『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』を観た(短信)]

2012-03-31 23:59:08 | 物語の感想
☆昨日も、映画を見ようと思えば見れたのだが、疲労が溜まっていてヘタれて寝た。

 今夜は、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』を見ようと思ったけど、彼女と映画館に行き、上映時間が2時間40分と知り、二人してヘタれ、2時間におさまる『センター・オブ・ジ・アース2』を見た。

 なお、『1』は見ていない。

 この映画は3D啓蒙の企画作品だと思えていたのだ。

 でも、なんら、前作を見ていないことに支障が無く、また、この作品が、「企画作品」ではないエンターテイメント作品であることを認識し、非常に楽しんだ。

 先ずは私の失敗を記す。

 それは、この作品を3Dで見なかったことだ。

 ジュール・ヴェルヌ作品に示された「神秘の島」の美しい大パノラマや、そこでの主人公らの躍動の数々は、3Dで見てこそ最大の効果を生むと思ったのだ。

 うん、今作品の前のおまけ短編「ルーニー・テューンズ」の『ダフィー・ダック』も、3Dで見たら凄まじい出来だったろうなと後悔したものだ。

 そして、眠いので、とりあえず、この作品の3ポイントを記す。

   (1)シンプルな筋書きながら、ふんだんにお金をかけた冒険シーンのヴィジュアル。

 本を読むかのようにスピーディーでありつつも、ヴェルヌやスチーブンソン、スウィフトまで包括した「神秘の島」への暗号文解読!

 「神秘の島」を眺め、感嘆する仲間達に、「もっと凄い場所がある」と言う先住者によって連れられた場所の驚き(久しぶりにカンボジアのアンコール遺跡を訪れたくなった^^)。

 その島での動植物の植生のヴァリエーションの豊富さ。

   (2)登場人物の魅力。

 主人公(ジョシュ・ハッチャーソン)は主人公として、多くの観客の共感を得るために「普通」であるが、

 その義理の父親役であるドウェイン・ジョンソンは、優しさと力強さを兼ね備えていて、

 島の先住者の、主人公のおじいさん(マイケル・ケイン)との兼ね合いに大笑いさせられた。

 また、ドウェイン・ジョンソンは、作中、明らかに意味のない「胸筋ダンス」を嬉々として演じてくれ、私は死ぬほど笑ったし、そのしょーもないシュールさに感心した。

 歌も披露してくれたけど、その選曲が良かったね^^

 また、ヒロインの娘(ヴァネッサ・ハジェンズ)のオッパイが凄かった!

 ウエストが細いので強調されるし、ラグビーボールを半分に切って、それぞれの胸としたみたいだった^^

 尖った印象だ^^

 こんな胸は、私の知る限りでは、「めだかボックス」のめだかか、私の姪っ子ぐらいしかいまい^^;

      ・・・すいません、眠いので、明日にでも、書き足しますね^^;

                                                       (2012/03/31)
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[マッチポンプ!!(前編:内容の濃くなる教科書)]

2012-03-30 23:59:06 | 保守の一考
☆重要な内容だが、いつもの如く、ハードスケジュールで、肉体的にも精神的にも疲れているので、覚書程度に記す。

   ◇

 「ゆとり教育」の終焉に伴い、来期からの教科書は「厚く」なる。

   《高校教科書検定 「震災」53冊「脱ゆとり」増ページ (産経 2012/03/27 22:14)》

 思えば、面白いもので、この「ゆとり教育」と言う制度の欠陥は、割り合いと早く現われて、すぐに政府は改正(安倍政権時)に乗り出せた。

 で、よく言われるのは、「これは自民党政権下で為された政策だ」とのこと。

 自民党と言うのは、それ自体が複数政党政治であり、一党の中に、右派から中道、左派まで揃っていた。

 その左派勢力が「ゆとり教育」に乗ったのだろう。

 「ゆとり教育」のスポークスマンには保守派もいたしね。

 だが、そもそもの「ゆとり教育」は、日教組の推進に始まる。

 日教組は、民主党のメイン支持組織である。

 本日の「増税議論に絡む日本新党の分裂」のニュースに関し、世にも悪相の輿石っちゅう民主党幹事長がコメントを出していたが、こやつが日教組政治家の頂点である。

 教職に就く者が「組合」ってのもおかしな話だが、支持政党を表明すると言うのも、まともな教師像ではないだろう・・・。

 民主党は、「『ゆとり教育』を自民党政権下の悪政」としたいのだろうが、自分らこそがそれを求めていたので、「痛し痒しのマッチポンプ」行為の何ものでもないことに歯がゆさを感じていることだろう・・・、それを改正しなくてはならないことにも・・・。

                                                    (2012/03/30)
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[(再掲) エスカレートの果ての「先生を流産させる会」・・・]

2012-03-28 22:09:52 | 保守の一考
☆ちょうど三年前のニュースのネタが題材とされ、映画化されたそうだ。

   あまりにむごい実話!女性教師を流産させようとする女子中学生たち…『先生を流産させる会』劇場公開決定(シネマトゥディ 2012年3月7日)》

 < [シネマトゥデイ映画ニュース] 実際に起きた事件をベースに、妊娠した担任教師を流産させようという、驚がくの行動に出る中学生の少女たちと教師の「いのち」をめぐる葛藤(かっとう)を描いた映画『先生を流産させる会』が、5月に公開されることが決定した。
 妊娠した担任教師を流産させるため、中学生たちが給食に異物を混入する……。衝撃的な物語が描かれる本作は、2009年に愛知県の中学校で起こった実際の出来事がモチーフとなっている。
 事件は当時話題となり、それに対する教育委員会の「稚拙ないたずら」という見解、そしてネット上などで飛び交う過激な処罰を求める声。そのどちらも安全な立場からの無責任な発言ではないかという疑問が、本作誕生のきっかけになったという。映画化にあたっては、男子生徒から女子生徒に設定が変わり、物語はあくまでフィクションとして進行する。
 昨年のカナザワ映画祭、また先日行われたゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品されるなど、高い評価を獲得していた本作。過激なタイトルや題材ゆえ、なかなか公開が難しい状況だったというが、その内容が広まるにつれて上がった公開希望の声を受ける形で、劇場公開が決定した。監督は本作が長編第1作となる内藤瑛亮。出演する少女たちは、全員が映画初出演となる。
 大人へと成長していく体、そこから生まれる不安と焦燥、それに性への嫌悪感が加わり、異常な行動へと駆られる少女たち。そんな彼女らにまるで母親のごとく毅然(きぜん)と立ち向かう女性教師。センセーショナルな題材であるのと同時に、「生まれる前に死んだんでしょ。いなかったのと同じじゃん」と告げる少女たちと教師との「いのち」をめぐる答えを探る、教育映画としての一面にも注目したい。(編集部・入倉功一)
映画『先生を流産させる会』は5月26日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開予定>


 てゆーか、実際のニュースと比べただけでも、状況や、その本質に、かなりの隔たりがあるので「題材」とするのはおかしいかな?

 過去にあった事件を取っ掛かりに、作り手の創作を十全に込めた作品、てなところだろう。

 ・・・さて、この事件について、私、三年前に書いているので、皆さん、どうぞ読んで下さい^^

   ◇     ◇     ◇

   [エスカレートの果ての「先生を流産させる会」・・・(2009-03-29)]

 <☆いやはや、こういった事件って、いつの間にやら、やることが、一つの境界線を越えてしまい、客観的に見て凄まじく酷いことになっちゃったりするんだよね。

 学校の現場ではよくある「集団ヒステリー」の一種だ。

 こんなの、校長先生が生徒たちを一喝して、生徒それぞれの頭にキツイ拳固をくれてやれば解決なのに、新聞ダネになっちまったね。

 でも、給食に異物を混ぜたのはやりすぎだね。

     生徒が「先生を流産させる会」 いすに細工、給食に異物(朝日新聞) - goo ニュース(クリック!)

   ◇

 以下は、全く関係ない話です^^;

   ◇

 私が中学の時に、私は直接は習っていなかったのだけど、2年連続で妊娠した女教師がいた。

 その旦那は、これまた、私は直接には習っていなかったが、同じ学校の教師・・・.

 二人は、結婚はしていて、その旦那のほうは、すぐに転任した。

 つまり、女教師のほうが我が校に残った。

 その女教師だが、何故か、中三のクラスの担任になることが多かった。

 私が在学中の頃、その女教師は一度目の妊娠だったので、その受験期のクラスの子たちは担任がいなくなって大変だろうけど、まあ、「子供は授かりものだし・・・」と、中学生なりの寛容さで大目に見ていた。

 しかし、私の卒業した後の翌年も、その女教師は妊娠した。

 私は呆れた。

 これじゃあ、女教師じゃねえ、ただの「女」だ。

 そして、当然ながら、生徒の一人が、こう言ったという。

「生徒が大事な時期に、子供をポコポコ産みやがってよお」

 ・・・確かに、生徒にあるまじき汚いセリフだが、その前に、女の、「教師」にあるまじき、多くの若者を教育する自覚のない、計画性皆無の行為が先にある。

 生徒Aが怒るのも当たり前だし、それは、多くの生徒たちの素朴な気持ちと同じだった。

 だが、その話を小耳に挟んだ生活指導の先生が、その生徒Aをボコボコにした。

   ◇

 その生活指導の体育教師Kだが、最近死んだというから、気兼ねなく語らせてもらうが、学校Tシャツを率先して作っていた・・・。

 そのデザインは16種類もあった。

 嬉々として生徒に売り込んでいた。

 私は、子供ながらに、こいつ、確実に業者から金を貰っているな、と確信していた。

 「賄賂」という言葉さえ身近に感じられず、言葉としては使ったことのない年頃だったが、それは確実なことだった。

 この教師Kは、自分の部活の女子生徒を、体育準備室に呼びつけ、マンツーマンでマッサージさせるなんてこともしていたし(別に性的な問題はなかった)、

 また、意味なく癇癪を起こし、体育館の床に、女子生徒を叩きつけていたりしたものだ。

 これは、昔ながらの頑固一徹な教師の、悪いところだけを真似た醜い教師の一例であった。

   ◇

 くだんの女教師の旦那も、また、左翼がかった教師で、

 とある生徒たちが、自分たちの苗字を音読みにして呼び合っていて遊んでいたところ・・・、

 つまり、

 「田村」を「でんそん」、「中山」を「ちゅんさん」などと・・・。

 そしたら、急に、

「朝鮮の方をバカにしているのなら、許さないぞ~!!!」

 と、顔をワナワナと震わせながら激怒したというキチガイ教師であった。

 ・・・私が中学生の頃は、そんな異常な先生が出現し始めた頃であった。

 「先生を流産させる会」のニュースを聞いたら、私はそんな中学生の頃を思い出した^^;

                                                   (2009/03/29)>

   ◇     ◇     ◇

 何も足さない・・・、何も引かない・・・。

                                                   (2012/03/28)
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[ラジオ番組「GOGOMONZ」 私の投稿採用率、現在80%^^]

2012-03-27 23:59:13 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆私の大好きなラジオ番組「GOGOMONZ(FM「NACK5」)」に、一ヶ月ほど前から投稿を始め、嬉しいことに、なかなか採用されて、番組内で読まれている^^;

 本日も読まれた^^v

 ・・・ただ、正直、こんなにも採用されてしまい、申し訳ない気持ちも募ってきた。

 まあ、そのうち、「面白い投稿したのに、なんで、読まれないんだあぁ!!」と嘆くことになるだろう^^;

 (注)・・・「GOGOMONZ(NACK5)」は、月曜から木曜まで、毎日午後一時から五時までの帯番組だが、
       私は、バイトの関係で、火曜日しか丸々聴けないので、投稿も火曜しか出せないのだ^^

   ◇

 《鬼丸師匠、カオリン嬢、グッドアフタヌ~ン!

  私の「ああ~寂しいなぁ~と感じた瞬間」です。

  先日の早朝、某有名牛丼チェーンに、朝定食を食べに行きました。

  ・・・さて、店に入ります。

  私は、朝定食は、納豆定食牛皿付きを頼むことにしている。

 「ごはん、大盛り頼んじゃおっかなぁ^^」などと考えていた。

  座席につく。

  しかし、店員が来ない。

  そう言えば、「いらっしゃい!」の声もなかった。

  店内には何組かの客が食事をしていた。

  と、私の後に、男の客が入ってきた。

  すると、店内に「いらっしゃいませ!」の声が響く。

  そして、女の子のバイトが、その男の注文を取りに来た。

    ・・・お、俺の注文は・・・、そもそも、俺のほうが先に来ているのに・・・。

  で、私のほうは、いたたまれなくなって、

  朝、通勤途中にちょいと遠回りまでして寄った牛丼家を、目的を果たさずに出ることにした。

  すると、更に、酷い仕打ちが!!!

 「ありがとうございました!!!^^」

  うな垂れて店を去る私の背中に、店員のダメ押しの一言が響くのだった・・・。

  私が着席した席の前には、下げる前の食器が置かれていたので、店員さんは、私が既に食べ終え、会計を済ませたお客だと思ったのでしょう・・・。

  寂しくて、自分は存在感が希薄なのかなぁ・・・、と切なくなりました^^;》


 師匠鬼丸はゆっくりと読み上げてくれました^^

 また、「雰囲気が『孤独のグルメ』みたいだな^^」の寸評も頂きました。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之,谷口 ジロー
扶桑社



 「でも、食い逃げと思われなくて良かったよな~^^」とのこと。

 私も、後からそう思いました。

 出て行く瞬間は、「石もて追われる」様な気分でもありました^^;

 カオリンは、「なんで、それでも食べないで帰ったの~?」と仰っていました。

 カオリンは、いつも素直な感想を言うので好感です。

 でも、なんか、この時は、一気に気分が萎え、食欲が失せてしまったんですよね・・・。

 彼女は、3%ぐらい、話し方が「舌ったらず」な感じで可愛い^^

 今、花粉症が酷いようだ。

 メンタムを鼻の中に塗ってみて下さいな^^

   ◇

 ・・・よし! これからもバリバリ投稿するぞ!!^^v

                                                    (2012/03/27)

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[映画『僕等がいた 前篇』を観た(短信)]

2012-03-26 23:59:23 | 物語の感想
☆午後10時からのスーパーレイトショーで観たのだが、眠気など吹っ飛ぶ面白さだった。

 人気少女漫画…、その硬派な恋愛物の映画化作品で、時に、「オヤッ!^^;」「中二病?」と思わせる展開もあったのだが、

 それを、台詞でカバーする脚本と、主演の吉高由里子と生田斗真の演技の迫真さで、見事な作品に仕上がっていた。

 釧路の海は穏やかで美しく、主演の二人の青春の骨休めにもなっていたね。

 やや突飛な展開も、役者たちに、その世界のリアリティを損なわない言葉を必ず発させることでバランスが取られていた。

 私としては、そろそろ吉高由里子推しも終わりかなと思っていた。

 だが、その視線のやり場や動きのおぼつかなさに代表される「挙動不審さ」が、今回の、青春に悩む主人公にマッチしていた。

 うん、おじさん、「青春の不安さ」を存分に感じさせて貰ったよ^^

 目を小さく見せるメイクも、宮崎あおいの幼さにも似て可愛かった。

 準主役の「ジェイコブ役(振られいいヤツ^^;)」の高岡蒼佑も、別れた妻を思い出したことだろう・・・。

 生田斗真は、「イケメン」のようでいて、なんか顔にシワも多いし、私には「ちょいワルオヤジ」に見えてしまった。^^;

 さて、今回は前編なので、眠いこともあり、多くを語らないようにしよう。

 しかし、後編が早く見たくてしょうがないなぁ^^v

 PS.生田斗真演じる主人公の母親役で、
    NHK朝ドラ『カーネーション』の美人お母さん・美人お婆さん役で人気の出た麻生祐未が出演していた。
    この脇役の役柄、「憎めなくも無責任な未婚の母」と言う属性の存在が、この作品に深みを与えてくれていた^^v

                                                     (2012/03/26)
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[映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観たけど、寝た^^;(短信)]

2012-03-24 22:55:35 | 物語の感想
☆ここ最近では珍しい「一週間振り」の映画鑑賞であった。

 あまり、『マーガレット・サッチャー』にはドラマチックな展開を期待していなかったが、それでも作り手が無難に、そして、ベタに盛り上げてくれることは期待しつつ、母親と映画館に赴いた。

 最初、老境に入ったサッチャー元英国首相の生活が描かれ、まあ、話の導入部としてまっとうで、

 これより、本題に入り、過去から現在へと話が進んでいくのだろうと思った。

 鍋で卵をグツグツ茹でているシーンが冒頭に出るが、その絵面が面白くて、この先の展開に期待を寄せたものだった。

 が、まさか、老サッチャーが全編を通して出ずっぱりで、過去の、彼女の人生の転回点と現在とが交互に描写されるという「落ち着きのない展開」だとは思ってもみなかった。

 それは、なかなか高度に計算された、同時に芸術的でもあるモンタージュなのだが、あまりにも小刻みの編集で、見ているこちらがついていけないのだ。

 要所要所で、気になる流れが垣間見られるのだが(北アイルランド問題やフォークランド紛争)、さあ、そこに「勝負の構造」を見出せるかというと、全くあっさりと処理される。

 彼女の選挙での勝利への流れや、首相への道の描写は、さっぱりとしか描かれず、全く燃えてこない。

 では、何に尺を費やしたかと考えると、夫婦の絆である。

 サッチャー夫婦のつながりが、延々と語られる。

 主演のメリル・ストリープは、さすがの演技だし、夫役(ジム・ブロードベント)も絶妙だ。

 だが、世界中の誰もが、サッチャーが映画で語られるときに求めているのは、その「強靭な意志による戦いの姿」であろう。

 夫との愛のきずなではない。

 さりとて、その夫婦間に、サッチャーの「闘争の歴史」のひな形を見ることも出来ない。

 ・・・けして悪い映画ではない。

 しかし、あんま面白くない・・・、見ながら私は、何度も眠ってしまうのだった^^;

                                                       (2012/03/24)
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[桜井勝郎市長を称賛!]

2012-03-23 23:58:14 | 保守の一考
☆震災がれきの受け入れを、東北・東京以外で初めて決議した静岡県島田市議会…、万難を排し、それを表明した桜井勝郎市長をリスペクトしたい。

 《「自治体トップは腹をくくれ」 桜井勝郎・島田市長に聞く(2012.2.14 23:46)》

 <「がれきの放射線量は島田市の家庭ごみと同程度。政治家として、どんな反対があってもやらなければならない。反対されるほどファイトがわいてきた」
 岩手県山田町のがれきの試験焼却を16日から実施する静岡県島田市の桜井勝郎市長(67)は、“火中のクリを拾う”心境をこう語った。
 昨年5月、被災者に特産の島田の温かいお茶を味わってもらおうと被災3県を訪問した。「行く所すべて、見るものすべてがすごい光景で…。本当に何もない。がれきを被災地で処理したら10年以上かかり、がれきが片付かなければ復興に手が付けられない、と聞いた」
 平成18年に建設した島田市のゴミ処理施設は高性能で、処理量に余力がある。焼却灰を捨てる最終処分場もあり、ハード面の条件はそろっていた。岩手県の担当者からも、放射線量は安全の範囲内と説明を受けたが、一部住民から強い反対と批判を受けた。
 「反対派は私の独断と言うが、地元説明会を開き、自ら足を運んで、国や県も呼んで、順序と手続きを踏んだ。最初は、賛成のメールは全体の2%くらいだったけど、今では4対1くらいの割合で賛成や激励が多い」と話す。
 ただ、気になるのは特産品のお茶に対する風評被害だ。茶所として知られる島田市は、最終処分場の周囲に一面の茶畑が広がる。
 「風評被害はどうしようもない。試験焼却でがれきの安全性が確認されたら、関東から東北までお茶のキャンペーンをする」と話すが、「島田市だけでは限界がある。予算規模が大きい県にも何とかしてほしい」と本音も漏れる。
 「被災者の苦境を思えば、援助できる者が援助するのは当たり前。自治体のトップは余裕があるなら腹をくくって、がれきを受け入れるべきだ。最終処分場がないというのは言い訳。必要なのは気持ちだ。この際、首長の独断でがれき処理をやるべきだ」
 「島田は実験台」と公言する桜井市長は、がれき受け入れに躊躇(ちゅうちょ)する自治体を強く批判した。(田中万紀)>

 ごくごく普通のことである。

 だが、日本を覆う「放射能ヒステリー」の「空気」が、まっとうな行為を著しく妨げ、

 民主主義の本義に立ち返った桜井市長の「民主主義的帰結による独断」で、やっとこさ、当然の行為が為されることと相なった。

 異常な「空気」との戦いは容易じゃない。

 桜井市長に対しての殺害予告などもあるという。

 ・・・もう、さすがに、多くの人が気づき始めていると思うが、「原発反対派」には、なんら科学的根拠はない。

 根拠なき「恐怖っぽさ」が、社会に蔓延させられているだけだ。

 極端に言うと、前世紀末の「ノストラダムスの大予言」への不安と同じだ(まあ、あれは恐怖を楽しんでいたきらいはあるが^^;)。

 ただ、恐怖感と、理屈は通らないが、それを何故か理不尽と考える、一部の「常識破壊」を模索している左翼運動家の、敵愾心に固執した不気味な暗躍によって、「自然」「子供」「エコロジー」「危険な放射能」などと言うキーワードで世間を煽られていただけだ(反対運動家の多くは、恐怖よりも「運動」行為それ自体をよだれを垂らしながら愉しんでいる・・・)。

 そもそも、放射能が「基準値」以下の瓦礫を拒絶する理由はないのである。

 多くの人が、一部の運動家・無責任なマスコミ…、その根拠なき煽りで恐怖におののかされていたが、

 とにかく、放射能への恐怖感は、新聞にでも載っている客観的な数値で確認して欲しいものだ(新聞は、同じマスコミでも、テレビや雑誌よりは少なからず冷静な報道である)。

 なんら危険はないのである。

 誰一人として、今回の原発事故における死者は出ていない。

 メルトダウンしたことは、言葉上の問題でしかない。

 メルトダウンとは、メルトダウンし「未曾有の大惨事」となったとき、それでこそ「未曾有の大惨事」となるのである。

 メルトダウンしたことは、言葉上の問題でしかない。

 原発建屋内で無事に収まっている「メルトダウン」は、多くの人の認識上の「絶対恐怖のメルトダウン」ではない。

 それが事実である。

 日本の科学技術は、依然、敗北などしていない。

 ゆめゆめ履き違えること無きように・・・。

    ・・・1999年9月30日の東海村JCO核燃料加工施設臨界事故こそは「惨事」であったが・・・。

   ◇

 そんな「世界の勘違い」の中での、静岡県島田市による震災がれきの受け入れ表明は英断であり、

 それを進めた桜井市長のリーダーシップは、日本人の「冷静な視点」を取り戻す切っ掛けになるだろう。

                                                      (2012/03/23)
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[私の1991年のメモ日記・21<トランクス>]

2012-03-22 23:13:17 | 1991年の日記
☆1991年に書いていたメモ日記です^^

   ◇

     1991年07月13日(土)

 <秋川(実家)にて目覚める。妹の車を家の敷地内に入れるようにするため、ブロック塀を壊す。11時に母と福生に行く。西友にて買い物。家に帰り、またも、父,母と八王子にへ。両親はメガネを買うそうで、<パリミキ>に。僕は金がないので、金を貰い、ケンタッキーを買う。新発売のクリスピーチキンは、あまりうまいとは言えない。けど、「ホームアローン」Tシャツが当たった^^ マナアサがくる。西友で買ってあったケロケロケロッピとキティちゃんの切り抜き絵本をあげる。「ダイヤモンド」のCDをかけて、ベッドの上でジャンプさせながら遊ばせる。マナミとアサミの二人は、物をあげる時とか、「高い高い」をしてあげる時だけ、僕に擦り寄ってくる。夜、レンタルしてきた『バード・オン・ワイヤー』を見る。映画館でも見たけど、まあまあ楽しめる。>

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   ◇

     1991年07月14日(日)

 <7時前に起き、新聞を読み、また、寝る。9時半に起きる。お姉ちゃんのバースデー。母とケーキを買いに不二家へ。カマンベールケーキはうまい。お昼に食べた<丸信>の固ヤキソバもうまい。レンタルしてきた『出張』という映画を見る。石橋蓮司が良かったが、妙な映画だった。5時半に<きく家>にミソとんかつを食いに行く。みんな酔って話が盛り上がった。お姉ちゃんは「顔はいいけど、嫌な性格の男」とつきあっているそうだ。いい事だ。中野に戻る>


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   ◇

     1991年07月15日(月)

 <いつものように4時半に起き、早朝の町を歩いて築地に行く。ペットショップのガラス越しに白いチンチラがこっちを見ていた。困ったような目がなんとも可愛い。今日は、ことのほか、時間が経つのが早かった。仕事が終わるも早かった。それから、バイトの仲間に予言をしておいた。「ドラゴンボール」のこれからの展開についてだ。「謎の少年」の名前はズバリ! 孫悟空(もしくはべジータ)。彼は、パラレルワールドの、もう一つの地球からやってきたのだ。これは絶対に自信あり。来週のジャンプが楽しみ^^ ジムを終え、菅ちゃんにフレッシュマックをおごってもらい、家に帰り、横になってしまう。大乃国が引退で、少し可哀想だが、しょうがないのか。>

 ・・・私は、「未来から来た少年・トランクス」について、かような勝手な予想をしていました^^;

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                                                       (2012/03/22)
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[「GOGOMONZ」 投稿採用率、現在75%]

2012-03-20 23:40:24 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆いやいや~^^ 私の大好きなラジオ番組「GOGOMONZ(NACK5)」に、一ヶ月前から投稿を始めたら、最初の二週間は連続で読まれた。

 でも、先週は読まれなくて残念に思っていたら、今週は読まれましたよ!

 これにて、四週間のうち3回読まれ、75%の高打率だ^^v

 (注)・・・「GOGOMONZ(NACK5)」は、月曜から木曜まで、毎日午後一時から五時までの帯番組だが、
       私は、バイトの関係で、火曜日しか丸々聴けないので、投稿も火曜しか出せないのだ^^

 では、今週の採用内容を報告します。

 これは、三年ほど前の出来事ですね^^;

   ◇

 《 鬼丸師匠、カオリン、グッド・アフタヌ~ン!

   私の「ああ~寂しいなぁ~と感じた瞬間」です。

   昔の友達と会うために、宇都宮に行きました。

   友達と会う時間には早かったので、有名な宇都宮餃子を食べるべく、一時間近く人気店の行列に並び、席に着きました。

   七人掛けの円卓でした。

   私以外は全員カップルで、私は、つまり、三組の幸せカップルに包囲されました・・・。

   まさに、「寂しさ地獄」でした。

   一組のカップルの女性が、私に、セルフの水をコップに汲んできてくれたのも、寂しさに拍車をかけました。

   そして、オーダーを取りに来たおばちゃんが、私に言い放ちました。

  「一人で来たの? さっびしーねぇー!!!^^」

   ・・・なんで、こんな「はずかしめ」を受けなくてはならないのでしょう?

  「このおばちゃん、何を言い出しやがるんだ」と思いましたし、

   また、食事を終えて、私が店を出るときにも、おばちゃんは、私の背中に<寂しさ爆弾>を投げつけました。

  「今度は彼女とおいでよ~!!^^」

   お店がドッと笑いに包まれました。

   私は、背中に哀愁を漂わせて、その、宇都宮でも上位に入る餃子有名店を後にするのでした。》

   ◇

 ・・・師匠鬼丸は、見事に読んでくれました^^

 落語家として、師匠鬼丸は、セリフを読むのがとにかくうまい。

 雰囲気最高でした^^

 カオリンも笑っていましたが、最後の一行まで、私が女だと思って聞いていたそうです。

 今度から、ラジオネームの末尾に「(男)」と付け加えておこうと思った。

 しかし、番組ステッカーが当たらないなぁ^^;

                                                     (2012/03/20)

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[映画『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D』を公開前夜祭で観た(超短信)]

2012-03-15 23:59:50 | 物語の感想
☆この作品、公開当時、「スターウォーズ」シリーズの括りでは、ファンから非常に評判が悪かった記憶があるのだが、私には非常に面白かったもんだ^^

 クライマックスで、可愛いアナキンが予想外の大活躍をするが、当時、「なんだよ、この都合の良過ぎるガキの活躍は! 『わんぱくデニスの大冒険』かよっ!?」の誰かのコメントには笑わせられた^^

 何度も観た記憶があるわけだが、さて、今回、大画面で見直すに、六割がた(特に前半)、覚えていないシーンが連続した。

 画質や技術は、現在の特撮技術に遜色ないので、新作同様に見た。

 予告編で、ジョージ・ルーカス(ちょいダイエット成功か?)が、「画面に収まる奥行きのある3D」「なんにしても、大画面で見ることが重要」と語っていたが、

 <ニンテンドウ3DS>みたいな画面内部に広がる上品な3D作品で、私としては、新たな思いで、この作品を大画面で見れたことが嬉しかった。

 有名な、題名や、物語背景を語った文字が画面奥に流れていくタイトルロールがあるが、「奥行き3D」は、それに合っていた。

 しかし、吹き替え版で見たのだが、物語背景を語る文章が日本語だったので、非常に間が抜けていた^^;

 高品質の画面の中で、ナタリー・ポートマンもリーアム・ニーソンもユアン・マクレガーも若い!

 ついでに、ジャバ・ザ・ハットも、ヨーダも、二重の意味で若い^^

 まさに新作として楽しめるので、皆さん、是非!

 最新のしょぼい作品を見るよりは価値ある時間を過ごせますよ^^

 それと、ポッドレースのときのエンジン音は、いつ聞いても、心地良いですよね^^v

                                                     (2012/03/15)
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[100%は重ならない思想]

2012-03-14 23:59:09 | 保守の一考
☆今宵も残業の後に彼女と時を過ごしたので、時間が無く、短めエントリーです。

 今回は、70%眠った状態で書いた文章です^^;

 いやはや、しかし、車を公園の近くで停車させ、車内で彼女とお喋りしていたのだが、かなり大きい地震(千葉東方沖地震)に見舞われたときは焦った。

 エアコンを使っており、アイドリングさせていたので、その揺れに、車のエンジンが調子悪くなったのかと思っていたら、外の塀も揺れていたので、「こりゃ地震だ!」と身構えたのだった。

   ◇

 さて、本日の産経の一面は、親日国であり、先の震災において最も義援金をはじめとする支援をしてくれた台湾への、震災一周年式典においての、あまりにもの「無礼千万」の問題についてであった。

   《台湾の厚情、無にした政府…献花冷遇「問題ない」(産経 2012/03/14)》

 まあ、中国への「阿り」の帰結である。

 では、中国の「なに」に、日本政府は圧倒されているのであろう。

 ・・・その膨大な人口であろう。

 だが、人口が多いだけならば、インドにも気を使わねばなるまい。

 インドとは対等の外交関係が築けている。

 インドにはなく、中国にあるものがあり、そこに多くの政治家が恐怖しており、それを考えに入れなくてはならない。

 地政学的・歴史的な見地もあろう。

 私は、ここでは、中国人特有の「理屈の通らない厚かましさ」が、日本人を恐怖させ、その道理を狂わせているのだと考えている。

 もちろん、インド人にも「厚かましさ」はある。

 しかし、それは、特有の宗教風土に根ざした理屈に裏打ちされている。

 中国人のように、ひたすら「我欲」に端を発するものではない。

 多くの馬鹿が、左翼的な「多数決の民主主義」に毒され、多数決では勝てない中国に屈服するのを是としているが、それは違う。

 多数決って、民主主義ではないんだよね。

 民主主義とは、少数意見にも論議を尽くせる体制を言うんだよ。

   ◇

 さて、河村たかし名古屋市長の「南京大虐殺」否定発言。

   《河村市長「南京大虐殺」否定発言、あらためて撤回拒否(産経 2012/03/08)》

 その要旨について異論は無い。

 また、「南京大虐殺」否定は、この方の以前からの持論だそうで、是非、この件については頑張って欲しい。

 だが、この方(の党)、「減税」を掲げているよね。

 で、減税による歳入減を、インフラ整備の凍結で賄おうとしているよね。

 どうにも、トンチンカンだ。

 市民に阿り、公民を蔑ろにしている。(←名台詞だ!!)

 また、この方、小沢一郎と近しい存在だよね。

 小沢一郎と言ったら、親中国で、私など、三年前の大量の議員を引き連れた「朝貢外交」を歯軋りしながら思い出させられてしまうが、

 その辺り、河村たかしと小沢一郎はどのように折り合いをつけているのか?

   ◇

 中国に阿り、台湾に仁義を欠いた日本政府は、されど、枝野経産相が口角泡を飛ばし中国を糾弾している。

   《「中国はプライドあるのか!」枝野氏、商標権侵害で厳しく批判 (2012/03/13)》

 これ、外政問題のようでいて、内政問題である。

 侵害されているのは、日本人の、いかにも身近に問題意識と出来る「松坂牛」「有田焼」「讃岐うどん」などの登録商標である。

 枝野経産相の「こんなものがまかり通っているとしたら国家としてのプライドの問題じゃないか。プライドがないのかと言いたい!」の言葉は、大衆の心に好印象で残るだろう。

   ◇

 眠たい頭で私が言いたいのは、

 なかなかいい発言をしている方たちも、その主張の数々を吟味してみると、どうにも、自分が100%の賛同を出来ない発言も多くしていると言うことだ・・・。

 石原慎太郎や橋下弁護士なども、強烈に共感できるような面を持っているが、

 石原慎太郎はとんでもなく非常識な点を持つし、橋下弁護士には「根本的な認識」を間違えている点が見受けられる。

 歳を重ね、自分の思想が定まってくると、自分と同じ系統の思想ながら、どうにも考え方の合わない方々も多いんだよなぁ・・・。

                                                    (2012/03/14)
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[映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』を観た(超短信)]

2012-03-11 23:59:19 | 物語の感想
☆ああ、駄目だ。

 前作でも思ったのだが、個人的に、このガイ・リッチーと言う監督が、シャーロック・ホームズに求めたモノ…、その天才的な頭の回転の早さ、それを表わすスピード演出に、私が全くついていけてないことが判明した。

 もう芸術的な顔立ちのホームズ(ロバート・ダウニーJr.)とワトソン(ジュード・ロウ)コンビの掛け合いなんて絶妙のはずなんだけど、その言葉一つ一つの味わいを吟味する暇がない忙しなさで、残尿感にも似た解せなさが、鑑賞中 募る一方だった。

 あまりにものスピード感に、私は、いちお展開は追えるも、感覚的に納得の気持ち良さがなく、途中で寝てしまうほどだった。

 私の、この監督との相性の悪さは相当なものだ。

 ただ、今回の敵・モリアーティ教授の持つ圧倒的な力の魅力は捨て難い。

 これは、クソ面白くなかった『カンフー・パンダ2』の中での、敵役のシェン大老の魅力に通じるなぁ。

 てゆーか、この二人、似ていないか?

 どちらも大砲を使うし…。

 また、予告編でも散々流れていたが、ホームズらが、モリアーティの秘密基地からの脱出の際、敵の攻撃を受けつつ、森を走りまくり脱出するシーンは、その「抜き差しならない状況」の演出が、映画の歴史上でも稀な緊迫感があったと思う。

 予告編ではうかがい知れない前後の物語が、そのシーンに深みを与えてくれていた。

                                                      (2012/03/11)
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[蒼い世界(2011/03/16の再掲)]

2012-03-11 07:52:10 | 保守の一考
 ☆・・・(2011/03/16の再掲)・・・八王子の計画停電は午後3時20分からの予定だったらしいが、会社には自家発電設備があるので、作業上、特に問題なく過ごした。

 そして、ちょいと残業して、午後6時ごろ、車で帰宅する。

 私は、国道16号線をあきる野市に北上する。

 途中、八王子市街を突っ切る。

 中央線も渡る。

 その辺りで、信号が「フッ…」と消えた。

 世界が変容した!

 これが、超ハイテク国家・日本の「今」の姿なのか・・・。

 街は一瞬にして生気を失い、だが、道を行き交う車輌だけが、不気味な息遣いを発していた。

 私は、太ももに鳥肌が立ち続けた。

 空には下弦の月が出ていて、蒼い雲を立体的に浮かび上がらせていた。

 各十字路では警察官が手信号での誘導をしてくれていた。

 特に重要な十字路(16号と甲州街道の交差点)などは、信号が生きていた。

 が、あきる野市に入ると、完全に真っ暗闇であった。

 私は、その暗闇での走行に思い出がよみがえった。

 <東北ダム巡り>・・・、その日の泊まる場所を求めて、青森から岩手の太平洋岸海岸線を南下したのだ。

 街灯が全くなかったのだ。

   [『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)⑪<異なる恐怖・恐山篇・暗闇ドライブ篇>』](クリック!)

 不思議な経験であった。

 あきる野市にて、夜の岩手の海岸線ドライブを思い出させたのが、岩手の海岸線を破壊しつくした地震の、あきる野市への間接的な影響であることが、だ。

 世界は蒼かった。

                             (2011/03/16の再掲)

   ◇

 蒼く、そして・・・、厳しく、優しかった。

     「Thank You, Baby」・・・クリック!

                             (2011/03/11)
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[映画『おかえり、はやぶさ』を観た(これにて、「はやぶさ・3.5部作」制覇!^^)]

2012-03-10 23:59:51 | 物語の感想

☆・・・この作品、なんかしょぼそうだったのだが、まあ、普通に面白かった。

 だが、先ず、この作品の楽しみ方とは、単体で観るよりも、先行した競作作品との絡みで見ることにあると思う。

   (0.5)『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』

   (1)『はやぶさ/HAYABUSA』

   (2)『はやぶさ 遥かなる帰還』

 こんな短期間のうちに、同じ題材を元にした作品を見られる機会は、今後はないぞ!

 みんなも、そんな<鑑賞祭り>に参加すべきだ^^;

 私は今日で全部見たぞ!

 それも、全て、偶然(途中から敢えて)、母親と見たぞ^^;

 しかも、今回の作品、初日のレイトショーなのに、客が私と母親だけだったゾ^^;

   ◇

 なんちゅうか、これは、新しくも古い、無二の映画の楽しみ方が出来る。

 それは、「忠臣蔵」が、毎度、同じ展開を見せつつも、作り手のこだわりやキャストで個性を出しているのと同じだ。

 もう、展開は既知なので、「来るぞ! 来るぞ!」と、見ている私たちは、「はやぶさ」の苦難を予期していて、その期待通りに喜びつつ、ささやかな差異(演技・演出・カメラワーク・CG・脚本上の重要視点)に驚かされるのだ。

 それはもう、「様式美」の域に達している。

 バカが「似非マーケティング」や「企画の貧困についてのバカ観点」から、一連の作品をけなしているが、なんか勘違いはなはだしい。

 こちとら、試写会で見飛ばしているわけではない、お金を出して見ているのだ。

 批判して悦に浸っているわけにはいかない。

 少しでも楽しく観させて頂きますよ^^

   ◇

 今回の「はやぶさ」、確かに一番しょぼかった。

 先ず、メインの舞台である管制室が、ちょっとした事務所に毛が生えた程度の体裁で、

 そこで活躍するメンバーの絶対数も非常に少なかったし、キャストも地味だった。

 メンバーの少なさは、例えば、杏などかなり魅力的であるが(10年前のセーラー服姿なども見せてくれた^^)、作品全体の豊かさを覆うには至ってない。

 カメラのアングルも単調で、ドラマチック性と言うか、けれんがなかった。

 だけども、私は、「ならば」と、そこにリアリティを感じようとした。

「実際は、こんなものなのかも知れないな」と。

 先に見た作品は、「予算の少なさ」を意図的に画面に出していたのに、渡辺謙のオーラが作品をゴージャスかつ大きなスケールに見せていた。

 しかし、この作品は、そのような意図なく、しかし、確実に貧乏所帯を醸していた^^;

 主演の藤原竜也の演技は、相変わらずの「一本調子」で、やや飽きがくる。

 更に、若い藤原竜也の周囲も、いまいち落ち着いた役者がおらず(いい役者はいるが、脇でこそ光る他役者たちだ)、藤原竜也の演技への嫌気を中和出来ない。

 三浦友和演じる父親と藤原演じる息子との、旅を通した中での和解が描かれるも、前JAXAの「のぞみ」計画の失敗責任者とされた父親は、物語上部外者で、作品内を落ち着かせるには至っていない。

 ただ、例えば、臼田宇宙空間観測所でのカンニング竹山演じる、それとはわからないような地味な男や、管制室のコンピュターオペレーターの男など、妙なトコで事務的にリアルな男を配している。

 ミッションが成功し、竹山が、同僚の女に飴玉を渡すシーンなんて何気にいいし、それがエンディングでのプロポーズにも繋がっている^^

 ・・・竹内結子主演版のような「けれん」なく、渡辺謙主演版のような「情熱」なくも、今回の作品の「普通っぽさ」もなかなか楽しめるのだった^^

                                                  (2012/03/10)

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[酔っているので、「ものすごく短くて、ありえないほど「反原発」糾弾!」]

2012-03-09 23:59:11 | 保守の一考
☆酔っ払っているが、つれづれに書いてみるか・・・。

 政治家に顕著だが、人間ってのは、何か大きなミスをすると、しばらく鳴りを潜めるものだ。

 ここで言う「大きなミス」にも、ミスを犯したものの価値観によって幾つかのヴァリエーションがある。

 その中の大なるものに、「多数がミスと認識した時だけがミス」と言う考え方があろう。

 つまり、誰も見ていない中での不手際は、しでかした本人はミスとは認識しないことが多い。

 さて、話を戻す。

 何か大きなミスをした後の「鳴りを潜める」期間は必ずしも一定期間ではないけれど、 

 その多くが復帰した後に、ミスについての釈明をする訳でもない。

 なにごとも無かったかのように、「シレーッ」として復帰してきやがる奴も多い。

    ◇

 多くの文化人が、「反原発」言動の果てに、それがどうあっても間違いである、と旗色を悪くすると、しばらく「鳴りを潜める」・・・。

 が、更にしばらくすると、「シレーッ」として復帰してきやがる奴も多い。

 多くの人は、なかなか自分の間違いを認められたくなくて(自分では薄々わかっている^^;)、

 「多数が恐怖と認識したから恐怖」とばかりに<放射能>のみを<絶対悪>とし、それに同調するものがいると「マッチポンプ」で空元気を復活させる。

 そして、小さな、自分に有利な事象への期待を持って、それを後押しするかのように「こちら側の意見は説得力がある」などとほざく(これは「2ちゃんねる」などにおける「勝利宣言(笑)」であり、自己満足の「レッテル貼り」であるww)。

 もはや、そこには、論理も正しさもない。

 「反原発」の科学的な根拠を、「妄想」の恐怖による「更なる妄想」と「ヒステリック」なしに整然と語って貰いたいものだ。

                                                      (2012/03/09)
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