銅版画制作の日々

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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009)

2010-10-31 | 映画:シネコン

原題:LUFTSLOTTET SOM SPRANGDES


同じくTジョイ京都にて、、、、。2に引き続き、3が1週間後に上映されました。今日が初日(30日)です。お客さんはかなり年齢層が高かったですね。他の映画ほど集客率は高くありませんが、でもファンの方多かったような感じです。
さて2を鑑賞した直後ということもあって3はその流れで観やすいです。
前作の最後でリスベットは銃弾に倒れ重傷を負います。今回はその後のお話です。

サブタイトル通り、リスベットは重傷のため、ほぼベットにて寝ています。あんまり活躍する姿は見れません。ミカエルとの絡みも前作同様ほとんどありません。そのかわりミカエルが同僚や公安警察、そして弁護士の妹などと協力して闇のおじさん組織と闘います。人物相関図を把握出来ないとなかなか一体何で、この組織の連中がリスベットに殺意を持つのか?などが分かりにくいです。

リスベットを見舞うミカエル

狂卓の騎士とは、ミカエルたちのことらしいです。

おおまかなあらすじ(allcinemaより今回も拝借)

宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重傷を負ったリスベット。ミカエルによって発見された彼女は、一命は取り留めたものの、厳重監視の病室で外部との接触さえも困難な状態に置かれてしまう。そんな中、亡命スパイのザラを利用して数々の犯罪に手を染めてきた秘密組織が、国家的スキャンダルを闇に葬り去ろうとリスベットはじめ関係者の口封じに動く。そして彼女の運命を狂わせた精神科医ペーテル・テレボリアンと共謀し、リスベットを精神病院送りにするべく狡猾に立ち回っていく。対してミカエルは、妹でもある敏腕弁護士アニカ・ジャンニーニ、リスベットを雇用する警備会社社長ドラガン・アルマンスキーら彼女の数少ない理解者たちを総動員して“狂卓の騎士”を結成し、巨悪に立ち向かっていく。そしてついに、舞台は法廷での全面対決の時を迎えるが…。


秘密組織の詳細→府公安警察にある秘密組織・特別分析班の元班長グルベリが率いる組織、今回リスベット事件を知り、再び班のメンバーを招集することになる。

グルべルは犯罪が漏れないように、病院に入院しているザラを殺害してしまう。また近くの病室に入院していたリスベットもまとめて殺害するはずだったが、大ごととなってしまい、組織の秘密がばれることを恐れグルベリ、自らの命をその場で絶ってしまう。
グルベリの死を機に引退するつもりだったはずのグルベリの元同僚フレドリック・クリントンが彼の後任を引き受けて再び組織に舞い戻ることに・・・・・。

フレドリック・クリントン

アンデルス・ヨナソン(リスベットの主治医)はリスベットの人柄に好感を持ち、協力的に接してくれた。

ペーテル・テレボリアン医師、今度は秘密組織と組んでリスベットを陥れる。かってリスベットを精神病院で手足を縛め、「無能力者」のレッテルを貼ったのがこのテレボリアン医師である。


フレッドリック・クリントン率いる闇の組織のやつらは事件の真相に迫りつつあるミカエルたちにも魔の手を伸ばす。。。。。ミレニアム編集長でミカエルの愛人エリカにメールでの脅迫。ミカエルの自宅にも侵入、犯罪を犯したような証拠を作り、ミカエルを罠にかけようとするのだ。
しかしその状況に屈することなくミカエルは組織と立ち向かおうと。。。。。



ついに法廷で闘う日がやって来た!パンクファッションで法廷に現れる姿は、あらゆる権威・権力に対する抵抗なのか。2では見れなかったリスベットのこの姿におぉ~やった!と拍手

表情もシャープ!やっぱり彼女はこうでなくっちゃ。


ミカエルの妹アニカ・ジャンニーニが彼女の弁護士。
リスベット、収監されるのか?それとも無罪となるのか?

追い詰められ、一時不利な状況に、ハッカーの土壇場での証拠が決め手となり、、、、。幸運の女神がほほ笑む。
彼女の無罪は認められることに。
これでめでたしめでたしと思っていたら、、、、、、。
リスベットが煉瓦工場に足を運んだことで、あの金髪の巨人男のことを思いだした。そうだったのだ!彼女にはまだ残された未解決の事があったのだ。果たしてロナルド・ニーダーマンとの決着はどうなるのか?

2時間28分という長い物語だったが、私にしては珍しく最初から最後まで集中して鑑賞しました。オーソドックスなドラマ仕立てではありますが、、、これが意外に面白いのです。食う入るように観ましたよ。何が魅力なのかしら?
もちろんリスベットのキャラもとても好きです。こびないし、愛想もないけど。ましてや利害に溺れることもない。突っ張っているけど、本質的にはきっと純粋な女性だと感じます。

ところでこれって続編ありそうな感じです。でもミレニアムシリーズは3まで。作者であるスティーグ・ラ―ソンはすでに他界しているのでミレニアムシリーズはこれでお終いなんですが。

解説(allcinemaより拝借)

 全世界でセンセーションを巻き起こしたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を映画化した北欧発のミステリー巨編、その第3弾にして完結編。瀕死の重傷を負い病院で身動きのとれないリスベットに代わり、ミカエルを中心としたリスベット救済チーム“狂卓の騎士”が結成され、恐るべき巨悪の全貌に迫るとともに、ついに最終決戦を迎えた法廷での緊迫の攻防がスリリングに展開していく。主演は引き続きノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィスト。監督も第2部に続きダニエル・アルフレッドソン。


メディア 映画
上映時間 148分
製作国 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/09/18
ジャンル ミステリー/サスペンス
映倫 PG12



オフィシャル・サイト
http://millennium.gaga.ne.jp/






Comments (6)
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