銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

『イカとクジラ』 何でこんなタイトル・・・・?

2007-01-30 | 映画:ミニシアター


この不思議なタイトルの意味が明かされるのはラストの3分えぇ~それだけ

京都シネマにて観てまいりました。不完全家族の悲喜劇物語。時は1986年、ブルックリン・バークスローブが舞台バークスローブは作家やアーティストが住むことで有名なNYの高級住宅街そこに住むことにスティタスとする夫婦はかって有名作家だったが、長年スランプ状態の父バーナードと華々しい作家デビューを控えた母ジョーン。そして16歳の息子ヴォルトと弟12歳のフランクの4人家族だ。ところがある日この二人の兄弟は人生の大問題に直面それは父と母が突然の離婚宣言その日から兄弟は父のと母のをピンポンのように行ったり来たり家族はバラバラ。平静を装う兄弟だが・・・・。二人はそれぞれ学校でとんでもない問題を起こしてしまうそんな二人に親たちも迷ってこんな不完全な家族の日常をあの有名なピンク・フロイド、ルー・リードのをバックに描かれている。

父親・・・・・教え子と同棲中で、しがない大学講師
母親・・・・今や人気作家でも自分の遍歴を平気で語る。恋人をに連れ込む

12歳の弟フランク・・・両親の離婚からくるストレスをで解消。学校でも性的な奇怪な行動を

16歳の兄ウォルト・・・ピンク・フロイドのをパクリ、なんとコンテストで優勝
             後でばれて恋人にも振られる

監督・脚本はノア・バームバック、自身の少年時代の体験をもとに書き上げた。カフカというドイツ文学者のことや、フィッツジェラルド(作家で、華麗なるギャッビーの著者)といった固有名詞も飛び交うセリフの台詞にはちょっと・・・タジタジな私ウディ・アレンの再来と全米で絶賛らしい。なるほど、ウディ・アレンね・・・・。頭がいい人にはお薦めです

キャスト
父親・・・・ジェフ・ダニエルズ 「めぐりあう時間たち」・「カイロの紫のバラ」等に出演しているベテラン俳優
母親・・・・ローラ・リニー 「愛についてのキンゼイ・レポート」でキンゼイ博士の妻役を演じていた。
兄ウォルト・・・・ジェス・アイゼンバーグ 自意識過剰で不安定な役を見事に

弟フランク・・・・オーウェン・クライン なんと俳優ケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの息子

若手俳優はともにブレイク間違いなし

ちょっとひねくった感じで、何ともいえない映画だけど、こんな家庭ありそうな

 イカとクジラオフィシャルサイト 詳細はこちらから

 いつもの家族会議のテーマは、フィッツジェラルドにマッケンロー。なのに今日の議題は、両親の離婚待ってよ、「猫はどうするの?」

それぞれが、生き方が下手でダメなんだけど・・・・。でもこんなのもあり?って許せるようなそんな物語かも

 

 

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Work1 

2007-01-28 | 銅版画関連


「WORK1」 エッチング・ドライポイント・アクアチント 10cm×10cm

最近は映画の記事ばかりになってしまい・・・・。作品を紹介していませんでした。この作品は年賀状に使ったものです。昨年制作してグループ展にも出品したものですが。この作品と後2点同じ大きさの作品を、スペインのADOGIというミニプリント展に出品する予定です。毎年開催されるので、ここ数年出品しています。世界中から多くの人が素晴らしい作品を出されるので、刺激を受けています

  ADOGI 27回目を迎えるMINI PRINT INTERNACIONAL CADAQUES

 

 

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ディパーテッド★ついに観た!

2007-01-27 | 映画:シネコン

  
夢の共演、レオナルド・デカプリオ、マット・デモン、そしてジャック・ニコルソン、素晴らしいキャスティングの「ディパーデッド」を先日観てきた。香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版ということだが、そちらは観ていないので、比較はできないが・・・。個人的にはこの「ディパーテッド」、なかなか良かったし、面白いと思った

《マフィアに潜入した警察の男VS警察に潜入したマフィアの男》
舞台はボストン南部サウシー地区、貧困と犯罪が渦巻くその場所で二人の男は育った。

犯罪者の一族に生まれた男ビリー・コスティガン(レオナルド・デカプリオ)はその生い立ちから、決別するために警察官を志した。一方のコリン・サリバン(マット・デモン)はボストン南部を牛耳るギャングのボス フランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)に幼少の頃から腹心の弟子として育てられてきた男だ。そしてコリンも警察官を志す。コステロのよき内通者になるために・・・・。

同じ警察学校で学び、同じように優秀な成績を収めてふたりはお互いの存在を知らぬまま、それぞれの道を歩みだす。コリンの配属先はエラービー警部率いる、特別捜査課。ギャング撲滅の最前線に立ち向かう有能な警察官を装いながら、実は裏で、警察の動きをコステロに教えて、捜査の手から逃し続けていた

一方のビリーは、犯罪者との縁を切りたいのにも関わらず、ギャング組織への潜入を命じられ、捜査するという危険なもの。この任務を知るものはクイーナン警部(マーティン・シーン)とディグナム巡査部長(マーク・ウォールバーグ)のみ。自ら犯罪者となり、コステロの元に身を寄せたビリー、少しでも疑われれば殺されるという危険と常に隣り合わせの毎日ギャングの一味として犯罪に加担しなければならない苦悩そんなビリーにとって唯一の安らぎになるのはカウンセリングに訪れる精神科医のマドリン(ビーラ・ファミーガ)。しかし彼女には恋人が・・・・。その恋人はコリンその内にギャング・警察双方でスパイ探しが始まる正体が暴かれてはヤバイ暴かれず、どちらが相手を探し当てるのかコステロの密会相手は誰かとビリーは追跡またコリンはクイーナン警部をマークそのことでクイーナンは死亡残されたにコリンはかける。そしてビリーのが鳴った。「誰だ」とビリーは訊くのだ・・・・。


ビリー役のデカプリオの厳しい表情殺気だった演技も凄い


クイーナン警部・ディグナム巡査部長・フランク・コステロ

 
ところでフランク・コステロなる人物は実在したらしい。もちろんマフィアのボスであり、同性同名でイタリア系だった。

ボストンという町について、ディグナムを演じたマーク・ウォールバーグがこう語っている。彼はこの町の出身である。学園都市として知られているが、でもそのイメージとはかけはなれた地区がいくつもある。そういうところで育った子どもは泥棒か、警官か、肉体労働者になるしかない。それ以外の選択肢はほとんどない。僕もそういう場所で育った影響を受けているので、映画に臨むにあたって予習する必要はなかったと。劇中に出てくる連中の事も小さい頃から良く知っているから。ひとつ違和感を感じたのは、昔は補導される立場だった自分が、警察官を演じていること(笑)

監督はマーティン・スコセッシ、「アビェイター」・「ギャング・オブ・ニューヨーク」などでデカプリオと組んでいる。今回のデカプリオは今まで以上に演技力もアップしているように感じた。甘いマスクでカッコいいデカプリオだが、それだけではない。一番印象深い作品はジョニー・デップとの共演作品「ギルバート・グレイプ」93年作、この映画で障がいを持った少年の役は本当に目を見張るものがあった彼は着実に演技派としてのパワーをつけているように思う。(個人的にちょっとファンな私

マット・デモンもキャリアのある俳優さん、最近では「シリアナ」、「ブラザーズ・グリム」に出演しているけど・・・。ちょっとインパクトがないようなもう少し前の作品「プライベート・ライアン」さらにもっと前の「リプリー」何かが良かったように思う。

ジャック・ニコルソン、やはり癖のある俳優では定評な方、「カッコーの巣の上で」「シャイニング」は今も鮮烈に残っている顔の表情が何ともいえない不気味さも感じてしまう。この作品のフランク・コステロもはまり役

ということで、この作品は結構お気に入りの作品でした。そうそうクイーナン警部を演じたマーティン・シーンは、チャリー・シーンのお父さんだそうです。

 

 DEPARTED 作品紹介・公式サイトも

 ※デカプリオは今回もアカデミー賞主演男優賞(ブラッド・ダイヤモンド)で候補にノミネートされているが、過去に受賞したことはない。今回は受賞できる事を

 

 

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あるいは裏切りという名の犬

2007-01-23 | 映画:ミニシアター


京都みなみ会館にて鑑賞。相反する二人の刑事の物語。パリ警視庁、仲間からの信頼厚い正義漢レオ・ヴリンク(ダニエル・オートゥイユ)と野心家で利己主義なドニ・クラン(ジェラール・ドバルデュー)“裏切り”が狂わせた運命の行方は早くもこの作品のハリウッドリメイクが決定レオ役にロバート・デニーロ、ドニ役にジョージ・クルーニーが決まり、今年撮影開始を目指し、準備中らしい・・・。

「俺は罠にハメられたーー」実話に基づく、宿命の物語
かってはレオとドニは親友だった。だが、レオの妻カミュー(ヴァレリア・ゴリノ)を愛し、奪い合った過去を持ち、今は次期長官の座を競うライバルとして対立していた。現金輸送車強奪事件の犯人逮捕を巡り、レオに手柄を奪われたドニは、ある事件へのレオの関与を上司に密告する。ドニに裏切られたレオは容疑者として逮捕される。さらに獄中の彼を、カミューの死という悲劇が襲うーー何とこの死の真実には7年後すべてを失ったレオは出所。妻の死の真実を知ることに・・・・・。長官に出世したドニの元へ向かうレオ。そして再会するレオとドニ。遂に決着の時を迎えたさてどんな結末なのか

フランス映画のなんともいえない重たさがあるものの、ストーリーも分かりやすく、良かった。ひねりがあると、頭がまわらない私にとっては考えなくていいので、観ていても楽である愛・友情・家族・誇り・確執そして裏切り・・・・。何処かできっとあるような話を、映画によって再認識させられた気がしましたね。ドニも世間にはいっぱいいるだろうし、レオのような素晴らしい人もきっといるラストが素敵でした

何と往年の女優ミレーヌ・ドモンジョが出演していました。レオを助ける酒場の女店主役で・・・。監督は元警察官のオリヴィエ・マルシャル、勤務の傍ら演劇コースで学んだという。俳優としても映画に出演している。今回実話に基づき映画化した。2005年第30回セザール賞8部門ノミネートフランス映画祭2006正式上映作品

 『あるいは裏切りという名の犬』 公式サイト

 

 追記:ベッドの上で横たわりすすり泣くレオの姿が最初と最後に映し出されます。
    愛するものを失った悲しみがひしひしと伝わりました。

 

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『ラッキーナンバー7』ジョシュ・ハートネットに騙された私!?

2007-01-21 | 映画:シネコン

  
実はこのタイトルの7は、セブンではありません。英語のタイトルは「LUCKY NUMBER SLEVIN」なので、7はスレヴンと読みます。実はジョシュ・ハートネットが扮する主人公の名前がスレヴン・ケレプラ、なんか意味深

先日MOVX京都にて鑑賞。映画の始まりは、人気のない駐車場で一人の男が銃で撃たれて死んでしまう場面が変わり、豪華な部屋に3人の男がやって来て、そのうちの一人が自分の両脇に立っている男を刺す。そして次は、正面に座っている年配の男性の顔面めがけて野球の硬球ボールを投げつけ殺害

おぉ~!またまた場面は変わる。空港のロビー、疲れた男が一人、これまた人気のない待合室に座っている。そこへ車椅子の男が近寄って来た。ブルース・ウィリスだ「時があった」なんて言いながら、疲れた男に話だす。20年前の出来事を・・・。マックスという男は、競馬の10レースの7番の馬の耳寄り情報を知る。何とその7番の馬が薬物注射をうって八百長で勝つというものだ。その情報にマックスは「絶対勝てる!」と信じ、借りてはいけない男から2万ドルの借金をしてしまう。2万ドルすべて、その馬に賭けたが、馬はゴール直前で転倒マックスの賭けた2万ドルはあっという間に消えてしまったそして借金を返せないマックスは賭博の元締めに拉致。妻・子供も殺害マックスは顔にビニール袋を被せられる。補足:7番の馬がこのお話のポイントに・・・・・。

 

「ひどい話だな・・・」と聞かされた男は顔をしかめる。それから数秒後、男は死んだそして車椅子の男は死んだ男を何処かへ運んでいく。えぇ~歩けるんや・・・・・。ブルース・ウィリス

いよいよスレヴン(ジョシュ・ハートネット)登場失業、アパートは取り壊し、恋人には裏切られ・・・・。友人を頼ってニューヨークにやって来たのに、強盗に鼻を折られるというツイていないスレヴン。何とか友人ニック・フィッシャーのアパートに着いたが、あいにく不在勝手知ったる他人の家感覚なのかシャワーなんぞ浴びだした。そこへ向かいの部屋に住む検視官のリンジー(ルーシー・リュー)訪ねてくる。他愛もないやりとりをして、その後二人組の男が訪ねてきて、いきなりスレヴンを連行それも腰にバスタオル一枚の姿で・・・・。一体何故連れて行かれた先は、街を仕切るボス=アンソニー(モーガン・フリーマン)のオフィス。彼はニック・フィッシャーに9万6000ドルの貸しがあるらしい。スレヴンはニックではないと言うが無視払えと一方的払えないなら、ラビの息子イザックを殺せと・・・・。部屋に戻ったスレヴン、またもや別の二人組の男に拉致。今度はボスの敵対するラビのオフィスへ。ラビ(ベン・キングズレー)もニックに金を貸していた。3日以内に返せと言うのだが・・・・。一体どういうことなのか明確な答えはせず、とりあえず男たちの言葉どおり受ける事にした。何やらとんでもない事件に巻き込まれていくスレヴンだ。

そしてボスとラビの事務所には何とあの空港で車椅子に乗って、男を殺害したスミス(ブルース・ウィリス)がいたスミスとボスたちの関係は?

またまた場面が変わり・・・・。レストランでスレヴンとリンジーは。そこにはボスから、殺害を依頼されたラビの息子の姿があった。トイレで、イザックと約束、スレヴンは後を追うまたその後を追う者がその男はラビやボスを捜査していたブリコウスキー刑事(スタンリー・トゥッチ)彼は街に20年ぶりに殺し屋グッド・キャストということも絡んでいたため、追跡している。スレヴンに「お前は誰だ?」とブリコウスキー刑事は聞く。翌日また刑事から尋問を受けるが・・・。スレヴンはイザックとの約束で、彼の部屋へ。そこで起こる出来事とは、言うまでもなく

と何やら複雑で訳の分からないお話ですが、この後事件の全貌がすべて明かされます。もちろん20年前に起きたマックス絡みの事件がこのお話のキーポイントだということも分かりますよね。

それにしてもキャストの豪華さにはジョシュ・ハートネットもブラック・ダリアの時より、いいかななんて。モーガン・フリーマンが悪役で惨めなおじさんを演じていました。結構いい役多い方ですが・・・。ブルース・ウィリスは今回もなかなかの凄腕ルーシー・リューも「キル・ビル」や「チャーリーズ・エンジェル」などで活躍。実は彼女の映画はほとんど観ておらす

ブルース・ウィリスがこの映画は頭の回る人ほど面白いと思える映画だと・・・・。私は頭が良くないので、なかなかよめなかったただ20年前の事件が絡んでいることは把握していたが。全貌がわかると、なんだそうなんやと・・・・。

  ラッキーナンバー 映画の詳細・公式サイトへ・・・・

 

 

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ヘンダーソン夫人の贈り物♪実話に基づく感動の物語

2007-01-17 | 映画:ミニシアター

  
京都シネマにて鑑賞した『ヘンダーソン夫人の贈り物』、これは実話の物語です
ヘンダーソン夫人にはジュディ・デンチ先日観た「007/カジノロワイヤル」ではボンドの上司Mを演じていました。そして共演はボブ・ホスキンス、「コットン・クラブ」や「未来世紀ブラジル」などに出演している有名な俳優さん

お話舞台は1937年のイギリス、夫に先立たれて未亡人となったローラ・ヘンダーソン(ジュディ・デンチ)は莫大な遺産を受け継ぐことに。ポカンと心に穴があいた夫人はこの先どうして生きていけばと、悩んでしまう。そんなある日ウエストエンドのソーホーで、閉鎖されて古びたウィンドミル劇場が売り出されているのを見つける(ウィンドミルとは風車という意味)この劇場をヘンダーソン夫人は買い取り、劇場支配人にヴィヴィアン・ヴァンダム(ボブ・ホスキンス)を雇う。ショーの内容は2時間のミュージカルコメディを一日に4回上演するノンストップ・ショーを提案素晴らしいアイデアだが、出演者のオーディションの選考ではローラとヴァンダムの意見は食い違ってばかり

そしていよいよウィンミルドン劇場のオープン当初は大変華やかで満員御礼となったが、他の劇場も真似をし始め、次第に興行収入も危機感が襲うそんなときローラはとんでもない提案をする。何と“洋服を脱いでしまおう”と言いだすパリのムーランルージュのように、舞台で裸になってもらおうと・・・・・。ヴァンダムは、文化省の検問官が決して許可を出さないだろうと心配するが。ローラは担当のクロマー卿(クリストファー・ゲスト)とは幼なじみなので、「私がなんとかするわ」と約束ヴァンダムはそのためには若さ・個性・美を備えた女性の発掘に乗り出すそしてそんな花形スターを田舎で見つけてきた彼女の名はモーリーン(ケリー・ライリー)劇場の“タブロー(静止画)”として、登場する。ローラはクロマー卿にタブローは絵画と同様に歩く芸術性があると説得動かないという条件でOKをとる裸の女性の華麗なレビューの魅力はセンセーショナルなヒットとなったしかしローラが口を出しすぎるという事で、ヴァンダムから劇場の出入りを禁止される。でもローラはそんなことではめげず、色々な変装で潜入

開戦宣告ドイツ軍の空襲も始まる。でも劇場のステージは続く。大爆音で劇場も大きく揺れる。でも舞台魂は衰えず・・・・。観客はその勇気あるショーマン・ショーガールにロンドンの空襲も激しくなり、劇場の閉鎖を命令されるという事態に兵士からの抗議をよそに、クロマー卿は閉館を見届けに・・・・。そこへローラ・ヘンダーソン夫人が人ごみをかきわけ、やってきた。そして抗議のスピーチを始める。一人息子アレックは21歳の若さで戦争によって亡くなった。彼の遺品にあったものは女性の裸の写真だったということ。息子はおそらく、写真以外では女性の裸の写真を見ないままこの世を去ったこの劇場を購入して、このショーをしようと思ったのはその無念さからだと・・・・。これから戦場に赴く兵士がこのような思いをせず、務めて欲しいために、このような場を提供するのだと。それ以降も閉鎖される事なく、劇場は存続することに。

ウィンミルドン劇場は、ヘンダーソン夫人の死後、イギリスの優れたコメディアンがここでキャリアをスタートさせた。ピーター・セラーズなどもここから出てスターに。ヴァンダムは1960年12月にこの世を去るまで、劇場」を存続させ、その後は娘のシーラが後を継いだ。以降は色々な形に様変わり・・・。現在はラップ・ダンシング・クラブとなっている。

なかなか楽しくて、夢のある映画だった。激動な時代だからこそ、娯楽の場所が必要だったのだ。ステージでのダンス・歌も見ごたえありジュディ・デンチも素晴らしい女優さんだ。今年73歳のパワフルな演技に

クリックしてね


劇場存続のため、ヘンダーソン夫人は抗議します

 ヘンダーソン夫人の贈り物 →公式サイト

 追記:絵画のヌードをヒントに、舞台に取り入れた女性のヌードのレビューショー
 はまさに芸術的で素晴らしいなと思った。

 

 

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奥田瑛二監督作品 『長い散歩』

2007-01-14 | 映画:ミニシアター

  
京都シネマにて、土曜日より上映が始まった。夕方鑑賞昼間の上映時間に監督の奥田瑛二さんと主演の緒方拳さんの舞台挨拶があって・・・・満席状態で立ち見だったようだ。入れ替え制なのだが、挨拶のため、夕方の上映時間はずれ込んでいた。ようやくは入れることに・・・・。何とこの回も監督奥田瑛二さんのみだが、舞台挨拶が急遽あるという事で、ラッキー奥田さんによる映画制作のきっかけなども話を聞けた。主演を緒方さんで、映画を撮りたいという気持ちが以前からあったそうだ。企画・原案も奥田さん自身のオリジナル数年かけて企画を温め、実現した作品だ

今回の作品で3作目となる奥田作品は、罪のない子供たちを巻き込むいたましい事件が多い現代社会。今回そのテーマをとおして、日本人が本来持っている心の優しさや愛情の再認識させる作品ではないだろうか。

《物語》定年退職するまで、名古屋で高校の校長をしていた安田松太郎(緒方拳)は厳格な教育者だったが、幸せな家庭を築けず・・・。心の病をアルコールによって逃避しようとした妻(木内みどり)は亡くなり、一人娘亜希子(原田貴和子)からは憎しみをかっていた。人生に悔根を背負った松太郎は、家を出て、アパートで一人暮らしを始める。そんな松太郎は一人の少女と出会う。その少女は、アパートの隣室に母と暮らしていた。ボール紙で作った擦り切れた羽を背中につけた少女は地上の天使。でもその天使は母に大事されず、いつもひとりぼっち。誰にも心を開けなくなっていた。母は男を部屋に入れる毎日そんな少女はテーブルの下でしか寝る場所がなかった。唯一の居場所は大きな樹木の根の隙間だった。ここに自分のお気に入りのおもちゃや絵本を置いて、過ごしていた。松太郎は次第に少女と交流を始める。運命の日がやって来た母親の相手である水口が、少女をからかっていた。大きな声を出し、少女は飛び出す。その声で、松太郎も追いかける水口から、少女を救うそして松太郎は静かに語りかけた。「おじいちゃんといっしょに行くか?青い空を見に行こう綿飴みたいな雲が浮かんで、白い鳥が飛んでいる」と・・・・。母親の冷たい仕打ちのために、誰とも心通わすことが出来なくなった少女を連れて、松太郎と少女の長い散歩が始まる・・・・。トラウマを背負った少女は、なかなか心を開けようとはしなかった。しかし旅の途中のなにげない交流の中で少しずつ、心開き始める。突然自分の名前を告げる。少女の名前は幸“サチ”(杉浦花菜)
幸がいなくなったことを、警察に届けた母親(高岡早紀)、そして同じ日からいなくなった松太郎が誘拐したという事実は、そんなに時間はかからなかった。

二人の長い散歩は、ある日バック・パッカーのワタル(松田翔太)が加わり、3人に・・・・

予告編で観た時には、重い話のように感じていた。観たいけど、悲しくなるのではなんて思った。でも以外に冷静に鑑賞できた。何なのかは分からないけど・・・・不思議な気持ちにさせる映画だった唯一少女が保育園のお遊戯会で覚えた歌「天使のパンツ」を唄いながら踊るシーンは、彼女の境遇の悲しさを吹き飛ばしてくれる暖かいものを感じた。救われた気持ち

主演の緒方拳も素晴らしいけど、この少女幸を演じた杉浦花菜ちゃんの演技には度肝抜かれた撮影当時5歳だったそうだ。変に大人びたものもなく、自然体で実年齢の少女を演じている。本当に等身大の女の子って気がした。母親役の高岡早紀も子供を愛する事ができないという役が何かリアルで、凄かった。


松田翔太はいい味出してました故松田優作の次男


2006年モントリオール世界映画祭3冠受賞

 「長い散歩」公式サイトぜひご覧頂きたい映画です

 

 

 

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007/カジノ・ロワイヤル

2007-01-09 | 映画:シネコン


2007年最初に観た映画『007/カジノ・ロワイヤル』、人気があるようで・・・・・。たくさんのお客さんでした正直、ダニエル・クレイグがボンド役だと知ったときはう~んちょっとイメージが違うななんて思いましたが・・・・。いざ鑑賞したら、なかなか良かったです何でも今回のシリーズは、ジェームス・ボンドが007になる前の物語らしいです。

MI6はイギリスの諜報機関でここにボンドは所属しているが、殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”に昇格するためには必要な資格条件がいるのだそれは殺しの実績が2件以上。ボンドはまだ1件しかなかった。そんなとき、M16の一員である男が組織を裏切っていたことが分かるたとえ同じ釜の飯を食っていても、裏切った以上“敵”ボンドは男に銃口を向けるそんなヤツには情けは無用

スパイはな生き物、誰がいつ裏切るとも限らない。だから誰であろうとも、本心を明かさない。いつも一人で行動へたに優しさを見せて、かかわると自分の足をすくわれる。あくまでも殺しの腕とうまれつきのカンで動くボンドだが・・・・単独行動をとりすぎるボンドに、上司のM(ジュディ・デンチ)は少々戸惑い気味

場所はマダカスカル、殺し屋の男を追いかけるボンド、追い詰めたのはいいが、工事中の巨大なビルの梁をどんどん登っていく足を滑らせば、一巻の終わりとなる。取り逃がせば、事件の黒幕は暴けない危険を顧みず男を追うボンド。鍛えられた体の凄さには

向かう敵はテロリスト集団の金庫番ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)ギャンブル好きの彼とカジノで勝負破滅させなけらばならないその任務遂行にボンドは選ばれた。何で選ばれたか?それはポーカーが得意だから好きこそ、物の上手なれだけど、007になるためには、殺しの腕がいいだけでは駄目なのだ。ギャンブルも強くなければ

素敵な女性との恋も・・・・。でもボンドは恋に落ちても愛してはいけないわけあり女性も登場になりそうな感じだ。

ところでボンドが所属すMI6と呼ばれる諜報機関は実際に存在するそうです。このことを長年否定してきましたが、現在は公式サイトで求人まで行っているそうです。最近、新聞広告での公募され・・・話題に

走るダニエル・クレイグにはびっくり結構走り込んでいるって感じ、思わずしちゃいました。アクションシーンも本当半端じゃないよね。最後まで目を離せませんでした。ところでベニスのあの古い建物は、本当に破壊されたのでしょうか?

   007/カジノ・ロワイヤル 詳細は公式サイトへ

 

 追記:MI6は(Milltary interllgence section 6)と呼ばれていたイギリス諜報機関で、現在はSecret Intellgence Serviceという名称です。
 詳細は
こちらを読んでね
 この原作本の作者、イアン・フレミングもこの諜報機関に所属していました。

 ※TBが出来るようになったみたいです。お騒がせ致しました 

 

 

 

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リトル*ミス*サンシャイン 勝ち・負けなんて、関係ない!

2007-01-06 | 映画:ミニシアター

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涙と笑いと感動の物語

大晦日に観た『リトル・ミス・サンシャイン』、2006年を締めくくるには素晴らしい映画でした。バラバラ状態のフーヴァ一家が、おんぼろのフォルクスワーゲンミニバスで旅をしながら、最後には心一つに・・・・なっていくというファミリー・ドラマ&ロードムビーです。

《お話》アリゾナに住むフーヴァ一家は、“リトル・ミス・サンシャイン”コンテストに繰り上げ参加することになった娘オリーヴを連れてカルフォルニアに向けて出発。家族のメンバーは父親リチャード、独自の成功論を振りかざす偉そうなやつそしてこのバラバラ家族を必死でまとめようとする母親シェリル家族を嫌い、沈黙を続ける長男ドウェーン、ヘロイン常用者で言いたい放題の祖父、失恋が原因で○○を図ったプルースト研究者のフランク(シェリルの兄)そしてビューティー・クイーンを夢見るオリーブ。のっけから、何かかみ合わないこのメンバーの雰囲気・・・・。いや~なムードが漂う。途中でおんぼろまでが故障何か先が不安な感じ案の定次々と災難が降りかかるそんなさまざまなハプニングに遭遇していくうちに、互いに理解し得ないと思い込んでいた家族の心が徐々にほぐれて行く。そして思いがけない形で家族が団結するのである。それはある敗北から・・・・。社会で成功して勝利を得る事が素晴らしいとされる現代社会の中での負け組ってみたいだけど・・・。いやあ~そうじゃないんだと。その敗北という結果の中にはもっと大事な何かがあるんだと映画は教えてくれている・・・・・。

そういえば、結婚できないからだけで・・・・、負け犬だとか言われていましたっけね。それって何を基準にして、勝ち・負けと決めるんだろうってね。才能や努力での成功は素晴らしいことだ。もちろん頑張ってるんだし、凄いことだと思うけど、負けとか勝ちとか言う言葉で片付けてはいいのかなんて、この映画を観て、改めて思いましたね。

ラストは再びアリゾナへおんぼろ車は帰っていきます。なかなか動きません。家族みんなで車を押したらエンジンがかかります。一人一人、走り出したに飛び乗ります。


全米が“負け組家族”に大喝采アメリカのローリング・ストーンズ誌他のメディアも絶賛され、各映画祭で受賞も・・・・。

《キャスト》 リチャード・・・・グレッグ・キニア
       シェリル・・・・・トニ・コレット
       オリーブ・・・・アビゲイル・プレスリン
       ドヴェーン・・・ポール・ダノ
       グランパ・・・・アラン・アーキン
       フランク・・・・スティーヴ・カレル

※フランク役のスティーブ・カレルは「40歳の童貞男」で主演した俳優さんこの映画がヒット人気がブレイク
オリーブ役のアビゲイル・プレスリンはポストダコダ・ファニングの呼び名が高まっているが・・・・本人は将来、獣医になりたいそうだ

 

  リトル・ミス・サンシャイン 予告編も見れます

プロダクションノート
制作にあたって、フーヴァー一家となる役者さんたちは家族の絆を深めることが最重要課題だった。彼らは撮影スタート一週間前から、一緒に過ごした。そして即興芝居をはじめた。ミニバンに乗って旅へも・・・・。

炎天下の内ロケ2005年の夏に行われる。地獄だったとポール・ダノ

 

 シャーロットさん、コメントどうもでしたTBできるようになりました

 

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Charlotte‘sWeb☆シャーロットのおくりもの《字幕版》

2007-01-02 | 映画:シネコン

  
年末の30日の夕方、『シャーロットのおくりもの』字幕版を観にMOVX京都まで行ってきました。吹替え版は一日何度も上映されていますが、字幕版は夕方二回のみの上映なもので・・・・・。吹替え版では、情感もないし、それと生の声でのセリフが聴きたいという変なこだわりもあって、夕方より出かけてまいりました。

シャーロットって、この子ブタちゃんのことと思われる方もおられると思いますが・・・。実はクモの名前なのです。この子ブタの名前はウィルバー、このお話はウィルバーとシャーロットの友情の物語です

《ストーリー》物語の舞台は、サマセットいう田舎町。大した出来事は何もなく、人も動物もみんな平凡に暮らしていた。そんな変わらない毎日を過ごしていたが、ある時すべてを変える奇跡が起こるその始まりは小さな「約束」だった・・・・。

の大雨の夜、農家を営むエラブル家に11匹の子ブタが生まれた。一生懸命お乳を探す赤ん坊たち。でも母親ブタには10個の乳しかなく・・・・。一番最後に生まれた子ブタは乳を吸えず、生きていくのは難しいと・・・・。エラブル一家の父親は判断子ブタを殺そうとする。その時、娘のファーン(ダコダ・ファニング)がその子ブタを取りあげる。「殺すなんて、残酷すぎる好きで小さく生まれたんじゃないわ。私がこの子を育てる。」と言って、この子ブタにウィルバー(声:ドミニク・スコット・ケイ)と名前をつけて母親のように育て始める。

やがてウィルバーはファーンの手から離れて向かいのザッカーマン農場に預けられる。ファーンが毎日会いに来るものの、さびしがりやのウィルバーは友だちが欲しい馬のアイク、ガチョウ夫婦のグッシーとゴリー、ねずみのテンプルトン、羊のサミュエル、牛のベッツイーとベッツィーと多くの動物がいるが・・・・。受け入れてもらえない。ある夜、どこからかウィルパーに話しかけてくる声がそれは今まで聞いたことがない優しい声の響き声の主はクモのシャーロット(ジュリア・ロバーツ)、彼女も他の動物から嫌われていた。ウィルバーは新しい友だちに大喜びふたりはいつまでもおしゃべりを楽しんだ

相変わらずファーンは遊びに来てくれた。そんなとき、ウィルバーは春に生まれたブタは冬を越せないという話を聞いてしまったクリスマスのハムにされてしまうらしい怯えるウィルパーにシャーロットは約束する。「あなたを殺させはしない」と・・・・。えぇ~~クモにそんなことができるの?そう、シャーロットはやるんだ何と自分の糸で「とくべつなブタ」と綴ったのである糸で綴られたその言葉は朝露でっていた。まさに奇跡のような出来事ザッカーマン農場のクモの巣の噂広がり、あちらこちらから人々が見学にやって来る。そのメッセージの前でウィルパーはにっこりして、立っていた

でもいつしかクモの巣は次第に忘れられるまた平凡な毎日に戻る。ウィルバーは冬を越せるのだろうか小屋の動物たちは会議を開くことに。かわいいウィルバーを救うためのぴったりの言葉は何か?そして「さいこう」と決まる再びクモの巣での文字綴り、これで町はまた活気を取り戻すウィルパーのために動物たちは心一つにしかし夏が終わると、奇跡は忘れられるシャーロットは言葉探しに悩む一方ファーンもウィルバーがハムになるという運命にショックそんなとき、年に一度のお祭りに家畜の品評会があることを知る。これで優勝すれば、きっと・・・・・。そしてねずみのテンプルトンのおかげで、シャーロットも「ぴかぴか」という言葉を見つけられるおりしも品評会への出場が決まる日だった。さてお話はもう少し続きますが、この辺で失礼して・・・・。出来れば映画館へ観に行って頂けたらと

ラストは結構、感動ものですよぜひご鑑賞下さいそして出来れば、字幕版での鑑賞をお薦めします。シャーロットの声を演じたジュリア・ロバーツの低い声で、物静かに語るところがナイスウィルパーの声を演じたドミニク君もかわいくて、素直な子ブタを演じています。それから、動物たちの声も素晴らしい俳優さんが演じています。馬のアイクにはあのロバート・レッドフォード、牛のベッツィーにはキャシー・ベイツと豪華もちろんファーン役のダコダちゃんも熱演

  


困難を極めた撮影ウィルバーがほぼ全シーンに登場するので、監督ゲイリー・ウィニックには動物トレーナーたちの専門知識を頼ったそうです。動物を演じさせるためにこれほど大変な作業が必要だったことにも驚きを感じたと。今回のロケ地はオーストラリア、6ヶ月という厳しい検疫法があるため、使えるブタもそこで生まれたものに限られる。だから調教したブタは使えず初めから訓練しなければならないという。また幼いブタは一つの芸しか覚えられない。その上毎日450gも体重が増えるちょうど良い芸を見せるところを撮影できるように25匹のブタを待機させたそうだ。結局ウィルパー役のブタは全部で47匹使って撮影された。いやあ~大変な作業を乗り越え、完成した作品ですウィルバー、他の動物の演技も凄かったものね


前売りチケットでもらったウィルバーの人形です。後ろのカレンダーは1月13日より公開のラッキーナンバー7の前売りチケットで

 

   シャーロットのおくりもの 公式サイト

※すみません!TBをしていましたところ、記事すべて消えてしまいました。
びっくりされたことと思います。大変ご迷惑おかけしました

 

 

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