銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

人生の特等席(2012)☆★TROUBLE WITH THE CURVE

2012-11-28 | 映画:シネコン

 スカウトマン、娘1人。キャリア最後の旅に出る。

好き度:+5点=75点

MOVIX京都にて鑑賞。

グラン・トリノが俳優として最後の作品となると思っていたイーストウッドおじさん。何と4年ぶりに俳優としてスクリーンに戻ってきたのでした。但し自らの監督作品ではありませんが、、、、。

ありがちなストーリーでツッコミどころ満載ではありましたが、それなりに楽しめました。イーストウッドおじさんの渋さやあの頑固一徹なキャラはなかなか好感持てるんですよね。だから意外に点数も甘くなってしまいました。

目が悪くても耳が良い?!人間って音だけで的確な判断って出来るのかしら。それは人生経験が長いのも一つの理由?こんな感じで突っ込みたくなるんですけど何かこれがまたイーストウッドおじさんだから許されるところかしらね。

エイミー・アダムス、久しぶりに見たな。おぉ~!後に恋人となる元野球選手・ジョニ―にはジャスティン・ティンバーレイクだ。意外にこの人も今回はあの軽さがそこまでなくて何か爽やかな好青年に見えてとても良かった。個人的にはちょいとファンになってしまいましたよ!!

 元野球選手で今はスカウトマンっていう役どころ。
イーストウッドおじさんとは旧知の間柄でした。その再会がエイミー演じるミッキーと出会い、ラブラブになる。大体想像できるパターンではありますが、、、、。このオチ分かっているんだけど、何故か許せちゃう(笑)

 
この雰囲気もそうだし                      このツーショットもね。

でもこの2人のラブストーリーではありません。これはあくまでもイーストウッドおじさんとエイミー演じる娘が中心の物語ですのであしからず。

あらすじ(goo映画より)

長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたガス・ロベル。伝説のスカウトマンとして知られる存在の彼だったが、年齢のせいで視力が弱ってきていた。それでも引退する素振りを微塵も見せない彼に、球団フロントは疑問を抱き始める。そんな苦しい立場のガスに救いの手を差し伸べたのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキーだった。ガスはスカウトマンの誇りをかけ、父娘二人で最後のスカウトの旅に出る。

 
頑固おやじが良く似合う                       ミッキーは有能は弁護士だったのだが、、、、、。

目がぼやけて見えるので車をぶつけたりこけそうになるガス。でもそんなそぶりは見せず気丈にふるまうところがイーストウッドおじさんらしい役どころ。

エイミー演じる娘は小さい頃に父親に見捨てられたと思っていたが、、、、。実は色々ワケありな事情があった。そんな事とは知らないもんだから娘は父に対して反感を持っていたのである。よくあるパターンですね。

 
スカウトを受けて鼻高々のボー・ジェントリーだが、何と直球は打てるがカーブが打てない。ガスはそう読む。目が不自由でも音で見分けるといのだから凄い話

ミッキーが目をつけたリゴと勝負させてボ―が本当に優秀なバッターかを見分けることになる

 
さてそうの結果はいかに、、、、。

知らぬ間にミッキーもガスの姿を見て育っていたんですね。流石親子です(笑)

 

 解説(allcinemaより)

クリント・イーストウッドが「グラン・トリノ」以来4年ぶりに主演を務める感動ドラマ。キャリア最後のスカウトの旅へと出たメジャーリーグの老スカウトマンとそのサポートに押しかけた一人娘が、旅を続ける中で少しずつ互いのわだかまりと向き合い、親子の絆を再確認していく姿をしみじみとした筆致で描き出す。共演はエイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン。監督は長年イーストウッド作品に製作や助監督として携わり、本作で記念すべき長編監督デビューを飾ったロバート・ロレンツ。

ラストはベタな締めくくりではありますが、まあそれはそれで良しとしましょうか。

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2012/11/23
ジャンル ドラマ
映倫 G

スカウトマン、娘1人。

そうそうイーストウッドおじさんの息子も出演していたようです。

オフィシャル・サイト
http://troublewiththecurve.warnerbros.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/
 
 
 
 

 

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ドリームハウス(2011)☆彡DREAM HOUSE

2012-11-24 | 映画:シネコン

 そこには、今でも幸せな家族が暮らしているはずだった。

好き度:=60点

東宝シネマズ二条にて鑑賞

豪華キャストときて、その上ミステリーと来たらかなり期待高めになるはずだが、、、、。う~んこういうのって何処かで観たようなストーリーじゃんとだんだん話が進むにつれて思いだした。

そうそうこの作品でダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが結ばれたんでしたね。どちらかといえば、その話題の方が私的には興味深々でした(笑)

作品の中ではラブラブな夫婦役です。


いやあこのシーンに限らず結構ベッドシーンなんかもあったりで、、、、。そのまま私生活まで行き着いたわけですね。

すみません!話から脱線してしまいました。

さてこの話はこの幸せな夫婦と2人の子供が郊外にマイホームを購入してやって来るというところから始まる。そしてこのマイホームにまつわる過去がこの家族を恐怖に陥れるというもの?と素直に信じていたら実は予想外の展開へと進むわけですが、、、、。決して予想外とも言えないか。何か色々なお話しをミックスしたような感じで、何処かで遭遇したような話の展開なんですよね。

かなり込み入っているといえばそうではあるのですが、何だかややこしい?ところもあったりなかなか整理つきにくいわ。とりあえずあらすじを読んで下さいませ。

あらすじ(Moviewalkerさんより)

有能な編集者として活躍したウィル・エイテンテン(ダニエル・クレイグ)は、長年勤めた会社を辞め、ニューヨーク郊外に購入した夢のマイホームに転居する。愛する妻リビー(レイチェル・ワイズ)や娘たちと過ごすため、この家で小説を執筆して暮らすという決断は、長い間、仕事人間として過ごしてきた彼の人生の新たなスタートだった。

ところが、やがて自宅の周囲で不可解な出来事が起こり始める。周囲をうろつく怪しい男の姿を目にしたり、娘が幽霊らしきものを目撃して怯えたり、自宅の地下に侵入した少年少女が怪しげなミサを行っていたり……。

 

そんな矢先、1人の少女から思いも寄らぬ事実を聞かされる。彼が購入したこの家では、5年前に父親を除く家族3人が皆殺しにされる壮絶な事件が起きていたというのだ。その事件の容疑者は殺された家族の父親で、事件後精神を病んだ彼はまだ逮捕されていないという情報を隣家の女性アン(ナオミ・ワッツ)から得たウィルは地元の警察に相談するものの、全く相手にされない。仕方なく、家族を守るため単身、事件の調査に乗り出す。しかし、事件の真相に近づくにつれ、彼の胸に迫るのは悲しみばかりだった。そして最後に待ち受けていたのは、想像を絶する衝撃の事実。幸せな一家を悩ませる犯人の正体、そしてその目的とは?真実を追い続けるウィルが辿りついた答えは、あまりに残酷なものだった……。


ナオミ・ワッツの役どころも今一つわかりにくいなあ。色々過去の事を知っている隣人なんだけど。

事件の容疑者は意外な人物ということだけ言っておきます。まさかという展開なのですが、でもこういうパターンはやっぱり他の映画で観たような、、、、、。

実は幻覚?これヒントです。ダニエル演じるウィルの幻覚が事件の真相に繋がりますので未見の方、そこがポイントです。

 
子供たちも、、、、そして妻も、、、、。

解説(allcinemaより)

本作での共演がきっかけで結婚したダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ、そして「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツという豪華スターの共演で贈るサスペンス・ミステリー。妻子とともに越してきた新居が、一家惨殺事件の舞台だったことから主人公にふりかかる戦慄の恐怖と驚愕の真相をサスペンスフルに描く。監督は「父の祈りを」「マイ・ブラザー」のジム・シェリダン。

メディア 映画
上映時間 92分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2012/11/23
ジャンル サスペンス/ミステリー
映倫 G


これは現実、、、。


これは??

オフィシャル・サイト
http://dreamhouse-movie.com/
オフィシャル・サイト
http://www.universalstudiosentertainment.com/dream-house/ (英語)
 
 
 
 
 
 

 

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希望の国(2012)

2012-11-18 | 映画:シネコン

 それでも世界は美しい

好き度:=70点

MOVIX京都にて鑑賞。

今回は毒気もなくひたすら愛を語る園子温。原発問題をテーマにシリアスさに描いている。地震で被害を受けた人たちの心の葛藤や自分たちの住む土地への愛着をヒシヒシと感じさせられる。目に見えないし実感さえわかないだけにこういう問題ってやはり難しいですよね。

被災したことで病に侵されるまで分からないというのは本当に怖いものだと知りました。でも心一つ変えるだけで人間って強くなれるかもしれません。それは愛です。愛があれば目の前に立ちはだかる恐怖も吹き飛ばされるのかもしれません。

 あらすじ(MovieWalkerより)

東日本大震災から数年後の長島県を舞台とする。酪農を営む小野泰彦(夏八木勲)は、妻・智恵子(大谷直子)と息子・洋一(村上淳)、その妻・いずみ(神楽坂恵)と、平凡ではあるが満ち足りた暮らしを営んでいた。隣に住む鈴木健(でんでん)と妻・めい子(筒井真理子)も、恋人・ヨーコ(梶原ひかり)と遊んでばかりいる息子・ミツル(清水優)に文句を言うことはあるが、仲良く生活していた。しかしある日、長島県に大地震が発生し、続いて原発事故が起きた。そのような事態が人々の生活を一変させた。警戒区域が指定され、鈴木家は強制退避が命じられたが、道一本隔てた小野家は非難区域外だった。泰彦は、洋一夫婦を自主的に避難させるが、自らは住み慣れた家に留まった。その後、泰彦の家も避難区域に指定され、強制退避の日が迫る中、泰彦は家を出ようとはしない。その頃、避難所で暮らしていた鈴木家の息子・ミツルと恋人のヨーコは、瓦礫だらけの海沿いの街で、消息のつかめないヨーコの家族を探して歩き続けていた。果たして、原発に翻弄される人々に明るい未来は訪れるのか……。

 
日々平凡だが満ち足りた生活を送っていた小野家の人たち

地震が起きた事で突然生活は一変してしまう、、、、。

 
この貼られたテープの向こう側は立ち入り禁止区域だとは・・・・。

じゃあこちらは安全なのか??

  
小野家の長男とその妻いずみの愛              禁止区域の鈴木家のみつるとその恋人ヨ―コの愛

そして小野家のあるじ泰彦と認知症患う妻智恵子夫婦の愛

 

これらの3組の愛のかたちが原発によって更に絆を深めていくというお話です。

大谷直子演じる智恵子がなかなか素晴らしい!!夫泰彦にその都度「家へ帰ろうよ!」と訴える姿が何とも切ないものを感じた。帰る場所があるはずはないのだが、、、。

 
長男洋一の妻いずみは避難先でおめでたが判明したが次第に放射能への恐怖を募らせていく。防護服に身をまとい必死に体内の子供を守ろうとする姿がとても印象的だった。

とにかくどの場面も非常に印象的だった。何と言ってもラストの衝撃はやはり監督らしい終盤だったのではないだろうか?


牛をライフル銃で殺してしまう泰彦のあの決意も潔さを感じずにはいられなかった。

解説(allcinemaより)

古谷実原作コミックを映画化した前作「ヒミズ」で舞台を震災後の世界に置き換えて描いた園子温監督が、今度は震災と原発事故をテーマの中心に据え、被災地での入念な取材の末に撮り上げた渾身の社会派ヒューマン・エンタテインメント。地震によって原発事故が発生した架空の町を舞台に、未曾有の事態に巻き込まれ、不条理な仕打ちに翻弄されながらも必死に生きるある家族の姿を、詩情溢れる映像とともに力強く描き出していく。出演は夏八木勲、大谷直子、村上淳、神楽坂恵、清水優、梶原ひかり。

 

メディア 映画
上映時間 133分
製作国 日本/イギリス/台湾
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月 2012/10/20
ジャンル ドラマ
映倫

G

突然おとずれた不安、痛み、苦しみ、別れ……
ただ、愛するものを守りたい

オフィシャル・サイト
http://www.kibounokuni.jp/
 
 
 
 
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北のカナリアたち(2012)※短めレビュー

2012-11-12 | 映画:シネコン

 先生が島を追われた日、私達は歌を捨てた。

好き度:+8点=58点

この作品、人気があるようで平日なのに多くの観客でした。客層は中高年層。かくなる私も同じ中高年だけど(笑)

これミステリーだったんですね。後で知りました。でもそんなにハラハラ、ドキドキ感もないし、、、、。

湊かなえさんの原作だということで期待していたのだが、何か全体に中途半端な気もした。

吉永小百合さんが何と不○するシーンあり!
何だかちょっとこれ意外だった。相手が仲村トオルさんだったけど、何だか不自然な感じもする。それに仲村トオル演じる警察官の過去が今一つ説明不足のような?分かりにくいわけではないけどね。もう少し膨らまして欲しいような。ラブシーンもちょいとあり。吉永さんの真面目キャラには似合わないかも。なんて言いたいこといっぱい書いています。

若い頃と年老いた頃を演じ分ける吉永さんの雰囲気も少し無理があるようにも、、、、。吉永さんありきの作品だから仕方がないと言えば仕方ないかあ。

あらすじ(MovieWalkerより)

夫・川島行夫(柴田恭兵)と共に北海道の離島にやってきた小学校教師、はる(吉永小百合)が受け持つことになったのは6人の生徒たち、鈴木信人(小笠原弘晃)、戸田真奈美(渡辺真帆)、生島直樹(相良飛鷹)、安藤結花(飯田汐音)、藤本七重(佐藤純美音)、松田勇(菊池銀河)だった。彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。「先生が来るまで学校がつまらなかった」とこぼしていた子供たちの顔にも笑顔が溢れるようになり、大自然に響き渡るその歌声は島の人々の心も優しく包み込んでいった。

そんな時、担当した事件が原因で心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。人知れず悩みを持っていたはるは、陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。子供たちは心に深い傷を負い、はるは心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、追われるように島を出ることになる。だが、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった……。20年後、東京で図書館司書として暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。その真相を知るため、はるは6人の生徒たち(森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平)との再会を心に決め、北へ向かう。久しぶりに再会した彼らの口から語られるのは、20年間言えずにいた想いだった。それぞれが抱えていた後悔が大きな傷となり、今も心に残っていることを知ったはる。そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを6人に明かすのだった……。

信人役の森山未来君、出番は少なかったですが、吃音の癖を上手く演じていて、なかなか良かった。あくまでも脇役だから仕方ないけど、こんなに脇を固める豪華若手俳優陣をもっと活かせてもらえると良いのだが、、、、。そのあたりもちょっと惜しいような。

 解説(allcinemaより)

人気作家・湊かなえの連作ミステリー『往復書簡』に収められた短編『二十年後の宿題』を原案とする吉永小百合主演のヒューマン・ミステリー・ドラマ。20年前に北海道の離島で起きたある悲劇の真相と、その出来事によってそれぞれに心に深い傷を抱え、その後の人生にも暗い影を落とすこととなった女性教師と6人の教え子との20年ぶりの再会を重厚な筆致で描き出す。共演陣には柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗のベテラン勢に加え、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平ら若手実力派キャストが豪華に顔を揃える。監督は「どついたるねん」「大鹿村騒動記」の阪本順治。

メディア 映画
上映時間 122分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2012/11/03
ジャンル ミステリー/ドラマ
映倫

G

 
 
オフィシャル・サイト
http://www.kitanocanaria.jp/
 
 
 
※2時間はちと長い。
 
 
 
 
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アルゴ(2012)☆★ARGO

2012-11-08 | 映画:シネコン

 この《実話》は、フィクションよりも大胆

好き度:+5点=75点

MOVIX京都にて鑑賞。 ベン・アフレック監督・主演の作品です。

何とこれ実話らしく、びっくり!!舞台はあの中東イラン。そのイランにあるアメリカ大使館で起きた人質事件らしく。CIAが実際に行った救出作戦だというのだから、嘘みたいな話。

確かにコピーのとおりフィクションより大胆な実話としか言えないよね。こんな発想すること自体信じられないね。でもこれが上手く行ったというのも凄い話である。

それにしても中東辺りは何とも独特な雰囲気です。イスラム教という宗教のせいでしょうか?観ている私自身も何だかその場所にいるような気がして妙な緊張を感じるのでした。ヘタに関わると突っかかるおじさんがとても印象的でした。関わりたくないなと実感。

 
この風景一つにしても緊迫感を感じる。ベン演じる髭もじゃ
トニーとバックのホメイニ師のような?ポスターがえらいマッチ。


雑踏とした街並に紛れ込むトニーとアメリカ大使館の職員たち。何処で監視されているか?と考えたらそれだけでも冷や汗もの。とにかく怖いの一言。

終始そんな緊張感で観ていたこの映画。とにかく自分もこの映画の中へ同化しているような気分でした。

もちろんそんな状況の中、トニーは大芝居を売って彼らを助けようと試みるわけだから、これって凄いわ!

あらすじ(Movie walkerより)ネタばれしています。未見の方読まないで下さい。

1979年11月4日、イランの過激派がアメリカ大使館を占拠する。混乱の中6人が脱出しカナダ大使の私邸に逃げ込むが、残った52人の大使館員は人質となる。イラン側は、癌の治療のために渡米した前国王パーレビの引き渡しを要求する。大使館員の写真つき名簿は襲撃前にシュレッダーにかけていたが、名簿が復元されれば脱出者がばれ、捕まれば処刑される。国務省はCIAに応援を要請し、人質奪還のプロ、トニー・メンデス(ベン・アフレック)が呼ばれる。トニーは、6人をニセ映画のロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立て上げて出国させるという作戦を閃く。

 

トニーの知人で特殊メイクの第一人者、ジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)は協力を快諾する。チームに参加した大物プロデューサーのレスター(アラン・アーキン)は、自宅で山積みになっているボツ脚本から、イランでの撮影に相応しいSFアドベンチャー『アルゴ』を選び出す。事務所を立ち上げ、大々的な記者発表を開き、本物さながらのプロジェクトが始まる。

一方、イランでは200人以上の民兵が空港を監視していた。1980年1月25日、プロデューサー補に扮したトニーはイランへと向かい、文化・イスラム指導省で撮影許可を申請した後、カナダ大使邸に入る。

 

6人は計画に反発するが、それぞれの役柄を暗記する。翌日、ロケハンを許可した指導省が、バザールで担当者と面会するよう要求してくる。トニーは怖気づく大使館員を説得して連れ出し、何とか乗り切る。しかし翌日、トニーの上司オドネル(ブライアン・クランストン)から緊急電話で、計画の中止が告げられる。軍による人質奪還作戦が決定したのだ。航空券は取り消され、ハリウッドの事務所は閉鎖される。トニーは6人に黙ったままホテルに帰る。翌朝、トニーは電話で、6人を出国させると上司に宣言する。しかし作戦の復活には、カーター大統領の承認が必要だった。一方、大使館名簿の復元もあと数分に迫っていた……。

 
この場面はもうもう息を呑むようなドキドキシーンで思わず乗り出して観ましたよ!!


もう救出までは後少し(汗)果たして成功になるのか?

解説(allcinemaより)

79年にイランで起きたアメリカ大使館人質事件で、実際にCIAが行った架空のSF映画の製作を口実に使った驚愕の救出作戦を緊張感溢れる筆致でスリリングに描き出した衝撃の実録ポリティカル・サスペンス。監督・主演を務めるのは「ゴーン・ベイビー・ゴーン」「ザ・タウン」のベン・アフレック。共演にブライアン・クランストン、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン。

出演者も作品そのものもかなり地味目ではありますが、リアルさはピカ一。まるでドキュメント作品を見ているような気分にさせられました。

メディア 映画
上映時間 120分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2012/10/26
ジャンル サスペンス
映倫

G


ベンのロン毛もなかなか時代にマッチしていて良かった!

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/argo/
オフィシャル・サイト
http://argothemovie.warnerbros.com/ (英語)
 
 
 
 
 

 

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11月の気になる映画、観たい映画は超少ない!

2012-11-04 | 映画全般

寒くなりましたね。

いよいよ今年も後わずかとなってしまいました。本当に月の経つのは早いものです。中盤から体調崩し、まだ今一つな感じではありますが。何とかぼちぼち鑑賞を続けています。出来るだけ観たい作品を絞り観ようかなと考えています。

さて今月は思いの他、とても観たい映画が少ない感じです。ということでジャンルをわけて紹介するほどありません。

以下3つの作品のみ、、、、。

 

11月3日~

北のカナリアたち

吉永小百合さん主演、満島ひかりさん、松田龍平君、宮崎あおいさん等出演 

11月23日~

人生の特等席 

クリント・イーストウッド、もう映画に出ないと思っていたのに、、、、。

ドリームハウス

ダニエル・クレイグ×ナオミ・ワッツ×レイチェル・ワイズによるサイコ・スリラーだとか・・・。どうだろう??

※アルゴが観れてません。早く観ないと、、、、。

てなわけで今月は超少ない月となりました。

 

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危険なメソッド(2011)▲▽A DANGEROUS METHOD ※短めレビュー

2012-11-01 | 映画:シネコン

 許されぬ愛。測れない心。

好き度:+5点=65点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

「イースタン・プロミス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督が、2人の精神分析学者、フロイトとユングの交流を、ユングの前に現れた魅力的な女性患者との関係を交えて描いた作品です。「イースタン・プロミス」は結構個人的には大好きな作品でしたが。。。。

しかし今回はう~んちと私にはハードルが高い作品だったような気がします。だってセリフがあまりにも難しすぎて頭がパニックになりそうなんです(涙)そんなことを考えずに観た方がいいのかもしれませんが、、、、。

ただかなり最初からインパクトは強い作品でした。それはキ―ラ演じるザビーナ・シュピールラインの表情が凄いのです!下あごを思い切り突き出したり、目がランランとしたり、それはもう凄いのです。まさに狂気の沙汰でした。精神を病んでいる患者という役どころだけあってそのあたりの雰囲気はとても見ごたえのあるものだと思いました。

それだけ素晴らしい演技なんですね。これだけでも観る価値は十分あるかもしれません。

あらすじ(goo映画より)

1904年。29歳のユング(マイケル・ファスベンダー)は、チューリッヒのブルクヘルツリ病院で精神科医として働いていた。精神分析学の大家フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)が提唱する“談話療法”に刺激を受けた彼は、新たな患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)にその斬新な治療法を実践。間もなくユングは、ザビーナの幼少期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功する。しかし、医師と患者の一線を越えてしまった2人は、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナを巡るユングの葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせてゆく。貞淑な妻よりも遥かに魅惑的なザビーナとの“危険なメソッド”に囚われ、欲望と罪悪感の狭間で激しく揺れ動くユング。やがて彼は、自分自身も想像しなかった痛切な運命を辿ることになるのだった……。

 

  
ユングはS・M?ザビ―ナのお尻をペンペン叩いたり・・・・。これが彼女への愛情表現なのかしら?


オットー・グロスという役であのヴァンサン・カッセルも登場。出番意外に短い。

  
ジークムント・フロイト役のヴィゴ・モーテンセンもキ―ラ演じるザビ―ナを巡って絡むのかと想像していたらそうではありませんでした。

ほぼユングとの絡みのみでした。残念三角関係をちょいと期待していた私は完全に肩透かしを喰らってしまいました(笑)

 解説(allcinemaより)

デヴィッド・クローネンバーグ監督がクリストファー・ハンプトンの舞台劇を映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。二人の偉大な心理学者ユングとフロイトの友情と決別の軌跡を、知られざる史実をベースに実在したある女性患者との関係に焦点を当ててミステリアスかつ官能的に描き出す。出演はユングとフロイトにそれぞれマイケル・ファスベンダーとヴィゴ・モーテンセン、そして二人の研究と交流に多大な影響を与えた女性患者ザビーナにキーラ・ナイトレイ。

メディア 映画
上映時間 99分
製作国 イギリス/ドイツ/カナダ/スイス
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2012/10/27
ジャンル ドラマ/サスペンス/伝記
映倫

PG12

※歴史に疎いとこれは面白くは観れないかも、、、、。

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.dangerousmethod-movie.com/
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/adangerousmethod/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 

 

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