銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

彼女の視線と彼の視線(^_-)-☆“カンバセーションズ”

2007-02-26 | 映画:ミニシアター

 Conversation(S)
すべての“想い”を映し出すデュアル・フレーム・ムービー

撮影は二台のカメラで・・・・。同時に二人を映し出して、そして二人の感情の動きをより効果的に、観客に伝えるためにこの手法を採り入れたそうです。それがデュアル・フレーム・ムービー彼女の視線と彼の視線。今のふたりとかってのふたり。ふっと口から出た言葉と本当の気持ち・・・・。さまざまな瞬間が同時に映し出されることによってふたりの気持ちやふたりの親密な時を共有できるような気分に・・・・。

主演の二人はヘレナ・ボナム・カーターとアーロン・エッカート、この二人の会話シーンが中心で、物語は展開していきます。

《ストーリー》マンハッタンのクラシックなホテルのバンケットルームで、その夜はウェディングパーティが開かれていた。少し場違いな雰囲気を漂わせ、退屈そうにテーブルに座る彼女(ヘレナ・ボナム・カーター)壁にもたれ彼女を眺めている彼(アーロン・エッカート)。席を立ち、喫煙場所を探し、人気のないホールを見つけ、煙草をに火をつけた彼女に、が差し出す彼・・・・。「お酒は飲まないの」と彼女。「煙草は吸うのに?」と彼。何気ない会話のやりとりなのだが・・・・実は二人は10年振りに再会した元カップルお互いに結婚の主役の関係者なのだ。彼は彼女がこのパーティに出席したわけを知りたくて、色々質問する。彼女は医者の妻として、ロンドンで暮らしている。彼は、ひと回り以上の年下のダンサーの彼女がいる。あくまでも遊び、気楽でいいのめり込んだら失敗すると話す彼。

儀式もラストを迎え・・・・。バンケットルームより、ラストダンスを告げる声が聞こえる。「踊らないか?」と誘う彼。「ここでなら」と彼女。誰もいないフロアで、二人だけのスローダンス「同い年なのに、何故歳を隠す?」と彼。「数の響きが嫌いなの」と彼女。そんなやりとりしている間にパーティは終わる。「去年までずっと、街角で君の姿を探していたよ」なんて言う彼

「明日の朝6時のでロンドンに帰るの」その言葉で、彼と彼女の足は・・・・彼女の客室へ。エレベーターを待つ二人。「乗ったら引き返せないわ・・・・」心の迷いが交差する二人の前に、彼の恋人の友人が現れる「サラは元気?」と彼に・・・。エレベーターの中で微妙な空気が流れる。「サラに宜しく伝えて!」と友人は先に降りていった。

「最悪」と彼女。現場を見られたのも同然客室に入ると同時に、サラから彼のに・・・。「もしやさっきの友人がしたんじゃ」と彼女。すると今度は彼女に留守電が夫からだ。「メッセージ聞かないの?」と彼。「いいの」と彼女。

「孤独な男女は、人目のない部屋で何をするの?」「俺が孤独?」。「みんな孤独よ」いつしか二人は????「太ったわ!」と彼女。「厳しいね!」「悪気は無いの。貫禄がついたって言いたかっただけ」「7キロくらい増えた?」「いや4・5キロさ」と笑いあう二人。やがてマジに・・・・。「こんなことしても、何もならないわ。二人とも幸せにはなれやしない」彼女と彼。夜明け前まであと少し別れが待っている。

時折、昔のの二人の姿も映し出されるが・・・。ほとんど二人だけです。途中また状態にダメですね。多分寝不足だったからだと思いますが言葉のキャッチボールで繰り広げられる映画は子守歌状態に誘われることになります。お互いの心を探りあい・・・・面白いお見事ですそれからアーロン・エッカートはこういう映画に適役かも「サンキュー・スモーキング」を思い出しました。まさに今回の映画とあの時のアーロン・エッカートと重なりましたね。

 

 ラストシーンが凄く良かったですね

 

 

 

 

 

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となり町戦争(@_@;)今、一線を越える!

2007-02-23 | 映画:シネコン


面白いから恐くなる。サプライズ小説、完全映画化!

第17回小説すばる新人賞を受賞した三崎亜記の小説『となり町戦争』の映画化、先日MOVX京都にて鑑賞しました。この選考会で物議を醸し、多くの作家や評論家から、絶賛された衝撃作らしい。そんなことも、知らず・・・・。観に行った私です。

舞台は舞坂町という、のんびりした田舎町。ツーリストで働く北原修路(江口洋介)の元に、電話 相手は舞坂町職員香西(原田知世)からで、となり町・森見町と戦争を始めるので、偵察業務について欲しいという。後日北原の元に届いたに戦争開始のお知らせ、開戦日は5月7日、終戦予定日8月31日という内容。そして業務遂行のために、対森見町推進室の香西さんと偽装結婚という事に・・・・。夫婦生活が始まる戦時中とは言え、町はそんな気配を感じさせない戦争状態と唯一分かるのは、日々のニュースで発表される戦死者の数だけ・・・・。えぇ~本当なの淡々とした日常生活の中に侵食した戦争。北原は知らず知らずのうちに、その戦争の中心に・・・・。

主人公北原は、何が何だか分からない状態でも香西はじめ、対森見町推進室の職員はマジ状態。その中でも余貴美子演じる、推進室長宮園が独特なヘアースタイルと雰囲気が印象的話し方も面白いので、思わずぷっ~となりかけた
そして何と言っても香西を演じる原田知世も心のない話かたが気になるも、別の彼女の顔がどんなものなのか知りたくなる。そんな彼女に北原は次第に心惹かれる様子ある日ツーリストの同僚本田が戦死したとの訃報。そして、香西の弟が舞坂町の民兵に合格、北原の身近の者にも戦争での犠牲者が出始めるやっぱり戦争してるのだと改めて実感することに・・・・。

戦争という「業務」で繋がれた“北原”と“香西”次第に現れる戦争の本当の姿とリアルに芽生える二人の恋の行方・・・・。

身近な町での戦争、地方自治行政、そして男女の感情の一線ある時その一線は越えることに。まったく思いがけない、リアルで不条理な世界が突然私達を襲ったら自分もどうしたらいいか?迷ってしまうだろう、戦争への危機感

中東での戦争、アフリカでの戦争、全て一緒の国の中で宗教が違う民族が違うということで内戦が起こっているわけだから・・・・。日本の何処かで戦争が起こりうることは無いとはいえないかも・・・・・。

この小説は2005年1月に発売されると、新人としては異例の売り上げを記録し話題を集めたそうです。

 となり戦争公式サイト

 

 

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守護神/The Guardian

2007-02-20 | 映画:シネコン

 
MOVX京都にて、『守護神』を鑑賞した。久しぶりに観るケビン・コスナーの映画だ。今ブレイク中の若手俳優、アシュトン・カッチャーとの共演先日の『ボビー』ではドラッグのディーラー役で出演していた。長い髪に髭もじゃという風貌だったので、同じ人と分からなかった。今回は年齢相応って感じでしょうか。何とあのデミ・ムーアと結婚しているそうで・・・・15歳という年齢差らしい。ケビン・コスナーといえば『JFK』の映画以来、観ていないかもしれない。何でも1994年以降はヒット作にも恵まれていなかったらしい。最近では「ママが泣いた日」という作品にも出演していたが、上映期間も短く・・・・。観る機会がなかった。

さてこの映画は海上事故での人命救助をする、アメリカ沿岸警備隊をモデルに製作された。常に死と隣り合わせの任務を遂行する、レスキュー・スイマーの《命のドラマ》だ。他人の命を守るために、人生の全てを捧げてきた伝説のレスキュー・スイマー、ベン・ランドール(ケビン・コスナー)と彼に導かれる若き天才スイマー、ジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)の心の絆、彼らの栄光の裏に秘められたと葛藤生死の狭間で見た奇跡の生還と為すすべもなく、逝く命を見送らなければならないレスキュー・スイマーの定め監督は「逃亡者」、「コラテル・ダメージ」のアンドリュー・ディヴィス

《ストーリー》任務中に大切なパートナーを失い、心身ともに深い傷を負ったレスキュー・スイマーのベン。現場を退いて、レスキュー隊員のエリート育成の“Aスクール”の教官として赴任することになる。そこで、元高校の水泳チャンプである訓練生、ジェイクと出会う。才能に恵まれている彼だが、常に何かに苛立ち・・・・。時に切れて、暴走そんな彼の姿にベンは自分の姿と重ね合わせる心の傷ジェイクも大切な者を救えず・・・・苦悩の日々だった訓練の中で、ベンは救い続けることこそ、生き残った者の宿命と教える。そんなベンの信念に、心打たれる次第に人命救助の本当の意味を学ぶことになる。いつしか二人の間には親子のような強い絆が・・・・。厳しい訓練を耐え、難関を突破いよいよレスキュー隊員としてデビュー現場復帰したベンと共に、アラスカのコディアック基地に配属される。しかしここで待ち受けていた事は想像以上に過酷なものだった

 

冷水の中で長時間耐え抜いたり、衣服を着たままで、水中で立位をとる。素早く、迅速に衣服を着衣する。いやあ~大変なことです。腕立て伏せもろくにできない私なら・・・失格間違いなし海上でのアクシデントと闘うなんて、絶対無理だなんて思いました。自然は本当に恐ろしいですね。救助シーンは映画だと分かっていても、ハラハラしますよね。アメリカ映画はお金かけて、凄い~~久々のケビン・コスナー、年齢を重ねて、渋くてでした。

 

 守護神/The Guardian作品紹介&公式サイト

 

 

 

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『ボビー』試写会☆2月13日大阪メルパルクホールにて

2007-02-16 | 映画:シネコン


2月24日よりロードショーされる『ボビー』の試写会に、友人と行って来た。ボビーとはロバート・F・ケネディの愛称。1968年6月5日、彼はアメリカの希望とまで言われ、次期アメリカ大統領候補としてカルフォルニア州選挙を勝ち取ったその勝利の夜凶弾に倒れ、42歳という若さで亡くなった。キング牧師が暗○された2ケ月後の出来事だ。このお話はその事態が起きる16時間前、現場のLA、アンバサダーホテルには様々な人種、年齢、階層、境遇に属する22人の人間たちがいた。それぞれ交錯しながら、時間は流れていき、不安や苛立ちを抱える者や辛い現実に直面している者たちがいる。それでも人々は明日への“希望”に満ちていたアメリカや世界を変えてくれるかもしれない“ボビー”という一人のヒーローへ皆が希望を抱いた。そしてこの運命の夜、彼らの瞳に映ったものとは??

当時のボビーの映像が映画の中に提供され、演説の様子や彼の政策も聞くことが出来る。印象的なのは、ベトナム戦争への派兵の撤回を強く掲げていたこと長く続いたベトナム戦争を回避したいというボビーの言葉は、皆にとっての願いだったはず人種問題、貧困の撲滅、環境問題等の改善にとした、ボビーことロバート・F・ケネディ上院議員。22人の人たちもこの理想主義に希望を持ち、勝利の夜に集う。

監督はエミリオ・エステヴェス、彼はアメリカ史に残る最も悲劇的で、血塗られた夜を再検証するドラマとして製作。またボビーの信念を讃えるためにと映画史上かってないほどの豪華キャストやスタッフが集結している。それと故ボビーのために、ケネディ家の全面的な支援を得ている

22人の人間模様 元ドアマン(アンソニー・ホプキンス)と元ホテルマン(ハリー・ベラホンテ)の二人は、慣れ親しんだこのホテルの1階でチェスを楽しむ日々。現在のホテルの支配人(ウイリアム・H・メイシー)は有能だが、ホテルの美容師である妻(シャローン・ストーン)を苛立たせるばかり美しい電話交換手(へザー・グラハム)は出世のために、支配人といい仲に同僚(ジョイ・ブライアント)はそんな彼女の恥ずべき行為に侮辱レストランでは堅物のマネージャー(クリスチャン・スレーター)が従業員に手厳しくやっている副料理長(ローレンス・フィッシュバーン)は博論者見習いのメキシコ人コック二人(フレディ・ロドリゲスとジェイコブ・ヴァルガス)は仕事より野球の試合が気になる。コーヒーショップには大スターを夢見てオハイオからやってきたウェイトレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は慣れない手つきで、を注ぐ。一方カルフォルニアの予備選挙のパーティのため、全米から、たくさんの人々が集まったボビーの前で歌うシンガー(デミ・ムーア)はアルコールが離せない、そしてその夫(エミリオ・エステヴェス)は欲求不満気味ベトナム戦争行きを阻止するために、結婚することにした青年ウィリアム(イライジャ・ウッド)と花嫁(リンジー・ローハン)二度目の結婚・ハネムーンでホテルに滞在する若妻(ヘレン・ハント)とNY社交界の名士(マーティン・シーン)選挙を支える若い側近(ジョシュア・ジャクソンとニック・キャノン)チェコから取材に来た記者(スヴェトラーナ・メトキナ)は必死に側近達に売り込もうとする。はたまた部屋にこもり、L○○にはまる薬のディーラー(アシュトン・カッチャー)、そのディーラーから薬の経験をして幻覚症状を楽しむ新米選挙ボラ(ブライアン・ジェラーティとシア・ラブーフ) 以上紹介したそれぞれの22人の人たちに、それぞれのドラマが展開することに・・・・・。

監督・脚本を手がけたエミリオ・エステヴェスはケネディ家の支持者だった父マーティン・シーンの影響でボビーことロバート・F・ケネディの理想主義を崇拝カリスマ性や若くして逝ったボビーの存在がアメリカの輝かしい未来を奪ったとことの現実を22人の目を通して伝えたかった

考えればケネディ家の不幸はボビーだけでなく・・・・兄のJ・F・ケネディも大統領在任中、同じ運命を辿っている。これ以外にもケネディ家の人々の運命は奪われているのをご存知だろうか?それについてはこちらから

という事で豪華キャスト・スタッフが揃ったこの『ボビー』という映画には、参加した人たちの思いが込められているのだベトナム戦争での悲痛な思いがありながらも、またイラクやアフガンに派兵するアメリカの現在に、この映画は戦争や政治に対して、物申すという強い思いが込められていると感じた

追記:ロード・オブ・ザリングのイライジャ・ウッド、かなりイメージが変わったようなでも目のあの色はやはり、イライジャ・ウッドだった
シャロン・ストーン、デミ・ムーアもそれなりに年を重ねて、いい雰囲気大御所アンソニー・ホプキンスも頑張っているし、何と歌手のハリー・ベラホンテまで出演息子の映画に出演した、マーティン・シーンも最近は「ディパーデット」で刑事役に出演している。そして何と言ってもあのウィリアム・H・メイシー、独特な風貌で、印象深い。最近では「サンキュー・スモーキング」にも出ていたよね。

今から40年前のこの事件、私も薄っすら記憶に残っている。ただ詳細は、この映画を観て初めて知った。


事件が風化されることなく、覚えていたい。

ジョン・F・ケネディボビーの兄についての詳細

BOBBY『ボビー』公式サイト 2月24日より東宝系シネマにて上映です

 

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『ホステル』イーライ・ロス+クエンティン・タランティーノ

2007-02-14 | 映画:ミニシアター


京都みなみ会館にて、鑑賞した。この映画は『キング・コング』や『ナルニア国物語』を抜いていきなり全米TOPを記録した大ヒットホラー映画だただし、2週目は1位から落ちてしまったそうだが・・・・・。監督はイーライ・ロス、製作総指揮はあのクエンティン・タランティーノ。最近では「シン・シティー」の監督もしている。『キル・ビル』は彼の代表作だ

《ストーリー》アメリカ人パクストンとジョシュはヨーロッパを旅するバックパーカー。旅の途中、アイスランド人のオリと出会い3人は意気投合そんな彼らはアムステルダムのホステルで出会った男に、男性にとってパラダイスのようなホステルがスロヴァキアにあると話を聞く。早速、3人はスロヴァキアに向かうことに・・・・。噂のホステルにチェックインまもなく、魅力的な女性ナタリアとスベラナと知り合う彼女たちと深夜まで遊び歩く。翌日目が覚めると、バーで知り合った女性と一緒に帰ってきたはずのオリがいないフロントで聞くと、彼は朝早くチェックアウトしたと・・・・。何も言わずにチェックアウト何かあったのだろうかと心配するパックストンとジョシュだったが・・・・。やがて今度はジョシュも消える。パックストンだけが一人残される彼らの行方を探すパックストンナタリアに聞くと、案内してあげるわそして彼女の案内でやっと突き止め、そこで目撃したものは想像を絶する死の○問の世界やがてパックストンはすべて仕組まれた罠だったことに気づくも・・・・。パックストンも2人同様捕らわれるえたいのしれない男たちの餌食になろうとしていた果たしてパックストンはこの悪魔のような場所から逃げることは出来るのか

舞台設定は旧東ヨーロッパ、社会主義国家というのは何となく暗くて不気味さもベールに包まれた感じといっても不思議ではない。入国にはビザも必要強制両替もある。西ヨーロッパとは違い、行動も規制があるようだ。自由もきかないらしいそんな中、マフィアの勢力も強く裏社会を牛耳っているマフィアの手引きをしたり、見て見ぬ振りすれば、大金も簡単に手にする事も・・・・。

映画の設定はスロヴァキアのとある美しい町の裏に存在する『○問○人クラブ』であるこのクラブの会員は色々な国の裕福な実力者たちこの設定は監督イーライ・ロスがある時タイのサイト広告で1万ドルで、○問○人が出来るというものを見て、このアイデアが浮かんだそうだ。どこかにそのようなクラブが存在しても不思議ではないそしてベールに包まれた東ヨーロッパという設定も、この映画の不気味さをいっそう盛り上げているようだ。実際に○問シーンで制作に使用された血液は520ℓ量も凄いそして数々の○問の用具。被害者の中にカナと呼ばれる日本人も登場。たどたどしい日本語が気になるが・・・・。それと、3人がスロヴァキア行きの汽車で出会った年配の男性が誰なのかも気になるところ。このクラブの人物だとは分かっているものの、正体は???そしてもうひとつあの町にいる子どもの集団だ忽然と現れ、盗みやたかりは当然なのだが、暴行、人を○す!という凄さ。思わずそのことに罪悪感のかけらもないのだから、ぞっ~~とする彼らの将来はどうなるのか・・・と考えてしまうホラー映画というと得たいの知れないものが登場するという、非現実的な話が多いが、この『ホステル』は何と人間が人間を標的にするという、かなり現実的な話だ。ひょっとして、このようなクラブが存在するかも知れない。ありえる話だと思う。やはり一番怖いものは人間なのではないだろうか。ご承知のとおり、この映画の舞台となったホステルは世界中にある安くて、宿泊できる施設、バックパーカーなら絶対利用したことがあるところ。(私も利用経験あり)この辺も現実的な設定なので、非常にリアルさを感じる。

最後に出演者について。何と日本の映画監督三池崇史が役者として、特別出演主人公パックスストンには「ワールド・トレードセンター」に出演したジェイ・ヘルナンデスが登場

 
京都みなみ会館で近日上映作品

 映画『ホステル』公式サイト映画の詳細はこちらから

 クエンティン・タランティーノ 経歴・人物像

 

 

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『愛の流刑地』

2007-02-11 | 映画:シネコン


もう、だれにもさわらせない


昨年「やわらかい生活」で共演した豊川悦司と寺島しのぶが再びコンビを組んだ、『愛の流刑地』を観てきました。日本経済新聞で連載された、渡辺淳一の小説だそうで、読者は経営者、サラリーマン、そしてOLの間で「朝の話題は愛ルケから」というくらいの人気小説になったそうだ。また内容が過激ということもあり・・・・。賛否両論を巻き起こすなど確か以前から渡辺淳一の小説は、男女の性を描くことでは有名な方なので、観て度肝を抜かれるような感じはなかったけれど・・・・。今ひとつ物足りなさが残るところもある。私は何を期待していたのだろう

脚本・演出は鶴橋康夫日本テレビの2時間ドラマでの演出が、かなり印象深い。その鶴橋康夫の映画デビュー第一弾となったこの『愛の流刑地』だ。

《お話》ある朝ひとりの男が逮捕された。情事の果てに女性を殺したのだ。男は村尾菊治(豊川悦司)。被害者は入江冬香(寺島しのぶ)。村尾はかって恋愛小説の旗手として注目された作家だったが、今は世間から忘れられた存在だった。村尾は「愛いしているから、殺した」と話す。事件を担当する女性検事織部美雪(長谷川京子)は村尾の言葉に困惑しながらも真相を探っていく。村尾のファンであるいう女性を、記者魚住(浅田美代子)から紹介される。一目会って恋に落ちた二人その後は冬香の住む京都へ出かけて数時間の逢瀬を楽しむ。夫と子どもを持つ冬香は、最初はためらうも・・・・。次第に深い関係となっていくある時「首を絞めて欲しい」という。そんな言葉に、村尾が戸惑う「いくじなし」となじる冬香。しかし何度かそのことを求められ、とうとう殺してしまう。「なぜ男は女を殺したのかそしてなぜ女は死を望んだのか」ーーー織部はこの疑問を抱えたまま、裁判の時を迎える。そして法廷の扉は開かれた愛と死の真相はやがて明らかに・・・・

男女の究極のを描いているも、実は衝撃な結末がそして村尾本人も「二人の愛は見返りを求めない、純粋なものだった!」と思い込んでいたが・・・・・。

愛するがゆえに、死を望むのか?確かに人妻である冬香にとっての選択は難しいだろう。でも何故死ななければ、いけないのかなんて考えたが、ラストでそれは彼女の村尾への愛の凄さでも死んでまで、何故と思ってしまう。結末はぜひ映画を観て欲しい。

二人の濡れ場はさすがリアルである。寺島しのぶも豊川悦司も演技力ありすぎて、いやあ~~まいったでも全体の映画の流れは何か薄っぺらい感じ。検事役織部の長谷川京子がどうも気になる。検事なのに、かなり露出した衣装での尋問。何か村尾を挑発したようにも見えて、あまり宜しくないそれと同時に織部の恋愛がダブって映し出され・・・・。実は彼女も妻のある男性と関係があるのだが。

法廷シーンもさほど、迫力に欠けていて・・・真に迫るものを感じなかった。弁護士役の陣内孝則もあのポーカーフェイスのせいか、ちょっとって気が抜けてしまう。キャストに問題があるのかそれとも何が消化不良に・・・・。盛り上がりにかけていたという事は確かだ冬香の母役(冨司純子)はなかなかの演技(実際の母子の共演)

原作を読んでいないので、比較できませんが・・・・・。

 

 映画『愛の流刑地』 公式サイトです

 

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『幸せのちから』頑張るお父さんにエール♪

2007-02-10 | 映画:シネコン


これは主人公クリス・ガードナーのサクセスストーリーではないクリスが子どもとともに全財産21ドルから立ち上がった、実話に基づいた作品である。。幸運の女神から見離され、すべてを失ったガードナーが唯一愛する息子を手離すことは出来なかった。サンフランシスコの片隅でホームレス暮らしにまで追い込まれた父子でもそんな逆境にもめげることなく、肩を寄せ合いながら、夢と真の幸せをつかもうと全力疾走する姿を描いている。

ウィル・スミスはこの作品に惚れこみ、自ら製作も買って出たそうだ。そしてクリスを演じるにあたって、逆境にあっても前向きな姿勢でユーモアがあり、気取りのない人物を表現したいと・・・・。天才でも、英雄でもない等身大のクリスが社会から落ちこぼれ、底辺を経験しながら、自分の努力で道を切り開いて行く姿は、きっと幅広く観客の共感を呼ぶに違いないと確信それから何と言っても子どもに精一杯の愛情を注ぐ父親としての側面の表現も。そんなクリス像を作りあげたのである

クリスの実体験で印象的なところが映画の中でも・・・・。クリスが息子クリストファーを預ける保育所の壁に“しやわせ”(Happiness)を提供すると書かれているのを見て、一瞬えぇ~おかしいと疑問、つまりスペルが間違っていることに気づく。正しくは“しあわせ”(Happyness)じゃないかこんな間違いをしてる保育所はいい保育所と言えるのか息子には正しく伝えなければと思ったと語っている。“や”ではなく“あ”だということを・・・・。“し・あ・わ・せ” 些細なことじゃんなんて、思うかもしれない。でも大事なこと。クリスがクリストファーに教えないと映画での保育所はチャイナタウンにある中国人経営の保育所という設定。何か粗雑さが、このスペルの間違いに通じるこの辺も映画の面白さだと・・・。(幸せのちから訳著から)なるほどなと感心。

本物のクリス・ガードナーの全面協力のもとで脚本作りも・・・・。脚本家はスティーヴン・コンラッド、彼はガードナーと緊密に作業した。そして映画の撮影現場でもご意見番として、立ち会った。ガードナーが体験した事で分からない部分もある。そういう意味で、ガードナーから多くのことを教わったと監督ガブリエル・ムッチーノは話す。クリスが果たした役割は凄い。


本物の親子が映画で共演実はオーデション、100人以上の子どもたちと面接した末に選ばれたのがウィル・スミスの7歳の息子 ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(長い名前ですね)本当に偶然なのだ息子ジェイデンに食われてしまったと話すウィル。実の息子との共演に、集中できるか?という心配もあったようだ。しかし、やってくれましたジェイデン君


休みの日は息子クリストファーを連れて医療器械のセールスそれ以外の日は証券会社での研修見習い売り込み、雑用にてんてこ舞いのクリス走る走る医療器械もヒッピーに盗まれる取り返さないと、売り上げにならない、その日の生活も間々ならずやっと売れた医療器械だけど税金滞納で取り立てられ、口座に残った額はなんと21ドルそれが全財産。ついに住むも追い出され、まさにホームレス状態・・・。トイレで一夜を明かす。クリスの顔はそんな状況でも、息子を手離さないクリスの信念は凄い

これはお父さんの物語、親子の絆の物語・・・・。ウィル・スミスがクリス・ガードナーの物語に心動かされて出来た作品。

  thePURSUITofHAPPYNESS 作品紹介・公式サイト

 

 

 

 

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『マリー・アントワネット』最も愛され、最も憎まれた伝説の王妃

2007-02-07 | 映画:シネコン

  
MOVX京都にて鑑賞しました。1日のファーストディーということもあり、19:00からの上映もたくさんのお客さんで、いっぱいマリー・アントワネットと言えば、フランス革命を思い出す。オーストリアの皇女マリーが若干14歳の若さでフランス王太子の元に嫁ぐのだが、フランス革命後、死刑となる。そんな運命の悲しき王妃のイメージが強いのだが・・・・作品はそんなことにはあまりふれず。華やかな王室での暮らしやマリー・アントワネットの若き女性としての戸惑い、悲しみなどを重点として展開されている

《ストーリー》オーストリア皇女アントワーヌ(キルスティン・ダンスト)は母マリア・テレジア(マリア・フェイスフル)の命令でフランス王太子の元へ嫁ぐことになった。新しい出会いに期待で胸をふくらませ、迎えの馬車に乗り込むが、悲しい別れの儀式が訪れる。国境でフランス側に引き渡される際に、何と服・持ち物、そして愛犬まで取りあげられてしまう悲しみにくれるアントワーヌしかし意を決し、頭の先から爪の先までフランスの服に身をまとい、未来の王妃マリー・アントワネットとしてフランスの土を踏む国王ルイ15世から歓迎を受け、彼の孫で夫なるルイ・オーギュスト(ジェイソン・シュワルツマン)を紹介される。15歳のルイはマリーより幼く見える子どものようだった。1770年5月16日、宮殿の聖堂で華やかな結婚式をあげる。マリー14歳、ルイ15歳である。

ベルサイユでの生活は奇妙だった新婚初夜に、国王や神父などの大勢の人たちがベッドの前に集まる。監視状態なのだ翌朝の着替えは、位の高い人が服を持ってくるまで、裸のままで待たなければならない。王族・貴族はいつも陰口ばかりルイ15世は愛人のデュ・バリー夫人と人前で宮廷の品位も秩序もないデュ・バリー夫人は元娼婦でマリーも嫌いだったでも反面、彼女が羨ましい。それはルイ15世にされていたから・・・・。マリーの夫ルイは、マリーに関心を示さず、ベッドでも、指一本触れようとしない母やオーストリア大使のメルシー伯爵から、「一刻も早く世継を」とせかされる日々。努力するマリーだが、ルイはマリーを抱こうともしない虚しいマリーはその気持ちを紛らすために、靴・ドレス・宝石お菓子、と浪費ざんまい。そしてそのあげくギャンブル・パーティにはまっていくのだ

ある時、マリーはスウェーデン陸軍のフェルゼン伯爵(ジェイミー・ドーナン)と出会い、におちるフェルゼンの男の魅力のとりことなったマリーは人をする喜びを知るのだ。

結婚から4年後、ルイ15世の突然の崩御ルイはルイ16世として王座に就き、マリーは王妃となる。このとき二人は19歳と18歳だった。王妃になっても、マリーの贅沢は続き、ますます派手な生活をおくる。この浪費によって王室の出費は大きくふくらんでいった

そんなマリーのところへ、兄ヨーゼフ2世が訪ねてくる。結婚へのアドバイスだった。このアドバイスにより、ルイとマリーの間にようやく子どもが生まれる母になったマリーはこのことで、大きく変わる。ルイより、別荘をされガーデニングやの飼育に喜びを見出す娘のマリー・テレーズと一緒に過ごすことが多くなった。社交場で得られなかった安らぎを感じるように・・・・・。

まもなくして、舞踏会が宮殿で開かれた。アメリカ独立戦争で戦った兵士を招いてのものだ。この中にあのフェルゼンの姿もあった。フェルゼンの求愛に心動かされるマリー。でも許されない関係に飛び込むことも出来ず恋は実ることなく終わった。しかしマリーの気持ちの中には、フェルゼンの姿が

フランスに危機が迫っていたアメリカへの派兵問題や金銭的援助により、国の財政は破綻寸前このことで、国民の怒り・憎しみは王室に向けられた。そんな中、マリーのまわりに色々な出来事が最愛の母の死、2人の息子の誕生に息子の死と・・・・。そして怒り狂った群衆の攻撃は牢獄の襲撃側近達は国外脱出へ・・・・。マリーとルイはヴェルサイユにとどまることを決意2人は初めて、心の底からわかりあえたと感じるそしてマリーはルイと子どものそばから離れない決意をするのだ深夜宮殿のバルコニーに立ち、群衆の前で深々とお辞儀するマリーだが・・・・。

ラストはヴェルサイユを去るマリーとルイ・・・・。この先に待っている運命には気づくこともなく。

さすが女性監督らしい、映像の美しさもちろん当時の若い女性達の衣装にも、ため息がでる。ソフィア・コッポラはマリーの目線で撮ろうと、徹底的に決めていたそうだ。なるほどそういう意味では主人公の悲しみや辛さ、楽しさが充分伝わっていると思った。本当のマリー・アントワネットの生涯を調べてみたら、かなり壮絶な人生だが、その辺はあまり出されず・・・・。あくまでも王妃ではあるが、一人の女性の生き方の素顔に迫った作品。伝説の王妃の素顔がちょっと見えたようなとにかく美しい女性たちに魅了された映画です


食事をとる、ルイとマリー


華やかな宮廷での舞踏会


フランスの土を踏んだ時のマリー・アントワネット


子どもが誕生して、マリーは変わった母としての穏やかな生活


ソフィア・コッポラ監督ハリウッドきっての名門ファミリー
父は巨匠フランシス・フォード・コッポラ、祖父は有名な音楽家カーマイン・コッポラ
親戚には俳優ニコラス・ケイジ、そして本作品にもルイ16世役を演じているジェイソン・シュワルツマンもいとこにあたるそうです。ソフィアはフォトグラファー、デザイナー、映画監督、脚本家、女優と多彩な才能を発揮している

 

マリー・アントワネット映画の詳細・公式サイト、こちらからどうぞ

マリー・アントワネット歴史上のマリー・アントワネットについてはこちらから

 

 

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えぇ~家が生きている?!『モンスターハウス』字幕版

2007-02-04 | 映画:シネコン

怖いは・・・・
MOVX京都で観てきました。やはり、吹替え版の上映が多く、字幕版は上映1回のみです。スティーヴン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキスが制作総指揮を取った話題のCGアニメーションということで・・・・。ちょっと気になっていた作品です。

《お話》ハロウインの前日、12歳の少年DJは向かいのネバー・クラッカーの家を偵察していた。この家には不思議な事が次々起こるのだ最初に可愛い少女が三輪車に乗り、歌いながら登場「ハロー木の葉さん♪」や「ハローお空さん!」と楽しげにやって来る。そしてネバークラッカー家に近づいたその瞬間、の顔のネバー・クラッカーが「家に近づくな」と少女に怒鳴りたてる少女は叫び、逃げていく~そして残されたはネバー・クラッカーがの中に・・・・。ネバー・クラッカーはの敷地に入るものには、近づくな!!と・・・・。ところが、DJの親友チャウダーのがたまたまネバー・クラッカーのの敷地内にコロコロと入ってしまった案の定ネバー・クラッカーが大怒りで出てきたとその瞬間、ネバー・クラッカーは心臓発作で倒れてしまう誰もいなくなったなのに・・・・。DJ宅に向かいからがかかるおかしいという事でDJとチャウダーは家を確かめに行くのだ犬も近づいた。すると突然は生き物のように動き出し、ドアからじゅうたんが舌のように出て、犬を包んでしまい、中に・・・・。まるでは生きているようだ。翌朝今度はジェニーという女の子がを訪ねて、襲われそうに・・・。DJとチャウダーは助ける事ができたこの家はモンスター化していると警察官に訴えるものの・・・・信用されずついにジェニー・DJ・チャウダーの3人はこの化け物屋敷の息の根を止めるために、に入り込もうとする。さてさて一体このの正体はそしてこのの主ネバー・クラッカーの隠された過去とは・・・・。

家が動き出し、歩いたり、人を襲いだしますアニメーションとは言えなかなかの迫力に、息を呑んでしまいます監督を務めたギル・ケナンは次代のティム・バートンと言われている。今回の作品が長編初監督だそうだアニメとは言えキャラクターの表情もかなりリアルで凄いストーリーも後半面白くなってきます。単にホラーアニメではなく、ネバー・クラッカーのと過去の隠された生い立ち、この生き物化した化け物屋敷の真相も解明され・・・・。子どもだけでなく、大人も充分楽しめそうです

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「それでもボクはやっていない」を観た・・・・。

2007-02-02 | 映画:ミニシアター

 
最近、富山で○○罪で実刑判決を受けた男の人が二年9ヶ月服役後、無罪だという事が判明した。それは昨年8月に別件で逮捕された男が「自分がやった」という自白からだ。警察の取調べもかなり不十分だったようである。しかし無罪であることを主張することも出来なかったその状況の裏には何があったのだろう?

この作品は11年ぶりに周防正行監督が“撮らないわけにはいかない”という使命感を持って作った初めての映画である。題材は冒頭で書いた冤罪がテーマだ。

2002年12月に、ある新聞記事と出会った監督。その記事の内容はこうだった東京高裁で痴漢事件の逆転無罪判決を伝えていた。被告人と家族、大学時代の友人らを中心とした支援者たちが、彼の無罪を勝ち取るために支援活動をして、検察官の有罪立証を覆し、無罪を取ったという内容だったそうだ。監督が今まで取り組んだ“素人ががんばる”というコンセプトにぴったりはまっていたのがひとつの大きな理由も・・・・。素人がプロと闘うなんてあまりない事なので、自分が漠然として思っていた裁判の姿と実際は違うのではと取材を始めたらしい。そして取材を進めるうちに、《裁判》というテーマに出会った。

周防監督の作品はこんなきっかけから誕生した。日本の刑事裁判の実態をこの作品を通して、えぇ~こんなのありという疑問がたくさんある。一番の驚きは無実だと訴えたら、不利になるということ。素直に容疑を認めたら、身柄釈放→起訴(多くは略式起訴、正式裁判はなしで、書面のみ)→罰金刑 つまり前科がなければ、身柄釈放されて不起訴、もしくは起訴猶予という事が多い。もし起訴されたとしても多くは略式起訴で罰金刑の適用となる。そしてこの略式起訴は軽微な犯罪の場合に限る。やっていないと無実を主張するならば、留置場に勾留されるのだ主人公撤平(加瀬亮)は容疑を否認して、無罪を主張したので、4ヶ月もの間勾留に・・・。つまり否認続けることで勾留延長する可能性が多いようだ。勾留期限が切れるまでに検察官は起訴するか否かを決めなければならない。起訴が決定すれば、正式裁判となる。そして被疑者から被告人と立場がかわり、刑事裁判となるのだ

まだまだ分からないこと、理解できないことが多くあるが・・・。裁判所は被害者の供述を依拠して有罪判決を決めるという現実が今の状況だし、そしてあいまいな証拠で簡単に有罪されてしまうのも現実そしてもうひとつ、否認事件での有罪率は何と映画の中で述べられているように99.9%なのである

金子徹平はある日、会社の面接に向かう満員で痴漢と間違えられる。話せば分かると思っていた。駅員に促されるまま、駅事務所に行ったら何も言わずに警察官に引き渡されてしまうそこから徹平の人生は思わぬ方向へ・・・・。現行犯で逮捕何もやっていないという無実の訴えには、耳もかそうとしない警察官。否認を続ける事は立場が悪くなるから、罪を認めよ!と言う弁護士の言葉に驚く徹平・・・・。でもそれが日本の刑事裁判の実態だったやがて裁判が始まり、被告として立つ徹平

弁護士荒川正義(役所広司)
元裁判官、父親も冤罪事件を積極的に弁護した人権派の弁護士だった。正しい裁判を行えば冤罪は生まれないと思い、裁判官になったが、現実は単純ではなかった。父親の死後、裁判官を辞めて弁護士に・・・・。国家権力に物を言う個人でありたいという決意の元に弁護をしている

新人弁護士須藤莉子(瀬戸朝香)
荒川弁護士と同じツグミ法律事務所で、否認事件担当は初めて

斉藤達雄(山本耕史)
徹平の大学時代の友人、徹平と同じくフリーター、徹平の無実のために支援

金子豊子(もたいまさこ)
徹平の母、定職につかない息子のことを心配して上京する。突然の息子の逮捕に衝撃友人達雄とともに息子の無実を訴える。

         金子徹平(加瀬亮)
就職活動中のフリーター、痴漢に間違えられて現行犯逮捕“被疑者”となり、起訴されて“被告人”となる

さてこの映画を観て、貴方は無罪それとも有罪、どちらだと思いますか?

周防正行監督最新作『それでもボクはやっていない』
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