銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

レミーのおいしいレストラン☆吹替え版

2007-09-28 | 映画:シネコン

 

 

 

9月16日、MOVX京都にて鑑賞。遅まきながらの鑑賞です。実は外出支援のお仕事で、利用者さんと鑑賞・・・・。費用は利用者さん負担なので、無料となりました。ラッキーひょっとしたら、この機会なかったら、逃していたかもしれません。

 

ディズニーとピクサーのコラボでの作品なら、やはり期待大ですよね

 

さてさて今回は舞台がフランスのレストランなのですが、何と主人公はねずみしかし、ただのねずみではありません。料理の才能を持つレミーというねずみなんです彼は「シェフになりたい」という夢がありました。夢を抱いたレミーは、不思議な運命に導かれ“グストー”へ・・・・。

 

 

ゴーストーになったグストーはレミーに手をさしのべてくれます「夢をあきらめるな」と。

 

運命的な出会い

“グストー”にたどり着いたレミーは、料理の苦手な見習いシェフ、リングイニと出会います。そのリングイニはヘマをしてスープを台無しにしてしまう思わずキッチンに踏み込んだレミーは夢中でそのスープを作り直すそのスープは何と素晴らしい美味しいものに・・・・・。料理の才能が全く無いリングイニはこの小さな天才シェフが人間の言葉が通じると知り、とんでもないアイデアを思いつく

 

「二人で、パリ一番のシェフを目指すんだ!」 レミーとリングイニ

 

なんて、ちょっと都合が良すぎるようなリングイニ、レミーは影の力となって、リングイニを手伝うことに・・・・・。その出会いはやがて、フランスの料理界をも揺るがす“大事件”をまきおこす・・・・・。

 

☆☆☆☆に転落していた“グストー”は瞬く間に☆☆☆☆☆に返り咲く噂を聞いたお客で連日大入りとなる

 

 

リングイニとレミーのタッグで巻き返すも・・・・。レミーの存在は誰も知らなかった。そんなある日、料理長スキナーが二人の謎を知る事に!欲張りな彼は料理への愛よりも金儲けを重視。シェフとして急に才能を発揮しはじめたリングイニに疑いの目を向け、しつこく身辺を探っていたから、さあ大変

 

謎を知られた以上、真実を話さなければとリングイニは、スタッフの前で、レミーの事を話す決意をすることに・・・・。スタッフの反応はいかに???

 

ピクサーのアニメの緻密さには、今回も驚きです。ねずみの大群がぞろぞろ出てくるところは何ともいえないものがあります。本当のねずみじゃないけど、あれだけリアルだとちょっと気持ち悪いなあと感じたり・・・・。しかし料理とねずみという設定もいいのかな?とも思うんだけど。のイメージは衛生上良くないしね。そんなことを感じながらも、ピクサーのアニメに見入る私、利用者さんも楽しいようで、時々笑いもありました。

 

 その他の主な登場人物

 

 

料理にするリングイニの教育係 コレット

唯一“グストー”の女性シェフ、料理の腕はトップクラス今は亡きグストーを心から尊敬していて、彼のレシピをしっかり守っている。男社会に負けないタフな戦士だが、リングイニの優しさに思わずハートが 

 

エミール・・・・・食いしん坊のレミーの兄、弟の料理の才能は認めているが、自分は“ゲロマズ”なものでも平気。

 

ジャンゴ・・・・・人間を忌み嫌うレミーの父、ねずみ一族の長、人間世界の恐ろしさをいつも息子に言い聞かせている。

 

イーコ・・・・・シェフが最も恐れる料理評論家、フランス料理界において最大の権威を持つ評論家。彼の酷評でつぶれたレストランは数知れず。“シェフ殺しのイーコ”と恐れられている。

 

レミーのおいしいレストラン 公式サイト

 

 

 

レミーが勇気つけられたグストーの言葉

 

 

 

 

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DEATH PROOF★ デス・プルーフ in グラインドハウス

2007-09-25 | 映画:シネコン

 

 

クエンティン・タランティーノ監督最新作は「デス・プルーフinグラインドハウス」

 

9月14日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。この日は、10周年記念日ディーということで、1000円でどの映画も鑑賞できるラッキーな日でした。

さて今回のこの「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」は二本立てにして、フェイクの予告編を挟んだ『グラインドハウス』という1本の作品として公開するという企画で、実際アメリカではこのスタイルで公開されているそうだ

 

「プラネット・テラー」はタランティーノの盟友ロバート・ロドリゲス監督の作品。実はこのような二本立てということもあって、ご当地アメリカでは、時間を短縮しなければならずをのんで、カットしたシーンも多かったようだ。そこで日本では編集されたシーンも含めたディレクターズ・カットの完全版をそれぞれ単独公開する運びになったというラッキーな公開。

そんなことで、その一発目がこの「デス・プルーフ」。あのクエンティン・タランティーノ監督の作品なのだ。「ホステル」以来の大ファンの私、ぜひこの作品は見逃せない。

さてさて『グラインドハウス』という言葉が気になるところですが・・・・。一体どういう意味なの

 

 『グラインドハウス』とは60~70年代、B級映画ばかりを2~3本立てで上映していた劇場のことを言うそうです。タランティーノはこの『グラインドハウス』映画の大ファン、そこで盟友ロドリゲスとタッグを組み、現代版グラインドハウス映画を完成させたというわけ。

 

いやいや凄い映画ここに登場する8人のバッドガールとタイトルとなっている、デス・プルーフ(耐死仕様)ので襲う殺人鬼スタント・マイク(カート・ラッセル)が見せる最高にスリリングなカーチェイスが・・・・・特に後半で披露されるカーチェィスには息を呑むものがあるのだ。何でも「キル・ビル」でユア・サーマンのスタントを務めたというスーパーガール、ゾーイ・ベル本人がやってくれる無茶苦茶凄いアクロバットなスタントライド。もちろん迫力満点なのだ!!!!(ちょいとネタバレですが、ワイヤーは使用らしい・・・・)でもそれ以外はCGなどは一切使わないという100%本物のカーチェイスだそうで・・・・。それから何と言っても、わざわざフイルムを傷だらけにして、60年~70年代の雰囲気を出しているところも、粋である

 カート・ラッセル(スタント・マイク)

強面で不気味な殺人鬼を演じている。こんな感じだったのかな?

STORY 

さてさてお話だが。舞台は夕暮れのテキサスから始まるオースティンのラジオ局の人気DJ ジャングル・ジュリア(シドニー・タミーア・ポワチエ)は親友のシャナ(ジョーダン・ラッド)、久しぶりに地元へ戻った大学時代の女友達アーリーン(ヴァネッサ・フェルリト)と一緒に街へと繰り出したお気に入りのバーグエロスからテキサス・チリ・パーラーをはしごする3人そんな彼女たちをドクロマークのシボレーがつけまわしていたこの不気味な車を運転しているのは顔に傷痕のある中年男 スタント・マイクだ。最初は気味悪がっていた3人も、バーで会話をかわすうちに、警戒心を解いていった。その時、同じバーに居合わせたパム(ローズマッゴーワン)はこの男に車で送って欲しいとしかしパムを乗せた途端、男は豹変したそしてこの後、4人の女たちの身に一体何が起るのか???!!!

 

 

それから14ヵ月後。テネシー州で映画のスタントウーマンのキム(トレイシー・トムズ)とゾーイ(ゾーイ・ベル)、メイク係りのアバナシー(ロザリオ・ドーソン)、新進女優のリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)はポッカリ空いたスケジュールを有意義に過ごそうと計画。ゾーイの希望で『バニシング・ポイント』に出てきた70年型ダッジ・チェレンジャーに試乗することに。リーをディーラーの元に残し、3人はアクロバティックなスタントライドを楽しむゾーイはボンネットに乗ってご機嫌だそんな彼女たちにあの不気味なシボレーの男スタント・マイクが目をつけた容赦なく車をぶつけてくる男に、タフな女の子たちの怒りが爆発猛反撃が始まったいよいよ世紀のカーチェイスが!!!さて結末はどうなるのか

 

 

後半のスタント・マイクと3人の女の子のカーチェイスは本当に息を呑んで観てしまう。それだけ迫力がある女の子だとなめていたスタント・マイクさてさて勝てるのか?生きるか?死ぬか?命がけ

 

タランティーノもバーの店主で出演

 

 DEATH PROOF デス・プルーフinグラインドハウス

 

この作品は結構お気に入りですね!若い女の子がここまでやる迫力とパワフルさに状態です。楽しくて、ハラハラ気分がすこぶるいい

「プラネット・テラーinグラインドハウス」も上映中開始しました 近々鑑賞予定です。

 

 

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ピカソ展♪美術館「えき」KYOTO開館10周年記念

2007-09-24 | アート

 9月21日、鑑賞しました。

 

JR京都駅ビルにある、美術館「えき」が開館して10年だそうです。その10周年記念ということで、20世紀の美術史に大きな影響を与えたスペインの芸術家“パブロ・ピカソ”の展覧会が、9月1日(土)~10月8日(月・祝)まで開催されています。彼は多くの版画作品も製作しています。銅版画は半年で何と347点という莫大な数を製作したようで、これはです。技法もエッチング・ドライポイントそしてヴュラン・スクレイパーといった工具を使って細密なものから粗いタッチのものとさまざまです。

 

版画以外の作品は油彩、銀細工、陶器(陶板)、陶彫、ポスター、タペストリーとあらゆるものに挑戦しています。特に平面の作品は時代とともに、変化青の時代、バラ色の時代など、特徴的な表現方法を次々と生み出しました。

今回はピカソの晩年に移り住んだ南仏・ヴァロリスでの創作活動を中心に彼の画家としての、功績を振り返るものだそうだ。約140点が展示されているそうです。

 

残念ながら、銅版画作品のポストカードは販売されておらず図録は2100円で販売されていたけど、お金の都合で購入せずお気に入りのポストカードをちょっと買いました。

ポスターとして作られた作品、すべてカラーリトグラフです。

 

 「ピカソのデザイン展」 1961年 カラーリトグラフ
       

すべて画面をクリックしてもらうと、画面が大きくなります。

 

 「ピカソ展」ポスター 1966年

 

 

  特赦請願のポスター 1959年

 

 

 

 

 

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イタリア的恋愛マニュアル(^^♪

2007-09-22 | 映画:ミニシアター

  ブラボー

9月11日、京都シネマにて鑑賞。この日は午前中、京都みなみ会館にて「マッチ工場の少女」を観た。

 

プロローグ

彼女の名はリヴィア。スタジオでCDをレコーディング中!

リヴィアは今日の仕事を終え、「それではまた木曜日ねと帰っていく。

この物語は4つのエピソードから成り立っている。

 

第1章めぐり逢って 押してもだめなら引いてみなって言葉があるけど・・・・。この男、押しまくりだよあきれるくらい、凄いのだ。彼の名はトンマーゾ(シルヴィオ・ムッチーノ)。失業中で、恋人もいない不幸な青年今日も会社の面接でドジな返答そんな帰り道に不吉な黒猫に出くわす。でも飼い主がトンマーゾ好みの理想の女性ジュリア(ジャスミン・トリンカ)だったその日から彼女のことが忘れられず・・・・・朝・昼・晩にと追い掛け回すが、相手にされず。運よく聞くことができた番号もデタラメ「貴方のことなんて好きじゃないの」と言われてもめげないトンマーゾ。ようやくほんもの電話番号聞き出すも、かけても出ないのだ。ルームメイトのを借りてかけると、ついにジュリアが出た相変らずこの夜も、待ち伏せ女友だちと出かけるといいながら、実はボーイフレンドとデートだったのだ。元カレとのデートに対して強気の発言のトンマーゾ。ジュリアはこの発言に心が少し揺れるそして二人の間にはほのかな恋の火が灯ることに・・・・・(えぇ~ほんまに

 

愛の格言その1~ 元カレとただ寂しいだけでつきあっているなら、君もほかの女の子と同じだ。前へ進む事より、後退を選んでいる

 

第2章すれ違って

マルコ(セルジョ・ルビー二)とバルバラ(マルゲリータ・ブイ)倦怠期を乗り越えるために南の島へと旅に出た。目の前の情熱ダンスも、もはや二人の間には愛の火は灯らない。バルバラはダンスの講習にマルコを誘うが、まったく興味を示さない。戻ってもお互いの言動がいちいち気に食わないマルコもイライラが募り、仕事場でも、相手にあたるという始末。

ある日二人は赤ん坊の生まれた友人宅のパーティに訪れる。子どものいない二人にとっては容赦なく暴れまわるガキにはうんざりだが帰り道、バルバラは、「私たちにも子どもを」と話す。そしてマルコが言った言葉は・・・・・その言葉で二人の間はまずい空気が流・れ・る

ある夜バルバラは、友人宅の誕生日パーテイへ。一気呑みの末、ベロベロに酔っ払ってしまう迎えにやって来たマルコは別れ話を切り出そうと。でも言えないマルコ「踊って、キスもしたのよ!」とバルバラ、マルコの反応を伺う?そしてちょっぴり嫉妬している夫にバルバラはまんざらでもない様子いい感じという雰囲気なのに、事件発生路上に止めていたがレッカー車に持ってかれそうに・・・・やばい何とか逃れようと婦人警察官に懇願するマルコだが・・・・・。

 

愛の格言その2~ 夫婦の危機を乗り越えるための子作りなんて犯罪だ

 

第3章よそ見して

駐車禁止の取り締まりに精を出す婦人警官のオルネッラ(ルチャーナ・リッティツユット)ちょっと綾戸智絵風かな?とにかく凄い早口でまくし立てる。まさにイタリアの綾戸智絵だ取り締まりから逃れたいお喋りマルコの言い訳にうんざり温情を示して罰金だけにとどめる。同僚の警官ピエロは厳しいオルネッラが許すので、仕事を終えたオルネッラは息子を迎えに幼稚園へ・・・・。ところが息子は美人先生の白いシャツにいたずら書き何とか謝り自宅に連れて帰る。今夜は夫ガブリエーレとパーティに

ある日自宅のエレベーターで、イライラするオルネッラの前に現れたのは、同じアパートに住む人気ニュースキャスターのアルベルト急にシナを作って盛り上がろうとするオルネッラ。でもうちの旦那は優しくて、思いやりもある。浮気の必要はなし!でもアルベルトを見るとウズウズしちゃう

旦那ガブリエーレが幼稚園の学芸会にウサギの着ぐるみで参加して、なんと妖精役のあの美人先生と舞台裏でイチャイチャ。それを目撃したオルネッラはメラメラと復讐の炎を燃やすそうとは知らずガブリエーレ、何食わぬ顔で犬の散歩から戻った。そこで待っていたのはオルネッラの罵倒する言葉だった

オルネッラは翌日から仕事の鬼にと・・・・。交通違反チェックに精を出す。愛に傷ついた女は容赦しない標的も男のみ2週間で免許没収27件!レッカー車54台!という大惨劇そのとどめは、大通りを通行止めにしてしまった大喧嘩中年男ゴッフレードは駐車違反の切符を切ろうとしたオルネッラに「ハイエナ!」呼ばわり・・・・。さあ大変!「公務員侮辱罪です」と「いやそれは職権濫用だ!」とどちらも一歩も引こうとはしない。数日後、今度は路上での大喧嘩に遭遇するオルネッラ、よく見ると、酔っ払いの一人の男は・・・・・あのニュースキャスターのアルベルトなのだ間に入ったオルネッラは危険だと感じ、代わりにを運転。そして成り行きで部屋に行き、ついに!!!まさか

愛の格言その3~~イタリア人の夫85%、妻の60%も浮気をするの。でもうちの旦那は優しくて思いやりもある。でもアルベルトにはウズウズしちゃう♪

第4章棄てられて

オルネッラで訴えられるはずだった小児科医ゴッフレード(カルロ・ヴェルドーネ)。そのオルネッラは訴えを取下げる。それは何故か?というと彼が奥さんに家出されたと聞き、気の毒に思ったからだった。助かりはしたけれど、、カッコ悪くて、情けないゴッフレード一人の夜は寂しい「愛しているよ」と妻マルガリータのにメッセージを残す。夜中の3時なのに、をしたら、何と間違いだった。どこまでも情けないゴッフレード・・・・・。

ある日、街の本屋で、派手な表紙のを手に取る。それはCD付きのオーディオブックシリーズ「恋愛マニュアル」だった。書店員のトンマーゾからアドバイスを受け“棄てられて篇”を選んだ。

 

思わず「なんだ!」と見栄を張ってしまう。聴いてみると、その優しい声の女性は「このCDで心の建て直しと自己啓発をめざそう」と囁く

彼は教えどおり、実践することに・・・・。そして初恋の女性との再会を決心胸を高鳴らせ、約束の場所へ・・・・。しかし憧れだった(はずの?)女性はまさかえっ!!!

元の生活に戻ったゴッフレード、何と!看護婦 ルチアーナはどうも彼に好意を持っている様子?彼女もあまり幸せではないようだ・・・・。燃え上がった二人は彼女のアパートへなだれこむ。旦那が留守なのを幸いに・・・・。ところが、突然事態は急変予定を早めて夫が戻ってきたのだ。さあ大変ベッドの下に押し込まれて、果ては高層アパートの窓の外に追いやられる。

 

なんでこんなひどい目に合わなきゃいけならないんだ自己嫌悪に陥るゴッフレード。

翌朝、ヘトヘトな体でに戻ったら、弁護士ルイスから衝撃な話を聞くことに・・・・。何と妻には長年の愛人がいるというのだ。ゴッフレードにまた打撃を与える

身も心もズタズタ状態のゴッフレード疲れきったまま、近くのを彷徨う。レストランをやっているという少女に誘われ店に行くと、若い母親リヴィアが、搾りたてのジュースとブリオッシュを出してくれた。少しづつ元気を回復するゴッフレード。中年男と若い母親、そしておしゃまな少女は際を歩いて行く突然訪れた幸せの予感を胸に・・・・・。

 

愛の格言その4~~~

熟年の失意は、時に甚大な痛手を招きます。

絶対に避けるべき状況は3つ

必要以上に愛の対象を取り戻そうとする事。

メールのやりとりという愚挙

自己憐びや友人の泣き言。

威厳と誇りを決してお忘れなく・・・・。

 

ちょっぴりせつなくて、でも面白くて、ロマンティックな作品です。

 

イタリア的恋愛マニュアル 

 

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マッチ工場の少女★アキ・カウリスマキ作品

2007-09-19 | 映画:ミニシアター

無愛想で、地味なイリスにも夢があったはず

 

9月11日、京都みなみ会館にて鑑賞。先日紹介した「街のあかり」の公開を記念して今、アキ・カウリスマキの過去の作品が上映されている。その第一弾が「マッチ工場の少女」 今から17年前、1990年に製作された作品である。主人公イリスを演じるのは、その後カウりスマキ作品にはかかせない看板女優となる、カティ・オウティネンである。

カウリスマキの作品の中で最も悲惨な作品といわれているのがこの「マッチ工場の少女」。

 

お話

 

母親と居候の男性とともに暮すイリスは、毎日マッチ工場で働き、二人を養っていた。たまに地元のダンスホールに通い、踊ってくれる男性を待つのだが・・・・。他の女性には誘われるのに、彼女には誰も誘いはなく、いつもひとり皆が踊るのを眺めていた。ある日、意を決して給料日にを買うも、居候の男性より「売・春・婦」と言われぶたれる。ドレスを返すようにと母からも・・・・・。しかしイリスはそのを着て、ディスコへ出かけるのだった。そして生まれて初めて、男性に声をかけられることに。そして、一夜をともにする。幸せを感じるのも束の間。男性から、「遊びだっただけ」とあっさり捨てられてしまう。しかしその後、何と男性との子どもを身ごもってしまうことにそのことをでイリスは伝えるが、「堕胎するように・・・。」と送金してくる男性。

 

イリスはこれを機に復讐のにと変貌する薬屋にてねこいらずを購入。ここから復讐劇が始まる。男性だけでなく、罵倒した両親にも、ねこいらずを入れたで殺害。すべて成功する。しかしその場面は映ることがなく、観客の想像でどうなったか?感じ取るという設定だ。殺害後も淡々とマッチ工場にて働くイリス。そこへ二人の刑事がやって来る。イリスは刑事とともにその場を立ち去るのである。

 

70分という短い作品の前半はほとんど台詞がない。場面の展開だけで、イリスの人生の悲惨さがひしひしと伝わるところが何ともいえない。詳細な場面を見せず、あくまでも、観客の想像で感じ取るという作品の無駄のないところにも凄さを感じた。

 

アキ・カウリスマキの独特な映像の素晴らしさに感動した。お話の内容は悲惨なものだが、淡々と進むドラマ展開は何ともいえない愛おしさを感じるのだ。

 

10月27日~11月2日の1週間限定で、アキ・カウリスマキ作品「過去のない男」が京都シネマにて上映決定しました。ぜひ皆さん、この機会にご鑑賞下さい。

 

 

 

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ショートバス☆SHORTBUS

2007-09-17 | 映画:ミニシアター

みんなが誰かとつながってる あなたは一人じゃない

 

9月4日、京都みなみ会館にて鑑賞。世界中が熱狂した傑作『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』から5年。ジョン・キャメロン・ミッチェルが待望の最新作を遂に完成させたでもこの『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』は未見な上、全然知らない私。実はアメリカの、オフ・ブロードウェイで1997年に舞台化された人気作品だそうで・・・・・。カナダ・ドイツでもキャストを変えて上演されている。そして我が日本でも三上博史主演で、2004年、2005年と舞台化され、人気を博している。そして今年、2007年は山本耕史主演で上演ということだ。

 

そのジョン・キャメロン・ミッチェルの待望の最新作『ショートバス』。何とオーディションで集めた俳優たちと二年に及ぶワークショップで脚本を作り上げたという異色作だ。

 

そもそも“ショートバス”とは?アメリカの黄色いスクールバスの短い版。ハンディのない子は長いスクールバスだが、ハンディを持った子どもが利用するバスのことだ。作品の中では、“ショートバス”はNY、ブルックリンのD・U・M・B・Oエリアにある、サロンの名前だ。ここには、ドラッグクイーン、アーティスト、引退した高齢者とさまざまな人たちが集まる愛を求め、幸せを求め、人とのつながりをもとめている人々の姿が印象的。奔放的で過激なS○X描写も満載で・・・・ちょっと戸惑うところもあるが。監督が描こうとしているのは“愛”そしてが永遠のテーマらしい

ソフィア(スックイン・リー)

STORYーーーー

 

ソフィアはカップルカウンセラー、様々な人々の悩みを解決していく一方で、自分自身、一度もオー○ズ○を感じたことはなく深く思い悩んでいたジェイムズとジェイミーというハンサムなゲ○のカップルも愛し方が違い、なかなか想いが通じ合わない。その二人に憧れる美男子セス、そしてセスをストーカーするカレブ。(複雑に絡む男たち) ソフィアの夫、ロブはダメ男プロのS○の女王、セヴリン。こんな7人の行き着く先は???何処かでみながつながり、“ショートバス”のサロンに集う。ある日、NYは大停電に陥る暗闇の中、それぞれの心に一体どんなが灯るのか・・・・。

 

夫ロブとの愛の○○○は一見上手くいっているように見えるが、実は・・・・・

 

全編そんな描写がばかりなので、最初はと嫌悪感を感じたけど・・・・。監督の言う“愛”についての物語を、愛をもって観客に届けたいという意味合いが何となく、観た後少しづつ分かったような?気もする。表現はさまざまだから、こんなのもありってところかな。それから、S○X描写も観ているうちに慣れになるのか?すんなり観れちゃうようになりましたね。

 

 ショートバス 公式サイト

 

 

このNYの街のミニチュアが可愛くてでした。夜になると、が灯り・・・・。素晴らしい夜景の世界になります

 

 

 

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シッコ★Sicko マイケル・ムーア最新作!

2007-09-14 | 映画:ミニシアター

  

テロより怖い、医療問題。

 

9月2日、京都シネマにて鑑賞。マイケル・ムーア監督の3年ぶりの最新作だ。私が観たのは、「ボウリング・フォー・コロンバイン」以来である。残念ながら、「華氏911」は未見である。ブッシュ大統領に突撃取材という話題の作品だったのに・・・・。観れなくて残念

 

さて今回の新たな標的はな・な・な・なんと誰もが関わりをもつ、医療問題だ日本でも、医療費の負担額は、随分厳しい状況3割負担の私とっても、かなりきつい薬を貰うたび、金額の多さに気分。しかしこんな事で憤慨してはいけない。先進国アメリカの医療問題の実態を知って、無茶苦茶なのだ。

 

まず一番のを呼ぶのに、事前申請が必要信じられない~~救急車って救急だから、呼ぶのに何故????ムーアは吼える「アメリカの医療制度はビョーキ(Sicko)だ」と・・・・。医療業界は限界態勢ブッシュ政権は大混乱のようす?医療業界のお偉方は髪の毛が抜けたらしい。ただちに「マイケル・ムーア対策マニュアル」が出来たそうだ。ご丁寧にも、ムーアそっくりさん実演付きDVDも製作されたらしい。(凄~いじゃん!)

 

また何とブッシュ政権はムーアに、突撃取材先キューバへの不法侵入国の容疑をかけて、上映中止をちらつかせたらしい(いやだね

 

もっとなのは、何と来年の大統領選挙候補の多くが、「公的健康保険の導入」を公約に掲げ始めたということだ。

 

なんとアメリカの健康保険充実度は世界37位、こんな超大国なのに、先進国中最下位なのだ

 

唯一先進国で国民健康保険制度がないアメリカ。6人に一人が無保険で、毎年18,000人の人が治療を受ける事が出来ずに死んでいく。(わあ~なんてことなんだ)でも驚くのは、待ってください今回「シッコ」ではちゃんと保険に入っている人のお話なのです。なら、何の問題があるの?いや大ありなんです

 

アメリカの医療保険の大半はHMO(健康維持機構)という、民間の保険会社が医師に給料を支払って管理するというシステムなんですね。

 

そしてこの管理システムには、驚くべき裏の実態が!!!!保険会社は、医師が治療が不要と診断すると、無駄な支出を減らしたといういうことで奨励金を与え、加入者には何かと理由つけて、保険金を払わない。それからです、政治家に多額の献金で操り、都合のいい法律を作らせる。公的医療保険制度を求める動きに対して、「国による健保の管理は社会主義の第一歩だ!」と都合のいいことを言っている。結局、国民は高い保険料を払っても、一度大病を患えば、治療費を支払われずに病死「こんなの、もう沢山だ」とムーアは叫ぶ

 

 

本作「シッコ」では「アメリカに国民健康保険制度を実現させること」そして、「病気で苦しむ人たちを救うこと」だ

 

日本の医療制度も危ないかもーーー他人事でないかもしれない。医療費の大幅削減し、介護医療も民間だしね。確かに健保民営化もあるかもしれないよね。負担額ももっと増えるかも

 

生きるべきか、死ぬべきかーーーーアメリカでそれを決めるのは保険会社。

 

① 仕事中、事故で指を2本切断した大工さん、健康保険を持っていない彼に、医師は聞く「薬指をくっつけるのに12,000ドル、中指は60,000ドル、どっちにしますか?」そして選んだのは薬指、中指はない。

 

 

② 悠々自適な引退生活のはずの高齢者、毎日スーパーで働く会社を辞めれば、福利厚生の一部である保険を失う薬代を払えないからだ。健康保険をキープするために、死ぬまで働かなければならない。

 

 

③ 骨髄移植で命が救われるかもしれない重病の夫を抱える妻。彼の家族の骨髄がマッチすると判明大喜びしたのに、保険会社は金をなかなか下ろさない。待っているうちに、夫は亡くなってしまった「何故?」と良き夫で、良き父だった愛する男性の写真を手にして止まらない涙。

 

 

ムーアは、カナダ・イギリス・フランスを訪ねる他の国の医療制度は・・・・。どの国も、基本的に国が運営する保険でカバーされている。イギリスはNHS(国民保険サービス)の運営する病院では、交通費も患者に支払っていた。(これは凄いよね)フランスの中流家庭の妻の話、「一番お金がかかるのは食費、次に休暇」、アメリカでは実現できないのか?本当にアメリカはこんな社会でいいのか?

 

 

最後に、9・11で救命作業のために、自ら健康を犠牲にした救命員たちをキューバに連れて行く。なぜなら、キューバ南に位置するグアンタナモ海軍基地では唯一アメリカの無償治療が受けられるところなのだ。何とそこに収監されているアルカイダの一味はその恩恵を授かっているからだムーアは叫ぶ「9・11の英雄に容疑者と同じ治療を受けさせてくれ」でも返事はない・・・・。

 

仕方なくムーアは病人たちである彼らを“敵国”キューバの病院に連れて行く。医者達は無償で治療をしてくれた。優しい笑顔で、「大丈夫ですから!」と励ましてくれる自分たちの国で、そんな言葉をかけてもらったことはなかった。収入を工面して何とか購入している薬が、アメリカでは120ドルなのに、ここではたったの5セントだという

 

なにかがおかしいもう誰もが気づいている。利益を第一にする保険会社がすべて牛じるシステム自体がおかしいのだどうすれば、かえれるのか?ムーアは観客に呼びかける

 

儲け主義のアメリカでは、国民はないがしろにされているのだ。先進国とは名ばかりか・・・・・。日本も格差社会と突き進んでいるから、どうなるか分からないななんて・・・。マイケル・ムーアは救世主かも。アメリカの実態も、大したことはないんだね。

 

 

 突撃といえば、ヨネスケも突撃○○○○か!

パンフレットを買うとこのシ-ル付いて来ます

 

 

 映画『シッコ Sicko』公式サイト

 

追記:最後に、撮影に至るさまざまなお話をちょこっと

 

ムーアはまず、一般人から体験談を集めることに。自らのウェブサイトで呼びかける。保険会社とのトラブル・保険のないために、どんなことになったか?病院や医師がいかにあなたの治療を行わないように画策したか?等とさまざまな経験・体験を募集したところ、何と1週間で25,000通のメールが押し寄せたのだ

 

限られた上映時間なのですべてについては語れないため、ある程度、焦点を絞ることに。それが、保険加入しているにも関わらず、保険金支払いを拒否され、人生をめちゃくちゃにされた人々を取材することにした。

 

撮影はアメリカ国内からスタートした。クルーは全米に住む患者たちを取材するために駆け巡ったその後、イギリス・カナダ・フランスへと・・・・。他の先進国と比べて、アメリカの医療制度がいかに劣っているかを証明するために。

最終的に撮影日数は130日を超え、トータルで500時間以上に及ぶ映像が収録された。取材した話は150から200件。

 

「華氏911」のクリストファー・スワード、今回新しく加わった「不都合な真実」のダン・スゥイエトリクらとともに編集した。今回の撮影は、精神的にとても苦しかったとムーアは証言する。医療システムへの怒り取材した人々に対する悲しみで雰囲気が重苦しくなるのを、ユーモアで乗り越えようとした完成した映画はこれまでのムーアの映画とはかなり違う仕上がりになっている。ムーアもそれを認めている。「この映画はひとつの挑戦だった」と振り返った。

 

ということで、映画製作がどんな状況だったか?少し書き加えました

 

 

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TAXi ④ リュック・ベッソン

2007-09-12 | 映画:シネコン

 

スタジアムを飛び出し、灼熱のモナコへ!シリーズ最大最速312,8km/h

 

ドジな刑事と凄腕タクシードライバーのでこぼこコンビが活躍する人気シリーズ第4弾。

8月29日、MOVX京都にて鑑賞。リュック・ベッソンの作品といえば、「トランスポーター2」もそうだったね。2005年に上映された「アンジェラ」は鑑賞するつもりだったが、機会を失ってしまったし・・・・・。「レオン」・「フィフス・エレメント」・「ニキータ」と結構話題作多いのだけど、ほとんど未見だ。

 

それではあらすじの概略を・・・・・。

全欧州から指名手配されている凶悪犯が逃亡した。彼らの目的は、モナコにあるベルギー王立銀行の襲撃だ刑事エミリアン(フレデリック・ディーファンタル)は、相棒のダニエル(サミー・ナセル)がハンドルを握るで一味を追跡。その頃、美人刑事ぺトラ(エマ・シェーベイ)は凶悪犯一味に潜入、秘密捜査をしていた。ところが、アジトに侵入したエミリアンの失態で、2人は絶体絶命のピンチにそんな2人を救うべく、ジベール署長(ベルナール・ファルシー)は全力をかけて奇襲作戦を決行空前絶後の銃撃戦が始まった。果たしてエミリアンとぺトラの運命はまたエミリアンとダニエルはこの事件を解決できるのか

 

進化したTAXi=プジョー407

 

主役のはプジョー406から407へ進化!全てがスタイリッシュ&ラグジュアリーにパワーアップ一見ごく普通の車でありながら、スピードモードに入るやステアリングをチェンジ、コントロールパネルで瞬時にモードシフト、007のボンドカーも顔負けの仕掛けが飛び出すさらにはスイッチングひとつであっという間ににシリーズ最高最速の312.8km/hの世界へ、レーシング仕様にカスタマイズされた純白のプジョー407が奏でるエンジンサウンド桁外れのスピードとパワーで縦横無尽に駆け抜ける~~~~(そんなに凄いスーパーカーなんだ。でも車の事は分からない)

 

 

最高のTAXiワールド誕生

 

凄腕TAXiドライバー ダニエル&ドジな刑事エミリアンの名コンビは健在。前作で生まれたダニエルとエミリアンのそれぞれの子供たちも可愛く成長そして大いに活躍だ!

 

 

今回はカメオとして、“フランスの怪物”と異名をとるフランスの国民的スーパーサッカー選手ジブリル・シセが出演マルセイユに移籍するサッカー選手の役をリアルさながらに演じている

 

フランス語でのセリフまわしがかなり、インパクトで、しかも早口なもので、観ている私は目が回りそうな感じでした。何と言ってもジベール署長役のベルナール・ファルシーの早口でどこか抜けているところが大変受けましたほんまに面白いキャラで良かった(ここでも拍手!)

 

 

後は、サッカースタジアムに車を乗り入れるというところが、凄いなと・・・・。奇想天外でなかなかですね。

 

「TAXi 4」 公式サイト   

 

リュック・ベッソン 作品情報・経歴など、詳しく紹介されていますよ

 

 

 

 

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ラッシュアワー3☆★ジャッキー・チェン対真田広之!!

2007-09-09 | 映画:シネコン

ジャッキー・チェン&クリス・タッカー

 

世界最強お騒がせコンビが贈る大ヒットシリーズ最新作

 

 

8月28日、MOVX京都にて鑑賞。シリーズものですが、これも前作1・2とも未見です。でも楽しく鑑賞できました。そしてジャッキー・チェンの映画もこれが初めてです。アクションスターですが、映像のなかでの彼の口調は結構ソフトでした。コンビ役のクリス・タッカーはエディ・マーフィー調でなかなかコミカルなキャラでいいですね。

そしてこの二人が迎え撃つ暗殺者役に、日本の俳優、真田広之が登場!!彼の活躍は本当に凄いですよね。そして工藤夕貴もナイフ刺客という役で出演。日本人が二人も出演って素晴らしいことです。

 

さて、前作から6年。ついにこの夏全世界の観客を大混乱《ラッシュアワー》に巻き込んで、バディムービーの金字塔を打ち立てたあの最強刑事コンビが帰ってきた。前作以上に過激度がエスカレート

 

あらすじ

在米在香港領事館のハン大使が中国マフィアの大物といわれる“シャイシェン”の存在を突き止めたために狙撃される。一命をとり止めた大使と娘のソーヤングの命を守る傍ら、“シャイシェン”の追跡を始めるリー捜査官とカーター刑事、捕らえられた暗殺者の一人から、シャイシェンの謎はフランスにあることを知り、二人はパリにぶ。そして知ったことは、シャイシェンは人物名ではなく、中国マフィアの暗黒界を取り仕切るリーダー13人の名前が掲載されたリスト名だとわかるそのリストの在処を探る鍵はジャンビエーブという女性ダンサーにあるらしい。リストを巡ってリー&カーターとマフィアの死闘が繰り広げられるそしてリストのありかと敵の全貌が明らかになっていく・・・・・。

 

お馴染みジャッキーとタッカーのハイテンションなやりとりは名人芸の域この二人の脇を固めるのはWWCの代表レイナード委員長役のマックス・フォン・シドー、「エクソシスト」の神父役やベルイマン監督の「第七の封印」でお馴染みの名優だ。監督としても活躍、スピルバーグ作「ミュンヘン」にも出演している、イヴァン・アタル、また、「ローズマリーの赤ちゃん」や「戦場のピアニスト」の監督であり、俳優としても活躍しているロマン・ポランスキーといったベテラン勢の豪華出演そしてそして我が日本を代表するアクションスター真田広之が映画の核心部分を占めているのだ近年は「プロミス」・「サンシャイン2057」・「上海の伯爵夫人」・「ラスト・サムライ」などワールド・ワイドな活躍をしている。今回、ジャッキーと初めての共演が実現リーと兄弟同然に育った敵役として、984フィートもあるエッフェル塔上での死闘対決が繰り広げられる

 

さすが真田広之、凄いアクションですジャッキー・チェンも負けてはいません。このシーンは息を呑むくらいハラハラドキドキです。そういえば、真田広之ですが、伏見桃山城からダイビングしたこともあるんです。ジャパンアクションクラブ(千葉真一の門下生)だったことも・・・・。今や世界の舞台で活躍しているのですからですよね。

 

 ラッシュアワー3 公式サイトだよ

 

 

 

 

 

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街のあかり♪アキ・カウリスマキ

2007-09-06 | 映画:ミニシアター

  

「街のあかり」は、「浮雲」、「過去のない男」に続く、敗者三部作の最終章です。「浮雲」では、“失業”を、「過去のない男」では、ホームレスを、そして今回のテーマは“孤独”です。

 

初めて観た、アキ・カウリスマキ監督作品「街のあかり」、舞台はフィンランド・ヘルシンキだ。一昨年訪れたところだけど、こんな場所あったかな?クラシックな趣きの風景だ。ちょっと私が見たヘルシンキとは違ったが・・・・。えぇ~!ヘルシンキ市内に地下鉄があるの?知らなかった。そうか・・・・。その地下鉄の終点ルオホラハティ駅付近、街の中心から少し離れた新興住宅地でのロケだそうだ。メインな観光では分からないはず。

 

実は、展覧会でお世話になっている画廊のスタッフMさんが、このチラシを見て、この監督の映画のファンだと言われた。へぇ~そうなんやちょっとゆっくり系の作品が多いとのこと。私の好みじゃないかな?なんて思っていた。

 

しかし、気になるので、8月26日、京都みなみ会館にて鑑賞。だと聞くと、やはり観なくちゃなんて思い、19:30の上映時間に行くことに。

 

感想・・・・良かった何がいいかというと主人公のけなげさだ。愛を確信した相手に裏切られても、信じる心が凄いのだ。どん底まで落とされるのに、それでも相手を裏切らないその一途さ。ちょっとアホちゃうかと、イライラしてしまうけど。

 

おはなし

ヘルシンキ、ルオホラハティ地区、警備会社ウェスタン・アラーム社に夜警として勤務するコイスティネン(ヤンネ・フーティアイネン)はその朴訥な性格が災いしてか?同僚からも、上司からも気に入られず黙々と仕事をするだけの日々だった。同僚は彼を見るとからかうも、決して仲間に入れようとしないし、上司は彼をいつクビにしょうかまよっている。友人もいない。愛する人もいない。家族もいない。食堂へ行っても、パブに行っても、声をかける人など、誰もいないひっそり影のようにヘルシンキの場末で暮している。

 

夜勤明けに、いつもソーセージ屋に向かうその店を営むアイラ(マリア・へイスカネン)が彼を迎えてくれる彼のために、ソーセージを丹念にグリルするアイラでも、コイスティネンは彼女の気持ちに気づくことなく・・・・。いつもうわの空そして、誰にともなく告白、「警備会社を起業して、奴らをツブしてやる」と・・・・。アイラもうなずく。

 

そんなコイスティネンをパブで偶然見かけた男がいた。彼の性格を見抜き、付け込もうとする危険な奴(イルッカ・コイヴラ)だ。そんな男の存在に、コイスティネンはまだ気づいていなかった。

 

あるった日のカフェ。休憩時間に美しい女性がコイスティネンに近づいて来た。いきなり彼の前に座り、「あなたが寂しそうだから」という。コイスティネンは突然に落ちたふたりはつっましやかなデートをする。

 

彼の胸に突然ひかりがその希望が原動力となり、なけなしの貯金をはたいて、職業訓練学校で勉強して卒業証書を手にする。さあ銀行へ融資をと、勇んで出かけるも、まったく相手にされず銀行から侮辱のまなざしを受けるだけさらに、パブの前につながれたを不憫に思い、飼い主の元に乗り込むも、殴られ、雑巾のように放り出される始末。

 

 一週間もつながれている犬(パュ)

 

それでも彼の胸はあの美しい女性ミルヤ(マリア・ヤルヴェンヘルミ)への愛にあふれていた

 

ある月明かりの美しい夜。突然仕事場にミルヤが訪ねてきた「会いたかったわ」という言葉とともに、「一緒にウィンドウショピングがしたい」と言う。そんな彼女の誘惑に断りきれず、夜のショピングセンターへ・・・・。(何やら怪しい雰囲気?)そして、宝石店の警備に入るとき、コイスティネンが押した暗証番号をミルヤは見逃さなかった数日後、ミルヤは初めて、コイスティネンの部屋を訪ねる。もてなす用意をしてドキドキ状態のコイスティネン、やって来たミルヤの表情は何だかおかしい予測するコイスティネンの思ったとおり的中!!「母が病気だから、実家に帰る」ということだった。コイスティネンはショックそして泥酔状態最後に辿り着いたのはソーセージ屋のアイラの元・・・・・。美しい女は去って行ったのだ

 

 愛するミルヤのために

 

しかしミルヤは再び戻ってきた。(何で?)話があるというが、なかなか切り出さない(凄~く)いよいよ彼を嵌める準備だ。に睡眠剤をいれ、何とショッピングセンターの鍵を奪う後はマフィアの男たちがを奪う手はずになっていた。

 

宝石は奪われる~~~

 

容疑はコイスティネンにかけられるが、証拠不十分で釈放。仲間がいるはずと警察は睨んだ。あくまでもひとりでやったと主張するコイスティネン釈放されても、世間の眼は冷たい。牢獄以上のものだった

 

性懲りも無く、またミルヤがやって来た。「謝りたい、わけを説明させて」なんて白々しいそれでも彼はミルヤを愛していたのに・・・・。また彼を!!盗んだの一部と鍵をソファに隠す。コイスティネンは知っていた。でも何も言わない。何で役割を終えたミルヤは悠々と立ち去る

 

 

ミルヤはマフィア男の女だった。

 

もちろん通報され、コイスティネンは牢獄へ・・・・。1年の服役が言い渡される。

季節が移り変わっていく。夏から秋へ、そして冬なった。彼は冬の風景を窓からせつなそうに見つめる。アイラからのが来るが、ミルヤからのが来る事はない。アイラからのは読まずに破り捨てる。

春になった。出所したコイスティネンは簡易宿泊所に居を置き、レストランの皿洗いをしながら、再出発する。偶然街で会ったアイラが宿泊所を訪ねてくる。夢を失っていないことを話すコイスティネンにアイラは微笑む

 

またしても、夢をつぶされるコイスティネン

 

ある晩コイスティネンの勤めるレストランにあの男がやって来た。美しいのようなミルヤを連れて。そして男の策略によって、窃盗犯だとバラされ、店をクビに。

ついに怒りが込みあげるコイスティネン!!ナイフを研ぐ彼の姿があった。店に戻り、男を刺そうとするも、かするだけ・・・・。部下たちに瀕死の重傷負わされたコイスティネは小さな友人と犬によって助けられる。

 

 

「死なないで!」 「ここじゃ死なない!」

 

 不思議なのは、役者さんのテンションがあまり高くない演技です。むしろ意識的に全体に抑えられているという感じです。内容は孤独で愛情に飢えた男がかなり卑劣な女性と男たちよって徹底的に落とされるという内容なのに、喜怒哀楽がない淡々とした展開は何ともいえないものを感じます。

これだけ裏切られても、一度信じたら、主人公の愛したものに対して裏切らないという姿は無償の愛なのかもしれませんね。慈愛に満ちたという表現は納得できます。

孤独な世界、誰に愛される事もない、友だちもない、家族もない・・・・そんな“ないないづくし”のコイスネィテンに声をかけてくれたミルヤは確かに悪女だったけど、彼にとっては愛するという気持ちを芽生えさせてくれた唯一の女性だったのかな?なんて・・・。 一途に思いを寄せるアイラの姿も素晴らしいな。

 

 

今までにないひと味違った作品でした。アキ・カウリスマキ監督に

 

 映画『街のあかり』オフィシャルサイト

 

 

 『街のあかり』公開記念として、京都みなみ会館と神戸アートビレッジセンターで、
 カウリスマキの今までの14作品を一挙上映!

 

 京都みなみ会館のHP

 

 

 

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