『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『月光ノ仮面』を観た(すまん、超短信だ)]

2012-01-31 23:59:04 | 物語の感想
☆最近、落語を聴くことに凝っているので、予備知識なく見たこの作品が、落語の「粗忽長屋」をベースにしていると知って、ちょいと嬉しくなった^^

 コメディかと思いきや、見ようによっては文芸作品っぽくて、すっとぼけた板尾創路らしく、なかなか面白かった。

 戦死したと思われていた元落語家の男が、記憶をなくし、戦後二年を経た寄席に戻ってきたことから始まる物語。

 その落語家・森乃家うさぎ(板尾)は、出征前は真打目前であり、恋人(石原さとみ)もいた。

 戦地で怪我をし、顔を包帯でグルグル巻いて戻ってきたうさぎを、師匠は復帰の算段を始め、恋人は情交を交わすのだった・・・。

 が、そこに、本当のうさぎ(浅野忠信)が戻ってくる。

 では、今まで、うさぎと思っていた人物は・・・、と言う物語。

 話の興味のおおよそは、ひたすらに、石原さとみ演じる弥生の、うさぎと思われていた人物や、本当のうさぎへの、微妙な戸惑いや欲求や非情さが描かれ、妙なエロスが全編を覆う。

   

 この人、アイドル的な演技をさせると、私にはいまいちと言うか、個性が感じられないのだが、今回のような役柄をやらせると、なんか、こちらに訴えかける魅力が数十倍になるね^^

 しかし、クライマックスでは、監督・脚本の板尾創路がやりたかったのだろう派手なオチが開陳される。

 ただ、私には、それが、どういう意味を持つのかが、あんまりわからなかった・・・。

 PS.とことん喋らないと、周囲が勝手に盛ってくれると言うことがわかりました^^

                                                      (2012/01/31)
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[近況報告 (138・続 ゴムマリちゃん)]☆

2012-01-30 20:48:41 | 新・街を行く

☆私が酒を飲みながらバイトをするのは有名な話だが、

 今は真冬で、ビールや発泡酒やチューハイを飲むと小便が近くなるので、

 いろいろ考えた末に、以下をコンビニで購入し、いわゆる「酒を舐める」感じで、作業を進めた。

     

 いやぁ、ウィスキーは身体が温まっていいや^^

   ◇

 さて、ゴムマリちゃんだが、昨日描いた絵では、ゴムマリちゃんの、まだまだ小さな「触れれば壊れちゃう」ような繊細さがうまく出せていなかった気がするので、また、描いてみた(ちなみに、私には絵の才能が無い^^;)。

 なお、<ゴムマリちゃん>と言うニックネームは、顔はほっぺがパンパンで、体は着膨れでパンパンで、ゴムマリのように弾力性がありそうだったからだ。

     

 う~ん、難しいなぁ。

 小ささがうまく出せない・・・。

 そうだ! なにか、比べる物を出してみよう。

   ・・・ポスト!

 うぅ・・・、意図はわかって貰えようが、全然、効果が出ていない・・・。

 ・・・で、私は、ちょうどカバンに<パイン飴>が入っていたのでゴムマリちゃんに手渡した。

          

「お母さんに開けてもらいなね^^」

 ゴムマリちゃんは、もみじの様な手に<パイン飴>を数粒握りました。

 が、小さな手なので、落とした。

 私は拾ってあげたほうがいいかな、と思ったが、ゴムマリちゃんは、小さな体を、更に小さくかがめて、飴を拾った。

 か、可愛い・・・^^

 ・・・でも、名残惜しいが、私は、ゴムマリちゃんが母親方面に去っていくのを確認し、歩き始めた。

 その時!

 後ろで「フニャフニャ~」と声がした。

 私は振り向く、すると、ゴムマリちゃんが、か細い声で「バイバーイ・・・」と言っていたのだった。

 うわぁ~・・・、私はメロメロになりながら、最大限の笑顔で、手を振ってあげ、そして、その場を去った。

 私は、その母親にも感激していた。

 だって、普通、得体の知れない男に、自分のちっこい娘を近づけたりはしないぞ。

 ・・・私は、このような思い出だけで、半年間は幸せになれる男なんですよ^^

 今までも、街角で、カナちゃん(クリック!)とか、リナちゃん(クリック!)とかと出会ったものだ・・・。

 そんな私に、「ミド蘭さんも、早いトコ、自分の娘さんをもてればいいですね^^」と言う方も多い。

           違うのである。

     
          ↓ ↓ ↓ ↓
     
       「他人の子だから、イイのである!」

                                                     (2012/01/30)

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[近況報告 (137・ゴムマリちゃん)]☆

2012-01-29 23:13:23 | 新・街を行く

☆今日のバイトの現場は、町田の能ヶ谷近辺だった。

 タイトル写真は、時代を冠した橋シリーズ「たいしょう橋」です。

 こちらのエントリーでは、

     [心に残る被写体(10・東京と神奈川の狭間に、時代の橋が築かれる・・・)]

 「昭和橋」「平成橋」「大正橋」が発見されている。

 バイトを続ければ、いつか、「明治橋」にも出会えるだろう^^v

 その橋の近くの家の前には、なんか面白い工芸品が飾られていた^^

   

   ◇

 作業を続けていくと、前方右に小さな公園が見えた。

 お母さん風の人が、一人で立っていた。

「あれ、子供がいるんじゃないのかな・・」

 私は進んでいった。

 すると、公園から小さいのが出てきた。

 陰に隠れていたらしい^^

 しかし、お母さん、子供が道に飛び出したら危ないじゃないか!

 なおも、ちっちゃいのは、公園の外をフワフワと歩き回っている。

 二歳前くらいだろうか?

 ホッペがパンパンで真っ赤で可愛い女の子だ。

 こっち来い、こっち来い^^

 私は思った。

 しかし、その子が、本当に近づいてきたので、今度は、「来るな、来るな! お母さんが心配するぞ」と心の声を反対にした。

 が、その子、私に突っ込んできた。

 私が支えると、二,三歩下がってキョトンと首を」傾けた。

      

 可愛いなんてものじゃない^^

 妖精ちゃんだ^^

   ◇

 ・・・ごめんなさい。

 メチャクチャ眠いので、この続きは、明日に書きます。

 今、こうして、キーボードを打ちながら、何度も眠ってしまい、ガクン! としてから目が覚める状態です。

 寝ます・・・。

                                                       (2011/01/29)

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[映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』を観た(短信)]

2012-01-28 23:59:48 | 物語の感想

☆かなり面白かったが、気になる点も多々ある物語だった。

 ・・・日本橋付近で刺殺事件が起こり、被害者は瀕死の重傷の中で、わざわざ「麒麟の翼」像まで歩き、辿り着き息絶える。

 一方、容疑者は逃走中、車に轢かれ、危篤状態となる。

 被害者は、日本橋とあまり縁があるとは思えない会社員。

 容疑者は、親がなく施設で育ち、同じ境遇の娘と同棲している青年。

 日本橋署の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)は、相棒の溝端淳平演じる松宮と、二局面の聞き込みを開始する。

 溝端淳平は可愛い顔ながらも筋は通していくし、やっぱし、阿部寛が特にいい。

 顔がいい。

 無口ながらも、見ている私たちの想いをいかようにも受け止める、饒舌にも似た芸術的な表情をしている。

 とてもいい^^

   ◇

 昨今の東野圭吾原作は、どうしても、読者(映画においては観客)の激情に訴えるような「状況」を設定する。

 これが本格ミステリの殺人状況構築ならば、遊び心で許すのだが、こちらの、「悲」の感情を揺り動かそうとするにあたっては、どうしても、「お涙頂戴」「あざとさ」設定を感じてしまう。

 私は、長い間、派遣会社で働いていたので、容疑者の派遣社員生活描写に、どうしても違和感が起こるし、同棲生活の、昭和染みた貧乏生活が、どうもあり得ないことのように見えた。

 職探しをしていた容疑者の若い男性など、どう考えても、引くてあまただったと思うのだ。

 また、せっかくの新垣結衣なのだから、もうちょい可愛い格好させてもいいんじゃないかと思った^^;(演技派の演技をかましていたが^^)

 物語の中盤までは、両家族の受けている誤解が、クライマックスで反転されるのは分かっていたが、その落としどころがまったく読めなかったので、私はわくわくしながら見た。

 が、後半に立ち現われる、過去の因縁のエピソードがかなり入り組んでいて、こちらの感動の気持ちを素直に表出できない忙しさはあった・・・。

 でも、役者陣の演技や、配役の妙が、物語を牽引してくれてはいた。

 特に、被害者の奥さんや、後半のキーとなる少年の母親のギスギスした感じはリアリティが感じられた。

 被害者役の中井貴一の、誠実な役の作りにはホロリとした。

 また、日本橋界隈の情緒を感じさせるギミックの数々の配置もうまかった。

 水天宮の絵馬のエピソードなどは、作品の語り口がもう少しうまかったら、大泣き出来ていたのになぁ。

 また、東野作品なので、どこかで「性の倒錯」が出てくると考えていた。

 教師の男(劇団ひとり)が出てくるが、「この人の援助交際ネタは、いつ出てくるのだろうか」と心配していたのだが、それはなくて安心した^^

   ◇

 それから、被害者の娘役の竹富聖花が可愛かったので、報告しておきます^^v

     

 てゆーか、この写真、今作品にも出ている新垣結衣に似てますなぁ^^

                                                   (2012/01/28)

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[与党民主党考・122 「人材不足と厚顔無恥」]

2012-01-27 23:25:52 | 保守の一考
☆久し振りだなぁ、「与党民主党考」・・・。

 震災があってからは、「震災考」のほとんどの内容が「民主党考」ではあったからなぁ。

 与党と言うことで、議員数がナンバー1であるのに、前々から語っているように、民主党には、つくづく、人材が枯渇していることが分かる。

 そもそもが、民主党は、菅も岡田も、小沢も前原も鳩山も、過去に何度も、議員生命を失いかねない致命的なミスを犯しながらも、5~6サイクルぐらいで、ゾンビのように復活してくる。

 世論にとっては、直近の失政こそが「最悪」の記憶なので、過去に大罪を犯せしとも、「まだまし」に見えてしまい、そこに乗じて、ゾンビ議員は復活してくる。

 これが、いわゆる<再生可能エネルギーサイクル>っちゅうやつでしょうか?

 薄汚ねぇエネルギーサイクルである・・・。

   《元問題閣僚、続々と復権…参院幹事長に一川氏(2012/01/25 10:05)》

 <問責決議を受けるなどした民主党の元閣僚が、党や国会のポストに続々と就いている。「党内融和」を重視する輿石東幹事長の意向によるものだが、自民党など野党は「民主党は失敗の責任を誰も取らない。反省する文化がない」(山本一太参院議員)と批判を強めている。
 輿石氏は24日、先の内閣改造で法相として入閣した小川敏夫前参院幹事長の後任に、昨年の臨時国会で「安全保障の素人」発言などが問題視されて参院で問責決議を受けた一川保夫前防衛相の起用を発表した。
 一川氏の起用について、輿石氏は記者団に「最適任だ」と述べ、野党との交渉への不安も「ない」と強調した。しかし、一川氏と同じ小沢グループ内からは、同氏の「復権」について「『守ってるぞ』と示す輿石流人事だが、いいか悪いかは別だ」(参院中堅)と当惑の声が出ている。
 「復権」したのは一川氏にとどまらない。マルチ業界との関わりなどから問責決議を受けた山岡賢次前国家公安委員長は副代表、死刑を執行しないことなどを問題視された平岡秀夫前法相は総務委員長、脱税などで逮捕歴がある男性との関係を指摘されていた蓮舫前行政刷新担当相は行革調査会会長代行と、それぞれ党の要職に就いた。
 このほか、昨年7月に東日本大震災の復興をめぐり「知恵を出さないやつは助けない」などと発言して引責辞任し、直後から療養のため入院していた松本龍・前震災復興担当相は衆院政治倫理審査会長に内定。一方、次期防衛相の声が出ていた北沢俊美元防衛相には参院懲罰委員長で処遇することにした。>

 どっちにしても民主党は「素人政権」なので、ならば、一年生議員を抜擢しまくればいいのに。

 少しは、理想に燃えた政治をしてくれるんジャマイカ?

   ◇

 総理を辞めた後の、元々の「迷走」なれど、更なる「彷徨」を見せて、世間を「白い目」にさせたバカに鳩山がいるが、

 菅も負けていない。

   《「日本の前首相、反原発活動家に転身」 米紙が菅直人氏にインタビュー(2012.1.26 14:46) 》

 <米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日、菅直人前首相のインタビューを掲載、「脱原発依存」を訴える発言を伝え「日本の前首相、反原発活動家に転身」と報じた。
 菅氏は脱原発依存と再生可能エネルギー開発について「経済の発展につながる。日本が(再生可能エネルギーの)モデル国家になる」との期待を示した。
 同紙は、菅氏が市民運動家出身であることを紹介、取材で「青年のような笑顔を見せた」とし「議員になる前の経歴に戻った」と表現した。
 インタビューは記事と動画で報じた。菅氏は東京電力福島第1原発事故の際に抱いた危機感について「(放射線という)見えない敵に日本の領土を3分の1や半分奪われ、影響は他の国に及ぶ。国の存続がかかっていると感じた」と話した。(共同)>

 まあ、こいつの生き残る道は、これしかないわな。

 こういうことをやってれば、国民の20%は賛成してくれる。

 でも、まあ、馬脚はすぐに現わしてしまうだろうし、

 そもそも、今回の原発事故の人災面での「最大の原因」は、あんたにあるのですけどね・・・。

                                                     (2011/01/27)
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[ブロンド美幼女 <ナカデミー賞 2012’> 今更の・・・後編。]

2012-01-25 22:26:45 | 物語の感想
☆ごめん、「後編」を忘れていたよ^^;

 いや、美少女や美幼女のことは忘れていないよ。

 書くのを忘れていただけだ^^;(←いや、それが問題でしょ?)

 てな訳で、本日、映画を観に行けるのに、それは我慢して、書きます、私、書いちゃいます!

   ◇

 で、先ずは、こちらを読んでね^^

     [年越し! <ナカデミー賞 2012’> おませで、おしゃまで、ひたむきな! ^^v(前編)](クリック!)

     [新年! <ナカデミー賞 2012’> 実はホモ、男優にも目配せ! (中編)](クリック!)

 言っておきたいのは、「おませで、おしゃまで、ひたむきな!」ってタイトルは間違えていました!

 正確には、「おませで、おしゃまで、けな気で、ひたむきな!」です^^

 ・・・、・・・私にとって、その違いは大きいのだ!

   ◇

 リメイクの『フライトナイト』(これは今年の作品だが)と言う良作に対し、多くのブロガーが、その、最後の、「一発逆転のご都合主義のハッピーエンド」に苦言を呈していたが、

 そんなことはない。

 『フライトナイト』は、灰になった犠牲者は蘇ることはなかったし、操られている犠牲者(彼女を含む)が、血液に含まれている呪いの魔力で操られていて、

 操り主のヴァンパイアを倒すと、操られている犠牲者が正気(元)に戻るというのは、古式ゆかしき展開のルールに則したフェアな流れだと思うのだ。

 だったら、そもそも、今年の最優秀作品賞の一つ『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』などは、最後の、しずかちゃん一人での「三万年のタイムトラベル」においての物語的完結などは、アンフェアの極みとしての賜物ですからなぁ^^;

 また、似たような、身も蓋もない「一発逆転」には、『ネバー・エンディング・ストーリー 第2章』や『エドワード・ヤンの恋愛時代(原題は「独立時代」だが、日本公開時には「青春時代」だったと記憶する)』があるが、その帰結は非常に痛快なのである^^

   ◇

 さて、今年の<ナカデミー賞>の発表を続ける。

 今年の<最優秀美熟女大賞>です^^

 最初は、主人公に翻弄される制服美女でしたが、最終的に「全てを、苦悩の中で知っていた聖母」であることが証明されました。

 昨年の『マイレージ、マイライフ』(クリック!)では、強気の「大人のつきあい」を許容できる女のようでいて、主人公に悩まされる役でしたね。

 苦悩する美女は、ひたすらに美しい・・・。

     ・・・ヴェラ・ファーミガ
       『ミッション:8ミニッツ』より(クリック!)

 この作品のモンタージュ(作品構造だけでなく、エピローグのモニュメントの図が、物語の最初から断片として表われる点)は、最近、リバイバルで見た『いちご白書』の秀逸のモンタージュ(冒頭から表われる断片映像が、クライマックスの講堂の天井灯であったこと)と重なるし、作り手は、絶対に意図していたと思う。

 また、ヴェラ・ファーミガが演じることになった、一種の「タイム・パラドックス」での、歴史の全てを知ってしまう構造は、

 うん、リルルとともに、<ナカデミー美少女大賞>をW受賞するしずかちゃんと同じである。

 メカトピア三万年の歴史を、一人で背負わされたしずかちゃんに、私は言葉がない・・・。

     

   ◇

 さて、これで、<美少女大賞>は二人とも発表したね。

 ・・・では、続いて、<ナカデミー最優秀美幼女大賞>です。

 やはり、宇宙人侵略物やホラーには、美しい幼女が良く似合います。

 『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(クリック!)のジョーイ・キングちゃんです!!!

 この可愛らしさは、・・・言葉がないですな。

   

 

 でも、映画の中でのジョーイのチンクシャ具合が一番可愛いです^^v(タイトル写真参照)

 私は、ちょっと「生まれたて」っぽい未熟さが一番好きなのです!

   (ナカデミー賞名誉美少女「サラ・ポリー」)
   

   (ナカデミー2010’美少女大賞「モーガン・リリー」)
   

   (ナカデミー2010’美幼女大賞「名前不明幼女」)
   

   (ナカデミー2009’美少女大賞「ダコタ・ブルー・リチャーズ」)
   

 こうして見ると、私の好みは一貫してますなぁ^^

 「ブロンドの美幼女」・・・、そして、「短髪の美女」が好きなようです。

   ◇

 今年の<ナカデミー最優秀AVギャル大賞>!!

 基本的に、素人女子高生物AVしか見ない私だが、この、あけすけエロ短髪娘の軍門には下っちゃいました^^;

 優希まことの魅力には、ほとほと負けた・・・。

     

   ◇

 昨年の<ナカデミー賞最優秀女優賞>である この方出演の『三銃士』の「三女子」も捨て難い。

 
   「女版ジョニー・デップ」的に、悪乗り演技が冴えるミラ・ジョボビッチ(昨年のナカデミー賞)

 
   とろける様な無垢さ、ガブリエラ・ワイルド^^

 
   「気品」を美に昇華させたジュノー・テンプル^^

   ◇

 では、今年も、名画が君とともにあらんことを・・・。

                                                       (2012/01/25)
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[映画『ジャックとジル』を観た(短信)]

2012-01-24 23:59:19 | 物語の感想

☆全くの予備知識なしに、時間がちょうど良かったので観たら、これがまた面白く、大笑いしながら、一人で見るときは定番なのだが、生ビール片手に楽しんだ^^

 物語は、広告代理店の売れっ子で、豪邸に住み、家族とも楽しく過ごしている主人公ジャックの、唯一の悩みの種である双子の妹・ジルの来訪による「お騒がせコメディ」だ。

 ジャックとジルは、アダム・サンドラーの二役なのだが、特に女のジルを演じるには無理があり(わざとであるが^^)、最初はそこが気になって気になってしょうがなかったのだが、「まあ、こんなはた迷惑な女もいるんだろうな」と慣れてきた頃には、作品全体に、途方もなく芳醇で多種多様なコメディ要素が詰め込まれていることに驚かされるのだ。

 繰り返される、妙な「双子言葉」は、クライマックスで意味を為すし、

 奥さんこそ、明るく真面目な人物だが、チャーミングな娘はいつもコスプレチックな扮装で、抱っこしている人形もペアルック、それを見るのが楽しく、

 養子にしているインド人の少年は、利発だが、身体にテープで、いつも何かを貼り付けている。

 メキシカンの庭師は、密入国ネタの「冗談」が好きで、「冗談だよ~^^」と言う、その仕草が一発ギャグみたいに面白い。

 その一族(特にケント・デリカットみたいなメガネのばあちゃん)も楽しく面白い。

 会社では、いつも、余計な一言を言う部下がいる。

 オナラ、腋汗などの汚いギャグもあるが、それがあまり突出しない作りでもある。

 ・・・そして、まさか、アル・パチーノが出演しているとは思わなかった。

 彼は本人として、ジルに惚れる奇特な名優を、アクターズスタジオ仕込みの演技で魅せてくれる。

 「コメディを楽しんでいる」風情はなく、丁寧に真面目に演じていて、それが面白く、

 特にラストの、出演CMのラッシュ試写を見た後の感想が最高に笑えた^^

 ・・・バラエティ番組化した「必殺」シリーズを、藤田まことのシーンだけが、作品バランスを崩さずにリアルになっていたのと同様に、

 アル・パチーノが出てくると、そのセリフが活きてきて、迷惑女のジルの魅力にジャックが気付くという、物語のクライマックスに至る展開のキーポイントとなっていた。

 おっと!

 1シーンだけ、ジョニー・デップも出てきますぜ!!!

                                                     (2012/01/24)

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[メタンハイドレート試掘へ]

2012-01-21 22:59:51 | 保守の一考
☆風邪で仕事を休んだ一昨日、病院の待合室で読売新聞を見ていたら、かような記事^^

   《愛知沖でメタンハイドレート試掘…2月中旬にも(2012/01/19)》

 <府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70~80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。
 次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めて。政府は来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定だ。
 今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断した。2011年度予算に関連経費として89億円を計上している。
 液化天然ガス(LNG)は09年度の国内の発電電力量に占める割合が29・4%で、原子力(29・2%)や石炭(24・7%)、石油(7・6%)を上回っている。東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、政府は原子力発電への依存度を長期的に下げる方針で、メタンハイドレートの商業化が実現すれば、我が国の電力供給体制の安定化に大きく貢献することが予想される。
 ◆メタンハイドレート=メタンガスと水が結晶化した氷状の物質。深海底や永久凍土層のような低温高圧の地中に分布しており、1立方メートルあたり160~170立方メートルのメタンガスを含んでいる。普段は固体の状態となっているうえ、不安定で気化しやすいため、採掘が難しい。(2012年1月19日03時02分 読売新聞)>

 とにかく、一刻も早く、この新エネルギーの実用化を進めて欲しい。

 私は「原発推進派」だが、反対派の非現実的な新エネルギー妄想などよりも早く、震災後、最後の希望「メタンハイドレート」について語っています。

   [東日本大震災(東京の私の思い・18 「西尾幹二の震災考/地震とメタン」](2011-03-30 18:14:26)

 <・・・余談だが、日本の領海(特に南海トラフ)には、「新エネルギー」である<メタン・ハイドレート>が膨大に埋蔵されている。
 が、今のところ、そのエネルギーへの還元・精製の目途が立っていない。
 また、これは、仕事の休憩時間に、同僚の岡部氏と話していたのだが、その<メタン・ハイドレート>のエネルギーへの転換を阻んでいるのが、今回の地震の救援・復興支援で、国家的なプロジェクトでとても親身になってくれているアメリカでもある。
 アメリカは、エネルギー利権による、世界影響力地図の塗り変わりを恐れているのだ。
 ・・・何故、<メタン・ハイドレート>が生成されたのかについてなのだが、二つの説がある。
 石油と同じ生物起源説と、そして、無機起源説である。
 で、ここからは、私が勝手に考えていることなのだが、私は、日本の領海に眠る<メタン・ハイドレート>は、無機起源説によると考えている。
 難しい説明は端折るが、無機起源説の代表的なものに「熱生成メタン」がある。
 読んで字の通り、熱によって生成されるメタンである。
 その「熱」の発生源は、地球の地殻変動であろう。
 南海トラフは、世界有数の地震発生帯である。
 私が言いたいのは、「地震による熱エネルギーが<メタン・ハイドレート>を生んだ」と言うことである。
 特に、地球上の<メタン・ハイドレート>の分布は、プレートテクトニクス(プレート理論)で語られるところの「フィリピン海」・「ココス」・「カリブ」・「ナスカ」・「ファンデフカ」など、小さなプレート(≒消えゆくプレートか?)に集中している点も興味深い(石油は、地球上では小さいアラビアプレートに集中しているし)。
 まあ、これは、私が勝手に思っていることだ。
 今回の地震とは関係ないが、協力な地震によって原子力が否定され、その活発な地震によって、また異なる新エネルギーが誕生していると私が勝手に思っているのも奇妙な巡り合わせだろう。・・・>

 また、この日本領海に埋蔵されている新エネルギーが、最初にニュースを騒がせた時も、敏感に拾っていますよ^^v

   [中国新幹線事故(2011年・「2010年」・2007年の再掲)](2011/07/25 元々は2007/03/12)

 <・・・▽そんな中で、この記事はメチャクチャ嬉しかった^^
 地震国・日本への、地球の贈り物である^^
 地球は何でも知っている。ちゃんと全てを見ていて下さってるね^^(「iza(産経)」より)
《 燃える氷「14年分」
   …紀伊半島沖にメタンハイドレート1・1兆立方メートル(03/09 07:02)
 「燃える氷」ともいわれ、将来のエネルギー源として期待されているメタンハイドレートが、紀伊半島東側に広がる東部南海トラフに1・1兆立方メートル存在することが、経済産業省による委託調査で分かった。日本の天然ガス消費量の14年分に相当し、日本全体では100年分を超える資源量を期待できる。生産技術など乗り越えなければならないハードルは高いが、実用化できれば資源小国である日本が「資源大国」となる可能性も秘めている。
 今回の調査は太平洋沖の東海沖から熊野灘にいたるエリアで、南海トラフ全体の8分の1程度にあたる。地層中のメタンハイドレートの密度も一般的なガス田と同程度という。
 日本では東海沖から四国沖、日向灘にかけての堆積(たいせき)層に多く分布しているとみられ、1996(平成8)年に行われた探査調査では、日本近海に天然ガス消費量の100年分に相当する7・4兆立方メートル存在するとの試算結果が出された。だが、四国沖に広がる西部南海トラフよりもはるかに狭い東部南海トラフだけで1・1兆立方メートルを確認した今回の調査結果から判断すると、「日本全体では、100年分を超える可能性が出てきた」(経産省)ことになる。
 日本の天然ガス自給率は4%ほどで、大半を液化天然ガス(LNG)の形で海外から輸入している。だが、メタンハイドレートを生産できれば、年間5000万トン以上を輸入するLNGを代替できる可能性が広がる。
 問題は、地下に眠る資源をどうやって回収するかだ。日本近海のメタンハイドレートは水深1000メートルの海底からさらに200~300メートル下に眠るため、回収にはかなりの困難を伴う。メタンハイドレート周辺の圧力を減らして回収する減圧法が有望とされるが、それでも南海トラフで利用するには「1000メートルの水深下で圧力をどう保つか」など、クリアしなければならない技術的課題は少なくない。
 政府は2016年までに環境対策も含めた商業生産への本格的な準備を始める。19年度には西部南海トラフなどの埋蔵量確認や回収実験に約40億円の予算支出を予定している。
                   ◇
  【メタンハイドレート】
 約100万年前に堆積物の中で生成された有機物のメタンが地中や海底の高圧と低温で氷の結晶に取り込まれ、シャーベット状に固まったもの。1立方メートルのメタンハイドレートには約170立方メートルのメタンガスが凝縮されている。地上に出ると氷が解けるが、氷の状態でも火を近づければ炎を上げるため、「燃える氷」とも呼ばれる。》
 ☆さすがに、太平洋側の、日本列島に張りついている埋蔵地域までは、中国もなにも言えまい。
 ただ、どのように【横取り(掠め盗り)】を画策していくのか、みんな、楽しもうじゃないか!(2007/03/12)・・・>

   ◇

 まあ、実用化まで、あと四半世紀は掛かりますな・・・。

 でも、着手に入ったのは一歩前進だ^^

                                                   (2011/01/21)
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[シネマ落語『落語研究会 昭和の名人 参』を観た]

2012-01-21 22:26:33 | 物語の感想
☆仕事を終え、映画を観ようと思っているが、

 さて、『マイウェイ 12,000キロの真実』は、韓国人がノモンハン事件の日本・満州軍に参加している珍奇な「実話w」だし(私は、ノモンハン事件には非常にうるさく、おそらく、世界で一番 ノモンハン事件の書籍を持っている)、

 『ヒミズ』を見て、園子温監督を持て囃すのもかったるいし、

 『ALWAYS 三丁目の夕日'64』は、前二作を見ていないし、

 ・・・まあ、三作とも、今後見ると思うが、今日はそんな気分じゃなかった。

 今夜は一人だし、ともあれ、休憩時間に近場の映画館のスケジュールを携帯で検索した。

   ◇

 私の家には地デジが通っていない。

 だから、映画を見ることが多いのだが、最近、ラジオを聞くことも多い。

 バイトの時などは、いつも耳にイヤフォンを付けて聞いている(本職の時は、昼休みに30分だけ)。

 <NACK5>の午後の帯番組「ゴゴモンズ」が面白い。

 パーソナリティーの横田かおりって子もノリが良くて可愛いのだが、もう一人の、三遊亭鬼丸って人の語りが、私と比較的同年代ってこともあり、ジャストフィットでメチャ面白い。

 名前を見て分かるように落語家なのだが、リスナーからの面白い報告を咀嚼し、更に面白くする様を聞いていると、噺家の凄さってのがよく分かるのだ。

 で、鬼丸語りに感化されて、最近になって急激に、CDやYOUTUBEで落語を聞き始めている。

   ◇

 携帯検索で、本日から、MOVIX昭島で『スクリーンで観る高座・シネマ落語「落語研究会 昭和の名人 参」』ちゅうのが上映されると知り、赴いた。

 タイトルの「参」は、シリーズ「3」という意味だ。

 私は、もうちょい短い噺で、多くの噺家が登場するのかと思っていたら、桂吉朝、三遊亭圓楽(「笑点」)、古今亭志ん朝(三代目)、金原亭馬生(十代目)の4人が、それぞれ30分超の大作を聞かせてくれた。

     桂吉朝『不動坊』(03')
     五代目三遊亭圓楽『助六伝』(82')
     三代目古今亭志ん朝『三方一両損』(88')
     十代目金原亭馬生の『鰍沢』(75')

 私は、落語を聞き始めたばかりなので、それを評する言葉にまだまだ自信がないので語れないが、

 ヴァラエティに富んだ4本立ての映画を見ているようで、生ビール(大)片手に非常に楽しんだ。

 ああ、映画とはまた違った心地良きひと時だった・・・^^

                                                    (2012/01/21)
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[映画『いちご白書』を観た]

2012-01-19 16:47:24 | 物語の感想
☆先ず質問なのだが、「リバイバル」と「再映」の違いは何なんだろう?

 同じように思えて、中学の頃に、眺めながら全ての映画を見たような気になっていた「ぴあ」などでは、区別し記述されていたんだよなぁ。

 で、「リバイバル」なのか「再映」なのか分からないのだが、近所の映画館で『いちご白書』が上映されていた。

 これ、ビデオソフト化もされていないそうで、数十年ぶりに見る年配のお客さんも多くいるようだ。

 私は初めて見る。

   ◇

 ベトナム戦争を背景にした学園紛争の物語。

 面白かった。

 冒頭は、そのモンタージュや手持ちカメラを駆使したアースティティックな撮り方・・・、

 そして「だからなんなの」的な描き方に驚き、

「これ、アメリカ映画かよ。フランス映画みたいだなぁ」と唖然とした。

 主人公・サイモンは、限りなくノンポリなのだが、「胸の奥に不満を抱えてる…」なんてこともなく、学部を占拠していたメンバーの一人の女がちょっぴり心に残り、バリケードで隔てられた校舎に進んでいく。

 ポリシーのない、あるいは、ポリシーのある振りの学生たちの様は、今の私から見ると「中二病」以外の何ものでもなく、

 去年の<ナカデミー賞・最優秀作品賞>に輝いた『マイ・バック・ページ』と重なるものがあった。

 もちろん、私も含めて、若者が通り過ぎていく「イニシエーション」として、恥ずかしい試行錯誤の年代でもあり、時代でもあった(私はいまだにその気配あり^^;)。

 1960年代のファッションは、三回りぐらいして、現在に通じるものがあり、ヒロインの女の子・リンダはコケティッシュで可愛い(私の最近のお気に入りのコンビニ娘に似てる^^)。

 思想的な大義名分で集いし者たちは、知ったかぶりの「背伸び」で言葉を駆使し始め、その様は初々しく不器用で、最終的には、仲間とのムーブメントを求めているのか。

 しかし、クライマックスがいい。

 講堂に立てこもった学生たちは、何重にも車座になり、床を叩いてシュプレヒコールを叫ぶ。

 講堂敷地の外は、機動隊が囲んでおり、学生たちを排除する命令を待っている。

 シュプレヒコールの時間は長い…、だが、状況の緊張感と、そのリズムが心地良い。

 実力行使がはじまる。

 武装警官が突入し、催涙弾が撒かれ、反抗する者には暴力が振るわれる。

 講堂内はパニック状態になる。

 そんな中、つい先日まではノンポリ学生でしかなかったサイモンが、必死でリンダに覆いかぶさり、守ろうとする。

 運動の本質は「他者を守ること」。

 最終的に、そこに至ったサイモンの姿を見たら、私はちょっぴり涙が出た。

 私にも、まだ、その若さが残っていることが嬉しかった。

                                                     (2012/01/19)
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[素晴らしい原子力発電(5・文学的に・・・/ルーズベルト/奇形の赤ちゃん/ジェンナー/乃木大将]

2012-01-17 21:58:37 | 保守の一考
☆すいません、「第五福竜丸」の話は次回です^^;

 おっと、それから、訳の分からない誹謗中傷のコメントは読まずに消していますよ。

 IPアドレスで、その手のコメントは弾かれまする。

 私が支離滅裂な文章をまともに読解していると思われちゃうと、ちょいと悔しいので、特記しておきます^^;

 面倒臭いことは、私は避けるのです。

   ◇

 さて、下からの話は繋がりますので、そう思って読んでください。

   ◇

 昨日のルーズベルトの言葉の解説をしてないので、そこから書きます。

   「恐れるべきものは何もない。私たちは、ただ恐れを恐れてるだけだ」

 含蓄のある言葉だと思う。

 もちろん、今回の原発に対しての言葉ではないが、有事に際しての言葉ではある。

 私は、浪江町に行ったとき、今までの人生でもベスト3に入るだろう恐怖を感じた。

 事故においての放射能が、なんら身体に影響を与えないことを理解していても、

 国民の大多数の無知からくる恐怖感の総体が、翻って私を恐怖に貶めた。

 それが、つまり、「恐れを恐れてる」ということなのだろう・・・。

   ◇

 こんなニュースがあった。

   《「子ども守りたい」「現地苦しめる…」日光への修学旅行、父母ら葛藤の反対署名/神奈川(2011年12月16日)》

 <東京電力福島第1原発事故の影響を心配し、小学校の来年以降の修学旅行先を栃木県日光市から変更するよう求め、相模原市の父母らが15日、署名を市教育委員会に提出した。14日にも綾瀬市で署名が提出され、横須賀、座間、海老名市でも同様の動きがある。県内と比較して空間放射線量が高いことが理由だが、行き先変更の声を上げることが現地の人たちを苦しめることにつながるのでは、という葛藤を抱えながらの行動だ。2464人分の署名を手に相模原市教委を訪れたのは、市内の保護者でつくる「こどもまもりたい」の能勢広さん(42)。「放射性セシウム134の半減期にあたる2年間は、とりあえず行かせないでほしい」。言葉を選びながら要望の趣旨を説明した。
 「市内は0・1マイクロシーベルトだが、日光は0・2から0・5という値も見られる。放射線の影響を受けやすい子どもを、わざわざ線量の高い所へ行かせたくない」。綾瀬市に2944人分を届けた「綾瀬っ子の未来を守る会」の立花陽子さん(43)は言う。小学5年生の長男と4年生の長女がおり、長男は「日光なら行かない」と話しているという。
 一方で複雑な思いも口にする。「日光の観光業は打撃を受けていると聞く。強く反対することが、さらに苦しめることにならないか」と能勢さん。立花さんも「被災地支援のため、大人がこぞって観光に行くよう促す取り組みはできないだろうか」と話す。
 声を上げづらい理由はほかにもある。相模原市ではことし市内72校中71校が日光へ向かったが、市内の母親(49)は「子どもが行きたがっているからと、声を上げない親も多かった。事前の説明会でも、中止になってしまったら困る、と反対しづらい空気があった」と振り返る。
 修学旅行シーズンは5月下旬から。「家庭ごとに行かせる、行かせないで分かれ、子どもがばらばらになることは避けたい」と立花さん。
 この日署名を受け取った相模原市教委学校教育課は「現地の子どもたちの屋外活動が制限されているわけでもなく、現時点で変更が必要な状況とは考えていない」としながら、「校長会と相談しながら、放射線の値や現地の情勢の推移を注視していきたい」と話している。
 日光市は事故から1カ月後の4月に水と大気中の放射線量を測定し、「健康に影響を及ぼす値ではない」として「観光安全宣言」を出している。>

 ・・・誠にもって腹立たしい父兄だが、その認識は多勢の認識でもあるので、悔しいが耐えるしかないか。

 だけども、現地の子供は普通に暮らしているんだぜ。

 無知と偏見と誤解に満ちた判断だと思う。

 ピントのずれた後悔の念(「日光の観光業は打撃を受けていると聞く。強く反対することが、さらに苦しめることにならないか」)もきついね・・・。

 「鬼子母神」の物語を思い出すよ。

   ◇

 さて、とある場所で、赤ちゃん好きの私が乳母車を覗き込むと水頭症の赤ちゃんだった、と言う話を前回書いた。

 その時、一緒にいた、当時の私の彼女も、知らずに乳母車を覗こうとした。

 が、私は、その、彼女の二の腕を掴み、その場から離れた。

 私は、障害を持った赤ちゃんを見たときの、彼女の心に浮かぶ「悲しさ」とか「哀れみ」とか「可哀想に思う」とかのマイナスの気持ちを感じたくなかったのだ・・・。

   ◇

 17年ほど前だ。

 弟とカンボジアに行き、市内を観光していた時、セントラルマーケットの入り口に、奇形の赤ちゃんがちょこんと座らせられていた。

 周囲に誰もいなかったが、その親は、お金が恵まれるのを待っているのだろう。

 枯葉剤の影響か分からないが、四肢がほとんど欠落していて、顔も普通でなかった。

 でも、赤ちゃんらしく動いていた。

 私の横には弟が歩いていたが、私が声を上げなかったので、おそらく、弟は、その赤ちゃんに気づかなかったようだ。

 私はホッとした。

 やはり、弟にも、マイナスの感情を味あわせたくなかった。

 ・・・まあ、しかし、後になって、弟も見ていたことが判明するのだった。

 弟も弟で、色々考えて、その時は、見なかったことにしたようだ。

   ◇

 で、さて、私が、障害児を見た時、彼女や弟には見せたくなかった気持ちを考えるに、

 それは、先ほどのニュース記事の父兄のとった行動と似ているような気がするのだ。

 何と説明しようか・・・。

 事実はある。

 障害児は、見るのを避けても、現実に存在する。

 放射能は、現在の状況においては、なんら、人体に影響のあるものではない。

 だが、それでも、それぞれのイメージで避けたくなるのだ。

 自分だけのことならばいいのである。

 だが、それは、彼女であり、弟であり、自分らの息子,娘のことであったりする・・・。

 自分の大切な存在が問題に直面するとなると、人は正常な判断が出来なくなるのかも知れない。

 放射能の恐怖がどんなに科学で克服されようとも、現在においては、精神野において、極大な恐怖であり、多くの人々が、その恐怖を拭い去れない。

 現実(科学)が精神・心理(文学)に負けているのだ。

 ・・・だが!

 それは「間違い」なのだと私は思う。

 人が、自分の大切な人を大事に思うのと同様に、他者が、自分の大切な人を大事に思っていることにも考えがいかなくては、独裁者の傲慢でしかない。

 しかも、それは、科学的な認識で間違えてもいる。

 無事に暮らす「栃木の子供(先のニュースにおいての)」を疑い、自分の子供を、偏見の安全地帯へと逃がす。

 やはり、まともな精神状態ではない。

 責めはすまい・・・、と言いたいが、責めなくては、「風評被害」は永遠に続くぞ。

   ◇

 かつて、エドワード・ジェンナーは、天然痘のワクチンを研究するにあたって、自分の息子に、天然痘を接種した(注:ワクチン開発時の牛痘接種は、息子ではなく、使用人の子に)。

          

   ◇

 乃木大将は、日露戦争において、長男と次男を亡くした。

 長男の死に対しては、妻に、「名誉の戦死を喜べ」と電報を送った。

 次男の死に対しては、「よく戦死してくれた。これで世間に申し訳が立つ」と言ったという。

          

   ◇

 科学に準じたジェンナーも、公の精神に殉じた乃木大将も、並の人物ではない。

 私は、自分個人ならばいいが、果たして息子がいたとしたら、彼らのような決断は出来ない。

 自分個人ならば、どうにでも暴れるのだが・・・。

                                                     (2012/01/17)
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[素晴らしい原子力発電(4・水頭症/ルーズベルトの御言葉]

2012-01-16 22:46:56 | 保守の一考
☆先ず、前回の補足。

 前回、水頭症は、原発事故による被曝の影響ではない、と書いた。

 その不自然さについては、こちら(佐藤秀の徒然幻視録:「チェルノブイリハート」の項)の方が、そのエントリーで書いているので読んで欲しい。

 要は、原発事故が起こっても起こらなくても、近似のパーセンテージで、悲しいことだが、奇形児は生まれてくる。

 そして、日本などでは、事前の診断で判明すると、堕胎させられたりもするそうだ。

 「チェルノブイリハート」に出てくる水頭症の赤ちゃんは、ベラルーシの、奇形児の捨て子を預かる施設の報告の中で出てくるそうで、・・・つまり、事前の診断など受ける余地のない中で、そんな子供たちが生まれているのだ。

 そこの医師らは、奇形児らの出生の原因をチェルノブイリ原発事故としている。

 しかし、彼らは、外科内科の医者かも知れないが、放射線の専門家ではなかろう。

 おそらく、真摯に、水頭症の原因をチェルノブイリ原発事故と信じているのかも知れないが、それが事実とは限らない。

 てゆーか、間違いだろう。

 私は、[「嘘」考]と言うシリーズを書いているが、

 そこでは、かつて戦時売春婦であった韓国の老婆が、「自分らは無理矢理に売春をやらされた」とホロホロと泣き崩れる「嘘っぱち」の事例を書いた。

 [「嘘」考]シリーズでは、これからも、色んな嘘のパターンを書いていくと思うが、

 ベラルーシの医師には、科学的に根拠のない原因を「真摯」に信じ込んでいる欺瞞がある。

 簡単に言えば、

 例えば、人間の死体があり、その横に血の滴るナイフを持った男が立っていたとする。

 事実は、ナイフを持った男が、家でサカナを捌いていたら人間の悲鳴が聞こえたから出てきただけかも知れない。

 ナイフについた血を科学的に調べれば、ナイフを持った男が殺人に全く関係ないことが判明するのに、それをしないで、ひたすらにナイフ男に疑いを向け続ける。

 つまり、ベラルーシの医師らは、水頭症の子らの治療に努めているが、その原因をチェルノブイリ原発事故と信じて疑っておらず、なんら科学的な究明をしていないのだろう。

 チェルノブイリ原発事故の所為としていたほうが、辛いけれど、楽なのだ。

 ・・・話し変わるが、私は、水頭症の子供を見たことがある。

 7,8年前に、とあるクリスチャンの団体主催のクリスマスコンサートがあり、ル・クプルじゃないんだけど、ル・クプルみたいな男女デュオの出演で、私 暇だったので、当時の彼女と行ったときに、会場のホールで乳母車に乗せられていた。

 私は赤ちゃんが好きなので、乳母車を覗き込んだら、頭のいびつに大きい赤ちゃんがいた。

 ・・・おそらく、そのクリスチャンの両親が、事前診断で障害が判明していたかも知れないが、「どんな子だろうと、それは神様からの授かりもの」として、生んだのかも知れない、と私は思った。

 ちなみに、私は『チェルノブイリ・ハート』を見ていない。

 見なくて良いと思っている。

 私とて、「倒れている人間の横に、血の滴るナイフをもった少年が立っているのを見たら、そのナイフ少年を疑わざるを得ない」・・・。

 「百聞は一見にしかず」だが、「一見は百聞にしかず」でもある。

 見たばっかりに、真実を見抜けないこともある。

 目に見えない、匂いもしない放射線である。

 それに安易な「答え」が出され、安易に危険視されることこそが「危険」だ。

 水頭症の赤ちゃんは悲劇である。

 だが、悲劇だからといって、その原因を安易に求めてはいけない。

   ◇

   ≪本日の名言・4≫

     フランクリン・D・ルーズベルト

 「恐れるべきものは何もない。私たちは、ただ恐れを恐れてるだけだ」

   ◇

 ・・・すいません、眠くなったので、今夜は寝ます。

 明日は、「第五福竜丸(タイトル写真)の欺瞞」について書きまする。

                                                
        (2012/01/16)
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[「つくる会」からシンポジウムの通知が来ていたので宣伝しておきましょう]

2012-01-15 21:07:34 | 保守の一考
☆「新しい歴史教科書をつくる会」からイベントのお知らせが届いていた。

     

 私が「ミッドナイト・蘭」だと知っていて、送ってきたのでしょうか^^;

 とは言え、そのテーマは興味深い内容だ。

 特に、藤岡信勝氏とは、私、色々ありましたが、「慰安婦」問題の欺瞞追求についての氏の活躍は、日本の史学上、多大な貢献であったと言わざるは得ないでしょう。

 ここに、ハガキを転載し、宣伝しておきます。

 私、今月は、明日に有給休暇を取ってしまったので、突然のお誘いを受けることは出来ませんが、来たる日の健闘を祈ります。

 「慰安婦」問題は、いまだ、旧日本軍が蒙った「冤罪」を世界に周知徹底させるに至っていないので、広く知らしめなくてはなりませんし、

 「竹島」問題は、現在進行形の国土防衛の最重要課題であります故に、ひたすらに啓蒙に努めて頂きたく・・・。

                                                     (2012/01/15)
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[映画『ロボジー』を観た(短信)]

2012-01-15 09:48:43 | 物語の感想

☆忙しくて時間がなく、20分で書く・・・。

 後から書き足しをすると思う、あしからず。

   ◇

 私はどうも、この作品の監督・矢口史靖の、なんちゅうか「優しさ」とか「手作り感」のある作風に苦手意識を持っており(例えば、出演の濱田岳の顔に代表される善良性)、

 この作品も見るに乗り気ではなかったのだが、連れが楽しんでくれそうなので赴いた。

 物語は、家電メーカーの、うだつの上がらない社員3人が、社長から「うちでもアシモみたいのを、広告塔として作れ!」みたいなことを言われ、ロボット博の一週間前までに、どうにかこうにかロボットを「歩かせる」ことが出来るまでこぎつけていたが、そのロボット「ニュー潮風」は、三階の研究室から、そのまま「歩いて」窓から落ちて大破してしまうのだった。

 かくして、3人は知恵を絞り、ロボットの中に「生きた人間」を仕込み、世間をだまくらかそうとする。

 だが、「ニュー潮風」の外装を着ることのできる体格の人間は限られている。

 かくして、極秘オーディションの末に選ばれたのが、寂しい隠居老人の鈴木重光(73歳)で、・・・そこから始まる悪戦苦闘の物語だ。

 先ず、窓際社員3人のイメージが、思ったよりも矢口史靖のステロタイプが出ておらず、なかなか良かった。

 「矢口史靖のステロタイプ」でないという事は、3人のそれぞれが、外見は、デブ・のっぽメガネ・気弱なチビで類型的ではあるが、その言動が思ったよりもありきたり(カタログ的)ではないという点だ。

 そして、ミッキー・カーチスが日本名「五十嵐信次郎」の芸名で演じる鈴木老人がいい。

 世を拗ねているが、寂しがり屋で、割りと前向きで、頑固で、でも、優しい。

 ラストシーンの笑顔は忘れられないや^^

 コメディとして成立するギャグの数々も、細かく細かく実に楽しい。

 セリフなども笑える(特に爺さん)。

 そして、ロボットおたく少女を演じる葉子(吉高由里子)が、他の作品のおとなしい役柄ではよそよそしさを感じさせられたものだが、

 この作品では、熱狂的な「ニュー潮風」ファンが高じて、ストーカー的な狂気を宿していくのだが、それが実に、彼女の真の姿を表現しているかのようで、私にはグッとくるものがあった。

 彼女の所属する大学のロボット研究会の面々の「理数系顔」もリアルで、

 彼ら、理数系大学生のディスカッションの数々で、本当のロボットが出来つつあるプロセスもいい感じだ。

 一種の詐欺師である3人が、ほとんど知識がない中で、学生たちの講演会を受け、だが、質疑応答の末に、学生の「自分の知識を披瀝したい」と言う願望を巧みに吐き出させ、

 3人が、自分らの無知をバラしてしまうようなことなく、学生たちから最新のロボット知識を吸収していくプロットは見事だ。

 ・・・楽しい観劇のひと時を楽しませてもらった^^

                                                    (2012/01/15)

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[「嘘」考 (3:人格)]

2012-01-13 06:28:35 | 保守の一考
☆この[「嘘」考]シリーズは、次第に[素晴らしい原子力発電]シリーズにリンクしていくのでヨロシクね^^

 ・・・次回の[素晴らしい原子力発電]は、日本の現在の「反原発の幻想」の発端とも言うべき「第五福竜丸」について、副島隆彦氏の著書を紐解きつつ書きます。

 その「欺瞞」についてです。

   ◇

 さて、何か知らないが、原発事故におののいて、反原発にっちゅうか、安易なポピュリズムに舵を取った保守派に、小林よしのりや西尾幹二がいて、私が読んでも呆れる主張を「閉鎖空間」で発して悦に浸っている。

 まあ、いいや・・・。

 小林よしのりなんて、何か知らんが、変に経済通ぶって、発足したてのEUを持ち上げていたが、今の、EUの状況をどう思っているのか^^;

 アメリカや日本の、一時代を築いた後の停滞不況とは明らかに違う。

 ポッと現われ、ポッと消沈。

 とてもとても、保守派が持ち上げるべき対象じゃねえ。

 では、何故、小林よしのりや西尾幹ニは、常に、間違うのだろうか?

 嘘を、つくのであろうか?

 嘘を、つくことになるのであろうか?(もちろん、敗北したとて、正しいことを言ってる時は無数にあって、学ばされてきたが)

 簡単である。

 狭い視野(人間関係)を、思想行動に当てはめるからである。

 全体のことなど考えていない・・・、自分の感情があるだけだ。

 分かりやすく言うと、「1+1=2」と言っている人物が気に食わないから、「1+1=1」などと言ってみるのである。

 そこには、加点法でも減点法でもいいけど、両者を比べての「冷静な判断」はない。

 心に、「ものごとの是非を計る天秤」を持っていないからだ。

 だから、右や左の間を節操なく移動することになる・・・。

 今回の件では、あまりにも東電や、既得権益を守ろうとする政治家への怨念を優先させ過ぎている。

 だが、原子力科学自体には、なんら罪はなく、ただ科学的な結論があるだけなのである。

 その結論は、「今回の原発事故を、あまり騒ぎなさんな」と言うことだ。

 「1+1=2」の主張より確実に劣るも、何がしかの「理」を含む「1+1=1」を言い続け、

 それに意見したものに激怒し、勝手な都合の「1+1=1」肯定をマンガ表現を使い叙情的にエスカレートさせ語り続けるのみである。

 この人は、最近、反原発主張に行き詰って「女・子供のために」などと言いはじめ、私は反吐が出た。

 なんか、極端に言うと、通り魔殺人鬼が「世界平和のためにやった」と言ってるのと近い。

   ◇

 雑誌『正論(2010/10月号)』のコラムで、日本教育再生機構理事長・八木秀次先生がこう語っている。

 ・・・「論壇や学会における論争も純粋に学問論争になるのは稀だ。一つのテーマについて相互に論点を出し合って学問的に深めるという論争はまずあり得ず、すぐに人格批判になってしまう。(中略)・・・最後はもっぱら好悪の感情が前面に出て誹謗中傷合戦になってしまう。いつしか学問的なテーマはどこかにいき、何をテーマに論争しているのか分からなくなるほどだ。」・・・。

 これは、全く正しい問題定義だと思うが、私のスタンスは、八木会長の言ってることの「中略」部分にある。

 ・・・「学説や主張の背景に人格があり、人格をかけてそのような主張をしているといえば、それまでだが、」・・・。

 論争相手をドロドロした悪しき者に印象操作で挑む小林よしのりや西尾幹二みたいな「嘘つき」人物に対しては、どうしても、その人格を紐解くことが大事だと、私は常々 考えている、哀しいかな・・・。

   ◇

 いまいち、尻切れトンボな文章でスマン。

 出勤の時刻になってしまいました^^;

                                                      (2012/01/13)
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