銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ゲティ家の身代金(2017)**ALL THE MONEY IN THE WORLD

2018-05-31 | 映画:シネコン

5月27日(日)、東宝シネマズ二条にて鑑賞。いやあ長かったです。でも飽きることはなかったなあ。なんでもジャン・ポール・ゲティ役が当初ケヴィン・スペイシーだったのが色々あってクリストファー・プラマーになったらしい。一度は完成していたらしいけど・・・・。急きょ再撮影したらしい。凄いですねリドリー・スコット監督。

主役アビゲイル・ハリスにはミシェル・ウィリアムズ


息子ポールを誘拐され、その犯人と戦うシングルマザー
ポールは石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ということで誘拐されちゃうのでありました。そりゃあんな真夜中に歩いていたら危ないよね。


暗い牢屋に連れ込まれ、ポールは身動き取れず。身代金1700万ドルで拘束。日本円にしてどんだけ?

ところが石油王ジャン・ポール・ゲティは可愛い孫なのに、支払わないという始末。シングルマザーのアビゲイルに払えるはずもなく、ここから犯人との掛け合いが続くのである。


ケチもいいところだが、すんなり支払ったらお話ならないか!

少々辛気臭いところもあるが、意外に息を呑んで見せてくれる作品でありました。何をもってなのかわからないが。プラマーさん?それとも主役のミシェルの演技?孫ポールの監禁シーンも結構リアルで。耳を切られるシーンは凄かったよ。その耳を新聞社に送り付けるという犯人の残酷さも。


交渉役フレッチャー・チェイスにはマーク・ウォールバーグ

あらすじ(allcinemaより)

ある日、世界一の大富豪として知られた石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ポールが誘拐される。しかしゲティは犯人が要求する身代金1700万ドルの支払いを拒否する。ポールの母親ゲイルは離婚してゲティ家から離れた一般家庭の女性。到底自分で払えるわけもなく、ゲティだけが頼みの綱だった。そのゲティににべもなく拒絶され、途方に暮れるゲイル。一方、誘拐犯もゲティの予想外の態度に苛立ちを募らせていく。そんな中、元CIAのチェイスが交渉役として事件の解決に乗り出すが…。

 

さすがに孫が耳を切られたと聞いたら、少し支払に応じるが、それでも値切るところが何とも言えず。そんな犯人、イライラ。耳だけでは済まないと言い出す始末。


一度は隙をついて逃げ出すポール。一旦無事にと思ったら結局また捕まってしまう。この辺りはシーンとしては面白かったかな。派手なアクションなどはなかったけど、中々リアルで良かったと。

 
ケヴィン・スペイシーよりもプラマーおじさんの方が結果オーライだったかも。

解説(allcinemaより)

リドリー・スコット監督が1973年に世界中で大きな関心を集めた実在の誘拐事件の驚きの舞台裏を映画化した実録サスペンス・ドラマ。孫が誘拐されたにもかかわらず、身代金の支払いを拒否した大富豪ジャン・ポール・ゲティのお金への際限なき執着と、そんな男と誘拐犯の間で息子を救うために必死の戦いを繰り広げる母親の執念をスリリングに描き出す。主演はミシェル・ウィリアムズ、共演にマーク・ウォールバーグ。また、当初ジャン・ポール・ゲティ役だったケヴィン・スペイシーが作品完成後にスキャンダルで降板となり、急遽クリストファー・プラマーが代役に起用され、限られたわずかな期間での再撮影を敢行、最終的にはアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされる前代未聞の快挙でも大きな話題となった。

メディア 映画
上映時間 133分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(KADOKAWA)
初公開年月 2018/05/25
ジャンル サスペンス/犯罪/ドラマ
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://getty-ransom.jp/

 

 

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犬ヶ島(2018)**ISLE OF DOGS

2018-05-27 | 映画:シネコン

 

5月25日東宝シネマズ二条にて鑑賞。ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いた作品ということもあって鑑賞しましたが・・・・。残念ながら私には今一つ合わず期待した感じではありませんでした。独特な雰囲気で凄いとは思いますが。
ところで何故に太鼓をたたく人たちが出てきたりするのか?その辺はやはり外国の監督さんだからなのか、これぞ日本だということを強調したいのでしょうか。

ボイスキャストは事前に調べておくほうがいいですね。どの犬が誰なのかも分かりません。後で調べたら無茶苦茶豪華キャストなのでびっくり!行き当たりばったりはダメだなあと痛感。知っておけばそれだけでも違う視点で観れたかも・・・・。

あらすじ(allcinemaより)

 2038年の日本。ドッグ病が蔓延したメガ崎市では、小林市長が人間への感染を防ぐために、すべての犬を“犬ヶ島”に追放すると宣言する。やがて犬ヶ島に隔離された犬たちは、自分たちだけで生き延びることを余儀なくされ、空腹を抱えて辛い日々を送っていた。そんなある日、一人の少年が小型飛行機で島に降り立つ。彼は3年前に両親を事故で亡くし、親戚の小林市長に引き取られたアタリ。孤独な彼の悲しみを癒してくれた護衛犬のスポッツを救出にやって来たのだった。そして島で出会った個性豊かな5匹の犬たちの協力を得て、いざスポッツを捜す旅に出るアタリだったが…。



夏木マリさんがおばあさんの役でボイスキャストだったが、睡魔に襲われ覚えておらず(汗)

 
ストップモーションアニメという技法らしいけど、その凄さがいまいち分からず
とにかく退屈で時々睡魔が襲ってくるありさま。情けない話。核心部分が抜けてしまったような気がする。

 
結局物語は半分理解したけど、前半は記憶に残らず。日本語と英語が交差して混乱するし。散々でした。

解説(allcinemaより)

「グランド・ブダペスト・ホテル」の鬼才ウェス・アンダーソン監督が近未来の日本を舞台に、「ファンタスティック Mr.FOX」に続いてストップモーション・アニメ技法で描く異色のファンタジー・アドベンチャー。囚われた愛犬を捜すため、犬たちが隔離された島“犬ヶ島”に単身乗り込んだ少年が、島の犬たちの力を借りながら愛犬捜しに奔走するとともに、背後にうごめく巨大な陰謀に立ち向かう大冒険を描く。ボイスキャストにはエドワード・ノートン、ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンをはじめとする豪華ハリウッド・スターに加え、渡辺謙、夏木マリ、野田洋次郎はじめ多彩な日本人キャストも多数参加。ベルリン国際映画祭ではみごと銀熊賞(監督賞)を受賞。

そういえば、「ファンタスティック Mr.FOX」も私的には合わなかったかな。びっくりはオノヨーコがオノ・ヨーコの役で登場していたこと。

メディア 映画 Anime
上映時間 101分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2018/05/25
ジャンル アドベンチャー/ファンタジー/SF

 
たくさんの犬たちの共演は凄かったけど、この作品はどうも相性悪かった。

オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/

 

 

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ボストン ストロング~ダメな僕だから英雄になれた~(2017)**STRONGER

2018-05-17 | 映画:シネコン

 きっと、誰かの勇気になれる――。

5月14日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。大好きなジェイクの主演映画。今回も彼の演技に脱帽!!ボストンマラソンでの爆発事故。まだ目新しい話かな。その爆発によって両足を切断されてしまうある男のお話。実話ベースらしい。ところで切断されてしまったように上手く見せているけど、どんな風にしているのかな?別にそんなこと気にしないでもいいのですが。結構気なりました(笑)

両足切断、これってガーンとくるだろうね。しかも義足での歩行があれだけ大変なものだとは思わなかった。ジェイクのそのシーン、上手く演じていたよね。涙うるうるもんだった。

これが実際のジェフ・バウマン氏

あらすじ(allcinemaより)

 ボストンに暮らすジェフ・ボーマンは、ボストン・レッドソックスを愛する陽気でちょっぴりだらしない27歳の青年。2013年4月15日、いまだに未練いっぱいの元恋人エリンがボストン・マラソンに出場するというので応援に駆けつけた彼は、エリンの到着を待っていたゴール付近で爆弾テロに巻き込まれてしまう。病院のベッドで意識を取り戻したのは、手術で両脚を切断された後だった。非情な現実を受け止めきれずにいる中、彼の目撃証言が事件解決の決め手となったことで、テロに屈しない“ボストン ストロング”の象徴的存在となり、一躍ヒーローとして世間の注目を集めるジェフだったが…。


恋人エリンにはタチアナ・マズラニー この人あまり知らないなあ。

爆発で一瞬にしてジェフは両足を失ってしまう。この時の気持ちってどんなものだろう。
計りしれないだろうな ジェイクは見事に演じていたよ!


エリンも自分のせいでこんなことになってしまったジェフに詫びるしかないよね。でもこれがきっかけで2人の気持ちは急接近。

犯人を目撃したということで、一躍ジェフは時の人となる。家族や友人たちもそのことでヒーローとなったジェフに大喜び!なんだかなこれって複雑


心の整理もつかないままに世の中の賞賛を浴びるというのもどんなだろうか。結局このままエスカレート状態

ついにはジェフの大好きなレッド・ソックスの始球式にまでひっぱり出されることに。しかしこのことがきっかけでジェフの気持ちに変化が生まれるというもの。

 
ジェフのおかげで勇気が湧いたという青年に出会い。単に英雄扱いではなく世の中の人に勇気を与えたことを知る。
確かに両足は失ったけど、人々の心に感動や勇気を与えられたということは自分の自信に繋がったということでしょうね。

 
ベタではありますが、感動もんでしたね。

解説(allcinemaより)

 ボストン・マラソンのテロ事件で両脚切断の重傷を負ったジェフ・バウマン氏の回顧録をジェイク・ギレンホール主演で映画化した感動の実話ドラマ。事件後に英雄と称えられたごく平凡な青年が、戸惑いと苛立ちを抱えながらも周囲の人々に支えられて再起していく光と影の物語を等身大に描き出す。共演はタチアナ・マズラニー、ミランダ・リチャードソン。監督は「スモーキング・ハイ」「選挙の勝ち方教えます」のデヴィッド・ゴードン・グリーン。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月 2018/05/11
ジャンル ドラマ
映倫 PG12

 

 

オフィシャル・サイト
http://bostonstrong.jp/

 

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タクシー運転手 ~約束は海を越えて~(2017)

2018-05-02 | 映画:シネコン

1980年5月。
韓国現代史上、最大の悲劇となった光州事件――
あの日、真実を追い求めたひとりのドイツ人記者と
彼を乗せたタクシー運転手がいた。

4月30日、MOVIX京都にて鑑賞しました。さすが連休ということもあって、大勢のお客さんでこの作品も客席が埋まっていました。何が一番良かったかといえばやはり物語が分かりやすいことでしょうね。最後まで飽きることなく観れました。主役のソン・ガンホも相変わらず良い味出してました。ちょっとユーモアもあるところが中々良いですね。人柄も良いし憎めないドライバーを演じていました。

光州事件は有名ですが、名前だけでこんな悲劇をもたらしたとはまったく知らず。そういう意味ではいい勉強にもなりました。またこの作品、実話ベースらしく・・・・。実際ドイツ人記者がラストで登場する場面も。結局タクシードライバーと再会できなかったようで、2016年にドイツ人記者は亡くなられたそうです。

あらすじ(allcinemaより)

1980年、韓国のソウル。妻に先立たれ、幼い娘を抱えて経済的に余裕のない毎日を送る陽気なタクシー運転手のキム・マンソプ。その頃、光州では学生を中心に激しい民主化デモが発生していたが、戒厳令下で厳しい言論規制の中にいるマンソプには詳しい事情など知る由もなかった。そんな中、ドイツ・メディアの東京特派員ピーターが光州での極秘取材を敢行すべく韓国入りする。英語もろくに分からないマンソプだったが、“通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う”というピーターの言葉に二つ返事で引き受ける。こうして現地の深刻さに気づかぬまま、ピーターを乗せて意気揚々と光州へ向かうマンソプだったが…。

 

 
この4人がメイン。ファン・テスル役のユ・ヘジン(左端)も人の良いキャラで良かった!
何が凄いってファンがマンソプを逃がして自分が犠牲になる。人間として凄いなあって。右端のク・ジェシクも同じく正義感の強いキャラで良かった!

 
ファンの家で歓迎を受ける。何もないと言いながら凄いご馳走である。

 
息を呑む取材にドキドキもの!そして見たものは驚くような場面。

一番ハラハラしたのは、検問の場面かな。カーチェイスも凄かった。

 


ソウルナンバーを隠して光州ナンバーをつけて何とか検問を逃れようとするも・・・・。

血なまぐさい場面も多かったけど、正義を貫こうとするタクシー野郎の活躍には目を見張るものもあり。ストレートなお話に涙してしまった。

解説(allcinemaより)

1980年5月に韓国で起きた歴史的な民主化運動での悲劇“光州事件”を背景に、厳しい取材規制の中で現地入りしたドイツ人記者と、彼を乗せることになった平凡なタクシー運転手の知られざる真実の物語を描いた感動ドラマ。主演は「殺人の追憶」「密偵」のソン・ガンホと「戦場のピアニスト」「ワルキューレ」のトーマス・クレッチマン。共演にユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル。監督は「義兄弟 SECRET REUNION」「高地戦」のチャン・フン。

メディア 映画
上映時間 137分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2018/04/21
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 G

 

2時間超えでしたが、見応えありで、時間を忘れてしまうほどでした。

オフィシャル・サイト
http://klockworx-asia.com/taxi-driver/

 

 

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