人を処分したが、文部科学省は再調査を求めた。
 また国会でもこの問題が取りあげられ、「法令が禁じた学校での政治活動だ」との追及がなされた。その後、山教組幹部ら2人が政治資金規正法違反で罰金30万円の略式命令を受け、山梨県教育委員会も24人に対し、停職などの懲戒処分を行った。山教組幹部らは「教育基本法改正を前に狙い撃ちされた」と批判したが、こうした山教組の姿勢には批判の声もあがった。>

 次の選挙、山梨選挙区に注目だ!!

 議員の国政を預かるにあたっての、伝統にのっとった神社の参拝には「政教分離」を叫ぶ日教組も、

 自分らのあからさまな「学校での政治活動」の矛盾については、気づかない振りなのである。

   ◇

 〔口蹄疫ニュース〕

 この記事で、ちょいと、社民党の中でも「国民の痛みがわかる政治家」が少しはいるのだと感心した(確かに、今回の異常事態においては、主義主張は置いといても、普通の人間ならば深刻に為らざるを得ない)。

   《【口蹄疫】社民・重野氏「初動の遅れ、農水相に責任」「第一に赤松、第二に福島」(産経 2010.5.20 13:33)》

 <社民党の重野安正幹事長は20日の記者会見で、宮崎県での家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の拡大をめぐる赤松広隆農林水産相の対応について「(被害が)なぜ大規模になったのかが問題。初動対応の遅れはあったのだろう。政府の責任は当然ある」と述べた上で、「所管大臣の初動に不十分さがあったのなら責任は取らねばならない」と述べ、赤松氏の責任問題は不可避との見解を示した。
 また同党幹部は同日、赤松氏が外遊中に農水相の臨時代理を務めた同党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相についても「『第一に赤松、第二に福島』の責任になっても仕方ない」と語った。>

   ◇

 〔鳩山ニュース〕

   《首相「日本が先頭で走る」 韓国哨戒艦沈没で安保理決議(2010/05/20 20:35)》

 <・・・「はい。きょうご案内の通り、韓国の政府が調査の結果を報告をしました。その結果によれば、北朝鮮の魚雷による沈没であるということでありました。大変これは遺憾なことで強く北朝鮮に対して非難をいたします。当然のことだと思います。そして韓国の政府に対して、あるいは韓国の国民に対して、哀悼の意を改めて申し上げるとともに、私どもとすれば、これは韓国の立場を支持をする。すなわち、もし韓国が安保理に決議を求めるということであれば、ある意味で日本として、先頭を切って走るべきだと、そのように考えておりまして、強くその方向で努力をしたいと思います」・・・>

 ・・・「ママ、僕、ちょっとだけリーダーシップを発揮してみたお!^^ 今更だけど・・・^^;」って感じでしょうか・・・。

                                       (2010/05/20)
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[映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』を観た]

2010-05-20 09:25:55 | 物語の感想
☆聞いたことのないアニメ作品が、近くの<ワーナーマイカル 村山ミュー>で公開されていた。

 なにやら、以前テレビで公開された「魔法少女」物の総集編らしい。

 たまには、このような作品も良かろうと思い、まったくの予備知識なしで観た。

 さすがにチケットを買う時、

「り、リリカルなのは一枚・・・」

 と、私の声が上ずったのだが、チケットカウンターの売り子が出来たアルバイト青年で、私は精神的なダメージなく支払いを済ませた^^;

   ◇

 面白かった。

 普通の魔法少女物と思いきや、「エヴァ」以降の演出が冴えた良作であった。

 ・・・ここで言う「エヴァ」以降の演出とはなにか? と、考えるにポイントは二つ!

   ① 非現実なメカニックのリアルな描写(大嘘ついても小嘘はつかず)。

   ② 徹底的な、キャラクターの追い詰め方。

 ①については、物語は、『運命のボタン』でも語られていたが、アーサー・C・クラークの「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」の言葉が援用されていて、魔法の道具(「デバイス」と呼ばれる)がメカニカルな様相を見せる。

 主人公のなのはは、ひょんなことから「魔法使い」になるのだが、その変身シーンなど、腕にプロテクターが付くのだが、その接合部に、ネジがキュルキュルと入っていく描写などたまらない。

 また、小学三年生のなのはは、どうあっても六頭身ぐらいで、小3には見えないのだが、変身シーンに、透過光の中で全裸になるのだが、胸のふくらみがちょびっとな所がいい!

 で、異世界からの魔の物を成敗するのだが、魔法を使う杖のごとき「デバイス」が、なのはの場合はライフル状に変形し、魔法を撃つのである。

 その、白い修道女の様な学校の制服を基礎とした戦闘服に包まれた<なのは>の立ち姿がいい。

 『ザ・シューター 極大射程』『スターリングラード』を思い出す。

 足から天使の羽が生えていて、空中を浮遊しているのも可愛い。

 「デバイス」は人格を持ち、英語で喋るのだが、なのはが魔物を成敗すると、排気ガスをブシュ~ッと出しながら「ナイス・シュート!」とか言う描写がたまらない。

 幾つかの、登場人物の「デバイス」が出てくるのだが、それらが『ナイトライダー』のキットほどではないが、一線を置いた使い手との信頼関係を築いているところがいい。

 てっきり、そんな魔の物との戦いがメインなのかと思いきや、物語はすぐに、同じ魔法少女のライバルが出てくる。

 その少女は、なのはの「白」に対し、「黒」を基調とした装いのフェイトだった。

 このフェイト、矢吹健太郎のマンガ『ブラック・キャット』のイブ、『ToLOVEる』のヤミちゃんそっくりだった。

 矢吹健太郎自体が、他の作品をよくパクるのだが、それをパクっちゃってるのか?

 でも、女の子キャラは、総じて目が大きくて、大き過ぎて可愛い^^;

 更に、このなのはとフェイトの対立に、時空管理局とかいうのも絡んでくる。

 その責任者は、やはり矢吹健太郎の『ブラック・キャット』のセシリアさんみたいだった。

 でも、そういった、どこかで見たキャラや表現を超えて、フェイトの背後の関係が物語の本筋に現われたとき、物語は俄然、私を引きつける。

   ◇

 フェイトは、母親の命で、魔物退治をしていた。

 魔物を退治した後に現われる危険なエネルギー(ジュエル・シード)を集めてくるように言われていた。

 クールと思われた黒装束のフェイトだが、母親への愛情は深い。

 集めたジュエル・シードを、亜空間の居城にいる母親に届ける。

 かつては優しかった母親だが、今は、ジュエル・シード獲得に凝り固まっている。

 母親(プレシア・テスタロッサ)は、その集まりの少なさにヒステリー!

 フェイトが、少しでも母親と心を近づけたく買ってきたケーキの箱を拒絶し、床に投げ捨てると、フェイトに鞭をくれるのだ。

 ビシ! バシ! ビシ! バシ!

 なのはは、丈の長いスカートが戦闘服の基調だが、フェイトは、レオタード姿にミニスカだ(ちなみにフェイトに限らず、パンチラシーン多し。なのはは制服がロングなのに、スカートが翻る(パンチる^;))。

 肌の露出が多い。

 そこに、目の吊り上がった女王様然としたフェイトの母親が嬉々として鞭を振るう。

 面白いっちゃあ面白いが、おいおい、これは子供が見る「魔法少女」ものだろう、ちょいとやり過ぎじゃないか?

 長距離砲撃系のなのはに対し、フェイトは鎌状「デバイス」の打撃系なのだが、その打撃系の、強いイメージのフェイトが、母親の虐待を甘んじて受けるのである。

 フェイト、肌にミミズ腫れ・・・。

   ◇

 優しかった母親の変質(偏執)にはわけがある。

 娘を思うあまりに娘を憎む。

 ここら辺の展開が、クライマックスで、なかなかの物語的起伏を生むのでネタバレしないが、

 本来は、もっと枝葉のあっただろう物語を、なのはとフェイトの二人に絞ったのでテーマ性として非常に際立った。

 ただ、マンガ『どろろ』で、どろろよりも相棒の百鬼丸の人生のほうがインパクト強いように、主人公のなのはよりもフェイトのほうが印象強くなっているきらいがある。

 だが、私は、なのはに魅力を感じた。

 だって、なのは、いい子なんだもの^^v

 なのはは、なのはの常識でフェイトにコミュニケーションを取る。

 フェイトを「ちゃん」付けで読んだり、自己紹介を始めたり^^;

 過酷な運命にあるフェイトにとって、それはうざいこと。

 でも、次第に、なのはのペースに引き込まれていく様が、なかなか心地良い。

 しかし、運命は、二人の対決を避けられないものにした。

 戦いは、ダイナミックである。

 新宿副都心みたいな場所や、大海原など、二人は魔方陣をきらめかせて、スケールの大きい戦いを魅せてくれる。

 その節々には、主人公が技の名称を叫び、それに答える「デバイス」のクリアーな英語発音が響く。

 ・・・そして、プレシア・テスタロッサとの最終決戦。

 打ちひしがれていたフェイトが、ボロボロの「デバイス」との信頼関係とともに、決戦の場へと赴くシーンが良かった。

 そして、なのはとの共闘。

 なのはの、フェイトの登場に際しての、意表をつかれながらの嬉しそうな表情がたまらない。

   ◇

 思いっきり、物語を、なのはとフェイトの関係に絞っているので、エピローグの、二人の別れのシーンへの見る者の思いたるや、とてつもなく大きいものがある。

 子供らしい別れが描かれ、サッパリしているのだが、それ故に、余韻が大きい。

   ◇

 作品全般を通し、制作費の関係だろうけど、画質が一昔前の印象で、なのはやフェイト、なのはのクラスメイト(スズカ・アリサ)の「萌え表現」も、ちょいと古い気もした。

 しかし、物語や展開がガッチリと構築されているので、アニメのスタンダードの一つを見たような満足感に浸れた^^

                                        (2010/05/20)
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[悉く駄目、新党]

2010-05-19 10:19:53 | 保守の一考
☆民主党も、一種の「新党」で、そのダメダメ振りはしつこく記してきた。

 みんなの党は、別名「第2民主党」だ。

 平沼新党も、平沼氏の、その志がまったく活かされていない、翻って、平沼氏のレベルがしれてしまった(参考←クリック!)。

 舛添新党も、あっという間に話題から消えてしまったね^^(参考←クリック!)

 さて、雑魚が集まった日本創新党だが、胡散臭い奴らの掃き溜めになってるようだ。

 ・・・「二階堂ドットコム」より

     《日本創新党は事務局がダメですね。
     《日本創新党、怪しい奴ばっかり!!!関係者の犯歴照会メモ

 特に注目は、鈴木尚之だ。

 こいつは、かつての保守派の牙城「新しい歴史教科書をつくる会」を左翼に堕落せしめた張本人である。

 こいつの動くところには、どんなにも対象が「頑固保守」であっても、心の一部に巣食う「戦後民主主義的価値観」を増大させるというテクニックを持っていて、多くの保守派を骨抜きにしている。

 で、「新しい歴史教科書をつくる会」をほぼ壊滅に追い込み、その後の「つくる会」事務局長に収まり給料を貰っている。

 鈴木尚之のようなメンタリティの人間は各所にいて、そう、平沼新党も、そんな奴らの暗躍の帰結である。

 昨今の天皇皇統問題に絡む、保守派分断の兆しもそうだ。

 今、小林よしのり氏との間で、新田均先生が議論を戦わせている。

 この新田均先生は、「つくる会」内紛の時に際し、鈴木尚之と対決している。

 以下、面白いので読んでみて下さい。

   《もう一つの「つくる会」顛末記(4)対立が解消できなかったある原因(三)》
   <・・・この時、私が「鈴木氏は信用できないな」と感じていた理由は二つありました。>

   《もう一つの「つくる会」顛末記・番外編(最終章)ー鈴木尚之氏の人物像ー》
   <・・・「八木(秀次/日本教育再生機構理事長)の言論人生命はもうおしまいだ」
     「[産経新聞の]渡辺(浩記者)は50パーセントの確率で自殺する」。
     「つくる会」騒動の最終局面で、そんな「呪いの言葉」を吐き続けた人物がいました。
    鈴木尚之氏(現つくる会事務局長)です。・・・>

 とかく、保守派にしても、左翼にしても、ある意味、まめに運動する人材は少ない。

 だから、左翼は言わずもがな、保守派内にも変な奴がいっぱい蔓延る。

 私は、こうして文章を書くが、ここぞと言うとき以外は「運動」はしないことにしている。

 鈴木みたいのと繋がるのも厭だしさ^^;

   ◇

 さて、新田均先生だが、小林よしのり氏とメンドクさ・・・っ! ・・・いや、大変な事態になってしまった^^;

 起こってしまったものはしょうがない。

 私は、当然ながら、かつての恩義もあるし、新田サイドに準じるのです。

 この方、感情の前に論理重視なので、猪突猛進になって、間違ったことを言い募ることがないのである。

 私も、以前ほどの新鮮なパワーがないし、新田先生は一人でも充分に戦えるのだろうが、「応援する」の一言でも力になろう。

 小林よしのりのマンガに対して、文章は訴える力が狭いが、新田先生の文章の切っ先は深いところに刺さるので、負けることはない。

 新田先生は、まだ、完全な臨戦態勢にはないようであるが、そのブログで少しづつ書いていっているようなので、チェケラ・プリーズ!!!

     《新田均のコラムブログ》(クリック!)

                                       (仕事行って来ます!! 2010/05/19)
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[与党民主党考・61 「今ごろ何言ってるんだ」]

2010-05-18 23:01:59 | 保守の一考
☆・・・《「今ごろ何言ってるんだ」首相の訓練分散協力要請に埼玉県知事(産経 2010.5.18 20:23)》

 <埼玉県の上田清司知事は18日の定例記者会見で、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)などの基地機能や訓練の分散移転を全国知事会に協力要請するとした方針について「今ごろ何を言っているのか。最初に知事会に呼び掛けるべきだった」と批判した。
 九州の自衛隊基地などで訓練をローテーションで行う構想にも「ばかげたことを言うなと言いたい。米軍の基地司令の立場なら、そんなむちゃくちゃなことはできない」と否定的な考えを表明。埼玉県としての受け入れは「仮定の話だから絶対ないとは言えない」と述べるにとどめた。>

 アバウトに、人間を、有能・普通・無知の三段階で分けると、明らかに民主党は「無知」から始まっているので、「今ごろ何言ってるんだ」ということが実に多い。

   ◇

 《「一体となって対応」官房長官、宮崎知事に 口蹄疫被害160億円 (産経 2010.5.16 19:27)》

 <・・・鳩山由紀夫首相は16日夕、公邸で平野氏から東国原知事との協議内容について報告を受け、政府の対策検討を進めるよう指示した。・・・>

 「今ごろ何言ってるんだ」!!!

 既に、9万頭近い牛や豚が処分されるに至っているんだぞ!

 自民党時代、700頭の被害であれほどに騒がれていて、大問題と化していたのに、

 その百倍近い被害が出ているのに、ニュースでもろくに報道していなかった。

 そのまんま東・・・、辛いわな・・・。

 今、民主党は、責任を宮崎県に押し付けようとしているが、もはや、そんなレベルではないぞ。

 左翼マスコミは、これから、宮崎県政へのネガティブ・キャンペーンを仕掛けると思うが、みんな、どうか騙されるなよ。

 例えば、コレ・・・(よくもまあ、こんな酷すぎることを書くわな)

 ・・・日刊ゲンダイ(5/19)の記事

 <どこまで調子がいい男なんだ。これまで散々、民主党を批判してきた宮崎県の東国原知事が、「口蹄疫」の被害に見舞われ、鳩山政権に泣きついている。
 宮崎県を訪ねた平野官房長官に「関係者の無念は尋常じゃない」と訴え、鳩山首相あてに具体的な要望項目をズラズラと並べた「要望書」を手渡した。さすがに、宮崎牛のブランドを支える「種牛」49頭が殺処分されることになり、真っ青になっているらしい。
 残る種牛は、避難させているエース級の6頭だけ。もし、6頭が感染したら宮崎の畜産は終わりだ。
 鳩山首相は、予備費から1000億円規模を拠出することを決めた。
 しかし、家畜の伝染病対策は法律上、県の責任だ。エラソーに「地方分権」を言ってきたのだから、すぐに国に泣きつかず、自分で解決したらどうなんだ。
 「そもそも、ここまで被害が広がった責任の一端は、知事にあります。公式には、最初の感染牛は4月20日に確認されたことになっているが、すでに4月9日の時点で口蹄疫と疑われる牛が見つかり、獣医が家畜保健衛生所に鑑定を依頼していた。4月9日に対策を取っていたら、ここまで被害は広がらなかったはずです」(県政関係者)
 テレビ出演にうつつを抜かし、片手間で県政をやってきた東国原知事には「いつか重大なミスを犯すのではないか」と危惧する声が強かったが、とうとう宮崎県が破滅に向かいかねない事態が勃発である。
 県民からは「チャラチャラ浮かれてきた知事への天罰だ」なんて声も上がっている。・・・>

 最後の一行は嘘だろうし・・・。

   ◇

 思えば、これも、「今ごろ何言ってるんだ」だったよね。

   《首相「海兵隊が抑止力と思わなかった」(産経 2010/05/04 18:56)》

   ◇

 日曜日の夕方にテレビ番組の『バンキシャ!』を見てたら、

 ピーター・バカランだか、馬鹿蘭だか、バラカンが「民主党は、今まで与党になったことがないので、準備もままならず、不手際を指摘され続けて可愛そう」だとかコメントしていたのだが、「今ごろ何言ってるんだ」と私は呆れた。

 ポイントは二点。

 ① 政権を取るならば、せめて、奪取したときの具体的なイメージトレーニングをせい!
          (マニフェストのリアルな実現性のシミュレーションも含めて)

 ② 日本国民は、欧米が政権交代に際してのお祝儀期間を遥かに超えた半年以上、民主党を優しく見守っていたよ。
          (私は、政権取る前から、今の状況を分かっていたけど・・・)

 ・・・『バンキシャ!』は、コメンテーターの河上和雄氏の、明らかな民主党嫌悪の表情が大好きで、いつも楽しく見ている^^;

 河上和雄氏は、東国原知事とも、何年か前にちょっとしたイザコザがあったと思うのだが(私も河上氏の主張には賛同する。参考←クリック!)、宮崎の今の状況は、そんなことに拘っている状況でもなくなっている・・・。

                                       (2010/05/18)
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[今日買ったマンガ『奥サマは小学生』・・・ロリ考^^;]

2010-05-17 23:25:49 | 物語の感想
☆このマンガ、何だっけ、青少年健全育成条例改正案(漫画描写の都規制案)かなんかの「非実在青少年」に関する議論で、BSフジのニュースで、猪瀬直樹が画面上で槍玉に挙げてたそうだ。

     

 このように話題になると、私は無性に気になって、しかも初版マニアなので、多くの古本屋を探し回っていた。

 絶版だそうで、なかなか見つからなかった。

 でも、昨日、いつもは行かないブックオフの支店に行ったら、本棚にポテッと置かれていた。

 表紙がいいね。

 可愛い女の子が、描きこまれたウェディングドレスに包まれ、下にはスクール水着、背中には赤ランドセル、・・・で、つま先にピンクのゴムがついている上履き・・・。

 鉄板のロリータだ!

 裏を見ると初版だったので、迷わず購入。

 正直、この手の作品を読むのはかったるいのだが、「ハハ~ン^^ この手の話ね」とパラ見した。

 その気で読めばかなりエロい。

 相手を小学生としているので、「寸止め海峡冬景色」なギリギリのエロだ。

   ◇

 私は、エッチマンガの対未成年読者への規制は必要だと思うが、それはやってもムダだと思ってもいる。

 規制することによって、過激なエロを若者は垣間見ることになり、未成年のエロ嗜好(志向)は更に燃え上がるだろう。

 人間の、若者の、とてつもない妄想力をみくびってはいけない。

 でも、この『奥サマは小学生』なんて、別に「18禁」でもいいと思うのだが・・・。

 だって、これを愉しいと思うのは大人だけでしょ?

   ◇

 思えば、私が高校生の頃は凄かったぞ。

 三和出版の「ロリコンHOUSE」なんて、載っているのが未成年の女の子だったので、18禁じゃなかったんだよ^^

 その法律の皮肉(ちゅうか、逆説ちゅうか、抜け穴・・・)・・・^^;

 つまり、高校生でも、堂々と本屋で買えたんだよ!

 その頃から、日本は経済大国として不動となり、ある意味、日本は「ソドム(性の退廃あるいは奔放)」へと向かっていて、

 そんな中で、ロリコンが性文化の表面に出てきたのもこの頃だろう(と言いたいが、ロリコン文化は、それまでの日本の歴史に厳然とあっただろうし、世界中どこにでもあるものだ)。

 始めは季刊だった「ロリコンHOUSE」だが、偶月刊になり、しまいには月刊になった。

 値段は980円だったと思う。

 この頃のエロ本としては破格の値段だ。

 でも、ちょっとした電話帳の半分くらいの厚さでボリューミィーな読み応えだった。

 でも、それに出てくる女の子は、総じて少女っぽくなかった。

 私には、キツいタイプの女の子たちだった。

 ただ、杏里ちゃんと言う子は、丸顔でメチャ可愛かった。

 私は、少女に性欲は感じないので、杏里ちゃんの小学生低学年くらいの可愛さに純粋に「ハニャ~ン!」としたものだ(この子は、その一回こっきりのグラビア以外、誌面には現われなかった)。

 私は、グラビアの女の子よりも、「綴り方教室」と言う、エッチ小説にかこつけた文章指南のコーナーが、趣味と「実益」を兼ねるので好きだった。

 で、月刊になり、厚さもあり、多くの未成年が部屋の中で隠すところに困ったという・・・。

 で、途中で、雑誌名が「ロリコンHOUSE」から「ロリくらぶ」になったと記憶する。

 「ロリくらぶ」は、「ローズリーフくらぶ」の略だ。

 私は、「ロリコンHOUSE」と言う雑誌名が嫌いだった。

 だって、「ロリータHOUSE」ならば華やかだけど、「ロリコン」が「HOUSE」に集ったってウザイだけだからだ。

 だから、雑誌名が変わったのは良かった^^

 そんなこんなで、世のロリコンどもは我が世の春を謳歌していた。

 ・・・しかし、日本を震撼させる大事件が起こった。

 その大事件で、ロリコンは日陰者になった・・・。

 「ロリコンHOUSE」は、その事件の渦中で休刊した。

 本屋で平積みされるほど売れていたのに・・・。

 十年ほど前、「ロリコンHOUSE」は、八王子の古本屋で8万円くらいのプレミア値段がついていたんで驚いた記憶がある^^

 私、捨てずに取っていたら、100万円以上の財産を得たのになぁ^^

   ◇

 ・・・しかし、あの大事件後、規制が強化され、「ロリコン」と言う言葉が使われなくなり、その言葉を使わないことに安心した日本の文化は、いつの間にやら、全てが「ロリコンならざるロリコン」と化してしまっているね。

 異論はあろうが、「萌え」なんて、まさにソレだよ・・・。

                                       (2010/05/17)
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[映画『パリより愛をこめて』を観た]

2010-05-16 18:40:13 | 物語の感想
☆原案がリュック・ベッソンで、監督がピエール・モレルという、昨年のメチャ面白アクション作品『96時間』の二人が作り上げた新作。

 今回も、悪党に容赦なく非常に面白かったが、

 設定を変えただけで、見せ方は同じなので、やや新鮮さに欠けた。

 主人公ジェームスは、大使館に勤めつつも、明日の諜報部員を目指し、CIAの雑用をこなす日々、彼女ともうまくやっている。

 そんな折、アメリカからのベテラン・エージェントの手助けをしろとの命令。

「いよいよ俺も大仕事か!」と勇むジェームスだが、そこに現われたのはスキンヘッドのいかついバイオレンス男のワックスだ。

 ちょいと、<ロード・ウォリアーズ>を思い出した^^;

 彼が画面に現われてから、物語は異常な高速度でアクション映画としての度合いを増す。

 とにかく、彼・・・、「サドンデス」ならぬ「サドンキル」!!!

 あらかじめの捜査ポイントに出向くと、確認なしに、相手を殺しまくる。

 後から、その前以っての情報や、その場での洞察で、正しく悪人を殺していることが判明するのだが、画面上の「サドンキル」の瞬間はショックである^^;

 ワックスのガンアクションの動きは非常に合理的で、スーパーマン的な無敵ぶりながら、描写の要所要所を押さえているので、体感としての現実感を失わず、見ている私を感情移入させまくる。

 私は、昔から、あんましジョン・トラボルタを好きではないのだが、この禿頭・破天荒な役柄の彼は気に入った。

 所々で、彼にしか出来ない繊細な演技をかましていたと思う。

 特に、クライマックス、ジェームスに過酷な選択をさせた後に、ジェームスを見つめるワックスの視線は、それまでの展開では見せない「優しさ」が感じられ良かった。

 元々、トラボルタは、可愛い目をしている^^;

   ◇

 物語の前半は、ジェームスがずーっと大きな壷を持たされつつ、ドンパチ現場を右往左往させられるという「壷」篇で、

 ワックスの無茶苦茶さに翻弄されるジェームスを、あまりコメディに傾けずにシュールな感覚で見せてくれた。

 ジェームスは、ジョナサン・リース・マイヤーズが演じているが、プロレスラーのようなトラボルタに対し、線の細いイケメンのコントラストが良かった。

 で、後半は、「恋人が・・・」篇だが、私はこの結論を予告編を見たときから分かっていた。

 で、結末も、それしかないだろうと考えていたので、驚きはなかった。

 ただ、恋人キャロリン役のカシア・スムトゥニアクがなかなか魅力的だったので夢中になった。

 もうちょい、エラが張ってなかったら、大好きな女優になったのにな^^(←好き勝手言ってやがる!!)

 ・・・う~、うまくネタバレしないように書こうと思ったが諦める^^;

 結局、ジェームスは、完全に女に振られたのである。

 どこぞのテロリストの親玉のカリスマに負けたのである。

 クライマックスで、キャロリンを宥めようとするジェームスが「愛」を口にしたとき、キャロリンの心に、再び、自分のなすべきことが甦ってしまったのは皮肉である。

 つまり、ジェームスが、キャロリンに「愛」を口にして引きとめようとした時、キャロリンは、「愛」=「テロリーダーへの愛(使命)」>ジェームスと言う答えを出してしまったからだ。

 昔のリュック・ベッソンならば、ジェームスの苦悩と言うか情けなさに重点を置いて、そこをややフランス映画らしくねちっこく描いたと思うのだが、

 彼も歳を重ね、サッパリした、けれど切れ味に優れたアクションに重点を置く作家になってしまったのだなあ、と時の流れを想ってしまった。

 でも、面白かった。

 ある意味、スタローンの作風の正当な後継者のような気がしている。

                                        (2010/05/16)
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[映画『グリーン・ゾーン』を観た]

2010-05-14 23:51:43 | 物語の感想
☆先のイラク戦争のアメリカの大義としてあった「大量破壊兵器の脅威の排除」・・・、バグダッドの捜索現場で、その指揮を執っていた部隊リーダーの物語。

 手持ちカメラでの撮影映像は臨場感あるが、私のようなおじさんにはいささか目が疲れるも、「占領地」特有の緊張感ある展開にすぐに夢中になる。

 私は予告編を見ていて、てっきり、「大量破壊兵器があるのに、アメリカ上層部の何らかの陰謀により、それがないことにされてしまい、苦悩する捜索チーム」てな物語だと思っていた。

 で、「大量破壊兵器があるのに・・・」の箇所で、私は苦笑する予定だった。

 いや、私もあると思っていたので、バカにしているわけではない^^;

 しかし、展開は、「大量破壊兵器がないことは戦争前に分かっていたのに、それを聞かなかったことにして開戦したアメリカ政府」と言うリベラル的には落ち着いた内容のテーマになっていたので、やや、その物語的な冒険心のなさに落胆した。

   ◇

 この作品は、どこで撮影したのだろう。

 バグダッドやサダム空港の俯瞰映像など、素晴らしかった。

 また、そこで活躍する主人公ロイ・ミラーを演じるマット・デイモン、役者としてドンドン良くなりますね。

 この人、トム・クルーズなどと違って、物語に自然に馴染む役者振りがいい。

 また、クライマックスは、ジョン・ウー的というか、シェイクスピア的と言うか、椿三十郎的と言うか、五つどもえくらいの無駄のないスピーディーな展開を見せるのだが、

 その中で、重要な役どころに、ロイと通じ合う現地の男フレディがいる。

 中東を舞台にした欧米作品には、古くは『アラビアのロレンス』、最近では『ワールド・オブ・ライズ』と、必ず主人公と結びつきを深くする現地の男が現われる。

 で、主人公の顔が個性的であればあるほど、現地の中東の男の端正な顔が際立つんだよなぁ^^

 今回のフレディ役の男も、なかなか良かった。

                                        (2010/05/14)
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[与党民主党考・60 「同盟認識」]

2010-05-14 02:04:23 | 保守の一考
☆雑誌「WILL」や「歴史通」は、訳があってあまり買いたくない・読みたくない新興保守系雑誌なのだが、ブックオフで「歴史通」のバックナンバーが100円だったので買った。

 これなら、中共や半島に金が回るような事はあるまい(嘘です^^;)。

 その3月号は、歴史雑誌にもかかわらず、民主党にかかわる記事が多く面白かった。

 私は今、古本屋で、民主党をヨイショしていた雑誌のバックナンバーを読み直すのを愉しむと言う悪趣味なことをしているが、

 「歴史通」は特にそんなことはなく、中西輝政氏が民主党政権を、「同盟」と言う観点から批判していた。

 面白かったので、ちょいと内容を紐解く。

   ◇

 先ず、小沢の為した民主党議員中国訪朝団の異常性・異様性について記している。

 ポイントは2点。

 首相である鳩山が度外視されていることと、日米同盟が全く無視されている行動であったこと。

 また、鳩山は鳩山で、反米色の強い論文の発表や「トラスト・ミー」のときのオバマ大統領との会談を翌日には裏切るような行動をしでかしている。

 全く「同盟」と言う概念を認識していない行動の数々。

 考えるに、民主党上層部は、誰一人例外なく、これまでの自民党の為した結果にアンチを仕掛けることを党是としているということ。

 鳩山や小沢の一連の行動で、民主党が、なおも日米同盟に揺るぎはないと考えているとしたら、それは度し難い国際外交的な感受性の鈍さとなる。

 イギリス・フランス・ドイツ・イタリアなどのヨーロッパ諸国は、民主党をして反米の思想に突き動かしているものは何なのか、腫れ物にでも触るかのように注視している。

 民主党の、アメリカと同盟関係にありつつもの中国への媚びへつらいは、東南アジア諸国やロシア・インド・オーストラリアなどに、太平洋の喫緊の問題として注目されている。

 オーストラリアなど、傍から見ると、中国と接近しているように思えつつ、それでも、今の鳩山政権の中国共産党との接近に、環太平洋の危機を懸念し、異常な行動にしかみえない鳩山政権に、豪の首相は昨年の末、地域の安定(日米同盟)の維持を哀願したと言う。

 ちなみに、現在のタイの内紛のタクシン派の陰には中国人の暗躍があると言うし、

 また、私は、最近のオーストラリアでのオージー(オーストラリア人)とインド人留学生のいざこざの背景には中国人がいると考えている。

 つまり、華僑による印僑潰しである。

 閑話休題。

 鳩山の上に君臨する小沢を、中西輝政氏は「太政官」と呼び、その左右にはさしずめ、「左大臣」として輿石東、「右大臣」に山岡賢次がいるとした。

 アメリカは、先の民主党の中国訪朝団において、特に、その小沢の片腕の山岡の言葉に反応した。

「日米問題が基地問題でぎくしゃくしているのは事実だ。そのためにもまず日中関係を強固にし、正三角形が築けるよう米国の問題を解決していくのが現実的プロセスだと思っている。このことは小沢幹事長と胡錦濤主席との間でも確認された」

 異常である。

 同盟の当事国アメリカが省かれ、中国との間に、総理でもない存在(小沢)が口約束を交わしちゃっているのである。

 中国訪朝団は、首相の鳩山も無視しているが、同盟国アメリカも無視しているのだ。

 反米に凝り固まった人にとっては快哉を叫ぶべきか、いや、でも、その前に、正常な人間ならば、国と国の約束を省みてしまうだろう。

 なぜなら、反米の者は、アメリカの傲岸不遜なやり方に腹を立てているわけで、同盟破りと言う無礼千万を自分サイドが起こしてしまっていることを恥と気がつくだろうからだ。

 ましてや、中国共産党は、アメリカに倍する地獄の虐殺国家である・・・。

   ◇

 ・・・で、小沢幹事長の中国訪朝団は、アメリカでなんと呼ばれているかと言うと、「王家瑞プロジェクト」だそうで、王家瑞は中国共産党対外連絡部長という閣僚級の人物だそうで、つまり、それは、共産国に特有の諜報工作機関、・・・アメリカは、工作の結果として小沢が訪朝団を率いることになったと考えている。

 うん、小沢がどこかの高級住宅地の不動産を政治資金で購入し、中学人留学生の女を住まわせているのも、同根だ。

 この言葉を言うと、それだけに聞こえてしまうが、「ハニー・トラップ」の帰結でもあろう。

   ◇

 さて、かつて、日露戦争前夜は、日本は英国と同盟を結んでいた。

 日本は、艦隊を整備するため、建造地のイタリアから二隻の軍艦を購入、

 地中海・スエズ運河・インド洋と大回航します。

 しかし、その背後を、日露開戦とあらば、直ちに撃沈しようとロシアの艦隊がつけ回していた。

 まだ、軍艦としての武装を施していない「日進」「春日」は戦々恐々です。

 だが、その間に、英国の軍艦「キング・アルフレッド」が割って入って、にらみを利かせてくれたのでした。

 そして、「日進」「春日」を、安全圏までエスコートしてくれるのでした。

 ・・・しかし、そんな同盟の蜜月も、日本側の不義理で崩壊します。

 日露戦争で勝利を収めた日本は、膠着したヨーロッパ戦線でのイギリス側への参加依頼を断わったのでした。

 イギリスは日本に不審を抱きます。

 そもそも、日本人は、好意を、それはそれとして受け取り、相手の見返り意識に無頓着な点がある。

 私もそうである^^;

 しかし、もっと深刻だったのだが、日本に親ドイツ論が台頭してきた。

 後藤新平や大隈重信なども、公けの席でイギリスからドイツへ時代が移っているとのたまう始末。

 日本の政府の重鎮のそんな言葉は、欧米人の考えるところの同盟関係においては言ってはならないこと、バルフォア外務大臣は激怒します。

 奇しくも、そのバルフォアによって、日英同盟は廃棄されることになる。

 でも、日本人には、そのような言葉で、同盟関係が揺るぎっこないとの「甘え」があった。

 また、そんな膠着していたヨーロッパ戦線を尻目に、日本が、欧米から見ると「火事場泥棒」の如く、中国に「対華二十一ヶ条要求」を要求したことも関係を白けさせた。

 これは、中国の公報外交が、うまく日本への不満を世界に喧伝した結果でもある。

 当時のアメリカなどは、対日感情を悪化させていきます。

 で、第二次大戦の勃発につながっていきます。

 ええ^^ 色んなキーワードが、現在の<民主党政府による日本>を取り巻く環境に似ていますね^^;

 イギリスにとって同盟は、条約以前に国家間の信頼関係の構築だという。

 それは欧米諸国に共通の認識である。

 故に、後藤新平や大隈重信の言葉、小沢・鳩山・山岡らの言葉で、信頼関係は霧消もしてしまうのである。

 小沢・鳩山らの行動は、今後の国家自立を深く考えた末の結論なのであろうか?

 ・・・絶対に考えていないのである。

   ◇

 先般の山岡の言葉を、アメリカはこう取らざるを得なかった。

「普天間の問題でうるさく言うのなら、俺らは日中接近としゃれ込むぞ!」

 同盟国に、北朝鮮並みの恫喝を行なったのである。

 欧米の同盟認識では、そんな主張はあり得ないことである。

 先の話でも、後藤新平や大隈重信の英国批判に対し、イギリスはすぐに在日大使館に連絡し、参事官や書記官は日本の政治家の言葉の真意を問い質したという。

 山岡発言の後も、ズムワルド首席公使が上海から帰国した山岡を国会まで訪ね発言の真意を尋ねた。

 その内容の報道は為されていないが、それから数日後、閉庁していたにもかかわらず、ヒラリー・クリントン国務長官が日本大使館に突然に電話してきて抗議をしたのだそうだ。

 現在、鳩山の「トラスト・ミー」や、山岡発言など、民主党はアメリカに対し、同盟を蔑ろにするような行為を連日続けている。

 北朝鮮の脅威や中国の軍事的な膨張に対し、恐ろしい危機の時期である・・・。

   ◇

 いつかは、日米同盟を必要としなくなる日が来るかもしれないが、それは民主党の存在(愚かさ)とは別の次元にある・・・。

                                        (2010/05/14)
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