銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

それでも夜は明ける(2013)**12 YEARS A SLAVE

2014-03-29 | 映画:シネコン

 

しばらく更新せず、、、。この作品、随分前に鑑賞したのですが、書けずにいました。これ実話だそうでびっくり、奴隷制度は拉致までして起こったとはね。当時のアメリカは場所によってこんなにも違ったのですね。しかも12年の歳月も拘束されたとは・・・・。

久しぶりに見たキウェテル・イジョフォー、ちょろっと見ることはあったけど。今回は主役で登場。私はキンキブーツ以来です。それにしても豪華キャストでした。

最初に買われて行った場所の農園主フォード役には、シャーロックでおなじみのベネディクト・カンバーバッチ。ここにはジョン・ティビッツという嫌な男がいて・・・・。イジョフォー演じるソロモンを何かと甚振る。その役があのポール・ダノでした。憎たらしいほどまでこの役がお似合い!さすがポールでした。しかし色々あってソロモンはまた違う場所へと買われて行くことに。

そこで登場したのがマイケル・ファスベンダー演じるエドウィン・エップスという卑劣な男なのであります。ソロモンを人間扱いせずまるで自分の所有物扱い。どこまでも憎たらしい男です。


奴隷仲間のパッツィー、彼女へのエドウィンの執着は凄かったよね。性的な気持ちがあるような?異常な気がしました。

パッツィー役のルピタ・ニョンゴは今回のオスカーで助演女優賞をゲット!!凄い。初出演でいきなり大きな賞を頂くとはね。

前評判が凄いのでかなり期待度大だったのですが、意外にも私にとっては普通の感じでした。確かにそれぞれの役者陣の演技は素晴らしいとは思ったのですが。そんなに衝撃的ではありませんでした。

 ブラビもちょこっと出演 彼は製作にも関わったらしい。ゲスト出演ってとこかしら。

あらすじ(allcinemaより)

ニューヨークに暮らす音楽家のソロモン・ノーサップは生まれながらの自由黒人。妻子とともに、白人を含む多くの友人に囲まれ、幸せな日々を送っていた。だがある日、2週間の興行に参加した彼は、興行主に騙され拉致された末、奴隷市場に送られてしまう。自分は自由黒人だとどれだけ必死に訴えようが、無駄な抵抗だと悟るのに時間はいらなかった。そして名前も人間としての尊厳も奪われ、奴隷として大農園主フォードに買われていく。それでも農場では、その有能さを認められ、温厚なフォードに気に入られるソロモンだったが…。

最後の展開はちょっとえぇ~!そんな感じでしたが・・・・。もう少し劇的な感じで締めて欲しかったなあと。実話がそうならばそういうことなのかも知れないですね。

解説(allcinemaより)

南北戦争前の19世紀前半に実在した黒人男性ソロモン・ノーサップの自伝を映画化した衝撃の伝記ドラマ。ニューヨークで普通の市民として自由な生活を送っていた主人公が、ある日突然何者かに誘拐され、南部の農園に売り飛ばされた末に体験する想像を絶する奴隷生活の行方を描く。主演は「キンキーブーツ」「ソルト」のキウェテル・イジョフォー、共演にマイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ブラッド・ピット。監督は「SHAME -シェイム-」のスティーヴ・マックィーン。

スティーヴ・マックィーン?あの?!いえいえ違います。分かっているのに、あの俳優のマックィーンをまた思い出してしまいました。

メディア 映画
上映時間 134分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2014/03/07
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.foxsearchlight.com/12yearsaslave/ (英語)
 
 
 
 
 
 
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013)**DALLAS BUYERS CLUB

2014-03-17 | 映画:シネコン

 「くたばれ!」と社会は言った。
                                     「くたばるか!」と男はたった一人で戦いを挑んだ。

遅まきながら鑑賞してきました。マシュー・マコノヒーがアカデミー賞をゲットしたということで気になっていた作品です。そんな作品なのに京都では上映されているシアターが家からかなり離れたTジョイのみ・・・・。一般の会員制やサービスもないので今回は1800円出して行ってきました。

さてマシューがなんと21kgも減量して挑んだというエイズ患者役。普段のがっしりした印象はまったく消えてしまいげっそり。いかにも病人らしいです。時々咳き込み、痛々しくも、、、、。HIVだと宣告されているのにそんなことがどれだけ大変な状況にも動じないところがなんとも凄いです。突然運転中に気を失ったりヤバいじゃないかとハラハラする場面も。友人たちはエイズだと知ると、罵り去っていく。いやあ時代背景でしょうか?まだそれほど理解されていなかったのでしょうね。それでも本人はそんな状況にも屈することなく自分の病気ない立ち向かうことになります。

突然の余命宣告。後30日だと聞かされたら皆さんならどうします?私ならだめですね。目の前真っ暗ですわ。そんな状況なのにマシュー演じるロンは自分の冒された病気を調べます。結果アメリカにはエイズを治療する薬の少なさを知ることに。冷静なロンにびっくりです。薬を求めてなんとメキシコまで向かい、アメリカで認可されていない薬の密売を考えだします。

そのロンの相棒となったのがトランスセクシャルでやはりエイズ患者のレイヨン。この役を演じているのがあのジャレッド・レトです。マジこの人の本当の素顔を映画ではあまり見たことないなあ。チャプター27の時は体重増加して主人公を演じていましたしね。ほんまにこの変貌は凄いなあと思います。その成果もあって、ジャレッドもアカデミー賞ゲットですからね。W受賞は当然かも。

あらすじ(allcinemaより)

1985年、テキサス州ダラス。酒と女に明け暮れ、放蕩三昧の日々を送るマッチョなロディオ・カウボーイ、ロン・ウッドルーフ。ある日、体調を崩した彼は、突然医者からHIVの陽性で余命30日と宣告される。ほかの多くの人同様、エイズは同性愛者がかかる病気と信じていたロンにとって、それはあまりにも受け入れがたい事実だった。それでも生きるため、エイズについて猛勉強するロン。やがて、アメリカでは認可された治療薬が少ないことを知り、有効な未承認薬を求めてメキシコへと向かう。そして、トランスジェンダーのエイズ患者レイヨンの協力を得て、大量の代替治療薬を国内のエイズ患者にさばくための仕組み“ダラス・バイヤーズクラブ”を立ち上げるロンだったが…。

実在した主人公ロンを体当たりの演技で演じたマシューさん、ほんまに凄いの一言。主演男優賞ゲットは確かに納得。わざわざ遠いシアターまで1800円かけて観たかいはありました。

余命30日と言われながらもその後7年も生きたということですから、やっぱり薬の効果はあったのでしょうね。それにしても全身全霊で生き抜いたこのカウボーイロンの生きざまはやはり凄いとしか言いようありませんね。

 マシューさんも凄いけど、このお話も凄いわ。

解説(allcinemaより)

「キラー・スナイパー」「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒーが、実在した不屈のエイズ患者を体当たりで熱演し絶賛されたヒューマン・ドラマ。エイズに対する偏見が強かった80年代のアメリカを舞台に、エイズ治療に無策な政府や製薬会社に公然と反旗を翻し、国内未承認でも有効な治療薬の販売ルート確立に尽力したカウボーイ、ロン・ウッドルーフの戦いの軌跡を描く。共演はジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レトー。監督は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のジャン=マルク・ヴァレ。

メディア 映画
上映時間 117分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ファインフィルムズ)
初公開年月 2014/02/22
ジャンル ドラマ
映倫 R15+

 イブ役のジェニファー・ガーナーはベン・アフレックの奥様だそうです。

 

オフィシャル・サイト
http://www.finefilms.co.jp/dallas/
 
 
 
 
 
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ある精肉店のはなし(2013)

2014-03-10 | 映画:ミニシアター

 いのちを食べて いのちは生きる

京都シネマにて最終日鑑賞。ようやく書くことに・・・。

大阪貝塚市に市の屠畜場があったんですね。それすら知らない私。また牛を殺して肉にまでする精肉店があることも初めて知りました。屠畜場の歴史は明治10年からで、この2012年に閉鎖されるまでの100年あまり続いたそうです。

映画の冒頭、牛が頭を叩かれ倒れるシーンには少々びっくり。そして残酷やななんて考えてしまうけど、よくよく考えれば普段から生きていた動物の肉を何も平気で食べているんですから残酷やなというのはちょっと語弊あるかもしれません。そういう意味でこの作品をやっぱり見ておく必要はあったのかもしれません。

北出さんたちの存在があればこそ人間は生きながらえてきたのですから。しかしかってこういう職業をされていた方たちは周りの偏見をもたれ、非道な差別を受けます。今もその現状は続いています。何故にこんな理不尽なことになったのでしょう。コピーのようにいのちを食べていのちは生きているのに・・・・。こういうお仕事をされる人が必要なのにね。

 牛を屠場まで連れていく。

北出さんの長男新司さんはそんないわれなき差別を受けた父の姿を目にして、地域の仲間とともに部落解放運動に参加されたとのこと。
それによっていつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わったと話しておられます。

それにしても大変な仕事です。今回この作品を観て色々な御苦労があるんだなあと実感。こうして実際観ないと分からないことだらけです。色々勉強になりました。私たちが日ごろ何気なく口にしている食糧はこのような過程で食卓に運ばれているんだと思いました。

 肉を捌く作業や、内臓などの処理もリアルに紹介されていることで勉強になりました。

 次男昭さんは牛の皮を使って太鼓作り。こんな作業を経てりっぱな太鼓に生まれ変わるんですね。

あらすじ(MovieWaklerより)

大阪の北出精肉店では、7代にわたり家族で牛を育て、手作業で屠畜を行い、その肉を店で販売、生計を立ててきた。700kgにもなる牛を屠り、見事な手つきで内臓を捌き、確かな経験と技術により、牛は鮮やかに肉になっていく。熟練の技を持つ彼らだが、「自分たちの仕事は子どもの頃から自然に倣い覚えたことで、何も特別なものではない。暮らしの一部だ」と言う。店主として店を切り盛りするかたわら、高齢化、過疎化が進む地域に尽力する長男。年に一度、心躍るだんじりにひときわ思い入れがある次男は、太鼓作りをしながら、屠畜の仕事から見るいのちの大切さを地域の学校で話して廻る。長女は一日のほとんどを台所で過ごし、家族のために食事を作る。中学一年生の孫は、将来肉屋になりたいという。そして、いつも微笑みながら家族を見守る87歳の母。そこにはごく平穏な家庭の日常があった。だが、家業を継いだ兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加するなか、いつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。2012年3月、輸入肉や大規模屠場への統合の影響によって、彼らが利用し102年続いてきた公営屠畜場が閉鎖されることになった。やがて、最後の屠畜を終え、北出精肉店は新たな日々を重ねていく……。


新司さんの息子の結婚式。嫁ぐお嫁さんに部落問題は引っかからなかったかと質問する場面も。それに対して抵抗はなかったと答える。

解説(allcinemaより)

「祝の島」の纈あや監督が、大阪府貝塚市で7代にわたって家族で精肉店を営む一家の姿を通して命と生を巡る物語を紡いだドキュメンタリー。家族が協力し、牛の飼育から屠殺・解体・精肉・販売までを一貫して手がけ、すべてを手作業で行うその丁寧な仕事ぶりを追うと共に、被差別部落出身者として長年理不尽な差別とも向き合ってきた家族の歴史をも見つめていく

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 日本
初公開年月 2013/11/29
ジャンル

ドキュメンタリー


 

オフィシャル・サイト
http://www.seinikuten-eiga.com/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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スノーピアサー(2013)**SNOWPIERCER

2014-03-01 | 映画:シネコン

 前を進め。世界を変えろ。

とうとう3月に突入!2月の最終週、なんと3作品鑑賞。久しぶりに沢山観ました。そのひとつがこれ。監督がポン・ジュノ 彼の作品は1つしか観ていない。「母なる証明」だけですが、これが凄くインパクトのある作品でした。あ!それから製作があのパク・チャヌクでっせ!まあこれは凄いメンバーです。そんな韓国映画界の重鎮がハリウッド界の俳優なんかを起用してどんな作品を作ったのが興味深々でした。

そんな期待もあり、その上に出演しているキャストがこれまた豪華ときている。主役カーティスにはあのクリス・エヴァンス。キャプテン・アメリカのイメージとは程遠い役じゃあありませんか。一瞬誰かと思いましたよ。それからあのソン・ガンホもメイン出演。その他、ジェイミー・ベルにジョン・ハート、ティルダ・スウィントンなどなど。いやあ素晴らしい!!映画はどちらかと言えばちょいと汚い系(笑)

2014年の現在、今問題になっている温暖化が映画のテーマ。もしかして本当に今こんなに凄いことになっていたらえらいことですね。人間の格差もここまで激しかったら、空恐ろしいです。マジのんきに構えてられませんよ!

なんでも原作はフランスのコミックらしいです。近未来が氷河期になって、生き残った人間が列車に乗り、支配層と被支配層に分けられるなんて。考えると戦前のような話にも思えますが、、、、。

あらすじ(allcinemaより)

2014年、人類は急速に進行する温暖化を食い止めるため、人工冷却物質の散布を実施。しかしそれは予想外の結果を招き、地球は氷河期に突入してしまう。やがて人類を含めほとんどの生物は死に絶え、17年後の2031年、“スノーピアサー”と呼ばれる列車の中で生活する乗客たちだけが人類のすべてとなっていた。その列車は永久機関のエンジンを積み、1度も止まることなく1年をかけて地球を1周する“走る箱舟”。

その前方車両では富裕層が優雅に暮らす一方、後方車両に押し込められた貧困層は劣悪な環境で虐げられ、忍従の日々を送っていた。そんな中、最後尾に乗るカーティスが革命に立ち上がり、反乱軍を率いて前方車両へと侵攻していくが・・・。

 

貧困層の食糧はプロテインらしく・・・。その作り方や材料も何やら疑わしいもので、それを口にしていたと思うとぞっとするような。って私が食べたみたいな言い方ですが。


ジョン・ハート演じるギリアムは片手、片足を奪われてしまった長老

 ティルダ演じるメイソンは富裕層のえらいさん。独特なキャラクターでありました。

 カーティスとガンホ演じるナムグン・ミンスはじりじりと列車のトップにいるウィルフォードを倒すために、向かいます。

さて列車のトップ車両で見た彼の姿は?そしてそこに隠された真実とは??

解説(allcinemaより)

フランスの大ヒット・コミックを基に、「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督が、「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンスを始め、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・ハート、エド・ハリスなどワールドワイドな豪華俳優陣をキャストに迎えて贈るSF大作。寒冷化によって人類の大半が死滅した終末的未来世界を舞台に、全生存者を乗せて走り続ける列車の中で形成された激烈な階級社会のありさまと、やがて勃発する凄絶な反乱の行方を描き出す。

メディア 映画
上映時間 125分
製作国 韓国/アメリカ/フランス
公開情報 劇場公開(ビターズ・エンド=KADOKAWA)
初公開年月 2014/02/07
ジャンル SF/サスペンス/ドラマ
映倫 PG12

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.snowpiercer.jp/
 
 
※世界の終末が本当にこんなんだったら、、、、と思うとなんだかぞっとしますね。
 
 
 
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