銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

GRINDHOUSE U.S.A.バージョン、待望の京都初公開!

2007-12-31 | 映画:ミニシアター

  

 

いよいよGRINDHOUSE U.S.A.バージョンが京都で初公開されます

 

 

今年も後数時間で終わっちゃいますね。皆さん、TB、コメント頂き有難うございました。たくさんの方にご訪問頂き、何とランキング313位に入り、です嬉しい限りでございます。まだまだ今年観た作品で、記事がかけていないものがありますので、引き続き更新してまいりたいと思います。何卒宜しくお願い致します

 

 

さて、今年公開された「デスプルーフ」と「プラネット・テラー」、デレクターズ・カットというかたちで個々に上映されました。本当は2作品合体されての作品でした。(アメリカでの上映はそのかたちである。)日本でも、東京や大阪といった主要都市ではこのUSAバージョンも上映されたようです。観る事が不可能か?と思っていたところ、京都でも上映されることになりました。場所はRCS(京都みなみ会館)です。1月3日~7日という5日間限定上映、(ちょっと短いのが残念)タランティーノやロドリゲスファンの方ぜひぜひ、京都へ足を運んでみて下さい

 

 

ということで今年最後の記事は、映画の告知をいたしました。私も早速みなみ会館に行こうと思っております。来年も映画にアート(銅版画他)などの記事を少しでも多く紹介したいと思っております。ご訪問お待ちしております(年越しそばを食べよう)

 

それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい

 

 

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THE BRAVE ONE (-_-;) ジョディ・フォスター&ニール・ジョーダン

2007-12-29 | 映画:シネコン

 犯罪被害者の気持ち・思いは同じはず。この映画では何とジョディ、最後の一線を越えてしまうことにーーー。

 

 

11月9日、MOVX京都にて鑑賞。ニール・ジョーダン監督を自ら口説き落としたジョディ・フォスターの最新作は「ブレイブワン」今回、製作総指揮と主演を兼ねている。

突然の事件によって、主人公エリカ(ジョディ・フォスター)の人生は思わぬ方向へと進む。多分犯罪に巻き込まれて、愛する人や家族を失ったら主人公の思い同様苦しむはずだ。だが、この作品のような行動に出ることが出来るか?心の中で葛藤はあっても多分出来ないだろう。(アメリカ社会では護身用に銃を持っている人が多いので、ちょっと違うかかな?)

 

 

結婚目前の幸せな2人に、ある日事件が起こる

 

STORY

 

NYでラジオ局のパーソナリティーを務めるエリカ・ベイン(ジョディ・フォスター)は婚約者ディビット・キルマーニー(ナビーン・アンドリュース)との結婚式を間近に控え、満ち足りた日々を送っていた。そんなある日、愛犬を連れて散歩に出かけた2人は、3人組の暴漢に襲われる金銭要求に始まり、殴る、蹴るの暴行口汚い言葉、その様子をビデオに撮ってはしゃぐ。彼らは容赦なく二人を殴り続けた

瀕死の重傷を負ったエリカが病院で意識を取り戻したのは、それから3週間後のことだった。ディビットの母より、彼の死を告げられる悲しみに打ちのめされるエリカ。NY市警の担当刑事が事情聴取に訪れるが、この事件に真剣に取り組もうという意思は感じられず・・・・・・・

退院しても心の傷は癒せない外出しようとしても、あの事件のことが蘇り、恐怖で足がすくむのだ

一向に進展を見せない警察の捜査、被害者へのおざなりな対応、今すぐ身を守るために確かなものが欲しい

 

そして彼女は一丁の拳銃を手に入れる。

 

 

そして最初の銃弾が放たれた

 

それは偶然入ったコンビニでの出来事。ひとりの男が自分の妻を撃ち殺すのを目撃した。その銃口は目撃したエリカに向けられた殺されてはならないと、エリカはついに引き金を引いた

この瞬間から全てが変わろうとしていたエリカの中に潜む別人が目覚めたような・・・・・

 

そして次の銃弾は?

 

それは深夜の地下鉄、車内で恐喝をするふたり組み、脅えた乗客が皆逃げ出した車両にひとり残ったエリカは、ナイフを手に近づいたふたりをためらいなく撃ち殺す現場から走り去るエリカ、自問する。あの時、あの場所から逃げる事できたのに・・・・なぜ?

 

捜査にあたったNY市警のショーン・マーサー刑事(テレンス・ハワード)は一連の事件は金品目的の犯行ではないと・・・・。それは殺されたものが、いずれも前科者であるとなどから、コンビニと地下鉄の犯人は同一人物と目星をつける

事件発生に、記者たちが押し寄せるその中にエリカの姿があった。マーサー刑事は彼女の暴行事件を聞いていた。彼女が意識不明という状態にまでなった姿を目の当たりにしていたのだ。

後日インタビューしたいと申し出るエリカの申し出に戸惑うマーサー。それがふたりの運命的な出会いとなる

 

 

 

そして三度目の引き金を引くエリカ・・・・・。

 

 

男に監禁され、〇春を強要された少女を救いだすために。「犯罪者を裁く正体不明の処〇人」 煽り立てるマスコミに、高まる世間の関心エリカの番組にも、リスナーの声が寄せられる。英雄視するもの、快哉を叫ぶもの、嫌悪感を露にするもの、自分がその犯人だと名乗りをあげるもの等・・・・・。

 

放送後、エリカは発作的に警察に駆け込んだが・・・・。無関心な対応に自首することをやめる。

なぜ、誰も気づかない?なぜ誰も自分を止めない?もう後戻りできないのか?思い悩むエリカの脳裏に、マーサーの誠実な瞳がよぎる・・・・・。

 

やり場のない怒りはいつしか、彼女を殺人者にしてしまった・・・・・。恐怖におびえながら、身を守るためとは言え、これでよかったのか?

アメリカの銃社会の状況を垣間見る問題作品だと感じる。日本も最近では、銃による事件が増えつつあるものの、アメリカほどではないが・・・・・。規制があっても現実に起こり始めているわけだから、一抹の不安はないとはいえないよね。

 

 

鬼才ニール・ジョーダン監督とジョディ・フォスター

 

 

ニール・ジョーダン監督 インタビュー

この映画で、銃文化に触れたかった。アメリカは暴力的な解決方法を選ぶ部分がある。これまでもそうだったが、イラク戦争もそのいい例だ。あれはただの復讐行動。社会的にも、政治的にも意味をなさない。復讐というものに、盲目的に味方する文化なんだ。ヨーロッパ人の僕としては理解しがたいが。

今回、ジョディとの初めての仕事は、ニール・ジョーダンにとって、実現出来て良かったそうだ。過去にある映画の企画でミーティングしたことがあるようだが、結果的に実現せず・・・・。素晴らしい才能を持った俳優なので、いつか機会があれば、一緒に仕事をしたかったと話す。彼女は自分のキャラクターはこうするべきだと決めつけることなく、僕の望むようにやってくれた。

 

キャステイングは様々な人種の方を起用していることにも、特別な意味はないと話す。アメリカではみんな敏感のようだが。僕はアメリカ人でないので、それが奇妙に感じる。ナビーン・アンドリュースはいい俳優だから起用した。彼は「ちゃんとしたアメリカ英語でセリフを言いましょうか?」と聞いてきたけれど、僕は「君の普段の話し方を変えなくてもいい」といったんだ。お国訛りを持っているのが現実。NYとはそんな街だ。テレンス・ハワードも、いい役者なので、一度仕事をしてみたかったと・・・・。

 

NYでのロケもすばらしいものだったと語る。NY市長も映画製作を誘致したがってるので、非常に協力的だったそうだ。脚本を読んだ段階で舞台はNYと決めていた。

 

これまでインディーズ系作品が主流だったニール・ジョーダン監督が大手スタジオ作品を手がけたことへの感想は特にインデーズ系とは変わりないとの答えだった。むしろ、今までこのようなジャンルの作品を作ったことがない事だけに、やりたいという気持ちがあったから、引き受けた。次回作のプロジェクトのうち、ふたつはハリウッド映画だそうで。彼のところに来る段階ですでにスタート準備が整っているのでやりやすいということだそうだ。自分で立ち上げる作品は資金集めをしたり、その他もろもろやらなければならないので、大変でも今後もその作品が面白いかどうかを判断基準で作品を選んでいくつもりだとのこと。

 

私が観たニール・ジョーダン作品代表作「クライング・ゲーム」(92)、「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」(94)、そして最近作「プルートで朝食を」(05)

 

キャスト紹介(簡単ですが・・・・)

 

ジョディ・フォスター(エリカ・ベイン/製作総指揮) 最近作「インサイド・マン」(06)「フライト・プラン」(05)等

 

テレンス・ハワード(ショーンマーサー刑事) 「クラッシュ」(04)等

 

ナビーン・アンドリュース(デイビット・キルマーニ) 「プラネット・テラーinグラインドハウス」 ロドリゲス監督のB級作品に出演していた。

 

ニッキー・カット(ビター刑事) 何と彼は「プラネット・テラーinグラインドハウス」 ロドリゲス監督作品と「デスプルーフinグラインドハウス」 タランティーノ監督作品の両作品に出演していた。

 

メアリー・スティーンバージェン(キャロル) TVと映画の両方で活躍しているベテラン女優。私が観た作品ではジョニー・デップ主演の「ギルバート・グレイプ」(93)に出演していたそうです。(記憶にない・・・・?)

 

 

ブレイブワン  公式サイト

 

追記:ニール・ジョーダン監督の言うとおり、銃社会のアメリカにとっては、やられたら、やり返すというのが、当たり前なのだ。まさに復讐での解決方法がベストなのだろうね。ヒーローものが多いのも、お国柄なのかもしれない。 

 

 

 

Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スターダスト☆ミシェル・ファイファーの魔女がいい!

2007-12-26 | 映画:シネコン

 流れに落ちたとき、運命が動きはじめる

 

11月6日、MOVX京都にて鑑賞。いやぁ~最近鑑賞中になることが多い私です。ファンタジー映画なので、楽しみにしていたのに、この有様です。でもず~と居眠りしてたわけではありませんが

 

キャストも豪華ですロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、クレア・デインズ・・・。そういえば、ミシェル・ファイファーは悪役が続いていますね。「ヘアスプレー」でも主人公をいじめるおばさんでした。今回は魔女役、醜く変貌するシーンもなかなか彼女はこの作品でもインパクトがありました。

 

さてどんなお話か?

ウォール村に住む青年トリスタン(チャーリー・コックス)は、村一番の美女ヴィクトリアに恋をした。だが彼女には恋人がいる。ある夜、なんとかヴィクトリアを外に誘い出すものの、彼女は心を許してくれない。その時、流れ星が現れ、それを見たトリスタンは、落ちた星を愛の証としてプレゼントすると約束する…。かくして落ちた場所に到着したトリスタンだが、そこには一人の美しい女性(クレア・デインズ)が。何と流れ星は、美女に姿を変えたていたのだった!同じ頃、魔女の3姉妹も流れ星を見て大喜び。永遠の若さをもたらす流れ星を400年間も待ち続けていたのだ。魔法のお告げが示す場所へと急ぐ魔女。流れ星が落ちてきたのには理由があった。ストームホールド王(ピーター・オトゥール)が息を引き取る瞬間、後継者の証であるルビーのネックレスが夜空へ舞い上がり、遥かな空間できらめく星を弾き飛ばしたのだ。それは、王位継承を狙う3人の王子による、ルビー争奪戦の幕開けを意味していた…。

 

流れ星が落ちた場所は、何と“人間界の壁の向う” ウォール村の人たちが見たことのない魔法の国なのだ実は、昔トリスタンの父もこの壁を越えたことがあった。そこで運命の女性と出会い・・・・恋に落ち、トリスタンが生まれたといういきさつがあった。そしてそのトリスタンも、に導かれて、この壁を越えてしまうのだ。

 

 

豪華俳優陣が、ユニークなキャラクターを演じるファンタジー超大作。主役のトリスタンを演じるのは、売り出し中の俳優チャーリー・コックス。頼りない田舎の青年が、壮大な冒険を通してセクシーでカッコいい男になる変身ぶりは楽しみのひとつ。地に落ちた流れ星という特異な役を演じたクレア・デインズ、何としても若さを取り戻したい邪悪な魔女にミシェル・ファイファー、そして茶目っ気たっぷりの空飛ぶ海賊に扮したロバート・デ・ニーロと、共演陣もファンタジー世界の住人を楽しそうにイキイキと演じている。随所に施されたシニカルな笑いが、ファンタジーに大人向けのスパイスをプラス。また壮大な物語を128分に圧縮してあるので、ストーリーと場面展開が早く、飽きさせない。 (goo映画より抜粋)

 

 

クレア・デインズはあのリチャード・ギアと「消えた天使」で共演した女優さんだった。まったくキャラが違うのでわからなかったあのときの彼女はもっと大人の女性ってイメージだった。

 

 

ピーター・オトゥールを久々にスクリーンで見ました。かなりお年がいかれたようなでも結構様々な作品で活躍しておられるようですね。最近作「ヴィーナス」では主役でした。この作品は未見ですが・・・・。

 

そしてこの作品の原作者、ニール・ゲイマンとは・・・・・?

 ニール・ゲイマンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化したファンタジー超大作。越えてはならない壁の向こうに落ちた流れ星を探すため、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年の冒険を描く。監督は『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン。

 

 原作者ニール・ゲイマンを有名にしたコミック「サンドマン」は89年に刊行開始したいわばUKニューウェーブのコミック版。黒Tシャツ黒スリムジーンズの痩せた青年ドリーム(夢)、その姉のパンク娘デス(死)、その下の両性具有のデリリウム(欲望)など人の姿をした概念たちがさまざまな時代の人間世界を歩く連作で、コミック史上初の世界幻想文学大賞を受賞。ゲイマン本人も今も黒装束で、彼のコミックも小説も黒装束が似合うダーク・ファンタジーが本流だ。  が、「スターダスト」はゲイマン作品としては異色となる魔女、一角獣、王子といった古典的要素で描かれた王道ファンタジー。とはいえ、死んだ王子の亡霊達のブラックなジョークなど英国製風味は濃厚。美術はチャールズ・ベスの原作イラストの雰囲気を踏襲、魔法の市場の怪しい雑踏や、少女の姿をした流れ星の衣の鈍い光沢などが眼に楽しい。これまでのゲイマン原作TV「ネバーウェア」、原作映画「ミラーマスク」で気になった低予算映画臭さがまったくないのは大きな変化だ。  本作で製作に参加したゲイマンはさらに映画に接近し、ロバート・ゼメキスの叙事詩映画「ベオウルフ」に脚本と製作総指揮で参加、そして先述の自作コミック「デス」を遂に自らの手で監督すると発表した。ゲイマンは映画で何をしようとしているのか。それを解明するためには本作を見ておく必要がある。(平沢薫)(eiga.com)

 

これを読むと、かなり内容の濃い作品ということですね。ニール・ゲイマンはイギリスの文学界のなかでも権威のあるヒューゴ賞という3度も受賞したベストセラー作家だそうです。まったく知らなかっただけに、びっくりです。になったことを悔やむばかりです。DVDでもう一度鑑賞しようかな

 

スターダスト公式サイトです

 

 

 

Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツクリスマスマーケット2007大阪

2007-12-25 | その他

 

またやって来ましたねクリスマスが・・・・・皆さんにとってどのような一年でしたか?

映画三昧の一年となった私ですが。銅版画作品やアート情報も忘れず記事にしたいと思っています

 

ただ今、大阪梅田スカイビルの屋外で、ドイツクリスマスマーケット2007というイベントが行われています。ドイツにちなんだお店や何と150年前に作られたメリーゴーランドもあります。先日仕事で利用者さんと出かけて来ました。土・日・祝日はコンサートもあるそうです。また巨大も飾られています。さんも登場するとか・・・・・。

そしてこのスカイビルにある空中庭園もクリスマスモードで、なかなかです。ぜひお時間のある方、行ってみて下さいね

 

梅田スカイビル詳細はこちらから

 

 

 

Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彦根城へ‥‥。

2007-12-24 | お出かけ

今日はのち、仕事で利用者さんと彦根城へ行きました。彦根城でキャラクターのひこにゃんが登場するという事だったので、天守前広場まで登ろうとしたところ、石段が険しく大変途中戻ろうと思いましたが‥‥。半分以上来たので頑張って登ってもらいました。登りきると、お城の前は黒山の人だかり噂のひこにゃんが登場していました。カメラでパチパチ!!かなりの人気です私も携帯ですが、ひこにゃんの写真を撮ってみました。さて上手く送れるか?

ひこにゃん問題は解決されたようですね引き続き彦根市のキャラクターとして活動するそうです。

 

追記:何とひこにゃんの歌もあるようです。お土産店から“ひこにゃん~にゃ~ん♪”と音楽が流れていました

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グッド・シェパード

2007-12-22 | 映画:シネコン

 

 

この男がいたからCIAは生まれた。

 

創設当初はわずか17、8人でスタートし、いまや2万9千人を擁するまでに成長した、世界最高の諜報機関であるCIA

 

正確な時代考証に基づき、CIA誕生秘話と冷戦時代のスパイ活動にまつわる興味深い史実を単なる再現の域を越え歴史の裏側の真実に光を当てながら、壮大なスケールの格調高い人間ドラマとして描かれている。

 

「ブロンクス物語/愛につつまれた街」以来13年ぶりにメガホンを執ったロバート・デ・ニーロ監督2作目となる人間ドラマ。製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラほか一流スタッフが結集、仕事と家族の狭間で揺れる主人公の葛藤を軸にCIA誕生秘話を壮大なスケールで描く。主演は「ボーン・アイデンティティー」のマット・デイモン。共演に「Mr.&Mrs. スミス」のアンジェリーナ・ジョリー。


 

STORY

 

第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワードは、FBIとの接触やサリヴァン将軍からスカウトされたことを機に、国の諜報活動に従事していく。また一方、耳の不自由な女性ローラと運命的な出会いを果たすが、友人の妹クローバーを妊娠させたことから彼女と結婚する人生を選ぶことに。しかし、ほどなく戦略事務局(OSS)の一員としてロンドンへ発ち、クローバーとは疎遠状態になってしまう。1946年、エドワードは久しぶりに家族のもとへ戻り、息子と初めて対面、改めて幸せな家族を築くことを誓うのだった。だが時は冷戦時代、OSSの流れを汲んで創設されたCIAで働き始めたエドワードは仕事に没頭し、家庭との溝がますます深まっていく。やがて、成長した息子もCIAに。そして61年、CIAを揺るがす大事件が発生する…。
(allcinemaより)

 

上映時間何と167分です。2時間47分・・・・・。「インランド・エンパイア」の3時間よりちょっとだけ短いだけですね。ノンフィクション的なフィクションものなので、重厚な作品ですね。でも鑑賞して随分時間が経ったこともあり、記憶が薄れてきておりました。淡々としたテンポでお話は進むので、印象深いところが、あまり多くなかったたからでしょうか。ただエドワードの恩師役 マイケル・ガンボンの死殺されるシーンは脳裏に焼きついています。何故か? 妻クローバー(アンジェリーナ・ジョリー)は心が離れていく夫への寂しい思いを痛切に演じている姿も印象的でした。

 

案の定、途中でとなってしまい・・・・・。メリハリがあれば、もう少し頑張って観れたかな

 

しかし豪華キャスト&スタッフでしたね。製作総指揮は「ゴッド・ファーザー」のフランシス・F・コッポラ、脚本は「フォレスト・ガンブ/一期一会」のエリック・ロス、脇を固める俳優さんも、アレック・ボールドウィン、ウイリアム・ハート、マイケル・ガンボンと凄い顔ぶれです。

 

※ウイリアム・ハートといえば、「蜘蛛女のキス」を思い出しますね。いまだに印象が深いです。

 

8月8日(水)、10月公開 『グッド・シェパード』 のPRで監督・製作・出演のロバート・デ・ニーロ氏( 63 歳)が9年ぶり7度目の来日をされ、六本木、東京ミッドタウン・ホールにて記者会見が行われたそうです。

 

主役のエドワードには、3,4人の候補があったそうです。なんとデカプリオもそのひとりだったそうですが、かなり忙しいこともあって待てなかったとのこと。「ディパーテッド」終了直後なのに、マット・ディモンが快く引き受けてくれたそうです。(ギャラも低くかったらしいです。)

そして何と実際のCIAの協力も得られたそうです。 30年勤務していたテクニカルアドバイザーが助けてくれたということで、まさに超リアルな作品に仕上がっているのですね。

 

綿密に再現された作品でしたが、やはり観るには少々しんどい作品でした。娯楽作品ではないので、仕方ないですが

 

 

グッド・シェパード 公式サイトです

 

CIAとは アメリカ中央情報局の名称です。詳細はこちらから

 

追記:11月2日、「過去のない男」鑑賞後、東宝シネマ二条にて鑑賞しました。 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去のない男(-_-;)アキ・カウリスマキ監督作品

2007-12-19 | 映画:ミニシアター

 

「街のあかり」を観てから、アキ・カウリスマキ監督作品に、はまりつつある私です。といってもこの作品で三作目の鑑賞ですが・・・・・。

11月2日、京都シネマにて鑑賞しました。10月27日~11月2日までの一週間限定上映ということで、これはぜひ観なくてはと、最終日に行ってきました。2002年カンヌ国際映画祭で、グランプリを受賞主演女優賞・パルム・ドッグ賞。そしてアカデミー賞外国映画賞ノミネート。この他様々な賞を受賞しています。

 

過去のすべてを失う・・・・。

 

彼(マルック・ベルトク)は夜汽車に乗ってやって来た。そして着いたのはヘルシンキの街。たどり着いた途端、公園で暴漢に襲われ、身ぐるみ剥がされたうえ瀕死の重傷財布は空に、身分証明書はゴミ箱にポイッなんて感じ・・・・・。血まみれ状態で、何とか駅までたどり着くが、意識を失っちゃう。(何て酷い話だ)お話は淡々と進んでいく。アキ・カウリスマキの独特のテンポだ。むちゃくちゃえげつない話なのに不思議とこのテンポが合っているだよね。

 

セリフは少ないです。でも映像だけでよく分かります。そして男は深夜の救急病院に運ばれます。全身包帯を巻かれているのです脈拍は弱り、やがて心電図は死亡をを伝える午前5時12分、名前も分からぬまま男は死亡宣告を受けるのです

ところが、医師がいなくなった病室で男の意識は突然戻る

 

どん底の人生から、再生と希望の道へ

どのようにして、たどり着いたのか?港のそばの岸辺に倒れていた男港のコンテナに住む一家に助けられた

 

 

何とかスープを口にするほどまでに回復する男。しかし過去の記憶がすべてなくなっていた

 

かっての仕事も、住んでいたところも、自分の名前すらも・・・・・・・。そんなことは関係なくコンテナの住人たちの生活は淡々と過ぎていく。慎ましやかな生活に、いつしか男も馴染んでいく。


 

金曜日。この場所で暮す人にとっては特別の日だった。救世軍の計らいで、スープがふるまわれるからである。コンテナの住人ニーミネン(ユハ二・ニエメラ)はお洒落をして男を連れ出す。牧歌的な曲の演奏の元、多くの人々にスープが施される。そこで男は、スープを取り分ける救世軍の女イルマ(カティ・オウティネン)と運命的な出会いをする

 

 

ニーミネンは男をカフェに誘う。金曜日は給料日でもあった。妻に内緒でを楽しむ事が出来るのだ。男はアルコールが飲めるか?もわからなかった。覚えているのは列車に乗ってこの街にたどり着いたことだけ・・・・・。

そんな男にニーミネンは「人生は後ろには進まない」と進言する。

 

一方、イルマの生活もいつものように進んでいく。深夜の帰宅後、いつものナイトウェアに着替え、ベッドに入るとお気に入りのロック音楽♪を聴くというものだ。

彼女に限らず、そこに住む人々の生活そのものだ。

 

ある日、このコンテナを管理する警備員アンティラ(サカリ・クオスマネン)がやって来る。彼は極秘で人々に法外な家賃でコンテナを貸して、私腹を肥やしていた。逆らうとその場所で暮せないため、皆渋々従っているわけだった。

そのアンティラは男に目をつけた崩れかかったコンテナを週払いの家賃で貸す。やがてそのは周りの人々の好意で居心地のいいにと変わっていく。

の前にはじゃがいも畑、拾われたジュークボックスからは素敵な♪がそして周りには多くの友人が!

 

家賃の支払日が迫っていた男は洗濯したを着て、職安へ・・・・。しかし申請書に社会保障番号も、誕生日も、そして何よりも自分の名前を書けない男は、職員から受付を拒否される。疲れ果てた男は一軒のカフェへたどり着く。ポケットには出がらしのティーバック。お湯だけもらい香りも失せたお茶を飲む。そんな男に店主は残り物であつらえた食事を提供する。人の暖かさに触れた男はその足で、救世軍の事務所へ・・・・・。着替えの準備をしてくれるとイルマから聞いていた。

 

 

イルマは男のために を用意、身の上を知った彼女は救世軍の仕事を斡旋する。給料前に、支払い期日がやって来てしまった。支払えない男に腹を立てたアンティラは出張中の見張りの代理にハンニバル(タハティ)というを置いていく。獰猛な犬だと説明する横でハンニバルはまるで自分ののようにすっかりくつろいでいた。

 

はじめてのくちづけ

 

イルマに密かな思いを寄せる男終業時間を見計らって彼女を待つ。まで送り届ける。はじめてのくちづけ別の日、に招待した男は手料理をふるまう。まるでずっと愛し合っていたのように抱き合うのだ

 

救世軍の聖歌隊への曲のアドバイスをした男の案によって、親睦会のコンサートは大盛況 とうとう彼が企画した救世軍主催のロックコンサートも日に日に行動的になっていく男がイルマには誇らしかった

 

ある銀行強盗の人生

 

 

ある日港で、溶接工の仕事を見かけた男は自然に道具を手にして、見事な仕事ぶりを見せる腕を見込んだ上司は彼を雇うと話す。振込み口座を開くように促す。しかし銀行に出向いた男はまたもや事件に巻き込まれる。銀行強盗に遭遇したのだ。リストラでひとりしかいない行員とともに金庫に閉じ込められることに・・・・・。強盗は自分の口座が凍結されたために、押し入ったのだ。預金していた金額だけ取って出て行く

 

名前も言えない男は警察に収監されてしまい、開放されずイルマに助けを求め、救世軍の弁護士によってやっと開放されることに。

帰り道、男の後を追ってきた人物がいた。それはあの銀行強盗の男だった。頼みがあるという。土木工事の会社の社長だった男は設備投資したものの、バブルがはじけ機械を銀行に買いたたかれた。口座凍結のため、従業員に給料が払えず、やむなく強盗することに・・・・・。追われる身となった男は元社員に支払うことは出来ないので、届けて欲しいと頼む男は快く引き受ける。

 

過去を取り戻し、過去を手放す

 

この事件で、彼の身元情報が次第に分かり始める。警察の元に、男の妻から情報提供が寄せられたのだ。そして彼の名前がやっと明かされる。

彼の名前はヤアッコ・アンテロ・ルヤネン。ヌルメス出身の板金工だという。駆けつけたイルマは男と抱き合う。しかし妻のある彼に、帰るように促すしかなかった彼に夜食を渡す、列車に乗り込む男は「俺を忘れるか」と聞かれる。「初恋の人だもの」と告白するのだった。

 

さてこの後の結末は??

 

過去を失ったことで、新しい人生が始まろうとしていた。過去に訣別するような感じでラストを迎える。

 

救世軍のマネージャーでバンドヴォーカリストのおばさんの歌声もです。

 

ハンニバル役の犬はタハティ、彼女の両親もアキ・カウリスマキ作品の作品に登場しているそうだ。作品にはよく犬が登場する。

 

登場する男女は確かに単純さがある。なるほど、そしてプラトニック的愛そしてメロドラマ的なカップルの延長と・・・・・。

そしてこの背後には、社会的なテーマも。フィンランドの失業率の実態、政治的不審をストレートにぶちまけている。強盗、暴漢、冷淡なお役所仕事、威張る警官など・・・・。社会の負の象徴が確かに現れている。でも少なくとも、希望がまったくないというわけではない。小さくても、密やかな幸せの希望が見えている。それが救いかもしれないと感じる。

 

過去のない男公式サイト 

 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローグアサシン☆★ジェイソンVSジェット!

2007-12-17 | 映画:シネコン

 

ジェイソン・ステイサムVSジェット・リーという当代を代表するアクションスターの二人が直接対決するアクション作品。

 

10月31日、「大統領暗殺」鑑賞後で移動。MOVX京都にて観ました。ジェット・リーは実は名前しか知らず彼の作品は未見です。中国ではトップスターらしいですね。そのジェットが、あのジェイソンとの共演が実現したということで、かなり話題となったようです。

 

ジェイソン・ステイサムの作品は「トランスポーター2」以降、「カオス」、「アドレナリン」と鑑賞。あの独特な声と話し方が印象深い俳優です。どれをとっても、ジェイソンと感じてしまうのは、何故なのか?とにかくすべてジェイソン・ステイサムなんです。切っても、切っても、金太郎飴のようないい意味でも、悪い意味でも、彼のキャラが凄く強く出ているように思うのです。

 

さてお話は・・・・・・。

サンフランシスコで伝説の殺し屋・ローグを追っていたFBI捜査官のジョン(ジェイソン・ステイサム)とトム。しかしある日、トムが彼の家族共々惨殺されてしまう。現場に駆けつけたジョンはローグ(ジェット・リー)が常用する弾の薬莢を発見。ローグの仕業だと直感し、復讐を誓う。その3年後、中国マフィアとヤクザの抗争にローグが姿を現した。ヤクザを次々と殺害し、その場を立ち去るローグ。そしてジョンは再び、現場であの薬莢を発見し……。

 

片や裏切りに生きる寡黙な殺し屋、片や復讐に燃えるFBI捜査官という対照的なキャラクターに扮し、ストーリー上で、そしてアクションシーンで激突していく。2人の戦いはアクション作品ファンならずとも心が躍るはずだ。また殺し屋ローグの謎をサスペンスタッチで描いていくのも本作の見どころの1つで、終盤には驚きの展開が待っている。ヤクザの組長として石橋凌、その子分としてケイン・コスギも出演しており、それぞれ単独でのジェット・リーと戦う場面も。日本のファンにはこちらも見逃せないシーンになるだろう。(goo映画より)

 

驚きの展開は本当にでした。まさかこの人が悪い奴とは思わなかった。それはジェイソン・ステイサムなんですがまるで「カオス」の時のような展開に近いのかな?そしてローグの正体もえぇ~~とびっくり。まさか

 

脇を固める俳優陣も、結構豪華あの「ラスト・エンペラー」の主役を演じたジョン・ローン、端整なお顔だったので、印象深い。でもお年をとられて、ちょっと感じが変わられてしまいました。石橋凌にケイン・コスギ、日本の俳優陣も頑張っているのは印象的でした。

 

ところで、ちょっと気になったのは「シン・シティ」で活躍したデヴォン・青木の日本語の吹替えなんですが・・・・。あの吹替えが不自然で、口の動きとまるで合っていなかった。出来れば、たどたどしくても彼女に日本語で話してもらう方がいいように思いました。

 

なんて好きな事を書きましたが・・・・・。全体の感想はちょっと何でもありって感じで、それがいいのか?悪いのか?分かりませんが。B級的な要素を感じます。でもB級なものとして作られた作品ではないので。キャストが豪華なわりには、今ひとつって感じのする作品でした。せっかくいい役者さんがいっぱい出演しているのに。中途半端なのでしょうかね?

 

 

Rouge Assassin 公式サイト

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大統領暗殺(:_;)Death of a Presidennt

2007-12-13 | 映画:シネコン

 

2007年10月19日、アメリカ中部時間20時13分。ブッシュ大統領暗殺

その時、世界は試される。

 

10月31日、東宝シネマ二条にて鑑賞。ブッシュ大統領は死んでいないが、もしブッシュ大統領が暗殺されたら、どうなるか?というかなり大胆な設定。

 

あの9・11同時多発テロ事件とそれに伴う「反テロ戦争」を推し進めてきたジョージ・W・ブッシュその人が、泥沼化するイラク情勢などへの批判や怒り高まるアメリカ国内で銃弾に倒れたとすれば?

 

そんな大胆な設定に基づいた映画「大統領暗殺」は極めてユニークな手法を駆使して撮影された前代見聞の衝撃作だ。昨年9月に行われたトロント国際映画祭において最も注目され、作品の賛否両論が巻き起こる中、国際評論家賞を受賞した全米では500館以上での公開が予定されていたが、圧力によって91館での限定上映となる。(内容が内容だけに、やはり・・・・

 

イタリアでは、公開初日が元首相アルド・モーロが1978年に誘拐された日(後に死体で発見)だったこともあり、劇場の30%が上映を辞退するなど・・・・世界各国で物議をかもしている。

 

何故ブッシュ大統領が暗殺されたのか。そのときアメリカはどう動き、そして世界どう変わるのか?

 

野心的な問題定義と斬新なエンタティメント性を共存させる稀有な作品「大統領暗殺」から見えてくる、私たちが生きる世界の現在と未来とは???

 

事実とは違うのだが、まるで本当のように感じた。映像の中には本物のブッシュ大統領の姿も映し出され、物語はまるで繋がっているようかのように見える。撮影と編集のやり方が上手いのかも。

 

クリックしてね

このシーンは撃たれた直前のシーンだったような?

さてどんなストーリーなのか?

 

2007年10月19日、アメリカ合衆国第43代目大統領ジョージ・W・ブッシュを乗せた専用機は緊迫した雰囲気に包まれたシカゴに降り立つ。その日、シカゴ経済クラブでの演説が予定されていたシェラトン・ホテルまでの沿道は一万人を超える抗議団体であふれかえっていた。デモ隊は解決の見えないイラク派兵、さらには北朝鮮やイランへと問題が波及する現状に、反ブッシュが訴えるプラカードを揚げ、シュプレヒコールや罵声を浴びせかけていた

 

デモ隊と警官の間では暴力的な衝突が起こる最中、大統領を乗せたリムジンは何とかホテルに到着。大統領は「今日は風の強い日だ」などとお得意のとぼけたジョーク始まる演説を快調に進める。場内で喝采

 

そんな一方、外ではデモ隊がさらに数を増やして、大統領を待ち受けていた演説を終えた大統領はホテルの外で人々と握手を交わす。そしてその後リムジンに乗り込もうとした瞬間、二発の銃弾が大統領に向かって放たれた

 

崩れ落ちる大統領に騒然とする現場合衆国大統領狙撃の一報は、瞬く間に臨時ニュースとして、TV画面などを通して全米、さらには世界各地に広がった

 

大統領は病院に運ばれ大動脈修復手術を受けたが、医師団の必死の努力も空しく、駆けつけた夫人と関係者に見守られながら死去する。このことは世界に衝撃を与える

 

本人がこの映画で、この場面を見たら、やっぱり気分よくないだろうね。

 

犯人探しに警察とFBIは総力をあげて捜査を開始するが、目撃証言を重視しすぎて、半日で、300人以上の人たちが拘留される始末

やがて少しずつ有力な情報が入り、容疑者は数人に絞られる。以下の人たち。それぞれ動機があり、事件当日現場付近で目撃されている。

 

〇過激派のデモ隊のリーダー

◎イラク戦争復員兵

〇イスラム教徒

 

ところが、犯人として逮捕されたのは、シリア人のコンピューター技術者だった 狙撃したと思われる部屋にかすかな指紋と容疑者の衣服の硝煙反応が・・・・・。そして決定的な証拠?となったのはアフガニスタンのタリバーンの訓練キャンプに参加したという事実だった。

 

規定どおり、チェイニー副大統領が大統領に就任。そして、そのチェイニーさんはこの事件をきっかけに、シリア侵攻を画策し始める

 

容疑者の妻の訴えや現場の鑑識官の疑念をよそに。第一審は有罪判決を下し、事件は幕が引かれようとしていた。

 

ところが、この判決を翻する小さな記事が新聞の片隅に・・・・・。それは新たな真犯人の存在を告げるものであった

 

 

 監督・脚本・製作 ガブリエル・レンジ

 

イギリス、チェスター生まれ、ブリストル大学医学部で学んだ後、カーディフ大学・大学院でジャーナリズムを専攻。イギリスのテレビでドラマ・ドキュメンタリーを監督する。本作で、トロント国際映画祭で国際評論家賞を受賞

 

本作については、様々な人が賛否両論の意見を述べている。

 

卑劣で言語道断そんな恐ろしい話で利益を得ようとしている人にうんざりします。


                              ヒラリー・クリントン上院議員

 

痛烈にして鮮やか!完璧な信憑性を持っている


             米タイム・アウト誌

 

観客にパンチを浴びせ、仰天させる。ブッシュ政権、そしてメディアの役割に対して、重大な疑問を見事に投げかけている。


                       英ガーディア紙

 

もし彼の家族だったら、非常に辛いだろう。彼がやったことが正しいか正しくないかは別として、世界で最も大変な仕事かもしれないアメリカ大統領を思いやるべきだ。

                            ケビン・コスナー(映画「JFK」主演)

 

ということで、それぞれの意見、それなりに納得できるような気もするが。監督自身、ブッシュ批判のために製作したわけではないと語る。9・11のテロ事件以降、我々全員に影響してきた厳粛な問題を扱う真剣な映画になっていると。“もし~だったら、どうなるか?”という仮説に基づき、未来のレンズを通して現実を見つめなおす手法としては非常に新鮮でパワフルだ

 

過去にもアメリカ大統領の何人かは、暗殺されている。その事実を考えると、決してとんでもない発想とはいえない。確かに大胆な設定かもしれないが、今後そのような事態が起こる可能性はあるかもしれない。ましてや、イラクへの派兵によってテロ戦争を起こしているわけだから、彼を恨む敵も多いはず

 

それにしても、レンジ監督、凄い映画を作ったと思う心の中で思っていても、なかなか行動にはうつせない。ましてや、メディアを揺るがすなんて・・・・・。やはり大胆な設定だと改めて思った。

 

さてブッシュ大統領の胸中は?ホワイトハウスのスポークスマンから“コメントするに値しない”と言うコメントをもらったらしい。多分本人のコメントだろう。怒っておられるようですねそりゃ気分悪いだろうね。自分を否定されたとお怒りでしょうね。

 

映画「大統領暗殺」公式サイト

 

 

追記:何故?2007年10月19日なのか・・・・・これは勘に近いものなのだそうだ。ある未来の日付を想定しつつ、かつ自分たちが想像できる範囲の未来にしたかったという。2007年10月19日くらいであれば、イラク情勢も北朝鮮問題もあまり変わっていないと思ったから。

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クワイエットルームにようこそ(-_-)zzz

2007-12-09 | 映画:シネコン

 

Welcome to The Quiet Room ようこそ、この世界の果てのワンダーランドへ

 

10月30日、MOVX京都にて鑑賞。あの「大人計画」の主宰者、松尾スズキが、原作・脚本・監督を手がけた作品「クワイエットルームにようこそ」、主役には9年ぶりの長編映画に体当たりで挑む内田有紀。久しぶりに観る彼女は、ブランクを感じさせない。

松尾スズキといえば、最近観たのは「図鑑に載っていない虫」。役者として登場していたが・・・・・。今ひとつインパクトなかったな。

 

何とこの作品は、第134回の芥川賞候補にもなった同名原作だそうで、いやぁ~凄い人だね。あらゆる分野での活躍に驚く。まさに鬼才松尾スズキと言える

 

今の時代、心病んだ人が多い。まさにストレスは本当に人の心をする傾向が増えている。それは人間関係や複雑な仕事社会など、色々だろうと思う。私の知り合いの方の中にもそういう病で悩み続けている。

 

そういう意味で、まさに現代社会をモチーフに取り上げた興味深い作品といえるだろう。

 

STORY

 

主人公佐倉明日香(内田有紀)はフリーライター、目が醒めると白い部屋の中にひとりいた何と手足、体が〇束されていて、身動きできない状態だ。女性の叫び声も

聞こえている?そして誰かに監視されている気配もドアが開き、ナースの江口(りょう)が入ってきた。彼女の話によると、“3日前アルコールと睡眠薬の取りすぎで、自宅で昏睡状態に陥った。同居人に発見され、この女子の閉鎖病棟に運ばれた。

丸2日間、目が醒めなかった”と説明を受ける。原稿の締め切りがある明日香は、今すぐ退院したいと訴えるが・・・・。保護者と担当医の同意がないと無理だと言われる“早期退院だと、自〇を繰り返す可能性も、そうなると、病院の責任になるから”とクールに答えて江口は去っていく。

 

自〇なんかじゃないと切れ気味の明日香、面会に来た同棲相手の放送作家鉄雄(宮藤官九郎)は「胃洗浄で、出てきた薬の量が多いため、内科から精神科に運ばれた」と言い訳し、「死ななくて良かった!」と号泣

 

差し入れに、ラジカセ、ゲーム機、・・・・色々あったが、許可されたものは漫画本のみ。

 

ナースの山本は、明日香に流動食を持ってきた。彼女は鉄雄の構成する番組のファンだということで・・・・。明日香には優しく接してくれるトイレが見えるところで、食事が取れないと、明日香は訴える。山本は快くこのクワイエットルームから連れ出してくれたそして患者たちを紹介して行く。

 

ここには個性ぞろいの患者がたくさんいた。

 

①一日2万円の個室に5年いる、ブルジョアの20歳のサエ(高橋真唯)、何と体重は35キロピアノが上手い。

 

②自分の髪の毛をライターで燃やしたチリチリ(馬渕えりか)

 

③勝手に退院しようとする姿の金原(筒井真理子)

 

④派手な格好をして煙草を吸う西野(大竹しのぶ)

 

⑤「今日は外泊し、近々退院する」と言う栗田(中村優子)、彼女も明日香のようにOD(オーバードーズ)で一週間前に入院したという。

⑥食べたくても食べられないと話すミキ(蒼井優)

明日香が入れられていたのは、保護室らしい。別名“クワイエットルーム”と呼んでいるそうだ。何でも人に迷惑をかけたり、自分の命を粗末にするダメな人を閉じ込める部屋だとミキは教えてくれる。

 

院内からを使うことは禁止。外部との連絡は公衆電話だが、テレカがないと使えないテレカやそれ以外のものも面倒な手続きが必要で、すぐ手に入らないのだケンカ腰の明日香に江口は「規則はあなたたちを守るためにある」と動じない。

 

とんでもないところに隔離された明日香

 

外出許可が取り消されたチリチリが、江口を殴るチリチリは江口に鎮静剤を打たれ、“クワイエットルーム”送りに・・・・・。その日から、明日香は栗田と相部屋になる。

喫煙室で、明日香は西野から煙草とテレかを買うことに。聞き上手の西野は「何でODやったの?」とふられ、、明日香は過去を振り返る。

明日、退院となった栗田は、明日香にサエの事を頼む。サエが両親から送られた100ピースのジグソーパズルを一緒に完成させて欲しいというものだった。完成すれば、食事を完食するという約束だった。

 

西野の過去は? 栗田の話によると、彼女は元AV女優、20代でデビューしたが、覚〇剤で逮捕。その後整形して30代で再デビュー。現在は過食嘔吐を繰り返している。

いよいよ、栗田の退院日、ナースや患者からの寄せ書きで、卒業式のように退院

ある日、西野は明日香に13000円のツケを払うように嫌味を言い出す

色々なことが起きるこの閉鎖病棟、さてさて明日香はここを退院できるのか

 

明日香の勇気ある行動で、患者たちは元気になる。江口や婦長が凹まされる病棟の人気者となった明日香はダンス・リクリェーションに参加。「恋のフーガ」を踊る

最初は落ち込んでいた明日香だったが、次第に生まれ変わろうとしていた

そんな時、トイレで嘔吐をする音が聞こえた。西野だと思い、支払いの遅れを謝罪しょうとすると、出てきたのは、西野ではなく、ミキであったショックを受ける明日香。そしてそのショックに追い討ちをかける出来事が部屋で・・・・・

 

 

 放送作家で明日香の同棲相手 鉄雄役

     宮藤官九郎・・・・松尾スズキ主宰の「大人計画」に参加、舞台の活動と併せて、様々な分野で活躍

 

拒食症のミキ役


蒼井優・・・・・映画「フラガール」、「虹の女神」などの映画で活躍。演技力抜群の若手女優。「フラガール」では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞にいた。

 

ステンレスの心を持つ冷酷 ナース江口役


りょう・・・・・モデルとして、CMや雑誌で活躍。ドラマなどにも出演。「双生児」(99年 塚本晋也監督)で女優デビュー。

 

鉄雄の子分、能天気なパンクスのコモノ役


妻夫木聡・・・・・最もブレイク中の若手俳優、「涙そうそう」、「どろろ」等で活躍。そういえば、寺島しのぶ主演の「やわらかい生活」にも出演していた!

 

元AV女優・過食症の患者・西野役


大竹しのぶ・・・・・映画・テレビで大活躍女優、舞台では「ヘレン・ケラー」のサリバン役が印象深い。天性の才能での素晴らしい演技は、目を見張るものがある。

 

 

 

脚本・監督・原作 松尾スズキ・・・・・俳優としての松尾スズキよりも、戯曲、エッセイ、小説というジャンルでの活躍が凄い。演劇人として、文化人として、今最も熱い注目を浴びている。

 

 

 仕事も恋愛もうまくいかないフリーライターの明日香役 

内田有紀・・・・・ユニチカキャンペンガールに選ばれ、一躍注目を浴びる。テレビ、映画などで活躍。しばらく休止していたが、本作で9年ぶりに主演を務める事に・・・・。

 

松尾監督・・・・・限定された場で、登場人物すべてに物語がある群像劇を撮りたかった。小説は明日香の目線で語られているそうだが、一人称で描くのは難しいことがあり、登場人物がいっぱい出てくる群像劇にしたそうだ。

 

そういえば、「キサラギ」も似たようなやり方だったよね。登場人物は限られていたけど・・・・。

 

クワイエットルームというものが、多分精神病院や他の施設にでもある?というのは聞いたことがあるような気がする。本当の実態は分からないけど・・・・・。随分前の施設なら、そんなことは当たり前だったはず。今や人権問題などが厳しくなり、そのような〇束問題の実態が明るみになれば、大変なことになるはずだあえてそんな閉鎖病棟に着目したのは何なのだろう?そんなことが頭の中をよぎりながら、この映画を観た。

 

クワイエットルームにようこそ 作品紹介&公式サイトへのリンクもこちらから

 

 

 

 

Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする