福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

ラジオ NHK「ラジルラジル」が始まった(1)AMの音質極めて良好で満足

2011年09月20日 17時39分33秒 | 音楽談義
 私はTVよりラジオ派である。わが家は私以外は親TV的である。

 TVは最近大々的宣伝のもと地上デジタルに移行した。アナログでは考えられ無いメリットがあるはずであるが、私はまだそのメリットを実感できていない。私は未だにTVは「on off」と「NHK総合」を選ぶことしかできない。

 一方、ラジオに関してはFM放送が開始された昭和45年頃以降今日迄大きなが変化はなかった様に思う。それが,久々の大ニュースである。
 本年9月1日からNHKのラジオ第1・第2・FM番組をインターネットを通じてほぼ同時に番組を提供するサービスが始まった。
 本放送ではなく平成25年度末までの試行でその効果を検証すると言う。目的として山間部など電波の入り難い地域、夜間の電波混信、鉄筋の建築物や住宅の普及などでラジオ放送が聴取し難い状況の改善のためと言うが、そんなことはない、ラジオ好き人間すべての人に朗報だと思う。

 早速PCで聞いてみた。NHKラジオ番組を殆どノイズのない音で聞ける。これは革命的ですらある。FM放送はステレオで、これまた殆どノイズがない。AM放送の場合、自宅はともかく職場などでは窓際にアンテナを這わせたり、ラジオを置いたりいろいろ工夫して聞いていたが決して満足すべき状態にはならなかった。自宅では比較的低ノイズで聞けていたが、音域が狭く低域寄りで満足できていなかった。これは受信機器の問題ではなく、AM波そのものの限界と諦めていたが、これからはパソコンを通じていい音で楽しめるのが嬉しい。

 ここまで来ると残念なのはラジオ第1・第2放送はモノラル放送だという事である。出来れば全部とは言わないが可能な限りステレオで放送して欲しい。AMにも音楽番組もあるし、曲が流されることは少なくない。現に、1:00-5:00amのラジオ深夜便はAMとFM放送は同じ内容であるが前者はモノラル、後者はステレオである。
 NHKにとっては番組作成上は何ら問題ないはずである。是非とも改善を望みたい。
コメント (1)
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