銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2009)

2009-09-29 | 映画:シネコン

アメリカを守る正義か。
                 人々を救う正義か。

原題:CROSSING OVER

東宝シネマズ二条にて・・・。今回はポイントにて鑑賞しました。
ハリソン・フォードがメジャースタジオ以外の映画に出演するのは初めてらしいです。出演理由は彼がこの脚本の完成度とこの作品のテーマ性に惚れ込んだことだそうで・・・。何と低予算でも快くOKしたようです。インディ・ジョーンズシリーズとは180度かけ離れた作品だと言うハリソンさん。今までとは違った役柄を演じることで、新たな可能性が得られたことを自分でも嬉しいと感じていると話しています。

さてハリソンさんが惚れ込んだという作品とはどんなお話なのか?
(allcinemaさんから抜粋させて頂きました)

ロサンジェルスでICEの捜査官として働くマックス(ハリソン・フォード)は、密入国や不法就労者の取り締りに当たりながらも彼らにしばしば同情的で、同僚からも呆れられるほど誠実な男。そんなある日、メキシコ人女性ミレヤ(アリシー・ブラガ)が不法就労者の一斉摘発で捕まり、アメリカ生まれの幼い息子ホアンを残して強制退去に。それに心を痛めたマックスは、ホアンを捜し出してミレヤの実家まで送り届けるが…。女優を目指すオーストラリア出身のクレア(アリス・イヴ)は、グリーンカードの判定官コール(レイ・リオッタ)と出会い、ある提案を持ちかけられ…。バングラデシュ出身の高校生タズリマ(サマー・ビシル)は、9.11についての発言が問題視されICEとFBIの強制捜査を受けてしまい…。ある日、マックスの相棒でイラン出身の捜査官ハミード(クリフ・カーティス)の妹ザーラの死体が発見される。独自に捜査を進めるマックスは、やがて思いも寄らぬ事実に突き当たるが…。


ミレヤ役にはブラインドネスにも出演していたアリシ―・ブラガ。
この女性との絡みが本作の中心なのかと思っていたら、違いました。

ハリソンさん演じるマックスを中心に不法滞在者の家族や個人に焦点が当てられていくお話なのです。こうしてみるとかなり深刻ですね。生きて行くためには法をくぐり抜けていかなければならない現状は痛切です。そしてそれを取り締まるアメリカの移民局I・C・Eも事情は分かっていても、この状態を放置することは出来ない。9,11TEROのような惨事が起こりうる可能性も大だけに、難しいですよね。

ただこのような大物俳優、ハリソンさんが出演すると、ちょっとリアルさが欠けるような気もします。まあフィクション的な社会派作品なので、これでもOKなのかな?なんて思いますが・・・・。


そういえばこの人も出演していた。

ジム・スタージェスが演じる、南アフリカ出身のギャビンも不法滞在者の一人。「グリーンカード」(永住権証)を取得するため、その有力手段のひとつ「宗教関係者」に目をつけ、自らの身分をユダヤ教の教育指導者(ラビ)と偽るのだが…。

「あまりにリアルで身近に感じる役柄だから演じるのが難しかった」と自身の役をふり返るジム。実際、イギリスからハリウッドに進出した彼だからこそ、演じられる等身大の姿がギャビンからうかがえる。(ジム単独インタビューから抜粋)

ミュージシャン希望という役柄での登場のため、劇中で自身の歌も披露となる。


グリーンカード判定官役にはレイ・リオッタ。ジムの恋人クレアの弱みにつけ込むイヤらしいおじさん。リボルバーに出演していた方。


コールがクレアと〇〇しているとは知らず・・・。妻デニス・フランケル(アシュレイ・ジャッド)は施設に収容されているアフリカ人の女の子を養女にしようと考えていた。


一方バングラデシュ出身のタリズマは収容施設から、国外退去という結果になる。妹、弟、父はアメリカに残り、彼女と母は母国へ・・・。デニスの交渉で家族全員の退去は間逃れるも、悲しい結果となる。


マックスの相棒ハミードの妹の死には意外な事実が・・・・。

それぞれの人間模様が絡み合い物語は進んでいきます。


「国を守る」ために彼らを逮捕しなくてはならない立場のマックスは果たして本当の意味で彼らを「救う」ことができるのでしょうか?

 9.11テロ以降ますます複雑化・深刻化しているアメリカの不法移民問題をハリソン・フォード主演で描く社会派群像ドラマ。I.C.E.(移民税関捜査局)捜査官の主人公が職務と良心のはざまで苦悩を深めていく姿を通して、不法移民たちの置かれた過酷な現状と移住をめぐる様々な問題をリアルに描き出す。監督は南アフリカ出身で、自身もアメリカでグリーンカード(永住権証)を取得した“移民”でもある「ワイルド・バレット」のウェイン・クラマー

結論の出る問題ではありませんが・・・。アメリカ社会が抱えている不法滞在者は何と1100万人だそうです。膨大な数に驚きます。何処からどう解決していくのか?難しいことですよね。日本でものりこちゃん家族の問題がありましたが。日本も傍観者ではなく、当事者となる可能性の強い問題ではないでしょうか。


今日もマックスは取り締まりのために・・・・。

メディア 映画
上映時間 113分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2009/09/19
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://seiginoyukue.jp/

 


 

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キャデラック・レコード♪~音楽でアメリカを変えた人々の物語~

2009-09-26 | 映画:ミニシアター

 CADILLAC RECORDS

時代は変わっても、
僕らの愛と友情は
ブルースに生き続ける

歌姫エタを演じるビヨンセ、何でもこの作品の製作総指揮も自らやっているという。かなり入れ込んでいるのかな?
あのオバマ大統領の就任祝賀パーティでは本作の中で歌ったエタ・ジェイムズの名曲「At Last 」を披露、そしてこの歴史的な幕開けのオープニングとなったわけである。またオバマ氏が政治家としてのキャリアをスタートさせたシカゴのサウスサウンドを代表する文化がこの映画で登場するシカゴ・ブルースで、そのム―ブメントを作ったのが映画の舞台となる「チェス・レコード」

恥ずかしい話ですが、この映画を観るまでまったく何も知りませんでした。“チェス・レコード”も架空のレコード会社では?なんて思っていたくらいです。もちろん登場するアーティストの事も全然分からず(汗)唯一知っていたのはチャック・ベリー くらいですね。

驚いたのは、出演者が自ら披露しているとの事で、これはむちゃくちゃ驚きですよね。

物語

 1947年、シカゴ。ポーランド系移民の若き野心家レナード・チェス(エイドリアン・ブロディ)の経営するクラブでは黒人ミュージシャンたちがライブ演奏を行っていた。その中の一人、ギタリストのマディ・ウォーターズ(ジェフリー・ライト)は陽気なハーモニカ奏者リトル・ウォルター(コロンバス・ショート)と組んだ新しいバンド・スタイルで評判を呼んでいた。チェスはさっそくマディにレコーディングの話を持ちかける。やがて彼らの歌声は人種の壁を突き崩し、ついにラジオからも流れ始める。その後も、チャック・ベリー(モス・デフ)やエタ・ジェイムズら所属アーティストがヒットを飛ばし、その度にチェスは彼らに成功の証としてキャデラックをプレゼントするのだった。


実はレナード一人ではなくフィルという兄弟がいた。本作ではフィルは登場していませんが。


キャデラックをプレゼントとは太っ腹ですよね。


チェス・レコード誕生&歴史等を少しだけ紹介(ウィキぺディアより)

チェス・レコード (Chess Records)は、米国ブルースR&B系のレコード・レーベル。ポーランドからの移民だったチェス兄弟(レナードとフィル)がシカゴに設立し、マディ・ウォーターズハウリン・ウルフチャック・ベリーエタ・ジェイムズなどの主要な作品を多く送り出した。その影響はブルースに留まらず、ロックンロールの歴史にも大きな影響を与えたと言われている。

チェス兄弟は、ポーランドから1928年にシカゴへ移住し、レーベル設立前は、シカゴのサウスサイドでバーやライブハウスの経営をしていた。彼らの経営していたマコンバ・クラブでは、南部からシカゴへ移住してきた黒人ミュージシャンがライブ演奏を行っていたが、レコード契約もない彼らの状況をみて、チェス兄弟はレコード・ビジネスに自ら参入しようと決意したという。これがチェス・レコードの歴史の始まりであった。

1947年、チェス兄弟は当時設立されたばかりだったアリストクラット・レコードというレーベルの共同所有者となる。アリストクラットの主要アーティストは、マディ・ウォーターズであった。

1949年、レナードとフィルでレーベルの全てを買収し、翌1950年レーベル名を「チェス」と改めた。1952年には、チェス傘下にチェッカー(Checker)・レコードを設立、同レーベルからはリトル・ウォルターなどがレコードをリリースした。1956年には、更にジャズ系のレーベル、「アーゴ(Argo)」も設立した。(アーゴは、イギリスに同名のレーベルが存在していたことから、1965年に「カデット(Cadet)」に改名している。)


ジェフリー・ライトの演奏もなかなか見事です。プロじゃない?と思うほど素晴らしいものでした


ハーモニカーの名手リトル・ウォルターにはコロンバス・ショート
マディの妻ジェニーヴァ(ガブリエル・ユニオン)に惚れていたようですが・・・。あっさりと振られてしまいます。名声を得た彼らに多くの女性のファンが取り巻きます。


2006年のストンプ・ザ・ヤードでのコロンバス。


チャック・ベリー役には、この人モス・デフ。女たらしの役が印象的でした。

エタ・ジェイムズ役のビヨンセ・ノウルズの歌声もさすが見事です。今年28歳。若いのに貫禄ありますよね


エタに惚れるレナード・チェスにはあのエイドリアン・ブロディ。この人の声は特徴ありますね。風貌とは一味違います。

上映時間は1時間50分程です。時間のせいか、ちょっと省略されているところも多いような気がしたのですが、皆さんいかがでしょうか?エタ扮するビヨンセの登場もすぐではなかったので・・・・。いつ登場するか?やきもきしました。歌に演奏に・・・・。その辺は結構楽しめましたが。物語はそこまで感動なく、あっさりと終わった感じです。

50年代から60年代に活動し、のちの音楽シーンに多大な影響を与えたシカゴの伝説的ブルース・レーベル“チェス・レコード”の盛衰を描く実録アメリカ音楽史ドラマ。ポーランド系移民のユダヤ人レナード・チェスが、当時はまだレイス・ミュージックと呼ばれ差別されていた黒人音楽に目を付け、商才を発揮して彼らを音楽シーンのメインストリームへと押し上げていくさまを、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、エタ・ジェイムズら所属アーティストたちとの交流を軸に描き出す。主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、共演にジェフリー・ライト、モス・デフ、ビヨンセ・ノウルズ。劇中を彩る名曲の数々は、実際にキャスト自らが披露している。

監督:ダーネル・マーティン

2008年2月にニュージャージー州ミシシッピ州で撮影。ビヨンセが製作総指揮を務めた。

当初、レナード・チェス役にはマット・ディロンがキャスティングされていたが、エイドリアン・ブロディに変更となった。

映画
上映時間 108分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2009/08/15
ジャンル ドラマ/音楽/伝記
映倫 PG-12

オフィシャル・サイト
http://www.cadillacrecordsmovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/cadillacrecords/

 

 

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男と女の不都合な真実(2009)

2009-09-24 | 映画:シネコン

 原題:THE UGLY TRUTH

連休最終日に鑑賞しました。レディースディでお休みということもあってほぼ満席状態でした。だいたい結末はどうなるか?予想のつくお話ですが・・・・。分かっていても観ちゃいますよね。原題は醜い真実?不愉快な真実?等・・・。直訳するとこういう意味合いなのですが、一体どれが正しいのか分かりません。

下ネタ連発です!!ジェラルド・バトラーってこういう役がお似合いですね。そして暑苦しくて濃いキャラが彼らしいという気がします。でも良い人そうだあ♪恋の手ほどきを美人だが色気のないアビーに指南する。そのアビーをあのキャサリン・ハイグルが演じている。この人、今年31歳らしい。でも実際より老けて見えない?どちらかと言えば可愛いタイプではなくて美人かな。


美人で、仕事の出来るキャリアウーマン、アビー、理想が高くて仕切りやときている。そんな彼女だからなかなか素敵な相手に恵まれず(涙)

さてSTORYは・・・・。

美人で仕事もできるTVプロデューサーのアビーは、理想の男性を追い求めては失敗を繰り返す日々。そんなある時、隣に引っ越してきたイケメン医師コリン(エリック・ウィンター)と出会う。理想の相手に巡り逢えたと確信し、コリンに惹かれていくアビー。しかし、なかなか彼のハートを射止めることが出来ずに悪戦苦闘。


マイクに反発するアビーだが・・・・。

いっぽう職場では、番組のテコ入れと称し恋愛カウンセラーのマイクとコンビを組まされ困惑ぎみ。エッチなジョークと野卑な男の本音トークに反発するアビーだったが、視聴率は急上昇。そんな中、“コリンとうまくいきたければ俺の言うことを聞け”と自信満々なマイクに、自分の恋愛観を棚上げして渋々ながらも従ってみるアビーだったが…。


セクシー&ワイルドなカウンセラーマイクはお下品トーク!

アビーに胸を強調する服を勧める。その言葉の表現も凄い~~!
「OTUPAIが挨拶する」という独特な言い回しにちょっと驚きも・・・・。
それだけじゃない。OTONAの玩具まで登場するんだよね。思わず笑っちゃうけど、アビーは素直に装着するところは結構マジに恋人ゲットに必死な様子。


その甲斐あってか?憧れのコリンから花束が来た~~~!!思わずやった

ついにはデートのお誘いも


マイクは隠れて、アビーにああしろこうしろと教えるのだった。

コリンの心を射止めたアビー。いよいよ最後の一線を越える感動的なデートの日が目の前に・・・・。ところがそんな大事な運命のデートの日に、マイクが大手テレビ局からの引き抜きがあると上司から聞かされ、アビーは急遽マイクに付き添って行かなければならなくなる・・・。何とかマイクを引きとめろ
大事なコリンとのデートを断り、いざ出陣そしてこれがアビーの人生を変えるきっかけに・・・・。


アビーとマイクは良い雰囲気に

まさかうっそ~~二人の心に変化が

おわかりのように、恋の行方は、あれよあれよと変わっていく。


両手に花のマイク、プレイボーイと思いきや・・・・。実は?

意外にウブでピュアな心の持ち主だったのだ。

いつのまにかマイクの心には、アビーが存在していた~~!!

ということで、分かりますよね。


マイクはアビーの元から去って行きますが・・・・。

「幸せになるための27のドレス」のキャサリン・ハイグルと「300」のジェラルド・バトラー共演によるロマンティック・コメディ。男女の恋愛観のズレや恋の本音をテーマに、才色兼備で理想が高いTVプロデューサーが、彼女の恋の指南役に名乗り出た過激で下品な恋愛カウンセラーに振り回されながらも、やがて本当の愛を見出していくまでを、あけすけな下ネタギャグを織り交ぜコミカルに綴る。監督は「キューティ・ブロンド」「ラスベガスをぶっつぶせ」のロバート・ルケティック

メディア 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2009/09/18
ジャンル ロマンス/コメディ/エロティック
映倫

R15+

オフィシャル・サイト
http://www.theuglytruth-movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/theuglytruth/
 
※冒頭にケヴィン・コナリーがちょいと出演していましたね。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリーン◎Clean 京都駅ビル姉妹都市映画祭

2009-09-22 | 映画:ミニシアター

京都駅ビル・国際姉妹都市映画祭にて先行上映!

観てきましたよ。関西ではここが最初の上映だそうです。19日から21日の限定上映で、RCSでまもなく上映されるらしいです。
「夏時間の庭」のオリヴィエ・アサヤス監督の作品だったんだ。知らなかった(汗)そしてもう一つびっくり!主演のマギー・チャンと監督は結婚していたとは・・・・。この作品を撮った頃はすでに離婚していたんですね。

そいでもってアメリカ映画じゃあなかった。監督はフランス人だからいうまでもないのだが。そう言われてみると微妙に雰囲気違うかな?
義父役があのニック・ノルティだったので、アメリカ映画なのかなあなんてするところもあったのですが・・・・。
そしてもう一つ、本作は2004年の作品だという事。5年の歳月を経て何故今頃公開なのか??ということだが。

その事についてはこういう事らしいです。

 日本で一般公開されなかった理由について、配給を担当したトランスフォーマーの杉本雄介さんは「噂だが、カンヌ国際映画祭でのダブル受賞で上映料が跳ね上がったのが大きい」と話す。日本の市場状況と権利者の「思惑」が一致しないために、良作が日本に輸入されないまま終わってしまうことも少なくないという。

※マギー・チャンは本作で、2004年にカンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞。同時にカンヌ撮影賞もダブル受賞している。

そして一般公開なった経緯は以下の通り

 今回杉本さんが配給を考えたのは、映画評論家の樋口泰人さんが昨年主催した映画祭で同作品を観賞したのがきっかけ。杉本さんは「その帰り道すでに『この映画を何としてでも日本に輸入する』と決めていた」と言い、「ちょうどアサイヤス監督の近作2本(「夏時間の庭」「NOISE」)が日本でも公開されるという後押しがあって、一気に話は進んだ」。

さてSTORYです。

ロックスターとして名を馳せたリーと、妻で歌手として成功することを夢見るエミリー。彼らの間にはジェイという幼い息子がいたが、今はバンクバーに住むリーの両親に育てられていた。所属するレコード会社の件で激しい口論をしてしまったその日、エミリーはDORAGUの過剰摂取によりモーテルで死んでしまったリーの姿を発見。エミリーも所持していたHEROINが警察に押収され、夫の死を受け入れる暇もなく半年間の刑務所生活を送ることになった。

彼女は、リーを「DORAGU漬けにして殺した」と責められる。家も仕事も失ってしまったエミリーは出所後すぐに、息子を預けていた義父アルブレヒト・ハウザー(ニック・ノルティ)に再会する。しかし彼の口からも「ジェイとはしばらく距離を置いて欲しい」と言われてしまう・・・・。


義母はエミリーを憎んでいた。

数週間後、エミリーはもう一度全てをやり直そうと、カナダでのモーテル暮らしをやめ、リーと出会う以前に住んでいたパリへと向かう。“仕事を見つけて、生活を立て直す”そう決意したものの、頼りにしていたリーの友人はなかなか取り合ってはくれない。叔父の紹介で始めた中華料理店の仕事も、長くは続かなかった。再び不安定な生活へ逆戻りしてしまう。そんな彼女が向かったのは、テレビ界で活躍中の旧友、イレーヌ(ジャンヌ・バリバール)のもとだ。長続きしないと軽く受け止めていたイレーヌだったが、「私は変われる!」と断言するエミリーの姿を見て、次第に心は動かされていく。そして後日、エミリーはプランタンの販売員の仕事を得る。

エレナ(ベアトリス・ダル
「屋敷女」で凶悪犯を演じた。(残念ながら未見)

 
ミュージシャンの友人、エレナの家の2階に間借りすることも決まり、少しづつだが、エミリーの生活も“まっとう”なものに近づいていた。そんな中、義父アルブレヒトがジェイを連れてロンドンのホテルに滞在しているという知らせを受けた。たった2日間だけだったが、息子と再会する機会を得る。


ジェイ(ジェームズ・デニス) 各国の評論家が絶賛した子役。本作が映画初出演。


時を同じくして舞い込んだのは、歌手の夢を叶えるかもしれないサンフランシスコでのレコーディングのチャンス!「もし行けば、全てを失うわ」 そう言ってエミリーはジェイとの再会を優先する。

ホテルのエレベーターの扉が開き、ジェイが顔を見せる。怒っているような、困惑したような、複雑な表情だ。それでもエミリーは溢れる喜びを隠しきれなかった。バイクにまたがり動物園へ向かうエミリーとジェイ。ふたりの距離は縮まったように見えたが、ジェイはどうしても母が犯した過ちを許せずにいた。無情に過ぎ去っていく時間。ふたりはすぐに離ればなれになってしまう。

息子との絆を取り戻すこと、そして歌うことを諦める必要は無い。今エミリーは、そのどちらも自分にとってかけがえのないものだとわかっていた。

翌日、ジェイとアルブレヒトは列車に乗りロンドンのホテルへと戻ってゆく。そしてエミリーは、ロンドンでの再会を約束し、最後のチャンスを掴むためのレコーディングへと向かう。エミリーが流した涙とサンフランシスコの空を覆う霧の向こうには、確かに希望が見え始めていた。

音楽は、ブライアン・イーノ デヴィッド・ローバック トリッキー

愛する夫を失い、ひとり息子とも引き離された母親が失った絆を取り戻すために自ら生まれ変わることを誓い、悲しみと絶望の底から這い上がろうともがいていく姿を描いた感動ドラマ。監督は「イルマ・ヴェップ」「DEMONLOVER」のオリヴィエ・アサイヤス。監督の元妻で「イルマ・ヴェップ」以来の共作となった主演のマギー・チャンは、本作の演技でカンヌ国際映画祭女優賞に輝いた。共演に「白い刻印」のニック・ノルティ、「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のベアトリス・ダル。


そして大切なものを
思い出した。

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 フランス/イギリス/カナダ
公開情報 劇場公開(トランスフォーマー)
初公開年月 2009/08/29
ジャンル ドラマ
オフィシャル・サイト
http://www.clean-movie.net/

 

シンプルなお話でしたが、なかなか良かったです。ニック・ノルティの義父も暖かくて良い!マギー・チャンの熱演に涙

 

 

 

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ココ・アヴァン・シャネル☆★COCO AVANT CHANEL

2009-09-19 | 映画:シネコン

今こそ知りたいーーー〈シャネルの秘密〉

シャネル・シリーズ第二弾は、オドレイ・トトゥ主演のシャネル物語。本家本元のフランス映画です。いやあこれだけでも何かいいですよね。シャネルはフランス人ですから、こうこなきゃ!なんて・・・・。主演のオドレイ嬢、実際のシャネルと重なるところがあるそうです。アンヌ・フォンテーヌ監督曰く、オドレイとシャネルは顔が似ていて、しかも中性的な面があると話しています。
注目はやはりシャネルを演じるオドレイのファッション。シックで飾り気のないものですが、なかなか良い。シャネル自身、あの当時のやたらにちゃらちゃらした服装を見て、デコレーションケーキのようで趣味が悪いと酷評する場面がありますが。派手なのが素晴らしいというものじゃあないと思っていたのでしょうね。コルセットで締めつけることにも疑問を持っていたし・・・・。彼女には先を読む力があったと言う事でしょうか。


ボーダーのTシャツ。斬新です。現在でもこのTシャツは健在ですものね。


衣装デザインはシャネルデザインのものではありません。カトリーヌ・ルテリエによるものです。彼女はフォンテーヌ監督と過去にも組んでます。

 

STORY

 母親を亡くし、父親に見捨てられたガブリエル・シャネル(オドレイ・トトゥ)は、姉アドリエンヌ(マリー・ジラン)と共に田舎の孤児院で少女時代を過ごす。やがて、仕立屋でお針子仕事をする傍ら、姉と共にキャバレーで歌を歌い、つましく生計を立てていく。また、その時の持ち歌から“ココ”の愛称で呼ばれ、本格的に歌手を志すようになるガブリエル。そんな彼女はある日、エティエンヌ・バルザン(ブノワ・ポールヴールド) という裕福な将校と出会う。愛人関係となった彼の支援で歌手になる夢も膨らみ、上流階級の社交界も知るガブリエル。ところが、歌手の夢は潰え、愛人に留まるだけのエティエンヌとの生活も次第に陰りが見え始める。しかし、この時ガブリエルには裁縫の独創的で類い希な才能が芽生えていた。そうした中、本当の彼女を理解するイギリス人の実業家ボーイ・カペル(アレッサンドロ・ニヴォラ)が現われ、相思相愛となるのだが…。

 

シャーリー・マクレーンのココ・シャネルも先日鑑賞したが、重なるもののちょっと違うところもあります。ココのキャバレーでの歌手生活はそこまで取り上げていなかったようで・・・・。本作ではその部分をそこそこ描かれている。またエティエンヌとの経緯もちょっと違います。前作ではココがエティエンヌに見染められたということになっていますが。本作ではココが押し掛けていったようなくだりですが。どちらが真実なのでしょうね。まあどちらでもいいのですが・・・・。

アンヌ・フォンテーヌ監督は、20歳頃のシャネルと深い関わりのあったリル―・マルカンと接触があり、シャネルの事を聞かせてもらっているそうで。興味もあったと言う。おそらくその話を聞くと、事実に近いのかもしれません。
女性が自立なんて考えられなかった時代に、シャネルは働きたいという気持ちを強く抱いていた事は並の人ではなかったのだとつくづく感じます。

愛する人と出会ったココですが・・・・。結婚というごく当たり前な人生を選ぶことはなく。生涯一人だったんですね。今ならシングル女性は当たり前になりつつありますが。


愛を信じなかったココだが、ボーイと出会ったことで彼女の信念は揺らぎことに。


エティエンヌは最後にシャネルを愛していたことに気付く。しかし手遅れだった。

ボーイを愛するココ。しかし彼は別の女性と結婚することに・・・・。ガーン!でもその苦しみから克服するココ。しかしその後、もっと衝撃的な事態が訪れる。


左はエミリエンヌ(エマニュエル・ドゥヴォス
彼女はエティエンヌの元愛人。エティエンヌの邸宅でココと出会う。舞台女優。彼女はココのデザイナーとしてのセンスにいち早く気付いた。舞台用のドレスや帽子のデザインをココに依頼した。

エマニュエル・ドゥヴォス、見たことがあると思ったら、「キングス&クイーン」の主演女優さんでした。


シャネルは愛煙家だったのかな?実際の写真も煙草吸っている姿があります。
オドレイ、なかなかさまになっているよね。


運命なんか信じない。財産もコネクションもない彼女は、自分の人生を意志の力で変えた。世の中に自分を受け入れてもらおうと、自分を変えるのが普通の人が考える成功の道だが。彼女はそうではなかった。自分の個性を受け入れさせるために、世の中を変えようとした。

大嫌いなものーーー女を窮屈にしていた当時の大仰なファッションーーーを、早く流行遅れにするために。人とは違うことを切り札にする。常識を覆し、自分の生き方を貫く。

今でこそ個性が尊重される時代だけど、保守的な時代にここまでやれたのは、ココ・シャネルだからだろうね。


キャバレーで唄う歌は良かった!「ココ、ココ~~♪」何か今も口ずさんでしまう。

「アメリ」のオドレイ・トトゥを主演に迎え、世界的ファッション・デザイナー、ココ・シャネルの前半生を描いた伝記ドラマ。孤児院育ちの少女が独創的な縫製の才能を開花させ、のちにモード界屈指のオートクチュール・ブランドを興す自らのスタイルを確立していくまでの若き日を綴る。監督は「ドライ・クリーニング」「恍惚」のアンヌ・フォンテーヌ

 もし翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすためにどんなことでもしなさい

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2009/09/18
ジャンル ドラマ/ロマンス/伝記

オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/cocobeforechanel (英語)
オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.fr/cocoavantchanel/ (仏語)
オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/

※途中状態になってしまい・・・・。気が付いたら、ボーイが亡くなっていましたよ。
フランス語だったのはいいんだけどね。シャーリー・マクレーンの「ココ・シャネル」の方が良かったような気がしますね。それにしても今回もおばさま族がわんさかシアターにおいでになっていました。結構おばさんもたくさん集まるとうるさいです

 

 

 

 

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プール◇◆POOL

2009-09-17 | 映画:ミニシアター


かもめ食堂、めがね、そして今度はプール・・・・。

前回の“めがね”のメンバー、小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮が登場。そして今回初登場のモデルの伽奈は映画初出演だそうです。そしてそしてタイの男の子も登場しちゃいます。19日の土曜日に舞台挨拶があるそうですが、応募しても当たらず・・・。といことで早々に鑑賞してきました。

フィランドから日本、そして今回はタイのチェンマイに舞台は飛びます。どちらかと言えば、めがねに近い雰囲気でしょうか。お話も特に大事件が起こるでもなく、いつもようにのんびりまったりとした時間の中でゆっくり流れていくような感じです。

今回の目新しいものと言えば・・・・。これじゃあないでしょうか?

小林聡美のシンガ―ソングライター♪


なかなか良かったよ!結構歌上手いんだね♪

劇中歌「君の好きな花」を自ら作詞作曲し、映画でギターの弾き語りも披露した小林は、「犬の散歩中に鼻歌を歌いながら作りました」と製作秘話を明かし、人前で歌うのは初めてだったので緊張しました」と苦笑い。

さてSTORY

タイのチェンマイ。

小さなプールのまわりに集まる5人の6日間の物語

4年前、祖母とさよのもとを離れ、チェンマイの郊外にあるゲストハウスで働き始めた・母京子(小林聡美)。大学の卒業を目前に控えた今、さよ(伽奈)はそんな母を訪ねて、一人、チェンマイ空港に降り立つ。

迎えに現れたのは母ではなく、母の仕事を手伝う市尾(加瀬亮)だった。小さなプールがあるゲストハウスにはビ―(シッテイチャイ・コンピラ)という名前のタイ人の子供と不思議な空気感を持つオーナーの菊子(もたいまさこ)がいた。さよは久々に会った母が、初めて会う人たちと楽しそうに暮らしている姿をどうしても素直に受け入れることができず、戸惑いを感じていた。


伽奈は菊子に誘われ、街を観光に・・・・。ゆったりと流れる時間に心も和む。


動物好きの菊子の家の前に、捨てられていた子犬。また手を差し伸べてしまう。

 

行方不明の母親に会いたいと思っているビ―、母親探しを手伝うがなかなかうまくいかず、優しさが裏目に出てしまう市尾、余命宣告を受けている菊子、ひとりひとりの中にある現実、そしてそれを自然に受け入れつつ、相手を思いやりながら生きている人たち。彼らとの出会いにより、だんだんとさよは、心が開いていくのを感じ始める。

4日目の夜、市尾が作った鍋を囲んでいたさよと京子。どうして私を残して、タイに行ってしまったのか?さよはずっと聞きたかった自分の気持ちを素直にぶつけた。

キラキラ光るプールの水面に映る、それぞれの風景。

好きな場所に住み、自由に生きている人たちとの素朴な心の交流の中で、やがて日本に帰るさよの思いはゆっくりと変わっていった・・・・。


ビ―役のシッティチャイ・コンピラ君は現地のオーディションで選ばれ、初の映画出演となりました。

映画化を前提に書き下ろした人気漫画家桜沢エリカ・の原作を基に、「ネコナデ」「2番目の彼女」の大森美香がメガホンを執ったドラマ。ちょっとワケありな男女がのんびりと暮らすタイ・チェンマイのゲストハウスを舞台に、母に会うため日本からやって来た女子大生がそこで過ごす6日間の物語を、母と娘の確執と和解を軸に描き出す。主演は「かもめ食堂」の小林聡美、共演にこれが初の映画出演となるモデルの伽奈。

ゆっくり、まったりと時は流れる。このシリーズの特徴なのでしょうね。今回も飽きることなく観ることが出来ました。でもややもすると少しパターン化されているような感じもします。キャストの持ち味もそうですが・・・・。今後もこのようなタッチで映画が作られるのなら、ちょっとマンネリになりそうな気もして・・・・。もたいさんのあの雰囲気も大好きなんだけど。う~~んやっぱりちょっと変えて欲しいなあと思います。場所がタイに変ったけど、基本的には中味はあまり変わっていない気がするのですが・・・・。どうでしょうか??


向かって左端の方が大森監督です。
 


小林聡美さんと桜沢エリカさん

主題歌 「タイヨウ」 佐野遊穂(ハンバート ハンバート)

メディア 映画
上映時間 96分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(スールキートス)
初公開年月 2009/09/12
ジャンル ドラマ

理由なんて、愛ひとつで十分だ。

オフィシャル・サイト
http://pool-movie.com/
 
 

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ミーシャ/ホロコーストと白い狼

2009-09-15 | 映画:ミニシアター

  MISHA
                  ←

SURVIVRE AVEC LES LOUPS
SURVIVING WITH WOLVES

 
凄い!!あまりにもリアルな描写。どう言えばいいのか?それにしても苛酷過ぎる・・・・。8歳の子供がここまで生き延びること出来るのだろうか?ましてや女の子だよ?どう思いますか?そんな印象が強い作品でした。ほぼ3分の2が主人公ミーシャのサバイバル状態を詳細に描いている。旅で出くわすのはひたすら試練だらけ。観ている方も辛い~~。救いようがないしやるせないものさえ感じるのだ。そしてこれが実話(後でフィクションだと判明)ならガーン(>_<)希望の光も見えない。ところがミーシャを助けてくれる人がいなかったわけでもないのだ。頑なに両親との再会をする決意のため、あくまでも一人で行動をする。
幼い少女がここまでするのか?と思うくらいの強い精神力にはちょっと引いてしまうほどだ。
母ゲルーシャには、ヤエル・アベカシス。あの「約束の旅路」の女優さんだった。
 
母に甘えるミーシャを見ている限り、あんな野性的に変貌するとは・・・・?う~ん母への想いがここまで変貌させたというなら、やはり彼女は只者じゃないのかも。
それにしても3年間という長い月日を想像も出来ないようなこんな旅を出来るものなのか?!考えるにつけ不思議な話。
 
STORY
 
1942年、NATISU・ドイツ占領下にあったベルギーの首都ブリュッセル。占領した各地でYUDAYA人を強制連行し、ゲットーに移住隔離させる“YUDAYAZINGARI”を激化させ、拒否する者や逃亡者を容赦なくSYOKEIしていた。
8歳のミーシャと両親もYUDAYA人であることを隠し、支援者の組織の協力で屋根裏部屋に隠れ住んでいた。ところが、ある日ミーシャが学校へ行っている間に両親は連行されてしまう。運よくミーシャは支援者によって助けられる。連行を逃れ、連れて行かれたベルギー人一家は金目当てでミーシャを引き取っていた。心ない一家に、雑用強いられ、近くの農場へ行かされるミーシャ。農場の老夫婦はとても親切、犬もミーシャになつく。動物に愛される能力が彼女にはあるようだった。
 

農場にいるほうが楽しいミーシャだった。
 
郊外にもNATISUの魔の手は迫って来ていた。農場にも家宅捜査の手が及ぶ。老夫婦も連行されてしまう。

農場のおじいさんエルネストにはギイ・ブドス
 
ミーシャは意を決意!おじいさんにもらったコンパスを手に、両親が連行された東へと旅立つのだった。
 
ミーシャの過酷な冒険が始まった。一番の困難は食べ物の確保。留守宅に忍び込んでは食料を盗んでいたが、人家のない大地や森には食べるものが何もない。とうとうミミズを食べて飢えをしのぐという状態だった。
冬が来た。疲れ果て動けなくなったとき、一匹の白い狼(雌)が現れる。ミーシャは怖れなかった。まるで農場の白い犬と同じママ・リタによく似ていた。その狼をママ・リタと呼ぶ。やがてもう一匹黒い雄の狼が現れ、狼たちはミーシャの前から去っていく。

1943年、ポーランドに辿り着いたミーシャ。森の中でゲットーから追い出された子供たちと出会う。言葉は通じないが、お互いの境遇は理解できた。ある日住処の前にパンが置かれる。罠だと訴えるミーシャの言葉が理解できず・・・・。子供たちはパンに群がった。走り去るミーシャの耳にマシンガンの音が!!
再び一人になったミーシャは森の中の洞窟で小さな狼の群れと出会う。それは白い狼の子供たちだった。狼一家との再会を喜ぶミーシャ。しかしその幸せもつかの間だった。白い狼と黒い狼は毛皮を狙った猟師に撃たれてしまう。ミーシャは猟師の不意打ちを狙って白い狼の死体を奪い返す。そして枯れ葉で埋葬するのだった。
 
1944年、ウクライナまでやって来たミーシャ。彼女は赤軍の青年兵士と出会う。何と同じ名前、彼もミーシャだった。軍の部隊に保護される。やがて部隊はNATISUの攻撃を逃れ撤退。ミーシャは一人でブリュッセルに戻ろうと決意する。
1945年3月、疲れ果てたミーシャはボロボロの状態でブリュッセルの街に辿り着いた。ドイツ軍はすでに撤退。街は復興の準備を始めていた。両親を探し続けるも手掛かりはなく・・・・。衰弱した彼女は高熱を発して病院へ。体中SIRAMIがわいているという状態だ。
 
それにしてもここまで生きられるものなのか?精神力があるにしても、劣悪な環境のなかで生き抜くなんて、やっぱり不思議ですよね。物語の半分以上が彼女リアルな葛藤シーンですものね。辛い、悲しいという気分を通り越して、ただただ、ここまで苦しまなければならないの?という疑問さえ感じた。
 
ミーシャ役にはこれがデビュー作となったマチルド・ゴファール
現在11歳でベルギーの小学校に通っている。今後も女優としての道を歩む事を考えているそうだ。映画の良し悪しは別として、デビュー作とは思えないほど、リアルで素晴らしい演技力だったと思います。
 
監督はヴェラ・ベルモン。何と女性監督でした。
 
ちょっとネタばれです。
 
空腹のミーシャが食べたミミズは実は砂糖菓子。チョコパウダーをかけたコーラ味のキャンディ。
イノシシの肉は、クエッチ(すももの一種)、野ウサギの肉もイチゴの駄菓子。
 
狼との絡みも近づく部分は犬に替わったそうです。
 
 
ミーシャ・デフォンスカの世界的ベストセラー『少女ミーシャの旅』を「女優マルキーズ」のヴェラ・ベルモン監督が映画化。ナチス占領下のヨーロッパを舞台に、一人のユダヤ人少女が離別した両親を探し求めて繰り広げる過酷にして数奇な旅の一部始終を描く。なお、当初自伝として発表された原作は、映画版が完成した後の2008年2月に原作者自らがフィクションであることを認め、大きな話題となった。 
 

狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル

3000マイルってどのくらいの距離なんでしょうか?

 
メディア 映画
上映時間 119分
製作国 フランス/ベルギー/ドイツ
公開情報 劇場公開(トルネード・フィルム)
初公開年月 2009/05/09
ジャンル ドラマ/アドベンチャー
 
オフィシャル・サイト
http://www.cinemacafe.net/official/misha/
 
 
 
 
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO

2009-09-13 | 映画:シネコン

9月11日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。今回はヒュー・ジャックマンが扮した人気キャラクターウルヴァリンの誕生秘話だそうです。

なるほどウルヴァリンの生い立ちはこうだったんだ!それにしても凄いよね。150年前から彼らは生きていて、様々な戦争に関わって来たというのだから・・・・。
ところでヒュー・ジャックマン、やはりこの役が一番お似合いかもしれません。筋肉むきむきで、鍛えた体が見事です。何で鍛えたのかな?

さてさてお話は・・・・・。(ウィキぺディアより抜粋させてもらいました)

1845カナダ、若きジェームズ・ハウレットはグランドキーパーをしていたトーマス・ローガンによって父親が殺害されるのを目撃する。そのトラウマによってジェームズのミュータント能力が覚醒し、骨の鉤爪が手から生え、そしてローガンを刺し殺した。だがローガンは死の間際に自分こそがジェームズの父親であると告げる。


若き日のジェームスはミュータント能力が覚醒した!!

ジェームズはその後、以後1世紀以上にわたって兄のビクター・クリードと共に生き延び南北戦争や2度の世界大戦に参加して戦い方を学んだ。ベトナム戦争のときに、ビクターは村人へ暴行を行おうとし、さらに上官を殺してしまう。ジェームズは兄をかばったため、2人は銃殺処刑されるが、再生能力のために失敗した。そこへ軍人のウィリアム・ストライカーが現れ、エージェント・ゼロウェイド・ウィルソンジョン・ライスフレッド・デュークスクリス・ブラッドリーらを含むミュータント・グループ「チームX」へ2人をスカウトする。2人はチームに加わるが、ジェームズはグループの非人道的な行いに疑問を持ち、やがて脱退する。


兄ビクターにはリーヴ・シュレイバー 。ナオミ・ワッツのご主人でディファイアンスでは
ダニエル・クレイグの兄役だった人です。(何かちょいとダサくない?)ビクターは猿のような感じで這い回り、牙をむき出す。

6年後、ジェームズはローガンと名乗るようになり、恋人のケイラ・シルバーフォックスと共にカナダで暮らしていた。そこへストライカー大佐が現れ、ビクターがチームXのメンバーを殺しているとローガンに警告する。その後まもなく、ビクターによってケイラは殺害され、ローガンも重傷を負う。ストライカーはビクターを倒す方法を教え、ローガンは不滅の金属「アダマンチウム」によって骨格を強化する「ウェポンX」計画を受ける。手術の前にローガンは、「ウルヴァリン」と記された新しい認識票を求めた

登場人物


ウィリアム・ストライカー大佐(ダニー・ヒューストン
ダニー・ヒューストンと言えば、先日観た「30ディズ・ナイト」ではゾンビ役でした。


ウルヴァリンの恋人シルバーフォックスリン・コリンズ
実は彼女にはウルヴァリンにも言えない秘密があった・・・・。



レミー・ルボー/ガンビットテイラー・キッチュ
マーベル・コミックの架空のヒーローだそうで、本作から登場した。ウルヴァリンの味方です。


ジョンレイス、またの名をチョウゲンボウ(ウィル・アイ・アム
ウルヴァリンとともにストライカーの住む島へ行く途中、ビクターの手にかけられてしまう・・・・。


クリス・ブラッドリー(役、ドミニク・モナハン


サイクロプス役には(ティム・ポーコック )。 ジェームズマースデンからバトンタッチした。


日本刀を自由自在に操る悪のミュータントウェイド・ウィルソン/デッドプール役には

ライアン・レイノルズ 。何と彼はスカちゃんのフィアンセだそうで、9月27日に結婚式をあげるそうです。


エージェント・ゼロ役には、ダニエル・ヘニー 。格好良い方だと思ったらモデルさんだったんだ!韓国で活躍しているアメリカ出身のモデル&俳優

チャールズ・エグゼビア( パトリック・スチュワート )はほんの少しだけ登場。

手術中にストライカーの巨大な陰謀の発言をローガンは聞き、ストライカーの研究所から脱出。その後エージェント・ゼロを含む軍隊からも追われるようになり指名手配された。一方ストライカーはウェイド・ウィルソンを巨大な計画の下、元チームXの仲間の能力を全て取り揃える超人兵器である「ウェポンXI」を誕生させて、ウルヴァリンを殺すよう命令した。


ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン。この姿がやっぱりお似合いです

 「X-MEN」シリーズでヒュー・ジャックマンが扮した人気キャラクター、ウルヴァリンの誕生秘話に迫るSFアクション。少年時代に特殊能力を覚醒させ驚異的な肉体再生能力と戦闘能力を兼ね備えた主人公ローガンが、“ウルヴァリン”という名で生まれ変わり、悲しき過去を背負いながら宿命と復讐に立ち向かう波瀾の生き様を壮絶に描く。監督は「ツォツィ」のギャヴィン・フッド

エンド・ロールの途中出て行かれた方、まだ続きあったよ!

続編の制作が決定し、日本を舞台としたエピソードも描かれるという。 また、今作の敵「デッドプ-ル」のスピンオフ作品『Deadpool』も製作が決定されている。

製作総指揮:リチャード・ドナースタン・リー

オフィシャル・サイト
http://www.x-menorigins.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/wolverine/


 

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サブウェイ123 激突!!

2009-09-11 | 映画:シネコン

 原題:THE TAKING OF PELHAM 123


123号車、応答せよ──
要求は何だ?

この車両ひとつで、
NYはハイジャックできる。

もたもやリメイクか~~!と呟いてしまった。何と35年前の作品「サブウェイ・パニック」をリドリー・スコットの実弟であるトニー・スコット監督が監督と製作を手がけたリメイク作品である。リメイクですが、調べると今回で3度目となるそうです。1974年版、1988年版、そして2009年の本作。
主演はあのデンゼル・ワシントン 。トニー・スコット監督と3度目のタッグを組んでいる。この後も2011年公開予定の作品でまたタッグを組むという事らしい。デンゼルさんを監督はかなり気にいっておられるような・・・・。う~んそうに違いない。

そしてもう一人の主演はあのジョン・トラボルタ。まさに悪役がぴたりとハマっている。本当に強面って感じだ。こんな奴に狙われたら、やっぱりビビるかもしれないよね。

さてサブウェイというから地下鉄。ぺラム123号が、1時23分発にぺラム駅を出発。何か123が上手くゴロ良く使われているのところがどうもね・・・・。

その123号が緊急停止したのだ。運行指令室で指示を送っていた地下鉄職員ウォルター・ガーバー(デンゼル・ワシントン)は無線で運転士に呼び掛けるが、なぜか返答がない。実はこの時、123号は4人の男にジャックされていた。一味は先頭の一両を切り離し、そこにいた乗客と運転士計19人を人質にとる。運行指令室で犯人からの無線連絡を受けるガ―バ―。無線の男はライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る。ガ―バ―を交渉人に指名する。




トラボルタ、血の気が多そう・・・・。いかにも悪い奴って感じですかね。

目的はもちろんお金。市長に電話にして、1時間以内に1000万ドル、用意させろ!遅れたら1分後に1人ずつ殺す。という凄い要求。

残り時間48分。警察から人質救出班のカモネッティ警部補(ジョン・タートゥーロ )が到着。ガーバーは協力しょうとするも、上司ジョンソンが無理やり帰宅命令。
ガーバー、実は車両調達に絡む収賄容疑のために左遷され、停職寸前の身だった。ところがガーバーが交渉人から外れたことを知ったライダーは激怒!その報復として運転士を射殺する。

ということで、ガーバーは再び交渉役として運行指令室に呼び戻される。


カモネッティの指示の元、ガーバーは粘り強い交渉を続け、人質解放と事件解決に向けての糸口を探る。

地下鉄の事を熟知しているガーバー、ライダーたちは逃げ切れないと確信していたが・・・・。ライダーの自信は揺るぎないものがあるようだ。
何とガーバーの汚職事件まで調べていた!そのことをネタに揺さぶりをかけてくるのだ。

残り37分。

市長は人質となった18人の命を救うため、身代金を払うことを決断。連邦準備銀行から市長命令で調達できる限度額らしい。

残り21分。

連邦準備銀行から、乗っ取られた車両が停車してる42丁目に向かって現金輸送車が出発。乗客たちの焦りの色が濃くなる中、人質の少年のノートパソコンのビデオチャットがガールフレンドに繋がり、車内の映像がネット配信された。そのおかげで、犯人の1人が元地下鉄運転士レイモスであることが判明。

残り8分。

追突事故を起こしながら猛スピードで走る輸送車。もし間に合わなかったら、ライダーは容赦なく殺すだろう。時間を延ばす唯一の方法は会話でライダーを追い詰めることだ。だがライダーは余裕で、株で大儲けした時のことを話し始める。
実はライダー、市長とNYに恨みがあり、そのことで狙いは別にあったようだ。

制限時間切れ。予告通り、ライダーは乗客を一人射殺。直後、構内に待機していた機動隊誤射によってレイモスが射殺される。車内と外の銃撃戦に!!収まるとライダーは計画を変更し、ガーバーを身代金運搬係りに指名。

制限時間は7分。

株価が暴落したのをネットで見届けたライダーは計画の最終段階に入ろうとしていた。指令室に連絡をして、進行方向のすべての信号をすべて青にすることを命じる。

一方ガーバーは危険な運搬を控え、妻に最後となるかもしれないと電話する。事件のニュースを見守っていた妻は、夫が死を覚悟していることに動揺を隠せない。ガーバーが頼れる武器は警察に渡された拳銃だけ・・・・。大金を台車に積み、構内へと進むガーバー。

ライダーの身元が判明!レイモスの服役歴から分かる。本名デニス・フォード。ウォール街の元証券マン。市長に不正を告発されて9年間服役し、2週間前に出所。

ついにガーバーとライダーは対面。
ライダーに命じられ、電車を発信させるガーバー。その後ライダーたちは途中で電車停止させて電車を降りる。そして無人運転の仕掛けを施す。隙をみてガーバーも脱出、ライダーたちが廃駅から脱走しようとするのを知る。そしてガーバーのライダーたちへの追跡が始まる・・・・。

無人運転の仕掛けをされた電車は猛スピードで走りだす!


ガーバーの追跡が始まる!ライダーたちは逃げ切れるのか??



ただの地下鉄職員という設定なので、ちょっとおさえ気味のアクションのデンゼルさんですが・・・・。


さて良かったという人、ありきたりで面白くないという人、さまざまなようです。確かに上手くまとめられていて、ありがちな感じかもしれません。どうかな?まあそれなりに楽しめたらそれはそれでいいのかも・・・・。集客するにはメインの俳優さんの顔ぶれが必要だし。なんて言いながら、私も飽きることなく鑑賞できました。

 

 デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの豪華2大スターを主演に迎えたクライム・サスペンス。ジョン・ゴーディのベストセラー小説を原作に、1974年の「サブウェイ・パニック」に続いて再映画化。ニューヨークの地下鉄を白昼堂々ハイジャックした凶悪犯と、その交渉相手に指名された地下鉄職員との息詰まる駆け引きの行方を緊迫感溢れるタッチで描く。監督は「トップガン」「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット


右がトニー・スコット監督。

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2009/09/04
ジャンル サスペンス
映倫 G
オフィシャル・サイト
http://www.catchthetrain.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/thetakingofpelham123/


 

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リリィ、はちみつ色の秘密

2009-09-09 | 映画:ミニシアター

 原題:The Secret Life Of Bees

京都での上映はないと思って諦めていた作品「リリィ、はちみつ色の秘密」がRCSで公開された。主演はダコタちゃん。天才子役として注目を浴びている彼女も、今年15歳だそうで・・・・。大きくなっちゃった!そんな彼女の10年後は?ぼんやりしたものではなく、今わかっていることは必ず大学に行って、演技も続けているだろうということ。目標はしっかり決めているんだね。ちなみに目標の女優さんはジョディ・フォスター。

嬉しいのは原作者が女性で、監督・脚本も女性のジーナ・プリンス=バイスウッドという女性中心であるところでしょうか。そして製作総指揮はジェイダ・ピンケット=スミス(ウィル・スミスの奥さん)。まさに女性主体の作品だ。そしてそれに付け加え、当時のアメリカの社会問題にも鋭く目を向けている。

物語は1964年のアメリカが舞台である。公民権法の制定が出来て、黒人に選挙権が与えられたのにも関わらず、白人と黒人の平等性の実感は薄いように思える。
そんな1964年のアメリカ、リリィ・オーウェンズ(ダコタ・ファニング)はサウスカロライナ州シルヴァン郊外の桃農園で、父のT・レイ・オーウェンズ (ポール・ベタニー)と暮らしていた。
リリィには、母デボラの悲しい思い出があった、リリィが4才のとき、家出の荷物をまとめるデボラと、それを止めようとする父T・レイが争う光景をクローゼットの中から見ていたリリィは、母が落とした拳銃を拾って渡そうとして、誤って引き金をひいてしまったのだ。
以来10年間、「大好きな母を殺してしまった」という罪の意識を背負いながら生きてきたリリィ。
何よりも辛いことは、乱暴で薄情な父との生活に疲れ、救いを求めたくても大好きな母はいないこと。そしてその母を帰らぬ人にしてしまったのが自分自身だという事実。そんなリリィの人生を一変させる出来事が起こった。それは14歳の誕生日を迎えた夏の日のことだった。
その日、オーウェンズ家で働く黒人家政婦のロザリン(ジェニファー・ハドソン)が選挙権の登録に行った町で白人の嫌がらせにあい、袋叩きにされたあげく、警察へ連行される事件が起きた。ロザリンを助けようとしないT・レイに、怒りと不満をぶつけるリリィ。思わず「ママがいたら」と口走る。そんな彼女に父の冷酷な一言は「ママはお前を捨てて逃げた。死んだ日は、持ち物取りに来ただけだ」
リリィが描いていた優しい母のイメージを覆す、信じたくない言葉だった・・・・。
「母は私を愛していなかったのか?」。心の中で大きな疑問を抱いたリリィは、答えを見つけるために旅に出ようと決意する!

父に書置きを残して家を出たリリィは病院で見張られていたロザリンを連れ出し、旅に出る。目指すはティブロン。デボラの遺品に記された町の名前だった。

真実はこの町行けば分かるかもしれない。淡い期待を胸に、リリィとロザリンはヒッチハイクでティブロンへ向かう。
ティブロンのダイナーで、デボラの遺品にあった黒い聖母像のラベルが貼ったはちみつを見つけるリリィ。そのはちみつを作っている黒人女性の家を訪ねることに。
二人の前に現れたのは、養蜂場とはちみつ作りで一家を支える大黒柱のオーガスト(クィーン・ラティファ)、音楽教師をしているジューン(アリシア・キーズ)、そして料理担当のメイ(ソフィー・オコネドー)のボートライト家の三姉妹だった。
リリィの作り話に疑いながらも、行き場を失ったリリィとロザリンを快くはちみつ小屋に迎え入れるオーガスト。その日からリリィの新しい人生が始まった。
知性と個性豊かなボートライト姉妹との生活はリリィにとって新しい発見の連続だった。
蜂を恐れるのではなく、愛を送ることが大切だと教えてくれるオーガスト。


メイ役のソフィー・オコネドーは「ホテルルワンダ」ではドン・チ―ドルの奥さんを演じた方でした。

ジューンは教師仲間ニ―ルとの恋愛を楽しみながらも、結婚には応じない独立心旺盛な態度。そのジューンに驚くリリィ・・・・。

そして人一倍純粋で繊細な心を持つメイ。双子の妹を失った悲しみに耐えながら生きて来た。そのことを知った時、リリィは、心に喪失の傷を負っているのは自分だけでないことに気付く。


ザックとの出会い。養蜂場の手伝いをする黒人青年ザックと友達になった。将来弁護士になりたいと言うザックに、リリィは作家になるのが夢だと話す。しかしこの二人の友情が思わぬ悲劇をもたらす。二人ではちみつを配達に行った帰りに映画館に立ち寄ったとき、リリィと有色人種席に座ったザックは、踏み込んだ白人の手で外へ引きずりだされてしまう。そしてザックは行方不明となる・・・・。
メイはこのザック事件を知り、「この世の重さに疲れたの」というメモを残し、帰らぬ人に・・・・。
やがてザックは無事に戻るが、リリィは胸の罪悪感を拭うことができず。自分がこの家に災いをもたらす疫病神に違いないと捉われる。
ボートライト家から立ち去ろうとした時、オーガストが話し聞かせた物語。それはリリィの母にまつわる驚くべき真実の物語だった。

オーガストと母デボラの関係が明らかになります。偶然そうに見えましたが、実はこうだったのですね。おそらく、リリィがボートライト家を訪ねた時から、オーガストは気付いていたのかもしれません。偶然ではなく、そうなるべくしたお話のように思いましたが・・・・。それはそれで良いとして、あくまでもリリィの傷ついた心の再生の物語として見つめるべきでしょう。彼女がぶち当たった人種SABETU問題もそうですし、行き場のない、心のよりどころのないリリィを包み込んでくれたボートライト姉妹の寛容さもそうです。そのことがリリィの心の闇を消し去ってくれたのです。夢を語ることが素直に出来たリリィの大きな前進と言えるのではないか?と思いました。


父親T・レイにはポール・ベタニー。エンドロールで名前を見て、彼だと気づきました。こんな顔だったか?嫌な奴でしたが、さすがベタニ―、上手いです。


リリィ・オーウェンズ(ダコタ・ファニング
もうダコタちゃんと呼ぶのはおかしいよね。現在高校2年生だそうです。演技は見事でした。


オーガスト・ボートライト(クイーン・ラティファ
現在39歳だそうです。女性ラッパーの第一人者。大きな体で貫禄充分。「ヘアスプレー」での彼女も印象的でした。


3人とも歌手出身♪

 スー・モンク・キッドの全米ベストセラー『リリィ、はちみつ色の夏』を、ダコタ・ファニング、クイーン・ラティファ主演で映画化した感動ヒューマン・ドラマ。差別が色濃く残る60年代のアメリカ南部を舞台に、幼少期の悲劇が原因で家族の愛を知らずに育った14歳の白人少女リリィが、ひょんなことからめぐり会った養蜂家の黒人三姉妹との交流を通じて成長していくひと夏の物語を優しい眼差しで綴る。共演はジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー。監督はジーナ・プリンス=バイスウッド。

ジーナ・プリンス=バイスウッド監督

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2009/03/20
ジャンル ドラマ

オフィシャル・サイト
http://www.foxsearchlight.com/thesecretlifeofbees/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/hachimitsu/

追記:製作には奥さんとともにウィル・スミスも関わっています。

 


 

 

 

 

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