銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

小さな命が呼ぶとき(2010)

2010-07-31 | 映画:シネコン

  原題:EXTRAORDINARY MEASURES

京都での上映はないのだと思っていたのですが、、、。24日よりMOVX京都にて上映されていました。このシアターには、スペシャルアートセレクションというタイトルで何作かチョイスされており、そのセレクションに選ばれている作品を5作品観ると、1作品が無料で鑑賞できるという特典があります。上手くその特典に当てはまっていたため、見事無料で鑑賞できました。前売りチケットが1500円だったので、購入するのも何かもったいないと思っていただけに、無料で鑑賞できるというのは本当にラッキーでした。

すみません!前置きが長くなりました。あのハリソンが原作を読み、惚れ込んだらしいです。6年前、企画の段階から参加したハリソンは主演のみならず、製作総指揮も買って出たということだそうで、かなり入れ込んでいる。元々ハリソンは出演作を慎重に選ぶ人らしいので、本作にはかなり魅了されたのでしょうね。

主役のジョン・クラウリーにはあのブレンダン・フレイザー。難病の子供を持つ父親役がぴたりとハマっていました。一途に子供のことを思い、何とかしたいという強い父親の姿が何とも言えません。それに対してハリソン演じるロバート・ストーンヒル博士は何やら小難しくて、愛想もないおじさん。実際のハリソンはどんな人なのかしら?何となくハリソンもこの博士と同じようなキャラじゃないのか?なんて被るんですよね。

ジョン・クラウリーはもちろん実在の人物です。子供の病気を何とか治したいという切実な思いから、本当にそれを現実のものにするなんて何と凄い話でしょうか!これにはとにかく驚きです。まさにドラマですわ。
昨今子供の虐●、育児放棄の果ての無惨な子供の死、聞く話はどれもショッキングなことばかりです。


アポなしで博士を訪ねるジョンだったが。ストーンヒルは「残された時間を子供たちと過ごした方がいい」と助言。

STORY(allcinemaより拝借)

愛妻と子供たちに囲まれ幸せそうに暮らすオレゴン州ポートランド在住のやり手ビジネスマンのジョン・クラウリー(ブレンダン・フレイザー)は、切実な悩みを抱えていた。8歳の娘メーガンと6歳の息子パトリックが、長くても9年しか生きられないとされる難病“ポンペ病”に冒されていたのだ。

そんなある日、8歳の誕生パーティでメ―ガンの容態が急変し、集中治療室に運びこまれた。ジョンとアイリーン(ケリー・ラッセル)は、担当医師から絶望的な見通しを告げられるが。ところがメ―ガンは医師も驚くほどの生命力で持ち直す。ほっと胸をなでおろすジョンだったが、生まれながらのポンぺ病患者の平均寿命は9年ー。もはや風前の灯火状態となった子供たちのことを思うと苦悩は深まるばかり・・・・・。


メ―ガン(メレディス・ドローガー

患者の数が少なくビジネスにならないと治療薬の開発も進まない中、いまやメーガンに残された時間はあと1年しかない。そこでジョンは、ポンペ病研究の第一人者、ロバート・ストーンヒル博士(ハリソン・フォード)のもとを訪ね、研究を進めるには資金が足りないという彼に援助を申し出る。そして、勤めていた会社を辞め、ビジネスマンとしての才覚を総動員して資金集めに奔走、ストーンヒルの研究環境の整備に邁進するジョンだったが…。


初回の資金調達、9万1250ドルの小切手を手渡すジョンとアイリーン


自分の理論の正しさを証明したいと思っていた博士はポンぺ病の治療薬の価値を知るジョンこそがパートナーにふさわしいと見込んだ。

いよいよジョンとストーンヒル博士、行動を共に。同僚の反対を押し切って会社も辞める。大丈夫なのか?

次は有力な投資家へのプレゼンに臨むことに。


ところが自らの研究に絶対の自信を持つ博士はビジネス上のさまざまな厳しい条件を突きつけてくる投資家に強い反感を抱く、、、、、。
ジョンはこの事業を夢物語に終わらせまいと必死に走る。

ついに治療薬の臨床テストを行うとベンチャー・キャピタルに約束し、資金援助を得ることに成功!

かくしてネブラスカの平野に研究施設を建て若いスタッフを集め、ストーンヒル博士の理論に基づく治療薬の開発実験が始まった。
その後も資金確保のため、ジョンはシアトルの大手製薬会社に会社を身売りした。ところが博士は大手企業のシステムにまったく馴染もうとせず、、、、、。社内で孤立してしまう。上層部と博士の間で板挟みのジョン。
しかも子供たちの病状はじわじわ悪化状態を辿っていた。


パトリック(ディエゴ・ベラスケス

やがて仲違いしていたジョンとストーンヒル博士は、まずジョンの子供たちの命を救うことが何より大切だということを確認し、再び手を取り合う。

いよいよジョン自身が追い求めてきた夢が現実のものになる喜びを実感しつつあったが、、、、、。何とその希望を打ち砕く残酷な知らせが飛び込んできたのだった。

解説(allcinemaより拝借)

 「ハムナプトラ」のブレンダン・フレイザーと「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォード共演で贈る実録ヒューマン・ドラマ。治療法もない難病に冒されてしまった我が子のため、頑固な天才研究者とともに自ら新薬開発のベンチャー企業を興した実在のエリート・ビジネスマンの奮闘の記録を綴る。監督は「ベガスの恋に勝つルール」のトム・ヴォーン

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/07/24
ジャンル ドラマ
映倫 G


2009年の秋、ジョン・クラウリー一家。
メ―ガン12歳、パトリックは11歳。今もポンぺ病と日々闘い続けている。

原作: ジータ・アナンド  
  『小さな命が呼ぶとき』(新潮社刊)
オフィシャル・サイト
http://www.extraordinarymeasuresthemovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.papa-okusuri.jp/

 


 

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ザ・コ―ヴ(2009)▼△THE COVE

2010-07-30 | 映画:ミニシアター

 環境か? 食文化か?


コ―ヴとは英語で入江のこと。

そう言えば、靖国も上映されるかどうか?危ぶまれましたね。今回も上映において、かなり批判があり、京都でも抗議行動があったようです。ですが、京都シネマではそんな状況に屈することなく上映されることになった。
反日色が強いというのが、一番の問題なのかしら。う~ん確かにそうかもしれないね。何と舞台は日本の和歌山県の太地町だからね。くじらの町だということはメディアを通じて知ったような気もする。
ところが、ここではくじらだけでなく、イルカ漁というものが行われているらしい。えぇ~それってどういうことなの?耳慣れないことだけど、本当の話らしい。
イルカといえば、思い浮かべるのは水族館で行われるイルカのショーだ。非常に知能が高いので、調教することで指示どうりの見事な演技をする。もちろんそういう目的で太地町はイルカ漁をしているのもあるのだが。。。。。
何と食用としてイルカが年間2万3000頭という数で殺されているらしい。いやあこれはちょっと驚きです。
イルカが食用としての対象というのは、聞かされてもいまだにピンときませんが。
イメージ的にはやはりこんなことをやっている太地町の漁師さん、ちょっとイメージ悪そうな感じ。そこへきて、どうも捏造ぽいだとか、編集も意図的に漁民を悪く捉えたような撮影だとか言われている。

何処までが真実なのか?いやすべてが真実なのか?


皆さんのお顔が暈かされているのも、意図的なのかな??

さてお話の概要だが、、、、。

リック・オバリーさんは60年代、あの動物ドラマ「わんぱくフリッパー」に出演したイルカの調教師として活躍したが、その後イルカの保護に目覚め30年間世界各国でイルカ解放運動に身を投じている。そんなオリバー氏の活動に密着。和歌山県太地町のイルカ漁に対する抗議活動の行方を追ったものだ。

生き物を殺生して食の糧にする事は当たり前な話。だからこのイルカ漁も考えれば、まったく否定できるものではないのかもしれない。ところが本作を観れば、やはり動物愛護は非常に大事なことだと凄く実感するわけだ。それが作り手のある手法だと批判する声も少なくはない。一体何が正しいのだろう?
あの入江に追い込み、イルカを次々と殺してしまう場面を見るとやはりやるせない気持ちに駆られる。それが製作者の意図ならば、本当に卑怯だと思わずにはいられないかもしれないが。どちらにしても観てどう受け止めるか、良くないと思うならそれはそれで良いと思うし、、、、。賛同するのもその人の気持ちだから。真っ向から上映に反対という前に観てはどうでしょうか。


リック・オバリー


これがイルカの肉?

STORY

美しい海岸線が広がる和歌山県太地町にある小さな入り江では、毎年9月になるとひそかにイルカ漁が行われていた。街を挙げて立入禁止にするほどの厳戒態勢の中、撮影隊はカメラを持ち込み、その実態を隠し撮りで撮影。そこには血で真っ赤に染まる海と叫び声を上げる大量のイルカたちの姿があった。
入り江に隠しカメラを設置した撮影隊は、イルカ肉の水銀問題や偽装販売疑惑、さらにイルカ肉を学校給食に使用していたことなどを次々に明らかにしていく。


 

解説(allcinemaより拝借)

世界各地の映画祭で評判を呼び、2010年のアカデミー賞ではみごと長編ドキュメンタリー賞を獲得した話題のドキュメンタリー映画。60年代の人気TV番組「わんぱくフリッパー」では調教師として活躍したものの、その後はイルカの保護に目覚め、以来30年以上にわたって世界各地でイルカ解放の運動に身を投じているリック・オバリー氏の活動に密着、和歌山県太地町で行われているイルカ漁に対する抗議行動の行方を追っていく。また、入り江(コーヴ)での追い込み漁の実態をカメラに収めるべく、スパイ映画さながらの秘密作戦を敢行する撮影クルーと地元関係者とのスリリングな攻防も評判に。一方日本では、複雑な問題をイルカ保護の立場から単純な善悪二元論的に描き出す構成が物議を醸した。

監督:ルイ・シホヨス

メディア 映画
上映時間 91分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(アンプラグド)
初公開年月 2010/07/03
ジャンル ドキュメンタリー/サスペンス
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://www.thecovemovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://thecove-2010.com/
 
 
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借りぐらしのアリエッティ(2010)

2010-07-27 | 映画:シネコン

 人間に見られてはいけいない。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。実は仕事で利用者さんと一緒です。夏休みの日曜日ということもあって映画館は、ポケモン、アンパンまん、トイ・ストーリー3は完売状態。もちろん本作も完売状態寸前でした。まあそれにしてもこんなにこみこみ状態でも、皆さん、根気よくチケット購入に並んでいます。御苦労さまですよね。
多分私ならこんな日は絶対?来ないかも、、、、、。今日は仕方ないけど。とりあえず早めに来たのでチケットは楽々で購入出来ました。

宮崎駿アニメはほとんど未見です。ポニョも観なかったな(職場の行事でDVD鑑賞したような?)唯一観たのは紅の豚だけです。とにかくほとんど知りません。あの有名なトトロさえも観ていません。
今回は仕事の流れで、スタジオジプリ新作を私にしてはいち早く鑑賞したようなわけです。

何でもこの作品は、今から58年前にイギリスで出版されたメアリー・ノートンという方が書いた児童文学、「床の下の小人たち」がベースとなっているそうです。舞台を日本に移しただけのようで、内容はほとんどオリジナルと同じ?なのかな、、、、、。

小人たちが自分の住む屋敷に共存しているなんて、ちょっとロマンティックじゃあないですか。
舞台は日本だけど、何かヨーロッパの片田舎の古いお屋敷って感じ。そしてそのお屋敷の床に住む可愛い女の子。名前はアリエッティ。


14歳らしいけど、もう少しお姉さんって気もするな。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

とある郊外に、荒れた庭を持つ広大な古い屋敷があった。その床下に、もうすぐ14歳になるアリエッティ(声・志田未来)、その父ポッド(三浦友和)、母ホミリー(大竹しのぶ)の3人の家族が、ひっそりと静かに暮らしていた。屋敷の床上には、68歳の女主人・貞子(竹下景子)と65歳のお手伝い・ハル(樹木希林)の2人の老婦人が住んでいる。小人たちの暮らしは、彼女たちに気づかれないように少しずつ、石鹸や食べ物、電気やガスなど必要なものを、必要な分だけ借りてきて成り立つ“借りぐらし”だった。ある夏の日、その屋敷に、12歳の少年・翔(神木隆之介)がやってくる。母が育ったその屋敷で、病気の療養をするためだった。

 

父と共にアリエッティは借りに出かけるが、、、、、。
角砂糖1個で間に合うんですね。でも途中で落としてしまい、翔に見つかる。
 
床下の小人たちには、人間にその姿を見られたら引っ越さなければならないという掟があった。しかし、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。ポッドは、家族を危険にさらすことになるとアリエッティを諭すが、アリエッティはそんな父に反発する。生来の好奇心と向う見ずな性格も手伝い、アリエッティは次第に翔に近づいていく。そのころ、大きな事件がアリエッティとその家族に迫っていた。

トイ・ストーリーも俳優さんやタレントさんが声優をつとめられていましたが、本作も俳優さんが占めていました。大竹しのぶさん、樹木希林さん、竹下景子さん、、、、、。ドラマや映画などでお馴染の方たちばかり。それぞれの持ち味があるので、声だけであ!あの人だとすぐにわかってしまう。竹下さんは実年齢より遥かに高齢のご婦人役。意外にマッチしているかな。希林さんはこのハルさんの役柄にある意味ハマっているような気もしますが、、、、。すべてキャラが被っているわけでもないような?むしろ希林さん自身がかなり個性のある方だけに、声優っていうのは合うのかしらね。一番合わないなあと思うのは、大竹さんの役、ホミリ―じゃあないかしら。
ホミリ―役はもう少し年齢が高い人の方が良いような気がしたんだけどね。
三浦友和さんの父親ポッドは声を少し変えての熱演?でこれも良い味出していたのではと思いました。

登場人物紹介

 主人公アリエッティ(志田未来
貞子達が暮らす屋敷の床下で様々な生活品を借りながら、両親と密かに暮らしている小人の少女。14歳。明朗快活で好奇心旺盛だが、無鉄砲。

 翔(神木隆之介
 

自身の心臓病の療養のため、手術の前の1週間だけ屋敷に引越してきた人間の少年。12歳。アリエッティを偶然見つける。両親は離婚して父親とは別居している。また、外交官の母親・奈津美も仕事柄海外赴任することが多く、家族との交流は薄い。


アリエッティ父、ポッド(三浦友和)、61歳
落ち着いた雰囲気、冷静そうな感じ。危険な借りに出かけている。


 ホミリ―(大竹しのぶ
アリエッティの母親。52歳。借り物を工夫して、家庭を切り盛りしている。少し心配性で、娘の事を気にかけている

 牧貞子(竹下景子
アリエッティの家族が暮らす屋敷の主人。68歳。翔の祖母の妹で、いわゆる大叔母にあたる。穏やかな性格だが、翔の母親に一家言ある。

 スピラ―(藤原竜也
小人の少年。12歳。常に弓を持ち歩き、1人で野性的な生活を送る。 藤原竜也君とは気づきませんでした。セリフが少ないからね。

 ハル(樹木希林
貞子の家政婦。長年住み込みで働いている。65歳。好奇心旺盛な性格。
このおばさんがアリエッティ一家の危機を作った張本人。

解説(allcinemaさんより拝借)

とある古い家の床下に暮らす小人一家と人間の交流を描いたスタジオジブリ製作のファンタジー・アニメ。原作は1952年にイギリスで出版されたメアリー・ノートンの傑作児童文学『床下の小人たち』。舞台をイギリスから日本に移し、小人の少女アリエッティと人間の少年のひと夏の触れ合いを綴る。監督は「千と千尋の神隠し」や「崖の上のポニョ」などで原画を担当し、本作で初メガホンに抜擢された米林宏昌

企画:宮崎 駿

製作に至る経緯

元々は、約40年前にアニメーション監督の宮崎駿高畑勲によって考えられた企画であり、2008年初夏になって宮崎駿によって改めて企画された。当初は『小さなアリエッティ』という題であった。監督に米林宏昌が起用されたのはプロデューサーの木敏夫の提案である。

主題歌:セシル・コルベル 『Arrietty's Song』 

メディア 映画 Anime
上映時間 94分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2010/07/17
ジャンル ドラマ/ファンタジー

オフィシャル・サイト
http://www.karigurashi.jp/
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インセプション(2010)◆INCEPTION

2010-07-24 | 映画:シネコン

 犯罪現場は、お前の頭の中。

東宝シネマズ二条にて公開初日に鑑賞しました。先行上映がありましたが、1800円はきついので、一般公開まで待っていました。
レオナルド・デカプリオと渡辺謙の初共演ということで話題になっていた本作。かなり難解そうな感じもしていましたが、、、、、。
ブロガーさんたちの評判も良いようです。
私はというと、う~ん悪くはないですが、期待ほどではなかったかなというのが正直あなところです。映像はかなり凝ってあり、凄いなあと思いましたが。
また今一つ筋書きが把握できず、戸惑いました。映像構成などを楽しむのにはこういう作品って良いのだと思いますが。

ストーリー(ウィキぺディアさんより拝借)

主人公のドム・コブ(レオナルド・デカプリオ)は、人の夢潜在意識)に入り込むことでアイディアを"盗み取る"特殊な企業スパイ。コブは昔、最愛の妻モル(マリオン・コティヤール)と夢の中へ幾度となくダイブし、潜在意識の深い階層で妻と二人きりの時間を楽しんで暮らしていたが、やがて現実と夢の判別がつかなくなったモルは●殺し、さらにコブはモルの殺害容疑をかけられ、今では家に2人の子供を残しての逃亡生活を余儀なくされていた。

そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトー(渡辺謙)が仕事を依頼してきた。依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバート(キリアン・マーフィー)にさせるようアイディアを"植えつける(インセプション)"ことだった。極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、妻殺害の容疑をかけられ子供に会えずにいるコブは、犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた。

相棒アーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)夢の世界を構築する「設計士」のアリアドネ(エレン・ペイジ)、他人になりすましターゲットの思考を誘導する「偽装師」のイームス(トム・ハーディ)、夢の世界を安定させる鎮静剤を作る「調合師」のユスフ(ディリープ・ラオ)をメンバーに加えた6人で作戦を決行。首尾よくロバートの夢の中に潜入したコブ達だったが、直後に手練の兵士たちによって襲撃を受けてしまう。これはロバートが企業スパイに備えて潜在意識の防護訓練を受けており、護衛部隊を夢の中に投影させていた為であった。インセプション成功の為に更に深い階層の夢へと侵入していくコブたち。次々と襲い来るロバートの護衛部隊に加え、コブの罪悪感から生み出されたモルまでもが妨害を始めた。さらに曖昧になる夢と現実の狭間、迫り来るタイムリミット、果たしてインセプションは成功するのか。

渡辺謙さん、最初から最後まで出演。英語も違和感なくて凄いです。最初と最後の場面で老いたメイクにはちょっと驚きましたが。


夢は雪の銀世界、車での逃走場面、ホテルの部屋で無重力状態でのアクション等。
幾つもの場面が交差し合う。

水の中に沈んだり壁を歩いたり、、、、、。それはすべて夢だから成し得ること。
街の至る所で爆発してものが飛び散るといった場面も見ていて迫力があります。

ひたすらコブは残された2人の子供のいる場所へ思いを募らせます。ときには妻と2人子供が砂浜で遊ぶというシーンが彼の脳裏に浮かぶようです。何処から何処までが夢なのか?その境も微妙な感じです。


エレベーターもその夢の階層に行くためのもののようですね。

そうそう夢には何段かの階層があるらしく、、、、。その時間軸も現実の時間とは随分長さが違うようです。う~ん詳しいことは忘れましたが(汗)
そして独楽は現実に戻るために自分だけが感覚を知る小さな媒体のようなものだとか。。。。
ちょっと眠気に襲われました。どうもこういう映像はzzzzzとなりそうです。

撮影は東京から始まり、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、タンジェ、カルガリーなど世界各所で行われたそうです。

当初アーサー役にはジェームス・フランコがキャスティングされていたが、スケジュールが合わず降板となったらしい。

解説(allcinemaより拝借)

 空前の大ヒット作「ダークナイト」でセンセーションを巻き起こしたクリストファー・ノーラン監督が自ら書き下ろしたオリジナル脚本を、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙はじめ豪華キャストを起用し、壮大なスケールで映画化したSFクライム・アクション超大作。相手の夢の中に入り込み、潜在意識の中の価値あるアイデアを盗み出す一流産業スパイの男を主人公に、彼と彼のスペシャリスト集団が夢の中で繰り広げる最後にして最も危険なミッションの行方を、複雑かつ巧みなストーリー展開と驚異の映像で描き出していく。

その他のキャスト(豪華です!)

ブラウニング トム・ベレンジャー  マイルズ マイケル・ケイン

モーリス・フィッシャー ピート・ポスルスウェイト ナッシュ ルーカス・ハース

メディア 映画
上映時間 148分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2010/07/23
ジャンル SF/サスペンス/アクション

 

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/
オフィシャル・サイト
http://inceptionmovie.warnerbros.com/ (英語)
 
 

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トイ・ストーリー3☆★通常吹き替え版 TOY STORY 3

2010-07-22 | 映画:シネコン

 「さよならなんて、言えないよ…」

東宝シネマズ二条にて鑑賞。レディスディということで、1000円。3Dで鑑賞せず通常版での鑑賞。さすがに若いお客さんが多い。夏休みですからね。

このシリーズはまったく未見でした。だけど意外に未見でもOK。改めてピクサーアニメの素晴らしさに納得。ちょっと前までは、アニメなんて思っていたけど。それで今回も観ようかどうしょうか?迷っていたんですが、、、、、。観てよかったなあと思いました。アニメでウルウル来るなんて自分でもびっくり
ラストのアンディとボニーの絡みのシーンでアンディのウッディたちへの深い愛着にはグッと来ましたよ。

アンディの玩具たちのキャラクターも個性深く、味があります。それぞれ愛着を感じてしまう。遊んでもらってなんぼというこの愛すべきおもちゃたち。
子供の間はいいけど、大人になればおもちゃとは接点がなくなり。忘れられた存在となる。おもちゃたちに気持ちがあれば、やっぱりこんな寂しい思いをしているんじゃないとふと思ってしまった。ひょっとしたら、この映画を観てかって慣れ親しんだおもちゃ(だけでなく、昔大事にした持ち物)の大事さを再発見出来るかもしれませんね。

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

カウボーイ人形のウッディ(声:唐沢寿明)は、持ち主アンディの一番のお気に入りおもちゃ。子供たちと過ごす楽しい時間はおもちゃにとって最高の幸せだったが、アンディはすでに17歳。とうの昔におもちゃを卒業し、もうすぐ大学進学のためにこの家を出て行くところだった。主人を失ったおもちゃたちの運命は、ゴミとして廃棄されるか、どこかの施設に寄付されるか……。そんなある日、手違いからアンディのおもちゃたちは“サニーサイド”という名の保育園に寄付されてしまう。待っているのは新しい子供たちとの出会い。バズ・ライトイヤー(声:所ジョージ)やおもちゃ仲間たちは期待に胸を膨らませていた。“アンディを信じろ”と説得するウッディの言葉には、誰も耳を貸そうとしない。だがサニーサイドは、おもちゃを破壊する凶暴な幼児たちばかりが集まった、おもちゃたちにとっての地獄だったのだ。アンディの家を目指して1人脱出に成功するウッディ。だが、仲間たちに危険が迫っていることを知り、救出のためにサニーサイドに戻る決意を固める。とはいえ、例え仲間を救出しても、彼らにはもはや戻る場所はない。果たして、おもちゃたちの運命は一体どうなるのか……?
 
気になるおもちゃたち
 
個人的には、ミスター&ミセスポテトヘッドのキャラが気に入りました。
 
ミスターポテトヘッド→パーツの着脱が可能なジャガイモ頭の人形。皮肉屋。
 
ミセスポテトヘッド ミスター・ポテトヘッドの妻。本作では片目のパーツを紛失。身体から離れていても見えるようである。
ちなみにミセスの声は松金よね子さん。このキャラにマッチしていましたね。


中央手前の2人がポテトヘッドご夫妻。

私がとても懐かしかったのはケンとバービーかな。年がばれますが(笑)私が子供の頃、この人形たちが大はやりしていたんです。

バービー人形←詳細はこちらをご覧ください。

着せ替え人形ということで、ケンの部屋にはたくさんの衣装がありました。この場面もなかなか凝っていましたよね。マニアの方には嬉しいでしょう。


たくさんの思い出がつまったアンディの部屋。ウッディにとってはここを離れるのはさぞかし辛いでしょうね。


サニーサイドは地獄のようなところだった。

実はロッツォというピンクのハグベアがこのサニーサイド保育園でおもちゃたちを支配。アンディたちのおもちゃを一番厄介なクラスの子供たちの部屋に入れてしまう。


ロッツォですが、、、、、。
以前の持ち主である少女に、後述のビッグベビー、チャックルズと共に手違いで置き去りにされ、自力で帰り着いたいた先で新しい“ロッツォ”が可愛がられているのを見て以降、性格が歪んでしまった。

ウッディは仲間たちを助けるために悪戦苦闘!もう少しで何とかなりそうなところで、ゴミ収集車に投げ込まれてしまう。そして何と皆は焼却炉で燃やされそうになる。
ロッツォも一緒に収集されるのですが、ウッディに助けてもらう。なのに結局ウッディを裏切るのです。何という奴なのでしょうか!

なんてロッツォの身勝手さに怒りを感じながら、ウッディたちの結束力に感動しながら、そして楽しいおもちゃたちを堪能しながら、、、、。おもちゃの世界の友情にホロっとしました。そうそうバズのあのスペイン語もなかなかイケてました。

解説(allcinemaより拝借)

CGアニメの先駆けとなったディズニー/ピクサーの人気ファミリー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。成長しておもちゃを卒業した主人アンディの手を離れ、ひょんなことから託児施設へ寄付されたおもちゃたちを待ち受ける絶体絶命の危機と心温まる絆の物語を、手に汗握るアクションと感動のストーリー展開で描き出す。声の出演は引き続きトム・ハンクス。監督は前作や「ファインディング・ニモ」などで共同監督を務め、これが長編単独初メガホンとなるリー・アンクリッチ。

出来ればトム・ハンクスの声で観たかったな。京都では、唯一字幕版でやっているのが東宝シネマズなのですが、上映回数は一日2回くらいかしら?

メディア 映画 Anime
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2010/07/10
ジャンル アドベンチャー/ファミリー/コメディ
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.disney.com/toystory (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/movies/toy3/

そして同時上映の短編映画は『デイ&ナイト』。これも結構面白い!

 

 

 

 
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バウンテイー・ハンター(2010)

2010-07-20 | 映画:シネコン

 元妻を刑務所にブチこむ?その仕事、のった!

MOVX京都にて鑑賞。記事を載せるかどうか?迷ったのですが、、、、、。とりあえず書くことにしました。今一つ理解できなかったというか。難しいお話ではないのですけれどね。好みじゃないという方がいいのかしら。バトラーさんも、ジェニファーさんも嫌いな俳優さんではないんですが。

まずこのバウンテイー・ハンターって一体なんなのよって感じ。これは、賞金稼ぎという意らしい。バトラーさんが、その賞金稼ぎするバウンテイ・ハンターです。かっては警察官だったらしい。何でもアメリカではこの賞金稼ぎって、合法的な職業とみなされているらしい。面白いですね。彼はギャンブル好きで借金まみれなので、大きな収入が得らないとダメなんでしょうね。おそらく、ギャンブルが高じて警察官の職を追われたのでしょうね。

バトラーさん、相変わらずクドイキャラだけど、この役がなかなかハマっています。そいで今回も大きな報奨金に飛びついたわけなんですが、、、、、。それには大きなわけがあった(笑)何とそのターゲットとなったのが、ジェニファー演じる元妻ニコール。離婚しているのだから、色々恨み辛みあるんでしょうね。


あれっ!いきなりあっさり捕まってしまう、、、、、。

そんな展開から始まりますが。ここからお話は続いていくようです。一旦捕まりましたが、そんな易々とはいきません。彼女も何とか逃げようと頑張るわけです。


自転車タクシーなんぞに乗ったら、お金がない(汗)そしたら運転手の若いお兄ちゃんが、お金は良いから、胸を見せてなんか言いだした。しかしそう簡単に見せるわけにはいかないってところでしょうね。場面が変わったら、彼女が運転。お兄ちゃんはオーナーに叱られると冷や汗もの。とにかく逃げないと!

ところがバトラー演じるマイロ、そんな簡単に逃がしはしません。またまた捕まってしまうことに、、、、、。手錠をはめられた。何とか外して逃げることに成功!


何か良い雰囲気かと思うシーンかと思いきや、そうではありません。鍵を盗もうと必死になっているニコールです。
ということで逃げたら追いかけとすったもんだの展開です。ところがそんなことをしているうちに何やらややこしい事件に遭遇していきます。ニコールは新聞記者なのですが、ある事件の鍵となることを知っている知り合いが拉致されてしまうことに、、、、。

途中うとうとしてしまい、、、、、、気が付いたら何やらわからなくなってしまい(汗)ニコールの同僚も捕まっていました。あれ~いつの間に

 

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)


2人は追われます、、、、、。


えぇ~マイロ、やっぱり連れて行くんだ!酷いよ。

解説(allcinemaより拝借)

「フレンズ」のジェニファー・アニストンと「300」のジェラルド・バトラー共演で贈るクライム・アクション・コメディ。借金まみれの“バウンティー・ハンター(賞金稼ぎ)”と、ひょんなことからその新たなターゲットとなった元妻、という互いを知り尽くした者同士が執拗な追跡と逃走を繰り返し、丁々発止の駆け引きを繰り広げるさまと2人に迫る陰謀の行方を描く。監督は「最後の恋のはじめ方」のアンディ・テナント

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/07/10
ジャンル コメディ/アクション
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.thepursuitbegins.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.bountyhunter.jp/

 

マンマ・ミ―アで、メリルの友人役タ―ニャを演じたクリスティーン・バランスキーが出ていました。まったく分かりませんでした。

  

 

 

マイロ・ボイド(ジェラルド・バトラー)はギャンブル好きのバウンティー・ハンター。バウンティ・ハンターとは、報奨金目当てに犯罪者や逃亡者を捕まえる賞金稼ぎのこと。全米で合法な職業とされ、ターゲットを捕獲するための権利が認められていた。だが今やマイロはギャンブルの負けが嵩んで借金まみれ。返済のために、どうしても報奨金を手に入れなければならない状況だった。そこで彼は、新たなターゲットとして保釈中の新聞記者ニコール・ハーレイ(ジェニファー・アニストン)に狙いをつける。だが実は、ニコールはマイロの元妻だったのだ。妻に捨てられた恨みと報奨金の5000ドルが、マイロのモチベーションを高める。早速、追跡を開始するマイロ。執拗な追跡を続ける元夫と、あの手この手で逃げ続ける元妻。互いの腹の内を探り合いながら、追跡劇が繰り広げられてゆく。だがその一方で、2人は知らぬうちにある組織の陰謀に巻き込まれていた。やがて命を狙われる身となったマイロとニコール。次第に心の距離も接近し始めた元夫婦は、陰謀を暴くために再びパートナーとして手を組むのか。それとも、報奨金のために、マイロは計画通りニコールを刑務所に送ってしまうのか……。

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殺人犯(2009)*MURDERER

2010-07-18 | 映画:ミニシアター

 容疑者は自分自身。

インセプションが観る予定でしたが、先行上映はポイントが使えないそうで、1800円で鑑賞することしかできないということです。したがって今回は断念、23日までお預けすることになりました(涙)

ということで京都シネマにて本日から上映開始となった、「殺人犯」を鑑賞。香港映画は最近になって鑑賞するようになったので、主人公を演じるア―ロン・クォックが香港映画界の四天王の一人ということもまったく知りませんでした。どちらかと言えば、アジア系の俳優さんという感じではないような気もする方ですね。
このチラシに何か妙に惹きつけられました。面白そうな雰囲気がプンプンします。


冒頭からドスンと血まみれの男性が上から落下するシーンにはちょっとびっくりしました。そんな感じで幕が開くのでかなり期待度満々なわけです。ア―ロン演じるレンは警部、連続猟奇殺人事件を追っていたのですが、通報を受けたビルで何者かに襲われて気絶、、、、、。目覚めた時には襲われた以前の記憶を失っているという状態。

 


タイ警部の背中にはこれまでの殺人事件の被害者同様、背中に無数のドリルで開けた傷の穴があり、その穴から血を抜くというおぞましいものだ。

ストーリー

香港警察特捜班主席警部のレン・クォン(アーロン・クォック)は、出世も間近に控え、美しい妻のヘイオイ(チャン・チュンニン)と息子のチャイチャイ(タン・チェンヤッ)と幸せな生活を送っていた。彼は連続猟奇殺人事件を追っていたが、通報を受けて向かった高層アパートで何者かに襲われて気絶し、病院のベッドの上で意識を取り戻した時、数日間の記憶が抜け落ち、状況を理解できなくなっていた。彼に知らされたのは、一緒に向かった同僚のタイ警部(チェン・クアンタイ)が血まみれの姿で発見され、意識不明の重体だということだった。不審人物の目撃証言もなく、争った形跡と、タイの爪にレンの服の繊維が残っていたため、警察内部ではレンが犯人ではないかという声が上がる。

記憶の戻らないレンは捜査チームから外されるが、同僚で親友のクァイ(チョン・シウファイ)と事件を追い始める。自分が襲われた事件現場では浮浪者らしき男の記憶が僅かによみがえり、そして異臭のするポンプ室にたどり着く。そこには猿の死骸と血の付いた電気ドリルが放置され、鑑識の結果、そのドリルにはタイ警部の血痕が付着していた。
(このドリルが何とレンの使っているものと似ていることに気づくレン)

同時に、これまでの犯行現場はいずれもレンの自宅近くの破辺洲で、しかもレンの休みの日に起きていることもわかる。重要証拠が揃っていく中、やがて警察はレンを極めて怪しい人物としてクァイを監視役に任命する。マスコミはレンのことを書き立て、レンは記憶が戻らないことで自分が犯人ではないかと次第に疑心暗鬼に陥り、自宅で療養することになった。


異臭のする部屋に監禁されていた謎の女性は部屋を脱出した直後、トラックに引かれてしまう。彼女の背中にも同じようにドリルあけられた無数の穴が。そしてこの場所もレンの自宅から近い、、、、、。

まるでレンが犯人だと決まっているような状況証拠が次々と出てくるのがある意味、何か裏がありそうな?というのは見え見えなのだが。


わざわざレンの昔の写真を見せて、事件との関連性があるのだと教えるところも。ある意味面白い話かもしれませんね。
これで同僚クァイも益々レンを疑うわけである。


レンは自分ではなく、他に新犯人がいるということを目撃する。しかしそのことは、レンしかわからない。ある日、犯人を追いかけたら、息子に手をかけようとする薄汚い男を発見。息子を抱きしめる。
見ている私にはこの犯人らしき?男は本当に実在する人物なのか?と逆に疑ってしまう。それはレンが犯人に決まっているという勝手な私の観方かも。多分観客の人は皆そう思っているに違いないと。


ついに親友クァンにまで犯人扱いされる。2人はもみ合いとなる。

そして自宅でも事件と関係する証拠が残され、それに気づいたレンは混乱し、誰かの策略なのか、それとも自分の記憶の混乱なのか、そして家族にも危険が及ぶのではないかと、ノイローゼになっていく。そんな状況の中でまた新たな殺人事件が起こり、レンは狂気の淵へ追い込まれていく。犯人はレンなのか、それとも真犯人がいるのか?

まさにレンとともに見ている私たちも同じような観方になっていくのだろうね。

確かに衝撃的なクライマッスだが、、、、、。どうもあの息子が突然豹変して、声変りするのがどうもしっくりいかないんですよね。非常に違和感を感じてしまいました。
この物語の発想もなかなか良いですが。あの子供の声はせっかく衝撃的な結末が半減したと思います。まあ別の意味でびっくりな結末かもしれませんね。

解説(allcinemaさんより拝借)

連続猟奇殺人事件の捜査の過程で記憶を失い、いつしか無実を確信できないまま自分自身が容疑者となってしまう状況に追い込まれていく主人公の姿と、やがて明らかとなる驚愕の真相を描くサイコ・サスペンス。主演は「SPY_N」のアーロン・クォック。監督はこれがデビューのロイ・チョウ。

メディア 映画
上映時間 121分
製作国 香港
公開情報 劇場公開(ツイン)
初公開年月 2010/06/05
ジャンル サスペンス/犯罪/ミステリー
オフィシャル・サイト
http://www.murderer.jp/

 

 

 

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プレデタ―ズ(2010)

2010-07-16 | 映画:シネコン

 PREDATORS

東宝シネマズ二条にて鑑賞。多分アーノルド・シュワルツェネッガーが主演のものは観たと思うのですが、、、、、。あんまり覚えていません。1987年の作品なので、今から23年前ですね。かなり昔だな。

さて今回の主役を務めるのはエイドリアン・ブロディ。彼ってひ弱なイメージなんですが。印象的な作品はあの戦場のピアニストです。この作品で最年少でアカデミー賞主演男優賞をゲットしたという劇的な記録を持っています。そんな彼がこういう作品に登場というのは意外でした。
そうそうあのローレンス・フィッシュバーンが出るというので凄く期待していたんですけど、ところが始まってしばらくしてもなかなか出てこない?!えぇ~どうなっているの?思っていたら、プレデタ―のかぶり者でようやく登場!この人のお顔はこういう作品にもってこいキャラなので早く登場してほしいもんだと思っていた。ところが意外にも早く撃沈してしまい、、、、。結局出番はわずかでした(涙)こういう使い方は惜しいです。

つい最近、レポゼッション・メンでジュードの相手役だったアリシー・ブラガが紅一点で出てましたね。彼女は今回のこのイザベル役の方がマッチしていました。どちらかと言えば、勇ましい女性というのが彼女の役に合っているように思いました。
今回の役どころはフランス女性スナイパーの殺し屋という設定だそうです。


傷だらけ、泥だらけで必死で戦う姿、彼女に似合っている。

プレデタ―VS人間のお話ですが、何かプレデタ―のキャラは意外に印象薄いような。あまりプレデタ―のおぞましさや怖さはそこまで伝わって来ないような気もします。何でかな?

人身御供でプレデタ―の惑星に送られた人間たちの切羽詰まった感じはまったくないとは言えないんですが。もう少し臨場感が欲しい気もする。何処がいけないのかしら?
人間たちが次々と襲われるんですけど、そんなに危機感も感じない。
ロバート・ロドリゲスの作品は結構好きなんだけどね。う~んもう少し何か欲しいような気がしました。


エイドリアンはロイスという元アメリカ軍人の傭兵役

ストーリー(今回はウィキぺディアさんより拝借)

傭兵のロイスは突如閃光に包まれ、気がつくとどこかの上空を落下していた。なんとかパラシュートを開き、着陸するがそこは得体の知れないジャングル。その後、すぐに同じように落下してきたエドウィン、クチロ、イサベル、ニコライ、ハンゾー、スタンズ、モンバサと合流し、エドウィン以外の7名は、軍人や殺し屋など「殺人」のプロフェッショナルであるという共通点を持っていることが判明する。8名はジャングルを脱出するため行動を共にし、やがて開けた場所に到着するが、空を見ると大きな星があり、ここが地球で無いことを理解する。さらに謎の狩猟動物の襲撃に遭い、ついには、括りつけられた生きたエイリアンを発見する。イサベルによるとそれは、かつてアメリカの特殊部隊員を襲った生命体の特徴に酷似しているという。その後、10シーズンもの間この惑星で生き抜いてきたというノーランドと合流し、彼の隠れ家で敵の正体や特徴を知り、生き抜く為にプレデターの宇宙船を奪い、利用する事を決意する。


後中央はオレッグ・タクタロフ(ロシアの格闘家)。ロシア軍人役
右前 ダニー・トレホはメキシコの麻○カルテル役
右奥謎めいた医師エドウィン役にトファー・グレイス。実はFBIに指名手配されている人物。観たことがあるなあと思ったら、トファー・グレイスはバレンタインデーに出ていた方でした。


左スタンズ役(ウォルトン・ゴギンズ)ベン・ステイラーぽいルックス?


そしてこの人、ほとんどセリフなし。日本人なのか?
ルイ・オザワ・チャンチェンというアメリカの俳優さん。日本と台湾のハーフ。

プレデタ―と日本刀を使って一騎打ちしました!松本人志に似ているといわれているそうです。


プレデタ―と闘う人間たちですが、最後はとうとう2人に、、、、、。

アフリカのシエラレオネの部隊の兵士モンバサ役にはマハーシャラルハズバズ・アリ。彼もすぐに散っちゃいます。

解説(allcinemaより拝借)

87年のアーノルド・シュワルツェネッガー主演作に登場して以来、SF映画史上屈指の人気キャラクターに成長した“プレデター”。本作は、「シン・シティ」「プラネット・テラー」の鬼才ロバート・ロドリゲスが製作を務め、“再起動”したシリーズの幕開けとして贈るSFアクション大作。さらなる進化を遂げたスーパー・プレデターたちが待ち受ける惑星を舞台に、ハンティングの獲物として放り込まれた人類最強の殺し屋たちの究極のサバイバルを描き出す。主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、共演にローレンス・フィッシュバーン、アリシー・ブラガ。監督は「モーテル」「アーマード 武装地帯」のニムロッド・アーントル

メディア 映画
上映時間 107分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2010/07/10
ジャンル SF/アクション/アドベンチャー
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://www.predators-movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://predators.jp/

 

シュワルツェネッガー/プレデター(1987) 

 


 

 

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ローラガールズ・ダイアリー(2009)

2010-07-13 | 映画:ミニシアター

 原題:WHIP IT

彼女はドレスを脱いで、傷だらけのスケート靴に履き替えた。

7月10日よりロードショー。早速鑑賞して来ました。JONOのエレン・ペイジが主人公、そしてあのドリュー・バリモアが挑んだ初監督作品だそうです。
テキサスの小さな町の17歳の女子高校生ブリスがローラゲームと出会い、新しい自分を見つけるというお話。
ちょっと等身大というには無理があるかしらね?実はエレンの本当の年齢は23歳でした。まあ見えないことはないかもしれません。実際お話の中でも年齢を偽っていましたね。

ローラゲームといえば、昔日本でもブレイクしたことがありましたね。「東京ボンバーズ」って聞いたことありませんか?こんな話すると年がばればれですが、、、、、。
今から約40年前くらいです。大ブームが起こっていたんですよ。といっても私自身夢中になったわけではないのですが。ボンバーズという名前を覚えているくらいなので、凄かったのだろうと思います。
話が随分それてしまいましたが、アメリカでは今もローラゲームは盛んなようですね。

キャストもなかなか豪華!但しちょいとマニアックかも、、、、。懐かしいというと変ですが。ジュリエット・ルイスが敵方のローラゲームチームのメンバーで登場。彼女はほぼ実年齢の役でした。30代後半でこんな激しいゲームに出るなんて凄いなあなんて思いましたね(笑)
そしてエレン演じるブリスのチームメイトに天才スタントウーマンのゾ―イ・ベルが出ています。


左から3番目がゾーイ・ベル
デス・プルーフのカーチェイスが凄かったなあ。今回もアクティブです!

ローラスケートを履いてちょっぴり色ぽい?いやワイルドな衣装を身に着けた若い女の子たちが、競いながら猛スピードで楕円形のトラックを回る。試合中、相手選手を攻撃するのもOK!考えるとかなり危ない(汗)青アザを作るのはもちろん、骨折に脳しんとうなんて当たり前。かなり激しい競技。かって日本でもブームとなって試合がテレビで放映されたことも。世界中に400以上のアマチュアローラダービ―リーグが存在するらしい。いやいやそんなにポピュラ―な競技だとは知りませんでした。

ストーリー(Movie Walkerさんより拝借)

17歳の女子高校生ブリス・キャベンダー(エレン・ペイジ)は、テキサスの退屈な田舎町ボディーンで生まれ育った。母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は美人コンテストにハマっており、かつて自分が出場したミス・ブルーボンネット大会で優勝することだけが娘の人生の成功だと信じていた。そんな生活に違和感を覚えるブリスは親友パシュ(アリア・ショウカット)と、少し都会の隣町オースティンに出かける。そこでローラーゲームと出会ったブリスは、女性らしさとは無縁でワイルドにぶつかり合い、個性を称え合うローラーゲームの世界にすっかり魅了される。ブリスは家族に内緒で年齢を偽り、負けん気は強いが勝利の少ないチーム、ハール・スカウツの新人発掘トライアルに参加する。天性のスピードで入団を認められたブリスは、昼は学校とダイナーでのウェイトレスのバイト、夜はローラーゲームの練習というめまぐるしい日々を送り始める。敵対するチーム、ホリー・ローラーズのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)のような凄まじいライバルとも臆することなく対峙したり、バンドマンのオリヴァー(ランドン・ピッグ)と恋におちたりしながら、ブリスは新しい世界でヒロインになりつつあった。しかし彼女の活躍は、内緒にしていた家族の耳に届いてしまう。




ブリスの親友パシュ役、アリアはエレンより年下らしいけど、何かおばちゃんぽくない?ドリューはブリスのチームメイト、スマッシュリー・シンプソン役も兼ねていた。


女性たち、なかなかやりますね~!


めきめきと実力をつけて行くブリス。ブリスの活躍で今までダメチームだったのに決勝戦までいけちゃったのが凄い!!
エレン・ペイジ、今回の撮影で他の俳優さんよりも先にL.A.に入って3ヶ月も素晴らしい先生について猛特訓を受けたそうです。特訓の成果は、見事に活かされていましたね。格好良かった!

ワイルドなローラゲームに挑む少女ブリスだが、一方では素敵な人との恋も見どころです。

バンドマンオリヴァー(ランドン・ピッグ)に恋しちゃうブリス。

プラトニックなのかと思いきや、最後までいっちゃう事に、、、、、。


可愛いブリス♪


思い切り青春ってとこかしら。

上手く行きそうな感じだったが、、、、、。そういかないところが青春の甘く切ない思い出としてジ・エンドになってしまう。
それだけではない。親友パシュとも行き違いから、絶縁状態になってしまうのだ。

そしてもう一つえらいことが、、、、。何とローラゲームとミスコンが同じ日に重なるという最悪の事態!
母を失望させてはいけないし、ローラゲームの事を告白出来ないと悩むブリス。

しかしローラゲームでの活躍は内緒にしていた家族の耳にまで届いてしまう。
ついにブリスは家族と揉めた挙句家を飛び出してしまう事に、、、、、。

さてさてこの後どうなることやら、、、、、。

 ミス・コンのブリスも可愛い!

一旦は母の希望の娘になろうとしたんだけど、、、、、。父は自分の好きな道に進むように背中を押してくれた。


家族皆が応援にやって来る。
パパアールにダニエル・スターン。ママブルックにはミストで怖いおばさんを演じていたマーシャ・ゲイ・ハーデン
今回は本当に普通のお母さんです。
捕捉:ところでエレン演じるブリスの妹シャニアを演じている女の子は、マーシャ・ゲイ・ハーデンの実の娘さんだそうです。

 


最大のライバル、アイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)との決勝戦はいかに?


皆一致団結!!

解説(allcinemaより抜粋)

「25年目のキス」「ラブソングができるまで」のドリュー・バリモアが、「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジを主演に迎えて記念すべき監督デビューを飾ったガールズ青春ストーリー。アメリカの田舎町を舞台に、母親に逆らうこともできない大人しい女子高生だったヒロインが、ワイルド&パワフルな“ローラーゲーム”の世界と出会ったことで、それまでの殻を破って自らの意志で歩み始める姿をさわやかに綴る。

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2010/05/22
ジャンル 青春/コメディ/スポーツ
映倫 PG12

転んだ分だけ、強くなる。

これぞ最高のガールズムービーですね♪楽しかった!

オフィシャル・サイト
http://roller-girls.gaga.ne.jp/

 

 

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パーマネント野ばら

2010-07-11 | 映画:シネコン

 ガールズトークより凄いおばちゃんトーク

銅版画を一緒にしているAさんが、「パーマネント野ばら、観ました?」という質問に、多分上映終わっているんじゃないかななんて言っていた私。実は先週の金曜日まで、やっていたことに気づき、、、、、。これはAさんに申し訳ないことを言ってしまった(汗)と反省。その上に私は観に行って来たので、益々申し訳ないことなっちゃった。

最終日、最後の上映に滑り込みました。菅野美穂さん、8年ぶりに主演となった本作。なかなか評判も良さそうらしいので、見逃してはならぬとシアターへ。。。。。

人気漫画家西原理恵子さんの漫画だそうです。西原さんの漫画も読んだことなく、どんな漫画なのかも知りませんです(汗)


そんな西原さんの故郷高知が舞台。港町に一軒だけあるパーマ屋「野ばら」。出戻りであるこの店の娘と同級生、店の客のエピソードをまじえ、男に愛想を尽かしながらも男に依存せざるを得ない女たちの人生観を描く。

出戻り娘なおこに菅野美穂さん、母まさ子に夏木マリさん。夏木マリさんは何と懐かしいパンチパーマヘアーでオ―ラバリバリ母を演じている。

パーマネント野ばらにやってくるおばちゃんたちも、皆何故か?パンチパーマだから面白い!!
登場するおばちゃんたちの2人は見憶えがある、そうそう関西のお笑い芸人さんなのだ。吉本や松竹でお馴染の方たちである。どういう経緯で本作に出演になったのだろう?気になるところです。このおばちゃんたちのガールズトークならずおばちゃんトークがこれまた激しい。下ネタ連発!かなりどぎつい(笑)これは関西のおばちゃんなればこそって感じだよね。


主人公、なおこはそんな刺激的なおばちゃんの中でひときわ清楚なキャラだ。


ひとり娘ももの母。スッピンなのかしら?菅野さん

それからなおこの幼馴染みも登場するんですが、これがまた男運のない人たちなのです。


そのひとり、みっちゃん(小池栄子)

フィリピンパブのママ。旦那は店の子に手を出した後、別の女と出て行った。 そんな夫なのに、未練タラタラのみっちゃん。ダメな男なのに、諦められない。
小池栄子さん、そんな女性を見事に演じていた。


わかっているが、旦那を諦めきれないみっちゃん。大泣き。


そしてもうひとりの同級生ともちゃん(池脇千鶴)
彼女の付き合う男は全てダメな奴。そのたびに騙され、捨てられ、殴られ、、、、、。
そして最後に結婚した男はギャンブル好きのこれまた超ダメ男だった。
多額の借金で雲隠れ。池脇さん、ちょっとふっくらしたような?

さてなおこは密かに付き合っている素敵な男性がいた。


高校時代の恩師カシマ(江口洋介)

ところが見ていると何だか様子が変なのです。2人で旅行に出かけたら突然カシマが消えたり?実はこの恋には秘密が隠されたのです。
物語が進むにつれてその真実は明らかになっていきます。
江口君、爽やかで素敵でした。菅野さんや小池さん、撮影の合間に「江口さん、素敵だよね!」と話していたそうです。
確かに私も素敵な江口君に惚れ惚れしましたです(笑)

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

海辺の町にある唯一の美容室“パーマネント野ばら”は、離婚して一人娘のもも(畠山紬)を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、その母まさ子(夏木マリ)が切り盛りしている。町の女たちはこの店に来ては、恋の悲喜こもごもを語っていく。まさ子の夫カズオ(宇崎竜童)は、他の女の家に入り浸っている。なおこはカズオに家に戻ってくるよう言いに行くが、むちゃくちゃな理屈で断られる。なおこの友人みっちゃん(小池栄子)は、フィリピンパブを経営している。その夫ヒサシ(加藤虎ノ介)は店の女の子と浮気をしては、みっちゃんに金の無心ばかりしている。今度の浮気は愛があるのではないかと疑ったみっちゃんは、ラブホテルから出てきた浮気相手を車で轢き殺そうとするが、浮気相手をかばった夫とともに重傷を負ってしまう。2人は病院でも罵りあって大暴れするが、みっちゃんはまた夫の金の面倒を見てしまう。なおこのもう1人の友人ともちゃん(池脇千鶴)は、ギャンブルに溺れたあげく行方不明となった夫の身を案じる日々を過ごしている。ある日なおことまさ子は、ゴミ屋敷に住む老夫婦の髪を切りに行く。その帰り道、廃人のようになり果てたともちゃんの夫ユウジ(山本浩司)と出会う。ユウジはスロットのコインを、ともちゃんに渡すようなおこに託す。その後、ユウジは帰らぬ人となって発見される。なおこは、高校教師カシマ(江口洋介)とデートを重ねていた。しかしその恋には、秘密が隠されていた。


まさ子の夫(宇崎竜堂)は、まさ子よりずっと年上のおばちゃんのところに入り浸り。そのおばちゃん、別に美人でもないのですが、、、、。きっとほんわかしているからいいのかもしれませんね。


おばちゃんたちもみっちゃんも恋の憂さ晴らしってところでしょうか。酒を飲みながらワイワイガヤガヤ。


理想の男を演じて下さいと監督からいわれた江口君。本当に素敵でした

解説(キネマ旬報さんより拝借)

漫画家・西原理恵子による叙情派作品の最高傑作と評される同名コミックを映画化。美しい自然に囲まれた高知の田舎町を舞台に、大人の女性の恋心を描く。監督は、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八。出演は、「Dolls」の菅野美穂、「接吻」の小池栄子、「ストロベリーショートケイクス」の池脇千鶴。

 

 映画版公式ウェブサイト

 

 

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