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ウドンタニ郊外の魚屋事情

2012年09月07日 06時00分00秒 | タイでの生活
今日は私が住む集落の魚屋事情を紹介しよう。市場の常設の魚屋は、写真のように生簀がある店が同じ場所へ並んで6軒ある。売っているのは養殖のプラードック(鯰)とプラーニン(ナイルティラピア)のみで価格はどの店も同じだ。我家では妻以外は鯰を食べると体が痒くなるので、買える魚はテラピアだけなのだ。
奥へ入った野菜売場にも時々行商の魚屋が店を出すが、雷魚と田鰻ばかり。天然の雷魚は美味しいが、ここで売っている雷魚は養殖なのか身がパサパサして旨味が無い。田鰻は小さくて食べるところが無い。
700km離れた海から蟹やイカも運んでくるが、どうも質が落ちたのを安く仕入れているようで、臭いが有って食べる気がしない。食べたくなったらムアン(県の中心街)のタイイサーン市場で良質なのを買う。
他にはプラトゥという鯵に似たサバの一種を塩茹でして売る店がいくつかある。この加工場が家の近所にあり、昼頃行くとちょうど解凍が済んだ生が買える。

これが冷凍のプラトゥだ。早く行ったので、解凍も内蔵の除去もされてない。全く臭いが気にならないほど鮮度が良く刺身にして食べたいと思うが、食中毒が怖くて我慢している。ムアン(県の中心街)のスーパーでも海産魚を売っているが、目が赤くて鰓が黒くとても食べられそうで無い。刺身用の冷凍切身は、卸売りスーパーのマクロにある。

今日はプラーニンを2匹買った。2匹で1,5kg、1kg80バーツ(約200円)なので120バーツだ(約300円)。生簀から魚を選ぶ時は、元気な魚を取ってもらうよう注意が必要。よそ見していると、息絶えて浮いているのをさっと捕られてしまう。魚を選んだら袋へ入れて計量。棍棒で魚を叩いて失神させたら、こちらの注文に合わせて鱗を取ったり、切身にしてくれる。プラーニンは外見だけでなく味も鯛に似ている。私がタイへ来た6年前と比べれば良くなったが、まだ身が柔らかいし少し脂っぽい。これも刺身にして食べたいのだが、まだ長生きしたいので今回は醤油とサイアムサトー(タイの醸造酒)で煮付けだ。魚は好きなのだが、こればかりなのは辛い。贅沢は言えないが、海の近くへ住めば良かったと思う時もある。


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