銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

それでも、愛してる(2009)▲▽▲▽THE BEAVER

2012-08-28 | 映画:ミニシアター

 うつであっても、大丈夫。夫婦と家族、これからも ずっと いっしょに。

好き度:=70点

何と原題はビーバー(笑)ビーバーが登場するからでしょうね。これは邦題の方がマッチしているかも、、、、。

京都シネマにて鑑賞。何年ぶりに見るメル・ギブソンがまったくイメージの違う役で登場。しかもメル演じるウォルターが腹話術を!でもなかなか良かったですね。
メルの口もビーバーの口も一緒に動いているのですが、、、、。まったく違和感感じられず。自然体で良かった。ビーバーはまるで生きているようでした。

ジョディ・フォスターが16年ぶりにメガホンをとった。メル・ギブソンとは 94年の「マーヴェリック」以来の共演らしい。その時からずっと友人だそうで、、、。彼を選んだ理由は俳優としてお気に入りでもあるそうだ。

メル・ギブソンといえばリーサル・ウェポンの印象がとても強くて。そう意味ではアクションスターというイメージ大。それがこんなにとても繊細で壊れるような役が出来るなんて信じられなかったけど。この役でイメージ払拭されたわ。ジョディーの言う通りかもしれない。流石役者魂は凄いもんだ!

さてあらすじ(goo映画より)ネタばれ含みますので、未見の方は読まないで下さいね。

父親から継いだ玩具会社を経営し、プール付きの瀟洒な郊外住宅に結婚20年の妻と息子が2人。何不自由ない生活を送っていたウォルター・ブラック(メル・ギブソン)だが、ある日突然うつ病になってしまう。カウンセリングも薬も音楽療法も催眠療法も効果なく1日中寝ている毎日。そんな彼の状態に家族も影響され、7歳のヘンリー(ライリー・トーマス・スチュアート)は小学校で孤立し、高校生のポーター(アントン・イェルチン)は「父親みたいにはなりたくない」とますます背を向け、エンジニアの仕事に没頭しながらも夫の快癒を願っていた妻メレディス(ジョディ・フォスター)にはもはや打つ手がない。家を出たウォルターが箱いっぱいに買った酒瓶を入れるため、車のトランクのガラクタを捨てたとき、ビーバーのぬいぐるみに目が止まり、なにげなく箱に入れる。ホテルのベランダから飛び降りようすると、左手に持っていたビーバーが「おい」と呼びかけてきた。ビーバーの声はウォルターが出しているのだが「お前の人生を救うためにやって来た」とビーバーは自信満々に語り、ウォルターがそのビーバーを左手にはめると、うつの症状がきれいさっぱり消え去る。自宅に戻ったウォルターは、メレディスに「彼とは普通に接し、会話は人形を通すこと」と書かれたメッセージ・カードを渡す。精気を取り戻したウォルターは会社でも社員の自由裁量に任せて発破をかける一方、木工に夢中のヘンリーにヒントを得て、新商品“ビーバーの木工セット”を思いつく。これが大当たりし、ウォルターは世間の注目の的に。そんなある日、結婚20周年を祝いに高級レストランに行く際にもビーバーを手放さない夫に、メレディスは今夜だけはビーバー抜きを主張するが、レストランでのウォルターは無口で上の空。その時、メレディスの携帯の着信音が鳴った。ポーターが友達のノラ(ジェニファー・ローレンス)とタギング(壁にスプレーで絵、文字等を書く)をし、警察に連行されたのだ。警察でノラと彼女の母親にウォルターがビーバーとして自己紹介したことで、ポーターの怒りが爆発、父子は掴み合いに。もはやメレディスは息子たちと家を出るしかなかった。次第にビーバーは暴君と化してウォルターを支配。そしてビーバーこそが自分と家族を引き離そうとする元凶であることに気づいたウォルターは、ある晩、ガレージの作業場にビーバーを連れて行き、小型の棺桶を作る。そして、この暴君を葬るにはこれしか方法はないと決意し、あることを実行する……。

気が付いたんだけど地味でマイナーな作品にしてはよく観たらかなり豪華キャストです。


ウォルターの息子役にはあのアントン・イェルチンだし、、、。その恋人役にはジェニファー・ローレンスときたもんで。びっくり!!

でもアントンの役は何と17歳の高校生役だよ!実年齢23歳のアントン、ちょいと高校生役はキツイんじゃあ(笑)


実際パペットによるセラピーがあるそうですが、一般に子供対象のセラピーらしい。でも手にはめることによって大人でも自分がどう感じているとか素直に話せるようになれるのは子供と同じかもしれないですね。

ただ怖いなあと思ったのはパペットと同化することによって自分を見失う危険性があるかもしれないという事。まあそのあたりを主人公ウォルターがどう抜けだすかがポイントなんでしょうね。

治療の道具として上手く使えればとても有効な療法だとは思いました。

 
次男ヘンリーが、この手に魅了されていた場面はとても癒されましたね。


寝るときも肌身離さず、、、、。妻にとってはちょいと苦しいような。ウォルターがパペットにがんじがらめ状態も何かね。


ビーバーのパペットのおかげで世間の注目の的になるが、、、、。

特にウォルターとビーバーのかけ合いが印象的です。面白い半面、何だか観ている私も墜ちて行きそうな気分に(笑)ヘタしたらヤバいことになりそうな。まあそのあたりがこの映画の見どころかもしれません。

解説(goo映画より)

「おとなのけんか」のジョディ・フォスターが監督・出演を務めるヒューマン・ドラマ。うつ病を発症した夫によって、崩壊の危機に晒される家族の姿を描く。夫役に「復讐捜査線」のメル・ギブソン、二人の息子を「フライトナイト 恐怖の夜」のアントン・イェルチンと「一枚のめぐりあい」のライリー・トーマス・スチュアートが演じる。

メディア 映画
上映時間 91分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2012/06/23
ジャンル ドラマ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.sore-ai.com/

 

 

 

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白い花びら(1998)▽▲JUHA

2012-08-23 | 映画:ミニシアター

 

好き度:=80点

京都みなみ会館にて鑑賞。

1998年製作のアキ・カウリスマキ監督作品。ただ今京都みなみ会館にて、ル・アーヴルの靴みがき公開記念ということで「おかえり!カウリスマキ」という上映企画イベントが開催中。

ということでポイントカードの期限もあるので以前から観たいと思っていたこの作品を鑑賞して来ました。何と監督の作品20作を一挙上映ということらしい。

カウリスマキファン、かなりいるんですね。結構多くのお客さんで賑わっていましたよ。

さてこの作品は文学へのオマージュということで、フィランドの国民的作家ユハニ・アホという方の同名小説の映画化です。わざとモノクロ仕立てなんでしょうね。フィルムも何だか古い感じです。そして台詞もなくすべてサイレント。
音楽はあります。俳優さんたちの口パクのみで字幕がその後出るというまさに随分前のト―キ―時代のような、、、、。

幸せと不幸せの落差が激しいですが、そのあたり淡々としていてなんと言いましょうか、、、、。まさに悲劇があっけなく描かれていると言う感じですね。不思議な世界ですね。

さてあらすじ(goo映画より)  ネタばれ含みますので観たい方は読まないで下さいね!

田舎の村でキャベツを作ってつましく暮らすユハ(サカリ・クオウスマネン)とマルヤ(カティ・オウティネン)の夫婦。貧しいながらも幸せな彼らの前に突然、都会から来たキザな中年男シュメイッカ(エリナ・サロ)が現われる。シュメイッカは純粋無垢なマルヤを誘惑、彼女は口説かれるままに夫を置いて家出。ところがマルヤは彼に夜の女として売り飛ばされ、辛い毎日が始まる。いっぽう、ひとり残されたユハは怒りと悲しみに沈んでいた。1年後、ついにユハは妻を探しに都会へ旅立つ。探し当てた妻はシュメイッカとの間に子供をもうけていた。ユハはシュメイッカを殺して復讐を遂げると、自らも果てるのだった。

幸せを絵に描いた夫婦だったのに、、、、。都会から来た男の誘惑にまんまと乗せられたマルヤ。ユハのような良い人はやっぱり魅力ないのかしら。危なくてミステリアスその上強引な男シュメイッカは女性の心をそそるのね。

綺麗だ!と言われたらやっぱりその気になる?淡々と話は進み、あれよあれよと物語は思わぬ方向へと。騙されたマルヤは夜の女として働かされる。

一方妻に逃げられたユハは放心状態となり、、、、。力を落とす。ところが妻への思いは半端じゃあない。あのキザな男に妻を奪われたという強い憤りが!

斧を砥ぎ、何だか殺人鬼のような風貌と化してくる。いよいよ男を殺すための準備を終えて、ユハは街へと向かうのであった。愛犬を友人に託して、、、、。愛犬は気づいたのでしょうか?

ユハの乗るバスを追いかける・・・・。多分この犬は監督の愛犬でしょうね。

でも何で男や妻のいる場所が分かるんでしょうね。思わずツッコミいれたくなりましたよ。

一方マルヤはこんな生活に嫌気がさしてユハの元?に戻ろうと列車に乗り込もうとしたときにぶっ倒れてしまいます。そしたら妊娠していたんです。何とあのシュメイッカとの子だって!びっくりこの展開にまた驚きでした。

ユハが現れた時にはもう子供を抱いているマルヤ。あまりの早さに驚き。実は随分時間が経過していたんでしょうね。

斧を振りかざすユハをシュメイッカは銃で撃つのですが、撃たれてもなかなか息絶えることのないユハ。結局マルヤと子供をタクシーで見送り、、、、、。

ゴミ捨て場で息絶えるという何とも素晴らしいエンディングでありました。なかなかナイスなラストでした。

 解説(goo映画より)

幸せな夫婦に降りかかった悲劇を綴ったサイレント映画。監督・製作・脚本・編集は「浮き雲」のアキ・カウリスマキ。原作はフィンランドの国民的作家ユハニ・アホの同名作。撮影はカウリスマキとコンビを組むティモ・サルミネン。音楽はサイレント映画の音楽製作で知られるアンシ・ティカンマキ。出演は「浮き雲」のサカリ・クオウスマネンとカティ・オウティネンほか。

カティ・オウティネンはカウリスマキ映画の常連女優さんですね。現在51歳だとか。

メディア 映画
上映時間 78分
製作国 フィンランド
公開情報 劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月 2000/06/
ジャンル

ドラマ

 

 

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アベンジャーズ(2012)◇◆THE AVENGERS

2012-08-20 | 映画:シネコン

 日本よ、これが映画だ。

好き度:+5点=65点

マーベルヒーロー祭り!!

それにしても長い 久しぶりにシアターへ、、、、。まあお祭り感覚で観る方がいいのかもしれません。内容はともかく出演キャストはかなり豪華です。

アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ホークアイにハルクに、、、スカちゃん演じるブラック・ウィドウとそれだけでお腹一杯になります。

それからロキも登場。そうあのマイティ・ソーの義理の兄弟なんですが、今回はこのロキがアベンジャーズの敵となり闘うことになるんですね。

アクションもさることながら、CGなんかでド迫力は確かにあるんですが、、、、。どうも食い入るように見張るところまでは何故かいきません。何でだろう?ちょっと途中中弛みするところもあったりして眠気も。

migさんも言ってたけど確かに「遊星からの物体Ⅹ~」の方が面白かったかな。平坦なのかな。あまり見せ場がないような気もしてなりません。

豪華ヒーローの顔ぶれなんぞを紹介

 
トニ―・スタ―ク(アイアンマン)を演じるロバート・ダウニー・JR そういえばアイアンマン3も近々公開らしい

 
スティーブ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)にはクリス・エヴァンス

 ソーにはクリス・ヘムズワース 今回もこの金づち?(名前忘れた)をフルに活用
役作りのため多くのたんぱく質を摂取したとか?

  
ブルース・バナー(ハルク)役にはあのマーク・ラファロでした。でもハルク役はエドワード・ノートンでしたよね。何でラファロなのかしら?
何でもハルクに変身する場面はCGではないそうで、アバターで使われたストップ・モーションキャプチャによって自分自身がハルクを演じるのだということでした。

 クリント・バートン(ホークアイ)にはジェレミー・レナ―
「世界で最も偉大な射手」として知られている弓の名人だそうです。このホークアイだけの作品というのはあるのでしょうか?

 
そしてアベンジャーズヒーロー紅一点はスカちゃん演じるナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)厳しい訓練を受けたS.H.I.E.L.D.のスパイですが、ホークアイと同じくスーパーパワーのないキャラクターらしい。

そしてヒーローではないですがこの人!

 
ニック・フューリーにはサミュエル・L・ジャクソン 諜報機関S.H.I.E.L.D.の長官。アベンジャーズを結成させ、ロキとの決戦に挑む

 

 

そしてこの人!アベンジャーズと敵対するソーの義弟であり、物語の悪役ロキにはトム・ヒドルストン。結構ロキは目立っていたかな。

その他にこの2人も意外活躍が多かったですね。


エージェント・マリア・ヒルとエージェント・フィル・コールソン

それ以外に、『マイティ・ソー』に引き続き、ソーの友人で、ロキに操られて四次元キューブを研究している天体物理学者エリック・セルヴィグにステラン・スカルスガルドが登場。
アイアンマンの秘書ペッパー・ポッツにはグウィネス・パルトローもちょこっとだけど出演していました。

 

あらすじ(allcinemaより)


国際平和維持組織シールドで研究中だった四次元キューブが地球の支配を目論む邪悪な神ロキに奪われ、地球は史上最大の危機に直面する。長官のニック・フューリーは周囲の反対を押し切り、スーパー・パワーを持つヒーローを集めて最強チーム“アベンジャーズ”を結成することを決断、シールドのエージェントとなった魔性のスパイ、ナターシャ・ロマノフらとともにヒーローたちの招集に乗り出す。こうしてトニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)、ブルース・バナー(ハルク)、そしてロキの兄ソーがシールド本部に勢ぞろいし、フューリーから“アベンジャーズ計画”への協力を求められるのだったが… 

メディア 映画
上映時間 144分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2012/08/14
ジャンル アクション/SF
映倫 G

エンディングは2度美味しかった。途中で立たれた方かなり予告ありましたよ!おまけも見れたし、、、、。最後まで見届けましょう。

ということで続編もあるようですね。

オフィシャル・サイト
http://marvel.com/avengers_movie (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.marvel-japan.com/movies/avengers/
 
 
 
 
 
 

 

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2012年、夏が行く・・・・。

2012-08-16 | その他

 →クリックして下さい。少しは大きく見えるかも。

今日も京都は暑い一日でした。私の住んでいる京都の西北に左大文字が見えます。今回はその大文字の送り火を久しぶりに見ました。

ご先祖様を送る夏の恒例行事・・・・。大勢の方がローケションの良い場所を求めて集まって来ます。ここは唯一の穴場かな?

妙法 右大文字 鳥居 舟形 そしてこの左大文字。五山が20時を開始に順番に灯ります。

行く夏に祈りをこめて、、、、、。

 

 

 

 

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遊星からの物体Ⅹ ファーストコンタクト(2011)☆★THE THING

2012-08-09 | 映画:シネコン

 それは、細胞の一つ一つが単独で生きているそれは、生物に同化して擬態する

それは、すでに我々の中にいる・・・・。

好き度:+5点=75点 東宝シネマズ二条にて鑑賞。

1982年発表のジョン・カーペンター監督「遊星からの物体X」の前日譚を描いた本作。

ジョン・カーペンター版は鑑賞済み。当時凄い衝撃を受けたのを今も鮮明に覚えています。ネタばれになるかもしれませんが、そうあのシベリアンハスキー犬が、、、、、。

是非是非前作も観て頂ければ楽しみ倍増かもしれませんよ!本作も確かに凄いんですが、前作ほどはびっくりしませんでした。キモいといえばキモいのですが、目が慣れきっているからなんでしょうかね。

主役ケイトを演じるのはメアリー・エリザベス・ウィンステッド。スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団やデス・プルーフ in グラインドハウスでお馴染の女優さん。軽いイメージの役が多かった人なので、ちょいとびっくりでした。今回はたくましい雰囲気。最後までエイリアンと死闘を繰り広げるという役どころで活躍しています。


 
サンダー・ハルヴォーソン博士には、ウルリク・トムセン。デンマーク出身の俳優さん。この人何処かで見憶えあるなと思ったら、あの未来を生きる君たちへに出演していた結構有名な方。意外にもこんなB級作品にも出るんですね(笑)

他の俳優陣はそんなに知名度の高い方は出ておられなかったようですね。

さてあらすじ(今回もgoo映画より)

コロンビア大学の考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、偶然氷の中で発見された太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、世紀の大発見に沸き立つノルウェー観測隊の基地へと降り立つ。そこには、化石が閉じ込められた何の変哲もない氷塊が置かれていた。ドリルで氷塊に穴を開けた途端、“それ”は解き放たれた。

 あぁ~ドリルでこじ開けなかったらこんな事には

その物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、細胞を同化してその生物そのものになりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。しかもケイトの研究によると、“それ”はすさまじい勢いで増殖して、やがては地球上の生物全てを同化してしまうことが判明した。突如、ひび割れた隊員の顔面から無数の触手が伸び、気絶した隊員の腕が別の生物に変形する。あり得ない光景にパニックに陥る生き残ったメンバーたち。ケイトと隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、親しかったはずの仲間が変形して襲いかかる“それ”の恐怖と、誰が“それ”に乗っ取られているのかすら分からない疑心暗鬼に巻き込まれていくのだった……。

それにしてもいつの間に人間の体内に彼らは入り込むのか??そのあたりが映像を観ているだけでは把握できない。う~んもう少しそのあたりを忠実に映し出してくれるといいのに、、、、。

だから私もケイトじゃあないけど皆を疑ってしまう。予想のつかないような感じでドキドキします。まあそれが面白いんですけどね。

退治の仕方はとにかく焼き殺す。怪しい奴は片っ端から手をかける。

 
喰うか喰われるか、、、、。


うお~危ない!体が裂けて謎の生命体は襲いかかるのです。

もう誰も信じられないってところですね。怖いよ!!


謎の生命体の宇宙船を探索、、、、。一体そこには何があるのか!!

解説(allcinemaより)

ジョン・W・キャンベル・Jrの傑作短編SF『影が行く』の、51年のハワード・ホークス製作版、82年のジョン・カーペンター監督版に続く3度目の映画化にして、ジョン・カーペンター版をベースにその前日譚を描くSFホラー。南極のノルウェー基地で発見された未知の生命体によって隊員たちが次々と犠牲になっていくさまと、誰の体内に侵入したか分からず隊員同士が互いに疑心暗鬼に陥っていく恐怖を、特殊メイクをメインにしたホラー演出で描き出していく。主演は「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。監督はCMを中心に活躍し、これが長編デビューとなるマシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr。

オフィシャル・サイト
http://buttai-x.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.universalstudiosentertainment.com/thing-the-2011/ (英語)

 

メディア 映画
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月 2012/08/04
ジャンル SF/ホラー
映倫 PG12

 

 

 

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星の旅人たち(2010)☆彡THE WAY

2012-08-06 | 映画:ミニシアター

 さあ、人生の旅に出かけよう

好き度: 80点

京都シネマにて鑑賞。

憧れの巡礼地です。以前観た「サンジャックへの道」からこの道を歩いてみたいと思っていました。その舞台がまた映画化されたということで遅まきながら滑り込みで観て来ました。

巡礼地の道のりですが、調べるところによりと何と800キロだそうです。わあ~これは並大抵なもんじゃない。

主人公トムが歩き始めたのはフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーという宿場町。ここからスタート!いけそうにないから映画のトムとともに一緒に疑似体験と行きましょうか。

そうそう主演はマーティン・シーン。監督は息子のエミリオ・エステヴェスで自らも出演しています。何とマーティン演じる息子役のダニエル。どことなく似ているわと思ったら、やっぱり実息子だったのね。

トムは旅半ばで事故死した息子ダニエルのための遺志を継ぎ歩くことを決意するものの、やはりこれだけの壮大な距離を一人でなんて言うのはとてつもない苛酷さを想像してしまう。

そこでそんな精神力を持ちこたえさすのが、同じように巡礼旅をする仲間たちだろう。世代や人種が違うものの、目的地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すのは一緒なわけだから、その長く辛い行程を互いに励ましあわなければならなくなる。

トムはそんなつもりはなかったかもしれないようだが、いつの間にか同士が増えて行く、、、、。

 
ダニエルの遺灰を撒きながら、、、、。            橋から荷物を落とすアクシデントもあり、、、、。

色々な出来ごとに遭遇しながら、巡礼の旅は続くのである。

3人巡礼仲間との出会い、、、、。

初めに出会ったのは、オランダ、アムステルダムから来たヨスト。巡礼の目的は減量と言いながら、それにも関わらず食欲旺盛なのである。

次に出会ったのはカナダ人女性のサラ。ヘビースモーカーな彼女はトムに対して理不尽な怒りをぶちまけては、「聖地に到着したら禁煙する」とうそぶく。「友だちは増やす気はないし、しつこい人は嫌い」しかしそんな彼女にも他人には話せぬ秘密があった。

さて最後に出会ったのはアイルランド人のジャック。何やら自意識過剰な口調で話す彼は何とスランプ真っ最中の旅行ライター

  

かくして4人ともの巡礼の旅が始まるわけだが、、、、。まあ色々なアクシデントにいさかいなんかが起こるのでした。

 あらすじ(goo映画より)さらに詳しく書かれております。

カリフォルニア州の眼科医トム・エイヴリー(マーティン・シーン)のもとに、ある時、一人息子ダニエル(エミリオ・エステヴェス)の訃報が届く。“世界を見たい”と旅立ったスペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の途中で、不慮の死を遂げたのだ。父子の関係は、決して良好なものではなかった。ダニエルは何を想い、巡礼の旅に出たのか……。一人息子の遺灰をリュックに収めたトムは、ダニエルが志半ばで倒れた旅を継ぐことを決意。しかし、800 キロに及ぶ長旅は、60 歳を超える老体にとって容易なものではなかった。旅の途上、トムが最初に出会ったのは、減量のため巡礼の旅に出た人懐こいオランダ人のヨスト(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)。成り行きから2人は旅の同伴者となるが、トムが息子の遺灰を撒いていることを知り、ヨストは衝撃を受ける。次に宿泊所で出会ったのは、カナダ人女性のサラ(デボラ・カーラ・アンガー)。ヘビースモーカーで厭世的な彼女は、トムに対しても理不尽な怒りを表す。イラーチェへと向かう草むらで出会ったアイルランド人のジャック(ジェームズ・ネスビット)は、スランプに陥った旅行ライター。トムが息子の遺灰とともに旅していることをヨストから聞いた彼が、それをサラに話すと、サラも自分自身の過去をトムに打ち明ける。かつて夫からDVの被害を受けていたこと、離婚して赤ん坊だった娘を手放したこと……。その日、ランチでワインを飲んだトムは、他の3人に悪態をついた挙句、昏倒して警察の厄介になってしまう。その窮地を救ったのは、3人の仲間たちだった。保釈金を肩代わりしてくれたジャックに、トムは自分の旅の目的と息子ダニエルのことを話し始める。こうして4 人が家族のような親密な絆で結ばれた矢先、トムのリュックが少年に盗まれてしまう。遺灰を失い、旅の目的を見失ったトムは、巡礼を続けることができるのか……?

こうして旅の物語を観ているとかって山旅をした自分の体験や思い出がふつふつと蘇る。アクシデントももちろん、出会った山旅での交流も、トムの巡礼旅と同じように重なるなあと・・・・。

そう言えば日本の山で、御嶽山なんかも巡礼と良く似た修験者さんたちが同じようにお参りしながら山を登るというのを見た。聖地を巡るという意味では万国共通なのかもしれませんね。

 

 サンティアゴ大聖堂への巡礼は9世紀初頭から始まり、今では年間1000万人を超える巡礼者が集っているらしい。最近では日本人の参加者も珍しくないそうだ。

う~んということは私にも行ける可能性はあるかもしれない。

解説(allcinemaより)

俳優のみならず監督としても活躍するエミリオ・エステヴェスが、実父マーティン・シーンを主演に迎え、監督・脚本・製作・出演で撮り上げた感動のヒューマン・ロード・ムービー。志半ばで命を落とした息子の気持ちを理解しようと聖地巡礼の旅を引き継いだ父親が、個性豊かな巡礼者たちとの交流の中で心癒されながら再生していく姿を、美しい風景をバックにペーソス溢れるタッチで綴る。

メディア 映画
上映時間 128分
製作国 アメリカ/スペイン
公開情報 劇場公開(アルバトロス・フィルム)
初公開年月 2012/06/02
ジャンル ドラマ
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
http://hoshino-tabibito.com/
 
 
 
 
 
 
 

 

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ダークナイト ライジング(2012)☆★THE DARK KNIGHT RISES

2012-08-02 | 映画:シネコン

 伝説が、壮絶に、終わる。

好き度:=70点

MOVIX京都にて鑑賞。

監督らしい重厚な作品。マーベルコミックのヒーローものというより、ノーラン監督独自の伝説ヒーローもの。あ!前もそんなこと言っていた(笑)

164分というと2時間44分。わあ~これ長過ぎじゃん。前半はスピード感がないもんで、ところどころ眠気も誘う。危ない、危ないわ。何とか眠気からは脱出出来た(汗)

さて前作から4年の歳月が、、、、。前作は皆さんも良くご存じのダークナイトですよね。28歳で逝ってしまったヒース・レジャーのジョーカーが思い出されます。

 記事を書いた私自身がまったく覚えておらず(汗)もう一度読んでみたら、こんなストーリーだったんだと再認識(爆)

そういえばア―ロン・エ―カット演じる地方検事ハ―ビ―・デントがトゥーフェイスに変身して、バットマンと闘ったのでしたね。もう完全に忘れてしまっていた。ア―ロン・エ―カットの写真が登場したことで少し記憶が蘇った。

今回は口に防毒マスクをかけた巨漢の男“ベイン”がバットマンの強敵として登場。えぇ~トム・ハ―ディなの、、、。後から知りました


役のためにかなり太ったんですね。まったく面影なし

 
この肉体本物?ですよねとにかく強いんですよ。     バットマン、一度は奈落の底に、落とされてしまうのでした。

バットマンはえらい大きな壁の底深い場所(要塞)に閉じ込められてしまうんだけど、、、、。ここを出たものはたった一人しかいないというどうにもこうにもならない難所という設定。ちょいとわざとらしいような気もしたんですけど。っていうかこの場面無理ありません?

 

 
今回はキャットウーマンも登場。 アン・ハサウェイがキャットウーマン、可愛い小悪魔って感じですね。


マリアン・コティヤールは女実業家という役で登場。そして彼女の正体が、、、、。これは観てのお楽しみ。
モーガンおじさんも今回もル―シャス・フォックス役


ブルース・ウェインはまるで老人のような。マイケル・ケインはブルースに仕える執事 アルフレッド


このシリーズから登場。ジョゼフ君演じるのはゴッサムシティの若き警官 ジョン・ブレイク 戸籍上の名前はロビン・ジョン・ブレイクだそうで。ロビンはコミックではバットマンのサイドキック(相棒)らしい。
今回は要所で大活躍でした。


忘れちゃいけないこの人!オールドマン演じるジェームズ・ゴードンだ

あらすじ

ジョーカー、トゥーフェイスとの死闘から8年後。ゴッサムシティは法改正によって作られた『デント法』の下、平和となっていた。その一方でバットマンことブルースウェインはデントの罪を全て自らが被り姿を晦ませていた。ゴードン市警本部長は真実を心におさめ、街の平和のために尽力していた。そんな束の間の平和を享受していたゴッサム・シティだったが、鋼のような肉体をまとった巨漢のテロリスト“ベイン”の登場で一変してしまう。街は次々と破壊され、無法地帯と化していく。人々の心が恐怖と絶望に支配される中、ついにブルース・ウェインは自らの封印を解き、再びケープとマスクを身にまとうのだったが…。


ゴッサムシティを占領したベイン一味。ついには市民たちまで、、、、。

奈落の底深く閉じ込められたバットマン、再び戻ることが出来るのかそして市民たちを救うことが出来るのか?

  
 


キャットウーマンも一緒に、、、、。格好良いですね!

解説(allcinemaより)

アメリカン・コミックを原作としながらも、正義と悪を巡る根源的なテーマにも迫るリアルかつ重厚な世界観で世界中に衝撃を与えたアクション映画の金字塔「ダークナイト」の続編にしてクリストファー・ノーラン監督版“バットマン”三部作の掉尾を飾るシリーズ完結編。ジョーカー、そしてトゥーフェイスとの壮絶な死闘の果てに深い喪失と絶望に打ちのめされ、8年にわたり沈黙を守り続けたバットマンが、狂気のテロリスト“ベイン”によって蹂躙される故郷ゴッサム・シティを目の当たりにしてついに自らの封印を解き、最強の敵との最終決戦に臨む姿を描き出す。バットマン/ブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベイルはじめ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンのレギュラー陣が再登場。さらに、最強の敵ベイン役のトム・ハーディのほか、アン・ハサウェイやマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新たに出演。


ノーラン監督

メディア 映画
上映時間 164分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2012/07/28
ジャンル

アクション/サスペンス/犯罪

 

オフィシャル・サイト
http://www.darkknightrising.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.thedarkknightrises.com/ (英語)
 
 
※これで本当にお終い?何かまだ続きそうな気もしましたが、、、、。
 
 
 
 
Comments (10)
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