銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

エリザベス☆ゴールデン・エイジ

2008-03-29 | 映画:シネコン

英国と添い遂げた女性、エリザベスⅠ世

 

3月3日、MOVX京都にて鑑賞。前作の「エリザベス」は1998年に公開され、ケイト・ブランシェットはこの作品で一躍注目を浴び、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、他にも数々の賞にいたそうです。前作から10年あまり経っての2作目の公開となったこの「エリザベスゴールデンエイジ」。衣装やメークそしてあのヘアスタイルに魅了されます

 

メークとヘアモードのリーダー

 

エリザベスⅠ世は、イングランドと結婚したと語ったように、自身の結婚問題を外交、政治の道具としてとりあげ、ヨーロッパの列強と肩を並べる国を作った。人形のように鎮座した女王ではなく、自ら道を切り開いていく姿は現代でも共感を呼ぶ。やはり見どころはその素晴らしい衣裳の数々、メークにヘアモード・・・・・。これらも、政治的ツールとして最大限に活用したところは見逃せない。そしてそのことは、女王の永遠の若さを示した。つまりイングランドは永久不滅ということを国民に安心感を与えたのだ

 

かつらコレクター

パワフルな政治生活と同様、装いの領域でも華やかな話題を撒いた膨大なドレスの他、80個のかつらの一大コレクションを所有していたらしい。女王の身支度するシーンではたくさんのかつらが並んでいる当時のイングランドでは、かつらの使用が始まり、女王の髪色から、燃えるような頭といわれた赤毛のかつらが流行した。彼女は、赤毛を中心にさまざまな色や形のかつらをもっていた。なかには針金を用いた型のかつらもあった。そしてそれらを頻繁にとりかえたというんだから凄いかつらに合わせて色とりどりの羽飾りや宝石も添えて豪華さを演出。確固たる女王の存在を作ったという。

かつらが流行していたんですね。独特のかつらなもんで正直、こんなのいいの?って思いましたが。かつら装着していない女王の雰囲気のほうが良かったと個人的は思ったけどね。でもその時代はそのファッションは最先端だったのでしょうね。

 

メークでも若さを演出

 

お気に入りのかつらに、白粉、チークでしっかりメイク。年齢を重ねるとともに、厚塗りをして、しわを隠す?高貴さ、若さの演出をする。色の白さを保ち、滑らかな肌にするため、それ用の化粧水もあったようで。あらゆる美容法を試みた女王!化粧箱も考案して持ち歩いた。

お金もふんだんにあったことだから、美のために、随分使ったことでしょうね。いやいやエリザベスⅠ世、たいしたものです

 

壮麗な映像世界

 

前作は、主役の女王は、周りの建造物に圧倒されていくという感じだった。それは当時の政治状況に戸惑う彼女の孤立がリアルに描かれていた。今回はそうではなく、主導権を確固たるものにした女王の姿があるため、建造物と比べて偉大に見える必要があったと。

撮影はイングランド西部のウェルズと南部のウィンチェスターにあるいくつかの大聖堂で行われた。この大聖堂だが、外観の規模は大きいが意外に内部の規模は小さいらしい。その異なる尺度の違いの中で、エリザベスが動き回ることで、彼女がより力強く見えるようになると考えられたようだ。またロケ地には女性的な装飾が多くあったという。なるほど細やかなところまで演出されているんだ。

数々の名所地での撮影もされたようで。ロンドンのウェストンミンスター大聖堂、ハートフォードシャー州のハットフィールドハウス(幼少期のエリザベスが過ごした館がある)、サマセット州のブリーン・ダウン等

とまあ凄いロケでの撮影だったのですね。

 

今回の「エリザベス:ゴールデンエイジ」は女王の座に就いてからも、果てしなく続くエリザベスの闘いを見つめ、ゴールデン・エイジ=黄金時代を築き、真の女王を君臨する姿を浮き彫りにしている。

 

 (あらすじ)

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。

 

イングランド国王の娘として生まれながら、私生児の烙印を押されたエリザベスが運命を切り開いていく姿を描いた『エリザベス』(98)の続編。女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。その様子をスリリングに、かつ大スペクタクル(クライマックスでの、イングランド海軍のスペイン無敵艦隊との壮絶バトルは見もの)で描きだした。前作に続き、コスチューム・ドラマの絢爛豪華さは踏襲しつつも、ダイナミックな宮廷陰謀ミステリーの醍醐味が満載だ。さらにイングランドの歴史的名所や建築物での撮影が、映画にリアリティを与えている。(goo映画より)

 

映画レポート 「エリザベス/ゴールデン・エイジ」歴史好きには堪えられない場面が盛りだくさん!

 

圧倒的に優勢だったスペインの無敵艦隊が敗れたのは、風向きが変わってイギリス軍が風上になり、火船攻撃が効を奏したからだと、この映画を見て初めて知った。自然の力で勝ったなんて、まるで蒙古襲来の時の神風か、潮の流れが勝敗を決した〈壇ノ浦の戦い〉みたい。これだから歴史物は面白い。王位に就いたエリザベスが、女の幸せをあきらめきれず悶々とする話がメインだから、前作ほどドラマチックな展開にはならないけれど、スコットランドのメアリー女王を利用したスペイン+カトリック派の陰謀や、秘密警察の長官ウォルシンガムの暗躍、ウォルター・ローリーが水溜りにマントを敷いてエリザベスの注意を引いたエピソードなど、歴史好きには堪えられない場面が盛りだくさんだ。  惚れた男なら女王の威光でベッドに呼び入れてしまえばいいのに、キスするだけで我慢するなんて、エリザベスの純情にもびっくりだ。衣装も豪華だが、自然に流れるように見える髪型まである鬘のバリエーションも凄い。ローリーに海賊上がりのドレイク提督のキャラをプラスしたのは許容の範囲としても、我慢できないのは逆立ちしても女王に見えないサマンサ・モートンのメアリー。さしもの演技派もミスキャストの落とし穴には勝てないってことね。(森山京子)(eiga.com)

 

 ウォルター・ローリー役 クライヴ・オーウェン

 航海士であるローリーの出現は、エリザベスの心を魅了するしかしその後ベスとのことが発覚して、投獄されることになる・・・・・。

 フランシス・ウォルシンガム ジェフリー・ラッシュ

エリザベスの側近、メアリーのにはエリザベス暗殺の指示があることを知り、メアリー処刑を進言するウォルシンガム。

 べス・スロックモートン アビー・コーニッシュ

 忠実なエリザベスの侍女、だがウォルターとの恋に落ち、一夜を共にする。そして身ごもり、密かに結婚。そのことが、女王に知れてしまう

 メアリー・スチュアート 
      サマンサ・モートン          スコットランド女王

メアリーはエリザベスと従妹だったが、不義の子エリザベスの即位は不当で、自分こそがイングランド女王と主張していた。しかしスコットランドに追われ、その後軟禁状態で暮らしていた。フェリペ2世はメアリーを女王にしょうと暗躍していた。しかし程なく、メアリーは処刑となる。エリザベスは宿敵とはいえ、従妹ということで嘆く

 フェリペ2世(スペイン王)
   ジョルディ・モリャ

メアリー処刑に憤慨した彼は最強といわれた1万人規模のスペイン艦隊を組織し、イングランドを目指す。 

 アミアス・ポーレット (トム・ホランダー)

メアリー・スチュアートの監視役

 

 

 ロバート・レストン(リス・エヴァンス)

ロバートとトマスは、エリザベス暗殺を企てるカトリック教徒、そしてべスとは従兄妹同士だった。エリザベス暗殺を実行するも、失敗に終わる側近ウォルシンガムとは兄弟。複雑な人間模様である。

 トマス・バビントン(エディ・レッドメイン)

 

 エリザベスⅠ世

      ケイト・ブランシェット

ヴァージン・クイーンの誓いを立てたエリザベスは、ローリーに心惹かれたが、彼との恋を望むことは出来なかった。そんな彼女はベスとローリーを巧みに近づけたのだ。そのことはその後、彼女の心に損失感を与えることに嫉妬、孤独感、理性の損失

歴史好きの人には確かに面白い作品だと思います。私の場合は歴史が苦手なので、エリザベスⅠ世がどのような生い立ちであったか、そしてどのような過程で、即位したか?といった簡単な歴史勉強が出来て、良かったという感じです。今から420年前に実在したエリザベスⅠ世というイングランド女王のことも、ほとんど知らず、お恥ずかしい限りですただ人物の存在しか知らず、まったくの無知状態。情けないことですね。

しかし生涯、ヴァージンを通したというのも、凄い方ですね。国と結婚かぁ~~それで良かったのかな

ケイト演じるエリザベス、迫力ありましたね

  かつら無しのエリザベス

結構可愛いじゃないですか?

  • ジャンル : ドラマ       
  • 製作年 : 2007年
  • 製作国 : イギリス
  • 配給 : 東宝東和
  • 上映時間 : 114分
  • 監督 : シェカール・カプール    

     

    エリザベス:ゴールデン・エイジ

     

    追記:メアリー・スチュアートを演じたサマンサ・モートン、確かにちょっと ミスキャストだったかもしれませんね?ところで彼女の新作がもうすぐ公開されます。「コントロール」、「ミスター・ロンリー」の2作品です。「コントロール」の予告編でのサマンサはなかなか良さそうですぞ。今から楽しみです。

     


     

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    ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた~

    2008-03-25 | 映画:ミニシアター

     友情、母性、恋愛、そして希望・・・・・・

    人生という名のパイはいろんなピースでできている

    隠し味や秘密のスパイスが個性を引き出す

    ひとつだって同じものはない

    ジェンナの甘くてちょっぴりほろ苦い物語を召し上がれ

     

    3月1日、京都みなみ会館にて鑑賞。ちょっと気になっていた映画「ウェイトレス」。上映期間も短かかったので、急いで行って来ました。実は気になっていた理由はこの作品の監督・脚本を手がけたのは若干40歳の女性だったこと、そして残念ながら、06年に亡くなられたということです。女優としても、登場しているのも必見ですね。

    キャストはほとんど知らない顔ぶれ。だけど、皆さんそれぞれキャリアは長いようですが。

     

    さてさて、どんなお話か?

    主人公はジェンナ(ケリー・ラッセル)という可愛い女性、田舎町の小さなダイナーで働くウェイトレス。素敵な出会いに心ときめかせたり辛い現実に心が乱れたときに自分の気持ちを込めたオリジナル・レシピでパイを焼く。ジェンナのパイには、不思議な力が宿っている口に入れた瞬間、誰もがおいしさに魅了され、優しく心温かくなるのだ

     

    パイ作りにかけては、天才のジェンナだが、人生は失敗続き嫉妬深い夫アール(ジェレミー・シスト)に夢も、お金も、自由も取り上げられている。(何か暑苦しくて、しつこい男なんですよね)こんな男に束縛されているジェンナがお気の毒密やかに家出を計画立てていたんだけど・・・・・。不運なことに、赤ちゃんがお腹にいることがわかって。計画は上手くいかなくなる落ち込むジェンナの前に現れたのは産婦人科の医師ポマター先生(ネイサン・フィリオン)。ジェンナのお手製のパイがふたりの心が急接近アールにばれたらえらいことだ望まない妊娠との葛藤、現実逃避への不倫(ポマター先生との逢瀬)で一時的には安らぐものの、彼女の心には不安がよぎる。そしてこれから生まれてくる子どもの良い母になれるか?という自信もなければ、資格もないと思う日々。

     

     

     

     一芸に秀でるものは全てに秀でているはずなのに、人生がうまくいかないパイ作り名人のウェイトレス。予定外の妊娠や産婦人科医との不倫などなど、迷走する人生を夫のせいにしているヒロインは、まさに優柔不断。だが、平面的な構図や脱力系のトーンや会話はそんな彼女の悩みを描くのにピッタリ。しかも、そうして描かれるユルい笑いのなかに、決して勝ち組とはいえない人生をそれなりに謳歌している人々の強さが浮かびあがる。  とはいえ、そこは自身も母親である女性監督シェリー。ほんの少しの勇気を出せずに生きてきたヒロインの背中を後押しするのが“母性”というのはストレートすぎる気もするが、同時にこの作品はものすごいお伽話でもあったりするわけで。結局、女にはリアルな強さもファンタジーも必要だという真実がそのへんにチラリ?  ヒロインのオリジナルパイも、女心をくすぐる代物。次々と映しだされるパイを見ながら、パイ生地はもう少し艶があったほうが美味しそうなのになどと考えながらも、帰りはどこでお茶するかを考えずにいられないのも事実。でも、この作品のいちばんの魅力は、ヒロインを温かく見守るダイナーの老オーナージョー(アンディ・グリフィス)。充実した人生には、粋な先輩が必要なのよね。(杉谷伸子)(eiga.com)

     

     

    オーナー、ジョーとの掛け合いも絶妙彼は辛口だけど、彼女の素晴らしさを知っていた。ただのウェイトレスじゃない。そして自分の良さに気づいていない。正しい選択をするべきだってね。

     

    そして生命誕生は、ジェンナの人生をおおきく変える!それが“母性”なんだよね。母は強しってよくいったものだ。そうなると地に足をつけて大きく立ち向かえるのだ。不倫相手との逢瀬も、嫌いな夫との生活もくそくらえてなもんです。はい

    ※ところでジェンナの赤ちゃん役のおこちゃまは実は、エイドリアンの実娘です。

     

    監督: エイドリアン・シェリー
    製作: マイケル・ロイフ
    製作総指揮: トッド・キング
    ジェフ・ローズ
    ダニエル・レンフルー
    ロバート・バウアー
    脚本: エイドリアン・シェリー
    撮影: マシュー・アーヴィング
    プロダクションデ
    ザイン:
    ラムジー・エイヴリー
    編集: アネット・デイヴィー
    音楽: アンドリュー・ホランダー
    出演: ケリー・ラッセル ジェンナ
    ネイサン・フィリオン ポマター先生
    シェリル・ハインズ ベッキー
    エイドリアン・シェリー ドーン
    ジェレミー・シスト アール
    アンディ・グリフィス オールド・ジョー
    エディ・ジェイミソン
    リュー・テンプル

    解説: サンダンス映画祭など各国の映画祭で大絶賛され、アメリカで公開されるやいなや予想を上回る大ヒットを記録したハートフル・ストーリー。田舎のダイナーで働くウェイトレスが、突然の妊娠をきっかけに自分自身に目覚めていく姿を描く。監督は2006年に他界した女性監督エイドリアン・シェリー。ヒロインのウェイトレスを「フェリシティの青春」のケリー・ラッセルが演じる。ほろ苦くもおかしい独特の語り口と、登場するおいしそうなパイの数々がポイント。(シネマトゥデイ)

     

    というアメリカで話題の映画だそうです。エイドリアン・シェリー監督、最期の作品になってしまい、非常に残念ですが。

     

    ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた~

     

     

     

     

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    いつか眠りにつく前に☆母の隠された40年前の愛

    2008-03-22 | 映画:シネコン

     死の床にある母が語った物語は、娘たちが知らない40年前の愛の記憶

     

     

    2月26日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。キャストの顔ぶれは、凄い親子で共演という女優さんもいます。その一人がメリル・ストリープのお嬢さん、メイミー・ガマー。メリル演じるライラの若き日の役で登場!

     

     40年前のアンとライラ

     

     そして40年後のアンとライラ

     

     

    あなたが最期に呼ぶのは、誰の名前ですか?

    人生の終わりのとき、あなたが最期に思い起こすのは誰の名前だろう?長年連れ添ったパートナーの名前か、最愛の子どもたちの名前か?それとも・・・・・

    ふたりの娘に見守られながら最期の時を迎えようとしているアン(ヴァネッサ・レッドグレイブ)の脳裏に浮かびあがったのは過ちの記憶とともに封印してきたハリス(パトリック・ウィルソン)という男性の名前だった。40数年前、まだ若さと情熱のすべてを注ぎ、ハリスを愛したアン(クレア・ディンズ)、だが2日間で燃え上がったふたりの恋は取り返しのつかなかった悲劇を引き起こし、唐突に終わりを告げる結ばれなかった愛、言いえなかった言葉、叶わなかった夢。今、そのすべてを思い出すアンとそんな彼女の知らざれる過去に触れ、自分たちの人生を見つめなおす娘たち。死の床にある母の切ない思い出が、娘たちの幸福を求める勇気を与え、未来に希望の光を投げかていく。その情熱を優しいぬくもりに満ちたまなざしで描きあげた本作は、心に染み入るような感動作かもしれない。

     

     

    次女ニナ(トニ・コレット) トニ・コレットは「リトル・ミス・サンシャイン」でお母さん役をした方です。

    長女コニー(ナターシャ・リチャードソン)、実はヴァネッサの本当の娘さんなんです。親子役で共演。そうそう上海の伯爵夫人でも共演しています。

     

    アンとハリス

    アン役のクレア・デインズは、「スターダスト」「消えた天使」などで活躍

    ハリス役のパトリック・ウィルソンは「リトル・チルドレン」でケイト・ウィンスレッドと不倫をする相手役として好演。

     

    STORY

     

    アン・ロードが結婚する前のお話。そのころの彼女の名前はアン・グランドと言った。歌手としての成功を夢見てニューヨークで暮らしていた。学生時代の友人ライラ・ヴィッテンボーン(メイミー・ガマー)が結婚するということで、ブライズメイドをつとめるために彼女の別荘のあるロードアイランドのニューポートへやって来る。花嫁ライラと母親ヴィッテンボーン夫人(グレン・クローズ)と結婚式の打ち合わせ等の話し合いを続ける。ライラには弟でアンの友人でもあるバディ(ヒュー・ダンシー)がいた。久しぶりに再会、別荘周辺を案内され散策

     

    運命的な出会い

     

    ヴィッテンボーン家のメイドの息子、ハリス・アーデンと偶然出会う。彼はマサチューセッツで医者をしていた。に乗り、沖へ漕ぎ出そうとしているハリスは年上ということもあって、今までに出会った男性よりもまぶしく、たくましく見えた実はライラの初恋の相手だったことをバディから教えられる。

    ライラは今もハリスに思いを寄せていた。別の男性との結婚が控えているにもかかわらず・・・・・。ハリスに心を打ち明けたが、恋愛感情はないと言われた結局ライラは愛される人生を選択した訳である。

     

    バディとライラはそれぞれ片思いをしていた。

    バディ役のヒュー・ダンシーは「ルワンダの涙」に出演していました。ライラ役のメイミーはメリルの娘さんです。

     

    バディと母親。

    グレン・クローズも登場!!

     

    泥酔状態のバディを介抱したアンとハリスは接近することに。語り合い、ふたりの間には親密な絆が芽生えるアンは彼となら素敵な未来が築けるかも・・・・・。幸福な予感に胸をときめかす自然にキスを交わすことになってしまう!そんな姿を何とバディが見ていた実はバディはアンに片思いをしていた。告白したが、上手くかわされてしまう。失恋の痛手から、酔ったまま海に飛び込むバディ複雑な思いのアンだった。

     

    そのアンはそんな感情を静めるために、ハリスに誰もいない場所へ連れていって欲しいと頼む。彼が案内した場所は子どものころ、使っていた森の中の隠れ家ふたりは一夜をともに・・・・・。ふたりを追ってきたバディはに轢かれて命を落とすことに。アンとハリスはそんなことは知るはずもなかった。

     

    バディの死にアンは愕然とするバディの死は私のせいだ強い罪悪感を感じたアンとハリス、バディの死を忘れて自分たちだけが幸せになることはできないと思った。

     

    バディの死以降、アンの人生は、決してしいものではなかった。2度の離婚の中で、二人の娘を産んだ後も、クラブ歌手の仕事を続けたため、娘たちに悲しい思いばかりさせてしまった。結局歌手としても、大成することもなかった大歌手にもなれず、よき妻にも、完璧な母親にもなれず・・・・・。中途半端なまま幕を閉じていこうとする自分の人生。あのとき、バディを死に追いやっていなかったら。取り返しのつかない過ちとハリスとの未来をあきらめてしまった自分の選択に悔恨の思いが、死の床にあるアンの胸に渦巻いていた

     

    二人の娘

    長女コニーの場合母の病床の姿を見守りながら、二児の母親となった彼女は、子どものころ、理解できなかったアンの悩みや苦しみがようやく理解できるようになった。

     

    次女ニナの場合自分の選択に自信が持てない。仕事も恋も長続きしない根なし草の人生を歩んできた。恋人ルークとの関係について思い悩んでいた。ルークは結婚を望んでいるが、ニナは決断を下せない。予定外の妊娠が事を複雑にした。誰にも相談できず。そんなとき、意識の戻ったアンに打ち明ける。「赤ちゃんはすばらしい存在よ」とアンは答える。その言葉に、ニナは母と初めて女性同士として正面から向き合えたと感じる。

     

    それからしばらくして、思いがけない人物がアンの見舞いにやってきた。それはライラ(メリル・ストリープ)、バディの死によって疎遠になっていた。何十年もの歳月が一瞬にして消えていくのを感じるライラとアンだった。

     

    アンのバディへの死の束縛は解放されるのか

     

    ボタンの掛け間違えは、アンの人生に本当に輝かしさを与えなかったのか?確かにひとを傷つけ、死をもたらしたかもしれないが。愛したい、愛されたいって気持ちは誰しもある。でも人の心を動かすことは難しい。失恋して、傷ついても仕方がないんじゃ?なんて思う。アンは真面目に、真剣に考えすぎたのかもね。自分より、相手に対しての思いやりを通した女性。後悔先に立たず。自分の生きる道を選択できる勇気は必要だ。でも上手く行かないことはたくさんあるはず色々考えさせられるお話でした。

     

    ※ところで、若き日のアンを演じたクレア・デインズとバディを演じたヒュー・ダンシーはこの映画をきっかけに恋に落ちたそうです。のカップルになって良かった映画の中では、お気の毒でしたが・・・・・。

     

     

    いつか眠りにつく前に 公式サイトだよ!

     

     

     

     

     

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    ノーカントリー: NO COUNTRY FOR OLD MEN

    2008-03-19 | 映画:シネコン

      

    第80回アカデミー賞 4部門受賞作品 「ノーカントリー」

     

    今までに観たことがない殺人鬼、ハンニバル・レクター以上に凄い男をハビエル・バルデムが演じています。そしてこの役で彼は見事、最優秀助演男優賞をゲットしたわけです。

     

    3月18日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。アカデミー賞受賞したこともあって、公開前から、気になっていた作品です。そしてあのコーエン兄弟が監督・脚本しているということもあって、非常に興味がありました。

    溜りに溜まった鑑賞作品の記事も後回しにして、この「ノーカントリー」のレビュー・感想などをつらつらと書きたいと思います。

    追っ手の男、アントン・シガー(ハビエル・バルデム)は冒頭から凄い殺しをやっちゃいますここでわぉ~~

     

     警官に逮捕されるのですが、いきなり背後から手錠した手で、警官の首を、ぐいぐいと締めつけて殺すのです。いやぁいきなりこのシーンはびっくりもんですあれよあれよという感じなので。緊張感と怖さはあるものの、じっくり見据えてしまいましたね。息思わず息を呑みます。

     

     モス(ジョシュ・ブローリン)

    「プラネット・テラーinグラインドハウス」では医師ブロックを演じる。また「アメリカン・ギャングスター」にも出演、悪な警官を演じていた。1968年、米カリフルニア生まれ

     

    1980年代のアメリカのテキサス、メキシコ国境に近い砂漠に、複数のが放置されている。ルヴェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)は狩りをしていたところ、見つけたものは、何と車の周りには多くの死体、そしての荷台にはヘロインが大量に載せられ、数メートル先の木の下には死体との中には何と200万ドルという大金も残されていた。お金を見つけたモスは目がくらんでしまい、つい奪ってしまうそしてこれがモスの人生を大きく変えてしまうことになるのだ。追っ手は彼の置き去りしたの検査証プレートが見つけ持っていってしまい、モスの身元はばればれ状態。身の危険を感じたモスは愛する妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)を実家に戻し、自分は金の入ったとともに逃亡の旅に出る。

     

    アントン・シガー(ハビエル・バルデム)1969年、スペイン生まれ。女優の母、監督のファン・アントニオ・バルデムを叔父に持つ。2001年「夜になるまえに」でキューバ人の詩人レナルド・アレナスを演じてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。

     

    警官を殺害したアントン・シガーはで逃走するが、途中車を見つけると、停止させて、静かな口調でしかも低い声で「降りてください」と話しかける。相手の質問には答えず、ただその言葉を繰り返す。そして・・・・。何が起こるか?わかるのだが、この緊迫した瞬間がなんともいえない一種の恐ろしさを観ている者に与える。彼はガスボンベのようなエアガンで一瞬にして殺害する。

    今までにはない殺人鬼のタイプだ。彼は消えた金を取り戻すため雇われた殺し屋だが、心があるのか?ないのか?選択するときは、コインの裏・表で殺しを決めることもある。さてシガーは途中で盗んだ車で、現場へと向かう。そして現場でモスのことや、状況を確認すると、案内役の麻薬密売人をも始末。消えた金には発信機が取り付けられている。その受信装置を手がかりに、モスの行方を追い始めるのだ

     

    エド・トム・ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)

    1946年、テキサス、サン・サバ生まれ。父親と油田で働いた後、ハーバード大学で英語の学位を取得して優等で卒業。以後本格的に演劇活動に打ち込む。1970年の「ある愛の詩」で映画デビュー。「逃亡者」でアカデミー賞助演男優賞をゲット!2005年「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」では監督・主演をつとめた。私はこの作品、大好きです。

     

    翌朝、エド・トム・ベル保安官と部下のウェンデル(ギャレット・ディラハント)が現場検証にやって来た。検証プレートの外されたモスのと無残に横たわる死体の山を見たベル保安官は、モスが事件に巻き込まれたのではないか?と考える。と同時にモスの命も危ないと思った。何とかモスの身柄を保護するため、また殺し屋を捕らえるために彼らの行方を追う。

     

    逃亡の始まり

     

    モスは別の町のモーテルにチェック・インし、金を隠して用心を重ねていた。しかしシガーはすぐに居場所をかぎつけやってきた。慌ててモスは別のホテルへと隠れ場所を移動しかしまたしても、居場所をつきとめられる。一体何故なのかそこでようやくの中に発信機が仕掛けられていることに気づく

     

    このドアの向こうには、あのシガーがいるはず・・・・・。

     

    しかし時すでに遅し。シガーはもう目の前までやってきていたのだシガーはあのボンベのエアガンでモスの隠れる部屋の錠のシリンダーを打ち抜いたシリンダーはモスの腹に命中し、モスの腹から血があふれだす。激痛に耐えながらも金を持って、部屋から脱出したモスはシガーと銃撃戦の末かろうじてその場を切り抜けるモスは金の入ったを国境にかかる橋の上から河川敷に投げ捨て、メキシコへと逃げ込む。モスが次に目を開けたのは病院のベッドだった。そこには、カーソン・ヴェルズ(ヴッディ・ハレルソン)と名乗る別の殺し屋が座っていた。

     

    ウェルズは「素直に金を返せば命は助けてやる」とモスに取引を申し出る。

     

    いよいよ運命のクライマックス 

    モスは病院からウェルズにをかける。しかしそのにでたのはシガーだった。「おれに会いに来い。金を渡せば、女房は見逃してやる。でないとふたりとも死ぬことになる。これが最後の取引だ」 妻をという弱みを握られたモスは「分かった」と答えるしかなかった。しかしベトナム戦争を体験して生還したモスは金を奪い、殺し屋から逃れる自信があった

     

    一方のシガーは金は自ずと自分の手元に戻ってくる運命にあり、自分から逃れられる者はいないという自信があった。

     

     

    そのころ、ベル保安官は実家に戻ったカーラの元を訪れていた。モスの置かれている危険な状況を話し、彼の居場所が分かり次第、連絡するようにと説明する。おさまらない胸騒ぎを抱えながら、町を離れると、まもなく彼女から一本のが入る。居場所がわかったとのこと。すぐさまモスの元へを走らせる。冷静な目を持つ法の男ベル保安官は昔ながらの秩序と正義が悪に勝つという自信があった。

    はたしてモスを救うことはできるのか?モスは逃げ切れるのか?そしてシガーはモスを射止めることができるのか?それぞれの思惑と自信が絡み合いながら、男たちは意外なクライマックスを迎えることになる。

     

    やはり結末は・・・・・。時遅しって感じでした。でもここで終わりません。もう少し続きます。(少々ネタばれかな。)ベル保安官もやばいのでは?とハラハラする場面もありましたが、シガーは何故か?彼を殺そうとしなかった。ベルには手を出さないのは一体何でなのでしょうか?

     

    お話の半ばで、シガーはモスに足を銃で撃たれます。かなりひどい負傷場面でした。しかし彼は独自に治療をするのです。医療品も手元にない彼は、薬局で盗むんだけど、何と店の前に駐車されていたを爆破させ、人の気を逸らした隙にやっちゃうんです。はじめは何をしようとしているのか?と思いきや・・・・。きました。傷で歩けないはずのシガーは常に冷静かつしゅうとうにこのようなことをやってのける。この凄い精神力はどこから?まさに超人的な人間なんですね。

     

    今までのホラームービーに出て来る殺人鬼とは違います。何がどう違うのか?言葉での表現は難しいですが、生きている人間なんだけど、心のないロボットのような感じとでもいいましょうか。冒頭の警官殺害シーンでの表情は狂気的な表情で、うわ~~と震えがくるものを感じましたね。こいつは人間なの?って・・・・。

     

    追記:何かあのおかっぱ頭のハビエル・バルデムの印象がかなり強く、いまだにあの声と無差別に人を殺害するシーンが、脳裏から離れません。ジョシュ・ブローリンもかなり癖のある役者さんですが、それ以上にこのおかっぱ頭のシガー役のバルデムのインパクトがありすぎて・・・・。トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官が、いい人なので、ちょっとホッとする気分にさせてくれたのが、救いですね。ヴッディ・ハレルソン、出番は少なかったけど、この人も味のある役者さんでですね。

     

    ノーカントリー 公式サイト

     

     

     

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    陰日向に咲く 駄目男を岡田准一が演じる!

    2008-03-15 | 映画:シネコン

     

    日の当たらない9人の物語

    2月19日、東宝シネマズ二条で鑑賞。「劇団ひとり」の作家デビュー作であり、何と大ベストセラーとなった小説らしいです。実は主演を務めた岡田准一君の密やかなファンでもあって、ぜひ鑑賞したい映画でした

    このところ、色々な話題作に出演の三浦友和さんも、出演していました。今回はサラリーマン役。イメージとしてははまり役かもしれませんが。以前はそれほど気になる役者さんだと思わなかったけど・・・・・。最近はそういう概念を捨てさせてくれる感じですねおぉ~~!そしてなんといってもこの中で西田敏行さんのホームレス役がインパクトありそして似合っているですよね。(憎いほど、はまっています)

     

     発売以来80万部を超える、劇団ひとりのベストセラー小説が待望の映画化! 暗い映画館で、映写機から映し出される光が紡ぎ出すのは、不器用で、弱くて、だからこそ人生、思い通りにはいかない9人の登場人物たちの、光と陰の物語だ。

    季節は夏。大型台風がじわりじわりと接近してくる頃、いつもと変わらぬ冴えない毎日を過ごす人たちがいた。

     

    例えばそれは、観光バスの運転手をしているシンヤ。ギャンブル好きで借金まみれの彼は、上司にお金を借りるが、あろうことか、その金で、再びパチンコに手を出す始末。挙げ句、サラ金の取り立て屋に追われ、オレオレ詐欺に手を出すハメに

     

    例えばそれは、エリートサラリーマンであるにも関わらず、ホームレスに憧れ、自らもホームレスになるリュウタロウ。ホームレス仲間と一緒の時に鳴った携帯を、ばつが悪そうに取りながらも、携帯を捨てきれない彼にも、何か複雑な事情があるようだ。

     

     

     

    ほかにも、若かりし頃の母が秘かに恋をしていた芸人の雷太を探す寿子や、リュウタロウに憧れられるホームレスのモーゼなど、それぞれに事情を抱えた登場人物たちが、スクリーンに次々と映し出される。

     
     
    寿子はシンヤに、借金のことを父親に相談しては?と話すも・・・・・。シンヤはすでに借金の肩代わりを父親にしてもらっており、このことで勘当状態だったのだ今さら、相談なんてできるわけじゃない
     

    物語の流れを簡単に説明しよう。大きな流れは4つ。1つ目は、バス運転手のシンヤと、母の恋の相手を探す寿子が、ヒョンなことから知り合うというもの。2つ目は、寿子の母の鳴子と芸人・雷太との出会いを描いた35年前のもの。3つ目は、崖っぷちアイドルのみゃーこと、彼女を一途に追うアイドルオタクのゆうすけとのもの。4つ目はホームレスのモーゼと、彼に憧れホームレスになるリュウタロウとのもの。

     

    35年前、浅草で雷太と出会う鳴子。雷太(伊藤淳史)は、面白くないネタで笑わせようとするが?

    雷太に恋をする鳴子、だが雷太には密かに思いを寄せる相手がいた

    それはストリッパーのジュピター(緒川たまき)だった

    鳴子と雷太は漫才コンビに。でも上手く行かなくなる

     

     

    25歳のアイドルみゃーこ(平山あや)とアイドルオタクのゆうすけ(塚本高史)

    ファンレターは、彼女を励ます内容がいいとゆうすけ。

     

    それぞれに事情を抱え、てんでバラバラだった物語が、時間の経過とともに少しずつ交錯し、いつの間にか1つのドラマへと結実していく。そこで描かれるのは、人はみな、1人ではないというメッセージだ。 

     

    愛すべき登場人物たちによる、愛すべき物語

    キャストも充実している。シンヤ役には、『木更津キャッツアイ』や『花よりもなほ』などで活躍する岡田准一。オレオレ詐欺で騙そうと思った老婆と親しくなってしまい、なかなか騙せない男を繊細に演じている。

    老婆の正体もお話が進むにつれて、わかっていきます。モーゼも大いに関係あり

    一方、寿子と母の鳴子の2役を演じるのは、2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』で主人公を演じる宮崎あおい。共に繊細な役を得意とする2人のコラボレーションも見どころの1つ。

     モーゼの嘘を初めて知る

     

    さらに、西田敏行がモーゼ役、三浦友和がリュウタロウ役で出演するなど、ベテラン陣も充実。彼ら2人が共にホームレス姿で、新宿中央公園に佇む様は、それだけでも一見の価値アリだ。

     実は大ボラ吹きだった

     

     

    一体モーゼは何者なのか?そして嘘をついた理由は?

     

    すすり泣く人もいるだろう。笑えるシーンもそこかしこに転がっている。だが、“ひとこと”でこの映画を表すなら、“愛すべき登場人物たちによる、愛すべき物語”ではないだろうか。

    きっとみんな不器用で、弱いからこそ、つい誘惑に負けたりする。自分の年を振り返り、「こんなはずでは……」と思う人もいるだろう。そんなすべての人たちが、どこか共感できる。それが、この映画の醍醐味だ。

     

    仮に今が良くなくても、次の角を曲がれば新しい幸せが待っているかも知れない。と、心を温かくし、明日への希望を感じさせてくれる映画に仕上がっている。

    (日経トレンディネットより抜粋)

     

    面白くて、悲しくて、切なくて・・・・・。色々な思いが重なってお話は進んでいきます。ホームレス、オタク、ギャンブル等、現代社会の象徴的なものが題材となり、観る者に問いかけているようですね。とことん駄目だっていいじゃないか?弱くてもいいじゃないか?格好悪くてもいいじゃない?迷惑はかけちゃいけないけどねシンヤは大迷惑かけているけどね

    岡本准一君、格好悪くて駄目人間でしたが、いやあ~良かったです。いい味出してました

     

    「陰日向に咲く」公式サイト ひとりじゃない

     

     

     

     

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    Once ダブリンの街角で♪

    2008-03-12 | 映画:ミニシアター

     ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ♪

     

    2月1日、京都シネマにて鑑賞。

     

    非常にシンプル&ナチュラル?な映画でしたね。えぇ~とシンプルもナチュラルもいっしょ意味ですかね。

     

     

    あらすじ

     

    ONCE、たった一度の出会いある日、あるとき、ダブリンの街角で・・・・。男と女は恋か友情か、心の通じる相手を見つけた男は穴の開いたギターを抱え、街角でに立つストリートミュージシャン。女は楽器店でピアノを弾くのを楽しみにするチェコからの移民。そんな何の接点もない二人を音楽が結びつける言葉にできないもどかしさを♪にのせ、一緒に演奏する喜びを見つけたのメロディは重なり、心地よいハーモニーを奏でるそんなどこの街角でも起こりえる普遍的な出会いが、静かに動き始める。

     

    運命というには大げさかも?偶然というには大切すぎる“小さな奇跡”がイギリスの日陰で脈々と伝統を受け継いできた音楽と詩情の国 アイルランドから届いた

    刻々とコスモポリタンな都市へと変貌する首都ダブリンで地元ストリートミュージシャンと移民の若い女との間に生まれる音楽を通して生まれる普遍的なストーリー。

    アメリカでわずか2館の公開から、観客の口コミで何と140館まで増やし、一館の観客動員数が、あの「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」のなどの大作をしのぐ大躍進を見せたそうだ。言葉では照れくさくなる感情表現も、“音楽”にのせることでより自然に心に響く実った恋、実らなかった恋、現在進行形の恋、かっての淡い思い出男と女の友情などなど・・・・・。誰しもが一度は経験しながら、どこか理解できずいる微妙な心の動きが丁寧に描かれている。タイミングのずれや鼓動が伝わってくる

     

    アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。男女のドラマを音楽に乗せて展開させる。またチェコの女を演じる彼女(マルケタ・イルグロヴァ)もプロの歌手だそうで・・・・。グレン・ハンサードは実際に彼女とプラハのツアー中に出会い、アルバムで共作・共演している。

     

     

    甘く切ない、典型的な“ボーイ・ミーツ・ガール”の物語だ。移民が増加傾向にあるアイルランドのダブリンを舞台に、プロのミュージシャンを夢見るストリートミュージシャンの男と、チェコからやって来た花売りや家政婦をしている若い女の出会いが描かれる。恐ろしいほどの超低予算の小品(製作費は日本円でわずか1800万円)ながら、アラン・パーカー監督「ザ・コミットメンツ」を彷彿とさせる、アイリッシュ魂や彼らの音楽の神が宿ったかのような奇跡のフィルムだ。  アイルランドの人気ロックバンド“ザ・フレイムス”のフロントマン、グレン・ハンサードによるアダルトオリエンテッドなラブソングが全曲、胸に沁みる。夢の実現に向けて、男のギターと女のピアノの音色が“愛”を交歓させる彼らのレコーディング風景は、音楽ファンなら誰しも血がたぎる映画の白眉だ!  父親のバイク、トライアンフを駆る海辺へのドライブデートや、ダブリンの街角を散歩する2人のさりげない2ショットが心を揺さぶるのは、この男女の手の“距離感”が均衡を保たれているからだ。まるで「マディソン郡の橋」の男女のような運命に導かれた“たった一度の恋”なのだ。「歌を歌う友だちをビデオで撮影し合ってた16歳の頃に戻ったようだ」と語る元ベーシストのジョン・カーニー監督の素朴さやつつましさが、フィルムのひとかけらひとかけらに奇跡的に充填されている。(佐藤睦雄)(eiga.com)

     

    プラトニックな恋ですよね男の気持ちがヒシヒシと映像から切なく伝わります。彼女も好きなんだけど、実は結婚して子どもいるから、その気持ちを受けることができない。辛いところですね結局はさよならとなるわけですが・・・・・。歌は人の心をつなぎます。グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァのハモるところは確かにうっとりきますね。久しぶりに優しい作品に出会いました。なんてことない作品ですが、これが、観客の心に響いたのでしょうね

    美男・美女でない、普通の男女というところもいいんでしょうねところで、マルケタ・イルグロヴァ、タレントの瀬戸カトリーヌと似ていませんかず~と思っていたんですが・・・・・。

     

  • ジャンル : ドラマ
  • 製作年 : 2006年
  • 製作国 : アイルランド
  • 配給 : ショウゲート
  • 上映時間 : 87分
  •  

    =ONCE ダブリンの街角で= ♪公式サイト

     

     

     

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    潜水服は蝶の夢を見る☆マチュー・アマルリックの素晴らしい演技!!

    2008-03-09 | 映画:ミニシアター

     

    20万回の瞬きで自伝を綴った、驚異の実話!

    圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作 

     

    2月16日、京都シネマにて鑑賞・・・・・。

     

     

     

    実在した奇跡の伊達男、ジャン=ドミニク・ボビー

    彼はファッション界を左右するフランス版ELLEの名編集長だった。2人の子持ちだった。42歳のとき、突然脳梗塞で倒れて、生死をさまよった後に目覚めると、左目以外は動かない状態になっていた意識、知力は元のままなのに、身体的自由はすべて奪われた状態、ロックト・イン・シンドローム。(詳細はクリックしてご覧ください)

    E、S、A、R、I、N、T~~。使用頻度に基づいて並び替えられたアルファベットを読み上げてもらい、瞬きで合図するという新しいコミニュケーション方法を身につけて、自伝「潜水服は蝶の夢を見る」を書き上げたのだ。この作品は世界31ヶ国で発売されるやベストセラーとなる。

    この作品を読み、感銘を受けたジャン=ジャック・べネックス監督はジャン=ドミニク・ボビーとクロードの執筆の模様を「潜水服と蝶(Assinge Residence)」という短編に収めている。

    そして何と、ジャン=ドミニク・ボビーは、が出版されてすぐ、合併症で亡くなった。

     

     

    今回、ジュリアン・シュナーベル監督によって、この作品は映画化された。彼が描く、“生きる”ことへのメッセージは・・・・・・。

     

    元々監督は、70年代後半ニューペインティングの旗手としてニューヨーク美術界に彗星のごとく現れた、現代の寵児となった画家だったそうです。同じ画家仲間で友人のジャン=ミシェル・バスキアを描いた「バスキア」で監督デビュー。続く「夜になるまえに」でキューバの亡命作家、レイナルド・アレナスの生涯を壮絶な迫力で描き、ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞という素晴らしい監督。そんな彼が待望の3作目として描いたのが、“生”。美しい映像が確かに印象的前半はジャン=ドミニク・ボビーの視点で語られていきます。まるで彼と一緒にいるような気になる。彼の想いや大切な人たちへの想いにも遭遇していく。身体は動かなくなったけど、“生きる”ことに目覚めた。生には必ず終わりがある。だからこそ、一度限りの人生を輝かしく、一瞬たりとも無駄にしてはいけないジュリアン・シュナーベル監督はそんなメッセージをこの映画を通じて送っている。

     

     

    さてジャン=ドミニク・ボビーを演じる俳優はフランス映画界なくてはならない存在、マチュー・アマルリック、「キングス&クイーン」で、気になっていた方です。最近では、スピルバーク監督の「ミュンヘン」といった作品にも出演しています。007シリーズ22作目にも出演が決まっているらしいです。今回のこの役にはあのジョニー・デップも切望したらしいですが。でもこの難役はマチューの方がやはり適役のように思える多分マチューのナチュラルさがはまっていると思うんだけどね。

     

    ジャン=ドミニク・ボビーの父親 マックス・フォン・シドー

    あのイングマール・ベルイマン監督と出会い、多くの作品に出演し、国際的に名前が知られるようになる。デヴィッド・リンチ監督作品「砂の惑星」(84)、ウディ・アレン監督作品 「ハンナとその姉妹」(86)、スピルバーグ監督作品「マイノリティ・レポート」(02)、そうそうあの実写版「ハイジ」のおじいちゃん役も彼なのだ。そして何とあのジャッキー・チェン主演の「ラッシュアワー」にも登場していた?らしい。

     

     

     

    口には特注の入れ歯を入れて麻痺した表情を出したという。大変でしょうね。

     

     

     STORY(少し冒頭の文と重複しますが・・・・。)

    潜水服は蝶の夢を見る」の主人公は、パリのファッション誌「ELLE」の編集長だったジャン=ドー、42歳。彼は、超一流の服を着て、超一流の食事と酒を楽しみ、超一流の旅を満喫して、超一流の女と戯れている、そんなちょいワルオヤジだ。だが、ある日、愛車のジャガーを転がして、パリ郊外の(事実婚状態の)妻と暮らす子供たちの元へ遊びに行った帰り、彼の人生は急転直下する。脳梗塞を起こした彼は、左目の瞳と瞼の筋肉としか動かなくなり、左目の視覚と聴覚以外のすべての感覚がマヒしてしまうのだ。

    肉体という檻に閉じこめられた“ロックト・イン・シンドローム”という症状に陥り、潜水服を着たような状態になったジャン=ドーは、絶望の淵に落とされるが、蝶のように飛躍できるイマジネーションと記憶を頼りに自伝を書き始める。

    美しい言語療法士が苦心の末編みだしたコミュニケーションの手段を使って、綴るわけだ。彼女が「E、S、A、R、I、N……」とフランス語単語の使用頻度順に並べたボードのアルファベットを読み上げる。ジャン=ドーは(聴覚はあるので)欲しい文字の時、2度ウィンクして1文字ずつ選んでいく。そうして20万回のまばたきの果てに完成するのが、ジャン=ドーによる自伝「潜水服は蝶の夢を見る」である 

     

    スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」で謎めいた小男の武器商人ルイを演じたフランス人俳優マチュー・アマルリックは、スピルバーグの右腕である同作プロデューサーのキャスリーン・ケネディに請われて、この難役に挑んだ。ついでながら、美しい言語療法士役のマリ=ジョゼ・クローズも「ミュンヘン」に出演していたし、撮影監督のヤヌス・カミンスキーをはじめとするスタッフはスピルバーグ組で固められている。

    映画が感動的なのは、「奇跡の人」のヘレン・ケラーとサリバン先生ではないが、ジャン=ドーと美しい看護師、美しい妻や恋人との苦痛にも似たコミュニケーション法をじっくりと語っているからだろう。まばたき20万回など、狂気の沙汰としか思えない。そしてまた、彼の左目と化したカミンスキーのカメラワークが圧倒的に素晴らしい。

    シュナーベル監督はこの映画でゴールデン・グローブ監督賞と外国語映画賞を受賞。また、米アカデミー賞でも監督・撮影・脚色・編集賞の4部門にノミネートされるという快挙を成し遂げた。

    シュナーベル監督の信奉者で、前作「夜になるまえに」でボンボンという抱腹絶倒のおかまキャラを演じたジョニー・デップは、07年にもっとも感動した映画としてこの作品を挙げているほどだ。

    その秘密を探るべく、現在製作中の007シリーズ最新作「007/クォンタム・オブ・ソラス(Quantum of Solace)」で、ジェームズ・ボンドの敵、ドミニク・グリーン役に抜擢され、今後国際的な活躍が期待される、パリにいたマチュー・アマルリックを電話で直撃した。難役ジャン=ドーを演じた苦労話から、感動のツボとなる脚本やカメラワークについて明かしてくれた。(eiga・comより)

     

    主演のマチューが語ってくれています→こちらです

     

     

    潜水服は蝶の夢を見るオフィシャルサイト

     

     

     追記:E、S、A、R、I、N、T~~がいまだに記憶として残っています。何故か?

     

     (続)追記:感想等・・・・。私が仕事でかかわっている人たちもハンデイを持った人たちだ。その多くは先天的な人なので、この主人公のような中途障がいではない。言葉も持たない人、わずかな単語のみという人もある。だからどこまで自分のことを理解しているか?わからないけど。特に突然の病魔によって“ロックト・イン・シンドローム”のような状態に陥ったとき、どこまで当事者が受け入れられ、そして前向きに考えられる人がどれだけいるのだろうか?と・・・・ふと考えてしまった。でもジャン=ドミニク・ボビーの生き方を見て、凄く勇気づけられた人も多いだろうし、病気によって何かのハンディを抱えることになった方、ぜひこの映画を観て欲しいと思う。

     

     

     

     

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    アメリカン・ギャングスター★リドリー・スコット監督作品

    2008-03-05 | 映画:シネコン

     ラッセル・クロウデンゼル・ワシントン

     

    2月12日、東宝シネマズ二条にて鑑賞濃いお二人が熱く共演?結構面白い作品でしたね。

     

    暗黒街のカリスマ、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)と正義をつらぬく刑事、リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)の闘い監督はあのリドリー・スコット監督です。何と現在70歳だそうで・・・・。こんなパワフル作品を手がけられるとは監督自身もきっと凄い力の持ち主なんでしょうね。

     

     マーティン・スコセッシュ監督のような模倣映画は撮りたくないと語っておられます。誰のコピーもしたくない。特にマーティンはこのジャンルが上手いからね(笑)リドリーは彼をあまりお好きじゃないような?

     

    STORY

     

    1968年、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスバンビーの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。麻薬ビジネスは、彼がある家電製品店が良質な日本製品を直接購入するというニュースを見て思いついた。そしてフランクは、米兵が駐留する東南アジアで麻薬が使用されていることに目をつける。そして直接彼も、タイ・バンコクへ向かうことに。その麻薬は純度100%のヘロイン。彼は単独で動き、生産者と交渉する。100キロもするヘロインを何とアメリカに持ち込むことに成功。そのヘロインは加工され“ブルー・マジックというブランド名に・・・・。

     

    一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。

    もう少し詳しく正義を貫くリッチーは相棒ジェイと、容疑者のトランクから、100万ドル近い金を発見するも、着服という警察内部で当たり前となっている警官の“慣習”には応じない。しかしそのことは、逆に他の警官から白い目で見られるというのが、警察の悪の温床の現実なのだ。相棒、ジェイはそのことに耐えられず、麻薬にのめりこみ、中毒死となってしまう。

     

     

    ギャングにファミリーとくれば、マフィア、すなわちイタリア系という定説を覆して、卓越したビジネス・センスを武器にアフリカ系としては前代未聞の麻薬王の座に登りつめるデンゼル・ワシントン。対するは麻薬捜査班を指揮するラッセル・クロウ。実在の人物をモデルに二大オスカー俳優の激突で巨匠リドリー・スコットが描くのはベトナム戦争に疲弊した時代の裏社会版アメリカン・ドリームだ。立場の違いこそあれインディペンデント・スピリットに富み、地道な努力を決して怠らない気骨ある2人の男が、お互いの組織力と知力を総動員してそれぞれの闘いに挑む姿には単なる犯罪映画の範疇には収まらないダイナミックな面白さがある。(goo映画より)

     

    出演】
    デンゼル・ワシントン
    ラッセル・クロウ
    キウェテル・イジョフォー
    キューバ・グッディングJr
    ジョシュ・ブローリン
    テッド・レヴィン
    アーマンド・アサンテ
    ジョン・オーティス
    ジョン・ホークス
    RZA aka ロバート・ディッグス
    ルビー・ディ
    コモン
    ライマル・ナダル 

     

    デンゼル・ワシントン扮するクールなギャングマン、フランク・ルーカス

     

     

    私生活では妻と離婚、息子の親権問題で裁判中(>_<)仕事では正義感あふれる刑事リッチー・ロバーツ役のラッセル・クロウ

     

    二人の世界をそれぞれ映し出しながら、物語は進んでいきます。なかなか接点がないので・・・・。どうなるのか?と思いきや、リッチーが麻薬捜査で元締めを探していくうちに、フランクと出くわすことになるわけです。

    二人の世界はまったく違うけどどこか相通じるような気もします。二人が何かに向かって生きようとしているところかもしれませんね。

     

    フランク・ルーカスの実像は妻も、母親も知らなかった。そこまで謎に包まれた彼の闇に隠れた正体は、ある日リッチー・ロバーツよって暴かれる

     

     

     

    最後は御用となり、取調べを受けることに・・・・・ラストは結構シンプルに終わりましたね。

     

     

     

    兄弟・従兄弟を引き込み、麻薬のビジネスを成功に導くフランク。確かに格好いい

     

    そうそう、「インサイド・マン」でもデンゼルと共演した、キウェテル・イジョフォーも出演。今回は弟役で登場していましたね。「キンキブーツ」のドラッグクィーン役がやはり一番はまり役だったように思います。脇役になると、ちょいと影が薄くなっちゃうので、残念です。

     

    アメリカン・ギャングスター 公式サイト

    汚れた手でつかんだ、美しき人生と人生を賭けてつかんだ、美しき正義、さて貴方はどちらがいいですか?

     

    ところで、ホステル2に出演していたロジャー・バートがちょいと出演していましたね。リッチーの上司役でしたが、皆さんお分かりでしたか?本当にちょこっとだけでした。

     

    追伸:ようやくパソコン修復いたしました。またよろしくです! 

     

     

     

     

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    ネットが繋がらない!

    2008-03-02 | 携帯ブログ
    皆さ~ん!急にパソコンのネットが繋がらなくなりました(>_<)ドライバに原因があるような?ということで、今しばらく更新が出来ません(ToT)TB、コメントのお返しが遅れますが宜しくお願いしますm(_ _)m映像は先週の金曜日、鑑賞した「やわらかい手」です。
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    3月になりました♪

    2008-03-01 | その他

    アカデミー賞4冠に輝く「ノーカントリー」

    いよいよこの作品が3月15日より上映されます。試写会の応募もしたけど、当りそうにないコーエン兄弟最新作ということで興味深々です。とりあえず、上映開始したら、ぜひ観たい作品です。東宝系のシアターでロードショー

     

    それから、スペインにも何とか作品を出品する事が出来ました。現在、また違う作品を製作しております。また作品UP致します。「アメリカンギャングスター」記事も今しばらくお待ち下さい

     

     

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