10/12(金)、第16回目の「熊野古道ラン&ウォーク」をした。
中山王子跡 岩代王子への路 岩代地域の風景
梅干・一個千円? 岩代王子跡 千里王子跡
千里の浜 芳養(はや)王子跡 出立王子跡
朝、いつものように5時前に家を出て、5時13分「三日市町駅」発の始発に乗った。
「三国ケ丘駅」で降りるつもりが、新聞を読んでいて「堺東駅」まで乗り越してしまう。
これによってまず20分ほどロスしてしまう。
ところが、この20分が後々、1時間以上のロスとなって跳ね返ってきた。
結局、今日のスタート地点「切目駅」を9時20分にスタートする。
「中山王子」は、前回一度来ているのでスイスイと行けた。
そこから岩代地域までは、山の中の道で、“熊との出会い”も無きにもあらずと、笛・鈴を用意して、鈴はリュックに付けて歩いた。
だが、その心配はなかった。
途中で、お百姓さんにも会った。
岩代(いわしろ)地域に着くと、前がパッと開け、綺麗な海が目の前に広がっている。
「岩代王子跡」は、海の見える丘の上にあった。
そこから「千里王子」までの道は、迷いに迷い、同じ道を何回も行ったり来たりした。
「千里王子」は、千里の浜の海岸近くにあった。
今日は風がそこそこあり、潮騒の音がよく聞こえた。
そこから、「三鍋王子」に向かう道は、ブッシュの生えた、薄暗い道で、行く手の道を黒い動物が横切り、正面に一段大きいやはり黒い動物が、こちらを見て眼を光らせていた。
あわてて、また来た路へ走って後戻りした。
まさか“熊”ではあるまいし、犬にしては小さいし、狸(たぬき)だったように思う。
黒い毛むくじゃらの動物であったことは事実だった。
仕方なく、千里の浜を歩くことに。
これがまた、砂が細かく、足をとられて何とも歩き難い。
“アカウミガメ”の産卵地と言うのがうなずける。
千里の浜を行くのは、「熊野古道」の一方法としてあったらしいので許してもらう。
「三鍋王子」は、「三鍋王子社」の中にあった。
そこから、真っ直ぐ南に行くと「南部駅」があり、それを通過して、「紀伊田辺駅」に向かう。
「芳養(はや)王子」は、大きな神社の境内にあった。
田辺市内の「出立王子」にたどり着くまでには、随分時間がかかった。
また、そこから、「紀伊田辺駅」に行くのにも、遠回りをしてしまった。
「紀伊田辺駅」には、15時半ごろ到着した。
時刻表を見ると「特急くろしお」が、15時37分に出るというので、乗って帰ることに。
「三国ケ丘駅」には、18時ごろに着いた。
今回は、迷いに迷った「熊野古道ラン&ウォーク」だったナ~。
でも、「田辺」までたどり着けて、ホッとした。