草原の椅子
2/25(月)、午前9時20分から、「なんばパークスシネマズ」で映画「草原の椅子」を鑑賞しました。
原 作 宮本 輝
監 督 成島 出
主な出演者 佐藤浩市(遠間憲太郎)、西村雅彦(富樫重蔵)、吉瀬美智子(篠原貴志子)、黒木華(遠間弥生)、貞光奏風(喜多川圭輔)他
あらすじ(概略の概略)
カメラメーカーの営業局次長・遠間憲太郎(佐藤浩市)は、大阪に本社を置く取引先の「カメラのトガシ」の社長・富樫重蔵(西村雅彦)の窮地を救ったことから、「親友になってくれ」と懇願され、渋々承知する。 二人は、同じ50歳ということもあって、徐々に打ち解けていく。
そんな折、タクシーの中から見た篠原貴志子(吉瀬美智子)に惹かれ、彼女の経営する陶器店に入っていく。 突然で、会話も進まない中、10万円もする黄瀬戸を買ってしまう。
数日後、大学生の娘(遠間弥生・黒木華)が、アルバイト先の上司という喜多川秋春(中村靖日)が、連休の出張中、4歳の息子の圭輔(貞光奏風)を預かって欲しいと連れてくる。
圭輔は、家を出て行った母親の連れ子で、育児放棄が原因で、話すことも出来ず、心を閉ざしてしまっている。 弥生の説得もあり、休みの間だけ面倒を見ることにする遠間。
その話を聞いた富樫(西村雅彦)が、2人を実家の瀬戸内海の白石島に誘う。
そこで、圭輔は、初めて二人を受け入れる言葉を発する。次第に、圭輔と遠間は、心を通わせていく。
かって、会社が主催する写真コンテストで奨励賞を受賞した青年・鍵山(AKIRA)が、パキスタンのフンザで撮った写真集を持って家を訪れる。
その雄大な自然の風景や、生き生きとした表情の人々に圭輔も魅了される。
やがて、喜多川が圭輔の育児を拒否、母親も引取りを拒否したため、悩み抜いた遠間は、施設に預けることを決意する。
最後の思い出づくりに、2人でフンザに行くことを提案し、圭輔も「・・行きたい」と同意する。
会社経営に悩む富樫、貴志子も同行することに。
4人は、これまでの人生を見つめ直し、新たな希望を見いだすべく世界最後の桃源郷フンザに向かう。
※以上は、パンフレットを基に構成しました。機会があれば、ご鑑賞をお薦めします。