生存とは、罪なのか?
Tジョイ京都にてレイトショー鑑賞。シアター5はプレミアムらしく、ゆったりしたシアターでした。この日は私を含めて4人だけ。
随分前から気になっていた作品です。
バイオハザードのポール・W・S・アンダーソンが製作に関わった作品です。SFホラー作品とはまったく知らず、得体の知れない生き物が登場したので驚きましたよ。どうもそれらの生き物は、人間が何かの原因で突然変異したようで、俗に言うミュータントのようです。
冒頭は、2174年。地球は極度の人口過密状態に陥り、枯渇する資源を巡って戦争勃発。未曾有の危機に瀕する人類は宇宙船イリジウム(ELYSIUM)に希望を託すという説明から始まる。りっぱな軍服を着たお偉いさんが宇宙船のブリッジに立ってる。
そしてこう言う
君らだけが最後の希望である。神のご加護を!と、、、、、。場面は一転して船内のようだ。
バウアー伍長 ベン・フォスター
突然船内で目が覚めたのはバウアー伍長。彼は身体中にチューブをいっぱい装着しています。冷凍された状態で長い間眠っていたようです、むちゃくちゃ狭いカプセルの中でもがきながら、何とか脱出しました。
暗くて不気味な船内には人の気配がまったくないようです。
記憶がなくなっている彼はうろうろ探し回る。すると彼と同様にまさに今覚醒した男を見つける。彼はペイトン中尉だ。
ペイトン中尉にはデニス・クエイド
記憶が少しづつ蘇って来たようで、やがて2人は上司と部下の関係だということが分かる。
しかし何故この宇宙船に取り残されているのか?一体どんな任務を課せられたのかもまったく覚えていない。
とりあえず2人は事態を収拾するために、動き出す。扉は締められたままで開かないため、通路はシャットアウト。
2人は二手に分かれることに、、、、。
若いバウアーこで通気口に入り船内の様子を見に行くことにする。
いよいよ船内の冒険が始まる。でも本人はそんな事態になるとは思っていなかっただろうね。
上司であるペイトン中尉は同じ場所にとどまり、コンピュータ画面を見ながらバウアーに無線で指示する。バウアーの行く手には想像も出来ない状況が待ち受けていました。クル―たちの無惨な死体に遭遇したり、強面の女にいきなり襲われたり、はたまたアジア人の男に付きまとわれる。
一体こいつらは何者?
ところが彼ら以上に凄い奴らがいたのだ。得体の知れない化け物がうようよ徘徊。人間を見たら隙をあたえず喰い殺すんですよね。とにかくおぞましい奴らです。どうやらこいつらによって宇宙船のクル―や乗り込んだ人たちはすべて殺されたのかもしれません。
生き残った女とアジア人とともに宇宙船を動かすために、その場所へ、、、、。
ところがこの下にはあの化け物が隙間なくいっぱいです。その上この通路はもろくて危ないのです。
何とバウアー、腐っていたため、真逆さまに転落します。
このシーンは息を呑んで食い入るように見てしまいました。わあ~どうなるの!
何とか到着しました。ホッとしました。
その頃ペイトン中尉は、、、、。
クル―だったガロを助けたが、、、、。こいつも何か変です。
ガロ キャム・ギガンデッド
何かに取りつかれているのか?
ヤバいです(汗)
ペイトンは彼をカプセルに押入れますが、、、、。しかしガロはペイトンにのりうつる。
ダ―クなシュチュエ―ションでスピード感はそんなにありませんが、、、、。でもしっかりホラーですね。
いよいよ脱出。
不時着したのは海の中、、、、、。さてさて結末はいかに?
意外なラストにわあ~こうなるんだ!
あらすじ(allcinemaより拝借)
西暦2174年。地球は枯渇する資源の争奪で滅亡寸前に陥っていた。そこで人類は、巨大な宇宙船で地球と似た環境の惑星タニスへ移住する計画を進める──。やがて、船内で冷凍睡眠から目覚めた2人の宇宙飛行士。ところが、彼らは記憶を失っており、ミッションの内容はおろか何も思い出せない事態に。しかも、他に乗組員の姿は見当たらず、彼らは手がかりを求めて広い船内を捜索し始めるのだったが…。
そういえばこのナディアとう女性、タンパク質が足りないならこれと虫を差し出していましたね。
ベン・フォスター、軟な感じではありますが話が進むにつれてたくましくなっていきます。
デニス・クエイド、最近かなりマイナーな作品に登場しています。
解説(allcinemaより拝借)
「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン製作で贈るSFスリラー。地球を離れ、新たな惑星へと旅立った巨大宇宙船の乗組員たちを待ち受ける戦慄の運命とは。主演は「オールド・ルーキー」のデニス・クエイド、共演に「3時10分、決断のとき」のベン・フォスター。
映画 | |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ/ドイツ |
公開情報 | 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) |
初公開年月 | 2010/10/01 |
ジャンル | SF/ホラー/アクション |
映倫 | PG12 |