イサーンでよく見る仏像は、目がくりっとして漫画の孫悟空のような顔立ちが多いのだが、ウドンタニの中心街から南のコンケン方面へ１５キロ行ったノンスンという町にあるワットウムマオというお寺の仏像は、ここだけのオリジナリティ溢れる顔つきで参拝者を集めている。地図はこちら。セントラルプラザの後ろから旧バスターミナル前を通っているソンテオの４４番に乗って約３０分。側道がある集落へ入るとノンスンだ。陸軍基地の前を通って少し先の小学校の前で降りる。料金は１３バーツ。降りてすぐ陸橋の下のサムローへ乗っても良いが、私はサムローで国道横断は嫌なので、陸橋を渡って反対側へ。セブンイレブンの手前のソイを入って少し歩くと市場の手前でサムローが待機している。まずは価格交渉をして欲しい。往復で１００バーツくらいだろう。歩けば片道４キロだ。現地は集落から外れた林の中で、途中には犬も多い。歩くなら覚悟して行って欲しい。
これが仏像のお顔だ。静かな寺の境内でお顔を眺めていると心が安らぐ。仏像の後ろは少し破損していて、そこを見ると土で作られているようだ。タイでは戦乱の強奪を避けるために、金の仏像の周りに土を塗って価値が無い仏像に見せたというような話を聞いた事があるが、この仏像ももしかしてと思ったりする。大きな鼻で歪んだお顔でも、私はこの仏像の顔が味が有って好きである。貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
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