銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

瞳の奥の秘密(2009)

2010-09-28 | 映画:ミニシアター

 EL SECRETO DE SUS OJOS

9月25日から、京都でも公開開始されました。数々の賞に輝いた「瞳の奥の秘密」を先日鑑賞して参りました。
本国アルゼンチンで封切られた本作は歴史的な大ヒットを記録。34週にわたってロングラン上映されたらしいです。もちろん本国のアルゼンチンアカデミー賞でも主要な部門を含む17部門でノミネート、何と13部門で独占受賞という快挙。

もちろん世界参加となる。そしてあのアカデミーで外国映画賞、カンヌ国際映画祭も制するんですね。
あのミヒャエル・ハネケ監督の「白いリボン」も抑えての受賞とは本当に凄いですよね!

さて感想です。前半は正直だるかったです(笑)サスペンスですが、単にサスペンスではありません。登場する人物たちの心の変化やしがらみなどが複雑に映し出されていきます。重い作風という感じですね。

リリアナという女性が夫との朝食での幸せなひとときが映し出された思いきや、突然自宅にて何者かに暴行され、殺されるというショッキングな場面に変わります。
これは主人公ベンハミン・エスポシトが回想しているんでしょうね。25年前の事件への複雑な思いであるという事でしょうね。

そしてベンハミンの現在へと繋がっていきます。彼は定年となり裁判所を退職していました。退職した彼には仕事はもちろん、家族もなく孤独な時間を過ごしていたわけです。そんな彼は残りの人生であの忌まわしい25年前の殺人事件を題材に小説を書こうと決意していたのです。

久しぶりに当時の職場を訪ね、元上司でかっての判事補、イレーネ・メネンデス・ヘイスティングスに出迎えを受ける。


イレーネ ソレダ・ビジャミル
1969年、アルゼンチン・ブェノスアイレス生まれ。2000年にリカルト・ダリンと共演した作品で主演女優賞に輝き、アルゼンチン屈指の演技派女優としての地位を確立している。


主人公ベンハミン リカルド・ダリン
1957年、アルゼンチン・ブェノスアイレス生まれ。アルゼンチンを代表する俳優の一人。10歳の時に俳優である両親と共演した舞台でデビュー。本作で、アルゼンチン・アカデミー賞最優秀男優を受賞。最新作は2010年カンヌ国際映画祭<ある視点>部門に出品された「Caranho」

ベンハミンはイレーネに想いを寄せていた。だが今は彼女は検事に昇格してその上2人の子供の母親だった。

お話は25年前から始まります。

さて忘れられない1974年の凄惨事件。


銀行員の夫リカルド・モラレスと幸せな新婚生活を送っていた23歳の女性教師リリアナ・コロトが自宅で暴行され殺害される。同僚ロマーノに担当を押し付けられて、渋々現場に向かったベンハミンは無惨な遺体を見て衝撃を受ける。彼が事件に取り組もうとした矢先、テラスの修理をしていた2人の職人が逮捕される。ロマーノが手柄を立てるために警察に手をまわした。拷問し嘘の自白をさせたようである。結局ベンハミンの告発で2人は釈放となる。


ロマーノの言いぐさが頭にくる!君は高卒だ、彼女は大学卒。

モラレスを訪ね、リリアナのアルバムを見せてもらう。リリアナのかっての故郷チビルコイに住んでいた時に撮影された写真の男に注目するベンハミン。男の名はイシドロ・ゴメス、リリアナの幼馴染。男は彼女を見つめていた。その瞳は暗い情熱が宿っていた。
モラレスがゴメスの母に居場所を確かめる電話をしたことから、ゴメスは勤務先の現場から、姿を消してしまう。ゴメスの実家の捜査を提案するも、面倒を避けたい判事に一蹴される。諦められないベンハミンは部下で友人のパブロ・サンドバルと不法侵入を決行、ゴメスが母に宛てた手紙を持ちだすも判事にばれてしまう。
越権行為はイレーネの働きで不問にされるが事件は未解決のまま葬られる。


パブロ・サンドバル ギレルモ・フランセーヤ
1955年、アルゼンチン・ブェノスアイレス生まれ。ガエル君の映画、「ルド&クルシ」に出演、あの兄弟をスカウトした役で登場している。本作でアルゼンチン・アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いた。

さて事件から1年が経った頃、ベンハミンは駅で偶然、モラレスと再会。彼は毎日、曜日ごとに駅を変えて、ゴメスが現れるのを見張っていた。


モラレス パブロ・ラゴ
1972年、アルゼンチン・ブェノスアイレス生まれ。1979年子役としてTVシリーズでデビュー、それ以来数多くの作品に出演している。あの「今夜、列車は走る」にも出演。本作ではアルゼンチン・アカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。
ガエル君似?違う

モラレスの深い愛情に揺さぶられたベンハミンは「彼の瞳を見るべきだ。あれこそが真の愛だ」とイレーネに捜査の再開を嘆願する。封印した事件の書類を引っ張り出すことに、、、、。ところが肝心の手紙がない?!どうも相棒パブロの仕業。

手紙にはサッカーチーム“ラシン”の選手の名前が出てくる事に気づく。これこそ重要な事実。。。。。

スタジアムにて張り込み。ゴメスはついに現れる。取り押さえることに成功!
しかしゴメスは否認し続ける。やはり彼ではないのか?
ところがイレーネの尋問の凄さで何と彼は自白することに。これは凄かった。侮辱を駆り立て彼の自白を上手く引き出すとは!!

ところがこの後意外な展開に・・・・・。
ゴメスは終身刑を宣告されて万事上手くいったように見えたが、、、、。モラレスの連絡でびっくり!テレビにゴメスが映っていた。しかも大統領のSPとして付き添っているのだ。ゴメスはゲリラの情報提供を協力することを条件に釈放されていたのだ。
何と酷い話である。正義は死んでしまうのか!


エレベーターでゴメスと遭遇、銃を取りだすゴメス。緊張するシーンでした(汗)

そしてまもなくパブロが、ベンハミン宅で撃ち殺される。ベンハミンの身が危ないことが分かる。結局ベンハミンはイレーネの計らいで地方の地に身を隠すことになる。


駅で別れをする際、ベンハミンはイレーネに告白できたのに、、、、、。
勇気がなかった。さて25年後、彼は失われた歳月を取り戻すことが出来るのか?

長い物語を見せてもらった。前半はこのペースについていけず、少々しんどかったけど、、、、、後半は展開が色々あって、身を乗り出し鑑賞していました。

解説(allcinemaより拝借)

 2009年に本国アルゼンチンで公開されるや歴史的な大ヒットとなり、みごとアカデミー外国語映画賞にも輝いたサスペンス・ドラマ。25年前の未解決殺人事件を題材に小説を書き始めた孤独な主人公が、葬られた事件の真相と改めて対峙していくなかで、次第に封印していたはずの愛も甦らせていくさまを巧みな脚本と演出で描き出していく。主演はリカルド・ダリン、共演にソレダ・ビジャミル。監督は人気TVシリーズの演出などでハリウッドでも活躍するアルゼンチンの俊英フアン・ホセ・カンパネラ

メディア 映画
上映時間 129分
製作国 スペイン/アルゼンチン
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2010/08/14
ジャンル ドラマ/犯罪/サスペンス
映倫 PG12

ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年──
未解決の謎を小説にする男に、封印された愛が甦る。

オフィシャル・サイト
http://www.hitomi-himitsu.jp/
 
 

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テイク・マイ・アイズ(2003)☆★ラテンビート映画祭にて

2010-09-27 | 映画:ミニシアター

    

 原題:あなたに私の両目をあげる

京都駅ビルにて、第7回ラテンビート映画祭が開催されています。この映画祭、現在東京、横浜、京都の3ヶ所で行われてます。京都会場では新作17本、旧作11本の上映が行われるそうで。今回は、旧作・2本を鑑賞して来ました。

その1本目がこの作品、「テイク・マイ・アイズ」です。スペインの作品で、内容はDVもの。主人公ピラ―ルが夫アントニオの暴力に耐えられなくなり、取るものとりあえず逃げ出す。

一人息子は可愛い♪

妻ピラールへの愛情が歪んでいます。独占欲の塊とでもいいましょうか。仕事で携帯の電源を切るだけでアントニオは怒り狂うのです。繋がらない苛立ちから携帯をたたき壊す。という異常な愛です。このシーンは後半に映し出されるものです。ピラールが思い余ったのがこういうことなんですね。

冬の夜、ピラールは家から逃げ出した。わずかな手荷物をまとめて、一人息子のフアンを連れて。結婚して9年、夫のアントニオの暴力に忍従してきたが、それはもはや変わらないと彼女は悟ったわけで、、、、、。
結局重逃げ出すのですが。
身を寄せたのは妹のところです。


妹な姉の憔悴しきった姿に驚きます。何とか姉を救わなければ、、、、。

急いで逃げて来た姉は何とスリッパのまま。姉に頼まれ、自宅へ衣類を取りに行きます。タンスの中には姉の怪我の診断書が!夫の暴力で目を失明していたらしいのです。

さて アントニオはすぐにピラールを捜し回ります。彼女のことを愛していると彼は言う。なにものにも代えがたいと。ピラールは俺の太陽だ、あいつは俺に自分の目までくれたんだ!なんて、、、、。


夫アントニオです。ジェイソン・ステイサム似?

『Te doy mis ojos』がスペイン語のタイトル。日本語で「家族の秘密」という意味らしい。これはどの家庭でも見にくい大きな蜘蛛の巣ようなものに主人公ピラールが囚われているというようなニュアンスだそうです。

その後アントニオの熱い希望で一旦戻ることになりますが、幸せな時は一瞬だけ。またアントニオの執拗な愛に振り回され、苦悩に陥ることになります。
アントニオはセラピーで治療を受けていましたが、その効果は良い方向になることはなく、、、、、。以前にも増して、ピラールは苦しめられることになるのです。


アントニオの弟の家に手伝いに行った帰りから、アントニオはまたイライラし始める。とうとう爆発!車の中で2人はぶつかりあう。

その後はアントニオとは反対にピラールは仕事を始めたことで、そのことに生きがいを感じ始めるという人生を見つけ出す。このことが、いっそう2人の間に溝を深めるきっかけとなる。


史跡のガイドの仕事が認められたピラールは、ついにマドリッドへ行くことを決意。
そのことに嫉妬したアントニオは、、、、、。大人げない行動に出ますが。

アントニオがピラールを取り戻したいために、取る行動は何と腕を刃物で切ると叫ぶ行為でした。その行動が何とも情けないなあと思いました。精神的に病んでいる以上やはりピラールとの生活はこの先も暗礁に乗り上げるでしょうね。

映画の詳細はReino de Reineというスペイン語の映画紹介から抜粋

 ・2004年1月31日発表のゴヤ賞で7部門受賞に輝いた作品だそうです。
最優秀作品賞
最優秀監督賞 イシアル・ボジャイン
最優秀主演女優賞 ライア・マルル
最優秀主演男優賞 ルイス・トサール
最優秀助演女優賞 カンデラ・ペニャ
最優秀オリジナル脚本賞 イシアル・ボジャイン、アリシア・ルナ
最優秀音響賞 Alex F. Capilla、Iñaki Diez、Patrick Ghislain、Pelayo Gutiérrez、Eva Valiño

描写もそんなにハードではないので、観やすい作品だと思います。

出演

Laia Marull ... Pilar ピラール
Luis Tosar ルイス・トサール ... Antonio アントニオ (夫)
Candela Peña カンデラ・ペニャ ... Ana アナ (ピラール妹)
Rosa Maria Sardà ロサ・マリア・サルダ ... Aurora アウローラ (ピラール母)
Nicolás Fernández Luna ニコラス・フェルナンデス・ルナ ... Juan フアン (ピラール息)
David Mooney ... John ジョン (スコットランド人夫)

Kiti Manver キティ・マンベル ... Rosa ロサ (仕事仲間)
Elena Irureta エレナ・イルレタ ... Carmen カルメン (〃)

Sergi Calleja セルジ・カジェハ ... Therapist (DV自助サークルの主宰者)

 

 

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ミックマック(2009)

2010-09-25 | 映画:ミニシアター

 原題:MICMACS A TIRE-LARIGOT

世界が平和でありますように、、、、、。

悪人を鑑賞後、京都シネマにて鑑賞しました。予告編での映像がとても素敵だったので、楽しみにしていました。
主役バジルには「僕の大切なともだち」でダニエル・オ―トゥイユと共演したダニー・ブーン。ダニー・ブーン、ちょっとお年がいかれたのか?やつれたような気もします。もっとふっくらしていたよね。
映像は思っていたとおり、趣があってなかなか良い。バジルの仲間たちのキャラも個性があって面白いと思います。
ただお話の運びが結構ゆっくりしています。少々辛気臭い(>_<)それがどうもいけません。間延びした感じなもんで、何か観る前の高揚感が一気に下がってしまいました。
あまり面白くないやんか!!もう少しテンポを上げて欲しい。


フラカス(人間大砲)ドミニク・ピノン
ジャン=ピエール・ジュネ監督作品の常連俳優さんだそうです。55歳、何かもっとおじさんに見える。

結局最後まで、私はテンション上がることなく終わってしまいました。まわりのお客さんは、要所、要所で爆笑でしたが、、、、、。私は正直笑えず。一人しらけ状態(涙)

 
STORY(キネマ旬報より拝借)
 

ある日、レンタルビデオ店で働くバジル(ダニー・ブーン)は、発砲事件に巻き込まれ、頭にピストルの弾を受けてしまう。一命は取り留めたものの、頭には弾が残ったまま。仕事も家も失ったバジルは、外で寝泊りをしながらパントマイムで生計を立てながら暮らしていた。そんなバジルを見かけたガラクタ修理屋プラカール(ジャン=ピエール・マリエル)は、彼を仲間の所へ連れて行く。そこには、とても個性豊かな人々が住んでいた。冷蔵庫に入ることのできる“軟体女”(ジュリー・フュリエ)、計算の天才“計算機”(マリー=ジュリー・ボー)、人間バズーカでギネスブック記録を持つ“人間大砲”(ドミニク・ピノン)、ことわざの天才で元民俗歴史学者の“言語オタク”(オマール・シー)、ガラクタアーティストの“発明家”(ミッシェル・クレマド)ら、おかしな人々の笑顔には、温かな空気が満ちていた。新たな人生を歩み始めたバジルは、ある日ガラクタ集めの途中、兵器会社の横を通りかかる。そこは、バジルの頭に残った銃弾を造っている会社であった。さらにその向かいには、30年前に西サハラでバジルの父の命を奪った地雷を造った会社があった。自分の人生をメチャクチャにしたこの2つの兵器製造会社を許すことはできない、とバジルは仲間たちと共に“死の商人”への仕返しを開始する……。

 


ラ・モーム・カウチュ(軟体女)ジュリ―・フェリエ
本当に柔らかい身体ですね。冷蔵庫に入っていました。

反戦メッセージがあり、ブラックコメディでファンタジー性も、、、、。おとぎ話のようなティストも含まれていて、良いのですが。私的にはちょっと好みの作品じゃあないかも。フランス映画が嫌いなわけではありませんが、これはちょっと想像していたものではなかったです。

ジャン=ピエール・ジュネ監督は脚本も兼ねています。いやあオリジナル作品なんですね。その点はリメイクや、原作本の映画化じゃないのでやはり凄いですよね。


それぞれのキャラクターは何ともいえない味があります。

タンブイユ(料理番)を演じたヨランド・モローが特に印象深かった。

解説(allcinemaより拝借)

 「アメリ」「ロング・エンゲージメント」のジャン=ピエール・ジュネ監督が「ぼくの大切なともだち」の人気コメディアン、ダニー・ブーンを主演に迎え、奇想天外な物語と美しくもシュールかつ遊び心あふれる映像で贈るファンタジー・コメディ。不幸な人生を送る主人公が、その原因を作った2大軍事企業を相手に、個性豊かな仲間たちと繰り広げる壮大なイタズラの行方を風刺とユーモアを織り交ぜ綴ってゆく。

 ジャン=ピエール・ジュネ監督

第35回セザール賞
  • ノミネート: 音響賞
  • ノミネート: 美術賞 - アリーヌ・ボネット
  • ノミネート: 衣装デザイン賞 - マデリーン・フォンテーヌ

 

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(角川映画)
初公開年月 2010/09/04
ジャンル コメディ/犯罪
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.micmacs.jp/
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悪人(2010)

2010-09-21 | 映画:シネコン


なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。

ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?

東宝シネマズ二条にて鑑賞。本作で、深津絵里さんがモントリオール映画祭で主演女優賞を獲得。凄いですね。ところで深津さん、もう37歳にもなられていたとは驚きです。いつまでもお若いイメージがあり、、、、。実は深津さんの作品ってあんまり観てません。確か三谷幸喜さん監督作品で一度観ただけかな?


監督はあの「フラガール」の李相日。フラガールは本当に感動作でしたね。今回はまったく違ったティストなので、どんな感じかしらと観る前からわくわくしていました。
悪人というタイトルなので、犯人である主人公が裁かれるような話かななんて思っていたら、予想を覆した作品なので驚きました。加害者と被害者の周囲の人々との絡みもまったくと言っていいほどなくて、、、、。これは意外性のあるものでした。
原作を読んでいたら、少しはわかるところなのでしょうが(笑)まあこれだからえぇ~こんな話だったんだ!と観た時の驚きが味わえるんでしょうね。


主人公清水祐一にはブッキーこと妻夫木聡君。今までのイメージとはがらりと違い、
何と金髪。健全なイメージがお似合いだっただけにちょっとびっくり。

冴えない男というのも何かブッキーさんのキャラではないような、、、、?タイトルの悪人ってのも何かね。でもなかなか見事に汚れ役を演じていました。


紳士服店の販売員、馬込光代 役には、深津絵里さん
孤独な人生を送っていた彼女は、出●い系サイトで祐一と出会うことに、、、、。

2人の孤独な魂が引き寄せられるのだが・・・・。しかし祐一には彼女に話せない秘密があった。実は祐一、とんでもない事を仕出かしていたのだ。

STORY(キネマ旬報より拝借)

土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と二人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日。そんな孤独な魂を抱えた二人が偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。だが祐一にはたったひとつ光代に話していない秘密があった。彼は、連日ニュースを賑わせている殺人事件の犯人だったのだ……。数日前、福岡と佐賀の県境、三瀬峠で福岡の保険会社のOL・石橋佳乃(満島ひかり)の絞殺死体が発見された。事件当日の晩に佳乃と会っていた地元の裕福な大学生・増尾圭吾(岡田将生)に容疑がかかり、警察は彼の行方を追う。久留米で理容店を営む佳乃の父・石橋佳男(柄本明)は一人娘の死に直面し、絶望に打ちひしがれる中、佳乃が出●い系サイトに頻繁にアクセスし、複数の男相手に売●まがいの行為をしていたという事実を知らされる。そんな折、増尾が警察に拘束されるが、DNA鑑定から犯人ではないことが判明、やがて新たな容疑者として金髪の男、清水祐一が浮上する。幼い頃母親に捨てられた祐一をわが子同然に育ててきた、祐一の祖母・房枝(樹木希林)は、彼が殺人事件の犯人だと知らされ、連日マスコミに追い立てられていた。一方、警察の追跡を逃れた祐一は光代のもとへ向かい、佳乃を殺めたことを打ち明ける。光代はその事実に衝撃を受けるが、警察に自首するという祐一を光代は引き止める。生まれて初めて人を愛する喜びを知った光代は、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かうのであった。やがて地の果てとも思える灯台に逃げ込んだ二人は幸福なひとときを迎えるが、その逃避行が生んだ波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく……。


石橋佳乃役にはあの満島ひかりちゃん。出番は少なかったですが、本作の核心となる人物で登場。ブッキー君に殺されてしまう。


そしてこの人、岡田将生君、かなり人気の若手俳優ですが、今回はかなり軽くて自由気ままなどうにもならない大学生増尾を好演。


事件の発端は増尾が佳乃を道路に置き去りにしたのが、最大の原因。
佳乃は増尾に惚れていたが、、、、。体よくあしらわれてしまう。


被害者石橋佳乃の父佳男役には柄本明

死んだ佳乃の男性遍歴を知って愕然ときた佳男だが、、、、、。殺された娘への辛い思いをどうしてもはらしたいという気持ちは消えることはなかった。


あの時、増尾が佳乃を置き去りにしなければ、殺されることはなかった!
増尾への憤りをぶつける父佳男だった。

連日マスコミに追いかけられる。
加害者の祖母清水房枝役に樹木希林
いやあこの方は本当に凄い女優さんです。いつ見ても見事に演じきるかただと思います。自然な演技です。罪を犯した祐一、でも房枝にとっては天塩にかけて育てた大事な息子だった。

石橋佳乃殺人事件を軸に、加害者そして被害者、それぞれの家族に友人たちの人生が思わぬ方向へと壊れて行く姿を描き出している。大切なものを思う気持ちを持つというのがどれだけ大事なことなのかも教えられる。




もっと早く出会えれば、、、、。出口のない逃避行を続けることになる2人。それでも愛する喜びを知った2人にとっては幸せなのかも。

何処までも、、、、、。

※原作は第1章から第4章まで石橋佳乃を彼女に例えてサブタイトルとしているが、最終章では「私が出会った悪人」となっている。

解説(allcinemaより拝借)

芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを「涙そうそう」の妻夫木聡と「博士の愛した数式」の深津絵里主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。長崎の漁村で孤独な人生を送り、ふとしたことから殺人者となってしまった不器用な青年と、そんな男と孤独の中で出会い許されぬ愛に溺れた女が繰り広げる出口のない逃避行の顛末を、事件によって運命を狂わされた被害者、加害者それぞれを取り巻く人々の人間模様とともに綴る。共演は満島ひかり、岡田将生、樹木希林、柄本明。監督は「フラガール」の李相日。

メディア 映画
上映時間 139分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2010/09/11
ジャンル ミステリー/ドラマ
映倫 PG12


体当たりのシーンも必見ですよ。ブッキーファンはどうかな?

オフィシャル・サイト
http://www.akunin.jp/
 
追記:松尾スズキ演じる悪徳商法の販売屋が房枝を脅すシーン、現代の世相を表す印象的なものでした。
 
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食べて、祈って、恋をして

2010-09-18 | 映画:シネコン

 原題:EAT PRAY LOVE

いよいよ公開されました。早速初日に鑑賞して来ました。ジュリアの魅力満載の作品でした。何と140分、2時間20分ですか。確かにちょっと長かったかな。途中中弛みもあったりして、ちょっとウトイウト・・・・。ヤバいわ~(汗)でもすぐに立ち直って鑑賞。これは、男性志向ではないような感じもしますが、、、、。観た方どう思われるかしら?

自分探しの旅というのが本作の一番の見どころ。何か女の人ってこういう旅に憧れますよね。

人生のすべてを賭けてーーーいま自分を解き放つ。

ジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)優しい夫スティーブンと幸せな結婚生活を送り、仕事も上向きで、、、、申し分のないのに。
今の自分が自分でないような不安定な精神状態。その中身はこんな事、心こめて気築いた新居も他人の家のような気がしたり、子供も持ちたくない(その事への罪悪感)、以上のようなことから、結婚生活を続けることに疑問・・・・・。
聞いていると贅沢な悩みやんか!と思うんだけれどね。

満たされないのか?何なのだろうか?そんなとき、取材旅行でバリへ。そこで出会ったひとりの老人クトゥ。薬療師である彼がリズの人生を予言。


「あんたは世界を旅する。結婚は2度。短い結婚と長い結婚。そして近いうちに全財産を失い、また取り戻す。いつかバリに戻り、3・4ヶ月滞在する」

人生に行き詰っているように見える彼女に「世の中を見る時は頭でなく、心で見るのだ。神の存在が分かる」というアドバイスを与える。
う~ん何かその気になりそうな意味深な内容ですよね。

ニューヨークに戻ったリズ、相変わらず上手くいかない夫との生活に悩み、眠れずひとりベッドを抜けだし神に語りかける。悩んでいることへの答えを望む。そしてとうとう別居を経て離婚の決意。
ところが離婚になかなか同意しない夫。夫はリズを詰る。泥沼状態の最中、リズは年下のデヴィッドと出会う。


リズの年下の恋人ディヴィッドにはあのジェームズ・フランコ
但し恋に落ちたのではない。夫を振り切って彼の腕の中に飛び込んだだけ、、、、。

結局ディヴィッドとの仲もギクシャク。夫スティーブンとの離婚成立したもののう~ん。

15歳のときから男とくっついたり別れたり。自分を見つめる時間は2週間もなかったと話すリズ。いやあ凄い男性遍歴じゃん!早熟な女の子だったのね。ある意味羨ましいですね。

それで自分を解き放つための旅に出る決意を固めるのだ。1年間ニューヨークを離れ、仕事も男とも離れるーーーー。

放浪の旅はこうして始まる。

イタリアで“食べて”

 ピザ

イタリア語のテキスト片手に“食”の追求カロリー気にせず、ピザを恋人として手持ちのパンツが履けなくなった。楽しむことを罪悪と思うアメリカ人的人生観から解放され、イタリア人の“何もしない歓び”を学ぶ。そしてニューヨークに残してきたディヴィッドに別れのメールを送る・・・・。

ジェラ―ト


美味しい食事がわんさか登場。生唾をごくり状態です。

インドで“祈って”

アシュラムで雑念を追い払い、心穏やかに祈りの日々を送ろうと努めるが、実際は1分も瞑想出来ない。そんなリズを見て声をかけてきた初老の男性はテキサスのリチャード 彼自身も辛い過去を持っていることはおくびにも出さず、食欲旺盛なリズをからかいながらも、いかに執着を忘れることが心の平安に結び付くかを教えてくれる。


テキサスのリチャードにはあのリチャード・ジェンキンス
扉をたたく人で一躍メジャーに、、、、。
本作の出演の決め手は、ジュリアとの共演が出来るからだったらしい。


アシュラムで出会った女の子
好きでもないのに、親に決められた男性との結婚の不安を告白。


結婚式当日、リズは幸せな生活が見えると彼女に話す。

サリ―姿のジュリア、美しい!似合ってました。リズはインドを去るまで、アシュラムに来る新参の修行者たちのガイドが出来るほどに心の調和がとれるようになっていた。

最後はインドネシア、バリで“恋をして”

1年前に彼女の運命を占ったクトゥの家を再び訪れる。1年前よりずいぶん幸せそうに見えるとクトゥに指摘され、微笑むリズ。田園風景の中の一軒家を借り、朝は瞑想、昼間は自転車でバリを楽しむ。

夜も瞑想。今までの人生で経験したことのない自由で自立した自分自身を感じ、心から平安を楽しんでいたが、、、、、。

心の調和を手に入れたはずのリズに思わぬ出会いが訪れて・・・・。


バリ島在住のツアーガイド、フェリぺ (ハビエル・バルデム)との出会いが、、、、!

リズはフェリペと恋に落ちてしまうのだった。


ハビエルさん、相変わらず顔でかいし、濃いキャラですね。

だけど純粋な気持ちの持ち主でした。さてさてリズさんこの恋を素直に受け入れられるのか?

人生というのは、どんなことが待っているかはわかりませんね。


デリア・シラズ役 (ヴィオラ・ディヴィス


スティーブン役 (ビリー・クラダップ

解説(allcinemaより拝借)

オスカー女優ジュリア・ロバーツを主演に迎え、ヒロインの再生を綴る大人のヒューマン・ドラマ。女流作家エリザベス・ギルバートの世界的ベストセラーとなった自伝的小説を映画化。女性ジャーナリストが忙しない日常を離れ、イタリア、インド、バリ島を巡る旅を通して新たな自分を見出していく姿を各地の美しい風景と共に描く。監督はTVシリーズ「NIP/TUCK」「Glee」のクリエイター、ライアン・マーフィー

製作総指揮にはあのブラッド・ピッドも参加。ブラッドは製作に関わっているデデ・ガードナーのビジネスパートナーとして今回サポート。


初来日したジュリアとデデ・ガードナー

メディア 映画
上映時間 140分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/09/17
ジャンル ドラマ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.letyourselfgo.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://eat-pray-love.jp/
 
 
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終着駅トルストイ最後の旅(2009)

2010-09-15 | 映画:シネコン

 原題:THE LAST STATION

 

大作家と“世界三大悪妻”と名高い
妻ソフィヤとの知られざる愛の物語。

宝シネマズ二条にて鑑賞。14日は東宝シネマズデイという事で1000円で鑑賞することが出来ました。
タイトルから分かるように、ロシアの文豪トルストイのお話、晩年のトルストイと妻ソフィの姿を描いた伝記。イギリス、ドイツ、ロシアの合作だそうです。気になるのはすべて英語だということ。舞台はロシアなのに、英語っていうのは、どうも腑に落ちませんね。ベテラン俳優のヘレン・ミレンにクリストファー・プラマーがトルストイ夫妻を演じているのは、それで良いのですが、、、、。


年を経ても仲むつまじいトルストイ夫妻だったが、、、、。

う~ん何か違和感ありますよね。出来ればロシア語でやって欲しいもんです。もっともそうなると、やはりロシアの方でないと無理?でもそんなにメジャーな俳優さんはいない?となると実力派の俳優で知名度のある人を抜擢しないとダメなんでしょうかね。ロシア語を習得して頂くのもやはり難しいか、、、、。

ところで今回はあのジェームズ・マカヴォイ君が出ている。相変わらずマカヴォイ君は格好良いですね。
今回のマカヴォイ君は、トルストイの若い秘書ワレンチン、世間知らずな彼は妻ソフィヤやトルストイの弟子チェルトコフに振り回されるという役どころ。またうぶな彼は、トルストイ主義者のマーシャにも翻弄されるというとても純粋な青年なのだ。


マカヴォイファンには見逃せないかも。 ソフィヤにも頼られるちゃう。
母性本能をくすぐる感じかも、、、、、。


弟子チェルトコフと妻ソフィヤの確執に次第に嫌気がさすトルストイ、、、、。


トルストイ夫妻から絶大な信頼を持たれるワレンチンだが。まわりの取り巻き連中がかき回すため、ややこしいことになっていく。

STORY(キネマ旬報より拝借)

  ソフィヤ伯爵夫人(ヘレン・ミレン)は、ロシアの偉大な文豪レフ・トルストイ(クリストファー・プラマー)の妻として、50年近く結婚生活を送ってきた。ある日突然、トルストイが新しい宗教の名のもと、爵位や財産、家族も捨て、菜食主義の独身となることを決める。トルストイの弟子で、ソフィヤが忌み嫌うウラジミール・チェルトコフ(ポール・ジアマッティ)が、夫に新しい遺書への署名を説得したらしいことを知ったソフィヤは憤る。その遺書には、トルストイの作品に関する権利をロシア国民に与えると書かれていた。ソフィヤは自分の財産を守るため、知恵や魅力を総動員して戦う。チェルトコフはその行動がトルストイの輝かしい遺産にダメージを与えると警告するが、その通りになっていく。この関係のなかに、トルストイを崇拝する新しい助手ワレンチン・ブルガコフ(ジェームズ・マカヴォイ)が入ってくる。世間知らずな彼は、チェルトコフとソフィヤに次々と利用されそうになる。またワレンチンは、トルストイの理想主義の信奉者マーシャ(ケリー・コンドン)に惹きつけられるが、同時に彼女の型破りな考え方に困惑する。あまりに複雑になった環境に嫌気のさした82歳のトルストイは、真夜中に家出を図る。ソフィヤは取り巻きの制止を振り切り、病に伏すトルストイのいるアスターポヴォ駅へ向け、特別列車でロシアを横断する。

 


マーシャに迫られるワレンチン。奔放な彼女にタジタジでしたが、、、、。


そしてこの人ポール・ジアマッティさん、今回はヘレン・ミレン演じるソフィヤと対峙する弟子チェルトコフ。

ところで今回はマカヴォイ君の奥さんも登場。ジアマッティさんの右にいる方アンヌ=マリー・ダフ、トルストイの娘サーシャ・トルストイ役でした。
何とマカヴォイ君より9歳も年上なんですよね。


トルストイの失踪で気がおかしくなったソフィヤは湖に飛び込む。
ヘレン・ミレン、迫真の演技でした。
サラを演じるアンヌ=マリ―・ダフ、父トルストイ側につき、ソフィヤとは関係が良くないという娘を好演。


旅先の駅でトルストイは病気のため亡くなってしまう、、、、。

エンドクレジットでは、実際のトルストイ夫妻のフイルムが流されていた。

解説(allcinemaより拝借)

 『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などのロシアの文豪レフ・トルストイの晩年を映画化した伝記ドラマ。自らの財産をめぐってトルストイ主義者と呼ばれる信奉者たちと激しく対立していく妻ソフィヤに辟易しながらも、長年連れ添った夫婦ならではの決して一筋縄ではいかない愛の形を、秘書として新たに派遣されてきた理想主義の青年の視点からユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。出演はトルストイ役に「インサイダー」のクリストファー・プラマー、その妻ソフィヤに「クィーン」のヘレン・ミレン、そして若い秘書ワレンチンに「つぐない」のジェームズ・マカヴォイ。監督は「ソープディッシュ」「卒業の朝」のマイケル・ホフマン

ちなみにソフィヤは、世界三大悪妻と言われているそうです。う~ん確かに気性の激しい人だったようですね。でもその分、トルストイを愛する気持ちもかなり激しかったような感じですね。トルストイさん、大変だったような?

原作:ジェイ・パリーニ 『終着駅-トルストイ最後の旅-』(新潮文庫刊/旧題『終着駅 トルストイの死の謎』)

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 ドイツ/ロシア
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/09/11
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 PG12
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/thelaststation/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.saigo-tabi.jp/


 

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再びゾンビランド★☆

2010-09-14 | 映画:ミニシアター


再びゾンビランド!

今週金曜日で上映終了するので、もう一度鑑賞して来ました。一回鑑賞していますが、再度鑑賞すると意外に別の視点で観れます。
コロンバスのルールも見落としているところもあって、あぁ~これだったんだとか。
しかし何といってもウディ・ハレルソンが演じるこのキャラですよね。タラハシ―という単細胞でマッチョな体力満々男。迫りくるゾンビを片っ端から粉砕していく。その豪快な姿に圧倒される。まさにウディにぴたりハマった役どころだ。そんな彼の風貌に合わない一面が、アメリカの代表的なお菓子トゥインキーへの凄い愛着♪これを見つけ出すことに命をかけているのが何ともいえない。


ちなみにトゥインキ―というお菓子の説明を。。。。スンポンジケーキの中にクリームが入っているもので。ホステス社という会社が製造している。映画の中では道路にホステスの車が乗り捨てられていました。中を調べたら、何故かトゥインキーはまったくありませんでしたよね。


これがタラハシ―好物のトゥインキ―

ところでまた話が前に戻りますが、、、、。コロンバスのルールとやらの事。見るからにひ弱で性格も臆病な彼がどうして生き延びる事が出来たのか?が気になるところ。体力的なハンディがあると自分で認識する彼は、ゾンビとの直接対決は到底無理。そこで考えたのが彼独自のサバイバルルール。このルールに従って行動すれば、襲われる危険性が少ないというもの。それが32のルールなわけです。
前回の記事でも書きましたが、映画の中にはそのうちの10個だけしか出て来ません。ラムの大通りのえいさん情報によると、全て32個のルールが紹介されているとのことでした、やはり存在したんですね。

ということで私は早速ネットで探しました。ありましたよ。本当にすべて32個あったんです!ということで、コピーします。

そしてその32個は物語に深く関係しています。

ルールは1.有酸素運動2.二度撃ちして止めを刺せ3.トイレに用心、4.シートベルトをしろ、5.ゾンビを発見したらまず逃げろ、6.フライパンでぶっ叩け、7.旅行は身軽であれ、8.クソったれな相棒を見つけろ、9.家族・友人でも容赦(ようしゃ)しない、10.素早く振り向け、11.静かに行動すべし、12.バウンティ・ペーパータオルは必需品、13.異性の誘惑には注意、14.ショッピングモールは補給基地、15.ボウリングの球をぶん投げろ、16.人の集まる場所は避けろ、17.英雄になるな18.準備体操を怠るな、19.葬儀・埋葬の必要はない、20.人を見たらゾンビと思え、21.ストリップクラブは避けろ、22.逃げ道を確保しろ、23.金品よりも食料確保、24.生き残るためには犯罪も、25.火の用心、26.肌の露出は最小限に、27.就寝前には安全確認、28.食事と風呂は短時間で、29.二人組で行動しろ、30.予備の武器を持て、31.後部座席を確認しろ32.小さいことを楽しめ、以上32個ちゃんとありました。
ということで太字は私が記憶しているルールです。皆さんはいくつ覚えていますか?

しつこいようですが。STORYの紹介(ウィキぺディアより拝借)

謎の新型ウィルスに感染した者がゾンビと化し、そのウィルスは爆発感染を引き起こし、猛烈な勢いで全世界へと広まっていった。それから数か月、地球上は人食いゾンビで埋め尽くされ、人類はほぼ絶滅状態となった。アメリカに住む人間の大半もこのウィルスに感染し、アメリカはまさに「ゾンビランド」となっていた。大学生のコロンバスは、テキサス州ガーランドでも数少ない生き残りの1人だった。臆病で胃腸が弱く、引きこもりで友達もいないネットゲームおたくの彼は「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を作り、それを慎重に実践して生き延びてきた。彼は両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう旅の途中、屈強な腕力と抜群の射撃テクニックでゾンビ地獄を生き延びてきたワイルドな男タラハシーと出会い、彼の車に同乗させてもらう。タラハシーは過去の辛い経験からゾンビを心底憎み、ゾンビを退治することを楽しんでいた。

タラハシーが好物の菓子トゥインキーを探している最中、2人は廃墟と化した大型スーパーで、迫りくるゾンビ軍団を倒しながら、ウィチタとリトル・ロックと名乗る姉妹と出会う。プロの詐欺師だった彼女たちは、妹のリトル・ロックがゾンビに噛まれたと偽って、一度はコロンバスとタラハシーの武器と車を奪い逃亡するが、やがて安全のためにお互いの必要性を感じ、行動を共にすることになる。

コロンバスは、ウィチタからオハイオがすでに壊滅状態であることを知らされ、実家に戻ることをあきらめ、3人と旅を続ける。4人の目的地はロサンゼルス郊外にある遊園地パシフィック・プレイランド。そこにはゾンビがいないと噂されており、彼らはその噂にかすかな望みをかけたのだった。途中、彼らはビバリーヒルズの高級住宅街にあるハリウッド・スターの豪邸を物色し、楽しい数日を過ごした。4人の友好関係は深まり、特にコロンバスのウィチタへの想いは強くなるが、ウィチタとリトルロックはある朝、男たちを残して消えてしまう。

ゾンビランド続編が企画中らしい、、、、、。

キャスト・監督は続投予定であり、フライシャーは3D映画にしたいと考えているという。脚本は2010年末から2011年前半までに完成予定であるという

幻の33番目のルールがあるらしい、、、、。続編で明らかになるようだ。

33番目のルールは「スイス・アーミーナイフ」。詳しいことはまだ明かされていないが、ほかのルール同様「スイス・アーミーナイフ」も物語中で重要な役割を与えられていることは確実。

コロンバス役のジェシー・アイゼンバーグ君ですが、「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)の映画で主演をします。日本では2011年1月公開予定です。

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ヒックとドラゴン(2010)2D:吹き替え版☆HOW TO TRAIN YOUR DRAGON

2010-09-11 | 映画:シネコン


少年はドラゴンに翼を与え
ドラゴンは少年に勇気を与えた

遅まきながら、最終日鑑賞して参りました。人間と動物の共存がいかに大事かを教えてくれた良い作品でした。人間はもっと平等な目線でないといけません。姿、形で敵対する傾向も強いですからね。

原作はイギリスの作家クレシッダ・コ―ウェルの児童文学のシリーズだそうです。最近は原作本の映画化が増えていますね。実は本作と原作本ではいくつか設定変更があるそうです。原作ではヒックは何とドラゴン語を喋れるということになっていますが、本作ではその設定は無くなっています。他にはバイキングたちとドラゴンが対立しているなど・・・・。

STORY(ウィキぺディアより拝借)

はるか北の海に浮かぶバーク島に暮らすバイキング一族は、長きにわたってドラゴンと争い続けていた。鍛冶屋で修業中のひ弱な少年・ヒックは、立派なバイキングになることを夢見ているが、何かと問題を起こすばかり。村にたびたび襲来するドラゴンとの戦いにおいて、いつも邪魔者扱いされていた。ヒックの父・ストイックは村のリーダーであり、彼もまた、変わり者の息子の扱いに悩んでいた。

ドラゴンが襲来したある夜、ヒックはついに自分が発明した巨大パチンコで、最も危険とされるドラゴン・ナイトフューリーを捕えることに成功する。ナイトフューリーを倒せば、きっと誰もが認めてくれる。

森の中で傷を負ったフューリーを見つけたヒックは、ナイフで止めを刺そうとするが、殺すことをためらうばかりかドラゴンを自由にしてしまう。 自分にはドラゴンを殺せない――そう思い知ったヒックだが、父に押し切られる形で、見習いバイキングのドラゴン訓練に参加することになる。教官のゲップは、「ドラゴンは常に命を狙ってくる」と忠告するが、ヒックはなぜフューリーが自分を殺さなかったのか疑問を抱く。


トゥースと交流を深めていくヒック。ドラゴンのイメージとは違って可愛いトゥース。
つぶらな瞳がナイス!!

再び森に入ったヒックは、尾翼の片方を失い、窪地から抜け出せなくなっていたフューリーと再会する。互いに警戒しながらも、ヒックはフューリーを「トゥース」と呼び、少しずつうち解けていく。失われた尾翼の補助具を制作し、自ら義翼を操作することで、ヒックはトゥースを再び飛ばすことに成功する。

 飛行訓練と翼の改良を重ねるうちにドラゴンの習性に気づいたヒックは、ドラゴン訓練でも周囲の注目を集めるようになる。しかし訓練で最も成績の良い者は、最終試験として一族の前でドラゴンを殺さなければならない。トゥースと島を出ようとしたヒックは、同じく見習いのアスティに見咎められてしまう。

ネタばれです↓
ドラゴンたちが巣の中心で幅を利かしている大きなボスのドラゴンのために食料をバイキングたちのところから襲撃して盗んでいる実態を知る!

トゥースの荒業によってアスティを説得したのも束の間、ドラゴンの集団に飛び込んだかれらは、ドラゴンの巣を見つけ、襲撃の理由までも知ることになる。

ドラゴン側の事情を知ったヒックは、最終試験の場で一族と父を説得しようと試みる。しかしその思いは届かず、そればかりかヒックの危機に駆けつけたトゥースまでもが捕らえられてしまう。ヒックとの言い争いから巣の場所を知ったストイックはトゥースを利用し、ドラゴンを巣ごと一掃するべく大船団を組んで無謀な戦いへと向かう。島に残されたヒックもまた、アスティや見習い仲間たちの力を借りて父の後を追う。


ヒックの父・ストイック、字幕版の声はあの濃いジェラルド・バトラーが務めた。


ヒック、フィッシュ、タフ、アスティ、ラフ、スノット

字幕版では、ヒックの声を、「魔法使いの弟子」で主人公を演じたジェイ・バルチェルが務めた。魔法使いでは、あまり不評だったジェイ・バルチェルですが。。。。声だけの出演ではどんな感じなのかしら?

ボスドラゴンに闘い挑むヒックとトゥース、果たしてこの大物ドラゴンに勝てるのでしょうか?あんなにひ弱だったヒックも後半では勇ましいバイキングとして成長。

アニメショーンもなかなか細密でリアルです。それぞれのキャラクターのお顔の特徴が性格どおり、表現されていました。個人的には好みではないですが(笑)
ドリームワークスのアニメというのが何となくわかる。

メディア 映画 Anime
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2010/08/07
ジャンル ファミリー/ファンタジー/アドベンチャー
映倫 G

解説(allcinemaより拝借)

リロ&スティッチ」のクリス・サンダースディーン・デュボア監督が贈る友情と勇気の感動ファンタジー・アドベンチャー・アニメ。ドラゴンとバイキングが互いに憎しみ合い終わりのない戦いを繰り広げていた時代を舞台に、気弱な少年と傷ついたドラゴンの間に芽生えた奇跡の友情と成長の物語を迫力の3D映像で描き出す

オフィシャル・サイト
http://www.hick-dragon.jp/
 
 
追記:北米では約2億1700万ドル以上の興行収入を上げているため、このヒットを受けて続編の制作が決定した。公開は2013年を予定しているそうです。
 

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今秋公開予定の作品紹介を少し、、、、。

2010-09-09 | 映画全般

今晩は☆彡

皆さん、お元気ですか?ちょっと風邪をひき、映画鑑賞ストップ状態となっていますが。何とか今週末には復帰できそうな感じです。観れていない作品があるので、鑑賞したいと思っているところです。
10月以降は、色々な作品が来そうですね。メジャーな作品も目白しですが、ちょっと地味めな作品をちょいと紹介。

10月9日公開決定、「ぼくのエリ 200歳の少女」


ブロガーさんたちが大絶賛しているスウェーデン映画。いじめられっこのオスカーが恋に落ちた。相手はエリという少女。実はこの少女、200年間も生き続けたヴァンパイアだったのだ。

10月30日公開 クロッシング。全米を席巻した珠玉のクライムサスペンスらしい。3人の刑事に、リチャード・ギア、イ―サン・ホーク、そしてドン・チ―ドル。豪華キャスト!

 同じく10月30日公開
「マザーウォーター」 トイレットに続き、あのスールキートス配給作品、小林聡美、もたいまさこがまたまた登場。そして今回はあのキョン・キョンこと小泉今日子が出演します。何でもオール京都ロケだとか。

さて11月以降、そして今秋公開予定作品

 11月5日公開
「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」 誰もまだ知らなかった青年ジョン・レノンとふたりの母の真実の物語。

 11月20日公開 レオニ―
彫刻家イサム・ノグチの母、レオニ―・ギルモアの生涯。レオニ―役にはエミリー・モ―ティマー。中村獅童が夫役。

 11月27日公開 アメリア
ヒラリー・スワンク×リチャード・ギア。ヒラリー・スワンクが伝説の女性飛行士、アメリア・イヤハートを演じる。リチャード・ギアはアメリアを支える夫役。

公開日未定作品(今秋予定らしいですが、分かりません)


ジョン・マルコヴィッチ、ロマン・デュリス、エヴァン・ジェリン・リリー共演!
愛すること、生きることの大切さを描く感動のヒューマンドラマ。

 

 酔いがさめたら、うちに帰ろう。
アルコール依存症を乗り越えた戦場カメラマン、鴨志田 穣と別れた妻・西原理恵子の大きな愛の物語。浅野忠信と永作博美の共演、監督はあの東 陽一。

他にはキャメロン&トムの共演作「ナイト&デイ」シルベスター・スタロ―ン、ジェイソン・ステイサム等の共演による「エクスペンダブルズ」なども公開予定。

来月は大変です。しちゃいそうな、、、、、。

ということで、今月はゆっくりしましょう

 

 

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パリ20区、僕たちのクラス(2008)

2010-09-07 | 映画:ミニシアター

 ENTRE LES MURS(フランス語)
THE CLASS(英語)

笑って、怒って、ぶつかって生きる。
教師フランソワと24人の生徒達。


数々の賞に輝いた本作、京都でも先週の土曜日から公開されました。京都シネマは、ミスチルの映画はもちろんのこと、キャタピラー、トイレット、すべてが満席・立ち見と盛況でした。そして本作も開場直前に、同じく満席です。
何とか座って観れたので助かりました。

ドキュメンタリー?最初はそんな気がしました。実は正真正銘のフィクションだそうです。その上驚いたのは先生役のフランソア・べゴドーは元教師で脚本家で演技経験なし、そして生徒役の24人の中学生も演技経験のない本物の中学生というのですから、もう本当にびっくりものです。
一体どのように撮影したのかしら?あまりにもリアルなので、演技とは思えないほど自然なものだった。
実は、先生役のフランソワより、私は年齢も随分上です。だからここに登場する24人の生徒をどれだけ理解出来るかななんて正直考えてしまいました。フランソワのやり方が良いか、悪いかは別として。ここまで体当たりで彼らに向き合えるかもはっきりいって自信もない、、、、。なんせあくまでも傍観者だから、好き勝手に言えるけど。でもそれじゃあいけないしね。

さてパリ20区という場所、パリの中でも下町だそうです。裕福な地区でもなく、また一定の民族が固まって住む地区でもないそうです。まさに様々な民族が住み、そして昔から住むフランス人が共存する地区。もっともフランス社会を象徴する地区だという。そんな地区の学校なので、問題を多く抱えている。

私たち日本人が描く常識的なフランス人の子供はごく僅か。将来のことを考える親は、この学校に通わせることをせず、私学校に通わせるのが多いようです。


教師フランソワの対話重視の教え方は、なかなか画期的かも。

彼らの自発的な勉学意識を駆り立てる。そして対等目線かしら?いかにも教育者ですっていう態度でないところはとても良いと思う。ちょっと大人げない部分もあったりしたけど、、、、。それはそれでOKじゃないかと思いました。

STORY(キネマ旬報より拝借)

パリ20区にある中学校の教室。始業のベルが鳴っても、24人の生徒たちはなかなか席に着こうとせず、全員着席するのに15分はかかる。そのうえ教師に注意されるまで、帽子も脱ごうとしない。しかし彼らは、教師の言い間違いは嬉々として指摘する。そんな生徒たちに囲まれた国語教師のフランソワ(フランソワ・ベゴドー)は、この中学校で4年目になる新学年を迎えていた。移民も多いこのクラスの生徒たちは、出身国、生い立ち、将来の夢もみんな異なる。フランソワは彼らに、正しく美しいフランス語を教えようとするが、スラングに親しんでいる生徒たちは反発する。フランソワは国語を、生きるための言葉を学ぶこと、また、他人とのコミュニケーションを学び、社会で生き抜く手段を身につけることだと考えている。フランソワは生徒たちに言葉が持つ力を教えるため、彼らとの何気ない対話ひとつひとつも授業のうちと考え、真剣に向き合っていく。フランソワは24人すべての生徒に真正面から対峙し、悩んだり葛藤したりする。生徒たちを人として対等に扱おうとして、その未成熟さに苛立ちを抱くこともある。一方の生徒たちはそんなフランソワに、率直なことばや態度で応じていく。様々な個性を持つ生徒たちは、この1年間で何を学んでいくのだろうか。


特にこの2人の女の子は私には印象深かった。
クンバ(右)は教科書を朗読しないと言う。去年の素直な彼女は一体どうなったのか?自己紹介の文面には、「先生とはもう話しません」
エスメラルダ(左)はいつもふざけてばかりいる生徒だった。そんな彼女の紹介文は「警察官になりたい。いい警察官がいないから」
彼女の真面目ない一面が見れたって感じだね。

スレイマンは、自己紹介文に「僕のことは僕にしか分かりません」と書いて、フランソワに書きなおすように言われ、何と家族や友人の写真を撮ってくる。このやり方にフランソワは心から素晴らしい!と褒める。スレイマンも素直に喜ぶ。しかしその後些細なことから、怒りを爆発。校長室に連れて行かれる。

校長、教師、生徒代表が出席する成績会議。生徒代表は、エスメラルダとルイ―ズ。お喋りしながら、お菓子を持ちこむ。そして、点数をメモしながら教師たちの発言とともにクラスの皆に報告。ここで大きな言葉の誤解が発覚。スレイマンに対するフランソワの言葉「能力の限界」。これが彼の怒りとなり、、、、、。本当はかばうための言葉だったんだけどね。結局退学処分に、、、、、。


思わず口にした言葉が、エスメラルダたちに反感をかうことに。「娼●」なんて言うのはちょっとね。

上手くいかないこともあるけど、逃げることはせず、生徒と真剣に向き合うというフランソワの姿、素晴らしいです。生徒たちも等身大の自分たちを素直に表現していました。リアリティな彼たちの姿にとても感動しました。


解説(allcinemaより拝借)

2008年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールに輝いた感動作。多くの移民が暮らすパリ20区のとある中学校を舞台に、出身国も生い立ちもバラバラな24人の生徒が学ぶ教室の1年間を見つめていく。教師役を演じているのは、自らの実体験を基に書き上げ、本作の原作ともなったベストセラー『教室へ』の著者、フランソワ・ベゴドー。また、24人の生徒役も、実際に中学校で希望者を募り、約7ヵ月間にわたって行われたワークショップを通じて選ばれた演技未経験の中学生たちとのこと。監督は「ヒューマンリソース」「タイム・アウト」のローラン・カンテ

メディア 映画
上映時間 128分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(東京テアトル)
初公開年月 2010/06/12
ジャンル ドラマ
映倫 G
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/theclass/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://class.eiga.com/

 

 

 

 

 

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