銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ジョニー・マッド・ドッグ◆◇JOHNNY MAD DOG

2010-06-30 | 映画:ミニシアター


悪魔か、犠牲者か──

アフリカに少年兵が存在するという話は聞いたことがありますが。実態はまったく知りませんでした。今回この作品を観て、いやあ衝撃でした。こんな無茶苦茶なことがあったとは本当にショックです。人を殺すという行為においても罪悪感がないということも考えられませんが。小さな子供に初めからそういう意識をうえつければ、やはり当たり前になっちゃうのでしょうね。

しかし酷い話です。大人の都合で子供が犠牲になるなんて、、、、。あまりにも酷過ぎる!!実際この作品に登場する子供たちも元少年兵だといいます。判断のつかない子供たちをこんな人生に追い込むなんて。洗脳以上に惨い(涙)

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

相次ぐ内戦で混乱するアフリカのリベリア。そこには反政府軍を名乗り、暴虐の限りを尽くして人々を恐怖に陥れる、武装した少年兵の部隊があった。リーダーは“マッド・ドッグ”と呼ばれる15歳のジョニー(クリストフ・ミニー)。右腕の“ノー・グッド・アドヴァイス”たち荒くれ者を率いて、有り余るエネルギーを戦闘で爆発させていた。彼らにとって戦場は遊び場。ゲームのように民家やビルを襲撃して銃を乱射、テレビ局では女性をレ○プする。必死の命乞いなど彼らには何の意味もなかった。次々と残酷な殺戮や略奪を繰り返しながら、大人の兵士さながらに隊長から受けた命令を遂行していく。一方、ジョニーたちの進攻によって追い詰められた13歳の少女ラオコレ(デージ・ヴィクトリア・ヴァンディ)。彼女は戦争で足を失い、一人で歩けない父親から、自分を置いて8歳の弟フォフォを連れて逃げろと、家を追い出される。逃げる途中、彼女はジョニーたちが幼い少年を敵兵とみなし、虐○する現場を目撃。さらに、彼女と弟は、あたりを偵察していたジョニーに発見されてしまう。しかし何故か、彼女たちには銃を向けずに見逃すジョニー。その後、父親を心配したラオコレは、弟をビルに隠すと再び家へ向かったのだが……。
 

ここでは、大人、子供の分別なんてない、、、、、。殺すことなど平気だ。
 
 
 
 

勝手に敵兵と決めつけ、簡単に手をかけてしまう。
 
 

こんな状況を目の当たりにするラオコレ、憤りを感じているようだった。
 
ジョニーとラオコレの対照的な生き方が印象的だ。多分ジョニーはこれが当たり前だったのだろうし、、、。こんな生き方を選ばせてた大人たちを責めるべきだ。
ラオコレはきっと親の愛情を充分受けて、育ったに違いない。父を思う彼女の姿は目に焼きついた。
 
 
 
ラストあたりで再び出会う2人。ジョニーは彼女に惹かれたのか、自分の首飾りをプレゼントするんだけれど、彼女の取った態度は、、、、、。彼をコテンパンに殴りつけるんです。幸せな生活を破壊した奴への大きな憤りは決して消えないはずだ。
まさしく正反対の世界に身を置く2人に接点はないかも。どうだろうか?
 
 
ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督の話
 
「子どもというのは、それが表に出ないとしても、多かれ少なかれ暴力的なものを抱えているもの。それを大人が内戦のために利用して、この映画のように少年兵として殺人の道具のように仕立てるというのは、人道に反する犯罪だと思う。許してはならないことだと思います」
 
 
結局最後にはジョニーたち少年兵は、使い捨て状態。これがまた酷い話。そうなると彼らには行き場さえなくなるわけで、、、、。
 

監督はこの撮影終了後、これでお終いにせず、ジョニー・マッド・ドッグ財団を設立して、彼らをサポートしているそうです。
 
 
解説(allcinemaより抜粋)
 
 今なおアフリカ各地で繰り広げられている内戦の過酷な現実をリアルに描き出す衝撃のバイオレンス・アクション。幼くして戦場に駆り出された少年兵たちが、常に殺すか殺されるかの状況の中でエスカレートさせていく狂気と極悪非道の一部始終を圧倒的な臨場感で綴ってゆく。
 
 
 
 
 

メディア 映画
上映時間 98分
製作国 フランス/ベルギー/リベリア
公開情報 劇場公開(インターフィルム)
初公開年月 2010/04/17
ジャンル ドラマ/戦争

 
 
オフィシャル・サイト
http://www.interfilm.co.jp/johnnymaddog/
 
 
 
 
 

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あの夏の子供たち(2009)

2010-06-29 | 映画:ミニシアター

原題:LE PERE DE MES ENFANTS

京都シネマにて鑑賞

家族の姿をシンプルに描いている作品です。劇的なドラマがあるわけでもなく、本当にナチュラルで、、、、。自分がこの家族と付き合いがあって、触れ合っているような感じがします。


ミア・ハンセン=ラヴ監督はまだ20代だそうで、これにはびっくり!そしてとても美しい女性。長編作2作目でいきなり2009年カンヌ国際映画祭《ある視点部門》審査員特別賞に輝いたというのだから、これまた驚きです。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

携帯電話を片手にパリの街を足早に歩くグレゴワール・カンヴェル(ルイ=ドー・ド・ランクザン)は、映画製作会社ムーン・フィルムを経営する、映画愛とユーモアに満ちた魅力ある映画プロデューサーだ。家に帰れば家族を愛する良き父親である彼は、週末は妻シルヴィア(キアラ・カゼッリ)と3人の娘たちと共にパリ近郊の別荘で過ごしていた。思春期の長女クレマンス(アリス・ド・ランクザン)、父親譲りのユーモアを持つ次女ヴァランティーヌ(アリス・ゴーリエ)、末娘ビリー(マネル・ドリス)。今週末も一家は幸福な時間を満喫していた。週明け。グレゴワールは現像所への負債が100万ユーロに上ったことを弁護士から聞かされる。さらに彼がプロデュースを務める新作映画“サトゥルヌス”の撮影現場から、スタッフが賃金未払いでストを起こすという電話が入る。実はムーン・フィルムの経営は、手がけた映画の興行不振で悪化の一途をたどっており、方々に負債や未払いが蓄積していたのだ。結局、“サトゥルヌス”のスタッフには小切手を2枚出し、1枚はすぐに現金化しないように忠告、賃金を分割払いにするという苦肉の策であった。そんな中でも、グレゴワールはアルチュール(イゴール・ハンセン=ラヴ)という新人監督が持ち込んだ“偶然の家族”の脚本に魅せられ、映画化の検討を進めていた……。だが、グレゴワールは多額の借金と未完成の映画を残し、突然自ら命を絶ってしまう。幸せな日々が一転、絶望の中で葛藤する母娘たち。シルヴィアは、夫の会社の立て直しを決意するが、クレマンスは父の死を受け止める手段を探していた。そして、ヴァランティーヌは父の残した温もりを求め、ビリーはまだ父の死を理解できないでいた……。



長女クレマンス役のアリス・ドゥ・ランクザンは父グレゴワール役のルイ=ド・ドゥ・ランクザンの実子だそうです。


パリ郊外の別荘では、近くにある礼拝堂や修道院に連れていき、テンプル騎士団の歴史を、娘たちに聞かせる。

映画プロデューサーとして、グレゴワール・カンヴェルは精力的に働き、私生活では妻と娘3人を愛する素敵な人だった。


可愛い娘さんたちです。子供たちは母シルヴィアの口癖を真似て、
「仕事中毒」の「ケータイ人間」なんて囃して立てていたけど。。。。。

実は不況の波で、グレゴワ―ルの経営する映画製作会社は多額の借金を抱えていた。状況は深刻なところまで陥っていた。妻にも泣き言をすべて言えず、、、、、。自身の中で苦しみを抱えなければならなくなっていたわけだ。次第に苦境に立たされにっちもさっちも行かなくなる。

   

グレゴワ―ルは車のダッシュボードから取り出した書類を路上で燃やした直後、銃でこめかみを撃ち抜き自●してしまう。
 

映画の前半は、映画製作をめぐる現場事情と、グレゴワールの幸福そうな家庭が、きめ細かく語られる。そして、資金難から、思い詰めたグレゴワールが、なぜ自殺に至るかを、丁寧に、テンポよく運んでいく。後半は、切なく辛い状況に立ち合う妻シルヴィアと、思春期の長女、父親の死の意味をまだ完全には理解できない次女、三女を、静かに、淡々と描く。

 


あまりの唐突な死に愕然と立ちすくむ母娘に残されたものは多額の借金と数本の未完成の映画だった。

気丈な妻シルヴィア(キアラ・カゼッリ

きっと夫は「死も人生の出来事のひとつ」と言ったであろうと信じる妻シルヴィア。夫の死をしっかり受け止めるところは感動的だ。
そして夫の“遺作”を完成させるべく、ロシア人出資者を募って
単身、スウェーデンの撮影現場に乗り込むシルヴィアは、
いかにもイタリア人女性らしい。


長女のクレマンス
後半は母を支え妹たちの面倒をみるしっかり者の面を見せていくクレマンス。
亡き父の事を理解するための父について調べ始める。

そして分かった新事実。何と父には別に息子がいるらしいこと知る。えぇ~それってホント?あれほど家族を愛していたグレゴワールに女が?クレマンスからそんな疑問を投げかけられたシルヴィアは「スウェーデンから帰ったらゆっくり話す」と説明したが、クレマンスは留守中にシルヴィアの部屋からグレゴワール宛てに送られてきたイザベルという女性からの手紙をみつけて読んだため、グレゴワールにはムーヌという息子がいたことを知ることに。しかし彼女はその事実にショックを受けることもなかった。

それよりも父が関わった映画を観ることだった。そんな中で偶然再会したのが、グレゴワールに対して新作映画の脚本を持ち込んでいた若き新人監督アルチュール(イゴール・ハンセン=ラヴ):監督の実弟
なんとなくクレマンスと良い感じだった。淡い恋模様のような?これが心の再生に繋がるのかもしれないね。

 

パパの近くにいたいという娘たちの気持ちが印象的だった。

解説(キネマ旬報から拝借)

尊敬する映画プロデューサーの自○という実体験を基に、本作が長編2作目となるミア・ハンセン=ラヴ監督が綴る家族の悲劇と再出発の物語。出演は「スリープレス」のキアラ・カゼッリ、「不完全なふたり」のルイ=ドー・ド・ランクザン、「夏時間の庭」のアリス・ド・ランクザン、エリック・エルモスニーノなど。
注釈:彼女のデビュー作でプロデュースを務める予定だったアンベール・バルザンの自○という実体験から生まれた物語です。

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(クレストインターナショナル)
初公開年月 2010/05/29
ジャンル ドラマ
映倫 G

「ケ・セラ・セラ」が良かった♪

 

オフィシャル・サイト
http://www.anonatsu.jp/ 



 

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映画「キャタピラー」特別先行上映会 大阪市中央公会堂にて

2010-06-27 | 映画:ミニシアター

会場で購入したパンフです。但し単なるパンフではありません。

上映終了後、主演の寺島しのぶさんと若松孝二監督の舞台挨拶が30分間ありました。

6月25日(金)大阪市中央公会堂にて「キャタピラー」の特別先行上映会が開催されました。残念なことにこの日は雨。でも多くのお客さんが早くから中央公会堂前に並んで待っていました。ラッキーなことに最前列近くに席を取る事が出来て良かった!前はプレスの方や映画関係者のための席ということで、一般の観客は座れません。

さてご存じのようにかなり中身は衝撃的な作品です。このタイトルとなっている「キャタピラー」という意味も初めは分からなかったのですが。。。。。。
実は英語で芋虫のことらしく、あの江戸川乱歩の小説「芋虫」がモチーフとなっている作品。上映時間はいまどきの作品としては1時間25分という短いものですが。内容は濃いものであると思います。

戦争がもたらした人々の心の苦しみ、身体の苦しみははかることのできないほど辛くて恐ろしいことだとこの作品を通してまざまざと実感。

本作に登場する夫婦の姿はまさに負の状況。傷ついた夫への愛と憎しみが交互に彼女の中で生まれる。その心理が本当に真に迫ってくるような感じだ。
お国のために犠牲となった夫へねぎらい、尽くす妻の心情はどんなものだったのか?その複雑な心理が渦巻いていた。

STORY(Movie Walkerより拝借)

一銭五厘の赤紙1枚で男たちが召集されていく中、黒川シゲ子(寺島しのぶ)の夫・久蔵(大西信満)も盛大に見送られ、勇ましく戦場へと出征していった。だが、シゲ子のもとに帰ってきた久蔵は、顔面が焼けただれ、四肢を失った無残な姿であった。村中から奇異の眼を向けられながらも、多くの勲章を胸に“生ける軍神”と祀り上げられる久蔵。四肢を失っても衰えることのない久蔵の旺盛な食欲と性欲に、シゲ子は戸惑いながらも軍神の妻として自らを奮い立たせ、久蔵に尽くすのだった。だが、自らを讃えた新聞記事や勲章を誇りにしている久蔵の姿に、シゲ子は空虚なものを感じ始める。やがて、久蔵の食欲と性欲を満たすことの繰り返しの日々の悲しみから逃れるかのように、シゲ子は“軍神の妻”としての自分を誇示する振る舞いをみせるようになっていく。そんな折、日本の輝かしい勝利ばかりを報道するニュースの裏で、東京大空襲、米軍沖縄上陸と敗戦の影は着実に迫ってきていた。久蔵の脳裏に、忘れかけていた戦場での風景が蘇る。燃え盛る炎に包まれる中国の大平原。逃げ惑う女たちを犯し、銃剣で突き刺し殺す日本兵たち。戦場で人間としての理性を失い、蛮行の数々を繰り返してきた自分の過ちに苦しめられる久蔵。混乱していく久蔵の姿に、シゲ子はお国のために命を捧げ尽くすことの意味を見失っていく。1945年8月6日広島、9日長崎原爆投下。そして15日正午、天皇の玉音放送が流れる中、久蔵、シゲ子、それぞれの敗戦を迎えるのだった……。


父や妹はしげ子に妻だから宜しくと伝えて去って行く。全て押しつけるというのも何か納得いかないような、、、、。


名誉の負傷にしては、あまりにも残酷。生きて戻ったのが果たして良かったのか?

凄い映像描写にびっくり。久蔵と妻の絡みシーンもかなり凄まじいし、人間ってこんな状態になっても性の欲望ってあるのかしら?男性の本能はよくわからないが。そんな夫の要求に応える妻の姿に複雑な気もしたが。

寝て、食べて、、、、、。しげ子が夫久蔵に話すのが印象に残った。それしかない。いやそれしか残されていないというのが現実なのだから。彼にあるのは過去の栄光。天皇陛下からの勲章と栄誉を讃えらえた新聞の記事。それが何になる?これから先、何に希望を持って生きていけというのか?


軍神さまと崇められても、、、、、。見世物にしか見えない。

若松孝二監督の話によると、女性の方が観終わった後、立ち上がれなかったらしい。そういう意味でかなりショッキングな作品といえるかも。


寺島しのぶさん
モンペが似合うのは彼女しかない!と若松監督。何とノーメイクで挑んだしげ子役。

ベルリン映画祭で銀熊賞受賞!さすがの演技。本当に素晴らしかった。


夫久蔵役の大西信満
受賞はしなかったけれど、寺島さんに負けず劣らずの迫真の演技には凄いなあと思いました。


芸術家クマさんも登場。若松監督の友人だそうです。

他には軍人役でARATAもちょこっと登場。

あっという間の85分。終了後はいよいよ若松孝二監督と寺島しのぶさんが登場です。

寺島しのぶさんは、渋い紫色のノースリーブのワンピース、髪は一つに束ねておられました。顔が小さい!色白で綺麗な方でした。映画のしげ子とは随分イメージ違います。そしてベルリン映画祭で受賞された銀熊のトロフィーも持参されて、皆の前で披露して頂きました!間近で見れたのはラッキーでした。


若松監督がどうしてもしげ子役には寺島さんにという切なる希望だったらしく、口説かれたようです。そんな寺島さんもかねがね監督との仕事を願っていたということだったそうで、、、、。話しているうちに、表現したいものにたいする姿勢が同じだったのが共通点だとわかった。そしてモンペが似合うのは寺島さん以外考えられないという若松監督。寺島さん、隣で笑っておられましたね。

予想以上の多くのお客さんに、監督さんかなり感動されていました。何でも名古屋は少なかったので、ちょっと残念だったと寺島さん。雨の中こんなに大勢の方が足を運んでくれたことに感謝!

寺島さん、撮影日数は何と12日間という超短期間の中、かなり苛酷な撮影だったそうで血尿が出たりというアクシデントもあったらしい。若松組は14名という少ないスタッフだけに、俳優が自らメイクをしたり衣装も自分で着なければいけない。マネージャーも連れて来ずにというのが若松監督の方針。また監督の撮影はリハがなく、本番一発というやり方だそうで、寺島さん自身経験のない現場だったので、新鮮だったようだ。

そして若松監督よりパンフのピーアール!ぜひ購入してほしい。中身は決して裏切らないものだと太鼓判を押された。良い作品製作のための資金作りのために本を買って頂けると嬉しいという話でした。

普天間基地について、政府の姿勢にかなり残念だとも話しておられました。
最後に正義の戦争はない!と、、、、、、。時間がもっとあれば、若松監督はもっと話したかったんだろうに。残念ですが。

メディア 映画
製作国 日本
公開情報 劇場公開(若松プロダクション=スコーレ)
初公開年月 2010/08/14
ジャンル ドラマ/戦争
映倫 R15+
オフィシャル・サイト
http://www.wakamatsukoji.org/

 

8月14日から全国でロードショーだそうです。ぜひご覧ください。

 

 

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ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩~

2010-06-26 | 映画:ミニシアター

 原題:BRIGHT STAR


“世界で最も美しい詩”を生み出した英国詩人ジョン・キーツの儚くも美しい愛の物語。

今週で上映が終了するので、急いで鑑賞して来ました。久しぶりにベン・ウィショ―を見ました。主人公ジョン・キ―ツと同じく、ベンも英国産まれだそうです。
お恥ずかしい話ですが、まったくこの詩人を知りません(汗)最近は活字から離れ気味の私は詩人のこともあまり知識なく、、、、。情けないもんです。
映像は綺麗ですね。何処かの記事にフェルメールの絵画のような美しい映像美なんて書かれていましたが、、、、。言われてみるとう~んなるほどそうですね。
アーティストと呼ばれる人たちは、その道では食べられなくて貧困な生活をしいられるというのが多いです。それはこの時代だけではなく、現在も同じです。
食べるためにお金儲けしなければならない。儲け主義に走ると良い作品を作ることが出来ないというのがよくあるパターン。

さて本作の主人公ジョン・キーツも有望な若手詩人だったが。現実は貧しい生活だった。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

1818年、詩人ジョン・キーツ(ベン・ウィショー)はその才能を世間に知られつつあったが、まだ貧しかった。そのためロンドン郊外のハムステッドにある、親友で編集者のチャールズ・ブラウン(ポール・シュナイダー)の家で居候生活を始める。キーツは、隣人であるブローン家の長女ファニー(アビー・コーニッシュ)と出会う。ファニーは輝くばかりに美しく、刺繍やダンスを好む、快活で聡明な女性だった。キーツは次第に、彼女に心を惹かれていく。一方、キーツの周りでは、結核を患う弟の死や、評論家からの酷評など、辛いできごとが相次いで起こる。しかし、深く傷つくキーツを優しく包み込んでくれるファニーの存在が、詩人キーツを成長させていく。こうしてキーツは、次第に英国文壇からも評価され始める。しかしそんなとき、キーツは弟と同じ結核にかかってしまう。ファニーはキーツに寄り添い続けるが、キーツは日に日に弱っていく。キーツは25歳という若さでこの世を去るが、2人の純粋な愛によって生み出された彼の詩は、彼の死後さらに評価を高め、現在では“世界で最も美しい詩”として知られている。
 

ファニーを演じたアビー・コーニッシュ
 
彼女の出演した作品で観たのは、エリザベス:ゴールデンエイジだった。何となく記憶はありますが。彼女って結構お堅いイメージです。今回のファニー役の彼女も柔らかみのある感じはしないけどね。でもジョンとの恋で、少しづつ変化が見られ次第にひたむきに恋する情熱的な女性を上手く演じていたように思います。
 
 
こんな2人の恋にチャチャを入れるのが、ジョンの友人ブラウン(ポール・シュナイダー)。ジョンをファニーに取られるのでは?とやきもき。ファニーの邪魔をします。ブラウンはジョンが好きだったのかしら?と疑いましたけどね(笑)ブラウンの本心はどうなのか?
 
ブラウン役のポールシュナイダ―は「ラースとその彼女」や「ジェシー・ジェイムズの~」などで活躍の俳優さん。監督は、ポールの俳優としての評価を高くしているそうです。
 

ファニーの妹トゥース
彼女も良い味を加えていました。色が白くて何ともいえない。
 
 
 
25歳という若さで逝ってしまったジョン・キーツにファニーは号泣。彼女はその後彼からプレゼントされた指輪を片時も外すことがなかったらしい。ジョンへの愛は、揺るぎないものだったんですね。
 
解説(allcinemaより抜粋)
 
「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン監督が、19世紀前半に活躍し、わずか25歳の若さでこの世を去った英国詩人ジョン・キーツとその恋人ファニー・ブローンの美しも切ない愛の物語を描いた悲恋ドラマ。主演は「キャンディ」のアビー・コーニッシュと「パフューム ある人殺しの物語」のベン・ウィショー
 
 
 
メディア 映画
上映時間 119分
製作国 イギリス/オーストラリア
公開情報 劇場公開(フェイス・トゥ・フェイス)
初公開年月 2010/06/05
ジャンル ドラマ/ロマンス/伝記
映倫 G
 
 
オフィシャル・サイト
http://brightstar-movie.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.brightstarthemovie.co.uk/ (英語)
 
 
※今回は少し短めで終了。次は昨日(25日)鑑賞した「キャタピラー」について、記事アップします。寺島さん、綺麗でしたよ♪
 
 
 
 
 
 
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サバイバル・オブ・ザ・デッド◆SURVIVAL OF THE DEAD

2010-06-23 | 映画:シネコン

 生き残れ、世界の終わりを──。

実はジョージ・A・ロメロ監督作品はまったく未見。お名前は以前から知ってはいたんですが、、、、、。何故かまったく観ていません。
ということで興味深々で本作を鑑賞することになりました。

さて感想ですが、、、、、。驚きや衝撃というものはなく、ゾンビがいたるところから、出現するのもそれほど恐怖的なものは感じません。最近は色々なゾンビ作品が多いですから。見慣れてしまっているのでしょうか?いやそうではなく、やはりこの作品自体が今ひとつなのかもしれません。
最初から最後までそんなに盛り上がるような場面もありません。コメディ的な要素もそんなにないし、、、、、。中途半端な気もしてなりません。前作のダイアリー・オブ・ザ・デッドの続編らしいので、前作を観た方がいいのかも。

わぁ~嚙まれちゃう!!

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

ある年の10月。突如として死者が蘇り、人々を襲い始めたという衝撃的なニュースが世界を駆け巡る。それから4週間あまりが経過し、世界はまさに地獄と化していた。元州兵のサージ(アラン・ヴァン・スプラング)も、秩序を失って崩壊した軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を探し求めていた。だが、そんな生活と世界に嫌気がさしてきたちょうどその頃、にわかには信じ難い情報が舞い込んで来る。デラウェア沖に安全な島があるというのだ。サージは情報の真偽を疑いつつも、どこにも希望を見出せない今、わずかな望みを託してボーイ(デヴォン・ボスティック)ら仲間たちとともにその島へ向かうことにする。様々な苦難を乗り越え、命からがら島へ辿り着く一行。だがそこで彼らを待ち受けていたのは、島民の襲撃と進化を遂げつつある死者の群れだった……。
 

この人が今回の主役、元州兵のサ―ジを演じたアラン・ヴァン・スプラング。
前作にも登場。ソウ3にも出演している俳優さんだそうです。
この方のナレーションで本作は幕を開けることに。。。。。。。
 

たとえこどもであってもゾンビ化しているなら、殺さないと危険というのが、オフリンの考え方である。それをシェイマスーたちは否定。
 

オフリンの娘で双子のジェーン(キャスリーン・マンロー)もすでにゾンビ化していた、、、、、。
 

ボーイ(デヴォン・ボスティック)
 
安全な島だとふれこみがあるが。実はこの島もゾンビたちで汚染されていた。
その孤島では「ゾンビは殺すべき」派と「ゾンビを飼いならす」派の二派に分かれて壮絶な主導権争いが起きていたのだ。パトリック・オフリン(ケネス・ウェルシュ)は殺すべき派のリーダーだったが、飼いならす派のリーダー、シェイマス一たちによって島を追放されてしまう。オフリンは上手くサージたちを島におびき寄せ、打倒シェイマスーを考えていたわけだ。
まんまと騙されたサージたちは島へ上陸した。案の定、サージたちはパトリック一派と協力してゾンビ退治に励むことに、同時にシェイマス一派との抗争にも巻き込まれる。
 

こういうシーンを見てもそんなに驚かない。
 
 

ゾンビ軍団
 
本来、生き残った人間は力を合わせなければならないはずなのに、大量のゾンビが迫ってくる危険な状態になっても殺し合いを止めない。この辺は意外性があって面白いといえば面白いのかもしれないけれど、、、、。でも何故か盛り上がらない。発想は結構良いのですがね。
 
解説(allcinemaより抜粋)
 
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が、今度はゾンビ禍に見舞われた孤島を舞台に贈るホラー・サスペンス。増え続けるゾンビの処遇を巡って島民たちが2派に分かれて対立、差し迫った危機を前に不毛な権力闘争を繰り広げるさまをシニカルに描く。
 
 ジョージ・A・ロメロ監督
何と今年で70歳。お元気ですね。
 
 

メディア 映画
上映時間 90分
製作国 アメリカ/カナダ
公開情報 劇場公開(プレシディオ)
初公開年月 2010/06/12
ジャンル ホラー
映倫 R18+

 
オフィシャル・サイト
http://magnetreleasing.com/survivalofthedead/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.survivalofthedead.jp/
 
 

 

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ザ・ウォーカ―(2010)THE BOOK OF ELI

2010-06-21 | 映画:シネコン


運べ、西へ。
世界に残る
たった一冊の本を──。

20日(日)は、MOVXディ。1000円で鑑賞出来るということで行って来ました。観たのは、19日より公開されたこの作品です。
アカデミー賞受賞俳優、デンゼル・ワシントンゲイリー・オールドマンの共演ということで、ちょっと期待もあったり。。。。。


さて観終わってどうだったか?う~んところがですね。えぇこれでお終いなの?っていうような結末、、、、。それから少々中弛み状態となり、途中でzzzzz状態となり、ちょっと見逃す場面もあったり(汗)
ゲイリー・オールドマンの気合いの入った演技も悪くはないのですが。何なのでしょうか。実は結末もそんなに驚くようなものではないんですよ。
私はデンゼルが演じる主人公イーライが視覚障がいを持っていることにも気付かず。よくよく思いだしたら、イーライの聴覚がかなり凄かったことを後で分かるような事でした。かなり遠くの音に敏感に気づいていたのは目が不自由だったからなのね。本の中身を見てようやく気づいたような次第です。


目が不自由という設定ですが、拳銃の使い方は見事。勘の鋭さなのでしょうね。

良い役者さんが出ているにも関わらず、何故か物足りなさを感じます。多分ありがちなストーリーということもあるのかもしれませんね。もっとわくわくさせて欲しいものです。


モノクロぽい映像は、滅びてしまった世界を現しているような、、、、、。

さてお話は、、、、、。(キネマ旬報さんより拝借)

 
戦争によって文明が崩壊したアメリカ大陸。“ウォーカー”(デンゼル・ワシントン)と呼ばれる男が、広大な大地を一人歩き続けていた。バックパックには護身用の短刀とショットガン、そして世界に一冊だけ残されたある“本”を携えて。皮の表紙で覆われ、鍵のかかった分厚いその本に触れようとするものは、すべてウォーカーの手にかかって命を落としていく。だが彼自身、その本を誰に、何のために届けるのか、一切の理由も目的も知らずに30年間、ただひたすら西へ向かって歩いていた。やがて、汚染されていない水脈を独占するカーネギー(ゲイリー・オールドマン)が独裁者として君臨する街を訪れるウォーカー。カーネギーもまた、ある本を必死に探していた。その本に記された言葉だけが、真に人々の心を支配できるというのだ。ウォーカーが部下たちを一瞬にして倒したことを知ると、その腕前に興味を抱き、宿の提供を申し出るカーネギー。案内された屋敷にはカーネギーの盲目の情婦クローディア(ジェニファー・ビールス)とその娘ソラーラ(ミラ・クニス)が暮らしていた。ソラーラはウォーカーが本を持っていることに気付き、カーネギーに伝える。それこそ自分が捜し求める本に違いないと考えたカーネギーは、部下とともに立ち去ろうとしていたウォーカーを包囲。本を巡って両者の間で開始される銃撃戦。だが、ウォーカーは銃弾をかいくぐり、次々と敵を倒していく。なす術もなくカーネギーは負傷、ウォーカーも取り逃がしてしまう。歩き出したウォーカーの後を追うソラーラ。だが、2人は立ち寄った家で、追跡してきたカーネギー一味の襲撃を受ける。やむなく本を差し出すウォーカー。だが、その体を銃弾が貫く。本を奪われ、朦朧とする意識のまま最後の力を振り絞って歩き出すウォーカー。果たして彼は何のために歩き続けるのか……?カーネギーの手に渡った本はどうなるのか……?


トレードマークの髭は剃ってしまっていたゲイリー・オールドマン。

悪役に徹し、熱演でしたね。

ベテラン俳優がたくさん登場!

立ち寄った家の、高齢の夫婦ですが。夫ジョージはよく見たら、ハリポタのダンブルドア校長役のマイケル・ガンボンだった。

イーライがウォークマンのような機械の修理を頼むエンジニア役にはトム・ウェイツ

そしてイーライが本を渡すために訪れた謎の男ロンバルディにはマルコム・マクダウェル。ラストにちょこっと登場。

とまあ顔ぶれの豪華かな事!それなのに内容は意外にオチが見え見えだった。
もう少しひねっても良さそうな気もします。でもどうひねったら良いのでしょうか?
それは分かりませんが(笑)


サングラスだったのは目が不自由だったということ。そんな風には見えませんよ。

色々難癖つけております。

ちょいとネタばれ

カ―ネギ―は本をせしめて喜んでいましたが、何と本の文字は全て点字だったのです!悔しがるカ―ネギ―でした。イーライは内容をすべて暗記していました。本を奪っても意味がなかったというわけです。
銃弾によって体を撃ち抜かれたイーライは亡くなってしまいます。あっけなく、、、、。

そして彼の遺志を継いだソラーラがイーライに代わってウォーカ―になります。この後はやはり本を持って何処かへ行くのかしら?

これって続編あり??

 

解説(allcinemaより抜粋)

「フロム・ヘル」のヒューズ兄弟デンゼル・ワシントンを主演に迎えて描くSFサスペンス・アクション。文明が崩壊した終末世界のアメリカ大陸を舞台に、世界に一冊だけとなったある本を襲撃者から守り、西へと運ぶ謎めいた男の姿を、ハードなバイオレンスとスタイリッシュな映像で描き出す。共演に「ダークナイト」のゲイリー・オールドマンと「マックス・ペイン」のミラ・クニス

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(角川映画=松竹)
初公開年月 2010/06/19
ジャンル SF/アクション/サスペンス
映倫 PG12

  

オフィシャル・サイト
http://www.thewalker.jp/


 

 

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告白(2010)

2010-06-19 | 映画:シネコン


告白が、あなたの命につきささる。

遅まきながら、鑑賞して参りました。実は6月の気になる映画、観たい映画には入れてなかった。「嫌われ松子の一生」の中島監督作だということを知ったのと、そしてブロガーさんの評価もかなり良いこともあって、、、、。これはやはり観ないといけない作品だと思ったわけです。

ということで、観た感想はですが、はい凄い衝撃作でした!パチッ!どころではありませんでした。松たかこのセリフじゃないけど、「ドカン!」です。もうもうこれは素晴らしい作品でした。

この映像表現、凄く素晴らしい!ぐっと惹きこまれてしまいます。

STORY(今回はウィキぺディアさんから抜粋)

市立S中学校、1年B組。3学期の終業式の日、森口先生演じる松 たか子が教壇に立ち、間もなく教師を辞めることを告げるシーンから始まります。生徒たちはそんなことはお構いなく、皆それぞれ自分たちの事をしている。携帯でメールをしていたり、教室を抜け出すものがいたり、、、、、。友だち同士の会話を楽しむものもいる、ざわざわ状態の中、森口先生は話を続けるのです。普通なら、生徒たちの勝手な振る舞いを、正すところなのだろうけど。プチっときれることがないのは何なのだろう?


命の尊さを彼らはどこまで理解できているのか?


だがすべての生徒が関心ないねってわけではない。教師を辞める原因は多分あれだ!と分かっているから。その確認の質問が飛ぶ。


娘の愛美を失くした森口の復讐が始まる、、、、、。

実は数カ月前、学校のプールで彼女の一人娘が死んだ。森口は、娘は事故死と判断されたが本当はこのクラスの生徒2人に殺されたのだと、犯人である少年「A」と「B」を(匿名ではあるがクラスメイトには分かる形で)告発し、警察に言うつもりはないが、彼らには既に恐ろしい復讐を仕掛けたと宣告して去っていく。

森口先生が去り、新学期が始まった。
2年生に進級したB組の空気はどこか異様だった。「少年A」こと渡辺は相変わらず学校へ来ていたが、「少年B」こと下村は一度も姿を見せていなかった。その後のクラスの様子と、一年でB組に何が起きたか一切知らない新任教師の「ウェルテル」こと寺田良輝(岡田将生)の愚かな行いを、クラス委員長の美月が悠子へ綴った手紙の形で語りだす。


熱血教師役には岡田将生君。


生徒たちのダンスシーン、なかなかお洒落です。

 


子供たちの演技も光っているよね!

 

美月(橋本 愛)は下村とは幼なじみで、家も近所。下村が不登校になった後、ウェルテルと共に下村の家へノートなどを届ける役目を担うことになる。かつては下村に好意を抱いていたが、渡辺との接触で心移りした。家族を毒殺したルナシーに憧れ、毒薬などを集めている。ウェルテルを異常に憎んでおり、下村が母親を殺害したのはウェルテルのせいだと告白した。しかし、渡辺の逆鱗に触れて絞殺されてしまう。

母親を殺してしまった下村直樹(藤原薫)。原作では下村直樹の姉、聖美が登場して母の日記を読むという風になったいるが、映画には姉は登場しない。下村が母親を刺殺するまでの出来事が、息子を溺愛する一方的な母の思いと共に綴られている。


木村佳乃演じる母の迫真の演技も注目

息子が犯した事件に対して、すべて森口に原因があると決めつける母優子。異常までの溺愛ぶりがうかがえる。

母を殺した下村は更生施設へ送られる。施設内で、共犯者渡辺との出会い、愛美殺し、そして母を殺すまでの苦悩をフラッシュバックで綴られていく。

そしてこの事件の主犯格である渡辺修哉(西井幸人)。「少年A」として森口に告白される。幼い頃から母親に電子工学などを学んだ。両親が離婚していて、現在は父親の元で暮らしている。幼少期に母親から○待を受けていたが、反して彼自身は母親を執着的なまでに溺愛しており、母親を侮辱されることを嫌う。家を出た母に注目されたいということから様々な発明品を作る。
『処刑マシーン』こと『びっくり財布』が全国大会で特別賞を受賞。新聞に載るものの、ルナシーと名乗る十三歳の少女が家族全員を毒殺するルナシー事件の影に隠れてしまう。優秀ではあるが、同級生はもちろん、担任である森口も含めて、全ての他人を見下すところがあった。義理の母に子供が誕生した後は部屋を祖母の実家に移され、疎外感を持つことになる。その上森口の告白により、クラス全員からいじめを受けるも何と撃退する。
好意を持っていた美月と付き合うことになるが、下村とのことを気にしている美月に対して、下村と同じ次元で扱われていることを知ると彼女を馬鹿にし出す。それに反撃する美月にマザコン呼ばわり。終いには彼女にまで手をかけてしまう。

やがて渡辺は第二の殺人事件を計画する。その内容は無差別殺人である。しかしその計画は、渡辺の復讐に燃える森口の罠によって落とされていくことになる。

森口はシングルマザーだった。愛する桜宮がHI●だという事が分かり、結婚は実現せず。。。。。彼女も優子と同じく愛美を溺愛していた。そんな娘が理不尽な理由によって下村と渡辺に殺されたことを知り、復讐の鬼となる。桜宮の血液を渡辺と下村の牛乳の中に混入させたが桜宮の手によって阻止されてしまう。下村への復讐は成功するが、渡辺の弱点は見つからず。彼の作ったウェブサイトや彼の生育歴などを調べ尽くす。北原美月殺害ということも突き止める。執拗なまで調べた森口はいよいよ渡辺に最も恐ろしい復讐で追い詰めるのである。そして渡辺の弱点は渡辺の母親だということを知るのである。


森口悠子から渡辺へ携帯電話の電話口で救いようのない最後の宣告が行われる「これが私の復讐であり、あなたの更生の第一歩だと思いませんか? 」 なんて、、、、。

松たか子さん、凄かったです。冷静さと、狂気的が入り混じっている復讐の鬼を上手く演じていた。彼女のイメージから想像出来ない感じですが。でもこういうキャラって意外に松さんのような清楚な女性にいそうですね。それにしても渡辺と下村の個人的な理由から、何故関係ない我子が巻き添え食わなきゃならないのか?人間の命をどう思っているのか?

やるせないよね。所詮彼らは捕まったところで,法律に守られるものね。森口が何度もその事を言っていたね。

それにしても今回の中島哲也監督の作品、思い切りリアルでした。

 

解説(allcinemaより抜粋)

2009年の本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラーを「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の中島哲也監督が映画化した戦慄のエンタテインメント復讐劇。担任クラスの生徒に娘を殺された女性教師が繰り広げる復讐の顛末が、事件に関わった登場人物たちそれぞれの視点から緊張感あふれるタッチで綴られてゆく。主演は「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」の松たか子、共演に岡田将生、木村佳乃。

 

オフィシャル・サイト
http://kokuhaku-shimasu.jp/

 

 


 

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ラスト・ソング♪(2010)

2010-06-16 | 映画:シネコン

私は、あの夏を決して忘れない。
初めての恋にきらめき、
パパとの最後の時を過ごした、
特別すぎる夏だから…

久しぶりにラブストーリーを観ました。おばさんな私は、主演を演じたマイリー・サイラスの事はまったく知らず(汗)何でも彼女はアメリカでトップアイドルらしい。確かにチャーミングで可愛いよね。そいで年齢を知ってまたびっくり!まだ17歳なんですって。歌も上手いじゃないか!実は歌手が本業で最近は女優としても活躍しだしたらしい。

ということで、情報もまったく分からずに、本作を鑑賞して参りました。知っている俳優さんはですね。マイリ―演じるロニ―の父親役のグレッグ・キニアくらいですね。グレッグは先日公開されたマット主演のグリーン・ゾーンでアメリカの国防総省バグダッド駐在高官のクラーク・パウンドストーン役を演じた俳優さん。記憶にあると思うのですが。そうそうこれ!リトル・ミス・サンシャイン、あのアビゲイルちゃんのパパ役だった人。そう言えばあぁ~あの人だと思いだされたでしょう。
今回もパパ役で、ロニ―にトコトン嫌われるちゃう。前半はロニ―の反発を喰らって、悩める父をいい感じで演じていた。後半は娘との関係が修復され、父子の良い絆を結んでいくんだけれど、、、、、。残念な事態が起きる。

それから、ロニ―のママ役には、先日話題となった、トラボルタの妻で47歳でめでたく懐妊となったケリー・プレストン。出番は少なかったけれど、、、、。なかなかお美しい方ですよね。

STORY(キネマ旬報より抜粋)

ニューヨークの女子学生ロニー(マイリー・サイラス)は、母と離婚した父スティーブ(グレッグ・キニア)と夏休みを過ごすため、弟とともに小さな海辺の町を訪れる。かつては音楽好きの親子として、ピアノの前で一緒に楽しい時間を過ごした元ピアニストの父と娘。だが、離婚によって関係がギクシャクしていた2人の久しぶりの再会は、ぎこちないものだった。娘との関係修復を図ろうとするスティーブだったが、その意図に反してロニーはコテージに居づらさを覚える。その一方で彼女は、海岸で知り合った青年ウィル(リアム・ヘムズワース)と次第に親しくなってゆく。それが初めての恋だと気付く頃、ロニーは父が隠していた秘密を知る。父と一緒に過ごすことができるのは、この夏が最後だったのだ……。
 
 ウィルはロニ―に一目ぼれに、、、、。

実際に2人はこの映画をきっかけにお付き合いしているらしい。
 
 
これがそのリアム君とのプライベートツーショットだそうです。末長くお幸せに
 
それからマイリ―の弟ジョナ・ミラー役を演じたボビー・コールマン君の演技もこの映画の必見かも、、、、、。
映像を探しましたが、残念ながら見つからず。
 
2人のラブラブ場面ばかりです。
 
 

ウィル役を演じたリアム君はオーストラリア出身の新人さんだそうです。個人的には好みの方ではありませんでした。

さてネタばれ、グレッグ・キニア演じるパパは癌に冒されていた。てっきり完治したとロニ―は思っていたのですが、、、、余命幾ばくもない状態だったのです。その上、地元の教会を放火した犯人だと思われていた。実は別に真犯人がいたのだが。その真相を恋人のウィルは知っていた。罪をかぶせられた父のことを思うロニ―はウィルに裏切られたと激怒

結局彼を遠ざけてしまう。。。。。。夏休みが終わるが、ロニ―は父の元に残り、父の最期を看取る事に。

父は亡くなる。亡くなる場面は映し出されることはなかった。手からグラスがポロン、、、、。それだけでしたが。この場面は良かった!

 


父が遺した、娘ロニ―へのラスト・ソング、少し未完成。ロニ―が手直しする。

ありがちなストーリーではありましたが、、、、、まあこれはこれで良いのではないかなあと思いました。たまにはこんな風にときめきたいもんですな~!

 良いですね!若いということは、、、、。

解説(allcinemaより抜粋)

「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」の人気アイドル、マイリー・サイラス主演の青春ストーリー。原作は「きみに読む物語」のニコラス・スパークス。多感な10代の少女が父親との葛藤や初めての恋を経験して成長するひと夏の物語を瑞々しく綴る。監督はテレビを中心に活躍するジュリー・アン・ロビンソン。

 

メディア 映画
上映時間 107分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2010/06/12
ジャンル 青春/ドラマ/ロマンス
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.movies.co.jp/lastsong/
 
 
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クレイジー・ハート(2009)CRAZY HEART

2010-06-15 | 映画:ミニシアター

 傷ついた者にしか、歌えない愛がある

えぇ~コリン・ファレルの名前がクレジットに載っていない!!何故なの?ということで、そのわけを調べました。実はパンフレットにもコリンの写真はもちろん、出演者としても載っていないんですよ。
その意図とは、、、、、。単に秘密にしておきたかっただけらしいとのこと。観客を驚かしたいようです。

いやいやそれにしても、主演のジェフはもちろんのこと、コリンがこんなに歌が上手いとは知りませんでした。(実はコリンは歌える人だそうです)
それだけでもこの作品はかなり観る価値はあります!俳優さんってオールマイティな人が多いですね。

さてお話はそんなにややこしくはありません。いたってシンプルではないでしょうか。

STORY

かっては一世風靡した伝説のシンガ―ソングライター“バッド・ブレイク”(ジェフ・ブリッジス) 現在57歳の彼は孤独なドサ回りの歌手に落ちぶれていた。
新曲が書けないスランプ状態のバッドは酒浸りの毎日。そんな彼とは対照的に、彼のかって弟子だったトミー・スウィート(コリン・ファレル)は今やトップシンガ―として人気を博していた。
ある日、バッドはコロラドのボウリング場で、懐かしのヒットソングを聴かせていた。


バックバンドの地元の青年トニ―(ライアン・ビンガム)に、病気、二日酔い、離婚、警察に追われても、ショ―を休んだことはないと胸を張るが、、、、。実は二日酔いのフラフラ状態だった。歌いながら、途中で楽屋裏でゲッ~と吐くのであった。

酒がないと生きていけない、散々な毎日である。情けないけど、彼らしい(笑)

翌朝、サンタフェのバ―に移動したバッドはバンドのピアニスト、ウェズリーの頼みで、彼の姪で地元紙記者、ジーン・クラドック(マギー・ギレンホール)の取材を受ける。幼い頃の夢を打ち明けるまで、打ち解けるがいざ話題がトミーや結婚という核心部分に触れると、途端に顔を曇らせ、、、一方的に取材を打ち切ってしまう。

ところが、翌日ショ―終了後に再び取材に現れたジーンと再会したバッドは何と一夜を共にする、、、、、。


彼女は4歳の息子と暮らすシングルマザーだった。

バッドは彼女の家に押しかけ、幼い息子バディに対して子煩悩な一面を垣間見せる。
離婚の痛手に苦しむジーン、過ちを繰り返すことを恐れ、関係を深めるのに躊躇する、、、、、。微妙な女心が揺れる。

さてそんなバッドの次なる行先は、フェニックスの巨大スタジアム。マネージャーのジャックから、トミー・スウィートの前座と聞かされ、一度は拒否するも、ジャックに説得され、渋々出演に応じる。リハーサル終了後、久しぶりの再会を果たしたトミーは恩師に感謝の言葉を述べ、懐かしい昔話に花を咲かせる。そしてこう続ける。「あんたがチャンスをくれた。忘れちゃいない」そして新曲を書いて欲しいと希望。

ライブの前座で熱唱するバッドの元に飛び入りでトミーがセッションし、観衆は大盛り上がりで大成功!
ライブ終了後はジーンの元へ向かうが、居眠り運転し車は横転させ、
足首を骨折。その上医師から、禁酒と禁煙。減量まで命じられる。ジーンの家で休養とることに。

動けない身体でギターを抱えて新曲に取りかかるバッドにジーンは溜め込んでいる不安をぶちまける。彼との距離を感じるのである。そんなジーンに、バッドは彼女への愛を囁く。


バッドはごくありふれた日常生活を過ごして、初めて穏やかな家庭のぬくもりに触れる。

そして元妻との間に4歳のときから会っていない28歳の息子の存在をジーンに打ち明けた。
ジーンとの出会いで、バッドの心の微妙な変化。それに気づいたのは友人のウェイン(ロバート・デュヴァル)。ウェインにジーンのことを告白したバッドは、ある夜、息子スティーヴンに電話し、元妻の死を知る。会いたいと伝えるバッドに息子スティーヴンは身勝手すぎると言い放つだけ。

さて心の迷いがあるジーンだったが、休暇を取ってサンタフェから息子バディを連れてバッドの家に、、、、、、。
バッドはジーンからバディの前で飲酒をすることを禁止してほしいと念を押されていたのにもかかわらず、バーに立ち寄ってしまう。そのことがバッドにとって決定的なことになるとは、、、、、。


友人ウェインには、ロバート・デュヴァル


持つべきものは親友、どんなときもバッドを助けてくれた。


バッドは一生懸命修復を試みたが、、、、、。残念な結果に。いやあ惚れたはれたというだけなら、良いのですが。
人生というのはなかなか上手くいかないもんですね。

この物語、ジェフ・ブリッジスの等身大のお話なんじゃないの?というくらいバッドと重なる感じです。

ありがちなお話ではありましたが、、、、、。もしかしたら、ジェフ自身の本当の人生かも?と思うくらいリアルでした。いやあそれにしても歌声が最高でしたわ。

解説(allcinemaより抜粋)

フィッシャー・キング」「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジスが、落ちぶれたカントリー・シンガーを熱演し絶賛された音楽人生ドラマ。酒に溺れ、結婚にも失敗し、才能がありながら成功とはほど遠い音楽人生を歩んできた初老ミュージシャンが、彼に興味を抱いた女性ジャーナリストとの出会いをきっかけに再起を図る姿を、ユーモアとペーソスを織り交ぜ感動的に綴る。共演に「ダークナイト」のマギー・ギレンホール。俳優としても活躍するスコット・クーパーの監督デビュー作。また、T=ボーン・バーネットとライアン・ビンガムの共作による主題歌『The Weary Kind』はみごとアカデミー歌曲賞に輝いた。

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2010/06/12
ジャンル ドラマ/音楽
映倫 G

ラストに流れるコリン・ファレルが歌うクレイジー・ハート、最高でしたね♪


 

オフィシャル・サイト
http://www.crazyheart.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.crazyheartmovie.com/ (英語)



 

Comments (6)
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アイアンマン2◆◇IRON MAN 2(2010)

2010-06-12 | 映画:シネコン

 ヒーローになった男、トニー・スターク。
さて次なる試練は、、、、?

観て来ましたよ!昨日(11日)が公開初日。サービスディじゃあないので今回はちょっと会員特典のあるMOVX京都で、鑑賞することにしました。

2008年に前作アイアンマンが上映され、今回はその続編となります。もちろん主人公は前作に続きあのロバート・ダウニー・jr
公開前から話題沸騰なので、良いか悪いかは別としてやはり気になる作品です。出演する俳優陣もかなり豪華ですから、やはり見逃すわけにはいかない?かも、、、。

今回トニ―・スタークを恨むロシア人の科学者役で登場するのは、「レスラー」で見事帰り咲いたミッキー・ロークです。冒頭のロシアシーンでは亡くなる父親を看取る場面がありますが、、、、、どうもミッキーがロシア人というのは何かちょっと合わないような不自然さがあります。キャラ的にはミッキーはやっぱりアメリカ人ぽい感じしますがね。そうそうロシア語のセリフでした。


アイヴァン・ヴァンコ役、ミッキー・ローク
何処かレスラーと重なりますね。ちょっと時代錯誤のようなキャラにも見えます。

STORY(ウィキぺディアより抜粋)

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が自らアイアンマンであると公表してから半年後。紛争を鎮圧し世界平和のために貢献しようとするトニーだったが、その一方的な武力介入が独善的とみなされ、合衆国はトニーに対しアーマーの引き渡しを求める。かつてアフガニスタンで自ら深手を負い、その傷を代償にして開発したアーマーを誰の手にも渡したくないトニーは断固として要求を拒否するが、アーマーの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの副作用により、その体内は着実に毒素に蝕まれつつあった。トニーは命あるうちに使命を全うすべく、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)に譲り、新たな秘書としてナタリー・ラッシュマン(スカーレット・ヨハンソン)という女性を迎え入れる。


スカちゃんのアクション、なかなか格好良かった!お色気ムンムンではなく、ひたすらシャープな女スパイです。

一方トニーの父ハワードに深い恨みを抱くアイヴァン・ヴァンコは、自らの手で小型のアーク・リアクターを作り上げ、さらにリアクターを動力源として動く武器「エレクトリカル・デス・ウィップ」を開発。モナコにてF1グランプリに参加中のトニーを急襲するも、携帯型の新たなアーマーを装着したトニーによって撃退され、収監されてしまう。

 

だが、そんなヴァンコを牢獄から救い出したのは、ハマー・インダストリーズの社長ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)だった。ハマーは目の敵であるトニーの技術力を凌駕するため、優れた科学者でもあるヴァンコを雇い自らの兵器ラインを拡張させようと目論んでいたのだ。ハマーはトニー宅から試作型の「マーク2」アーマーを持ち出していたジェームズ・ローズ中佐(ドン・チ―ドル)をも懐柔し、それを基にして多数の銃火器を搭載した「ウォーマシーン」、そして量産型の遠隔操作式無人アーマー「ドローン」を作り上げる。


ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル
饒舌な言葉でまくしたてるハマ―役を演じたサム、「月に囚われた男」とは随分違いましたね。

博覧会にて華々しく発表される無数のドローン。そして、それを先導するウォーマシーンことローズ。だが、ヴァンコの手によって密かに細工が施されたドローンは突如制御を失い、ウォーマシーンも中に入っているローズもろとも暴れ始めた。

果たしてトニーはアーマーたちの暴走を止め、ヴァンコに打ち勝つことが出来るのか…。


ヴァージニア・"ペッパー"・ポッツには前作から登場のグウィネス・パルトロー
トニーの有能な秘書。スカちゃんにちょっとやきもち

ニック・フューリー:役には前作はラストで登場のサミュエル・L・ジャクソン


ドーナツの看板の上でド―ナツを食べるトニ―。そこへニックがやって来る。看板に乗らないで!って、、、、、。

J.A.R.V.I.S.の声でポール・ベタニ―も登場していたとは知りませんでした。


アイアンマンVSヴァンコ(ブラックラッシュ)の戦いは一体?意外にあっけない結末でしたが、、、、、。

さてエンドクレジット終了後、続編の予告がありました。何故か結構最後まで観ない方多いんですよね。まあ確かにクレジット長過ぎかもしれませんから仕方ないかなあ。

解説(allcinemaより抜粋)

自ら開発した鋼鉄のパワード・スーツを身に纏った男が勧善懲悪に立ち上がる姿をロバート・ダウニー・Jr主演で痛快に描き大ヒットしたアクション・ムービーのシリーズ第2弾。今回は復讐に燃える難敵や謎めいた美女など新たな脅威が登場、主人公トニー・スタークがパワード・スーツの改良を重ねながら次々と迫りくる試練に立ち向かう。共演に「レスラー」のミッキー・ローク、「それでも恋するバルセロナ」のスカーレット・ヨハンソン。監督は引き続き「ザスーラ」のジョン・ファヴロー

ジョン・ファヴローハッピー・ホ―ガン役で登場しています。

そして製作総指揮にはダウニーの妻、スーザン・ダウニーが関わっています。

メディア 映画
上映時間 124分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2010/06/11
ジャンル アクション/ドラマ

オフィシャル・サイト
http://www.ironman2.jp/

 

 


 

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