福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

自転車(22)スポーツタイプの自転車に興味を持った

2011年09月06日 20時28分41秒 | 近況・報告
 私の退職に際し、子供たちが私に「長い間、ご苦労さん」と感謝と慰労の意味を含めて何かをプレゼントする様な話が出ていたらしい。「通販で買った超安物のマウンテンバイクに乗っているが、この際、自転車が良いのでは・・」とも、そんな話があることは私にもさりげなく聞こえてきてはいた。

 私にとっては加齢による労働契約満了退職は昔から分かっていたことで、別にたいした事でもないし、次の生活のためには良い節目だと割り切っていたいたし、この年になって物品が増えていくのも嫌だし、「別に何にも要らんよ・・」と軽く聞き流していた。

 今夏、墓参りに盛岡に向かう車中で軽い渋滞にも巻き込まれたが、その際、車の閉塞感に対する嫌悪感やエネルギー消費のことなど、改めていろいろ感じるところがあった。この移動の中で、すれ違う大型バイクの楽しげな様子を見て、車検が切れてガレージの中に鎮座しているハーレーを誰かにあげてしまおうと決心した。退職したらハーレーを駆って四国巡礼にでも行きたい答えていたのだが、週5日間の勤務になったために諦めていた。来年ならば、と言う気持ちもないわけではなかったがそれも不確定である。

 同時に、自分自身の力で移動することの爽快さをもっと追求したいと考え、急に自転車への興味が沸いてきた。
 自転車はいろいろ種類があるが、もうラストチャンスだろう、だからどうせ乗り替えるならこの際、思い切ってスポーツ車と言われるタイプが良いと考えた。あのタイヤが極細で、ドロップハンドル仕様でサドルがハンドルより高い位置にあって、ヘルメットを被って乗っている、競技用に近いタイプの自転車である。

 それから文献を見たり、ショップを見たりし始めたが、読めば読むほど別世界のものらしい、果たしてこの歳で乗れるものなのだろうか、となかなか決め難かった。8月下旬にサイクルショップを訪れた。このとき何となくスポーツ車が良い、と考えていた私は、カルチャーショックを受けた。
コメント
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