銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ザ・ウォーク(2015)2D版**THE WALK

2016-01-28 | 映画:シネコン

 地上411メートル/ワイヤー幅2.2センチ

1月26日、通院の後、MOVIX京都にて鑑賞。3Dの方が迫力ありそうでしたが、お高いのでこちらで我慢。平日ということもあってか、何とお客さんは私含めて4人。この作品のドキュメンタリー「マンオンワイヤー」を数年前に鑑賞したことがありました。どんな感じだったかは忘れてしまいまいしたが(笑)

いやあなかなか迫力ありました。何でもCGのようですが。ジョセフ君、実際にこの大きなチャレンジをされたフィリップ・プティさんから猛特訓を受け支えなしで綱渡りが出来るようになったらしい。それって凄いことですよね!自由の女神の上でこの挑戦について語るフィリップ・プティをフランス語訛りの英語で紹介するジョセフ君がまあ何ともいえず決まっていました。本物のフィリップ・プティ以上にフィリップ・プティを上手く演じていたのではないかと思います。

 途方もない計画を考えるフィリップ

あらすじ(MovieWaklerより)ネタばれ含みます。未見の方、読まないで下さい!

8歳の時、故郷フランスで“世界一の綱渡り一座”と呼ばれるサーカス団“白い悪魔たち”の妙技に魅せられたフィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、独学でトレーニングを積み、“白い悪魔たち”の門を叩く。ところが、座長のパパ・ルディ(ベン・キングズレー)と決裂。1973年。パリで大道芸人として綱渡りを披露していたフィリップは、雑誌の記事で世界最高層のワールド・トレード・センタービル建設中のニュースを知り、衝撃を受ける。このツインタワーの屋上と屋上の間にワイヤーを架けて歩く……。危険極まりない違法行為ながら、その夢に囚われた彼は、実現に向かって走り始める。最初の協力者は、美術学校生のアニー(シャルロット・ルボン)とカメラマン志望の青年ジャン=ルイ(クレメント・シボニー)。さらに正しいワイヤーの張り方を習得するため、パパ・ルディに頭を下げて“白い悪魔たち”の下で改めて修行を積む。村祭りでの散々なワイヤー・ウォークデビューに続き、ノートルダム寺院の二つの塔の間にワイヤーを架けたウォークを敢行。パリっ子たちの喝采を浴びた直後に逮捕されるが、ワールド・トレード・センターの入居開始を知り、ついにニューヨークへ。110階にも及ぶ実物のツインタワーを目にして、新たな戦いを決意する。建築作業員や松葉杖のケガ人を装ってタワーに侵入し、警備員の巡回やトラックの搬入時間をチェック。タワー間の正確な距離を調べ、ワイヤーを通す方法を模索。仲間と共に準備を進めてゆく。決行の日を1974年8月6日朝6時に定め、ジャン=フィリップ(ジェームズ・バッジ・デール)ら新たな共犯者を得て準備は整った。そして決行前夜、搬入作業員を装ったフィリップたちは、ワールド・トレード・センターの屋上へ向かう。だが、その行く手には、様々なトラブルが待ち受けていた……。

とにかくハラハラ、ドキドキ。周到な計画を立てて、ワールド・トレード・センタービルに登るところは特に自分が計画を立てているような感じがします。いろんな人たちの協力を得てこそ出来るビックプロジェクトですよね。

ビルからビルにワイヤーロープを繋ぐなんてそれだけでも大変じゃありませんか。矢を飛ばしてまず当たりをつけるのも一苦労。観ているだけで、大変だなあと思います。

 実物のビルを見た時、どう思ったのでしょうね。

とにかく一人ではこんな大きな計画は立てられません。さまざまな人がいたからこそここまでのことをやれたのでしょう。皆さんに感謝・・・・。

とうとう実行する時はやってきました!こんな高い場所での命のプロジェクト、下を見るだけでわあああああ~!!
しかしいたってフィリップは冷静でしたね。


合成されているとは思えない臨場感


良く見れば、足の裏は血だらけ、ワイヤーで傷が。。。。。


これだけのメンバーが彼のプロジェクトのために集まった。


ワイヤーの上で座ったり、寝てみたりと凄いことをやってのける!これをみるだけで脚がすくみますね。

一回だけで済まず、何度も往復するのでドキドキ感はぬぐえない。見ている方も汗が、、、、、。結局警察につかまってしまうけど、見ていた人たちや工事現場の方たちから熱い拍手をもらう。どえらいことをやってのけたって感じです。


ベン・キングズレーシャルロット・ルボンとともに。

 本家本元のフィリップ・プティさんと。

正直ドキュメンタリーほどじゃあないと思っていた本作、さすがロバート・ゼメキス監督だ。素晴らしい作品に仕上がっていました。

解説(allcinemaより)

2008年のアカデミー賞受賞ドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」でも描かれた曲芸師フィリップ・プティの偉大な挑戦を、「フォレスト・ガンプ/一期一会」「フライト」のロバート・ゼメキス監督が迫力の3D映像で実写映画化した伝記ドラマ。主演は「(500)日のサマー」「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、共演にベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・デール。

メディア 映画
上映時間 123分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2016/01/23
ジャンル ドラマ/サスペンス/伝記
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://www.thewalk-movie.jp/

 

 

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独裁者と小さな孫(2014)**THE PRESIDENT

2016-01-25 | 映画:ミニシアター

 逃亡の果てに、希望はあるのか

1月22日、京都シネマにて鑑賞。いやあ素晴らしい作品でした。ようやく観ることが出来ました。監督はヨーロッパにて亡命生活続けておられるイランの監督モフセン・マフマルバフさん。お恥ずかし話ですが、巨匠らしいのですが、まったく知らず(汗)キャッチコピーに書いてあったように強烈なラストでした。しかし途中で話は終わるのでその後どうなったのか?気になるところです。でもその終わりかたが観る者に問いかけているような気もしました。

あらすじ

独裁政権に支配されるとある国。ある日、クーデターが起こり、老いた独裁者は駄々をこねて国に残った孫と共に逃亡を余儀なくされる。彼は多くの罪なき国民を政権維持のために○刑してきた冷酷な男だった。変装で素性を隠しながら、独裁者と孫は海を目指す。二人が逃亡の旅の果て目のあたりにする驚きの光景とは・・・・。自らの過去の罪に追われる独裁者と孫の衝撃的な結末とは・・・・。


電話一本で街の明かりを消すことが出来ると誇らしげに話す大統領。孫もその力に祖父大統領を尊敬していたが・・・・。

そんな独裁政治も長くは続かなかったのである。孫は夢のような暮らしが当たり前だった。マリアという少女とダンスにふける生活


そんな生活も一瞬の間に崩れ去ってしまうことに・・・・。

何や分からないうちに、お爺ちゃんと逃亡するはめになるのだった。お爺ちゃんである大統領は立派な軍服をほかす。孫の僕も同じように。。。。。

 


理髪師の服を奪い変装

もちろん孫の僕もこのありさま


ギター弾きと小さな子供の踊り手となって身を隠す。大統領はギターがうまくなかなかこの姿が板についていた。

その旅路に大統領の誹謗中傷など聞きながら、大統領はどんな気持ちで国民たちの声を聞いていたのだろうか?

初めは私自身も独裁政治をしているイラクのフセインのように何と酷い奴だとこの独裁者を観ていたが、ドラマが進むによって、何だかこの二人連れが上手く逃げられるといいのにと思うようになってきた。
孫のあの表情や大統領に質問するあの雰囲気か?こんな事を言ってはなんだが、はっきりいってこの子に罪はない。あるのはこの老いた独裁者だけである。しかし次第にこの老独裁者も国民との触れ合いの中で自分が冒した罪に対して自責の念を感じ始めていることを知る。しかし罪は消えるものではない。最後の最後は悲しい事か、国民の憎しみをあびせられることに。

ということで、ラストについては書かないが、どうなんだろう。出来るものなら許されてもよいのでは?とそんな気持にもなった。あまりにも辛いラストとも言えるし、いやあそうならずに済むような望みもある。出来れば未見の方、是非鑑賞して頂きたいと思うのだ。

解説(allcinemaより)

ヨーロッパで亡命生活を続けるイランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督が、暴力と憎しみの連鎖から容易には抜け出すことのできない混迷の社会情勢を背景に描く感動の政治寓話。クーデターによって国を追われた冷酷非道な独裁者が、幼い孫とともに逃亡の旅を続ける中で、自らが犯した罪の重さを目の当たりにしていくさまをユーモアを織り交ぜ辛辣に綴る。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 ジョージア/フランス/イギリス/ドイツ
公開情報 劇場公開(シンカ)
初公開年月 2015/12/12
ジャンル ドラマ
映倫 PG12

 

 

オフィシャル・サイト
http://dokusaisha.jp/

 

 

 

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イット・フォローズ(2014)**IT FOLLOWS

2016-01-20 | 映画:シネコン

 “それ”は ずっとずっと憑いてくる

1月14日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。あのタランティ―ノが絶賛したとか?全米4館から何と1600館に拡大した話題の超・新感覚ホラー、ついに日本に上陸というキャッチコピーを読めば見ないわけにいかないですよね。

というその作品、正直なところはい、大して怖くはありませんでした。ただ今まで見たことがない感じではあります。色々突き詰めていくとこれ意外にやっかいな話かもしれないとは思いました。だってその恐怖は死なないと逃れられないという結論だからです。確かにタラちゃんがともかく恐ろしいというのは当たっているかもしれないからです。

あらすじ


ヒロインである19歳のジェイ(マイカ・モンロー)はボーイフレンドの男性と一夜をともにする。

ところがその男性が豹変し、椅子にしばりつけられることに、、、、、。


男性曰く、「それに殺される前に誰かにうつせ!」と命令されるのだ・・・・。
それとはいったいなんぞや?それは人にうつすことができる。それはうつされた者にしか見えない。それはゆっくり歩いて近づいてくる。それはうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。そしてそれに捕まったら必ず死が待っている。

まあなんとわけのわからない話ですよね。いったいそのそれといのはなんなのでしょうか?見えない敵に振り回されるジェイの恐怖は続きます。あ!でも敵のそれって結局考えるとジェイが死ぬまで追い続けるという事になるよね。最初に浜辺で足を折られて死んだ彼女と同じ運命を辿るというわけだ。ジェイは襲われない限りエンドレスで逃げ続けなければならないのである。

それは時間も場所も関係なく現れる。時には↓

 老女となってゆっくりジェイについて来る。

と思えば、大きな男性にとなって現れることも、、、、、。

姿をかえてゆっくりと向かってくる。わあ~何とも不気味ですね。確かに今までには観たこともないホラーといえます。しかもかなりの低予算での作品がここまでヒットするとは驚きです。まあこういう斬新なところがタラちゃんにうけたのかもしれませんね。 
何気なく過ごしていたジェイの身にこんな事が起こるとは誰も想像していなかった!!


ほら!後ろから怪しい足音が、、、、、、。          プールの中にも得体のしれないものが現れる。。。。。。

解説・あらすじ(allcinemaより)

低予算のインディーズ作品ながら、斬新な設定と確かな演出力で映画ファンのみならず批評家からも高い評価を受け、全米でサプライズ・ヒットとなった青春ホラー。主演は「ザ・ゲスト」のマイカ・モンロー。監督は、これが長編2作目の新鋭、デヴィッド・ロバート・ミッチェル。
 19歳のジェイは、新しい彼氏ヒュー(ジェイク・ウィアリー)とデートし、そのままセックスに興じる。ところが、ことが終わるやヒューに薬を嗅がされ気絶してしまう。手足を拘束された状態でようやく意識を取り戻したジェイに対し、ヒューはにわかには信じがたい告白を始める。曰く、ジェイはある呪いに感染したという。それによって、感染者にしか見えない“何か”が、ゆっくりと、しかし確実に迫ってくる。そして最後には必ず殺される。それを回避したければ、誰かとセックスして移す以外に方法はない、というのだった。以来、ヒューの言葉通り、他人には見えないそれは、様々な人の姿をして自分に向かって歩いてくるようになる。いつ、どこからやって来るかも分からないそれに常に怯え、必死で逃げまどうジェイだったが…。


ひそかにジェイに恋いていたポール(キーア・ギルクリスト)が関係をもってジェイを助けると言いだす。さてこれでジェイはそれから逃れ、ポールはそれに追いかけられることになるのか?

メディア 映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月 2016/01/08
ジャンル ホラー/青春
映倫 R15+

 実はラストはどうなるのか?わかりません。ネタばれですがポールとジェイは仲良く歩いています。すると背後からは、誰かついてくるようですね。果たしてそれなのでしょうか?

 

オフィシャル・サイト
http://it-follows.jp/

 

 

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グリーン・インフェルノ(2013)**THE GREEN INFERNO

2016-01-16 | 映画:ミニシアター

 そこは、人間が喰われる地獄――

いやいや凄い映画を観て来ました。今回は四条木屋町にある、立誠小学校跡に出来たシネマ、その名の通り「立誠シネマ」です。そこで二週間限定で公開。

人間が人間を喰うというあまり趣味の良くない映画ですが。怖いもの見たさの私には、この手の作品に興味あるんですよ。12日、観てまいりました。お客さんは全部合わせても10人弱でしたね。

監督は「ホステル」で有名なイ―ライ・ロス。「ホステル」もかなり衝撃的な作品だったけど、この作品もかなり負けず劣らず衝撃的です。
世の中にはこんな種族はいるのでしょうか?実際ジャングル奥地いる種族に出演してもらっているらしい。
1980年代に食人族という映画が実際製作されています。この作品を鑑賞する前に観たんだけど、まあそこまでグロい作品ではなかったです。イ―ライ・ロス監督はその映画に対するオ―マジュで今回、この作品を制作したらしいんだけどね。

かなりリアルな感じで、観ていてもハラハラドキドキものです。


最初は勇ましく出発する学生たちですが・・・・・。まさかの事故でえらい目にあうとはね。というのも小型飛行機で元来た場所に戻る途中飛行機が遭難する。

事故で命を落とす者もいたが、運よく助かったと思いきや、目の前に現れたのは、、、、、、、。

ジャングルに住む原住民。しかし彼らは学生たちに友好的ではなかったのだ!学生めがけて矢を放つ。。。。。

 

 
気がつけば学生たちは拉致され彼らの住む村へ、、、、、、。


取り囲まれ、祭り上げられる。一体これから何が行われるのか?

そして目のまで見たものは、何と学生たちを喰い殺すというものだった!わお恐ろしい光景


こいつが種族のリーダーらしい。

 
学生たちを檻に閉じ込め、、、、、。やがては皆犠牲になるのか?

逃げようとするならば、ヤバいことに(汗)

一体この結末はどうなるのか?!最後まで目を離せず食い縛って鑑賞しました。次々と犠牲者続出・・・・・。

あらすじ(allcinemaより)

女子大生のジャスティンは、環境活動家グループのイケメン・カリスマ・リーダー、アレハンドロに好意を抱き、彼らが南米ペルーで行う抗議活動に参加することに。その内容は、未開のジャングルに暮らす先住民、ヤハ族を守るため、開発が進む工事現場に乗り込み、違法な森林伐採の様子を生中継で世界中に発信するというものだった。計画はみごとに成功し、大きな成果とともに帰途に就いた一行だったが、ほどなくしてセスナ機が墜落し、彼らはアマゾンの真っ只中に放り出されてしまう。かろうじて一命を取り留めたジャスティンたちだったが、生存者は全員、身体を真っ赤に染めたヤハ族に捕らえられ、彼らの集落へと運ばれる。そこでジャスティンたちを待っていたのは、世にもおぞましい人喰いの儀式だった。

解説(allcinemaより)

キャビン・フィーバー」「ホステル」のイーライ・ロス監督が、かつて80年代前後に様々な物議を醸して世界的にセンセーションを巻き起こした食人族映画を現代に甦らせて描く衝撃のカニバル・ホラー。アマゾンの先住民族に捕まったアメリカの学生たちを待ち受ける凄惨な運命を、過激なゴア描写満載に描き出す。主演はイーライ・ロス夫人でもある「アフターショック」のロレンツァ・イッツォ。

メディア 映画
上映時間 101分
製作国 アメリカ/チリ
公開情報 劇場公開(ポニーキャニオン)
初公開年月 2015/11/28
ジャンル ホラー/モンド
映倫 R18+

ネタばれになるので最後はどうなるか?は秘密です。心臓が大丈夫な方、またはおぞましい映画お好きな方是非、劇場へ。。。。

オフィシャル・サイト
http://green-inferno.jp/

 

 

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クリムゾン・ピーク(2015)**CRIMSON PEAK

2016-01-14 | 映画:シネコン

 絢爛豪華な心霊屋敷が、人の心を狂わせる。

深紅に染まる山頂(クリムゾン・ピーク)にそびえ立つ屋敷の、怖ろしくも美しい秘密とは?

三連休のど真ん中の10日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。何故か?観る作品が今日も満席に近い状態。前評判が良いのか?それともギレルモ・デル・トロ監督作品に注目なのか?確かなことは分かりませんが。私はデル・トロ監督作品に興味があったので早速観て来ました。でもパンズ・ラビリンスほどではなかったかな。あの作品は今思うと最高傑作だったように思います。

まあそれでもこのキャスト陣ならやっぱり観る価値ありですね。主人公イーディス・カッシングを演じるミア・ワシコウスカもこういう作品にはお似合いだし・・・・。そしてあの悪魔のような何ともいえない美男子?(個人的はあまり好みではない)男爵トーマス・シャープ役のトム・ヒドルストンもわけありなそうで良いし・・・。とにかく皆さん、役柄があっているのは間違いない!

 

そしてこの人。トーマスの姉ルシール・シャープ役にはジェシカ・チャステイン。トーマスとルシール何だかわけありのよう。このお屋敷には、謎がいっぱい詰まっていそうな?


落ち着いた雰囲気なんだけど、いざとなると、、、、、。これは終盤で分かる。わあ~凄いよ!!まさに女の闘いだ。

大きな立派な屋敷に嫁いだイーディス、見えぬはずの亡霊が見えて、「クリムゾン・ピークには近づくな!」とメッセージを伝える。

 何かあるはずとイーディス、お屋敷の中を調べて歩くことに、、、、。

さてさて屋敷には何かが隠されているような、そのことを突き止めるために彼女は調べだす。彼女は何も知らず嫁いで来たことに不安を募らせる。

まあ嫁ぐ前から何となく胡散臭いものは感じていた観ている私。父が突然何者かによって殺されたり・・・・。父はトーマスとのことをあまり賛成していなかったしね。友人で医師であるアラン・マクマイケル(チャーリー・ハナム)も心配していたしね。

とにかく映像が何ともいえず不気味でいつ何がおこってもおかしくないという感じでそのあたりはパンズラビリンスをもう少し安ぽくしたような(失礼しました)

 
今にも何かが出て来そうな・・・・。

お屋敷へと繋がる門もそんな感じですしね。


キャッチコピーからも大体こんな感じなんだろうと分かる作品ですよね。

あらすじ(allcinemaより)

20世紀初頭。富豪の父カーター・カッシングと2人でニューヨークに暮らす作家の卵、イーディス。母は彼女が少女の時に他界するも、幽霊となって彼女の前に現われ、“クリムゾン・ピークに気をつけなさい”と謎めいた警告を残すのだった。ある日、彼女はカーターのもとにやって来た準男爵の称号を持つ英国紳士トーマス・シャープと出会い、心惹かれていく。そんな折、不可解な死でカーターがこの世を去り、イーディスは莫大な遺産を相続することに。悲しみに暮れる彼女はトーマスと結婚し、英国にある彼の広大な屋敷へとやって来る。そこにはトーマスの姉ルシールも住んでいて、ミステリアスな彼女の態度に戸惑いを隠せないイーディスだったが…。


時代背景にあった衣装はなかなか見事でしたが。もう想像がつくというストーリーなのでちょっとね。

解説(allcinemaより)

「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ監督が「アリス・イン・ワンダーランド」「ジェーン・エア」のミア・ワシコウスカを主演に迎え、古びた大きな屋敷を舞台に怖ろしくも美しい幽霊譚を描いたゴシック・ホラー。共演はジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストン。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2016/01/08
ジャンル ホラー
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://crimsonpeak.jp/

 

 

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ブリッジ・オブ・スパイ(2015)**BRIDE OF SPIES

2016-01-11 | 映画:シネコン

 その橋を踏み外せば世界が終わる。冷たい戦争を止めたのは、ひとりの男のやさしさだった。

河原町まで買い物へ・・・。ついでに映画をと思い、この作品を決めてシアターに行ったら何と残席僅か!!なんでこんなにも人気があるのか?ひょっとしてスピルバーグやからか、それともコーエン兄弟が脚本しているしか?それともトム・ハンクス&スピルバーグタッグだからか?色々考えてみたけど、、、、。わからへん。

それにしてもトム以外はあまり有名な人は出てない。あ!知っているのはウルフガング・ヴォーゲルを演じているセバスチャン・コッホ。この人はブラックブックや善き人のソナタなどに出演してるドイツの俳優さん。ミニシアター好きの人なら知っている人です。

かなり脱線してしまいましたが、この作品は歴史上あった本当のお話だったそうです。トムが演じている弁護士さん、このお話後も色々活躍したそうな。それにしてもこういうことがあったとはねえ。映画を鑑賞して勉強になります。それにしても地味な作品です。別にコーエン兄弟が脚本したからどうってことないと思う。正直無茶苦茶面白いお話でもないけどね。前半はちょっとしんどかったです。後半はドキドキハラハラします。トム演じるジェームズ・ドノヴァン弁護士が単身でスパイ交換のため、寒い東ベルリンに向かいます。このあたりから少しづつ面白くなってきます。


ロシアスパイ ルドルフ・アベルを演じるのはマーク・ライランス イギリスの有名な舞台俳優さん

このアベルの弁護するのがトムが演じるドノヴァン弁護士。敵国の弁護をしたため、ドノヴァンは国民から非難を受けることに

 
危うく裁判で死刑となるアベルを助ける。

一方この5年後にアメリカ人パイロットがロシア領域に墜落してスパイとして拉致されてしまう。そのパイロット救うためにアベルとスパイ交換となるのである。そしてその橋渡し役に選ばれたのがドノヴァン弁護士というわけなのです。このあたりからお話は面白くなって行きます。

 有刺鉄線が備え付けられたベルリンの壁

 
ベルリンの壁を越えようとする者が仕打ちを受けるの見て愕然とするドノヴァン

寒いベルリンの景色は観ている私にも不安を感じます。以前ベルリンの壁は観たことがありますが、当時とはえらい違いですわね。

あらすじ(allcinemaより)

米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるドノヴァンだったが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが…。

ポーランドやドイツでの撮影はあったようですが、全体にアメリカ色がやはり強いような気がしました。不思議ですね。ヨーロッパ色は確かにあるのですが、ややおされぎみのように感じました。スピル―バーグだからかしらね。

解説(allcinemaより)

一触即発の緊張状態にあった米ソ冷戦時代に、実際に行われたスパイ交換をめぐる驚愕の実話をコーエン兄弟の脚本、スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演で映画化した緊迫と感動のサスペンス・ドラマ。ごく普通の一民間人でありながら、スパイ交換の交渉役という一歩間違えれば自らの命はおろか、かろうじて保っていた世界平和さえ崩壊させかねない極秘任務を託された主人公が、弁護士としての矜持と信念を支えに、絶体絶命の難局に立ち向かっていく姿をスリリングに描く。共演は本作の演技で数々の映画賞に輝いた英国の実力派舞台俳優、マーク・ライランス。

メディア 映画
上映時間 142分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2016/01/08
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 G

2時間22分、結構長かったです。

オフィシャル・サイト
http://www.foxmovies-jp.com/bridgeofspy/

 

 

 

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マイ・ファニー・レディ(2014)**SHE'S FUNNY THAT WAY

2016-01-09 | 映画:ミニシアター

 
人生が輝きだす街、ニューヨーク・ブロードウェイ。きっかけは思いがけない3万ドルのプレゼント!?ひょんなことから交錯してゆく男と女たちのおとぎ話

1月5日、京都シネマにて今年初鑑賞作品。本来なら昨年公開の作品なのですが、去年観ることが出来ず・・・・。ということで、行って来ました。いやあ久しぶりに笑った。それぞれのキャラが面白くて、なかなか良かった。

主演はオーウェン・ウィルソンイモージェン・プーツ。イモージェンちゃん、なかなかの美人。魅力的な女性ですね。でも役柄は何とコールガール。彼女はオーウェン演じる演出家と一夜を共にしたことから、女優に転身するというラッキーガールコールガールにしておくのはもったいないと3万ドルをあげるから足を洗いなさいと演出家アーノルド・アルバートソン。なんとなく2人は良い感じ恋に落ちそうなそんな気もしたが。。。。。実は妻子ある身なのでありました。アーノルドはホテルに泊まるごとに、コールガールを呼んで同じようなことを言っている。お調子ものです。

そう浮気をするアーノルドのまた仕草が笑えてくる。電話がなる度に妻デルタからの携帯電話を枕に隠したりとそわそわ(笑)オーウェン演じる演出家にこちらもハラハラドキドキさせられるっていいながらプ~と笑いがこらえられなくなるのです。

 リスに胡桃 ←このジョークは今一つわからないんだけどね。

とにかく女優をめざすことになったコールガールのイジーはオーデションに出向く。とびっくりオーデションの審査するのがあのアーノルドだったのだ!!必死にイジーを落選さそうとするアーノルド。そりゃ困るはね一夜を共にした彼女を抜擢するなんてヤバいじゃん。まあこの転身をイジーは得意げにインタビューを受けている場面からこの話は始まるんだ。

イジーを取り巻く様々な人々が皆どこかで絡みあっていてそれぞれのキャラが何とも言えなくて超面白いのであります。


黒のドレスは女優でアーノルドの妻デルタ、真ん中の彼は俳優でデルタに片思いのセス・ギルバート(リス・エヴァンス


脚本家のジョシュ(ウィル・フォーテ)はイジーに一目ぼれ

そんなジョシュには恋人ジェーン・クレアモンドが・・・・。またそのジェーンはセラピストで、しかもイジーが患者ときている

 
ジェーン役にはジェニファー・アニストン 彼女、今回の役なかなか良かった!

それからアーノルドの妻で女優・デルタを演じたキャスリン・ハーンも面白い!試着した服をきたままアーノルドの浮気に激怒した彼女はタグつけた服を着たまま、その場を去るシーンが何ともいえず、笑ってしまった。


そんなデルタにセスはしめしめ(下心)

とまあドタバタ、胸キュン、そわそわ、どきどき、ぷんぷん、と色々な要素満載のこの作品。思わずくすくすと周りのお客さんの反応もよく、リズミカルで楽しませて頂いた。新春早々楽しいドラマで幕開けかな


そうそうイジーに首ったけの裁判官ペンダーガストに探偵(ジョジュの父親)の存在も味が程良く効いていたかな。

あらすじ(allcinemaより)

 ニューヨークのとあるバーでインタビューを受ける新進のハリウッド女優イザベラ・“イジー”・パターソン。コールガールからどうやって女優になったのか、との不躾な質問にも、顔色ひとつ変えることなく答えるイジー。それは、ある奇特なお客との出会いに始まる。紳士的な彼は“この仕事を辞めるなら、君に3万ドルをあげよう”と奇妙な申し出をする。これを受け入れ、コールガールを辞めたイジーは、夢だった女優の道を目指し、舞台のオーディションに挑む。ところが、その舞台の演出家アーノルドは、偶然にも彼女に3万ドルをプレゼントしてくれた例のお客だった。まさかの再会に動揺するアーノルドを尻目に、みごとな演技で役をつかみ取るイジーだったが…。

 

解説(allcinemaより)

 「ラスト・ショー」「ペーパー・ムーン」の名匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督が、「ブロンドと柩の謎」以来13年ぶりに手がけた映画作品。元コールガールの人気女優をヒロインに、彼女を巡って一癖も二癖もある男たち女たちが織りなす、複雑に絡まり合った愛憎の行方をユーモラスに綴る群像ロマンティック・コメディ。出演はイモージェン・プーツ、オーウェン・ウィルソン、キャスリン・ハーン、ウィル・フォーテ、リス・エヴァンス、ジェニファー・アニストン。
 

シーズ・ファニー・ザット・ウェイ(第27回東京国際映画祭)

メディア 映画
上映時間 93分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(彩プロ)
初公開年月 2015/12/19
ジャンル コメディ
映倫 G
 
上映時間も長すぎず、またリズミカルで良かったと思います お薦め作品で~す
 
 
 
 
オフィシャル・サイト
http://www.myfunnylady.ayapro.ne.jp/
 
 
 
 
 

 

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謹賀新年2016

2016-01-01 | その他

                                  

                                明けましておめでとうございます

2016年が明けました!さて昨年は体調がすぐれず、半年あまり病院を通院するという日々が続いておりました。やっと薬が合い、6月ごろから動き始めました。結局殆ど映画鑑賞する事もなく・・・・・。ようやく観だしたのは6月後半から7月前半からです。またブログを書くのがなかなか出来ず。更新しないまま時間が過ぎる毎日。フリーズした毎日が続いていました。ようやく軌道に乗り始めたのは12月という有り様。ということでマイベストは載せることは出来ず、今回はパスすることにしました。

何とか2016年は一つでも多く鑑賞出来るようにと心に誓い、また少しでも更新できるようにマイペースではありますが、頑張りたいと思います。写真はその一部です。また皆さんのところにもお邪魔させて頂き、コメントやTBも残せたらいいなあと思っています。嬉しい事が一つあります!何と昨年からシニア料金での鑑賞が出来るようになったのです。いつ行っても1100円は嬉しいですよね。でもその半面、体の調子が悪くなるというリスクもありますが。。。。あまり色々考えてもなるようにしかならないので、なるがままで行かなければ仕方ないかと思っています。

実は昨年の5月でブログを開始して10年が経ちました。なんやかんや言いながらもここまで来たのは覗いて頂いている皆さんのおかげです。今までようには行きませんが、皆さんどうぞ「銅版画制作の日々」を末永く宜しくお願い致します。ということで皆様にとって2016年が昨年以上に良い年になることをお祈りしております。

 

 

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