銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ソフィーの復讐◆◇SOPHIE'S REVENGE

2010-05-30 | 映画:ミニシアター

 中国語でのタイトルは、非常完美。
リベンジするならハッピーエンド!

レギオンの前に鑑賞したのは、チャン・ツィイー&ソ・ジソブ初共演のこの作品です。
「映画は映画だ」での彼の印象はとにかく格好良いという感じでした。今回は何と中国語での初演技だということで、ちょっと楽しみにしていました。お相手はあのチャン・ツィイー。前作「ホースメン」は今一つでしたが。
考え込むような暗いお話ではなかったのが、良かった!!たまにはこういうハッピー気分になれるラブコメがやはり良いですね。といってもラストはありきたりのハッピーエンドではありませんでしたが。(少しグネグネと回り道という感じでしょうか。)

ソ・ジソブがメインだと思ったら、意外にも出番は少ない。むしろ脇役として登場していた、ゴードン役のピーター・ホーさんの方がチャンの相手役として出番が多いし、ピーターさんの方がむしろ共演というポジションです。

まあそういう流れだとは言うものの結構それなりに楽しめましたが。

STORY(INTROより抜粋)

結婚寸前にフラれたソフィーはリベンジを誓った
『絶対アイツを取り返して、今度はアタシがフッてやる!』

女流漫画家のソフィー(チャン・ツィイー)はキュートで奔放で、想像力に満ちあふれている。付きあって2年になる彼女とイケメン外科医の恋人ジェフ(ソ・ジソブ)は完璧なカップルだ。ジェフが彼女の家族と旧友たちの前でプロポーズをしてからは、ソフィーは世界で一番幸せな女になった。


ファン・ビンビン、綺麗な方ですが、、、こういうお顔意外に飽きるんじゃ?


それも……ジェフが担当した手術をきっかけに映画女優のジョアンナ(ファン・ビンビン)と出会うまでだったが。そのすぐあと、ジェフはソフィーに別れを告げる。打ちのめされたソフィーはベッドから出ようともせず、誰とも顔を合わせようとしない。特に結婚式の計画に明け暮れる(そして、彼女の連絡を待っている)母親とはなおさらだ。彼女は真相を知っている二人の女友達、ルーシー(ルビー・リン)、リリー(ヤオ・チェン)と一緒にこの失恋を乗り越えようとする。
ソフィーはある計画を思いつく:結婚式までの2ヶ月間で何としてもジェフを取り戻す。そして、そのために思いついた色々な作戦を彼女の新作漫画の中に書き入れる。恋に悩むあらゆる女性に捧げるオトコを取り戻すための「科学的」なアプローチ方法、それが『ソフィーの恋愛マニュアル』なのだ。

ソフィーの最初の作戦“寛容と許し”はうまくいかない。「許してあげてもよくてよ」とジェフの仕事場を訪れたソフィーだが、逆にジェフの面前で立て続けに救いようのないドジを踏みまくってしまう。


ジェフが勤務している病院に忍び込んだは良かったが、、、、この様である。
なり振り構わず、一生懸命、ジェフの心を取り戻そうとする姿は何ともいえない。

しかし、彼女はくじけず、失くした恋を取り戻すという苦い結末が待ち受けているかもしれない作戦をやり遂げると誓うのだ。
写真家ゴードン(ピーター・ホ―)が主催したハロウィンのパーティで、みじめな自分をアルコールで紛らわそうとするソフィー。

酔っぱらってしまった彼女は、ゴードンとジョアンナが仲睦まじく写った写真に偶然つまずいた直後、その頭の中にゴードンを自分の計画に引き込もうという案が閃く。(彼は自分と同じくジョアンナにフラレたに違いない!!)ゴードンはしぶしぶソフィーの計画に協力することに同意するが……何故か彼女のリベンジの冒険は二転三転するギャグのジェットコースターになってしまうのだ。
ソフィーは彼女のオトコを取り戻すことができるのだろうか?リベンジすれば、すべてが解決するのだろうか?
果たして、それは復讐か、それとも愛か?


ところがソフィーの作戦はジョアンナには通用しなかった。彼女はなかなかの切れ者である。美しいが、結構性格が悪い。美女は心が汚いというのはよくあるパターンですが、、、、。そして無茶苦茶嫉妬深いのだ。

ゴードンとソフィー、作戦に取り組む間にいつしか良いムードになって行くのは、本作の一番メインだ。この先どうなるかも、ある程度観ていたら読める話だが、ところがそんなにストレートに進まないのです。

ソ・ジソブファンのおばさんが結構多かったような?男性の観客はわずか1名だけ。後はすべて女性でした。韓流ファン強し!!

メディア 映画
上映時間 107分
製作国 韓国/中国
公開情報 劇場公開(メディアファクトリー=熱帯美術館)
初公開年月 2010/01/09
ジャンル コメディ/ロマンス
映倫 G


ソ・ジソブから求婚されたら、ノ―という人はいないでしょうね。

初恋のきた道」「SAYURI」のチャン・ツィイーが、自分を振った元カレに復讐を誓うドジでキュートなヒロインを演じたロマンティック・コメディ。共演は「映画は映画だ」のソ・ジソブ、「墨攻」のファン・ビンビン、「着信アリ2」のピーター・ホー。監督はエヴァ・ジン。製作には主人公ソフィーを演じたチャン・ツィイ―が関わっています。

オフィシャル・サイト
http://app.yule.sohu.com/movie/fcwm/ (中国語/英語)
オフィシャル・サイト
http://www.sophie-movie.jp/

 

 



 


 

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T・ジョイ京都で初鑑賞した作品☆★レギオン

2010-05-29 | 映画:シネコン

人類VS.天使

人類の希望──
神の命に背いた大天使ミカエル。

まったく情報なく、鑑賞した作品でした。かってにこの主人公をジュード・ロウが演じているものだとばっかり(汗)いつまでたってもジュードは登場しないので、何でだろう?と思っていたら、、、、。ようやく気がつきました。ポール・ベタニ―をジュードと勘違いしていたのです。
いまだにポール・ベタニ―の顔が覚えられず。今回もミカエルが誰なのかなかなか思いだせず。見たことあるけど誰だったかなという感じです。ポール・ベタニ―って役柄によって顔が違って見えるんですよね。何故か?不思議な役者さんです。

内容も観ているうちに、ホラーだという事に気づきました。それはあの老婆が突然変身したことで気づきました。噛みつくは、天井を這い出すので、本当に驚きましたよ。わあ~凄い!!こんな展開だとは驚きですw
ところで、登場するキャストほとんど知らない人ばかりなんですよね。唯一知っていたのは、デニス・クエイド、ポール・ベタニ―だけなんですよね。マイナーなティストだし、ひょっとしてこれって、B級?

冒頭から何やらわけありな。ベタニ―演じる謎の男が突然現れる。傷ついた背中を糸で縫うシーン、警官の顔が突如狂気な様に変わったり。何が何だか分からないけど、これから何か不吉なことが起ころうとしているのは手に取るように分かる。

さてSTORY

携帯電話も通じないモハベ砂漠の真ん中に、取り残されたように建つダイナー“パラダイス・フォールズ”。店の中では経営者のボブ・ハンセン(デニス・クエイド)と相棒のパーシー・ウォーカー(チャールズ・S・ダットン)が毎日繰り返されている単調な仕事に追われていた。妊娠中のウェイトレス、チャーリー(エイドリアンヌ・パリッキ)は車の修理を待つ夫婦ハワードジョン・テニー)、サンドラ(ケイト・ウォルシュ)、娘オードリー(ウィラ・ホランド)に朝食を運んでいた。その時、外では惨劇が繰り広げられ世界が終わりに向かっているとは誰も知るよしもなかった、、、、。

異変は突如訪れる。親権裁判に向かう途中で道に迷ったカイル・ウィリアムス (タイリース・ギブソン)が電話を借りに寄るが、回線が通じていないことに気づいた。テレビもラジオも電波を受信しなくなる。店の誰もが何かがおかしいと思い始めた頃、一人の老女が来店した。穏やかな様子でステーキを注文する。その老女はチャーリーに、産まれてくる子供が不吉な運命だと罵声を浴びせる。


これはちょっとびっくりしました、、、、。

突然悪魔のような形相となり、ハワードの首を噛みちぎった。さらに人とは思えない素早い動きで壁を這いあがり、奇妙な姿勢で天井に静止。身の危険を感じたボブは老女に向けて乱射!しかし当たらない。息子ジープ(ルーカス・ブラック)もライフルを手に取るが、指が震えて引き金を引くことができない。老女がジープに襲いかかった次の瞬間、カイルの拳銃が火を吹き老女は息絶えた、、、、。

カイルとサンドラ、オードリーは瀕死のハワードを車に乗せて病院へと向かったが、街の方角から虫の大群が車をめがけて押し寄せて来たため、仕方なくダイナーに引き返すことに。


サンドラは夫を亡くしたことで精神状態がおかしくなってしまう。

次々と起こる信じられないできごとに誰もが絶望感に包まれた時、大量の銃を積み込んだミカエル(ポール・ベタニ―)と名乗る男がやって来た。彼は、神が人類を見限り人間たちを地上から“駆除”するために、悪魔より恐ろしい天使で組織された神の軍が攻めてくること、そしてチャーリーのお腹の子がやがて救世主になるという事実を伝えた。人間は神の信頼を取り戻す力を持っていると信じて疑わないミカエルは、命令に背き軍から脱走。チャーリーのお腹の子を守るため、かっての仲間との戦いを決意したのだという。


ハワードが血祭りにあげられた姿を見たサンドラは助けようとダイナーを飛び出すも、、、、。このことでパーシーは犠牲となってしまう。

やがて、神の軍がダイナ―へと攻めてきた。助けを求め泣き叫ぶ幼い子供、異様な四肢を持つアイスクリーム売りの男など、天使に乗り移られ怪物化した人々がダイナーに押し寄せる。


かまきりのような足もなかなか凄い!

 


今回はベタニ―、正義の味方でした。

さらにミカエルの盟友だった天使ガブリエル(ケビン・デュランド)が、大地を地獄に変えるため地上へと降り立った。人間と天使、この世の運命をかけた壮絶な戦いがついに幕を開けるーーー。


何となくジョン・キューザック似ている。天使ガブリエル役のケヴィン・デュランド


デニス・クエイドもうらぶれたダイナー店主がお似合い。

 


このシーンであっけなく、、、、、。彼の持つライターには。天使ガブリエルも亡くなるのかと思ったら、やはり天使は死にません。

解説(allcinemaより抜粋)

 神と天使軍団の脅威から人類を守るため一人の大天使が立ち上がる異色のB級ホラー・アクション。人類を見限り堕落した世界を一掃しようと神が放った天使の大軍“レギオン”に対し、唯一神の命に背いた大天使ミカエルが人間の味方となって繰り広げる壮絶な戦いと人類存亡の行方をスリリングに描き出す。主演は「ギャングスター・ナンバー1」のポール・ベタニー。監督はこれまで主に視覚効果を務め、本作で長編初メガホンとなるスコット・スチュワート

やはりB級ホラーだったのですね。最後まで重くて暗いティストでしたが、、、、意外に面白かったです。続編ありそうな感じでしたが?どうでしょうか。

  映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/05/22
ジャンル アクション/ホラー/ファンタジー
映倫 PG12
オフィシャル・サイト
http://legion.jp/
 
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T・ジョイ京都へ行ってきました!

2010-05-28 | お出かけ

T・ジョイ京都で初鑑賞!
シアター玄関です。この前は駐車場になっています。

昨日オープンしたT・ジョイ京都。オープニングという事で、27日、28日、そして6月4日の3日間は、オープニング記念ALL1000円鑑賞ディだそうです。もしまだ行かれてない方、4日も1000円で鑑賞出来ますので、ぜひ行って下さい!
1日も他のシアター同様ファーストディなので1000円です。

中へ入るとこんな感じ。


向かって左手にはKINEZONOWという自動発券システムがあります。

奥右側にはシアター入口


シネコンにかかせないお店


パンフレットやグッズ、前売りチケット等はここで販売。この裏はカフェになっています。

会員の募集は学生のみということで、一般会員という特典はないそうです。という事で、他のシアターで上映されない作品のみ鑑賞するしかないかなあなんて思いました。とりあえず目玉作品があれば、ファーストディ、レディスディ、レイトショーを狙っていくしかないようです。

5階がシアターです。4階からエスカレーターか階段で5階へ、、、、、、。


入口の右側には映画の看板が出ています。

6月4日が正式のオープンだそうですが、他の階でも色々なお店はオ―プンしています。フードコート、カフェ、本屋さん、ファッショングッズと様々なお店がたくさんあります。

イオンモールKYOTO

 

 

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新しい映画館がオープンしました!

2010-05-28 | 映画全般

今晩は5月27日より新しい映画館が、京都駅八条口近くにオープンしました。
イオンモール京都が6月4日からオ―プンするのに先駆けて、まず映画館が始動しだしました。映画好きの人には嬉しい話ですね。
何と、西日本初12スクリーン全てにデジタル上映設備を搭載されたそうで、、、、。
とりあえず明日行ってみょうと思っているところです。カメラを持って劇場の様子を撮って来ます。

映画館の名称はT・ジョイ京都です。クリックして下さい。詳細が分かります。

ポール・ベタニ―主演の「レギオン」を観ようと思っています

てっきり、ジュード・ロウだと思っていました(汗)訂正します。すみません

 

 

 

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鉄男THE BULLET MAN (2009)

2010-05-26 | 映画:ミニシアター

 鋼鉄と化した心を溶かすのは愛か 憎しみか?

京都シネマにて、鑑賞。平日でしかも、どしゃ降りのせいか、何と私一人。開場まで誰も来ませんでした。シアターはしばらく私だけでしたが、、、、。上映時間が近づいたら、パラパラとお客さんが入って来ました。でもたったの5人でした。

前作の鉄男から何と20年の歳月が経って、新しい「鉄男THE BULLET MAN」の公開となりました。何でもリメイクではないそうです。私は前作も前々作も鑑賞しておりません。そういえば塚本晋也監督の作品は、「悪夢探偵」のみだけでした。
本作は公開前より京都シネマではかなり力を入れての宣伝だったので、、、、何か気になっており、今回鑑賞することに致しました。

何でも第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映され、名誉賞を受賞したそうです。今回は全編英語でのセリフですが、アメリカの評論家からは「英語で撮る必要性が無い」と指摘を受けたらしいです。
あまり意識していませんでしたが、そう言えば英語なので、字幕が出ていました。確かにう~ん微妙ですね。

STORY

高層ビルが立ち並ぶ都市・東京。


外資系企業のサラリーマンとして働くアメリカ人のアンソニー(エリック・ボシック)が、日本人の妻ゆり子(桃生亜希子)、3歳の息子トムと送っていた幸せな生活は、ある日突然一変する。
最愛の息子が、謎の男に殺された。なぜ息子は殺されたのか? 絶望の中、その理由を追う内に、アンソニーは解剖学者だった父ライド(ステファン・サラザン)が関与していたある計画“鉄男プロジェクト”へとたどり着く。


この写真が“鉄男プロジェクト”のメンバーのようだ。


美津枝(アンソニーの母)中村優子も関わっていた、、、、。

そして、明らかにされていく家族の真実。「決して怒りの感情を持ってはならない」という父の教えを破り、怒りに我を失ったアンソニーの体から、蒸気と黒いオイルが噴出し、筋肉は“鋼鉄の銃器”へと変貌する。
息子を殺した男の狙いは?アンソニーの体に隠された過去とは? 両親が関わっていた“鉄男プロジェクト”の真実とは?
あらゆる謎が交錯するとき、都市・東京を飲み込む巨大なエネルギーの噴射が始まる。
鋼鉄と化した心を溶かす。


アンソニーが鉄男に変身していく姿は何ともいえず格好良い!

お話はそんなに度肝を抜くようなものではなく、意外にシンプルです。今回鉄男化していく主人公は長身でハーフのアンソニー。これが金属化していくというのがなかなか面白い設定かなと思いました。


ヴィジュアル的に美しいこの映像も良いですよね!


こんなイケメンなのに、、、、、。怒りが増すにつれて爆


顔の半分が鉛色に変化していく、、、、。


ついに鉄男に


謎の男“ヤツ”には監督の塚本晋也。結構、こうして見ると塚本晋也ってキモいよね。


アンソニーの妻役の桃生
亜希子さん、普通ぽいです。もう少し個性的な方の方が良いような?気がしましたが、、、、。

変わり果てたアンソニーに嘆き悲しむゆり子だった。

解説(goo映画より抜粋)

塚本晋也監督の代表作であり、世界中に強烈な衝撃を与えた『鉄男 TETSUO』『鉄男 II BODY HAMMER』の世界観が蘇る。男の身体が怒りで“鋼鉄の銃器”へと変身していく―「鉄男」としての設定は継承しながらも、続編ではなく、あくまで別のストーリーとして誕生。謎の男に息子を殺されたアメリカ人サラリーマンが、怒りに我を失い変貌していく姿を描く。東京を舞台としながらも、全編英語のセリフというのが斬新。主演を務めるエリック・ボジックはオーディションで選ばれた新鋭。塚本監督自身は、謎の男=“ヤツ”役で出演しているほか脚本、撮影、美術、特殊造形、編集に至るまで手掛け、独特の“鉄男ワールド”を余すところなく構築している。

メディア 映画
上映時間 71分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2010/05/22
ジャンル アクション/SF/ホラー
映倫 PG12


おぉ~ロバート・デ・ニ―ロと一緒に写真撮影

何か一昔前の映像って感じもします。チープな味わいかな、、、、。

オフィシャル・サイト
http://tetsuo-project.jp/
 
 
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息もできない●Breathless

2010-05-25 | 映画:ミニシアター


二人でいる時だけ、泣けた。

世界が泣いた。世界が震えた。国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝いた。
という話題の作品、「息もできない」を鑑賞して来ました。
かなり期待していました。最初から殴る、蹴るという暴力シーンが映し出されます。隣に座っていた男性、上映開始から10分くらいで退席しました。結局戻って来ませんでした。何故なのか?は分かりませんが、、、、。
う~ん想像していた感じとはちょっと違いましたね。暴力シーン、何かちょっと行き過ぎって感じもしたり、、、、、。パク・チャヌクの作品でもかなりエグイシーンあるので、OKなんですが。どうもこの作品の暴力シーン、ちょっと受けつけられなかった。どうしてなのか??

主人公サンフンは理性などなく、超凶暴性な男、とにかく殴る、蹴るというのが日常茶飯事だ。顔も強面だし、ちょっとしたことで切れる。その上吐き捨てる言葉も汚いときている。まったくどうしようもない男。
仕事は借金の取り立て屋、まさに彼にぴったりである。

簡単にあらすじ等


友人マンシク(チョン・マンシク)と暴力取り立て屋として日々を送っていたサンフン。

借金の取り立て屋をしているサンフン(ヤン・イクチュン)は、母と妹を死なせた父親に対する激しい怒りと憎しみを抱えて生きていた。常に苛立ち、情け容赦ない暴力を振るっては周囲を怖がらせていた。ある日サンフンは、道端で唾を吐き、偶然通りかかった女子高生ヨニ(キム・コッピ)のネクタイを汚してしまう。見るからに強面のサンフンに対しても怯むことなく突っかかっていくヨニ。
サンフンの暴力的な態度にも怖がらない。

最悪な出会いを果たした2人だったが、不思議とウマが合い、奇妙な交流が始まる。ヨニもまた、ベトナム戦争の後遺症で精神を病んだ父親との間に確執を抱えていたのだった。そんな中、ヨニの弟ヨンジェが偶然にもサンフンの手下となり取り立ての仕事を始めるのだが…。


印象的なのは冒頭、痴話ゲンカなのか、男が女を路上で殴っている。そこへ主人公サンフンが現れ、女を殴っていた男を殴り倒す。女を助けたと思うが、それは違う。なぜならすぐにサンフンは女につばを吐きかけ、その頬を叩き始めるからだ。本作の主人公は、暴力を振るうことでしか人とコミュニケーションがとれない男。


犯罪もののバイオレンス映画とは異なり、暴力にカタルシスはない。主人公サンフンも女子高生ヨニも、その元になっているのは家庭内暴力だからだ。愛情の代わりに暴力を受けて育った子供は、暴力でしか人に自分の感情を表現することしかできなくなる。そんな苛立ちが本作に渦巻いている。(goo映画より抜粋)


このように書かれているが、ここまで暴力的な感情表現ってあるのかしら?経験や体験がない私にはやはり理解できないのかもしれない。それにしてもこれってちょっと私的には苦手ですね。だからシンパシーを感じることはできなかった。


サンフンの父スンチョル(パク・チョンスン
ヤンフンの父は過去のあの狂暴的な面影はない。ひたすら息子に殴られていた。


サンフンの甥ヒョンイン(キム・ヒス
甥となんとか上手く関わろうとするが、ヒョンインは暴力的なヤンフンに、距離を置くも、、、、。次第に心開くように。「おじいちゃんを殴らないで!」と涙ながら訴える場面が何とも言えずグッときました。

ヨニとの出逢いや甥との関わりが、いつしかヤンフンの閉ざした心を開けようとしていたが、、、、、。


 


ヨニに恋したヤンフン、友人マンシクに会わせたいって話していたのにね。
残念な結果になった。ラストは結構うぅ~ときたのでした。


ヨニの弟ヨンジェ(イ・ファン)と仕事を組まなければこんなことには、、、、。

まさかヨニも弟とヤンフンが一緒に仕事をしているとは夢にも思わなかっただろう。

解説(allcinemaより抜粋)

韓国インディー映画界で俳優として活躍してきたヤン・イクチュンの長編初監督にして世界各地の映画祭でセンセーションを巻き起こした衝撃作。韓国の若者の父親世代との葛藤を背景に、愛を知らずに社会の底辺で生きるヤクザな男と心に傷を抱えた勝気な女子高生が繰り広げる魂と魂のぶつかり合いが、剥き出しの暴力描写とリアルな感情表現で、赤裸々かつ緊張感いっぱいに綴られる。主演はヤン・イクチュン自身と本作の演技が絶賛された韓国期待の若手キム・コッピ。


中央 ヤン・イクチュン、右 イ・ファン

メディア 映画
上映時間 130分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド=スターサンズ)
初公開年月 2010/03/20
ジャンル ドラマ/ロマンス
映倫 R15+

オフィシャル・サイト
http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/

 

 


 

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やさしい嘘と贈り物☆★LOVELY, STILL

2010-05-22 | 映画:ミニシアター

 私を忘れてしまった夫
もう一度あなたに恋をする

「ルドandクルシ」の後、鑑賞しました。だいたい内容は、キャッチコピーや予告編から、何となくこんな感じだろうと思っていました。

ところが、予想とはまったく違った雰囲気です。えぇ~何なの?タイトルからすると、もっとハートフルなティストなのかと思ったら、少しミステリアス的な感じです。
始まりは主人公ロバートの家の全体が映し出され、カメラがだんだん家の中に近づいていくという撮り方。この撮り方もなかなか面白く、、、、、。何かあるんじゃないの?と思わせる。


そしてロバートがクリスマスの音楽のアラームでハタッと目覚める。年老いた顔を鏡で眺めながら、洗面、歯磨き、デンタルフロスで歯の掃除、そして朝食。身だしなみを整え、スーパーのレジの補助の仕事。片手間にイラストを描く。不思議なことに家の中は整頓され、綺麗だ。老いたロバートが自ら家事が出来るとは思えないのだが?
その疑問は物語が進むにつれて解明されることに、、、、。
老いがテーマとなっているのは間違いないだろうが、あまりそういう雰囲気を醸し出さず、さりげないところが良い。

単調な毎日を過ごすロバート、孤独な生活に寂しさと不安は隠せない。もうすぐクリスマスなのに、プレゼントを贈る相手もない。結局自分へのプレゼントを作る。さてここがミソ!昼間仕事に行く際、鍵を閉め忘れたことに気づいていなかった。夕方自宅に戻ったら、何と鍵がかからず、ドアが開いたまま。もしや!泥棒?!恐る恐る自宅の中を確認、そこへ見知らぬ女性が入ってきた。
ロバートは驚き、その女性を疑う。「ドアが開いていたから、心配で様子を見に来た」という話をする。彼女の名前はメアリー。

突然の出会いは次第に孤独なロバートの心を変えていくことになる。よもやメアリーがロバートの○だとは、、、、、。ロバート自身も知る由もない。
時々赤や青、緑の無数の線が絡むのような映像が挿入され、どうもその後、ロバートが音楽つきのアラームで叩き起こされるという場面。これは彼の頭の中の神経なんだろうか??

「君といると安心する。まるで前から一緒にいたような気持ちだよ。」そう実は、ロバートは自分の過去を完全に忘れてしまっており、恋した相手は、、、、、。もう分かりますよね。

一方メアリーは、娘アレックス(エリザベス・バンクス)と暮らしているが、スーパーで会ったロバートのことが気になって仕方がない。ロバートと会う機会を得て、食事を誘う。そして2人で楽しい時間を過ごす。「出会ったときから愛している」と告白する。


その裏では、メアリーはロバートの食事の準備、薬の用意を隠れて、毎日している。そのことがラストに近づくにしたがって見えてきます。まるで長い間連れ添った妻、そうそうなんですよね!

ロバートが働くスーパーの若い店長、マイク、母親メアリーを心配する娘のアレックスは2人の夢のような時間をやさしく見守っていた。クリスマスの日、4人で仲良くテーブルを囲み、まるで家族のようにかけがえのない団らんを過ごす。

とても良い雰囲気、、、、、。ところが、ロバートが倒れてしまう。
ついにこのお話の真相が明らかになって行きます。つまりやさしい嘘の真実が見えてくるのです。

カメラはロバートの視点で語るため、一見彼が新しい人間関係のなかで生きる目的を見出していく物語に思える。しかし、メアリーを始め成人した子供たちがロバートをそっと見守っている構成が明らかになっていくわけです。
ロバートの中では過去は再生出来ません。現在のロバートの現実は、暗くて不安なものでした。メアリーとの再会によって、希望が湧いた。それが再び家族が愛を分かち合うきっかけになるのでは?とメアリーや子供たちが思ったことなのでは?

なかなか面白い構成のドラマだと思いました。

主人公ロバートには、マーティン・ランド―。9 ナイン9番目の奇妙な人形では2の声で登場。

妻メアリーには、エレン・バ―スティン

お2人とも70歳を超えた今も元気に活躍!!

簡単にSTORY(allcinemaより抜粋)

アメリカの小さな町で孤独な毎日を送る老人、ロバート(マーティン・ランドー)。ある日、仕事先のスーパーから帰宅した彼は、ドアが開いていて心配だったからと勝手に上がり込んでいた見ず知らずの女性メアリー(エレン・バースティン)に面食らいながらも、思いがけず心惹かれてしまう。そして、そのメアリーからいきなり食事に誘われ、年甲斐もなく舞い上がるロバート。デートでどう振る舞えばいいか戸惑うロバートに対し、スーパーの若いオーナー、マイク(アダム・スコット)や同僚たちが様々なアドバイスを伝授する。その甲斐もあってか、2人の交際は順調に進み、みるみる距離が縮まっていくのだが…。

メディア 映画
上映時間 92分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ピックス)
初公開年月 2010/03/27
ジャンル ドラマ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://avex-pix.co.jp/okurimono/

 

 

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ルドandクルシ(2008)◆◇RUDO Y CURSI

2010-05-22 | 映画:ミニシアター

 オレたち、出たとこ勝負!

夏風邪をひきまして、月曜日以降映画鑑賞していませんでした。何とか復帰しまして、金曜日シアターへ出かけて来ました。今回は2本続けての鑑賞となりました。久しぶりの京都シネマで、「ルドandクルシ」と「やさしい嘘と贈り物」。
ということで、1本目はガエル君出演の、「ルドandクルシ」です。
これ好きです!主人公の兄弟は、メキシコの田舎に住んでおり、決して豊かな境遇ではないが、底抜けに明るい。ガエル・ガルシア・ベルナル君演じる弟のタトは歌が好きで、歌手になりたいという設定。


アコーデオンを弾きながら、歌うガエル君、なかなかどうしていい線いっております。
サッカー好きでもあるタトは兄ベト(ディエゴ・ルナ)とともに地元のサッカーチームに所属している。それぞれに大きな夢がある。ベトはサッカー選手、タトはカントリー歌手に、、、、、。

そんな2人に何と夢に近づく大きなチャンスが巡って来る!!


スカウトマンの車の修理に一役買う兄弟。この出会いが2人の人生を、、、、、。

ガエル君とディエゴ君は「天国の口、終りの楽園。」以来の共演。実は兄を演じたディエゴ君の方が1つ年下だそうです。髭をはやしたディエゴ君の方が何か上に見えましたが、、、、。
物語はこの兄弟をスカウトしたダリオ・ヴィダーリ“パトゥータ”というおじさんの何ともいえない味のナレーションでお話が進んでいきます。

STORY (今回は映画情報サイトムービーネットより抜粋させてもらいました。)

バナナ園からスター・プレイヤーへ。PK戦が握る兄弟の人生は・・・

それなりに幸せ!メキシコ北部のバナナ園で喧嘩しながらも楽しく働く兄弟の生活はまさにそんなものだった。若い頃は奔放だった母親の下に生まれた異父兄弟である兄のベトと弟のタトが夢中なのはサッカー。地元チームに所属し、ベトは乱暴なプレイで“ルド<タフな乱暴者>”と呼ばれるゴールキーパー、タトはストライカーとして活躍している。母親と妹、ベトの妻子にタトという大家族の織りなす慎ましい暮らしのなか、ギャンブル癖があるべトはいつか本物のサッカー選手になりたいと願っており、タトはアメリカでカントリー歌手になる夢を抱いていた。
 サッカーの試合に向かう二人の前に、サッカー・スカウトのバトゥータが現れ、たまたま彼らの試合を観戦することになった。年齢は若くないものの二人の才能を感じたバトゥータは、どちらか一人なら連れていけるという。兄弟はPK対決で争うことになり「俺の右へ蹴れ!」というベトに、「分かった!」と頷くタト。ところがタトが蹴ったのは自分の右側で、ベトの右側ではなかった・・!見事ゴールを決めてしまったタトだけがメキシコシティへ向かうことになり、ベトは弟のことを裏切り者!となじるのだった。だがチームに入ったもののやる気のないタトはベンチを温めるだけ。バトゥータは、成功したら歌手にならせるという交換条件を餌に奮起させようとする。


一見何か怪しげな感じもするおっさんだが、意外にまともな人だった


 バトゥータは、ベトにも2部リーグのキーパーのポジションを見つけてやり、ベトは妻に黙って上京する。だが“ルド”というあだ名が示すように、激しいプレイで相手を潰すベトもまた試合に出られない。やがてようやく出場を果たしたタトが快進撃を見せ、新人王に輝く。タトはその大げさな古くさいプレイで“クルシ<ダサい自惚れ屋>”というあだ名を授かり、豪邸や新車を与えられ、さらに念願のレコード・デビューを果たすことになる。かたやベトもチームが一部昇格を果たすと正キーパーの座に就き、それぞれの夢を実現させていく。


タトの活躍はめざましいものだった!!



 ナショナル・チームのメンバーにまで選ばれることになったタトは、憧れだった宝くじ番組のMCのマヤと交際が進み、セレブカップルとして騒がれる。一方ベトは無失点記録を繰り出して人気が高まるにつれ、反比例してそのギャンブル癖が悪化していったー。

念願のレコードデビュー


売れっこモデルのマヤとラブラブに


マヤにお熱をあげた途端、試合では振るわず、、、、、。ファンから殺すぞ!と過激な言葉を浴びせられる始末。


ベトは多額の借金を抱えることに、、、、、。


 急に昇った運気は下がるもの。タトの恋の熱はプレイに影響し、2軍落ちを仄めかされる。ベトもギャンブルの負けが重なりタトの家財道具まで差し押さえられる始末。追い詰められた二人は、興奮する大観衆が見守る中、再び人生を賭けたPK戦による兄弟対決を迎えることに・・・。

ところが、試合が始まっても、タトは振るわないことから、試合には出してもらえず。兄弟対決はなかなか実現せず、、、、、。ベトは苛立つ。

兄弟対決にならなきゃ、話にならない。ということでバトゥータは、ベンチの監督にタトを試合に出すようにと話を持ちかける。そしていよいよ対決は実現に向かうのだ。

結果はいかに、、、、、、??

明暗を分けたこの兄弟対決はいかなる方向へと進むのか?

ところが、、、、、?まあ予想もしないようなトンでもない結末へと進んで行きます。
大好きな母に家を建てるという兄弟の夢は無残にも破れてしまい、家は妹婿によって。

ガエル君、ディエゴ君、徹底的にダサい兄弟を素敵に演じております。

イントロダクション(映画情報サイトムービーネットより)

メキシコ映画界を牽引してきた個性的な映画監督、アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリト
ギレルモ・デル・トロ。そんな3人がメキシコ映画界の底上げと次なる才能のサポートを目指して手を組み、製作会社<チャ・チャ・チャ>を立ち上げた。その第一弾に選ばれた「天国の口、 終りの楽園。」(01)で、兄アルフォンソ・キュアロンと共同で脚本を手がけたカルロス・キュアロンの本格的な初監督作が本作「ルドandクルシ」である。


カルロス・キュアロン監督


 メキシコの田舎のバナナ農園で働くダメ兄弟が、都会に出てプロ・サッカー選手になる夢を実現させていく物語は軽快なコメディ・タッチを貫きながらも社会風刺に溢れ、豪華キャスト・スタッフに加えて農村から都市部への労働者の流入、サッカーの裏世界が社会に及ぼす影響などのメキシコの現在を映し出すリアリティもあってメキシコ映画としては異例の500館で上映され、4ヶ月のロングランを果たした。

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 メキシコ
公開情報 劇場公開(東北新社)
初公開年月 2010/02/20
ジャンル コメディ
映倫 PG12


ガエル・ガルシア・ベルナル君 いいですよね

 

オフィシャル・サイト
http://www.rudo-movie.com/

 

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パリより愛をこめて(2010)FROM PARIS WITH LOVE

2010-05-18 | 映画:シネコン

人生のひきがねを引け。

MOVX京都にて鑑賞。トラボルタがリュック・ベッソンフィルムに登場とは、、、、、。ジャイソン・ステイサムの中年版というところでしょうか?
何でもリュック・ベッソン × ピエール・モレルがトラボルタを起用して撮りたかったそうです。
前作「96時間」ではリアーム・ニ―ソンだったように、今回もおやじのアクションに拘った結果のキャストのようです。何がトラボルタの魅力か?実は、俳優として同じような役を演じない、という点が素晴らしいと思っていて、彼はやはり異色の存在なんだよね。トラボルタがおもしろいのは、出演する作品ごとに役柄やルックスが全然違っていること。

なるほどそう言われてみればそうなのかしら?でも私的には、前作の「サブウェイ123 激突」の電車ジャックのライダーの乗りと重なるんですがね。もちろん今回は悪役じゃあないので、違うといえば違うんですが、、、、、。


スキンヘッドで強面なワックス、ワルな面を持ち合わせた諜報部員という設定は、確かにトラボルタのこの風貌にはぴったり!

突然チャイニーズレストランで撃ちまくるワックス、いやあ何が何だか分からない間にドンパチが始まった。どうもこのレストランの連中はヤバい奴らだということが判明するのですが、、、、、。ベッソンならではの、アクションシーンは相変わらず凄いです。トラボルタは全てスタントをこなしたそうです。まだまだ若い者には負けていませんね。

STORY

任務のためには手段を選ばない危険な男と、人を撃てない見習い捜査官
世界一真逆の二人が、パリを舞台に巨大犯罪組織を追う――!

謎の犯罪組織に、立ち向かうことになった一人の男。彼の名は、ジェームズ・リース(ジョナサン・リース=マイヤ―ズ)。表の顔はパリのエリート米大使館員、裏の顔はCIAの見習い捜査官だ。ようやく与えられた重大任務に張り切るリースを待っていたのは、任務を全うするためには手段を選ばない危険すぎる相棒、ワックス(ジョン・トラヴォルタ)だった―。チェスの名人で数カ国語を駆使する知性派だが、繊細な性格で人を撃ったことがないリースと、推理力も腕力も超一流だが、口より先に銃が出るワックス。生き方も考え方も正反対の二人が、犯罪組織のアジトを捜して、パリ中を駆け巡る。組織は麻薬密売を資金に爆弾を入手、世界崩壊を目論むテロ集団だった。しかし、全貌解明にあと一歩と迫った時、予想もしなかった事実が発覚する。リースの機密情報が組織に流され、彼は命を狙われていたのだ。裏切り者は誰なのか?やがて爆破ターゲットは国際サミットに参加するアメリカ政府要人だと判明、二人は会場へと走るのだが―。


リースとはまったく正反対のワックスとパートナーを組むことになったが、リースは戸惑いに、反発も、、、、。

ジョナサン演じるリース、次々と出くわす事件にタジタジ状態(汗)そんな状況の中、恋人キャロリンのことばかり考えている。しっかりせよ!と尻を叩きたい感じ。危険を承知でCIA捜査官に志願したのにね。


これがその彼女キャロリン(カシア・スムトゥニアク)リースはベタぼれ

しかし次第にリースは、ワックスに煽られ強くなっていきます。


壺の中には白い粉、、、、、。


トラボルタの銃さばき、お見事でした。両手で撃つ姿もナイス!やっぱり悪人に見える。

ルックスや髪型はトラボルタが自ら工夫して作り上げた。

監督がおやじにこだわった理由。

映画でサプライズを経験する。それこそ映画を観る醍醐味だと思うんだ。まさかジョン・トラボルタやリーアム・ニーソンのような俳優がこんなに破壊力のあるキャラクターを演じて、しかもパリ中でトラブルを起こしてまわるなんてみんな思わないよね?だからこそわざと今回のようなキャスティングをしたんだ。


リース(ジョナサン・リス・マイヤーズ)もおっさんに負けずやってくれました。

何とラブラブだったキャロリンなのですが、、、、、実は。


意外な展開となります。


彼は事実を受け止め、サミット会場へ、、、、、。

意外にもラストはあっけないような感じで締めくくられる。これってまた続編ありそうな?気もするのですが、、、、どうでしょうね。

解説(allcinemaより抜粋)

 「96時間」のピエール・モレル監督が、「サブウェイ123 激突」のジョン・トラヴォルタを主演に迎えて贈るサスペンス・アクション。パリを舞台に、型破りなCIAエージェントとコンビを組むハメになった駐仏アメリカ大使館の若手職員が、その強引な捜査手法に戸惑いながらも巨大犯罪組織に立ち向かっていく姿を、ハードなアクション満載で描き出す。共演は「マッチポイント」のジョナサン・リス・マイヤーズ。


メディア 映画
上映時間 95分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2010/05/15
ジャンル アクション/サスペンス
映倫 R15+

 

 

 

 

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9〈ナイン〉 9番目の奇妙な人形(2009)

2010-05-15 | 映画:シネコン

 原題:9
目覚めると、世界は終わっていた。

MOVX京都にて鑑賞。観たい作品が次々と上映され、なかなか予定が立たず(汗)
ようやくナインを本日鑑賞して来ました。
テイム・バートン監督が製作に関わった本作。アニメーションですが、私的にはこの世界観にハマりました。お話もそんなに複雑ではなく、シンプルです。登場する布製の人形たちも何か愛嬌があって、、、、好きです。
そういえば、「アリス・イン・ワンダーランド」と被っての上映になりましたね。強いて言えば、私は本作の方が断然良いですね。

STORY(ウィキぺディアより抜粋)

古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか、彼にはわからない。恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2”と描かれたボロ人形だった。 2(マーティン・ランド―)は壊れていた9(イライジャ・ウッド)の発声装置をなおし、自分たちは仲間だと語りかける。自分が独りではない事を知り、ホッとする9。だが突如現れた巨大な機械獣の襲撃に2人は逃げまどう。2は9をかばって連れ去られてしまった。気を失っていた9を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。リーダーの“1”(クリストファー・プラマー)、人のいい職人の“5”(ジョン・C・ライリー)、風変わりな芸術家“6”(クリスピン・グロヴァ―)、そして腕力自慢の“8”(フレッド・タタショア)。彼らは機械獣の脅威に怯えながらも、その小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。 9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣たちの棲み家へと向かう――。

人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける――。


同じような風貌だが、布の柄や色が違ったり、ヘアスタイル、体型なんかもさまざまです。


9は5と意気投合、2を救うためにマシンの棲みかへ。。。。。
5役にはダレン・ジャンではヴァンパイアを演じたジョン・C・ライリーさん!


リーダー1は他のキャラより、少し年長ぽい感じ。顔に現れていますね。口元がおじいさんぽいような、、、、、?9の無謀さにお困りな様子。何と声優を演じたクリストファー・プラマーさん自身、この中で一番年上だと思います。


何と人形7は、紅一点です。でも男たちには負けない気丈なキャラ。
声優はあのジェニファー・コネリーです。
後半は9と共に、マシンと戦います!

結局2を救う事はできませんでした(涙)その上、9は間違って大物マシンを蘇がらせてしまいます。そのことで人形たちはマシンに追いかけられるはめになります。


次々とマシンによる犠牲者が出てきます。5もマシンの手にかかり、、、、、。


マシンは何やら不思議な光を放ち、人形たちを自分の体に吸い込んで行きます。

終息したかと思いきや、マシンは性懲りもなく復活!!またもや犠牲者が出る。


7と9は何やら良いムード♪恋が芽生えそうな感じだったのに。

マシンを倒す唯一の手掛かりは9が目覚めたあの部屋にあると、、、、、、。


生みの親である科学者が9に残したメッセージは。

それは9がマシンにはめたあの謎のボタンのようなもの。


そしてマシンに吸収された皆を救うために9は、、、、、?

解説(allcinemaより抜粋)

奇才ティム・バートン製作で贈るダーク・ファンタジー・アニメ。2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた11分の同名短編を、同作を手掛けた新鋭シェーン・アッカー監督自ら80分の長編へとスケールアップ。人類滅亡後の荒廃した未来を舞台に、9体の奇妙な人形たちが巨大な機械獣と闘いながら、いくつもの謎も次第に明らかとなっていくさまをデカダンな世界観で描き出す。声の出演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー

原案も監督によるものだそうです。

登場する人形は、1、2、5、6、7、8、9・・・・・。あれっ~!3と4は?
いますよ!3と4は双子の人形でした。

アニメキャラの動きもしなやかで素晴らしいし、アニメとは思えないリアルさを感じました。お気に入りです。

メディア 映画 Anime
上映時間 80分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/05/08
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/SF
映倫

G

オフィシャル・サイト
http://9themovie.com/splash/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://9.gaga.ne.jp/

 

 

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