7/31(日)、台風などの影響で、5/29に開催する予定の登山が今日開催された。
朝、午前5時40分自宅を出、三日市町駅発5時53分の急行に乗車し、大阪駅には、7時過ぎに到着した。
7時45分の新快速に乗ったが、途中で、踏切に自転車放置の事件があり、19分遅れて「近江高島駅」には、9時15分ごろ到着した。
参加者は、女性13人、男性12人の総勢25人。
今日は、貸切バスを頼んであり、40分ほどかかって、登山口の愛発越(あらちごえ)へ着き、10時30分頃、早速登山を開始する。
登山を開始する
取付口は、ススキなどに覆われて分かりにくいが、小野Hリーダーは、ちゃんと下見をしており、迷うことなく突き進む。
いきなりの急登である。
しかも、昨夜の雨のせいか、地面は滑りやすい。
時々、“ひめしゃら”の、白ツバキのような落花が見られる。
低く垂れた枝を避け、登ると、11時30分ごろ、「乗鞍岳北尾根(780m)」に着く。 「高島トレイル」の表示があり、登山道は、整備されている。
そこからは、眺望のいい、比較的平らな稜線を行くことになるが、木陰がなくなり、直接日光が当たるぶん、蒸し暑い。
12時30分頃に、「乗鞍岳(865.2m)」に着く。
見晴らしがよく、琵琶湖が眼下に一望できる。
ここで、昼食となる。 山行で一番楽しく、嬉しい一時である。
楽しい昼食時間
展望はいいが陰がないので、少々暑い。
「カナカナ蝉」を発見したり、「カミキリムシ」を見たり、「ねじ花」を見たりと、短時間に幾つかの発見があった。
開けた稜線に、関西電力の電波塔が、何本もあった。
そこからは、日本海側と琵琶湖側との両方が眺望できる。
“中央分水嶺”と言われる所以である。
そこを過ぎると、クヌギの林の中に入る。
クヌギの緑が美しい
緑が美しい。 2抱えもあろうかというクヌギの大木がニョキニョキと生えている。
谷間からの風が、実に爽やかである。
思わず「涼しい~ッ!」と歓声が上がる。
「このままここに居たい!」との声も。
ピーク620には、3時17分に着き、4回目の休憩。
「ここからは、急な下りですヨ~」と、小野Hリーダーの声。
すぐに、黒河峠に着く。
ここからは、マキノ林道になるが、登山靴で歩くのは、結構キツイ。
時々、“車石”に引っかかり転びそうになる。
県道出合いには、4時30分過ぎに到着する。
貸切バスが、皆んなを待っていてくれた。
これから先、1.5kmを歩くつもりが、思いもよらぬバスにまたもや歓声が上がる。
朝我々を迎えてくれた「JR湖西線・近江高島駅」に着き、名張方面にそのままバスで帰る人と別れる。
湖西線~地下鉄~南海高野線を乗り継いで、家に着いたのは、8時30分を過ぎていた。
素晴らしい登山を味わわせてくれた、小野Hリーダー有難うございました。