銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

シング・ストリート 未来へのうた(2015)**SING STREET

2016-07-30 | 映画:シネコン

 君の夢は、僕の夢になった。

MOVIX京都にて鑑賞。久々に感動!もうもうこの世界にはまりまくりです。コナー少年の変貌にも大拍手。素晴らしい作品。とにかく初めからこれはいいぞ!と思ったら最後まで期待はずれなしでした。

有名な役者さんはまったく出ていません。それがまたいいのかもしれませんね。しかし14歳の男の子がこんな年上の女性に一目ぼれとは・・・・(笑)いやあ綺麗な女性ですよ。かなり大人ぽいから、主人公コナーには何だかおばさん見たいなきもするんですけどね。まあそれはそれで置いておいて良いです。


一目会ったその日から恋の花咲くこともあるちょっと川崎痲世の嫁カイヤ似のような?

 彼に声をかけ早速MVを作る。善は急げ!ってところですね。


一目ぼれの彼女にバンドやっているといったもんだからとにかく即席のバンドを作ってしまうんだけど。またこのバンドなかなかイケているんですよ。皆さん上手い


最初はコナーの歌声にう~ん?って思ったけど、話が進むにつれ、その歌唱力はお墨付きに~~!ギターも上手いし、ドラムの子もなかなかイケている。

コナーの家庭も両親が揉めていて何だかぎくしゃく。父は失業したものだから、コナーは柄の悪い公立高校へ転校。煙草は吸うわ、暴力は日常茶飯事というなんとも困ったところ。それなのに校長は厳しい。茶色の靴は校則違反だとコナーをいびる。彼にとって一番の気のおきどころは音楽好きの兄とのふれあいだけ。でもこの兄もとても人間味あふれていて良い感じ

だんだん変身するコナー、ある時は、メッシュにメイク。ヘアスタイルも色々変えて、だんだんミュージシャンらしくなるね!


なんとなく幼なさがどこかに残るんだけど、まあそれはそれなりに大人の男性らしいのかな?

これサントラも出ているみたいです。ちょっと欲しい気もする。歌は覚えていないけど、全部良かった。

あらすじ(allcinemaより)

1985年、大不況にあえぐアイルランドの首都ダブリン。父親の失業で優秀な私立学校から荒れた公立学校への転校を余儀なくされた14歳のコナー。両親はケンカが絶えず、学校でもさっそくイジメの標的に。そんな彼にとって、音楽オタクの兄ブレンダンの解説を聞きながらミュージックビデオ番組を観るのが唯一の楽しみ。すっかりデュラン・デュランの虜になってしまったコナー。ある日、自称モデルの美女ラフィーナと出会い、たちまち一目惚れ。思わず口をついて出た誘い文句は“僕のバンドのビデオに出てくれ”だった。慌ててメンバーを集め、即席のバンドを結成して猛練習を開始するコナーだったが…。

監督はジョン・カーニー あの「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」の人だったのね。でも私にとっては、これが監督作品では一番かもしれませんね。

解説(allcinemaより)

 「ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督が、自身の少年時代の体験をベースに撮り上げた音楽青春映画。80年代のアイルランドを舞台に、学校にも家庭にも様々な問題を抱え、悩み多き日々を送る14歳の少年が、愛しの彼女を振り向かせようとバンドを組み、音楽を通して仲間たちとの友情を深めていくさまと、ヒロインとの切ない恋の行方を、80年代ヒット・ナンバーの数々とともに描き出す。主人公にはオーディションで選ばれた新人、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ。共演にジャック・レイナー、ルーシー・ボーイントン。

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 アイルランド/イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2016/07/09
ジャンル 青春/音楽
映倫 PG12

 最後はハッピーエンド?

オフィシャル・サイト
http://gaga.ne.jp/singstreet/

 

 

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ブルックリン(2015)**BROOKLYN

2016-07-23 | 映画:シネコン

 愛が見えない街で、私は未来を探していた。

お久しぶりです。母の介護などで、ばたばたしており映画もあまり観れず・・・・。ようやくこの作品を観に行って来ました。特に紆余曲折のある作品ではなく、主人公の女性の人生を描いたものです。でも何気に良かったですね。1950年代の良き時代背景かな?

主役エイリシュ・レイシーを演じているシアーシャ・ローナンの衣装もお洒落だし。彼女がどんどん磨きあげられていく過程も良い!

 

 
寮に住んでデパートに勤めるというエイリシュ。初めはぎこちない応対だったんだけど、日に日に自信がついて上司からも褒められる。

 
素敵な出会いも相手はイタリア系のトニーという青年。結構個人的には好みだったんだけど、ちとシアーシャより背が低いような?
背が高ければばっちりなんですけどね。


トニーの自宅に招かれるということで、イタリア式を先輩から伝授!その甲斐あってトニーの家族ともばっちり

エイリシュは遠くアイルランドからアメリカ・ブルックリンへ夢?を求めてやってきて彼と出会い、恋に陥るという。まあありえる設定。そいしてこの生活に慣れた頃、彼女の背中を押してくれた姉ローズが突然の死去。そいでもって急遽故郷へ戻る事に。愛するトニーとは極秘結婚。トニーも心配だったから確固たるものが欲しかったのかもね。


神父からローズの死を聞かされ、呆然とする。

とるものもとりあえず、彼女はアイルランドへと帰郷する。

帰ったエイリシュは大忙し!姉ローズの墓に参ったり友人との再会。しかしトニーとの結婚は母にも話さず・・・。結局そのことを言いだす機会がなかったんだ。

そんな中友人の結婚相手の友人ジム・ファレルと親しくなっていく。

 
ジムを演じるのはドーナル・グリーソン レヴェナントでデカプリオと共演したあの方。

雰囲気的には怪しい。エイリシュもまんざらではなさそうな?このまま行くと二股じゃん。一体このお話、どうなるのか?と思いきや、まあ結局はある人の心ない中傷がきっかけとなって思いなおすという感じかな。

未見の方、是非劇場で観て下さい。さて彼女はどちらの相手が好きだったのかしら?

あらすじ(allcinemaより)

アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、どうすることもできな閉塞感に苛まれていく。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる大都会ニューヨークへと降り立ったエイリシュ。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送る。しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年トニーと付き合うようになり、少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだったが…。

解説(allcinemaより)

 コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色、「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナン主演で映画化したドラマ。1950年代を舞台に、アイルランドの田舎からニューヨークのブルックリンへとやって来た移民少女が、新天地と故郷の狭間で揺れ動きながら繰り広げる恋と成長を瑞々しく綴る。共演はエモリー・コーエン、ドーナル・グリーソン、ジム・ブロードベント、ジュリー・ウォルターズ。監督は「ダブリン上等!」「BOY A」のジョン・クローリー。

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 アイルランド/イギリス/カナダ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2016/07/01
ジャンル ドラマ/ロマンス/青春
映倫 G

 オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/brooklyn-movie/

 

 

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死霊館 エンフィールド事件(2016)**THE CONJURING 2

2016-07-13 | 映画:シネコン

 その日、世界は初めて心霊現象(ポルターガイスト)を信じた――

1977年英国、人々がその“存在”を
認めざるを得なかった、戦慄の実話。

MOVIX京都にて鑑賞。シリーズ第2弾です。実話らしく、またこの心霊現象が長期にわたって起きたというのだから何とも身震いする。ラストに実在したこの心霊研究家夫妻の写真も映されたので、映画を観終わってまたゾ~としたのである。中々良くできていた作品です。ほんまに怖い!


標的になったのはこの女の子、名前はジャネット・ホジソン。突然人相や目が変わり、老人の声に変わるところは本当に身震いしてしまった。どうも背後に誰かいてが囁くと言っていましたね。

わあどんな気分だろう。考えただけでもほんまに怖い。前回鑑賞したラゼロエフェクトと何か変わらないような気もするんだけどこちらは怖さ倍増です。どこが違うのだろう?

心霊研究家夫妻は前回同様このお二人、ロレイン・ウォーレンとエド・ウォーレン


ヴェラ・ファーミガパトリック・ウィルソン パトリックは最近ジェームズ・ワン監督作品常連さんですね。

ロレインが見るのは夢?それとも透視能力なのか?分かりませんが・・・・。彼女に見えるのはその心霊の正体らしい。エドが偶然に描いた薄気味悪いシスターの姿をした悪魔がたびたび彼女の前に現れる。どうもその人物が今回の事件の鍵となるようです。結局夫婦が調べたこの事件に関連したことが後に分かる事に。

しかしすぐにはそれは分からず、ジャネットに取りついた老人ビルがどうも臭いと思われていた。

 
とにかく獲りついたジャネットの表情やしゃがれた声に、空中に浮遊するといった場面は何とも不気味で見ている方もドキドキもの!
中々上手く作られていたなあと感心しました。ホラーはこうでなくっちゃね。


4人姉妹兄弟の中で彼女が標的になったのはどうしてなのか?わかりませんが。そんなことは別としてポルターガイスト現象の凄さは迫力物です。

あらすじ(allcinemaより)

1974年に起きた“アミティビル事件”を調査したウォーレン夫妻の名声はますます高まり、一方で激しいバッシングにもさらされることに。そんな中、1977年に夫妻のもとに英国から新たな依頼が舞い込む。それは、エンフィールドの古い家に住むシングルマザーのペギー・ホジソンと4人の子どもたちが怪現象に悩まされているというもの。どうやら、前に住んでいた老人の霊が次女のジャネットに取り憑いてしまったらしいとのこと。そこで、ことの真偽を確かめるべくエンフィールドへと向かうウォーレン夫妻だったが…。


この十字架たちがくるりとさかさまになるのもなんか怖かったよね。やっぱり怖さをおしみなくみせてくれるのが最高で~す!


ラスト近くでのシーンも息を呑みました。このままジャネットは死んでしまうのかと・・・・・。エドの活躍も無駄になってはなんて・・・。

解説(allcinemaより)

 「ソウ」「インシディアス」のジェームズ・ワン監督が実在の心霊研究家ウォーレン夫妻を主人公に、彼らが遭遇する戦慄の心霊現象を描いて大ヒットしたホラー作品の続編。今度は英国を舞台に、もっとも有名なポルターガイスト現象の一つとして知られる“エンフィールド事件”を巡る衝撃の顛末を描き出す。主演は引き続きパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガ。

今回も期待を裏切られることなく鑑賞出来ました。良かったです。2時間超えでしたが、途中飽きずに鑑賞。

メディア 映画
上映時間 134分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2016/07/09
ジャンル ホラー
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
https://warnerbros.co.jp/c/movies/shiryoukan-enfield/

 

 

 

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団地(2015)

2016-07-08 | 映画:ミニシアター

 【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。

久しぶりに京都シネマへ・・・・。えらいこの映画が人気らしく、混雑しているということで、朝一番に並び鑑賞。あんまりキャッチコピーを気にしていなかったのでほとんど何も知らず鑑賞してみたら、想像していた作品とは随分イメージが違いました。

初めはリアルな団地の人間関係なので、まあ展開はそのままそういう方向へと進むと思いきやだんだん変な感じ。


個人的にはあまり好感持てない今ブレイク中の斉藤工が出て来て変な日本語を使うので、なんとなくこの雰囲気に似合わないわあとか思ったり、、、、、。結構周りのお客さんからは笑いがあるので、一人白けてしまいました。こいつ何なんや!大体この斉藤工が好きではないから余計に鼻につく。後でわかるのだが、どうも彼は宇宙人だったからか!納得。このキャスト陣からすると彼が出ていることにものすごく違和感を感じたのは私だけ?


この子役(といっても中学生?)彼が唄うガッチャマンの歌もなんとなく受けつられない。そういえば片桐はいりが唄っていたガッチャマンの方が良かった!もっと自然体で良かった。あのパクリやないかと思う。

そもそも阪本順治監督の作品はものすごく良いものとあかん作品という両極端である。どちらかと言えばあかん方の色が強いような気がしてならない。
キャスト陣は素晴らしいのにもったいないような感じである。

 

石橋蓮司岸部一徳大楠道代といった素晴らしい人たちが脇を固め、そして主役には藤山直美。こんな顔ぶれを見たらやっぱり期待するのに決まっている!!
それなのに何か中途半端なリアルさと宇宙という媒体が融合していて・・・・。私は最後まで白けてしまった。


仲良し夫婦という設定よりもう少しどちらかの力関係のバランスが悪かっても良いような気がするけどね。まあそうやったら、普通すぎて面白ないのかもそれないが。

全体に無理があるような気もしました。

あらすじ(allcinemaより)

大阪近郊の古ぼけた団地。半年前、ある出来事が原因で長年営んできた漢方薬局をたたみ、ここの住人となった山下清治とその妻ヒナ子。ある日、いささか風変わりなかつての常連客・真城が団地を訪れ、清治の作る漢方薬がどうしても必要だと、大量の注文を依頼する。真城のたっての願いとこれを引き受け、漢方薬作りに精を出す清治。その後、ひょんなことから清治が床下に籠るようになると、隣人たちは全く姿を見なくなった彼の消息を噂し始め、いつしかヒナ子による殺人説が一人歩きしてしまい…。

解説(allcinemaより)

北のカナリアたち」「人類資金」の阪本順治監督が「顔」の藤山直美と再びタッグを組み、団地を舞台に贈るコメディ。漢方薬局を廃業して大阪近郊の団地に引っ越してきた夫婦を主人公に、彼らの謎めいた行動が噂好きの住民たちを巻き込み思わぬ騒動に発展していくさまを、大阪弁ならではのテンポある会話劇を軸に、オフビートなユーモアを織り交ぜ奇想天外なストーリー展開で描き出す。共演は岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工。

メディア 映画
上映時間 103分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ)
初公開年月 2016/06/04
ジャンル コメディ/SF
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://danchi-movie.com/

 

 

 

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