3月21日(水)、大阪快走クラブ主催の「春のマラニック」(※マラニック=山野を駈け巡ること)に参加した。
南海電車、みさき公園駅東口に9時10分に集合。
全員で15名。 その内2人は、車で、ゴールの「サンヒル阪南」まで荷物を運んでもらうことになる。 従って、最少限度の荷物をリュックに背負うことになり大いに助かる。
天気は、これ以上はないと言うくらいの好天。
リーダーは、森Rさん。 今日のために、2回も下見をしていただいたという。
従って、枝道は幾つかあったが、一回も迷うことはなかった。
みさき公園駅を9時27分にスタート、山手に向かうが、いきなり急登、そして階段の洗礼。
だが、登山口に入ると、木の葉に覆われた、なだらかな坂を登ることになる。
平坦な道は走るが、急な坂は走ることが出来ないので、歩く。
最初の展望は、大阪湾から、関空が眺められる。
思わず、喚声が上がる。
登っていくうちに、赤い紅葉のような木が数本見えてきた。
「今頃、紅葉はおかしい?」と思ったが近づくとそれが、山桜(ヤマザクラ:バラ科サクラ属)と分かる。
10時23分に、泉南飯盛山(384.5m)に到着。
全員で、記念撮影。
登山道からは、赤松が多く見られ「マツタケ林・11月は入らないで下さい」のつり札が目立つ。 最近激減の赤松が現存していることには驚く。
10時26分泉南飯盛山発。 札立山(349m)には、11時5分に到着。和歌山市の展望が素晴らしい。 紀ノ川もきれいに展望できる。
既に到着しているハイカーと出会う。 今日2人目である。
その後は、ハイカーによく出会った。
11時25分に見返り山(336.7m)に到着。 昼食を摂る。
和歌山市街地が手に取るように展望できる。
11時32分に、見返り山を後にする。
ここからのコースは稜線が細く、一部は補修した場所もあった。
時折、野路菫(ノジスミレ)の可憐な花を発見してホッとする。
12時12分に、大福山(427m)に到着する。
6~7月ごろには「ささゆり」の群落が見られるという。
残った枯れた茎から、その数が想像できる。
ささゆり大好き人間としては、見頃の時期に、「是非もう一度来たい」という思いにかられる。
12時30分には、俎石山(まないたいしやま・417m)に到着。
その名の通り、俎板のような平らな山頂である。
北展望台からの眺めは素晴らしい。遠くには、「関西新空港」を見ることが出来る。
遠くに見えるのは関西新空港
そこからは下り一方となるが、途中で、大ブランコに乗る。
高い樹木に、長いロープでブランコが3っ作ってある。
皆んな、順番に乗り、幼いときの郷愁とスリルに浸る。
ゴールの、「サンヒル阪南」には、1時45分頃に到着、全行程約20kmのマラニックを終了する。
風呂を浴びた後、マイクロバスで「箱作駅」に向かう。
駅前の、「お好み焼き屋」で乾杯し、乾いたのどを潤す。
満足感と快い疲れが、全身を包む。