銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009)

2010-10-31 | 映画:シネコン

原題:LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES


同じくTジョイ京都にて、、、、。2に引き続き、3が1週間後に上映されました。今日が初日(30日)です。お客さんはかなり年齢層が高かったですね。他の映画ほど集客率は高くありませんが、でもファンの方多かったような感じです。
さて2を鑑賞した直後ということもあって3はその流れで観やすいです。
前作の最後でリスベットは銃弾に倒れ重傷を負います。今回はその後のお話です。

サブタイトル通り、リスベットは重傷のため、ほぼベットにて寝ています。あんまり活躍する姿は見れません。ミカエルとの絡みも前作同様ほとんどありません。そのかわりミカエルが同僚や公安警察、そして弁護士の妹などと協力して闇のおじさん組織と闘います。人物相関図を把握出来ないとなかなか一体何で、この組織の連中がリスベットに殺意を持つのか?などが分かりにくいです。

リスベットを見舞うミカエル

狂卓の騎士とは、ミカエルたちのことらしいです。

おおまかなあらすじ(allcinemaより今回も拝借)

宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重傷を負ったリスベット。ミカエルによって発見された彼女は、一命は取り留めたものの、厳重監視の病室で外部との接触さえも困難な状態に置かれてしまう。そんな中、亡命スパイのザラを利用して数々の犯罪に手を染めてきた秘密組織が、国家的スキャンダルを闇に葬り去ろうとリスベットはじめ関係者の口封じに動く。そして彼女の運命を狂わせた精神科医ペーテル・テレボリアンと共謀し、リスベットを精神病院送りにするべく狡猾に立ち回っていく。対してミカエルは、妹でもある敏腕弁護士アニカ・ジャンニーニ、リスベットを雇用する警備会社社長ドラガン・アルマンスキーら彼女の数少ない理解者たちを総動員して“狂卓の騎士”を結成し、巨悪に立ち向かっていく。そしてついに、舞台は法廷での全面対決の時を迎えるが…。


秘密組織の詳細→府公安警察にある秘密組織・特別分析班の元班長グルベリが率いる組織、今回リスベット事件を知り、再び班のメンバーを招集することになる。

グルべルは犯罪が漏れないように、病院に入院しているザラを殺害してしまう。また近くの病室に入院していたリスベットもまとめて殺害するはずだったが、大ごととなってしまい、組織の秘密がばれることを恐れグルベリ、自らの命をその場で絶ってしまう。
グルベリの死を機に引退するつもりだったはずのグルベリの元同僚フレドリック・クリントンが彼の後任を引き受けて再び組織に舞い戻ることに・・・・・。

フレドリック・クリントン

アンデルス・ヨナソン(リスベットの主治医)はリスベットの人柄に好感を持ち、協力的に接してくれた。

ペーテル・テレボリアン医師、今度は秘密組織と組んでリスベットを陥れる。かってリスベットを精神病院で手足を縛め、「無能力者」のレッテルを貼ったのがこのテレボリアン医師である。


フレッドリック・クリントン率いる闇の組織のやつらは事件の真相に迫りつつあるミカエルたちにも魔の手を伸ばす。。。。。ミレニアム編集長でミカエルの愛人エリカにメールでの脅迫。ミカエルの自宅にも侵入、犯罪を犯したような証拠を作り、ミカエルを罠にかけようとするのだ。
しかしその状況に屈することなくミカエルは組織と立ち向かおうと。。。。。



ついに法廷で闘う日がやって来た!パンクファッションで法廷に現れる姿は、あらゆる権威・権力に対する抵抗なのか。2では見れなかったリスベットのこの姿におぉ~やった!と拍手

表情もシャープ!やっぱり彼女はこうでなくっちゃ。


ミカエルの妹アニカ・ジャンニーニが彼女の弁護士。
リスベット、収監されるのか?それとも無罪となるのか?

追い詰められ、一時不利な状況に、ハッカーの土壇場での証拠が決め手となり、、、、。幸運の女神がほほ笑む。
彼女の無罪は認められることに。
これでめでたしめでたしと思っていたら、、、、、、。
リスベットが煉瓦工場に足を運んだことで、あの金髪の巨人男のことを思いだした。そうだったのだ!彼女にはまだ残された未解決の事があったのだ。果たしてロナルド・ニーダーマンとの決着はどうなるのか?

2時間28分という長い物語だったが、私にしては珍しく最初から最後まで集中して鑑賞しました。オーソドックスなドラマ仕立てではありますが、、、これが意外に面白いのです。食う入るように観ましたよ。何が魅力なのかしら?
もちろんリスベットのキャラもとても好きです。こびないし、愛想もないけど。ましてや利害に溺れることもない。突っ張っているけど、本質的にはきっと純粋な女性だと感じます。

ところでこれって続編ありそうな感じです。でもミレニアムシリーズは3まで。作者であるスティーグ・ラ―ソンはすでに他界しているのでミレニアムシリーズはこれでお終いなんですが。

解説(allcinemaより拝借)

 全世界でセンセーションを巻き起こしたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を映画化した北欧発のミステリー巨編、その第3弾にして完結編。瀕死の重傷を負い病院で身動きのとれないリスベットに代わり、ミカエルを中心としたリスベット救済チーム“狂卓の騎士”が結成され、恐るべき巨悪の全貌に迫るとともに、ついに最終決戦を迎えた法廷での緊迫の攻防がスリリングに展開していく。主演は引き続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィスト。監督も第2部に続きダニエル・アルフレッドソン。


メディア 映画
上映時間 148分
製作国 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/09/18
ジャンル ミステリー/サスペンス
映倫 PG12



オフィシャル・サイト
http://millennium.gaga.ne.jp/






Comments (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メッセージ そして、愛が残る(2008)

2010-10-29 | 映画:ミニシアター

 原題:ET APRES

京都シネマにて鑑賞。事前チェックもせず鑑賞したこの作品。おぉ~こんなお話だったのね。人の死期が分かるなんて怖いけど、こういうパターン、何処かで観たような気もします。
あのジョン・マルコヴィッチが人の死期を予見するという医師ケイ役で登場。マルコヴィッチさんの風貌から、いかにも怪しげさを感じるので、ピタリとハマっています。

それにしても不思議な作品です。人の死期が分かるっていう題材は普通、ミステリアスな感じゃあないですか。ところがごく普通のヒューマンドラマ的な要素ぽいんです。だから初めはそんなことも思わず観ていたら、話が進むに連れてえぇ~これって人の未来を予想する話?しかも死期が近づいていることが分かるってどういうこと?主人公ネイサンじゃないけど、きっと私もドクター・ケイが現れてこんなことを言ったらやっぱり信じないと思う。
そこへきてマルコヴィッチさんのこの無表情キャラだと余計に疑ってしまいます。



あらすじ(goo映画等より拝借)

NYの法律事務所に勤めるネイサンロマン・デュリスの元に、ある日、ジョゼフ・ケイと名乗る医師が現れる。幼い息子を突然亡くし、妻や娘と別れてひとり仕事に没頭していたネイサンに、ケイは見知らぬ青年の死を予告する。半信半疑だったネイサンだが、不思議な出来事が続き、死を予見するケイの能力を信じるようになる。ケイは死期の迫った人に、その運命と向き合う時間を与えるメッセンジャーの役目を果たしていたのだ。そしてケイがネイサンの前に現れた理由が解き明かされていく。


最初の死の予見に、、、、
ケイが一緒に来て欲しいという誘いに出かけた先は地下鉄のホームだった。向かい側のホームにいる見知らぬ青年デニスが立っていた。ケイは彼がもうすぐ死ぬことをネイサンに告げる。その話があまりにも唐突であり、馬鹿げていると思ったネイサン。何故そのことが分かるのに止めないのか?とケイに言う。運命には逆らえないと答える。その場にいることが無駄だとその場を去るが、どういうわけか入口の閉鎖に遭遇してしまい、また戻るはめに。。。。その時である。青年デニスが突然銃口を自分の頭にめがけて発砲!彼はその場で倒れる。
彼は自らの命を絶ったのである。この事態にネイサン愕然。ケイの予見は的中。

その後はネイサンの友人アンナの死。銀行強盗の発砲した弾にあたって死亡。まさか?ケイの予見は次々と的中することになるんですね。
さてそんな予見を聞かされ、そのことが実証されるのを見せられるネイサン、何故ケイはネイサンに見せたり聞かせるのか。これがポイントです。ネイサンは自分もひょっとして死期が迫っている一人なのではと思います。多分ケイが現れなかったらそういう死への意識は持たなかったのでしょうが。
ただここが重要なポイントところです。冒頭部分で少年のころ交通事故で臨死体験したネイサンが映し出されます、その時に見た行く末を無理に忘れるようにしていた事が語られています。そんなネイサンの前に死期を予見するケイが現れた。ケイの予見を疑いつつも否定しきれなかったようですね。

さてかってにネイサンは自分にも死期が迫っていると直感。別れた妻との絆を取り戻そうとします。彼女にわび、残りの人生を家族とともに生きたいと願うのですが・・・・・。


幼くして突然死したポール。息子を亡くしたことで、妻クレアエヴァンジェリン・リリーを責めてしまったネイサン。。。。。

ようやくクレアとの絆が修復されようとしていましたが、クレアの姿を白い光が包んでいるじゃあないですか!!それはクレアの元へ戻る際にすれ違った車の男女にも見られたもの、、、、、。その後その男女は交通事故で死亡。ということはクレアも、、、、?!


そうなんです。実はネイサンではなかったのです。
彼にも見えるその白い光の意味は。もう分かりますよね。そしてケイがネイサンのところへやって来た意味も、、、、。


解説(allcinemaより拝借)

人の死期を予見する謎めいた男の出現に困惑しながらも、その運命を受入れ、残された時間を大切な人と過ごそうとする男の姿を描いたヒューマン・ファンタジー・ドラマ。フランスのベストセラー小説をロマン・デュリス、ジョン・マルコヴィッチ、エヴァンジェリン・リリー共演で映画化。監督は長編3作目のジル・ブルドス。

     AFTERWARDS(英語)

遠く遠く愛を探して、
いま君へと帰り着く。



メディア 映画
上映時間 107分
製作国 ドイツ/フランス/カナダ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2010/09/25
ジャンル ドラマ/ファンタジー
映倫 PG12









Comments (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フローズン(2010)*FROZEN

2010-10-28 | 映画:シネコン



京都での公開はなさそうだと諦めていたら、何とTジョイ京都で公開されることに、、、、。でも前売りチケットの発売はなし。
ということで、サービスデイを利用して鑑賞して来ました。
migさんのブログで気になっていた作品です。意外に面白かったという事だったので、どうしても観たかったんですよね。

まず想像していたものとは随分違いました。えぇ~こんな展開なの!まさかこんな方向へと行くとは思いませんでした。地上から15mもの高さにあるリフトの上で3人の若者が置き去りされるというものなんですが。まあ凍死して終わりということはないやろうと思ってはいましたが、まさかこんな風になるとは。。。。
あまりも残酷!!!!!それにしてもこの発想にびっくりしました。こういう設定をよくもまあ考えだしたものです。

冒頭は今どきの若者のホリデー事情って感じで幕が開きます。3人の若者、ダン(ケヴィン・ゼガ―ズ)とパーカー(エマ・ベル) のカップル、そしてダンの幼馴染のジョー(ショーン・アシュモア)がスキー場にやって来ました。リフトはカードがいるような感じ。お金50ドルで何とか乗せてもらえないかとダンはパーカーにリフト係りの男を口説けと言います。女友だちと来たという風に話にしてと彼女であるパーカーに言わせる。パーカーはあまり乗る気ではないのですが、彼氏の説得に渋々承諾。
リフト係りは強面のわけありそうな男性、何かあるんじゃないの?と当初思いましたが結局のところ何もありませんでした(笑)
交渉の結果、50ドルではOKされなくて、100ドル。釣りを貰えなんて2人はせこいことを言いますが、、、、。50ドル紙幣2枚なので、そんな事はいえないわ!とパーカー。
てな感じで最初は軽い乗りです。

楽しくゲレンデで楽しむ3人でしたが。

日も暮れ始め営業時間終了近くなったにも関わらず、まだ滑ろうとするダンたち、半ば強引にリフトに乗せろと交渉。あのリフト係りも仕方なくOKする。ラッキー!と3人。リフトで山頂へと向かった。
ところが麓では係りが交代。あの強面の男性がまだ客が上にいると念を押したにも関わらず、その後もまた人が変わり結局リフトに人が乗っていることが充分伝わらず、終了ということでリフトのスイッチは切られたのだ。
これが運のつきだった。これが3人の運命を変えてしまうことに、、、、、。


最初は3人ともそこまでの危機感はなかった。リフトが止まり、次はゲレンデの照明が消える。どうも完全に残っていることは忘れられているようである。助けを呼ぶが誰も来ない。リフトはこの先の週末まで動かない。ということは1週間先までここに、、、、。

次第に夜は更けていく。すると明かりが目の前に!ラッセル車がやって来たのだ。必死で呼ぶが聞こえない。ラッセル車の中では、無線が入り、山頂には客は残っていないという連絡を受ける。3人はいることを訴えるためにボードやヘルメットをラッセル車に向けて落とすが、まったく気づかれず。。。。。

気温が下がっていきます。寒さも増して、、、。次第に3人はパニック状態に。パーカーは泣きじゃくります。トイレにもいけず。男性は用を足します。

ここからは3人だけがずっと映し出されることになります。映像を観ている私たちも彼らの状況に喰ういるようになっていきます。って私だけかな?
何とか気を紛らわすために日常の出来事について話をするのですが。寒さは彼の身体に影響を与え始めます。



ダンは飛び降りて、何とか麓へ救助要請にと考えます。しかし高さは15m、、、。この状況を何とかすべく2人の制止をふりきって飛び込みました!
ところがダンは骨がむき出すくらいの足の骨折状態となり、その場所から動けません。泣き叫ぶダン、止血をするように2人は指示しますが。とてもそんな余裕はありません。
ところが予想もつかない状況が起こります。腹をすかしたオオカミがダンの周りに現れるのです!!もちろんダンは彼らの餌食です。こんなアクシデントがあるとは。



ダン~~!彼女は泣き叫ぶ。



パーカーの顔は凍傷。眠っている間にバーを握っていた手も凍傷でバーから手を外すことが出来ないくらいに。やっとの思いで手を外すと皮が捲れ血だらけでした。痛い痛いしいです。

ダンは亡くなり、ジョーとパーカーの2人に。さらにこのリフトシーンは続きます。2人の会話、幼馴染のダンとの思い出を語るジョー。ダンの死を無駄にせず頑張ってこの状況を脱出しようと励ましあうのですが。更に苛酷な状況は続きます。



ジョーは最後の望みをかけて、ワイヤーをつたい、支柱の非常梯子まで。しかし手袋はワイヤーで切れ、手も血だらけ状態です。

ということでレビューはここまでに。後はシアターでご鑑賞頂くことをお薦めします。ある意味ショッキングな作品かな?

あらすじ(allcinemaより拝借)

ノー天気な3人の若者ダン、ジョー、パーカーは、日も沈み閑散としてきたスキー場で最後にもう一滑りしようとリフトに乗り込む。ところが、彼らに気づかなかったスキー場の係員が、全員帰ったと勘違いしてリフトを停止してしまう。3人は地上はるか15メートルの場所で頼りなく揺れるリフトに取り残されてしまったのだ。しかも運の悪いことに、スキー場の営業が再開されるのは1週間後だった。照明も落とされ、気温がどんどん低下していく中、徐々に事態の深刻さを痛感していく3人だったが…。


解説(同じくallcinemaより拝借)

デビュー作となるスラッシャー映画「HATCHET/ハチェット」で一躍ホラー界期待の新鋭となったアダム・グリーン監督が、極寒のスキー場を舞台に描く戦慄のサスペンス・スリラー。ひょんなことからリフトに置き去りにされてしまった3人の男女が、文字通りの身も凍るような恐怖に見舞われるさまを描く。
製作にはソウシリーズのピーター・ブロックが関わっている

※追記 ダン役のケヴィン・ゼガーズはあの「トランス・アメリカ」の主人公の息子役の男性でした。何処かで観たなと思いました。


メディア 映画
上映時間 93分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2010/08/07
ジャンル ホラー/サスペンス
映倫 G



オフィシャル・サイト
http://www.frozen-film.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://frozen-movie.jp/






Comments (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンドラム(2009)★PANDORUM

2010-10-26 | 映画:シネコン

 生存とは、罪なのか?

Tジョイ京都にてレイトショー鑑賞。シアター5はプレミアムらしく、ゆったりしたシアターでした。この日は私を含めて4人だけ。
随分前から気になっていた作品です。
バイオハザードのポール・W・S・アンダーソンが製作に関わった作品です。SFホラー作品とはまったく知らず、得体の知れない生き物が登場したので驚きましたよ。どうもそれらの生き物は、人間が何かの原因で突然変異したようで、俗に言うミュータントのようです。

冒頭は、2174年。地球は極度の人口過密状態に陥り、枯渇する資源を巡って戦争勃発。未曾有の危機に瀕する人類は宇宙船イリジウム(ELYSIUM)に希望を託すという説明から始まる。りっぱな軍服を着たお偉いさんが宇宙船のブリッジに立ってる。
そしてこう言う
君らだけが最後の希望である。神のご加護を!と、、、、、。場面は一転して船内のようだ。
バウアー伍長 ベン・フォスター
突然船内で目が覚めたのはバウアー伍長。彼は身体中にチューブをいっぱい装着しています。冷凍された状態で長い間眠っていたようです、むちゃくちゃ狭いカプセルの中でもがきながら、何とか脱出しました。
暗くて不気味な船内には人の気配がまったくないようです。
記憶がなくなっている彼はうろうろ探し回る。すると彼と同様にまさに今覚醒した男を見つける。彼はペイトン中尉だ。

ペイトン中尉にはデニス・クエイド
記憶が少しづつ蘇って来たようで、やがて2人は上司と部下の関係だということが分かる。
しかし何故この宇宙船に取り残されているのか?一体どんな任務を課せられたのかもまったく覚えていない。
とりあえず2人は事態を収拾するために、動き出す。扉は締められたままで開かないため、通路はシャットアウト。
2人は二手に分かれることに、、、、。
若いバウアーこで通気口に入り船内の様子を見に行くことにする。

いよいよ船内の冒険が始まる。でも本人はそんな事態になるとは思っていなかっただろうね。



上司であるペイトン中尉は同じ場所にとどまり、コンピュータ画面を見ながらバウアーに無線で指示する。バウアーの行く手には想像も出来ない状況が待ち受けていました。クル―たちの無惨な死体に遭遇したり、強面の女にいきなり襲われたり、はたまたアジア人の男に付きまとわれる。


一体こいつらは何者?

ところが彼ら以上に凄い奴らがいたのだ。得体の知れない化け物がうようよ徘徊。人間を見たら隙をあたえず喰い殺すんですよね。とにかくおぞましい奴らです。どうやらこいつらによって宇宙船のクル―や乗り込んだ人たちはすべて殺されたのかもしれません。
生き残った女とアジア人とともに宇宙船を動かすために、その場所へ、、、、。

ところがこの下にはあの化け物が隙間なくいっぱいです。その上この通路はもろくて危ないのです。
何とバウアー、腐っていたため、真逆さまに転落します。
このシーンは息を呑んで食い入るように見てしまいました。わあ~どうなるの!
何とか到着しました。ホッとしました。

その頃ペイトン中尉は、、、、。

クル―だったガロを助けたが、、、、。こいつも何か変です。
 ガロ キャム・ギガンデッド
何かに取りつかれているのか?
ヤバいです(汗)


ペイトンは彼をカプセルに押入れますが、、、、。しかしガロはペイトンにのりうつる。

ダ―クなシュチュエ―ションでスピード感はそんなにありませんが、、、、。でもしっかりホラーですね。

いよいよ脱出。


不時着したのは海の中、、、、、。さてさて結末はいかに?
意外なラストにわあ~こうなるんだ!

あらすじ(allcinemaより拝借)

西暦2174年。地球は枯渇する資源の争奪で滅亡寸前に陥っていた。そこで人類は、巨大な宇宙船で地球と似た環境の惑星タニスへ移住する計画を進める──。やがて、船内で冷凍睡眠から目覚めた2人の宇宙飛行士。ところが、彼らは記憶を失っており、ミッションの内容はおろか何も思い出せない事態に。しかも、他に乗組員の姿は見当たらず、彼らは手がかりを求めて広い船内を捜索し始めるのだったが…。


そういえばこのナディアとう女性、タンパク質が足りないならこれと虫を差し出していましたね。
ベン・フォスター、軟な感じではありますが話が進むにつれてたくましくなっていきます。


デニス・クエイド、最近かなりマイナーな作品に登場しています。

解説(allcinemaより拝借)

「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン製作で贈るSFスリラー。地球を離れ、新たな惑星へと旅立った巨大宇宙船の乗組員たちを待ち受ける戦慄の運命とは。主演は「オールド・ルーキー」のデニス・クエイド、共演に「3時10分、決断のとき」のベン・フォスター。

  映画
上映時間 107分
製作国 アメリカ/ドイツ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/10/01
ジャンル SF/ホラー/アクション
映倫 PG12





オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/pandorum/


グロさもあり、暗さもあって、、、、。ちょっと一般受けしないかも。私は結構好きな作品でした。


Comments (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミレニアム2 火と戯れる女(2009)

2010-10-25 | 映画:シネコン

 
原題:FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN(スゥエ―デン語)

Tジョイ京都にて鑑賞。「ミレニアム、ドラゴンタトゥーの女」の続編です。そういえば最初の作品は、今年の2月に公開されていたんですね。
むちゃ早いです。そして3が1週間後に公開されます。年内に3本って、本当に凄い。

一言感想を述べると、これ好きです!前作より気に入りました。

ノオミ・ラパス演じるリスベット、相変わらずインパクトあります。女性っていうより華奢な少年って感じ。何度かあの背中のドラゴンタトゥーが映し出されました。


同○愛者のミミ(ミリアム・ウー)との官能的なシーン。バックから映し出されるタトゥー。

今回はミカエルとはほとんど絡みなし、最後のシーンで劇的な出会い?があるのみ。離れていても2人の心が通じ合っているという強い絆みたいなものを感じます。ベタな話ですが、これ意外に良いですね。

前回はミカエルが容疑者に仕立てあげられましたが、今回は逆にリスベットが容疑者として指名手配されます。犯人でないという証拠を見つけるべく、リスベットは犯人探しに奮闘します。


さてこのおっさん、覚えておられますか?
ニルス・ビュルマン、弁護士。パルムグレンが脳卒中で倒れ、リスベットの後任の後見人になったやつです。
前作で、リスベットを精神異常者だと決めつけ、自分の意のままになると思い、レ○プする。あのシーンはかなり凄かったですよね。結局リスベットが体に「私はサディスの豚、恥知らず、レ○プ犯です」という入れ墨を入れ、報復しました。それ以降ビュルマン、逆らえなくなっていましたが、、、、。
今回はリスベットに復讐を誓い、リスベットの過去を調べ上げ、拉致誘拐を計画していたのですが。。。。その前にお陀仏となります。

ビュルマンが復讐?することを知ったリスベットはそのことを嗅ぎつけたようで、ビュルマンの自宅に忍び込んだ。その際に彼女はビュルマンの拳銃で脅しをかけた。
その後、ビュルマンは殺害されるのだが、、、、。
その拳銃が他の殺人事件で使用された。拳銃からリスベットの指紋が検出されたのである。

ミカエルは、ヤン・ブブランスキー(ストックフォルム警察)にリスベットの無実を訴えるが、、、、。

あらすじ(allcinemaより拝借)

鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。そんな時、少女売○組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配に。過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ迫っていくが…。


変装して買○客から真犯人を解明しようとするリスベット。ペール=オーケ・サンドストレムに追求するため、彼の自宅へ。彼こそ買○斡旋マフィアの手先でしかも買○客でもあった。
また客には現職の公安警察官グンナル・ビョルクも。。。。。またかってビョルグとビュルマンが同じ公安警察で同僚だったことも判明。
そしてビョルグはこの事件のザラの正体をも知っていたのだ!!

勇ましいリスベット


ホルゲル・パルムグレンと再会。
彼はリスベットの元後見人である。問題児や社会に適応できない者の世話を引き受けている。精神障害があると断定されかけていたリスベットを救い、友情に近い関係性を築いた。アルマンスキーに紹介し、リスベットがミルトン社で働くきっかけを作った。脳出血で倒れ、重体に。現在は施設でリハビリを受けていた。

色々な人物が登場するので、少々混乱するが、その辺はオフィシャルサイトの人物相関図を見る方が内容を把握出来るかもしれない。

ミカエルの愛人で雑誌「ミレニアム」の編集長であるエリカ・ペルジェ。前作に引き続き登場。

ロナルド・ニーダーマン(金髪の巨人)
さて最後でこの金髪の大男の正体が判明するが、、、、、。

この大男はプロのボクサーも顔負けの強靭である。今回実名で登場したパオロ・ロベルトは元プロボクサーもびっくり!そんなパオロについてこんな記事がありましたので紹介します→こちらを覗いて下さいね。

解説(allcinemaより拝借)

全世界でセンセーションを巻き起こしたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を映画化した北欧発のミステリー巨編、その第2弾。ある事件に巻き込まれ、殺人者の濡れ衣を着せられ逃亡を余儀なくされたヒロイン、リスベットの孤独な戦いと、混乱する警察捜査を尻目に、ミカエルはじめ彼女の無実を信じて独自に行動を開始した男たちの奮闘、次第に明らかとなっていくリスベットの衝撃の過去がノンストップで展開していく。主演は前作に引き続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィスト。監督は新たに「刑事マルティン・ベック」シリーズのダニエル・アルフレッドソン




メディア 映画
上映時間 130分
製作国 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/09/11
ジャンル ミステリー/サスペンス
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://millennium.gaga.ne.jp/


※犯人はリスベットと関係があります。さて犯人は誰でしょう。

何とこの作品もハリウッドでのリメイク版が製作されるとのこと。主演のミカエル役にはあのダニエル・クレイグが決定。アメリカでの公開は来年の12月21日だそうです。監督はデビッド・フィンチャ―がメガホンをとるらしい。それにしてもハリウッドはヒットすると、すぐにリメイクするんですね。リスベット役はエルム街の悪夢でヒロインを演じたル―ニ―・マーラ。ちょっとイメージ違うような気がしますがね。


Comments (5)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・ロード(2009)

2010-10-23 | 映画:ミニシアター
 原題:THE ROAD


父には息子が、息子には父が全てだった。そ
れぞれが、相手の全世界となって──。

京都シネマにて鑑賞。ブロガーさんたちの評判が今一つなので、どんな作品なのか気になっていた。

とにかくひたすら暗いっていうのがまず観た感想ですね。感動とかそういうものはありません。どこまで行っても希望も見えそうにないし、、、。ラストは一体どういう感じで終わるのかが見えないしどういう風に終わらせるのかは少し興味ありましたよ。
ちょっと疑問もある。どのくらいの期間、食べていないのかしら?でもこの雰囲気でいくと、かなり時間は経っている?餓死してもおかしくないのに、意外に元気そうだよね。まあ父親役のヴィゴは確かに痩せこけて痛々しい感じだけれど。
あ!でもこうなるまでにはまだ食料なんかもあったから何とか生き延びれたのかも。。。。。

何故にこんな状態になったのか?がまったく分からず、詳しい経緯も説明されてなくて、、、、。とにかくアメリカ全体(全世界?)が崩壊されたようです。そして終末を迎えたのでしょうね。食べ物はすべて無くなり、自然も壊滅状態。だから生き延びる手立てはまったく皆無なんでしょうね。
そして幸せだった頃の妻との思い出が蘇って来る。妻であるシャリーズ・セロンが時々登場する。


STORY(キネマ旬報より拝借)

世界の終焉を迎えた未来。荒廃した大地を、ショッピングカートを引いた父親(ヴィゴ・モーテンセン)と少年(コディ・スミット=マクフィー)が南に向かって歩いている。親子の全財産は、防水シート、ポリ袋、毛布、双眼鏡と拳銃だけだった。わずかな生存者は皆、燃料と食物を探してさまよっていた。そんな中、道端の車中で寝ていた親子は、トラックに乗った武装グループに襲われる。少年を捕まえた若い男に向かって父親は銃弾を放ち、難を逃れる。彼らは人食い集団だった。父親は少年に、自分たちは“善き者”であり続けることを説く。父親は眠る度、少年の母親(シャーリーズ・セロン)の夢を見る。世界の終焉を迎えたあと、彼女は重い心の病を患った。そして少年を産むと闇の彼方へ消え、自ら命を絶った。父親は彼女と決別するため、写真と結婚指輪を捨てる。親子はある日、地下シェルターを見つける。中にはたくさんの食料があった。2人は身なりを整え、空腹を満たす。しかし、シェルターの外をうろつく人間の気配を感じた父親は、積めるだけの食料を持つと、嫌がる少年を連れ再び旅立つ。2人は、杖をついて歩く老人(ロバート・デュヴァル)と出会う。少年は、イーライと名乗るその老人に食料を分けてあげようと言う。父親は渋々、少年に従う。目の悪い老人は少年を見て、天使が現われたのかと思う。少年は、なぜ父親が老人に冷たい態度を取るのか、理解できなかった。親子は浜辺に辿り着く。その夜、少年は高熱と嘔吐に襲われる。少年は父親に、自分が死んだらどうするかと尋ねる。父親は、一緒にいられるように自分も死ぬだろうと答える。

それからです。もう世界が崩壊して10年が経過していたということ。そうそうこの男の子が生まれたという過去の部分でいくと確かに10年以上の時が経っていたんですね。どうもその辺がほとんど説明されていないもんで、、、、、。

goo映画のあらすじ、解説によると、崩壊した経緯や理由はさて置いて、この作品の重要なところは、その後の世界で生き残った人々がどう生きていくかということ。そのため本作の親子の旅は、一種の「神話」的なモノを生み出しているとか。

生き残った人間たちは、まるで野生状態。まさにサバイバル状態の中で人間性を回復できるのか?というところがこの作品が伝えようとしているところだと述べている。そう言われてみればそうかもしれないが。でもその辺のメッセージはちょいと弱いような気もするんですがね。



2人の演技はさすがだとは思いました。
この子が「ぼくのエリ、200歳の少女」のリメイク版でオスカー役(リメイク版はオ―ウェンという名前)で登場するコディ・スミット=マクフィー
君。

ヴィゴ・モ―テンセンの迫真的な演技は役者魂そのものです。




さてネタばれになりますが、注目のラストについて。

結局父親は吐血が原因で死に至ります。(結核かしら?)息子が寝ている間に息を引き取ります。亡くなった後、息子はどうなるんや!?
何と息子の前にある人物が登場。その男があのガイ・ピアーズでしたよ。

いやあガイ・ピアーズが出るというので、一体どこで?と期待していたら、ほんの僅かに出演でした。ラストはある意味ハッピーエンド?ですかね。ここで更に追い撃ちをかけるラストはやはり具合悪いですものね。
2人を追いかけてやって来たというこの男と家族。ちょっと都合の良い話にも取れますが。。。。。。
観客側としては幼い男の子をこれ以上苦しめるような状況にするのはどうもね。ということでそういう意味では救われましたが。


解説(キネマ旬報より拝借)


「ノーカントリー」の原作小説『血と暴力の国』の著者コーマック・マッカーシーが、ピューリッツァー賞を受賞した同名小説を映画化。終焉を迎えた世界を旅する親子を通じ、人類の尊厳を描くSFドラマ。監督は「プロポジション 血の誓約」のジョン・ヒルコート。出演は「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。

※私的にはノーカントリーの方が好きです。

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2010/06/26
ジャンル SF/ドラマ/サスペンス
映倫 G



オフィシャル・サイト
http://www.theroad-movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.theroad-movie.jp/



Comments (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクスペンダブルズ(2010)

2010-10-20 | 映画:シネコン

 
東宝シネマズ二条にて鑑賞。こんなに豪華キャストなのに、、、あまりにもお話が単純な感じで、、、。最後の最後まで期待したのですが、ありきたりの結末で終了しました。
とにかくドンパチに殴る、蹴ると凄まじいのですが、特にわあ~!と驚くほどのものもなく、、、、、。ジェイソン・ステイサムにしろ、ジェット・リ―の良さが半減したように思え、本当に残念です。
ツール ミッキー・ローク
彼は低迷期にスタロ―ンが主演作で悪役ですが、起用してくれたということで、恩返しで出演したそうです。どちらかといえば友情出演って感じでしょうか。

エクスペンダブルズとは、日本語で消耗品という意味らしい。そんな消耗品のようなメンバーで構成されている集団らしいですが。
そんなことはありません。ここまで選りすぐりのメンバーなんてないけれどね。
まずここまでのメンバーがこぞって悪に立ち向かうという想定もどうかしら?もう考えてみたって相手がこれに打ち勝てるようなら話ならちょっと面白いですが。分かり切っているような話の流れはどうもね。

エクスペンダブルズ主要メンバー
  
リ―・クリスマス ジェイソン・ステイサム            イン・ヤン  ジェット・リ―
そういえばジェイソンとジェットは以前は敵同士で共演していましたね。

敵対するジェームズ・モンロー役にはあのジュリア・ロバーツの実兄である
エリック・ロバーツ

ジュリアとはひとまわりほど年が離れています。彼の出演している作品は日本公開されているものが少ないので、こちらでは馴染みが少ないようですね。ちなみに娘エマも女優として活躍中。


さてお話ですが。(今回はallcinemaより拝借)

軍用銃のエキスパートであるバーニー・ロス率いる少数精鋭の凄腕傭兵軍団“エクスペンダブルズ”。ソマリアでの人質救出作戦を鮮やかに成功させた彼らに対し、さっそく新たな依頼が舞い込む。それは、南米の島国ヴィレーナを牛耳る独裁者ガルザ将軍の抹殺というかつてない困難な大仕事だった。すぐさま現地へ視察に向かったバーニーは、ガルザの実の娘でありながら民衆の苦境を見かねて反政府活動に乗り出したサンドラと出会う。その後アメリカに戻ったバーニーは、次第に見えてきたCIAの薄汚い思惑に嫌気がさして仕事から降りてしまう。その一方で、気丈に戦い続けるサンドラのことが放っておけず、単身でヴィレーナへ乗り込もうとするバーニーだったが…。


サンドラはガルザ将軍の娘。この女優さんは初めて観た。

エクスペンダブルズのメンバー
ガンナー・ヤンセン ドルフ・ラグンレン

   
ヘイル・シーザー テリー・クルーズ                ト―ル・ロード  ランディ・ク―トゥア

そしてこの人、モンローの右腕ともいえる腹心の部下、ダン・ペイン。

 スティーブ・オ―スチン

この人は凄腕だったかな。

 ガルザ将軍  ディヴィッド・ザヤス


そしてこの人を忘れちゃいけない!傭兵部隊「エクスペンダブルズ」のリーダー、バ―ニ―・ロス役にはシルヴェスター・スタロ―ン



そしてこの人も登場!CIA所属の本名不詳の男、チャ―チには、ブルース・ウィリス

解説(allcinemaより拝借)

監督・主演を務めるシルヴェスター・スタローンが、ハリウッドのアクション映画を彩ってきたビッグ・スターたちを一堂に結集して撮り上げた痛快アクション大作。自ら消耗品“エクスペンダブルズ”と名乗る命知らずの最強傭兵軍団が陰謀渦巻く軍事独裁政権の転覆に乗り出し、壮絶な死闘を繰り広げるさまを怒濤の超絶アクション満載で描き出す。ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスの豪華出演に加え、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが久々にスクリーン復帰を果たしたことでも話題に。








メディア 映画
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2010/10/16
ジャンル アクション/サスペンス
映倫 R15+



http://expendablesthemovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.expendables.jp/




Comments (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェアウェルさらば、哀しみのスパイ(2009)

2010-10-19 | 映画:ミニシアター

 原題:L'AFFAIRE FAREWELL

人は
希望で動く。
歴史は
信念で動く。

1981年──ソ連崩壊のきっかけとなった、ひとりの父親の真実の物語。

京都シネマにて鑑賞。ソ連の崩壊のきっかけとなったのが、このフェアウェル事件だったとは、、、、まったく知りませんでした(汗)
もちろんフェアウェル事件のことも、今の今まで全然知りません。まあそんな無知なもんですから、こういう重たい政治がらみの作品は
なかなか馴染めないところもあるのですが。

主役の2人には、映画監督として有名なエミール・クストリッツアとあのギョーム・カネ。それぞれ立場は違いますが、スパイ活動に手を染めていくというお話。
エミール・クストリッツア演じるKGB幹部セルゲイ・グリゴリエフ大佐は国家中枢のエリートであるにも関わらず、国への行く末に不安を感じ、打開策として、何と西側諸国に機密情報を流すということをやってしまうわけだ。一歩間違えばえらいことになるのに、(案の定、後半えらい目に)最悪の場合亡命さえも考えていなかったというのはなんとも驚きである。腹を括っていたのかしら?
そしてその大佐がフランスの国家保安局を通じて接触した民間人の技師ピエールである。彼はちょっとビビっていましたね。まあ普通はそんなものでしょうね。

そういえば、ギョームの元妻、ダイアン・クルーガ―がちょっと出演していましたね。あれって友情出演なのかしら?

エミール・クストリッツアですが、監督が本業ではありますが、今までも多くの作品に俳優として出演しています。そんな彼ですが、今回は初主演だそうです。一見強面のクストリッツアなので、悪者なんかの方が似合うような気もしていましたが、話が進むにつれてそんなイメージは吹き飛んでしまい、どんなリスクがあろうとも信念を貫くグリゴリエフ大佐の純粋な姿とクストリッツア本人が重なるように見えてきました。
個性的な風貌ですね。でもとても魅力的な人柄♪


ピエールの妻、ジェシカにはあのアレクサンドラ・マリア・ララ
グリゴリエフ大佐から預かった書類には、潜水艦の航路図といった重要な書類が入っていた。ジェシカはピエールに処分するべきだと話す。彼は妻の言い分を聞き、処分すると伝えるが。。。。。。。
彼の中ではもちろん妻や子供ためにスパイ的なことをする事には抵抗あるし。今までの平穏な暮らしを壊したくないと思っていたが、、、、、。
グリゴリエフ大佐と関わって行くうちに彼の人間性に惹かれていくピエール。家庭のこともあるが、一方で大佐の存在にも。心は微妙に揺れ始める。

金銭への見返りもなく、ただこの国を何とかしたいと純粋に思う大佐の志に心動かされるピエールだった。
危険だと知りつつもドンドン深みにはまっていくのである。


STORY(キネマ旬報より拝借)

1981年、モスクワ。KGBの幹部、セルゲイ・グリゴリエフ大佐(エミール・クストリッツァ)は、美しい妻(インゲボルガ・ダプコウナイテ)と反抗期を迎えた優秀な息子と共に暮らしている。国家のエリートとして充分に満足できる生活のはずであったが、それゆえ愛してやまない国の行く末に、グリゴリエフは不安を感じていた。そんなある日、彼はフランスの家電メーカー技師、ピエール・フロマン(ギョーム・カネ)との接触に成功する。フランス国家保安局DSTから、彼の上司を経由しての接触であった。グリゴリエフは、ピエールに対し奇妙な親近感を覚え、スペースシャトルの設計図やフランス原子力潜水艦の航路図など重要な情報を手渡した。ピエールは、危険な行為に金銭的な見返りをいっさい求めないグリゴリエフの清冽さと強靭な精神に惹かれていくが、グリゴリエフが流す情報は仔細かつ想像を絶するような重大な機密事項ばかりだった。エアフォースワンの設計図、アメリカの防空体制、果てはホワイトハウスの暗証番号からデリバリーの時間まで……。しかし、そんな情報を盗むことで技術を促進させるしかない国の惨状がグリゴリエフには辛かった。次世代を生きる息子にとっても、決して喜ぶべき国の姿ではないと感じていた。だがまもなく、決定的な情報がグリゴリエフの手元に届く。国外で活動しているトップクラスの情報部隊“X部隊”の書類。その情報を西側に渡せば体制が崩壊し、世界が変わることは明らかだ。そしてそれはピエールに渡され、グリゴリエフに忍びよる影は日増しに大きくなっていくのだった……。

妻は何とグリゴリエフの同僚と出来ていたのだ。

ついに自分の職場のKGBに捕まってしまう。拷問を受けるが、白状することはしなかった。このKGBのおっさんと妻は出来ておりました。
ピエールは国外に逃亡する。

何とかKGBから逃れることに。


レーガン米大統領やミッテラン仏大統領、そしてゴルバチョフ書記長など、当時の各国首脳を登場して、リアリティさを表現。

「祖国、そして次の時代を生きる息子のために世界を変えるのだ」と熱く語るグリゴリエフに深く感動するピエール。最後までその姿勢を貫きとおしたのが印象的である。


解説(allcinemaより拝借)
ソビエト連邦を崩壊させたきっかけの一つともいわれる実在のスパイ事件“フェアウェル事件”を映画化したヒューマン・サスペンス。愛する息子と祖国の未来のため、危険なスパイ行為に及んだ男の実像と、民間人でありながら仲介役としてスパイ活動の一翼を担ったフランス人技師の葛藤を、それぞれの家族との関係を軸に描き出していく。主演は「パパは、出張中!」「アンダーグラウンド」などで知られる世界的映画監督のエミール・クストリッツァ。共演に「ヴィドック」のギョーム・カネ。監督は「戦場のアリア」のクリスチャン・カリオン。

<フェアウェル事件>とは?

81年春~82年秋、ブレジネフ政権下のソ連で起こったKGB大佐ウラジミール・ベトロフによる、KGBの諜報活動に関する極秘情報の敵側諸国(フランス)への漏洩事件。彼が提供した資料は、アメリカの詳細な国防情報や西側諸国に潜むソ連側スパイのリストを含む約4000通の文書といわれている。“フェアウェル”とは、ベトロフが名乗ったコードネームで、「いざ、さらば」の意味。

 

メディア 映画
上映時間 113分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2010/07/31
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 G



中央はクリスチャン・カリオン監督。


オフィシャル・サイト
http://www.farewell-movie.jp/


Comments (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぼくのエリ、200歳の少女(2008)

2010-10-17 | 映画:ミニシアター

原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN(スウェ―デン語)、LET THE RIGHT ONE IN(英語)


怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋

すでにアメリカでリメイク版が完成して上映中。2010年10月1日にLet Me IN というタイトルで公開されました。日本で公開されるなら、邦題はどんなタイトルかも気になります。内容は、ほぼオリジナル版と同じようですが、、、、。雰囲気的には、私はオリジナル版の方が良いかなと思います。ちなみに監督はクローバーフィールド/HAKAISHAのマット・リーヴスです。

ヴァンパイア映画ですが、アメリカ映画のようなヴァンパイアを主体としたものではありません。どちらかといえば、ヴァンパイアとして生きているエリと、オスカー少年の淡くて切ない恋を描いています。恋ではあるのですが、、淋しい2人が心通じ合い真の友情を築いていくという風な感じでしょうか。

エリを演じたリ―ナ・レアンデションさん、不健康そうな顔色がまさにヴァンパイアのような顔つきです。

本作でデビューした新人さんですが、なかなか板についていますね。

オスカー役のカ―デ・へ―デブランド君、現在15歳。
この撮影の時は11歳だったそうです。エリ役のリ―ナさんは少しお姉さん。そしてカ―デ君も本作でデビュー。

STORY(キネマ旬報より拝借)

ストックホルム郊外で母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、毎日学校で同級生からの苛めに遭っていた。大人たちはその事実に気付かず、助けてくれる友達もない。いつも隠し持っているナイフで自宅の木を切りつけることで、辛い思いを1人紛らわせていた。そんなオスカーの前にある日、黒髪の少女が現れる。息も凍りつくような寒さの中、薄手のシャツ一枚で現れた少女は、オスカーの寂しい胸の内を見透かしたような言葉を残す。その頃、町では凄惨な殺人事件が起きていた。何者かが喉を切り裂き、血を抜き取られて逆さ吊りにされた若者の死体が森で発見されたのだ。再びオスカーの前に現れる少女。その表情はどことなく悲しげで、鼻を突く異臭を漂わせていた。エリ(リーナ・レアンデション)と名乗ったその少女は自分の誕生日を知らず、年齢も“だいたい12歳”とはっきりしない答え。不思議で秘密めいたエリだったが、オスカーは彼女と接しているうちに、胸の高鳴りを覚えていく。やがて、2人の間で夜毎、モールス信号による寝室の壁越しの会話が始まる。エリとの出会いを通じて、強くなりたいと願うようになったオスカーは苛めっ子に逆襲、大怪我を負わせる。興奮したオスカーはそれをエリに伝え、“血の契りを結ぼう”と親指をナイフで切る。床に滴り落ちる真っ赤な血。それを目にしたエリは、獣のように四つん這いになって床に落ちた血を啜る……。エリは200年もの間、各地を転々として生き血を啜ってきたヴァンパイアだったのだ。正体を知られ、町にいられなくなるエリ。別れの言葉もなく彼女が去ったことで、オスカーは再び以前のような孤独な日々を送ることになる。このまま町にとどまって死んだような日々を過ごすか、生きるためにエリを受け入れるのか……。やがて、失意のオスカーを人生最大の危機が襲う……。


スウェーデンの冬、この時期は日が照ることが少ない。そのせいか映像も非常にダークです。まるでオスカーの心を映しているような感じです。そんな孤独なオスカーの前に現れたエリもまさにダークな雰囲気。不気味な雰囲気を醸し出しているエリですが、オスカーは怖がるそぶりはありません。むしろ彼女に親近感をおぼえたようです。

それにしてもいじめ、暗くて陰湿ですね。映像と同じくらいに、、、、。
オスカーいじめのリーダーです。

吸血鬼として生きなければならないエリには血が必要なわけです。父親が彼女に変わって人に手をかける、何と睡眠薬を打って眠らせ逆さまに吊る。そして首を切って血を取りだす。そんな場面はそこまで細かく撮影されてはいませんが、、、、。でもこれってかなりえぐいです。

エリの父親、父ではないそうです。殺人未遂で捕まります。その後自らの命を絶ちます。

エリが人間を襲うシーンも一瞬ですが、上から襲うといのは何ともいえず。
襲われて死にいたらなかったあの女性、最期は病室で火だるまとなり、壮絶な死を遂げます。
そんなに怖さやエグさは感じませんでしたが、でも全体通して、一種独特なシュエ―ションに凄く惹かれました。
北欧のヴァンパイア映画に斬新さを観ましたです。


オスカーの就眠中に現れ、一緒にベッドイン、、、、。ドキドキ何か起こりそうな。



解説(allcinemaより拝借)

ヴァンパイアの恐怖や哀しみと同時に、孤独な少年の切なくも美しい初恋を繊細に描ききり世界中で絶賛の嵐が巻き起こったスウェーデン発の感動ヴァンパイア・ムービー。いじめられっ子の少年が、ひょんなことから恋に落ちてしまったヴァンパイアの少女と辿る哀しい運命の行方を、鮮烈な残酷描写を織り交ぜつつ静謐かつ詩的なタッチで綴ってゆく。ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー『モールス』を原作者自らの脚色で映画化。主演はカーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション。監督は、本国スウェーデンでテレビを中心に活躍してきたトーマス・アルフレッドソン。







 

メディア 映画
上映時間 115分
製作国 スウェーデン
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2010/07/10
ジャンル ホラー/ロマンス/サスペンス
映倫 PG12


オフィシャル・サイト
http://www.lettherightoneinmovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.bokueli.com/







※日本での公開はいつ頃でしょうか?
   LET ME IN   


Comments (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇の列車、光の旅(2009)

2010-10-16 | 映画:ミニシアター

 この出会いが私を強くした、、、、。
原題:SIN NOMBRE



久々に京都シネマへ。今日は2本連続鑑賞しました。その1本目がこの作品です。製作総指揮には「ルド&クルシ」でお馴染のディエゴ・ルナとガエル・ガルシア・ベルナルの2人が関わっています。
2009年のサンダンス映画祭で監督賞並びに撮影監督賞を受賞、また2010年インデペンデント・スピリッツ賞で作品賞、撮影賞、監督賞にノミネートされたという本作。凄いですね。日系アメリカ人、ケイリー・ジョージ・フクナガ監督の長編作品のデビュー作品がいきなり、これだけの映画祭でノミネートや受賞という快挙には驚いてしまいます。

かなりリアルです。今もこんな状況なんでしょね。中南米の人たちは母国で生活していくにはかなり厳しいようで、皆少しでも良い生活がしたいという希望を、アメリカに求め、危険を承知で行く。下手したら強制送還、ともすれば殺されるという大きなリスクもあるわけで、、、、。
普通ならこれだけのリスクを考えると、引いてしまうような話ですが、それ以上に貧困の辛さは凄く苛酷なのかもしれません。

そこへ来て、列車の上に乗って移動なんて、考えただけでも怖い。振り落とされるかもしれないし、こんな居心地の悪い状態で延々と乗って移動出来るものなのか?途中雨に降られたりしていましたしね。どんなアクシデントが待ち受けているかも、、、、、。到底私なら、へこんでしまいますわ。それでも母国で貧困と向き合うよりマシなのかしら。

ストーリー(キネマ旬報より拝借)

ホンジュラスで暮らす少女サイラ(パウリーナ・ガイタン)は、未来のないこの地を捨て、父と叔父と共にアメリカにいる家族と一緒に暮らすことを決める。だがそれは、グアテマラとメキシコを経由する長く危険な旅だった。なんとかメキシコ・チアパス州まで辿り着いたサイラたちは、アメリカ行きの列車の屋根に乗り込む。そこには、同じようにアメリカを目指す移民たちがひしめきあっていた。ほっとしたのも束の間、リルマゴ(テノック・ウエルタ・メヒア)、カスペル(エドガー・フロレス)、スマイリー(クリスティアン・フェレール)のギャング一団が屋根に上がってきて、移民たちのなけなしの金品を強奪。さらにリルマゴは泣き叫ぶサイラに銃をつきつけて暴行しようとするが、以前同じような経緯で恋人を亡くしたカスペルは、手にした鉈をリルマゴに向けて振り下ろし、リルマゴは列車から転落する。組織を裏切ったカスペルには、列車にとどまって旅を続けるしか選択の余地はなかった。そんな彼にサイラは命を救われた恩を感じ、淡い恋心を抱くようになる。ある朝、カスペルがこっそり列車を降りたとき、サイラは父に黙って彼の後を追った。サイラを連れてかつての仕事仲間の家に向かったカスペルは、車両運搬の積荷に紛れて国境の町へ向かう手はずを整えてもらう。だが目的地への途中、列車で一緒だった男から、サイラの父が国境巡視隊に見つかり列車から転落死したことを知らされる。やがて二人が、川を越えてアメリカへ渡る日がやって来た。「何が何でもお父さんの家族を見つけろ」というカスペルの励ましを受け、川に足を踏み入れるサイラ。カスペルが川岸で見守る中、渡し人の先導で泳ぎだしたサイラは、無事対岸へ辿り着いたかに見えたのだが……。


リルマゴに恋人を殺されてしまうカスペル、、、、。その悔しい思いが列車での惨劇となる。

何といっても印象的なのはリルマゴの顔のタトゥーだ。身体に彫るのも痛そうなのに、顔である。何でも実際にこのタトゥを入れたギャング集団は存在するらしい。そのギャング集団の名前は、マラ・サルバトルチャ。かなり大規模なギャング集団だということだ。


次第にカスペルに惹かれていくサイラ。その思いはだんだん強くなり、父や叔父を置いてカスペルと行動を共にすることになる。

恋心は何よりもサイラをたくましくさせた。どんな状況でも負けないで切りぬけていける。それくらい凄いのだ!
いやあ良いですね。サイラが眩しい


父を亡くしたサイラ。突然の死に彼女は号泣。そんな彼女の心を癒すカスペル。

このまま2人でアメリカへと思ったら、、、、、。悲しい結末に。


スマイリー少年、何だかこんな幼い子が銃を簡単に弾くなんて、、、、。ギャングか何か知りませんが、もうもう衝撃な話です。

こんな状況に誰がした!銃社会の空恐ろしい現状に絶句です。純粋な心は一体何処へ行ってしまったのか?


解説(allcinemaより拝借)


 少しでも良い生活を求めてアメリカを目指す中南米の不法移民を巡る過酷な現実を背景に、移民を乗せた列車で運命的に出会った一組の若い男女が、苦難の旅路の中で心を通わせていく切なくも美しい姿をリアルな眼差しで描き出していく衝撃の社会派ヒューマン・ドラマ。監督はこれが長編デビューとなる日系アメリカ人のケイリー・ジョージ・フクナガ。実際に列車の屋根で移民たちと一緒に危険な旅を経験するなど入念なリサーチを基に本作に挑んだとのこと。





メディア 映画
上映時間 96分
製作国 メキシコ/アメリカ
公開情報 劇場公開(日活)
初公開年月 2010/06/19
ジャンル ドラマ/サスペンス/ロマンス
映倫 PG12



オフィシャル・サイト
http://www.filminfocus.com/focusfeatures/film/sin_nombre (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.yami-hikari.com/











Comments (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする