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ウドンタニ郊外の医療事情1

2012年09月12日 06時00分00秒 | タイで健康生活
先週末から我家で風邪が流行っている。娘が学校から持ち帰り、今日は私も鼻水で苦しんでいる。私が住むウドンタニの田舎の医療事情はどうなのか、少し書いてみたい。医療費が安い順に紹介しよう。
先ずはアナマイと呼ばれる保険所。日本の区に相当するタンボン単位に設置され、バットーンと呼ばれる保険証を持っていれば無料で治療を受けられる。私が住む地域のアナマイにはモー(医師)と呼ばれる人が常駐し診療されれるが、私が見たところ本物の医師では無いようだ。地域によって差があるだろうが、私が住む地域のアナマイは医療レベルも低いし、衛生的にも問題があり、私は使わない。ここで治療が難しいとアンプー(市に相当)単位に設置される公立病院へ紹介され、そこでも難しいならムアン(県の中心街)にあるウドンタニ病院へ行かされる。妻が一度ウドンタニ病院へ入院したが、ベッドが足りなくて5人用スペースへ7台ベッドが入り、エレベーターホールや廊下にまでベッドがならんでいる。慌てて特別室を申し込みに行ったが、こちらも順番待ちでいつになるやら。ウンタサオ(ウルトラサウンド=超音波エコー)を受けるだけでも3日は待たされるし、点滴をすればチューブにたっぷり空気が入っている。病室にはインターンの医師が常駐し相談に乗ってくれるが、主治医と話すのは難しいそうだ。妻の話しでは、医師の診断や投薬は信頼できたが、入院病棟は忙しすぎて看護には不安を感じたそうだ。もう行かないと言っている。
次にお手軽な医療機関といえば薬局。タイの薬局で売っている薬は、病院で処方される薬と同じだ。抗生物質も薬局で買える。薬局で症状を言えば、それに合った薬を売ってくれる。我家では風邪や軽い腹痛なら買った薬を飲んで終わりだ。抗生物質と総合感冒薬で5日分100バーツもあれば十分だろう。薬の飲み方は薬局でも教えてくれるし、添付の説明書もあるが、医薬品医療機器情報提供ホームページで再確認、抗生物質は抗菌薬インターネットブックでも確認している。専門家でもないのに危険な行為と言われるだろうが、自己責任の世界である。集落の品揃えが良い薬局は、夕方になるとお客が途切れない。私は薬にアレルギーがあるので、薬局で欲しい薬が買えるのは嬉しい。日本だと抗生物質を出したがらない医師も居るし、出してもマイルドな薬だったりで風邪が長引く。タイでもクリニックだと良く効く高い薬は持って無かったりで、なかなか直らない事もあるのだ。私が買う一番安い抗生物質が1シート5日分で40バーツ。最終兵器の一番高いので同じく5日分が600バーツだ。高いのは日本の第一三共製薬のライセンス生産品。特許が切れてないので高い。ムアン(県の中心街)のここの店は品揃えが良く、親族が日本人と結婚されているそうで日本人へは特にサービスが良いのでお薦めだ。<つづく>

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