銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ゴールデンウィーク真っ只中!いよいよ5月に突入。。気になる、観たい作品は??

2011-04-30 | 映画全般

ついに、大型連休に突入してしまいました(涙)世間は休日で楽しいようですが、、、、。

私はいつもより働く予定です!きっと映画館はたくさんのお客さんで大変でしょうね。ファーストデイにレディスデイもあるので、かなり混むことは間違いないですね。まあ仕事の合間をぬってちょこちょこ足を運ぶ予定でおりますが(笑)

さて今月も気になる作品、観たい作品、そこそこありそうです。

ではいつものようにシネコン作品から紹介していきたいと思います。

シネコン作品:8作品

5月7日公開

アンノウン

『96時間』のリーアム・ニーソンを主演に迎えた、ベルリンを舞台に繰り広げられるアクション・スリラー。
リーアム・ニ―ソンは「クロエ」にも出演していますね。

5月11日公開

ブラックスワン

『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督と、『スター・ウォーズ』シリーズのナタリー・ポートマンがタッグを組んだ心理スリラー。
ナタリーは本作でアカデミー賞主演女優賞をゲット!きっと混むんじゃない?

5月14日公開

孫文の義士団

イップ・マンのドニ―・イェンが出演。孫文の暗殺計画を阻止するための、8人のボディーガードたちの戦いを描く歴史アクション巨編。

ジュリエットからの手紙

アマンダちゃん、このところ主演作品多いですね。28日公開の「クロエ」では娼婦役だそうで、その後は「あかずきん」も公開!

1通の手紙から始まる50年前の恋人を捜す旅を、『シャーロットのおくりもの』のゲイリー・ウィニック監督がロマンチックに描きだす。

スコットピルブルムVS邪悪な元カレ軍団

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督が日本のサブカルチャーに多大な影響を受けたというブライアン・リー・オマリーのカルト・コミックス『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』を実写映画化した青春バトルアクション・ラブコメディ。
エドガー・ライト監督作品ということで気になる作品です。

5月20日公開

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉

自由奔放な海賊キャプテン・ジャック・スパロウをジョニー・デップが演じる人気シリーズ第4弾となるアクション・アドベンチャー大作。
「ツーリスト」はちょっと不評だったジョニー、ここらで巻き返して欲しいもんです。ママになったぺネロぺさんも登場!

5月27日公開

アジャストメント

マイノリティ・リポート』などの原作者フィリップ・K・ディックの短編小説を、『ボーン』シリーズのマット・デイモン主演で映画化したサスペンスアクション。マットも出まくりですね。

5月28日公開

クロエ

妻キャサリンは、夫の浮気を確かめるために若き娼婦クロエを雇い、夫がどんな行動を取ったか報告をさせる。ところがクロエはキャサリンの心の隙につけ込み、恐ろしい罠を仕掛けていく…。クロエにはアマンダちゃん、妻にはジュリアン・ムーア、そして夫役にリーアム・ニ―ソン、豪華キャストでおくる誘惑と官能のサスペンス!どうでしょうね。

ミニシアター作品:6作品

5月14日~

キッズ・オ―ルライト

アネット・ベニング&ジュリアン・ムーアの同性カップルを繊細に演じ、現代家族の新しい定義を投げかける。アネット・ベニングは本作で、アカデミー賞にノミネート!

サラエボ、希望の街角

民族や宗教が交差しボスニア紛争の傷痕が残るサラエボの街で、主人公ルナはどんな道を歩むのか。女性の視点から希望と決断を描いた感動作。

5月21日~6月3日

ヤコブへの手紙

1970年代のフィンランドを舞台に、孤独な元囚人と、人々を癒す牧師との心の交流を描くヒューマンドラマ。

5月28日~6月10日

神々と男たち

1996年にアルジェリアで起きたフランス人修道士7名の誘拐殺人事件をモチーフにしたドラマ。カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。

 コリン LOVE OF THE DEAD

驚愕の低予算(約5800円)で製作され、新たなる才能の誕生に世界の映画祭で話題騒然となった注目のゾンビ映画!

GONZO ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて

 米国でならず者と恐れられたジャーナリスト、ハンター・S・トンプソン。彼は60年代以降、ギャング集団や政治の世界へ深く入り込み、書くことで世間を挑発した。ナレーションはジョニー・デップ

 以上14作品です。喉が痛い?う~んヤバいです。通院したらやっぱり風邪だと言われてしまった(汗)リッキーも観れていません(涙)今週で終わるので何とか行きたいところです。

皆さんもお体に気をつけて、連休をお過ごし下さい

 

 

 

Comments (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シリアスマン(2009)◎A SERIOUS MAN

2011-04-28 | 映画:ミニシアター

 人間のおかしさが、暴走する。


京都シネマにて鑑賞。

人間はあるがままを受け入れることが必要なんだろうか?確かに運命を変えるということはなかなか容易ではない。いや容易という言葉より無力という言葉が良いのかな?

まあそれにしても主人公ラリーは、あまりにも気の毒である。それも理不尽で不運なことが続くわけである。真面目だから、幸せになるというものではないんだとつくづく実感する。


悪運の強い奴もいる。行いが悪いから、必ず罰が当らないとは言えない。酷い奴でも、ラッキーな人生を送るという例もある。要するに運命とはその人、その人の持ち合わせたものなのだ!病気、怪我、死、、、、。すべてに逆らうことも出来ない。

 
ラリー役には、マイケル・スタールバーグ 舞台で活躍の俳優さん。

コーエン兄弟はあえて無名の俳優さんを起用している。有名な俳優では、リアリティがないというのが理由らしい。まあそれはそうだ。

あらすじ(MovieWalkerより拝借)

1967年。アメリカ中西部郊外の住宅地にマイホームを構えるラリー(マイケル・スタールバーグ)は、地元の大学で物理学を教える平凡で真面目な中年のユダヤ人。だが彼の家族はそれぞれ秘密や問題を抱えていた。ラリーの兄アーサー(リチャード・カインド)は無職で無気力、居候中のラリーの家から出て行く気配が全くない。ラリーの娘サラ(ジェシカ・マクマヌス)は、鼻の美容整形を密かに目論んでおり、息子ダニー(アーロン・ウルフ)は、乱暴者の同級生にマリファナ代金を支払えず、ぼこぼこに殴られるのではないかと脅えている。そんな中、ラリーが落第点をつけたアジア系学生が不満を表明、現金入りの封筒をワイロとして研究室に置いていく。帰宅すると、妻ジュディス(サリ・レニック)が別れ話を切り出し、離縁状を書いてほしいと告げてくる。既に彼女は再婚を考えており、しかも相手はラリーの友人サイ(フレッド・メラメッド)だという。さらに大学にはラリーを誹謗中傷する匿名の投書が届いていることも発覚。ジュディス、サイとの初めての三者会談では、家を出て行ってくれと言われて唖然とし、アーサーと共にモーテル暮らしをするはめになる。ワイロ学生の父親からは、名誉毀損で訴えてやると抗議を受け、ラリーは地元コミュニティーの指導者であるラビに助言を請うことにした。しかし応対した若い下位ラビは、珍妙な“神の存在の感じ方”を力説するばかりでさっぱりピンと来ない。ダニーからの電話を受けて自宅に戻ると、ジュディスが号泣しており、何とサイが交通事故で死亡したのだという。住宅ローン、モーテルの宿泊代金、弁護士への相談料、故障した車の修理代に加え、サイの葬式費用まで負担することになったラリー。苦悩深まるラリーの唯一の慰めは、不気味なまでにセクシーでミステリアスな隣人、サムスキー夫人から勧められたマリファナによるトリップ体験だった。だがそんなラリーにさらなる巨大な不運が襲いかかる……。

 
兄アーサーには、リチャード・カインド この人くらいかなちょっと有名人(笑)

ユダヤ・コミュニティやユダヤ教、そして指導者であるラビ等、、、、、。今一つ何が何だか分かりません。
まったくこういうものの存在さえ知らないので、ちょっと戸惑いましたね。コーエン兄弟自身のバックボーンだそうです。

色々狙いをつけて、この作品を作ったのは分かるんだけど、、、。どうも私にはそんなに面白いとは思わなかった。

非常に退屈でした。そんなもんで案の定、途中睡魔に襲われてしまった。この作品で一番良かったのはあの音楽♪くらいかな。

ただ要所で共感する話もありました。それがこの境界線問題。


実は私の隣の家も境界線で何だかんだと言っておられるのです。もう50年近くこの場所に住んでいるのですが。いまだに隣人は私の家に土地を取られてしまっていると思っています。

とても印象的で驚きの発言は「1mmでもお金や!」と言った隣人のおばさんの発言です。皆さんどう思われます?この件はちょっと反応しましたよ(笑)


突然、妻のジュディスが離婚を迫るのには、見ている私もびっくり!何が不満で・・・・?単にサイとの不倫からなのか?

動機はよく理解出来ないが、、、、。こんなに堂々と離婚を迫る嫁の心理は一体?その上、サイはラリーの親友という設定なのだ。

うろたえているのはラリー。もっと毅然とすれば良いのに、、、、。

夢にうなされそのたび、ビビりまくるラリー。何とも哀れな感じもする。悪い事は何もしていないのだから、理不尽な事にはせいせい堂々と闘うべきだと、、、、。少々ラリーに、いらつく私でした。

 
目の表情がなんともいえませんね。


サイのおっさん、何なんだ!


サイの突然死、、、、?ところが笑ってはいられないはめに、、、、。サイの葬儀代までラリーがかぶるという事態に。何でなの?

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(フェイス・トゥ・フェイス)
初公開年月 2011/02/26
ジャンル コメディ/ドラマ
映倫 PG12

作品紹介(goo映画より拝借)

『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞に輝いたコーエン兄弟の新作は、次から次へと災難に見舞われる平凡な男の姿をシニカルに描いたブラック・コメディ。アメリカ中西部のユダヤ人コミュニティーの中で、大学教授の男の身のまわりに起こる不条理な小事件の数々が、コーエン流のシュールなユーモアで語られるのが最大の魅力だ。“部外者”には時に滑稽に思えるユダヤ人たちの習慣も興味深い。主演のマイケル・スタールバーグを始めとする出演陣は、みな馴染みのない顔ばかり。しかしながら、ミネソタ州出身のコーエン兄弟の自伝的要素が込められていることが想像できる本作こそ、彼らの渾身の一作と言えるかもしれない。

 

オフィシャル・サイト
監督主義プロジェクト http://www.ddp-movie.jp/index_ddp.html

パンフレットは完売したそうです。かなり評判良かったのかな?でも私はダメでした(涙)

 

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビ―・デビル(2010)★BEDEVILLED

2011-04-25 | 映画:ミニシアター

 原題:キム・ボンナム殺人事件の顛末

京都みなみ会館にて鑑賞。

もう、
救いなんてない── 本当に救いはありませんでした。何処までも悲惨さが続きます。

いやあ~凄かった(汗)久々に心と体が震えるようなとんでもない作品を鑑賞。噂には聞いていたけれど、ここまでとは驚きです!

何故に韓国映画はここまでグレードが高いのでしょうか?主役を演じたソ・ヨンヒさんは、2008年の作品「チェイサー」では殺人鬼によって、無惨に手をかけられるヒロインを演じた女優さん。
今回はそのヒロインとはうって変わって、酷い扱いを受けていた女性が復讐の鬼となるボンナム役に挑んでいます。


汚れ役に大変身なのでびっくり!

冒頭は、ボンナムの幼馴染であるチ・ソンウォンが暴行事件に遭遇する場面から始まります。何でこんな場面から入るのかな?なんて思っていたら、なるほどこういうように繋がるんだと、、、、。

ソンウォンはとにかくややこしいことには遭遇したくないことが分かります。常に傍観者なんですね。銀行に勤務するエリ―トではありますが、仕事も上手くこなしますが、どうも彼女にはハ―トがないようです。
困っていて泣きつく中年女性にも冷たい。そんな彼女は、会社から長期休暇を取るように言われてしまう。

そんな彼女に幼馴染であるボンナムから何度も手紙や電話をもらい、少々うんざりしていたのですが、休暇を機にボンナムの住む孤島を訪れることになります。常に面倒な事から避けていたソンウォン。そんな彼女にもっとも疎ましいと思っていた面倒な事が起きる事が自分の身に迫っているとは思わなかっただろう。


ボンナムに出迎えられるソンウォン。明るくて人なっこいボンナムだったが、、、、実は。

この島には何と9人の住民しか住んでいない。まさしく絶海の孤島であった。ボンナムは夫、娘、夫の弟、と暮らしていたが、、、。夫の暴力、弟からは欲求のはけ口の対象。そして島の年寄りたちには扱き使われるという酷い扱いを受けていた。

ボンナムを取り囲む奴らはほんまにえげつない!夫は殴る、蹴る!あくまでも作品なのだから、演技なのだからと納得して観ているが、リアルだからか、身の毛がよだつくらいのエグさを感じるのです。とにかく不愉快度100%だと思いましたね。

もちろん島を出たいという気持ちはあるようですが、夫にすべてを取り上げられているため、身動きは取れません。虫けら同然ですね。
娘は夫に手をつけられているという現実にも、衝撃的ですね。

こんな仕打ちを受け続けているんだから、そりゃいつかは何かが起こると思うのは当たり前です。


頼みの綱とソンウォンに話すも、、、、。ヨニがまさか夫と?なんて信じることが出来ない。


夫がヨニを娘として可愛がるようには見えない。。。。。


娘ヨニを連れて脱出を決意するボンナム。

ドロドロした人間模様。観ている方もぞっとします。


とうとうヨニは犠牲となります。

行きつく果てはこうなる、、、、。

あらすじ(Movie waklerより拝借)

ソウルの銀行に勤める独身女性ヘウォン(チ・ソンウォン)は、トラブルとストレスだらけの都会生活から逃れるように、子供の頃に暮らした思い出の島を訪れる。そこは、たった9人の住民が暮らす絶海の孤島。彼女を出迎えたのは、生まれてから一度も島から離れたことがない幼馴染みのキム・ボンナム(ソ・ヨンヒ)だった。人なつっこい笑顔でヘウォンの帰郷を喜ぶボンナムだったが、明るい表情の陰には、地獄のような苦しみに耐えてきた日々があった。昼は村の老人たちに奴隷のようにこき使われ、夜は男たちの慰み者。さらに、夫からの暴力も日常茶飯事。人としての価値も尊厳も踏みにじられながら、たったひとつの希望を胸に、地を這うように生きてきたのだった。神にすがるような思いで、自分をソウルに連れて行ってくれるよう、ヘウォンに懇願するボンナム。だが、面倒事から逃れようと島を訪れたヘウォンにとって、それはボンナムのわがままであり、彼女にとってはただ煩わしいだけだった。そんなある日、ついに取り返しのつかない悲劇がボンナムを襲う。その瞬間、この美しい島を地獄絵図に変える惨劇の幕が開いた……。

 復讐するならとことんやる!まさしくこれが彼女の怨念!なのかもしれない。やるだけやってやる。もし自分がボンナムの立場なら、やっぱりやるかな、、、、?

   チ・ソンウォン
まさにがらりとイメージが変わったソ・ヨンヒ。

キム・キドクが、チャン・チョルスに彼女を推薦したそうです。しかし当初は出資者の意向はもっと有名な女優を起用してということだったそうで、監督は様々な女優にオファーしたが、恐れをなして断ったらしい。最終的にソ・ヨンヒが自ら志願したそうである。

ボンナムが行動を決意したのは太陽、、、、。

 

彼女にとってあの太陽は、今まで自分を押さえつけていた"巨大な力"として存在していて、その力との戦いでもあった。"巨大な力"とは神かもしれないし、もし神だとしたなら、その神でさえ傍観していたことになります。彼女はそんな巨大な力、あるいは神と戦わなければ、自分の運命を変えることは出来ないと思いながら、太陽を見て答えを出したんです。(監督談)

戦わなければ、運命を変えることは出来ない!監督インタビューはこちらから→チャン・チョルスインタビュー

メディア 映画
上映時間 115分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(キングレコード)
初公開年月 2011/03/26
ジャンル サスペンス
映倫 R18+

 また凄い監督が誕生しましたね。
チャン・チョルス監督

こんなにリアルに作られているのは監督の演出の凄さでしょうね。

 解説(goo映画より拝借)

ごく少数の住人だけが暮らす絶海の孤島を舞台に、長い間虐げられてきた女性の復讐劇を通して、人間の残酷さと醜さを描き出すバイオレンス映画。「サマリア」などで知られるキム・ギドクの助監督を務めてきたチャン・チョルスの長編第一作。出演は「チェイサー」のソ・ヨンヒ、「ハーモニー 心をつなぐ歌」のチ・ソンウォン。

             

オフィシャル・サイト
http://www.kingrecords.co.jp/bedevil/

 

 

 

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガリバー旅行記(2010)◎●GULLIVER'S TRAVELS 3D字幕版

2011-04-22 | 映画:シネコン


いかにもジャック・ブラック

ということで、「エンジェル・ウォーズ」鑑賞後、ガリバー旅行記の字幕版(3D)を鑑賞しました。知らなかったのですが、めがねは貸出ではないことを初めて知りました。買い取りなんですね。

めがね代は100円。次回からー100円で300円出したらいいそうです。でもそれでも高いわー!今回は字幕版を優先にしたので、仕方なく、、、、。てなわけで、ポイントを使い400円のみで鑑賞です!

この作品はジャック・ブラックのために、製作されたのではないでしょうか?まさにジャック無くしてこの作品は出来ない!ちょっと大げさかもしれませんが。

誰もが知っているお話なのだが、、、、。実ははっきり全てを把握していません。調べてみたところ、結構、内容は複雑?というか、そうなかなか中身は濃いようです。

そもそもこのお話はアイルランドの風刺作家ジョナサン・スウィフトにより、仮名で執筆された風刺小説だそうで。。。。でも本書は出版されて間もなく非常な人気を博し、それ以来現在に至るまで版を重ね続けている人気のあるものらしい。

中身はかなり膨大です。単に子供向けに作られた小説ではないなあと思いました。まあそんなことで、映画は軽いタッチで描かれています。時代考証もえぇ~おかしい?と思う部分もあります。

 
原作のガリヴァ―は船医だったが、映画のガリヴァ―は、現代ニューヨークの新聞社の郵便係という設定。ジャック扮するガリヴァ―はどことなく冴えない奴。

5年間片思いしている旅行記者のダーシーからバミューダ・トライアングルの取材を持ちかけられ、取材旅行に行く事に。


5年間、ダ―シ―アマンダ・ピートに片思いしているガリヴァ―だった

取材旅行に出かけたガリヴァ―はバミューダ沖で嵐に遭遇、、、、、。

 

気が付いたら、たくさんの小人たちによって拘束されていた!


彼が漂着したのは、中世の小人たちが住む“リリパット王国”だった。

 

 
一度は囚人として捉えられた彼だが、その体の大きさを活かして敵国の襲撃を蹴散らした事から、英雄として扱われるようになる。

なんせ大きいから凄い!敵国の艦隊の砲撃を贅肉で跳ね返す!この場面はなかなか面白かった(笑)

 

現実の世界では味わった経験のない優越感に浸ることが出来るなんてきっと最高の気分だと思いますわ。

 

でもそうそう上手く行くはずはない。。。。裏切り者のエドワード将軍が作った戦闘ロボットにあっけなく敗れたガリバーは追放されてしまうのだ。

 
戦闘ロボットが何故に中世の時代に登場なの?

そうなんですよね。王女や国王夫婦の衣装も現代風になっていたり。。。。。どうも時代考証がね(笑)何でもありってところなのかな?


エドワードのロボットがこれまた強いのです。

そしてガリヴァ―が追放されてたどり着いた島は巨人の国?

ドールハウスに押し込まれたガリヴァ―は女の子の衣服着せられ(笑)巨人の国はほんのちょっとだけでしたが。

ホレイショが島へ、、、、。彼に励まされてやっと戦う意思を固めるのでした。ダメダメガリヴァ―に逆戻りしそうだったけど、リベンジで

ついにあのダーシ―も同じようなかたちで島へ、、、、、、?


王女にはエミリー・ブラント。最近色々な作品に引っ張りだこですね。

あらすじ(allcinemaより拝借)

ニューヨークの新聞社に勤める郵便係のガリバー。失敗を恐れるあまりチャレンジ精神に欠け、記者になる夢も片想いの成就も実現できずにいた。そんなある日、謎の三角海域バミューダ・トライアングルの取材という大きな仕事を手に入れる。ところが、意気揚々と向かった先で突然の大嵐に巻き込まれ、遭難してしまう。浜辺に打ち上げられたガリバーが気づくと、なんと、たくさんの小人たちによって拘束されていた。彼が漂着したのは、中世の小人たちが住む“リリパット王国”だった。やがてガリバーは、その巨体を活かして王国の危機を救ったことから一躍ヒーローに。居心地の良さにすっかり調子に乗るガリバーだったが…。

メディア 映画
上映時間 85分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2011/04/15
ジャンル コメディ/アドベンチャー
映倫 G

 
ホレイショはガリヴァ―に一歩を踏み出す勇気を与えてくれた大事な友かもしれないね。

解説(allcinemaより)

ジョナサン・スウィフトの古典を「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック主演で映画化したアドベンチャー・コメディ。バミューダ・トライアングルで遭難し、中世の小人の国へ異次元スリップしてしまった小心者の旅行記者ガリバーを待ち受ける驚きの運命をコミカルに描く。共演に「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント。監督は「モンスターVSエイリアン」のロブ・レターマン。

        
ジャック・ブラック、ほんまに小粒、でも歌が上手いのでびっくり! ちょっとミュージカルみたいな感じも、、、、。

字幕版で観て良かったです♪

追記:そうそう思い出しました!お城が火事になったもんで、ガリヴァ―は自分のおしっこをかけて消火したのです。う~ん咄嗟の手段でやったことだと思いますが、、、、。何とも言えず(汗)おしっこをかけられた王さま、臭かったでしょうね。観ている方も何やら臭ってくるような気がしましたわ。

オフィシャル・サイト
http://www.gulliverstravelsthemovie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://movies.foxjapan.com/gulliver/

 

 

 

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンジェル ウォーズ(2011)★SUCKER PUNCH

2011-04-20 | 映画:シネコン

                       SUCKER PUNCHとは予想外のパンチという意味
 

1週間ぶりにシアターへ・・・。今日は2本続けて鑑賞。まず本作「エンジェル ウォーズ」を観ました。吹き替え版しか上映されていないんですね。

「300〈スリ―ハンドレッド〉」のザック・スナイダー監督のオリジナル作品。2007年3月に本作の話があったらしいが、「ウォッチメン」を監督が優先したため、後回しとなったらしい。

日本の侍まがいのロボットが登場したり、昔の日本の屋敷のような佇まいの風景も、、、、和洋折衷なティストです。

主演のエミリー・ブラウニングは初めて観ました。可愛い?美人でもないし・・・?コスチュームはセーラー服で、セーラームーン?みたいな(笑)

母の死後、遺産を狙う義父により、精神医療施設に収容されてしまった少女・ベイビードール。彼女は施設の中で、自由を夢見て空想を広げる。彼女は今、閉ざされた娼館にいるのだ。なんとかここから脱出せねば…。さらに彼女は空想する。15世紀の日本で、怪物のような武将たちと日本刀で闘うのだ。そんな彼女に、賢人が助言を授ける。自由を手に入れるためには、地図、火、ナイフ、鍵、そしてもう一つのあるものを手に入れろ、と…。

華奢で若い女性たちが勇ましいです。

お話はいたって単純。見どころはやはりこの若い女性たちのアクションでしょうね。

あらすじ(Movie Walkerより拝借)

愛する者を全て奪われたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、ある施設に入れられ、暗い現実から逃避するために鮮烈な想像の世界を作り出す。だが自身の意思とは裏腹にその世界に閉じ込められてしまった彼女は、生きて帰るという意思を捨てることなく、自由を求めて戦うことを決心する。ベイビードールを筆頭に、辛口な性格のロケット(ジェナ・マローン)、スマートなブロンディー(ヴァネッサ・ハジェンズ)、恐ろしいほどに気高いアンバー(ジェイミー・チャン)、そして素っ気無い性格のスイートピー(アビー・コーニッシュ)が集結。5人の女性たちは、バーチャル兵器を駆使してサムライや悪魔が襲いかかる幻想的な戦いに挑んでいく。この驚くべき想像の世界の中でワイズマン(スコット・グレン)の援助を受け、もし成功すれば彼女たちは自由を手に入れる事ができる。しかし、彼女たちは生き残るために何を犠牲にするかという決断に迫られる……。

 ブルー・ジョーンズ
この精神病院の実質的支配者である。ブルーオスカー・アイザック、相変わらず濃いキャラですね。

 


ベラ・ゴルスキー博士 カ―ラ・グギノ

ベイビードールが踊り出すと想像の世界が始まりだす。

 
まるでセーラームーン戦士って感じ★            賢者役 スコット・グレン      


アビー・コーニッシュは気の強いスイートピー役。一瞬ニコール・キッドマンではないかと目を疑いましたよ。

 

 

スナイダーは「『300』で既にオール男性キャストをやったので逆をやる」と語ったそうだ。
そしてスナイダーは理想のキャスティングで挑むつもりだったようだ。

まず主人公、ベイビードールには、アマンダ・セイフリードを希望!、アビー・コーニッシュエヴァン・レイチェル・ウッドエマ・ストーンヴァネッサ・ハジェンズにオファーをした。しかしアマンダ、エヴァン、エマはスケジュールの都合で降板となったようだ。

監督の希望通りのキャスティングだったら、この作品も変わっていただろうね。キャスティングでお客さんの入りもかわったかもしれない。


ロケット(左)にはジェナ・マローン

作品紹介(goo映画より拝借)

『300<スリーハンドレッド>』のザック・スナイダー監督が手掛けた、少女たちが異世界で繰り広げるバトル・アクションを描いた本作。5人の少女が巨大なクリーチャーを相手に、マシンガンや日本刀、戦闘用ロボットなどで闘う姿を、凝りに凝った映像で描き出す。主役のベイビードールを演じるエミリー・ブラウニングは大きな瞳に金髪ツインテール、セーラー服にミニスカートという可憐な姿で、体を張ったアクションを繰り広げる。ベイビードールと一緒に闘う少女を演じるのは、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン、バネッサ・ハジェンズ、ジェイミー・チャンといった今を時めく若手女優。セクシーなコスチュームで熱いアクションを見せている。

メディア 映画
上映時間 110分
製作国 アメリカ/カナダ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/04/15
ジャンル アクション/ファンタジー
映倫 G

 
撮影風景 右端が監督

B級ティストですね。若手の女優さん、頑張っておられましたし、まあまあこんなものでしょうか。

結局ベイビードールの結末は、、、、、。ちょっと悲しいものでした。


中央が主役のエミリー・ブラウニング。ショ―トヘアーなので、ちょっとイメージが違いますね。

 

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/suckerpunch/
オフィシャル・サイト
http://suckerpunchmovie.warnerbros.com/ (英語)

 

Comments (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男たちの挽歌(2010)★☆A BETTER TOMORROW

2011-04-18 | 映画:シネコン

 最期に賭けたものは、「明日」。

 
Tジョイ京都にて鑑賞。随分前に鑑賞したのですが、書かないまま放置していました。作品を観るまで知らなかったのですが、これリメイク版だったんですね。
オリジナル版は香港映画だそうで、監督はジョン・ウーでした。何故かレッドクリフは未見の私。今回は製作総指揮でリメイク版に参加しています。

やっぱソン・スンホンかな(笑)甘いマスクで格好良いですよね!そういえば、「ゴーストもう一度抱きしめたい」で松嶋奈々子さんと共演したんですよね。

 
ヨンチュン役のスンホン、役柄か?ちょっと水ぽい感じもするんだけれど、、、、。銃捌きが良いです


ヒョク役 チュ・ジンモ
「カンナさん大成功です!」に出演している俳優さん。この人もですよね。

そう言えば、若い女性の登場はなかったですね。野郎ばかりでした。でもビジュアル的には良い男ばかりだから、女性には楽しみな作品でした(笑)


水色のスーツを着たテミンはチョン社長の甥テミン。最初は気弱で冴えない奴だったが、、、、。

テミン役のチョ・ハンソンもおひざ元の韓国では人気男優らしいが、この人はう~ん今一つかな?


香港ノワールからコリアンノワ―ルへ、、、、。コリアンマフィアの世界をこの2人が牛耳っていたのだが。ある事がきっかけで思わぬ方向へと。

とにかくソン・スンホン、格好良すぎるわ!


さてあらすじ(Movie Walkerより拝借)ネタばれ含みます!

数年前、仲の良い兄弟が北朝鮮から脱出を試み、生き別れになる。その後、兄ヒョク(チュ・ジンモ)は脱北に成功し、コリアン・マフィアの世界に入る。現在は、北朝鮮出身の元特殊部隊員ヨンチュン(ソン・スンホン)とともに、釜山を拠点とする武器密輸組織の大物になっていた。父親のようにヒョクの世話をしているパク警部(イ・ギョンヨン)が、生き別れた弟チョル(キム・ガンウ)が見つかったと連絡してくる。チョルは収容所で母を失った後、脱北し、タイ、ミャンマー、モンゴルを経て韓国に入国した。チョルは、家族を裏切ったヒョクを憎んでいた。そんな弟の姿を見たヒョクは、組織を離れる決意をする。ヒョクの最後の仕事は、タイでの大規模な取引となった。組織のボスであるチョン社長(キム・ヘゴン)は、気弱な性格の甥テミン(チョ・ハンソン)を同行させるよう頼んでくる。しかしヒョクに嫉妬心を抱いていたテミンの策略で取引は失敗し、ヒョクだけが地元警察に逮捕される。ヒョクの逮捕を知ったヨンチュンはタイ・マフィア相手に敵討ちを行うが、右脚に重傷を負い、テミンにより組織を追われる。3年後、組織はロシアン・マフィアとの取引で勢力を拡大していた。今や組織を支えるテミンは冷酷無比な性格を露わにし、チョン社長さえ逆らえなくなっていた。一方、兄を自分の手で逮捕するため、韓国警察所属の刑事となっていたチョルは、1年間テミンの動きを見張っていた。タイの刑務所を出所したヒョクは釜山に戻り、ヨンチュンと再会する。ヨンチュンは右脚を引きずり、組織が経営する駐車場の洗車係という変わり果てた姿になっていた。ヨンチュンは、テミンとロシアン・マフィアの取引現場を襲う計画を持ちかける。テミンの捜査から外されたチョルは、単独捜査を始める。テミンへの復讐を誓うヨンチュン、弟との絆を取り戻したいヒョク、自らの野望の行く手を阻む2人の命を狙うテミン。男たちそれぞれの想いは、壮絶なクライマックスへと向かっていく。

 
ヒョクの生き別れの弟チョルには、イ・ビョンホンを少し○○したキム・ガンウ
まったくビョクとは似ていません。勝手に一人脱北した兄貴を恨み続ける。

 
ピュアな雰囲気のヨンチュンもなかなか素敵!

ジョン・ウーも絶賛したらしい。

格好良かった2人がだんだん落ちぶれてしまうんだけど、、、、。その姿も何故か哀愁をそそるのです。


命がけでテミンたちに闘いを挑む姿も素晴らしい。

ラストがまたたまりません(涙)

メディア 映画
上映時間 123分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(東映)
初公開年月 2011/02/19
ジャンル アクション/ドラマ/サスペンス
映倫 PG12

解説(allcinemaより拝借)

ジョン・ウー監督が86年に手掛けた傑作香港ノワール「男たちの挽歌」を、ジョン・ウー自ら製作総指揮を務めて韓国版にリメイクしたクライム・アクション。脱北の際に生き別れとなりヤクザと刑事という対照的な人生を歩む兄弟を軸に、数奇な運命に翻弄される男たちの熱い友情と兄弟愛をスタイリッシュかつドラマティックに描く。出演は「カンナさん大成功です!」のチュ・ジンモ、「ゴースト もういちど抱きしめたい」のソン・スンホン。監督は「力道山」のソン・ヘソン。

 

 絵になりますね

 

オフィシャル・サイト
http://www.banka2011.com/

 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ENNEN FACTORY 版画展、終了しました!

2011-04-17 | 銅版画関連

      

     

御来場、ありがとうございました!本日、17:00に版画展終了しました。岸中先生他10名のメンバーがそれぞれ2点~5点の作品を出品しました。

力作ぞろいでしたね、、、、。20代から60代と年代もさまざまです。皆さん思い思いに作品作りをされています。

次回は2年後に、この場所で再び、ENNEN FACTORY版画展を開催予定です。またそれに向けて頑張ります。
見れなかった方、次回は是非お越し下さい!

 

ブロガー仲間のcochiさん、そしてはるばる大阪からBCさんが観に来て下さいました!お2人に感謝です。

 

 下記の作品が私の作品です。 ディープエッチング、ソフトグランドエッチングという技法を使い、一版多色という方法で仕上げています。

 

                   

皆さんの作品も載せたいのですが、、、、。皆さんにお断りしておりませんので、私の作品のみですが(笑)

 

 会場風景

 

さて明日から元の生活に戻ります。映画鑑賞も始まります。

 

ガリバー旅行記を観なくては、、、、、。ではまた

                              

 

 

Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・ライト ーエクソシストの真実ー(2011)★THE RITE

2011-04-16 | 映画:シネコン

                            
                        エクソシストとは、バチカン公認の正式な職業である。

 

版画展初日の、午前中にMOVX京都で鑑賞しました。実際の話だそうで、それもバチカンの公認の職業にエクソシストというものがあるとは、びっくりです。

いかにもこのチラシのアンソニー・ホプキンスの顔だけで、ゾクゾクしたのですが、、、、、。ところが思ったほど怖くなかった。というのが本音です。怖くなりそうだととても期待しながら観ていたんだけどね。

見どころはアンソニー・ホプキンス演じるルーカス神父に悪魔が乗り移るシーンなんだろだけど。。。。顔の相が変貌していくのはちょっと気持ち悪いかな?でもそんなにね。

アンソニーおじさんの怪演はさすがだと思いますが、全体になんか盛り上がらない。


前作「ウルフマン」も今一つだったな。

 主役マイケルを演じるのはコリン・オドナヒュー。
アイルランド出身の若手俳優さん

あらすじ(goo映画より拝借)

信仰を見失ったアメリカの神学生マイケル(コリン・オドノヒュー)は、卒業を間近に控え、司祭になる道を捨てようとしていた。だが、恩師に引き止められた彼はローマに渡り、バチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。やがてマイケルは、異端だが“一流のエクソシスト”だと讃えられるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔祓いを手伝うことになる。そんなある日、16歳の少女の儀式に立ち会い、悪魔の存在を疑うマイケルだったが、彼を待ち受けていたのは、その疑惑を完璧に打ち砕くような数々の恐るべき出来事であった……。

 
不気味な雰囲気はあるのだけれど、、、、、。何か肩透しを喰らってしまう場面が多かったような?

 


もう少し重たい感じだと良いのだが。


ジャーナリスト・アンジェリーナ役にはアリシ―・ブラガ―
レボゼッションマンやプレデタ―ズと最近多くの作品で活躍

作品紹介

エクソシストとは、バチカン公認の正式な職業である。バチカンにはエクソシスト養成講座が存在し、そこで学んだ者たちが、悪魔祓いの儀式を遂行する。中世ではなく、21世紀の話だ。実際にイタリアでは、悪魔祓いを必要とする人々が急増し、エクソシストが不足したために、広く募集した時期もあったという。そして2010年11月、ますます高まる世論に応じ、カトリック司教たちが召集された。その時のある司教の「戦いに備えよ」という呼びかけが、ニューヨーク・タイムズの紙面を飾り、アメリカの人々を驚かせた。我々が日本で何も知らずに時を過している間に、海を超えた地の少なからぬ人々が、かつてない戦いの季節に突入しようとしているのだ。

そして、全世界にその実態を知らしめるかのような衝撃作が誕生した。今まで描かれることのなかった、ごく普通の青年がエクソシストになるまでの過程。今なお行われている儀式とエクソシストの全貌が描かれているだけに、否応もなく闇の世界へと呑み込まれていく物語はあまりにもリアルだ。

なんてえらい宣伝しているけどね・・・・。

作品の中身より実際に存在するエクソシストという悪魔払いの職業のことの方が気になった。せっかく面白い題材をモチーフに映画を作ったのに、残念な気がした。

メディア 映画
上映時間 114分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/04/09
ジャンル サスペンス
映倫 G

解説(goo映画より)

バチカン公認の正式な職業であるエクソシストの全貌を描く問題作。監督は「1408号室」のミカエル・ハフストローム。出演は「ウルフマン」のアンソニー・ホプキンス、「プレデターズ」のアリーシー・ブラガ、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のキアラン・ハインズ、「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーなど。2011年3月19日公開予定だったが東日本関東大震災の影響で公開延期。

もっと刺激が欲しい!!! 時間がないので、今回は少々短い記事になりました。

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/therite/
オフィシャル・サイト
http://whatdoyoubelieve.warnerbros.com/ (英語)

 

 

 

 

 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再会の食卓(2010)APART TOGETHER

2011-04-13 | 映画:ミニシアター

                                                             
                                                       40年後の再会も、いつもの食卓からはじめよう。

京都シネマにて鑑賞。
中国と台湾といえば、あまり関係は良くなかったんだ。歴史については疎いもので、映画を観て学ぶことがよくある。

以下そのことを調べてここに載せました(ウィキぺディアより抜粋)

1945年10月15日に、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が発した一般命令第1号に基いて台湾へ進駐した中華民国政府が実効支配しており、1949年10月1日中華人民共和国成立に伴い瓦解した国民党が政府機能を台湾に移転した以降は、中華民国政府の実効支配範囲とほぼ重複するため、国共内戦後の中華民国の通称としても用いられている。現在も中華民国政府と中華人民共和国の双方で係争中(台湾独立運動)である。

上海に住むユイア―という女性の元に1通の手紙が来る。手紙の主は、40数年前に生き別れとなった元夫からだった。彼は台湾人のリゥ・イェンション。台湾から上海に帰って来るというのだ。40年ぶりに中国に戻り、ユィアーと再会することを願っていた。

しかしユイアーはひとり残され過酷な日々を送っていたときに出会った心優しい男性・善民(シャンミン)と再婚し、今では子どもたち、孫たちに囲まれ平穏な日々を送っていた。

当然のことながら、家族の皆はその来訪に戸惑いを隠せない。そりゃそうだね。

そんな来訪は家族にとってとんでもないような衝撃的な事態を招く、、、、。

何と、イェンションはユィアーに台湾に行こうと誘うのである!びっくりですよね。ユイア―はその誘いに揺れる。何故なら、現在の夫を愛していないから。。。。う~んこれもびっくりだった。残り少ない余生の中でもう一度愛を確かめ合いたいらしい。
しかも更に驚いたのは、現夫が彼女が家を出のに賛成することだ。

かくしてイェンションはユイア―を訪ねてやって来た。大きな食卓を囲んで遠来の客をもてなす。


現夫は御馳走を振る舞い、寝る場所を作り、精一杯もてなす。普段食さない高級な蟹まで購入。

何かちょっとやり過ぎなんじゃないの?というくらいだった。それにしてもこの3人の妙な関係、それぞれの本音はどうなのか?

現夫の娘たち、そしてイェンションとの間に生まれた長男、、、、。猛烈に反対する長女、無関心な長男。それぞれの心の動きも気になる。

ユイア―の台湾行きのため、現夫ル―は離婚手続きするため、ユイア―と結婚証明書を取ろうとする老夫婦の何ともいえない姿も印象的だ。


その上に結婚写真まで撮るんだから、う~ん何と言っていいのやら(笑)


しかしこんな状況なのに、ユイア―を連れて行こうというのはどうも納得いかないなあ。なんて(笑)

あらすじ(MovieWakerより拝借)ネタばれ含みます!

上海で暮らすユィアー(リサ・ルー)のもとに一通の手紙が届く。そこには、かつて生き別れた夫・イェンション(リン・フォン)が40数年ぶりに台湾から帰ってくると記されていた。しかし、ユィアーにはすでに新しい家族がいた。夫・シャンミン(シュー・ツァイゲン)、イェンションとの息子である長男・ジュングオ、二人の娘、娘婿、そして二人の孫。慎ましくも平穏に暮らす一家にとってイェンションの来訪は驚き以外の何物でもなかったが、心優しいシャンミンの計らいで、馳走を振る舞い、寝床を用意し、精一杯イェンションをもてなすのだった。イェンションは長い台湾生活によって、上海語が話せず、聞き取るのがやっとの状態になっていた。高層ビルが建ち並ぶ街並みにもかつての面影を見出すことはできない。イェンションは、ユィアーたちが購入したという建設中の高層マンションを見学に行くが、その時、ユィアーを台湾に連れて行くために来たのだと本音を切り出す。イェンションが国民党軍の兵士だったため、中国に残されたユィアーの人生は過酷なものだった。文化大革命の時には身投げを考え、それを救ってくれたのがシャンミンだった。しかし、イェンションの予期せぬ告白に「生き延びるだけで精一杯だったわ。幸せだったのはあなたと過ごした日々だけ」と、ユィアーの心は揺れ動く。国民党軍兵士の元妻を娶ったことで、出世をあきらめることになったシャンミンは決して裕福ではなかった。しかし、いつもなら手を出せない高級な蟹を市場で買い、イェンションに振る舞った。食事の席でイェンションから話を切り出されたシャンミンは「ユィアーのしたいようにすればいい。もうわしと苦労することはない」と静かに答えるのだった。猛反対する娘、自分には関係ないとうそぶく長男、金銭で解決しようとする娘婿。円満だったはずの一家がにわかに揺れ始める。果たして、ユィアーが下した決断とは……。


ユイア―とイェンションの台湾行きが原因してか?現夫ル―は、脳梗塞で倒れてしまった。食欲も減退?

ル―の心の内はやはり、、、、だったんだ!


結局のところ、、、、。やっぱりこうなるんだ。

メディア 映画
上映時間 96分
製作国 中国
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2011/02/05
ジャンル ドラマ
映倫

解説(allcinemaより)

 「トゥヤーの結婚」のワン・チュアンアン監督が、中台分断で離れ離れとなった元夫婦の40年ぶりの再会を綴った感動ドラマ。歴史に翻弄された元夫と元妻、さらには2人の再会を複雑な思いで受け止める妻側の現在の夫と子どもたち、それぞれの心情を繊細かつ優しい眼差しで描き出していく。ベルリン国際映画祭でみごと銀熊賞(最優秀脚本賞)を受賞。出演はリサ・ルー、リン・フォン、シュー・ツァイゲン。

終盤にオチがありますよ。

オフィシャル・サイト
http://shokutaku.gaga.ne.jp/

 

 

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の愛、私のそばに(2009)★☆CLOSER TO HEAVEN

2011-04-11 | 映画:ミニシアター

                                 
してあげたいことが、たくさんあったのに。
ありがとう ごめん 愛してる

京都みなみ会館にて鑑賞。

ルー・ゲーリック病とは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)だったんですね。調べたところ、ル―・ゲリックとはアメリカ大リーグの選手だそうで、彼はこの病気を患っていたので、彼の名前を病名としたようです。

1年間に人口10万人当たり1~2人の発症率で、年齢は40~60代。女性より男性に多いそうです。

ということで、本作では、主人公ペク・ジョンウを演じるキム・ミョンミンがALSという難病を冒され、その上唯一の親族だった母も亡くなるという車いすの青年役を好演。そんなジョンウが母の葬儀で、幼馴染の葬儀屋のジスと再会、恋に落ちるという話です。

ミョンミンはこの役のため、何と20kgまで減量したそうです。そういえば、げっそりした表情でしたね。


実際のミョンミンはどんな感じなのかな?

 

 
葬儀屋のジスには「TSUNAMIーツナミー」でお馴染のハ・ジウォン

 

2009年10月に本国のシアター439スクリーンで公開され、17万9293人を動員した。累積観客動員数187万4988人となり、おそらく200万人を突破したものと思う。それにしても凄いですね。ラブストーリーは韓国では人気あるような、、、、。

ラストはもちろん大体予想がつきますが、それでも皆観ちゃうんですね。

あらすじ(goo映画より)ネタばれ含みます!

ある冬の日、父親が営む葬儀社で働くジス(ハ・ジウォン)は、唯一の肉親である母親を亡くした車椅子の青年ジョンウ(キム・ミョンミン)と出会う。幼なじみの2人は再会を喜び、ジスは離婚して出戻りの身であること、ジョンウは治療法の確立されていないALSという難病に冒されていることを互いに打ち明ける。他愛のない会話の後、ジョンウから交際を求められたジスは、彼の優しさに引かれ、その申し出を受ける。そしてある夜、2人は過酷なリハビリの帰りに初めて愛を交わす。一年後の冬、2人だけの結婚式を挙げるジョンウとジス。新婚旅行の予定もなかったが、この上ない幸せを感じていた。だが春になると、ジスの勧めで鍼治療院を訪れたジョンウの容態が急変。医師から“もう動けないかもしれない”と告げられたジスはショックを受ける。6人部屋に入院したジョンウを、献身的に支えるジス。だが、症状はじわじわと進行、痩せ細っていくジョンウは次第に弱音を吐き、ジスにきつい言葉を浴びせるようになる。それでも、それが看護から自分を解放しようとするジョンウの優しさだと気付いたジスは、健気に看護を続ける。息苦しさから、一時2人は距離を置くが、脳裏に浮かぶのはお互いのことだった。孤独に耐えかねたジョンウは自殺を図る。だが、それは未遂に終わり、意識を取り戻した彼が目にしたのはジスの眩しい笑顔だった。それまで以上に看護に熱意を注ぐジス。だが、ジョンウはさらに衰弱してゆく。やがて、話すこともままならなくなるが、2人の気持ちは通じ合っていた。ある夜、病室で歌うジスの姿を目にしたジョンウは、心の中で彼女への愛を呟き、大粒の涙とともに目を閉じる。“逝かないで。”ジスの願いもむなしく、安らかに息を引き取るジョンウ。数日後、柔らかな光が差し込む葬儀社の一室。穏やかなジョンウの顔を見つめるジスの目に、涙はなかった。そして、そっと最後の抱擁を交わすのだった。

 
幸せなときはそんなに続かなかった、、、、、。次第に病魔はジョンウの体を蝕んでいくことに。。。。

 

 
献身的な介護をするジスだが。ついに言語障害が始まる・・・・。

だんだん動けなくなることが自身で分かるだけに、辛い。そんな状態だからストレスも溜まるもんで、ジスにあたってしまうジョンウ。

いまだにこの病気を治す方法はないらしい。お話はもとより、ALSという難病に対してもっと広く知ってもらうには、この作品を観てもらう必要はあると思います。

メディア 映画
上映時間 121分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2011/02/05
ジャンル ロマンス
映倫 G

 

解説(allcinemaより拝借)

TV「白い巨塔」のキム・ミョンミンと「恋する神父」「TSUNAMI-ツナミ-」のハ・ジウォンが、難病で余命わずかの夫とその妻を熱演して高い評価を受けた感涙のヒューマン・ラブ・ストーリー。監督は「ユア・マイ・サンシャイン」のパク・チンピョ。

 

  

オフィシャル・サイト
http://www.sobaniite.com/

 

 

 

 

 

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする