6月23日(土)、大阪に出る。目的はクラブ誌「風遊」を本町のKINKOSでコピーし、その後、十三で映画「選挙」を鑑賞することだった。
難波から銀杏の緑の美しい御堂筋を本町までウォーキング。コピーを終えて梅田に向かうも、途中で、東映系劇場でやっている、幕末のニートがどう生きたかを描いた降旗康男監督の「憑神(つきがみ)」鑑賞に変更。
ところが、梅田の東映系劇場が見つからない。
十三での「選挙」の上映時間も折り合わない。
仕方なく、梅田から引き返し、難波に向けてまたウォーキングを再開。
本町辺りに来たら何やらマイクの音がする。
見ると、女性ばっかりのデモ隊である。
チラシを手に取ると「九条に女性のねがいてんこもり! おおさか女性行進」となっている。
どうせ、難波に帰るのだからとデモ隊に加わる。
数百人の女性の中に、男性はわずか数人。
同年輩の男性の横を歩く。 男性は、「どうぞどうぞ!」と歓迎の様子。
デモに加わったのは、もうかなり前のことだ。懐かしい。 そればかりではなく、このデモ隊面白いのだ。 それぞれが、着物姿だったり、シャボン玉を飛ばしたり、フォークソングを歌ったり、コーラスしたりとパフォーマンスもてんこもり。
シュピレヒコールも面白い。 リーダーが「憲法改悪~っ!」と言うと皆んなが「許さへ~ん!」とコールする。
「厚生労働大臣の“女性は子どもを生む機械発言”!」..「許さへ~ん!」
「年金もらえへん~っ!」..「なんでやね~ん!」
「国会強行採決~っ!」..「許さへ~ん!」
その間合いが何とも面白いのだ。
かっての「○○反対!」とは一寸違う。
とに角、女性パワーに囲まれて、難波までの1時間ほどはアッという間に終わる。
結局、2時間ほどの「御堂筋ウォーキング」を“楽しんだ”ということである。