銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

アメリカン・スナイパー(2014)**AMERICAN SNIPER

2015-02-27 | 映画:シネコン

 米軍試乗最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親。

お久しぶりです。体調すぐれず、映画鑑賞もしていませんでした。病気のことはまた次回書くとして・・・・。話題の作品「アメリカン・スナイパー」を早速観て来ました。何と実在した人物だったんですね。ラストで初めて知りました(汗)

それにしても重い作品でした。重厚な作品だとは思いますが、私的にはちょっとしんどい作品でしたね。気分転換で観るにはう~んどうでしょうか。

それにしても凄いですよね。160人もの人間を射殺したとは。かなり遠い距離からでも命中さすという技術力は驚きましたが。


主人公クリスを演じるのはあのブラッドリー・クーパー 肉体改造でもしたんでしょう。凄い筋肉でした。どちらかといえば甘いマスクの彼は感じが変わっていましたね。ほんまにスナイパーと言ってもいいくらいです。

それにしても4回もイラクに赴くとは。どんな気持ちなんでしょう。平静を忘れてしまうんじゃないでしょうか。そんな彼も4回目は涙していましたね。生きるか死ぬか分からない中で戦闘する。いやあ私ならごめんですね。極限状態で葛藤しているクリスの心情も手に取るように分かります。とにかく怖い!!

2時間12分中、ほぼ戦闘シーン映像やし、きついといえばきついよね。

唯一妻タヤとのラブシーン、子供との絡みがほっとする場面かな・・・・。

 
妻タヤには久しぶりのシエナ・ミラー


子供とのふれあいシーンを見ると、戦場での彼が嘘みたい。どんな気持ちで多くの人間を殺すことが出来たのだろうかと。切り替えるところが何とも理解出来ないが。

 

あらすじ(allcinemaより)

2001年のアメリカ同時多発テロをテレビで目の当たりにした青年クリス・カイルは、祖国の人々を守るために貢献したいとの思いを強くし、ネイビー・シールズで狙撃手としての過酷な訓練に励んでいく。やがてイラクに出征したクリスは、その驚異的な狙撃の精度で味方の窮地を幾度も救っていく。仲間たちから“レジェンド”と賞賛される活躍をし、無事に帰国したクリス。これでようやく、愛する妻タヤと生まれたばかりの長男と共に平穏な日常を送れるかに思われたが…。

そうそう監督はクリント・イーストウッドなんだよね。やっぱり彼だからこういう雰囲気での映像なのかな。音楽もイーストウッドらしい良い音楽でした。

考えるとこの話が本当だったのはちょっとショックでもありますね。伝説のスナイパーが存在したなんてやっぱりね。それからショックだったのは結末かもしれません。とにかく全てが本当だったということが私にとっては大きな打撃だということです。

メディア 映画
上映時間 132分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2015/02/21
ジャンル ドラマ/戦争/アクション
映倫

R15+

解説(allcinemaより)

米海軍のエリート部隊“ネイビー・シールズ”の兵士としてイラク戦線で活躍した伝説の狙撃手クリス・カイルの回顧録『ネイビー・シールズ 最強の狙撃手』を、巨匠クリント・イーストウッド監督で映画化した戦争アクション。2003年のイラク戦争開始以後、4度にわたって戦場に赴き、仲間の命を守るために実に160人以上の敵を射殺した英雄の知られざる葛藤と苦悩の軌跡を、家族を愛しながらも戦場から離れがたくなっていく主人公の強い使命感と、それゆえに抱え込んでいく深い心の傷に焦点を当て、緊迫感あふれる筆致で描き出していく。主演は「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」のブラッドリー・クーパー、共演にシエナ・ミラー。

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/

 

 

 

Comment (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビッグ・アイズ(2014)**BIG EYES

2015-02-09 | 映画:シネコン

 大きな瞳だけが知っている。

 先月末、東宝シネマズ二条にて鑑賞。ラストでこれが実話だということが分かった。ひょっとしてこの絵はその婦人が描いたものかも・・・・。
監督はあのティム・バートン。バートンさんにしては今までの雰囲気とは違い、結構普通の作品だったね。目の大きいレジの女性なんかを見るとバートンらしいところもあったけど。

異常なほど大きい目、ちょっと好き嫌いあるかもしれませんね。かなり意識してデフォルメしているのかな?

 
まあ個性のある絵ですね。

こんな作品を描いていたマーガレットの前にえらい男が現れた。一度離婚している彼女が出会った男はまさに救いの男性と思えたが・・・・。

そんな男の名前はウォルター・キーン。たちまち恋に落ちてしまうマーガレット。とんとん拍子に2人の恋は進んでいき、ついには結婚♪

ウォルターを演じるのはあのクリストフ・ヴァルツ。なんとなく調子良さげな感じだなあと思っていたらやっぱりこの男、只者じゃあなかった。
ふとしたことがきっかけでマーガレットの描いた大きな目の絵は人々の注目を浴びることに・・・・・。
運が向いて来たと思いきや、ウォルターの奴、自分が作者だと嘘をついて売り出すということに。まるで佐村河内みたいな話。

結局マーガレットは陰でウォルター言うがまま絵を描き続ける、ゴーストアーティストだね。

 調子者だわ~!でもこの役、ヴァルツさん超お似合いでした。

 さも自分が描いたように見せかけるのが空々しい。マーガレットの友人も彼を毛嫌いする。分かるわあ。

その後もウォルターの言いなりにマーガレットは描き続ける。

ウォルターも自称絵描きだということだったが、、、、、、。

 実は・・・・・。

マーガレットが真相を見つける!!ネタばれですが、実は他の人が描いた作品にサインしていたことが分かるのです。くそ!どこまでもいい加減な奴です。

 私の絵よ!と訴えるも・・・・。

ビッグ・アイズの絵はヒット!そのおかげで家族はたちまちセレブな生活におちつくが、どことなく釈然としないマーガレット。

あらすじ(allcinemaより)

1958年。離婚を決意したマーガレットは、幼い娘ジェーンを連れて家を飛び出す。女手一つで娘を育てるため、サンフランシスコのノースビーチで似顔絵描きを始めたマーガレット。彼女はそこで口が上手く社交的な男性ウォルター・キーンと出会い、結婚する。ある日、マーガレットの描く瞳の大きな子どもの絵が、ひょんなことから世間の注目を集めるようになる。するとウォルターは、その“ビッグ・アイズ”を自分の絵と偽り売りまくる。それを知り抗議するマーガレットだったが、口八丁手八丁のウォルターにまんまと言いくるめられてしまう。以来、世間にもてはやされるウォルターの陰で、黙々と絵を描き続けるマーガレットだったが…。

 

結局は再び、マーガレットは娘を連れて家を飛び出すことになります。

さてこの結末はいかに・・・・・。

 
                                    エイミー・アダムスの横のおばさまが実在の画家である奥様です。

解説(allcinemaより)

60年代にモダン・アート界で大きなブームを巻き起こし、その後思わぬ一大スキャンダルへと発展した絵画“ビッグ・アイズ”シリーズを巡る画家夫婦の驚きの実話をティム・バートン監督で映画化。主演は「魔法にかけられて」「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムスと「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」のクリストフ・ヴァルツ。

メディア 映画
上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2015/01/23
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 G

オフィシャル・サイト
http://bigeyes.gaga.ne.jp/

 

 

 

Comment (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする